JP7452748B1 - 電子情報記憶媒体、icチップ、icカード、バリュー値記録方法、及びプログラム - Google Patents

電子情報記憶媒体、icチップ、icカード、バリュー値記録方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7452748B1
JP7452748B1 JP2023132615A JP2023132615A JP7452748B1 JP 7452748 B1 JP7452748 B1 JP 7452748B1 JP 2023132615 A JP2023132615 A JP 2023132615A JP 2023132615 A JP2023132615 A JP 2023132615A JP 7452748 B1 JP7452748 B1 JP 7452748B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
poi information
value
identifier
store
poi
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023132615A
Other languages
English (en)
Inventor
義永 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2023132615A priority Critical patent/JP7452748B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7452748B1 publication Critical patent/JP7452748B1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】店舗の利用頻度に応じたバリュー値を読み出し可能に記録することが可能な電子情報記憶媒体、ICチップ、及びICカード、並びに当該バリュー値を電子情報記憶媒体に読み出し可能に記録させることが可能なバリュー値記録方法及びプログラムを提供する。【解決手段】ICチップ1は、外部端末2から店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータ等がセットされたPOIコマンドを受信すると、当該POI情報の識別子がPOI情報リストに記録されているか否かを判定し、当該POI情報の識別子がPOI情報リストに記録されていると判定した場合に、当該POI情報リストにおいてPOI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する。【選択図】図3

Description

本発明は、クレジットカード等に搭載可能なIC(Integrated Circuit)チップ等の技術分野に関する。
従来、例えば特許文献1に開示されるように、クレジット決済サービスの利用が可能な複数種のクレジットブランドの中から、現金換算ポイントの付与やキャッシュバックなどの付帯サービスを比較した上でユーザに最適なクレジットブランドをユーザに代わって選択可能なシステムが提案されている。一方、クレジット決済に関する標準仕様の一つに非特許文献2がある。非特許文献2には、端末がTerminal Categoryを含むPOI(Point of Interaction)情報がセットされたSPI(Send POI Information)コマンドをICカードに送信することで、ICカードがTerminal Categoryに応じたアプリケーションのリストを端末へ返信する機能が定義されている。これにより、端末は当該リストに示されるアプリケーション(例えば、クレジット決済アプリケーション)を選択し、その後、端末とICカードとの間で決済処理が実行されるようになっている。
特許第5078335号公報
EMV(登録商標)Contactless Specifications for Payment Systems、 Book B、Entry Point Specification、Version 2.11、June 2023
ところで、従来のシステムでは、ユーザが店舗(例えば、小売店や飲食店)でクレジットカードを使用した場所や金額などの情報は、カードイシュアの専用サイトからしか照会できず、店舗によるリピータ獲得のために活用できていない。このことを踏まえると、ユーザが店舗に来店した際に、例えば決済に利用可能なポイント等のバリュー値をクレジットカードに搭載されたICチップに読み出し可能に記録させることができれば、利用頻度の高いユーザに対して特有のサービスを提供することが可能となる。
そこで、本発明は、このような点などに鑑みてなされたものであり、店舗の利用頻度に応じたバリュー値を読み出し可能に記録することが可能な電子情報記憶媒体、ICチップ、及びICカード、並びに当該バリュー値を電子情報記憶媒体に読み出し可能に記録させることが可能なバリュー値記録方法及びプログラムを提供することを課題の一例とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、POI(Point Of Interaction)情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶する電子情報記憶媒体であって、店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータ及び前記外部端末の端末カテゴリがセットされたコマンドを受信する受信手段と、前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定し、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記電子情報記憶媒体において予め定められた端末カテゴリを示すか否かを判定する判定手段と、前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されており、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記電子情報記憶媒体において予め定められた端末カテゴリを示すと判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、POI(Point Of Interaction)情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶する電子情報記憶媒体であって、店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータがセットされたコマンドを受信する受信手段と、前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定する判定手段と、前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていると判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算手段と、を備え、前記データには、前記加算されるべき前記所定値が前記POI情報の識別子に対応付けられて含まれており、前記加算手段は、前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して、前記データに含まれる前記所定値を加算することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の電子情報記憶媒体において、前記外部端末は、前記電子情報記憶媒体のユーザが来店した店舗に設置されており、前記受信手段は、前記外部端末と前記電子情報記憶媒体との間の通信であって前記ユーザが前記店舗に来店した際に行われる当該通信において前記コマンドを当該外部端末から受信し、前記バリュー値は、前記ユーザが前記店舗に来店する度に前記データに含まれる前記所定値ずつ増加するポイント数を示すことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の電子情報記憶媒体において、前記外部端末は、前記電子情報記憶媒体のユーザが来店した店舗に設置されており、前記受信手段は、前記外部端末と前記電子情報記憶媒体との間の通信であって前記ユーザが前記店舗に来店した際に行われる当該通信において前記コマンドを当該外部端末から受信し、前記バリュー値は、前記ユーザが前記店舗に来店する度に前記所定値として1ずつ増加する来店回数を示すことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の電子情報記憶媒体において、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子には、第1のバリュー値と第2のバリュー値が対応付けられて記録されており、前記加算手段は、前記第1のバリュー値に対して第1の所定値を加算し、且つ、前記第2のバリュー値に対して当該第1の所定値とは異なる第2の所定値を加算することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の電子情報記憶媒体において、前記外部端末は、前記電子情報記憶媒体のユーザが来店した店舗に設置されており、前記受信手段は、前記外部端末と前記電子情報記憶媒体との間の通信であって前記ユーザが前記店舗に来店した際に行われる当該通信において前記コマンドを当該外部端末から受信し、前記データには、前記加算されるべき前記第1の所定値が前記POI情報の識別子に対応付けられて含まれており、前記第1のバリュー値は、前記ユーザが前記店舗に来店する度に前記データに含まれる前記第1の所定値ずつ増加するポイント数を示し、前記第2のバリュー値は、前記ユーザが前記店舗に来店する度に前記第2の所定値として1ずつ増加する来店回数を示すことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の電子情報記憶媒体において、前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていないと判定された場合に、前記データに含まれる前記POI情報の識別子を前記POI情報リストに追加することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の電子情報記憶媒体において、前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていないと判定され、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記電子情報記憶媒体において予め定められた端末カテゴリを示すと判定された場合に、前記データに含まれる前記POI情報の識別子を前記POI情報リストに追加することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の電子情報記憶媒体において、前記受信手段は、前記外部端末から、前記店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含む他のコマンドを受信した場合に、前記POI情報リストにおいて当該他のコマンドに含まれるPOI情報の識別子に対応付けられている前記バリュー値を読み出し、当該読み出されたバリュー値を含むレスポンスを前記外部端末へ返信することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶するICチップであって、店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータ及び前記外部端末の端末カテゴリがセットされたコマンドを受信する受信手段と、前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定し、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記ICチップにおいて予め定められた端末カテゴリを示すか否かを判定する判定手段と、前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されており、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記ICチップにおいて予め定められた端末カテゴリを示すと判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算手段と、を備えることを特徴とする。請求項11に記載の発明は、POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶するICチップであって、店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータがセットされたコマンドを受信する受信手段と、前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定する判定手段と、前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていると判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算手段と、を備え、前記データには、前記加算されるべき前記所定値が前記POI情報の識別子に対応付けられて含まれており、前記加算手段は、前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して、前記データに含まれる前記所定値を加算することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶するICカードであって、店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータ及び前記外部端末の端末カテゴリがセットされたコマンドを受信する受信手段と、前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定し、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記ICカードにおいて予め定められた端末カテゴリを示すか否かを判定する判定手段と、前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されており、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記ICカードにおいて予め定められた端末カテゴリを示すと判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算手段と、を備えることを特徴とする。請求項13に記載の発明は、POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶するICカードであって、店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータがセットされたコマンドを受信する受信手段と、前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定する判定手段と、前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていると判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算手段と、を備え、前記データには、前記加算されるべき前記所定値が前記POI情報の識別子に対応付けられて含まれており、前記加算手段は、前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して、前記データに含まれる前記所定値を加算することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶する電子情報記憶媒体により実行されるバリュー値記録方法であって、店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータ及び前記外部端末の端末カテゴリがセットされたコマンドを受信するステップと、前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定し、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記電子情報記憶媒体において予め定められた端末カテゴリを示すか否かを判定するステップと、前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていると判定されており、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記電子情報記憶媒体において予め定められた端末カテゴリを示すと判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算するステップと、を含むことを特徴とする。請求項15に記載の発明は、POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶する電子情報記憶媒体により実行されるバリュー値記録方法であって、店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータがセットされたコマンドを受信するステップと、前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定するステップと、前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていると判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算ステップと、を含み、前記データには、前記加算されるべき前記所定値が前記POI情報の識別子に対応付けられて含まれており、前記加算ステップにおいては、前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して、前記データに含まれる前記所定値を加算することを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶するコンピュータに、店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータ及び前記外部端末の端末カテゴリがセットされたコマンドを受信するステップと、前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定し、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記コンピュータにおいて予め定められた端末カテゴリを示すか否かを判定するステップと、前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されており、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記コンピュータにおいて予め定められた端末カテゴリを示すと判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算するステップと、を実行させることを特徴とする。請求項17に記載の発明は、POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶するコンピュータに、店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータがセットされたコマンドを受信するステップと、前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定するステップと、前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていると判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算ステップと、を実行させるプログラムであって、前記データには、前記加算されるべき前記所定値が前記POI情報の識別子に対応付けられて含まれており、前記加算ステップにおいては、前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して、前記データに含まれる前記所定値を加算することを特徴とする。
本発明によれば、店舗の利用頻度に応じたバリュー値を読み出し可能に記録することができる。
ICチップ1のハードウェア構成例を示す図である。 ICチップ1のソフトウェア構成例を示す図である。 POI情報リストの一例を示す図である。 SPIコマンドのフォーマット例を示す図である。 SPIコマンドのDataにセットされるTLV値のフォーマット例を示す図である。 ICチップ1と外部端末2との間で実施される通信時の動作の一例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[1.ICチップ1の構成及び機能]
先ず、図1を参照して、本実施形態に係るICチップ1の構成及び機能について説明する。ICチップ1は、本発明の電子情報記憶媒体の一例である。ICチップ1は、例えば、クレジットカード、電子マネーカード、またはポイントカードなどのICカード、または、スマートフォンなどのモバイルデバイスに搭載される。スマートフォンなどのモバイルデバイスの場合、ICチップ1は、モバイルデバイスに着脱可能な小型ICカードに搭載されてもよいし、eUICC(Embedded Universal Integrated Circuit Card)としてモバイルデバイスから容易に取り外しや取り換えができないように組み込み基板上に搭載されてもよい。
図1は、ICチップ1のハードウェア構成例を示す図である。ICチップ1は、図1に示すように、I/O回路11、RAM(Random Access Memory)12、NVM(Nonvolatile Memory)13、ROM(Read Only Memory)14、CPU(Central Processing Unit)15(コンピュータの一例)、及び暗号演算等を行うコプロセッサ16等を備える。I/O回路11は、外部端末2との間のインターフェースを担う。なお、ICチップ1と外部端末2との間の通信は、非接触通信であってもよいし、接触通信であってもよい。非接触通信の場合、例えばICカードまたはモバイルデバイスに搭載されたアンテナ(図示せず)を介してICチップ1と外部端末2との通信が行われる。なお、外部端末2の例として、店舗(実店舗)に設置されたロイヤリティ端末や決済端末が挙げられる。
NVM13には、例えばフラッシュメモリが適用される。なお、NVM13は、「Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory」であってもよい。NVM13またはROM14には、OS(Operating System)、ミドルウェア、及びアプリケーション等の各種プログラム(本発明のプログラムを含む)等が記憶される。図2は、ICチップ1のソフトウェア構成例を示す図である。図2の例では、OS上で動作するアプリケーションには、PPSE(Proximity Payment System Environment)アプリケーション、及びクレジット決済アプリケーションが含まれている。PPSEアプリケーションは、FCI(File Control Information)、及びPOI情報リストを含んで構成される。FCIには、Directory Entry、SDOL(Selection Data Object List)、及びTerminal Categories supported Listが含まれる。ここで、Directory Entryは、クレジット決済アプリケーションを示す。なお、OS上で動作するアプリケーションには、交通系の決済アプリケーションが含まれてもよい。
FCI及びPOI情報リストは、PPSEアプリケーションがICチップ1にインストールされる際にNVM13に記憶される。PPSEアプリケーションがICチップ1にインストールされた後、外部端末2からのPPSEアプリケーションを選択するためのSELECTコマンドがI/O回路11を介して受信された場合に、当該SELECTコマンドに対するレスポンスとして、SDOLとTerminal Categories supported Listとの双方または何れか一方を含むFCIがI/O回路11を介して外部端末2へ返信される。なお、SDOL及びTerminal Categories supported Listは、非特許文献1等で公知であるので、詳しい説明を省略する。
POI情報リストは、例えば、POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するためのレコードである。ここで、POI情報は、例えば店舗毎または店舗群毎に関連付けられる店舗固有の情報である。店舗群とは、設置場所(住所)の異なる複数の店舗(例えば、コンビニアエンスストア、喫茶店、または飲食店などのチェーン店)をいう。POI情報のIDは、店舗毎に異なる。或いは、POI情報のIDは、店舗群毎に異なってもよい(例えば、同じコンビニエンスストアに対して同一のIDが付与される)。バリュー値は、ユーザが店舗から特有のサービスを受けることができる価値を有するデータであり、ユーザによる店舗利用頻度に応じて増加する値である。また、バリュー値は、ユーザと店舗との間の取引記録として利用することもできる。
図3は、POI情報リストの一例を示す図である。図3に示すPOI情報リストには、POI情報の識別子として、POI InformationのIDと、Additional POI Information data objectsのIDとが含まれている。POI InformationのIDは、EMV(登録商標)に申請が必要な識別子であり、例えばチェーン店に対して付与される。一方、Additional POI Information data objectsのIDは、EMV(登録商標)に申請が不要な識別子であり、例えば個人経営店に対して付与される。図3の例では、それぞれのIDに対して、来店ポイント及び来店回数が対応付けられている。
ここで、来店ポイントは、ユーザが店舗に来店する度に所定ポイント(第1の所定値の一例)ずつ増加するポイント数を示す第1のバリュー値の一例である。例えば、来店ポイントは、ユーザが商品またはサービスに対する支払い時に利用可能(つまり、決済に利用可能)になっている。つまり、ユーザは来店ポイントに応じた特有のサービスを受けることができる。所定ポイントは、店舗毎または店舗群毎に異なってもよい。来店ポイントは、ユーザが店舗に来店する度に1(第2の所定値の一例)ずつ増加する来店回数を示す第2のバリュー値(第1のバリュー値とは異なる値)の一例である。例えば、来店回数が閾値に達すると、ユーザは店舗から景品等の特典を受けることが可能になっている。つまり、ユーザは来店回数に応じた特有のサービスを受けることができる。なお、PPSEアプリケーションがインストールされた時点ではPOI情報リストに、上記識別子及びバリュー値は記録されていなくてもよい。そして、ユーザが店舗に来店した際に当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子及びバリュー値がPOI情報リストに記録される。
CPU15(コンピュータの一例)は、NVM13に記憶された本発明のプログラムを実行することで、本発明における受信手段、判定手段、及び加算手段等として機能する。より具体的には、CPU15は、店舗に設置された外部端末2から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータがセットされたSPIコマンド(コマンドの一例)をI/O回路11を介して受信する。ここで、SPIコマンドには、POI情報の識別子を含むデータと共に外部端末2の端末カテゴリ(Terminal Category)がセットされるとよい。図4は、SPIコマンドのフォーマット例を示す図である。SPIコマンドは、例えばISO/IEC 7816に規定されたコマンドAPDU(Application Protocol Data Unit)により構成される。図4に示すように、SPIコマンドは、CLA、INS、P1及びP2からなるヘッダ部と、Lc、Data、及びLeからなるボディ部とにより構成される。Dataには、例えばTLV値がセットされる。
図5は、SPIコマンドのDataにセットされるTLV値のフォーマット例を示す図である。図5に示すTLV値におけるValueには、SDOL requested data object values、Terminal Category、及びAdditional POI Information data objectsが含まれている。ここで、Terminal Categoryを示す“xxxx”が“0002”である場合、外部端末2はロイヤリティ端末であることを示す。SDOL requested data object values及びAdditional POI Information data objectsは、それぞれ、POI情報の識別子を含むデータの一例である。これらのデータには、上記所定ポイント(加算されるべき所定値)がPOI情報の識別子に対応付けられて含まれている。例えば、POI Information(または、Additional POI Information data objects)のID1に対して長さL1の所定値V1が対応付けられる。なお、SPIコマンドのDataには、1つのPOI情報の識別子が含まれていればよい。
CPU15は、受信されたSPIコマンドにセットされたデータ(例えば、SDOL requested data object values)に含まれるPOI情報の識別子がPOI情報リストに記録されているか否かを判定する。そして、CPU15は、当該セットされたデータに含まれるPOI情報の識別子がPOI情報リストに記録されていると判定した場合に、当該POI情報リストにおいて当該POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する。例えば、CPU15は、SPIコマンドにセットされたデータに含まれるPOI情報の識別子に対応付けられているバリュー値(例えば、来店ポイント)に対して、当該データに含まれる所定値(例えば、上記所定ポイント)を加算する。このとき、CPU15は、SPIコマンドにセットされたデータに含まれるPOI情報の識別子に対応付けられているバリュー値(例えば、来店回数)に対して、1を加算してもよい。
或いは、CPU15は、受信されたSPIコマンドにセットされたデータに含まれるPOI情報の識別子がPOI情報リストに記録されているか否かを判定し、且つ当該SPIコマンドにセットされた端末カテゴリ(Terminal Category)がICチップ1において予め定められた端末カテゴリを示すか否かを判定してもよい。ここで、ICチップ1において予め定められる端末カテゴリとして“0002”(つまり、ロイヤリティ端末)が設定されるとよく、これは、例えばPPSEアプリケーションにより管理される。そして、この場合、CPU15は、当該セットされたデータに含まれるPOI情報の識別子がPOI情報リストに記録されており、且つ当該セットされた端末カテゴリがICチップ1において予め定められた端末カテゴリを示すと判定した場合に、当該POI情報リストにおいて当該POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する。これにより、ICチップ1と通信する外部端末2の端末カテゴリに応じてバリュー値を増加させるかどうかを適切に制御することができる。なお、この場合も、CPU15は、来店ポイントに対して上記所定ポイントを加算し、且つ、来店回数に対して1を加算してもよい。
一方、CPU15は、SPIコマンドにセットされたデータに含まれるPOI情報の識別子がPOI情報リストに記録されていないと判定した場合に、当該データに含まれるPOI情報の識別子をPOI情報リストに追加し、且つ当該追加されたPOI情報の識別子に対応付けてバリュー値を記録する。或いは、CPU15は、SPIコマンドにセットされたデータに含まれるPOI情報の識別子がPOI情報リストに記録されていないと判定し、且つ当該セットされた端末カテゴリがICチップ1において予め定められた端末カテゴリを示すと判定した場合に、当該データに含まれるPOI情報の識別子をPOI情報リストに追加し、且つ当該POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を記録してもよい。
そして、CPU15は、外部端末2から、店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むREAD RECORD コマンド(他のコマンドの一例)をI/O回路11を介して受信した場合に、上記POI情報リストにおいて当該READ RECORDコマンドに含まれるPOI情報の識別子に対応付けられているバリュー値を読み出し、当該読み出されたバリュー値を含むレスポンスをI/O回路11を介して外部端末2へ返信する。これにより、ユーザは店舗から当該バリューに応じた特有のサービスを受けることができる。
[2.ICチップ1と外部端末2との間で実施される通信時の動作]
次に、図6を参照して、本実施形態に係るICチップ1と外部端末2との間で実施される通信時の動作について説明する。図6は、ICチップ1と外部端末2との間で実施される通信時の動作の一例を示すシーケンス図である。例えば、ICチップ1が搭載されたICカードを所持するユーザが店舗に来店し、商品またはサービスに対する支払いの際にレジカウンタに設置された外部端末2のリーダライタにICカードを翳すと(または挿入すると)、ICチップ1と外部端末2との間の通信が開始される。
図6に示す処理は、ICチップ1と外部端末2との間の通信が開始時における初期応答シーケンスの終了後に開始される。なお、初期応答シーケンスでは、ICチップ1から通信パラメータを含む初期応答(例えば、Answer to reset、またはAnswer to request)等が外部端末2へ送信される。そして、図6に示す処理が開始されると、外部端末2は、PPSEアプリケーションを選択するためのSELECTコマンドをICチップ1へ送信する(ステップS1)。
次いで、ICチップ1は、外部端末2からのSELECTコマンドを受信すると、PPSEアプリケーションを選択し(ステップS2)、当該SELECTコマンドに対するレスポンスを外部端末2へ送信する(ステップS3)。かかるレスポンスには、上述したSDOL等を含むFCIがセットされる。次いで、外部端末2は、ICチップ1からのレスポンスを受信すると、当該レスポンスに含まれるFCIに応じて当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータ、及び端末カテゴリがセットされたSPIコマンドをICチップ1へ送信する(ステップS4)。
次いで、ICチップ1は、外部端末2からのSPIコマンドを受信すると、当該SPIコマンドに含まれる端末カテゴリがICチップ1において予め定められた端末カテゴリを示すか否かを判定する(ステップS5)。当該端末カテゴリがICチップ1において予め定められた端末カテゴリを示す(つまり、外部端末2がロイヤリティ端末である)と判定された場合(ステップS5:YES)、処理はステップS6へ進む。一方、当該端末カテゴリがICチップ1において予め定められた端末カテゴリを示さないと判定された場合(ステップS5:NO)、処理はステップS9へ進む。
ステップS6では、ICチップ1は、受信されたSPIコマンドに含まれるPOI情報の識別子がPOI情報リストに記録されているか否かを判定する。POI情報の識別子がPOI情報リストに記録されていないと判定された場合(ステップS6:NO)、処理はステップS7へ進む。一方、POI情報の識別子がPOI情報リストに記録されていると判定された場合(ステップS6:YES)、処理はステップS8へ進む。
ステップS7では、ICチップ1は、SPIコマンドに含まれるPOI情報の識別子をPOI情報リストに追加し、当該追加されたPOI情報の識別子に対応付けてバリュー値(例えば、来店ポイント及び来店回数)を記録し、処理をステップS9に進める。一方、ステップS8では、ICチップ1は、POI情報リストにおいてPOI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算し、処理をステップS9に進める。例えば、ICチップ1は、来店ポイントに対して上記所定ポイントを加算し、且つ、来店回数に対して1を加算する。
ステップS9では、ICチップ1は、クレジット決済アプリケーションを示すDirectory Entryを含むFCIがセットされたレスポンスを外部端末2へ送信する。次いで、外部端末2は、ICチップ1からのレスポンスを受信すると、当該レスポンスに含まれるFCIに応じてクレジット決済アプリケーションを選択するためのSELECTコマンドをICチップ1へ送信する(ステップS10)。次いで、ICチップ1は、外部端末2からのSELECTコマンドを受信すると、クレジット決済アプリケーションを選択し(ステップS11)、当該SELECTコマンドに対するレスポンスを外部端末2へ送信する(ステップS12)。これにより、ICチップ1と外部端末2との間で決済処理が実行される。
以上説明したように、上記実施形態によれば、ICチップ1は、外部端末2から店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータ等がセットされたPOIコマンドを受信すると、当該POI情報の識別子がPOI情報リストに記録されているか否かを判定し、当該POI情報の識別子がPOI情報リストに記録されていると判定した場合に、当該POI情報リストにおいてPOI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算するように構成したので、ICチップ1のユーザによる店舗利用頻度に応じたバリュー値を読み出し可能に記録することができる。これにより、ユーザは頻繁に利用する店舗から優良顧客として特有のサービスを受けられるようになる。
1 ICチップ
2 外部端末
11 I/O回路
12 RAM(
13 NVM
14 ROM
15 CPU
16 コプロセッサ

Claims (17)

  1. POI(Point Of Interaction)情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶する電子情報記憶媒体であって、
    店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータ及び前記外部端末の端末カテゴリがセットされたコマンドを受信する受信手段と、
    前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定し、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記電子情報記憶媒体において予め定められた端末カテゴリを示すか否かを判定する判定手段と、
    前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されており、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記電子情報記憶媒体において予め定められた端末カテゴリを示すと判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算手段と、
    を備えることを特徴とする電子情報記憶媒体。
  2. POI(Point Of Interaction)情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶する電子情報記憶媒体であって、
    店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータがセットされたコマンドを受信する受信手段と、
    前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定する判定手段と、
    前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていると判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算手段と、
    を備え、
    前記データには、前記加算されるべき前記所定値が前記POI情報の識別子に対応付けられて含まれており、
    前記加算手段は、前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して、前記データに含まれる前記所定値を加算することを特徴とする電子情報記憶媒体。
  3. 前記外部端末は、前記電子情報記憶媒体のユーザが来店した店舗に設置されており、
    前記受信手段は、前記外部端末と前記電子情報記憶媒体との間の通信であって前記ユーザが前記店舗に来店した際に行われる当該通信において前記コマンドを当該外部端末から受信し、
    前記バリュー値は、前記ユーザが前記店舗に来店する度に前記データに含まれる前記所定値ずつ増加するポイント数を示すことを特徴とする請求項に記載の電子情報記憶媒体。
  4. 前記外部端末は、前記電子情報記憶媒体のユーザが来店した店舗に設置されており、
    前記受信手段は、前記外部端末と前記電子情報記憶媒体との間の通信であって前記ユーザが前記店舗に来店した際に行われる当該通信において前記コマンドを当該外部端末から受信し、
    前記バリュー値は、前記ユーザが前記店舗に来店する度に前記所定値として1ずつ増加する来店回数を示すことを特徴とする請求項1または2に記載の電子情報記憶媒体。
  5. 前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子には、第1のバリュー値と第2のバリュー値が対応付けられて記録されており、
    前記加算手段は、前記第1のバリュー値に対して第1の所定値を加算し、且つ、前記第2のバリュー値に対して当該第1の所定値とは異なる第2の所定値を加算することを特徴とする請求項1または2に記載の電子情報記憶媒体。
  6. 前記外部端末は、前記電子情報記憶媒体のユーザが来店した店舗に設置されており、
    前記受信手段は、前記外部端末と前記電子情報記憶媒体との間の通信であって前記ユーザが前記店舗に来店した際に行われる当該通信において前記コマンドを当該外部端末から受信し、
    前記データには、前記加算されるべき前記第1の所定値が前記POI情報の識別子に対応付けられて含まれており、
    前記第1のバリュー値は、前記ユーザが前記店舗に来店する度に前記データに含まれる前記第1の所定値ずつ増加するポイント数を示し、
    前記第2のバリュー値は、前記ユーザが前記店舗に来店する度に前記第2の所定値として1ずつ増加する来店回数を示すことを特徴とする請求項に記載の電子情報記憶媒体。
  7. 前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていないと判定された場合に、前記データに含まれる前記POI情報の識別子を前記POI情報リストに追加することを特徴とする請求項1または2に記載の電子情報記憶媒体。
  8. 前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていないと判定され、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記電子情報記憶媒体において予め定められた端末カテゴリを示すと判定された場合に、前記データに含まれる前記POI情報の識別子を前記POI情報リストに追加することを特徴とする請求項に記載の電子情報記憶媒体。
  9. 前記受信手段は、前記外部端末から、前記店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含む他のコマンドを受信した場合に、前記POI情報リストにおいて当該他のコマンドに含まれるPOI情報の識別子に対応付けられている前記バリュー値を読み出し、当該読み出されたバリュー値を含むレスポンスを前記外部端末へ返信することを特徴とする請求項1または2に記載の電子情報記憶媒体。
  10. POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶するICチップであって、
    店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータ及び前記外部端末の端末カテゴリがセットされたコマンドを受信する受信手段と、
    前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定し、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記ICチップにおいて予め定められた端末カテゴリを示すか否かを判定する判定手段と、
    前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されており、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記ICチップにおいて予め定められた端末カテゴリを示すと判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算手段と、
    を備えることを特徴とするICチップ。
  11. POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶するICチップであって、
    店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータがセットされたコマンドを受信する受信手段と、
    前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定する判定手段と、
    前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていると判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算手段と、
    を備え、
    前記データには、前記加算されるべき前記所定値が前記POI情報の識別子に対応付けられて含まれており、
    前記加算手段は、前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して、前記データに含まれる前記所定値を加算することを特徴とするICチップ。
  12. POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶するICカードであって、
    店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータ及び前記外部端末の端末カテゴリがセットされたコマンドを受信する受信手段と、
    前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定し、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記ICカードにおいて予め定められた端末カテゴリを示すか否かを判定する判定手段と、
    前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されており、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記ICカードにおいて予め定められた端末カテゴリを示すと判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算手段と、
    を備えることを特徴とするICカード。
  13. POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶するICカードであって、
    店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータがセットされたコマンドを受信する受信手段と、
    前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定する判定手段と、
    前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていると判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算手段と、
    を備え、
    前記データには、前記加算されるべき前記所定値が前記POI情報の識別子に対応付けられて含まれており、
    前記加算手段は、前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して、前記データに含まれる前記所定値を加算することを特徴とするICカード。
  14. POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶する電子情報記憶媒体により実行されるバリュー値記録方法であって、
    店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータ及び前記外部端末の端末カテゴリがセットされたコマンドを受信するステップと、
    前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定し、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記電子情報記憶媒体において予め定められた端末カテゴリを示すか否かを判定するステップと、
    前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていると判定されており、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記電子情報記憶媒体において予め定められた端末カテゴリを示すと判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算するステップと、
    を含むことを特徴とするバリュー値記録方法。
  15. POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶する電子情報記憶媒体により実行されるバリュー値記録方法であって、
    店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータがセットされたコマンドを受信するステップと、
    前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定するステップと、
    前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていると判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算ステップと、
    を含み、
    前記データには、前記加算されるべき前記所定値が前記POI情報の識別子に対応付けられて含まれており、
    前記加算ステップにおいては、前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して、前記データに含まれる前記所定値を加算することを特徴とするバリュー値記録方法。
  16. POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶するコンピュータに、
    店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータ及び前記外部端末の端末カテゴリがセットされたコマンドを受信するステップと、
    前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定し、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記コンピュータにおいて予め定められた端末カテゴリを示すか否かを判定するステップと、
    前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されており、且つ前記セットされた端末カテゴリが前記コンピュータにおいて予め定められた端末カテゴリを示すと判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算するステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  17. POI情報の識別子に対応付けてバリュー値を読み出し可能に記録するPOI情報リストを記憶するコンピュータに、
    店舗に設置された外部端末から、当該店舗に関連付けられるPOI情報の識別子を含むデータがセットされたコマンドを受信するステップと、
    前記セットされたデータに含まれる前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されているか否かを判定するステップと、
    前記POI情報の識別子が前記POI情報リストに記録されていると判定された場合に、前記POI情報リストにおいて前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して所定値を加算する加算ステップと、
    を実行させるプログラムであって、
    前記データには、前記加算されるべき前記所定値が前記POI情報の識別子に対応付けられて含まれており、
    前記加算ステップにおいては、前記POI情報の識別子に対応付けられているバリュー値に対して、前記データに含まれる前記所定値を加算することを特徴とするプログラム。
JP2023132615A 2023-08-16 2023-08-16 電子情報記憶媒体、icチップ、icカード、バリュー値記録方法、及びプログラム Active JP7452748B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023132615A JP7452748B1 (ja) 2023-08-16 2023-08-16 電子情報記憶媒体、icチップ、icカード、バリュー値記録方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023132615A JP7452748B1 (ja) 2023-08-16 2023-08-16 電子情報記憶媒体、icチップ、icカード、バリュー値記録方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP7452748B1 true JP7452748B1 (ja) 2024-03-19

Family

ID=90273440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023132615A Active JP7452748B1 (ja) 2023-08-16 2023-08-16 電子情報記憶媒体、icチップ、icカード、バリュー値記録方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7452748B1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000311232A (ja) 1999-04-28 2000-11-07 Toshiba Corp 携帯可能電子装置
JP2005173935A (ja) 2003-12-10 2005-06-30 Toshiba Corp 携帯可能電子装置と携帯可能電子装置処理システムと携帯可能電子装置の演算処理方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000311232A (ja) 1999-04-28 2000-11-07 Toshiba Corp 携帯可能電子装置
JP2005173935A (ja) 2003-12-10 2005-06-30 Toshiba Corp 携帯可能電子装置と携帯可能電子装置処理システムと携帯可能電子装置の演算処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7926714B1 (en) Context-based card selection device
US10007873B2 (en) Multifunction smart card
US5687398A (en) Device having automatic process for upgrading the performance of mobile systems
KR20170059467A (ko) 지불 시스템 및 지불 카드 사용을 관리하는 방법
JP2001525958A (ja) シェル特徴を有するicカード
WO2020118516A1 (en) Method for operating a device for selecting a virtual card in a digital wallet
US10257697B2 (en) Systems and methods for product activation
US20180211242A1 (en) System and method for identifying multiple types of electronic money and apparatus employing the same
KR20090050582A (ko) 디지털 컨텐츠를 제공하는 플래시 메모리를 갖는 칩 카드
JP7452748B1 (ja) 電子情報記憶媒体、icチップ、icカード、バリュー値記録方法、及びプログラム
KR20050117605A (ko) 네트워크 확장형 스마트 카드 및 운영 방법
KR100871425B1 (ko) 결제 시스템
US6443362B1 (en) Integrated circuit card with a bonus counter and a method counting bonuses
KR100438088B1 (ko) 데이터 캐리어를 사용하여 전자 데이터를 획득하기 위한방법 및 상응하는 데이터 캐리어
KR101025621B1 (ko) 무선단말기내 선불카드기능 충전 방법
KR100965148B1 (ko) 애플리케이션의 선택적 탑재 방법
EP1308882A1 (en) Ic card terminal device
JP2005182128A (ja) 携帯型情報記憶媒体及びそのプログラム
KR100965144B1 (ko) 카드를 이용한 듀얼 애플리케이션 제공 시스템
EP4300397A1 (en) Method for managing a card
KR100988859B1 (ko) 애플리케이션(또는 데이터)의 선택적 탑재 시스템
KR100988883B1 (ko) 애플리케이션(또는 데이터) 운용 시스템
KR100971137B1 (ko) 스마트 카드 연계 처리형 마그네틱 스트라이프 기반 네트워크 카드 운영 시스템
KR101013161B1 (ko) 아이씨 카드간 또는 아이씨 칩간 애플리케이션(또는 데이터) 이전방법
KR100991393B1 (ko) 복수의 카드 연동방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231031

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20231031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7452748

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150