JP2015180039A - 情報処理装置、情報処理方法、および記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理装置に、リーダライタモード、およびピアツーピアモードの両方のNFC動作モードで動作させること。
【解決手段】情報処理装置は、近距離無線通信によって読み取ったデータが、ピアツーピアモードによって読み取ったものであるかを判定するデータ形式判定部と、ピアツーピアモードによって読み取ったものであると判定した場合、データの属性情報に基づいて、該データを利用できるアプリケーションを特定するデータ属性判定部と、ピアツーピアモードによって読み取ったものでないと判定した場合、該データを読み取る際に使用された通信方式に基づいて、該データを利用できるアプリケーションを特定する通信方式判定部と、データ属性判定部によって特定したアプリケーション、または通信方式判定部によって特定したアプリケーションがデータを利用できるように処理するアプリ利用処理部とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
近距離無線通信(NFC: Near Field Communication)は、13.56MHzの電磁波を使用して、10cm程度の狭い範囲で双方向通信を行う無線通信方式である。NFCは、エアーインタフェースとプロトコルがNFCIP-1 (Near Field Communication - Interface and Protocol- 1)(ISO/IEC 18092)として国際標準となり、その後、他のICカード(ISO/IEC 14443A/B、ISO/IEC 15693、ISO/IEC 18000-3)を含めNFCIP-2が制定されている。
NFCは複数の動作モードを有する。NFCの動作モードのうち、リーダライタモードでは、NFCカードなどのデバイスと、カードリーダ/ライタなどの読み取り/書き込み装置のアンテナ同士を数cm程度にまで近付けることによって、読み取り/書き込み装置にデバイスの情報を読み取らせることができる。また、NFCの動作モードのうち、ピアツーピアモードでは、NFCを搭載した機器間でピアツーピア通信を行うことができる。
NFCに関して、NFCデバイスと、NFCリーダ/ライタによって近距離通信し、NFCリーダ/ライタはNFCデバイスから取得した認証情報に基づいて、認証処理を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
NFCの動作モードのうち、リーダライタモードとピアツーピアモードを情報処理装置に共存させることを考える。
NFCカードなどのデバイスには、そのカードの識別情報を格納する領域に加え、課金情報などの他の情報を格納できる汎用領域が用意される。リーダライタモードでは、NFCカードなどのデバイスの汎用領域から情報を読み取ることができるが、その汎用領域から読み取った情報を使用するアプリケーションは1つとは限られない。つまり、NFCカードなどのデバイスから読み取った情報が複数のアプリケーションで使用される場合がある。このため、NFCカードなどのデバイスから読み取った情報を処理するアプリケーションを設定する必要がある。
一方で、ピアツーピアモードでは、NFCを搭載したデバイスの汎用領域から読み取った情報を使用するアプリケーションは1つであることが多い。
そこで、本発明は、情報処理装置に、リーダライタモード、およびピアツーピアモードの両方のNFC動作モードで動作させることを目的とする。
開示の一実施例の情報処理装置は、
近距離無線通信によって読み取ったデータが、該近距離無線通信におけるピアツーピアモードによって読み取ったものであるかどうかを判定するデータ形式判定部と、
前記データ形式判定部によって前記ピアツーピアモードによって読み取ったものであると判定した場合、前記データの属性情報に基づいて、該データを利用できるアプリケーションを特定するデータ属性判定部と、
前記データ形式判定部によって前記ピアツーピアモードによって読み取ったものでないと判定した場合、該データを読み取る際に使用された通信方式に基づいて、該データを利用できるアプリケーションを特定する通信方式判定部と、
前記データ属性判定部によって特定したアプリケーション、または前記通信方式判定部によって特定したアプリケーションが前記データを利用できるように処理するアプリ利用処理部と
を有する。
開示の実施例によれば、情報処理装置に、リーダライタモード、およびピアツーピアモードの両方のNFC動作モードで動作させることができる。
本実施形態に係る情報処理システムを示す図である。 本実施形態に係る複合装置のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係る複合装置のソフトウェア構成を示す図である。 本実施形態に係る複合装置の機能ブロック図である。 NDEFのデータ構造を例示した図である。 本実施形態に係る複合装置の動作の一実施例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る複合装置の動作の一実施例を示すシーケンスチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。以下で説明する実施例は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施例に限られない。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
<実施例>
<情報処理システム>
図1は、本実施形態の情報処理システムを示す。
情報処理システムは、複合装置100、情報端末200、およびICカード300を有する。複合装置100の一例は、プリンタ、スキャナ、コピー機、ファクシミリ、およびこれらの機能を備えるMFP(Multi Function Peripheral)である。また、複合装置100は、印刷のほか、投影や表示などの画像形成機能を有しているプロジェクタや電子黒板装置などの装置も適用できる。
複合装置100は、ネットワーク30を介して認証サーバ400と相互に接続される。ネットワーク30は、特に限定されるものではないが、イーサネット(登録商標)やTCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)などのトランザクションプロトコルによるLAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network)や専用線を使用して接続されるWAN(Wide Area Network)などによって構成することができる。
情報端末200は、NFCに対応し、複合装置100との間で、近距離無線通信を行う。情報端末200に限らず、NFCに対応している機器であれば、PC、タブレット端末、スマートフォンなどを適用できる。
ICカード300は、NFCに対応し、複合装置100との間で、近距離無線通信を行う。また、ICカード300は、ICチップを内蔵し、該ICチップに情報が記録される。ICカード300に限らず、NFCに対応しているものであれば、ICタグなどを適用できる。
複合装置100は、情報端末200との間で近距離無線通信を行うことによって、該情報端末200によって送信される画像情報などのデータを受信し、該データをアプリケーションソフトウェアが使用できるようにする。
また、複合装置100は、ICカード300との間で近距離無線通信を行うことによって、該ICカード300によって送信される該ICカード300の識別情報などのデータを受信し、該データをアプリケーションソフトウェアが使用できるようにする。具体的には、複合装置100にICカードをかざすことによって、複合装置100はICカード300に格納された識別情報を読み込むことができる。複合装置100は、ICカード300の識別情報を認証サーバ400に送信することによって、認証サーバ400に認証を要求する。認証サーバ400は、複合装置100によって送信される識別情報に基づいて、ICカード300を携帯するユーザを認証する。認証サーバ400は、登録済のカードID情報に、該識別情報が含まれるか否かを判断することによって、認証できる。認証サーバ400は、認証が成功したか否かを複合装置100に通知する。ただし、複合装置100に認証サーバ400と同様の機能を備えることによって、認証サーバ400を使用することなくICカード300を携帯するユーザを認証することもできる。
<複合装置100のハードウェア構成>
図2は、複合装置100のハードウェア構成を示す。複合装置100は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種の機能を実現可能な本体10と、ユーザの操作を受け付ける操作部20とを備える。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号などを含む)を受け付けることを含む概念である。本体10と操作部20は、専用の通信路32を介して相互に通信可能に接続されている。通信路32は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
なお、本体10は、操作部20で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体10は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)などの外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
まず、本体10のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、本体10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD(ハードディスクドライブ)14と、通信I/F(インタフェース)15と、接続I/F16と、エンジン部17とを備え、これらがシステムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12またはHDD14などに格納されたプログラムを実行することで、本体10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。
通信I/F15は、ネットワーク30と接続するためのインタフェースである。接続I/F16は、通信路32を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。
エンジン部17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理および通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙などのシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部などを備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
次に、操作部20のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27と、外部接続I/F28と、NFCリーダ/ライタ31とを備え、これらがシステムバス29を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリアとしてROM22またはフラッシュメモリ24などに格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの各種機能を実現する。
通信I/F25は、ネットワーク30と接続するためのインタフェースである。接続I/F26は、通信路32を介して本体10と通信するためのインタフェースである。
操作パネル27は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば受け付けた操作に応じた情報、複合装置100の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報など)を表示する。この例では、操作パネル27は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD: Liquid Crystal Display)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL(Electro Luminescence)表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えてまたはこれに代えて、ハードウェアキーなどの操作部やランプなどの表示部を設けることもできる。
外部接続I/F28は、ICカードリーダー等の外部装置と接続するためのインタフェースである。
NFCリーダ/ライタ31は、13.56MHzの周波数を利用して、情報端末200や、ICカード300と近距離無線通信を行う。
<複合装置100のソフトウェア構成>
図3は、複合装置100のソフトウェア構成の一例を示す。
図3に示すように、本体10は、アプリ層101と、サービス層102と、OS(Operating System)層103とを有する。アプリ層101、サービス層102、および、OS層103の実体は、ROM12やHDD14などに格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。さらに、アプリとしては、情報端末200およびICカード300によって送信され、NFCリーダ/ライタ31によって読み取られたデータを利用するものが含まれる。例えば、情報端末200によって送信された画像情報などのデータを使用するアプリ、ICカード300によって送信された識別情報および課金情報を使用する認証アプリおよび課金処理アプリなどが含まれる。
サービス層102のソフトウェアは、アプリ層101とOS層103との間に介在し、アプリ層101のアプリに対し、本体10が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層102によるインタフェースの機能は、本体10のアプリ層101だけではなく、操作部20のアプリ層201に対しても提供される。すなわち、操作部20のアプリ層201(アプリ)も、サービス層102のインタフェース機能を介して、本体10のハードウェア資源(例えばエンジン部17)を利用した機能を実現することができる。
OS層103のソフトウェアは、本体10が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡す。そして、OS層103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作 を行う。
同様に、操作部20は、アプリ層201と、サービス層202と、OS層203とを有する。操作部20が備えるアプリ層201、サービス層202およびOS層203も、階層構造については本体10側と同様である。ただし、アプリ層201のアプリにより提供される機能や、サービス層202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体10側とは異なる。アプリ層201のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体10が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体10側のOS層103のソフトウェアと操作部20側のOS層203のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば 、本体10側のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、本実施形態の複合装置100において、本体10と操作部20は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体10へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体10が操作部20へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に通知するイベントには、本体10における動作の実行状況、本体10側で設定された内容などが挙げられる。
また、本実施形態では、操作部20に対する電力供給は、本体10から通信路32を経由して行われているので、操作部20の電源制御を、本体10の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
<複合装置100の機能構成>
次に、複合装置100の機能構成について説明する。図4は、複合装置100の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。説明の便宜上、図4では、本発明に係る機能を主に例示しているが、複合装置100が有する機能は、これらに限られるものではない。
複合装置100は、データ形式判定部212と、データ属性判定部214と、通信方式判定部216と、アプリ利用処理部218とを有する。
データ形式判定部212は、NFCリーダ/ライタ31によって読み取られたデータ(以下、「読み込みデータ」という)の形式を判定する。NFCリーダ/ライタ31によって読み取られたデータは、情報端末200に格納されたデータ、及びICカード300に格納されたデータである。具体的には、データ形式判定部212は、読み込みデータの形式が、NDEF(NFC Data Exchange Format)と呼ばれる形式であるか否かを判定する。これによって、読み込みデータがピアツーピアモードによって情報端末200からNFCリーダ/ライタ31に送信されたデータであるかどうかを判定できる。
図5は、NDEF形式のデータ構造の一例を示す。
NDEF形式のデータ構造を有するNDEFメッセージは、複数のNDEFレコードから構成される。図5に示される例では、NDEFメッセージは、NDEF RECORD[0]−NDEF RECORD[5]によって構成される。NDEFメッセージは、1−5個のNDEF RECORDによって構成することも、7個以上のNDEF RECORDによって構成することもできる。
各NDEFレコードは、MB(Message Begin)、ME(Message End)、CF(Chunked Flag)、SR(Short Record)、IL(ID Length)と呼ばれる5つのフラグを有する。MBはNDEFメッセージの最初のNDEFレコードであるかどうかを示し、MEはNDEFメッセージの最後のNDEFレコードであるかどうかを示す。CFは分割されたレコードであるかどうかを示し、SRはペイロード(データ本体)が255バイト以下であるかどうかを示す。ILは、後述するID LENGTHおよびIDが存在するかどうかを示す。
さらに、各NDEFレコードは、TNF、TYPE LENGTH、PAYLOAD LENGTH、ID LENGTH、TYPE、ID、PAYLOADと呼ばれる7つのフィールドを有する。TNFは、TYPE、ID、PAYLOADに付帯されるデータの種類を示し、TYPE LENGTH、PAYLOAD LENGTH、ID LENGTHは、TYPE、PAYLOAD、IDに付帯されるデータの長さを示す。TYPEは、ペイロードの種類を示し、IDは、アプリがペイロードを識別するための識別情報である。
NDEFメッセージの一例は、NDEF RECORD[0]にデータのMIME_TYPEが格納され、NDEF RECORD[1]以降にデータ本体が格納される。具体的には、NDEF RECORD[0]のTNFに「TNF_MIME_MEDIA」が付帯され、TYPEに「TEXT」が付帯され、PAYLOADに「MFP_DATA」が格納される。TNFに「TNF_MIME_MEDIA」が付帯されることによって、データの種類が指定される。NDEF RECORD[1]およびNDEF RECORD[2]のTNFに「UNKNOWN」が付帯され、TYPEに「TEXT」が付帯され、PAYLOADに「データ本体の一部」が格納される。
図4に戻り説明を続ける。データ形式判定部212は、読み込みデータの形式が、図5に示されるNDEFメッセージの形式と一致するか否かを判定することによって、その読み込みデータの形式がNDEF形式であるか否かを判定できる。さらに、データ形式判定部212は、読み込みデータの形式がNDEF形式である場合には読み込みデータの形式がNDEF形式であることをデータ属性判定部214に通知し、読み込みデータの形式がNDEF形式でない場合には読み込みデータの形式がNDEF形式でないことを通信方式判定部216に通知する。
データ属性判定部214は、読み込みデータのデータ属性に基づいて、該読み込みデータのデータ属性のデータを扱うアプリがあるか否かを判定する。データ属性判定部214は、アプリ層101の各アプリの定義ファイルを参照することができる。定義ファイルは、マニフェストと呼ばれることもある。
定義ファイルには、アプリに関する必要不可欠な属性情報が含まれる。定義ファイルに含まれる情報がCPU11又は21に伝えられることによって、CPU11又は21は、アプリを実行することができる。属性情報には、扱うことができるデータの形式(フォーマット)やテキストデータなどのデータタイプを表す情報、及び通信方式を表す情報、そのアプリがフォアグラウンド表示されている場合には、フォアグラウンド表示されていることを表す情報が記述されている。フォアグラウンド表示されていることによって、該フォアグラウンド表示されているアプリはアクティブな状態であることが分かる。データ属性判定部214は、各アプリの定義ファイルを参照し、アプリの各々について、扱うことができるデータの形式やタイプを特定するとともに、フォアグラウンド表示されているか否かを表す情報を取得する。
データ属性判定部214は、データ形式判定部212によって読み込みデータの形式がNDEF形式であることが通知されると、その読み込みデータのPAYLOADに付帯されているデータのタイプを表す情報を取得する。データ属性判定部214は、読み込みデータの形式やタイプが、フォアグラウンド表示されているアプリによって扱うことができるデータの形式やタイプと一致するかどうかを判定し、一致する場合には、アプリ利用処理部218に一致することを通知する。ピアツーピアモードは一対一の通信であるため、読み込みデータを扱うことができるアプリが複数存在しても、どのアプリに利用させるかを決定できない。そこで、フォアグラウンド表示されているアプリによって読み込みデータの形式やタイプが扱うことができるデータの形式やタイプと一致するかどうかを判定することによって、ピアツーピアモードで送信された読み込みデータを利用できるかどうかを判定する。
通信方式判定部216は、データ形式判定部212によって読み込みデータの形式がNDEF形式でないことが通知されると、その読み込みデータの通信方式を判定する。つまり、リーダライタモードで読み込みデータを送信したICカード300の通信方式を判定する。具体的には、通信方式判定部216は、読み込みデータの通信方式が、ISO/IEC 14443 Type A、Type B、FeliCa(登録商標)などのいずれであるかを判定できる。通信方式判定部216は、読み込みデータの通信方式が、アプリによって扱うことができる通信方式と一致するかどうかを判定し、一致する場合には、アプリ利用処理部218に一致することを通知する。
アプリ利用処理部218は、読み込みデータがアプリに利用できるように処理する。アプリ利用処理部218は、ディスパッチャーによって実現することができ、読み込みデータを、該読み込みデータを利用することができるアプリに通知する。読み込みデータが利用できることを通知されたアプリは、通知されたアプリを取得し、処理できる。
具体的に説明する。図4には、読み込みデータを使用するアプリの候補として、第1のアプリ502、第2のアプリ504、第3のアプリ506、および第4のアプリ508が、複合装置100にインストールされている。第1のアプリ502および第2のアプリ504はピアツーピアモードで動作し、第3のアプリ506および第4のアプリ508はリーダライタモードで動作する。ここでは、第1のアプリ502がフォアグラウンド表示されていると仮定する。また、第3のアプリ506は認証アプリであり、第4のアプリ508は課金処理アプリであり、第3のアプリ506は、第4のアプリ508より処理に関しての優先順位が高いように設定されていると仮定する。ここで示した、アプリは一例であり、複合装置100に1個−3個のアプリをインストールすることも、5個以上のアプリをインストールすることもできる。さらに、上述したアプリとは異なるアプリをインストールできる。
アプリ利用処理部218は、データ属性判定部214によって読み込みデータの形式やタイプが、フォアグラウンド表示されている第1のアプリ502によって扱うことができるデータの形式やタイプと一致することが通知されると、読み込みデータが利用できることを該フォアグラウンド表示されている第1のアプリ502に通知し、該読み込みデータが第1のアプリ502で使用できるように処理する。これによって、フォアグラウンド表示されている第1のアプリ502は、読み込みデータを取得し、処理することができる。
また、アプリ利用処理部218は、通信方式判定部216によって読み込みデータの通信方式が、アプリによって扱うことができる通信方式と一致することが通知されると、該アプリの処理に関しての優先順位が高い場合に、その読み込みデータを利用できることを通知する。ここでは、読み込みデータの通信方式が、第3のアプリ506によって扱うことができる通信方式と一致することが通知された場合に、第3のアプリ506にその読み込みデータを利用できることを通知する。これによって、読み込みデータを利用できることを通知された第3のアプリ506は読み込みデータを取得し、処理てきる。
アプリに処理に関しての優先順位を登録できることによって、ICカード300に格納された情報を複数のアプリで使用できる場合に、認証処理などの最初に行われる処理を行った後に、課金処理などの他の処理を実行できる。
上述した複合装置100の各部の機能(データ形式判定部212、データ属性判定部214、通信方式判定部216、アプリ利用処理部218)は、CPU11又は12が、ROM12、HDD14、ROM22、フラッシュメモリ24等の記憶装置に格納されたプログラムを実行することにより実現される。しかし、これに限らず、例えば、複合装置100の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
また、上述の実施形態では、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作しているが、これに限らず、例えば本体10と操作部20が同じオペレーティングシステムで動作する形態であってもよい。
また、上述した実施形態の複合装置100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等の不揮発性の記録媒体に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
<複合装置100の動作>
図6は、複合装置100の動作の一実施例を示すフローチャートである。
ステップS602では、複合装置100のデータ形式判定部212は、NFCリーダ/ライタ31によって読み取られた読み込みデータの形式を判定する。
ステップS604では、複合装置100のデータ形式判定部212は、読み込みデータの形式がNDEFであるかどうかを判定する。
ステップS606では、読み込みデータの形式がNDEFである場合、データ属性判定部214は、定義ファイルを参照し、フォアグラウンド表示されているアプリがあるか否かを判定する。フォアグラウンド表示されているアプリがない場合には終了する。
ステップS608では、フォアグラウンド表示されているアプリがある場合、データ属性判定部214は、読み込みデータのペイロードに記述されているデータのタイプを取得する。データ属性判定部214は、アプリの定義ファイルを参照し、読み込みデータの形式およびタイプが、フォアグラウンド表示されているアプリが扱うことのできる形式およびタイプと一致するかどうかを判定する。読み込みデータの形式およびタイプが、フォアグラウンド表示されているアプリが扱うことのできる形式およびタイプと一致しない場合には終了する。
ステップS610では、アプリ利用処理部218は、読み込みデータの形式およびタイプが、フォアグラウンド表示されているアプリが扱うことのできる形式およびタイプと一致する場合、フォアグラウンド表示されているアプリが読み込みデータを利用できるように処理する。
ステップS612では、読み込みデータの形式がNDEFではない場合、通信方式判定部216は、読み込みデータの通信方式を特定する。
ステップS614では、通信方式判定部216は、優先して利用するアプリとして登録されているアプリがあるかどうかを判定する。
ステップS616では、優先して利用するアプリとして登録されているアプリがある場合、通信方式判定部216は、優先して利用するアプリとして登録されているアプリが扱うことのできる通信方式と読み込みデータの通信方式が一致するかどうかを判定する。優先して利用するアプリとして登録されているアプリが扱うことのできる通信方式と読み込みデータの通信方式が一致しない場合には終了する。
ステップS618では、優先して利用するアプリとして登録されているアプリが扱うことのできる通信方式と読み込みデータの通信方式が一致する場合、通信方式判定部216は、優先して利用するアプリとして登録されているアプリが読み込みデータを利用できるように処理する。
ステップS620では、優先して利用するアプリとして登録されているアプリがない場合、通信方式判定部216は、読み込みデータの通信方式を扱うことができるアプリがあるかどうかを判定する。読み込みデータの通信方式を扱うことができるアプリがない場合には終了する。
ステップS622では、読み込みデータの通信方式を扱うことができるアプリがある場合、通信方式判定部216は、読み込みデータの通信方式を扱うことができるアプリが一つであるかどうかを判定する。
ステップS624では、読み込みデータの通信方式を扱うことができるアプリが一つである場合、アプリ利用処理部218は、読み込みデータの通信方式を扱うことができるアプリが読み込みデータを利用できるように処理する。
ステップS626では、読み込みデータの通信方式を扱うことができるアプリが一つでない場合、アプリ利用処理部218は、読み込みデータの通信方式を扱うことができる複数のアプリが読み込みデータを利用できるように処理する。この処理については、後述する。
図7は、図6のステップS626で、読み込みデータの通信方式を扱うことができるアプリが一つでないと判定され、アプリ利用処理部218が、読み込みデータの通信方式を扱うことができる複数のアプリが読み込みデータを利用できるように処理するフローを示す。アプリ利用処理部218は、複数のアプリに読み込みデータが利用できることを通知する。読み込みデータが利用できることを通知された複数のアプリは、データロック要求を送信する。アプリ利用処理部218は、読み込みデータが利用できることを通知した複数のアプリのうち、データロックを最初に受信したアプリを選択する。これによって、複合装置100は、読み込みデータを利用することができるアプリが複数ある場合に、排他制御を実行できる。
図7に示される例では、読み込みデータの通信方式を扱うことができるアプリが、アプリA252、及びアプリB254の2個のアプリであると判定された場合の処理を示す。読み込みデータの通信方式を扱うことができるアプリが2個に限らず、3個以上の場合にも適用できる。
ステップS702では、アプリ利用処理部218は、アプリB254に読み込みデータが利用できることを表す、読み込みデータ利用可能通知を送信する。読み込みデータは、NFCリーダ/ライタ31のデバイスドライバから入力されるものである。
ステップS704では、アプリ利用処理部218は、アプリA252に読み込みデータ利用可能通知を送信する。
ステップS706では、アプリA252は、アプリ利用処理部218にデータロック要求を送信する。このデータロック要求には、アプリA252のアプリIDなどのアプリの識別情報が付帯される。
ステップS708では、アプリ利用処理部218は、アプリA252にデータロック要求に応じることができることを通知する。
ステップS710では、アプリ利用処理部218は、アプリA252が読み込みデータを利用できるようにデータロックを行う。
ステップS712では、アプリB254は、アプリ利用処理部218にデータロック要求を送信する。このデータロック要求には、アプリB254のアプリIDなどのアプリの識別情報が付帯される。
ステップS714では、アプリ利用処理部218は、アプリA252が読み込みデータを利用できるようにデータロックを行った後であるため、アプリB254にデータロック要求に応じることができないことを通知する。
ステップS716では、アプリA252は、アプリ利用処理部218にデータ取得要求を送信する。このデータ取得要求には、アプリA252のアプリIDなどのアプリの識別情報が付帯される。
ステップS718では、アプリ利用処理部218は、アプリA252にデータ取得要求によって要求されたデータを送信する。
ステップS720では、アプリA252は、アプリ利用処理部218にデータアンロック要求を送信する。このデータアンロック要求には、アプリA252のアプリIDなどのアプリの識別情報が付帯される。
ステップS722では、アプリ利用処理部218は、データアンロックを行う。
ステップS724では、アプリ利用処理部218は、アプリA252に読み込みデータ利用可能通知を送信する。
ステップS726では、アプリ利用処理部218は、アプリB254に読み込みデータが利用できることを表す、読み込みデータ利用可能通知を送信する。
ステップS728では、アプリB254は、アプリ利用処理部218にデータロック要求を送信する。このデータロック要求には、アプリB254のアプリIDなどのアプリの識別情報が付帯される。
ステップS730では、アプリ利用処理部218は、アプリB254にデータロック要求に応じることができることを通知する。
ステップS732では、アプリ利用処理部218は、アプリB254が読み込みデータを利用できるようにデータロックを行う。
ステップS734では、アプリB254は、アプリ利用処理部218にデータ取得要求を送信する。このデータ取得要求には、アプリB254のアプリIDなどのアプリの識別情報が付帯される。
ステップS736では、アプリ利用処理部218は、アプリB254にデータ取得要求によって要求されたデータを送信する。
ステップS738では、アプリB254は、アプリ利用処理部218にデータアンロック要求を送信する。このデータアンロック要求には、アプリB254のアプリIDなどのアプリの識別情報が付帯される。
図7に示すシーケンスチャートのステップS728において、仮にアプリA252がデータロックを送信してきた場合には、アプリA252が連続して読み込みデータを取得することになるので、アプリA252によって送信されるデータロック要求に対して、データロック要求に応じることができないことを通知することもできる。これによって、あるアプリが連続して読み取りデータを処理することを防止できる。
複合装置100の一実施例によれば、NFCリーダ/ライタによって読み取った読み込みデータがピアツーピアモードで読み取られたデータであるかどうかを判定する。読み込みデータがピアツーピアモードで読み取られたと判定した場合、その読み込みデータを利用できるアプリに利用可能であることを通知する。また、ピアツーピアモードで読み取られたものでないと判定した場合、その読み込みデータが送信された通信方式に基づいて、その通信方式に対応したアプリに利用可能であることを通知する。これによって、複合装置100をリーダライタモード、およびピアツーピアモードの両方のNFC動作モードで動作させることができる。
さらに、リーダライタモードで読み取られた読み込みデータが利用可能であることを複数のアプリに通知した際に、最初に応答したアプリのみが利用可能することによって排他制御を行うことによって、複数のアプリが読み込みデータを利用できるようにできる。
複合装置は情報処理装置の一例であり、NFCは近距離無線通信の一例である。
本発明は特定の実施例、変形例を参照しながら説明されてきたが、各実施例、変形例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例などを理解するであろう。説明の便宜上、本発明の実施例に従った装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウエアでまたはそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例などが包含される。
10 本体
11、21 CPU
12、22 ROM
13、23 RAM
14 HDD
15、25 通信I/F
16、26 接続I/F
17 エンジン部
18、29 システムバス
20 操作部
24 フラッシュメモリ
27 操作パネル
28 外部接続I/F
30 ネットワーク
31 NFCリーダ/ライタ
32 通信路
100 複合装置
200 情報端末
212 データ形式判定部
214 データ属性判定部
216 通信方式判定部
218 アプリ利用処理部
300 ICカード
400 認証サーバ
特開2011−243017号公報

Claims (6)

  1. 近距離無線通信によって読み取ったデータが、該近距離無線通信におけるピアツーピアモードによって読み取ったものであるかどうかを判定するデータ形式判定部と、
    前記データ形式判定部によって前記ピアツーピアモードによって読み取ったものであると判定した場合、前記データの属性情報に基づいて、該データを利用できるアプリケーションを特定するデータ属性判定部と、
    前記データ形式判定部によって前記ピアツーピアモードによって読み取ったものでないと判定した場合、該データを読み取る際に使用された通信方式に基づいて、該データを利用できるアプリケーションを特定する通信方式判定部と、
    前記データ属性判定部によって特定したアプリケーション、または前記通信方式判定部によって特定したアプリケーションが前記データを利用できるように処理するアプリ利用処理部と
    を有する、情報処理装置。
  2. 前記データ属性判定部は、フォアグラウンドに表示されているアプリケーションが前記データを利用できるかどうかを判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通信方式判定部は、予め設定されるアプリケーションの利用に関する優先順位にしたがって、複数のアプリケーションから、前記データを利用できるアプリケーションを特定する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記アプリ利用処理部は、前記通信方式判定部によって特定したアプリケーションが複数ある場合に、該複数のアプリケーションのうち、一のアプリケーションが前記データを利用できるように処理し、該一のアプリケーション以外の他のアプリケーションは前記データを利用できないように処理する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 近距離無線通信によって読み取ったデータが、該近距離無線通信におけるピアツーピアモードによって読み取ったものであるかどうかを判定し、
    前記ピアツーピアモードによって読み取ったものであると判定した場合、前記データの属性情報に基づいて、該データを利用できるアプリケーションを特定し、
    前記ピアツーピアモードによって読み取ったものでないと判定した場合、該データを読み取る際に使用された通信方式に基づいて、該データを利用できるアプリケーションを特定し、
    前記データの属性情報に基づいて特定したアプリケーション、または前記データを読み取る際に使用された通信方式に基づいて特定したアプリケーションが前記データを利用できるように処理する、情報処理方法。
  6. 請求項5に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
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