JP2017033395A - 情報処理システム、情報処理装置、プログラム、通信方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、プログラム、通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スマートデバイスと通信可能な入出力機器をユーザが判断できる情報処理システムを提供すること。
【解決手段】スマートデバイス10と入出力機器30が通信可能な情報処理システム300であって、入出力機器30に第一情報を送信する第一通信手段と、入出力機器30から第二情報を取得する情報取得手段と、第二情報を送信した入出力機器30にデータを送信する第二通信手段と、第一情報を受信した場合、選択対象の機器であることを出力する出力手段と、選択対象の機器であることを出力している場合に選択を受け付ける選択受付手段と、選択受付手段が選択を受け付けた場合、前記第二情報をスマートデバイス10に送信する送信手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び通信方法に関する。
各種のデータの入力を受け付けたり、入力されたデータを出力したりするプリンタなどの入出力機器が知られている。また、入出力機器に各種のデータを入力する装置として従来からあるPC(Personal Computer)があるが、スマートホンなどのスマートデバイスからも入出力機器にデータを入力できることが望まれるようになった。
スマートデバイスから入出力機器にデータを入力する場合、スマートデバイスと入出力機器を有線で接続する作業を省くため、簡単な方法で無線通信を可能にすることが望まれる。このような要望に対しスマートデバイスと入出力機器の間の通信を確立する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、画像処理装置と第2通信部による通信を行うための接続情報を第1通信部により取得する情報処理装置について記載されている。情報処理装置は、取得した接続情報に従って第2通信部による通信を確立することができる。
しかしながら、スマートデバイスは入出力機器と無線通信するための接続情報も無線で取得するため、どの入出力機器から接続情報を受信したのかをスマートデバイスが特定することが困難である。例えば、複数の入出力装置がある場合、スマートデバイスは電波が届き通信可能な全ての入出力機器と通信してしまう。スマートデバイスから入出力機器にデータを送信したとしても、ユーザはどの入出力機器にデータが送信されたか不明であるため、入出力機器を特定しにくい。
この点について特許文献1には、通信可能な範囲内にある画像処理装置から所望の画像処理装置をオペレータが選択することにより、スマートデバイスが特定の画像処理装置との間で通信を行うことができると記載されている。
しかしながら、特許文献1では、スマートデバイスと通信可能な入出力機器をユーザがどのように判別するかについて記載されていないという問題がある。たとえば、ユーザが選択した入出力機器がスマートデバイスと無線で通信しているという保証がない。また、偶然近くを通りがかった別のユーザが画像処理装置を操作すると、該画像処理装置をユーザが選択したとスマートデバイスが誤検知するおそれもある。
本発明は、スマートデバイスと通信可能な入出力機器をユーザが判断できる情報処理システムを提供することを目的とする。
本発明は、第一情報処理装置と第二情報処理装置が通信可能な情報処理システムであって、前記第一情報処理装置は、前記第二情報処理装置に第一情報を送信する第一通信手段と、前記第二情報処理装置から第二情報を取得する情報取得手段と、前記第二情報を送信した前記第二情報処理装置にデータを送信する第二通信手段と、を有し、前記第二情報処理装置は、前記第一情報を受信した場合、選択対象の機器であることを出力する出力手段と、前記選択対象の機器であることを出力している場合に選択を受け付ける選択受付手段と、前記選択受付手段が選択を受け付けた場合、前記第二情報を前記第一情報処理装置に送信する送信手段と、を有する。
スマートデバイスと通信可能な入出力機器をユーザが判断できる情報処理システムを提供することができる。
情報処理システムの概略的な動作を説明する図の一例である。 情報処理システムのシステム構成図の一例である。 スマートデバイスのハードウェア構成図の一例である。 入出力機器のハードウェア構成図の一例である。 情報処理システムの機能ブロック図の一例である。 アトリビュートを模式的に示す図の一例である。 機器選定部が入出力機器を選定する手順を示すフローチャート図の一例である。 情報処理システムの動作手順を示すシーケンス図の一例である。 操作部に表示された選択受付画面の一例を示す図である。 情報処理システムの動作手順を示すシーケンス図の一例である(実施例2)。 情報処理システムの動作手順を示すシーケンス図の一例である(実施例3)。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施例の情報処理システム300の概略的な動作を説明する図の一例である。
(1)ユーザが携帯するスマートデバイス10(第一情報処理装置の一例)は入出力機器30(第二情報処理装置の一例)と例えばBluetooth(登録商標。以下、省略する。) LEなどの無線通信の規格で通信可能である。スマートデバイス10はジョブの実行準備を要求する実行準備情報(第一情報の一例)を入出力機器30に送信しておく。なお、この通信によりスマートデバイス10は例えば無線LANによる通信を行うための接続情報を取得しておく。
(2)スマートデバイス10ではアプリケーションソフトウェア(以下、アプリという)が動作している。スマートデバイス10と通信した入出力機器30は操作部に選択受付画面501を表示する。図1では三台全ての入出力機器30が選択受付画面501を表示している。すなわち、ユーザによる選択対象の機器であることが表示される。
(3)選択受付画面501は印刷開始ボタン503を有しており、ユーザ9は自分が使用する入出力機器30の印刷開始ボタン503を押下する。
(4)印刷開始ボタン503が押下された入出力機器30は、機器選択通知(第二情報の一例)をスマートデバイス10に送信する。
(5)スマートデバイス10は機器選択通知を送信した入出力機器30と、接続情報を利用して通信し、ジョブの実行を行う。
このように、本実施形態の情報処理システム300では、スマートデバイス10と通信中の入出力機器30が選択受付画面501を表示するので、ユーザはスマートデバイス10が通信している入出力機器30を容易に判断できる。また、別のユーザがスマートデバイス10と通信中の入出力機器30を操作する場合、選択受付画面501によりユーザ9のスマートデバイス10と通信中であることを容易に判断できる(この場合、解除ボタン504を押下すれば別のユーザが使用できる。)。従って、別のユーザがスマートデバイス10と通信中の入出力機器30を操作しても、スマートデバイス10が入出力機器30を誤検知するおそれが生じることを低減できる。
また、スマートデバイス10と通信した入出力機器30がユーザによる選択を受け付けたことをスマートデバイス10に通知することで、スマートデバイス10が複数の入出力機器30の中からユーザが使用する入出力機器30を選択できる。
<構成例>
図2は、情報処理システム300のシステム構成図の一例を示す。ネットワークNにプロジェクタ30b、MFP1(Multifunction Peripheral)(符号は30C)、プリンタ30d、AP(アクセスポイント)7及びルータ8が接続されている。ネットワークNは有線LAN又はその他の有線による通信網であるものとして説明するが一部が無線により構築されていてもよい。
また、MFP2(符号は30a)はネットワークNと有線で接続されていないが、無線LAN_AP6を有している。本実施例では、MFP2はネットワークNに接続されていないものとして説明する。しかし、無線LAN_AP6の無線LANの機能を利用してAP7にアクセスすることで、MFP2はネットワークNに接続することができる。
スマートデバイス10はAP7を介してネットワークNに接続する無線通信装置5(例えば無線LAN)を有している。また、スマートデバイス10は無線LAN_AP6を介してMFP2と通信することもできる。しかし、原則的にスマートデバイス10は次述するBLEモジュール7を用いて接続情報を取得するまでは、AP7を介してプロジェクタ等と通信したり、無線LAN_AP6を介してMFP2と通信したりすることはできない。例外的に、スマートデバイス10が予め接続情報を有している場合、接続情報を取得しなくてもスマートデバイス10はプロジェクタや無線LAN_AP6を介してMFP2と通信することができる。
図2の例では、MFP1、プロジェクタ30b、MFP2、及び、プリンタ30dがデータの入力を受け付けたり、データを出力したりする入出力機器30の例である。図2に挙げている機器の他、電子黒板、テレビ会議端末、デジタルカメラ、ゲーム機、PC、スマートホン、ハンドヘルドプリンタ、タブレット端末又はテレビ受像器、などが入出力機器30となりうる。入出力機器30はデータを入出力できる機器であればよい。
スマートデバイス10及び入出力機器30はBLEモジュール7を有している。BLEとはBluetooth LEの略で、最大、数十メートルの距離で通信できるBluetooth の拡張規格である(従来のBluetooth3.0とは互換性がない)。BLEについては後に簡単に説明する。スマートデバイス10は、入出力機器30に対しBLEモジュール7による通信が可能な範囲まで接近すると、通信して接続情報を取得する。
スマートデバイス10に明確な定義はないが、スマートデバイス10は携帯可能な情報処理装置であればよい。例えば、スマートホン、タブレット端末、ウェアラブル端末(ヘッドアップディスプレイ、腕時計型端末など)、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC、デジタルカメラなどが挙げられるが、これらに限られるものではない。
<用語について>
スマートデバイス10が入出力機器30に送信するデータは例えば画像データである。しかし、音声データ、動画などが送信されてもよい。また、文書(PDFファイル、wordファイルなど)が送信されてもよいし、PostscriptなどのPDL(Printer Description Language)で記述された印刷データが送信されてもよい。データは、入出力機器30が入力を受け付け、蓄積したり出力したりすることが可能なものであればよい。
<ハードウェア構成>
<<スマートデバイス>>
図3は、スマートデバイス10のハードウェア構成図の一例である。スマートデバイス10は、CPU101、RAM102、入力装置103、外部I/F104、カメラ105、SSD(Solid State Drive)106、ROM107、表示装置108、無線通信装置5、近距離無線通信装置109、及び、BLEモジュール7などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
CPU101は、ROM107やSSD106などの記憶装置からプログラムや各種データをRAM102上に読み出し、処理を実行することで、スマートデバイス10全体の制御や機能を実現する演算装置である。
RAM102は、プログラムや各種データを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
入力装置103は、例えばキーボードやタッチパネルであり、スマートデバイス10に各操作信号を入力するのに用いられる。なお、入力装置103はマウスポインタや音声入力装置が含まれていてもよい。
外部I/F104は、外部装置とのインタフェースである。外部装置の一例として、記憶媒体104aなどがある。記憶媒体104aには、本実施形態の機能を実現するためのアプリを格納することができる。スマートデバイス10は外部I/F104を介して、記憶媒体104aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。
記憶媒体104aは、例えば、SDメモリカード(SD Memory card)などの記録媒体である。記憶媒体104aは、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disk)、フレキシブルディスクなどの記録媒体であってもよい。
カメラ105は、像を結像させるレンズ、絞り、CMOSやCCDなどの撮像素子などを備えた撮像装置である。静止画だけでなく動画を撮像できる。
SSD106は、プログラムや各種データを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムや各種データには、例えばスマートデバイス10全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)や、OS上において各種機能を提供するアプリなどがある。なお、スマートデバイス10は、SSD106の代わりに又はSSD106と併せて、HDD(Hard Disk Drive)等を備えていてもよい。
ROM107は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM107には、スマートデバイス10の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定などが格納されている。
表示装置108は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などであり、スマートデバイス10による処理結果を表示する。表示装置108はタッチパネルを備える。
無線通信装置5は、無線通信を行うためのインタフェースであり、例えば無線LANなどの通信規格で入出力機器30と通信する。なお、AP7や無線LAN_AP6を介する通信の他、アクセスポイントを介さないWi−Fi(登録番号) Direct、アドホックモードなどによる通信も可能である。なお、無線通信装置5は、LTE(Long Term Evolution)などの携帯電話網に接続するためのインタフェースであってもよい。
近距離無線通信装置109は、例えば、NFC(Near Field Communication)やTransferJet(登録商標)などのICチップを用いた通信規格に従って通信する。すなわち、RFタグのリーダ/ライタである。
BLEモジュール7は、BLEの通信規格に従って通信する通信装置である。
<<入出力機器>>
図4は、入出力機器30のハードウェア構成図の一例である。図4のハードウェア構成図では入出力機器30としてMFP1が想定されている。
入出力機器30はコントローラ320を有する。コントローラ320は、CPU301、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)305、SDRAM302、フラッシュメモリ303、HDD304、及び、NIC(Network Interface Card)306を有する。
ASIC305は、CPUインタフェース、SDRAMインタフェース、ローカルバスインタフェース、PCIバスインタフェース、MAC(Media Access Controller)、及び、HDDインタフェースなどを備える多機能デバイスボードである。
CPU301は、ASIC305を介して各種プログラム(例えば、後述する機器用プログラム等)をHDD304から読み取り実行する。
SDRAM302は、各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU301が各種プログラムを実行する際に使用するワークメモリ等として機能する。なお、SDRAM302の代わりに、DRAMやSRAMを用いてもよい。
フラッシュメモリ303は不揮発性メモリであり、入出力機器30を起動させるブートローダ(ブートプログラム)やOSを記憶する。また、各プログラムを記憶するアプリケーションメモリとして機能する。また、フラッシュメモリ303は、各サービス(コピーサービス、プリントサービス、ファクシミリサービス)のソフトウェアを記憶するサービスメモリとして機能する。更に、フラッシュメモリ303は、ファームウェアを記憶するファームメモリ、ネットワークアドレスや機種機番等を記憶するデータメモリとして機能する。
なお、フラッシュメモリ303の代わりに、RAMと電池を利用したバックアップ回路を集積した不揮発性RAMや、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の他の不揮発性メモリを使用してもよい。
HDD304は、入出力機器30の電源のオン、オフに関わりなくデータを記憶する不揮発性の記録媒体である。HDD304は、フラッシュメモリ303内に記憶されたプログラム及びデータ以外のプログラム及びデータを記録する。なお、HDD304は、ファームメモリとして使用してもよい。
NIC306は、ネットワークNを介してスマートデバイス10と通信を行うためのインタフェースである(例えばイーサネット(登録商標)カード)。
コントローラ320には、操作部307が接続されている。操作部307は、各種の操作キー、表示手段としてのLCD(Liquid crystal display)又はCRTの文字表示器及びタッチパネルを有し、ユーザ9が入出力機器30に各種指示を入力する際に用いられる。
更に、コントローラ320には、PCIバス330を介して、ファックス制御ユニット308、記憶媒体309aが脱着可能なUSB309、IEEE1394(310)、プロッタエンジン311、スキャナエンジン312及びBLEモジュール7が接続されている。これにより、入出力機器30では、コピーサービス、プリントサービス、ファクシミリサービス等の各サービスを提供することができる。プロッタエンジン311は電子写真方式又はインクジェット方式のいずれの方式を採用していてもよい。
なお、図示する構成は一例に過ぎず、入出力機器30のハードウェア構成は図4の構成には限られない。例えば、NIC306はPCIバス330に接続されていてもよい。また、NIC306は有線でネットワークNに接続される他、無線LANなど無線で接続されてもよい。
更に、NIC306に代えて又はNIC306と共に、電話回線網に接続するDSU(Digital Service Unit)又はモデムを有していてもよい。携帯電話網に接続する通信装置を有していてもよい。
<機能について>
図5は、情報処理システム300の機能ブロック図の一例である。以下、入出力機器30、及び、スマートデバイス10の機能について説明する。
<<入出力機器>>
入出力機器30は、UI生成部31、操作入力受付部32、第一通信部33、第二通信部34、ジョブ実行部35、及び、記憶・読出部39を有している。これら各機能部は、図4に示される各構成要素のいずれかが、HDD304、フラッシュメモリ303又はSDRAM302に格納されている機器用プログラム3002に従ったCPU301からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
また、入出力機器30は、図4に示されるHDD304、フラッシュメモリ303又はSDRAM302のいずれか1つ以上により構築される記憶部3000を有している。記憶部3000には、機能DB3001及び機器用プログラム3002が記憶されている。機器用プログラム3002は、記憶媒体309aに記憶された状態で配布されたり、プログラムを配信するサーバからダウンロードされたりすることで配信される。
まず、記憶部3000に記憶されている機能DB3001について説明する。
Figure 2017033395
(機能DB)
記憶部3000には、表1に示されるような機能管理テーブルによって構成される機能DB3001が構築されている。表1(a)はMFP1の機能管理テーブルの一例であり、表1(b)はMFP2の機能管理テーブルの一例であり、表1(c)はプリンタ30dの機能管理テーブルの一例であり、表1(d)はプロジェクタ30bの機能管理テーブルの一例である。各機能管理テーブルは、「ID」、「利用中」、「接続情報」、「能力情報」の項目を有している。
・ID…「ID」は入出力機器30を一意に識別するための識別情報である。IDは機種をスマートデバイス10が判別可能なように付与されていることが好ましい。例えば、MFP1のIDはMFP−01、MFP2のIDはMFP−02であるので、IDには機種を特定する情報(この例ではMFP)Pが含まれる。
・利用中…「利用中」は入出力機器30が現在、他のジョブを実行している状態にあるかどうかを示す(利用中情報の一例)。「利用中」がYesの場合、入出力機器30はスマートデバイス10のジョブを実行できない。
・接続情報…「接続情報」はスマートデバイス10が入出力機器30と接続するために必要又は十分な情報である。例えば、IPアドレスや使用するポート番号を含む。また、表1(b)に示すように、無線LAN_AP6を持つMFP2は、無線LAN_AP6のSSID、暗号方式、パスワード等、スマートデバイス10が無線LAN_AP6に接続するために必要又は十分な情報も含む。なお、少なくともパスワードは暗号化されていることが好ましい。この場合、アプリはユーザ認証を認証サーバなどから受けることで暗号キーを取得してアプリがパスワードを復号する。
・能力情報…「能力情報」は入出力機器30が保持する機能や能力を示す。例えば、「機能一覧」(機能情報の一例)には実行可能なジョブの種類「プリント、スキャン、FAX、コピー、投影」などが登録されている。更に、好ましくは詳細な能力を含んでいる。例えば入出力機器30がプリンタ30dの場合、カラー出力、両面印刷、ステープル及びパンチなどが可能かどうかの情報を含む。
(入出力機器の機能)
UI生成部31は、図4に示されるCPU301及び操作部307等によって実現され、操作部307にGUIを表示する。なお、GUIの一例として選択受付画面501が表示される。
操作入力受付部32は、図4に示されるCPU301及び操作部307等によって実現され、ユーザからの操作を受け付ける。操作入力受付部32は操作部307のハードキーやGUIに表示されたソフトキーの押下を受け付ける。すなわち、操作入力受付部32は、操作部307に表示された選択受付画面501に対するソフトキーの押下を受け付ける。
第一通信部33は、図4に示されるCPU301及びBLEモジュール7等により実現され、BLEという通信規格に従ってスマートデバイス10と通信する。この「通信する」とは機器の発見のための通信と、発見後の通信接続を経た後の通信が含まれる。
第二通信部34は、図4に示されるCPU301及びNIC306等により実現され、ネットワークNを介してスマートデバイス10と通信する。なお、MFP2の第二通信部34は無線LAN_AP6により実現される。
ジョブ実行部35は、図4に示されるCPU301、ASIC305、プロッタエンジン311、ファックス制御ユニット308、及び、スキャナエンジン312等により実現され、スマートデバイス10から要求されたジョブを実行する。
記憶・読出部39は、図4に示されるHDD304、フラッシュメモリ303、及び、SDRAM302等により実現され、記憶部3000に各種データを記憶したり、記憶部3000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
<<スマートデバイス>>
続いて、スマートデバイス10について説明する。スマートデバイス10は、UI生成部11、操作入力受付部12、第一通信部13、第二通信部14、機器選定部15、選択通知取得部16、切断部17、ジョブ制御部18、及び、記憶・読出部19を有している。これら各機能部は、図3に示される各構成要素のいずれかが、SSD106、ROM107又はRAM102に格納されているアプリに従ったCPU101からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
また、スマートデバイス10は、図3に示されるSSD106、ROM107又はRAM102のいずれか1つ以上により構築される記憶部1000を有している。記憶部1000には、データ1001、実行準備情報1002、及び、アプリ(アプリケーションソフトウェア1003)が記憶されている。アプリは、記憶媒体104aに記憶された状態で配布されたり、プログラムを配信するサーバからダウンロードされたりすることで配信される。記憶部1000に記憶されているデータ1001及び実行準備情報1002(第一情報の一例)は、ジョブの対象として入出力機器30に送信される。
まず、記憶部1000に記憶されている実行準備情報1002について説明する。
Figure 2017033395
(実行準備情報)
記憶部1000には、表2に示されるような実行準備情報1002が記憶されている。実行準備情報1002は、ユーザがスマートデバイス10に対し設定した情報であり、入出力機器30に対しジョブの実行準備を要求する際の情報である。実行準備情報1002には「ジョブ設定」及び「クライアント情報」が含まれている。「ジョブ設定」はジョブを実行するための設定(処理内容)であり、初期設定の値が使用される他、ユーザが任意に設定する。「クライアント情報」はスマートデバイス10の名称などであり、入出力機器30が操作部307に表示することができる。ユーザは操作部307に自分のスマートデバイス10の名称が表示されることで、操作すべき入出力機器30を特定しやすくなる。
なお、表2のジョブ設定は画像形成用のジョブ設定であり、ジョブがFAX送信であれば宛先のFAX番号等が設定される。また、入出力機器30がプロジェクタ30bの場合、輝度や変倍率などが設定される。
(スマートデバイスの機能)
UI生成部11は、図3に示されるCPU101及び表示装置108等によって実現され、表示装置108にGUIを表示する。
操作入力受付部12は、図3に示されるCPU101、表示装置108及び入力装置103等によって実現され、ユーザからの操作を受け付ける。すなわち、ユーザによるハードキーとソフトキーなどの押下を受け付ける。
第一通信部13は、図3に示されるCPU101及びBLEモジュール7等により実現され、BLEという通信規格に従って入出力機器30と通信する。第一通信部13は、入出力機器30の機能DB3001に記憶されている機能管理テーブルを入出力機器30から受信する。
第二通信部14は、図3に示されるCPU101及び無線通信装置5等により実現され、ネットワークNを介して入出力機器30と通信する。具体的には、第二通信部14は、第一通信部13が入出力機器30から取得した接続情報を用いて、ネットワークNを介して入出力機器30と通信しデータ1001を送信する。また、無線LAN_AP6を介してMFP2と通信する。
機器選定部15は、図3に示されるCPU101により実現され、第一通信部13が入出力機器30から受信した機能管理テーブルと実行準備情報1002を比較して、ユーザが利用可能な入出力機器30を選定する。これにより、機器選定部15は使用候補機器を決定するが、詳細は後述される。
選択通知取得部16は、図3に示されるCPU101により実現され、ユーザが選択受付画面501の印刷開始ボタン503を押下した入出力機器30から機器選択通知を取得する。なお、機器選択通知は第一通信部13により受信される。
切断部17は、図3に示されるCPU101及びBLEモジュール7等により実現され、第一通信部13による入出力機器30との通信を切断する。すなわち、ユーザが実行しようとするジョブを実行できないと機器選定部15が判定した入出力機器30、及び、機器選択通知を送信しない入出力機器30をユーザは使用しないので、切断部17はこれらの入出力機器30との通信を切断する。なお、機器選択通知を送信した入出力機器30についても、第一通信部13による通信が不要になるので通信が切断される。
ジョブ制御部18は、図3に示されるCPU101等により実現され、ジョブの実行に関する全体的な制御を行う。すなわち、スマートデバイス10の操作入力受付部12が受け付けたユーザの実行開始操作に基づきジョブのシーケンスを開始し、ジョブ状態や結果を表示装置108に表示させる。また、第一通信部13や第二通信部14による通信、機器選定部15による入出力機器30の選定、及び、切断部17による切断等を制御する。
記憶・読出部19は、図3に示されるSSD106、ROM107、及び、RAM102等により実現され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
<BLEについて>
BLEについて説明する。BLEは「Bluetooth 4.0」 で追加された通信規格であり、「Bluetooth LE(Low Energy)」とも呼ばれる。機器同士の通信手順を統一するためBluetoothは種々のプロファイルを規定しているが、BLEではアトリビュートと呼ばれる通信仕様に従って機器同士が通信する。機器は、アトリビュートに対する情報の読み出し、情報の設定(書き込み)、通知を操作単位として通信する。
図6はアトリビュートを模式的に示す図の一例である。1つのアトリビュート41は「UUID」「キャラクタリスティック」「型」等を持つ。なお、この3つ以外の項目は省略した。「UUID」はアトリビュート41の識別情報でBluetoothの標準化管理団体で管理されている。「キャラクタリスティック」には通信対象の値が設定される。「型」には「キャラクタリスティック」の値の型(例えば、整数型、時刻型、日付型など)が格納される。
BLEではアトリビュート41の組み合わせでサービス42を記述しており、このような記述体系を「GATT(Generic Attribute Profile)」と呼ぶ。BLEではGATTがプロファイルに相当する。そして、このサービス42にもUUIDが与えられている。
BLEでは通信する機器がペリフェラルとセントラルとに分けられる。一般に、ペリフェラルには、他の機器が必要とする情報があり、セントラルは、ペリフェラルから提供される情報を使う。本実施形態の入出力機器30はペリフェラル(サービス提供側)、スマートデバイス10はセントラル(サービス利用側)に相当する。
ペリフェラルはアドバタイズメントパケットの形式で、提供しているサービスのUUID等を周期的に送信する。セントラルは、アドバタイズメントパケットを受信して、所望のサービスを提供してくれるペリフェラルがないか走査する。アドバタイズメントパケットによりペリフェラルを検出したセントラルは、送出元のペリフェラルに対して通信接続を要求する。本実施例では、スマートデバイス10の第一通信部13が、予め定められているUUIDと入出力機器30が提供するサービスのUUIDが一致するかどうかにより通信接続するか否かを判定する。このようにしてスマートデバイス10と入出力機器30とが通信接続する。
アトリビュートを用いた通信には、主にリクエスト(レスポンス)、インディケーション(コンファメーション)、コマンド、及びノーティフィケーションの4つがある。セントラルがペリフェラルにリクエストするときには、リクエストとレスポンスのペアを使用し、ペリフェラルからセントラルに通知する際にはインディケーションとコンファメーションのペアが使われる。また、コマンドはセントラルからペリフェラルへの任意の通信であり、ノーティフィケーションはペリフェラルからセントラルへの任意の通信である。
スマートデバイス10は予め定められている1つ以上のアトリビュートのキャラクタリスティックに情報を書き込み、入出力機器30は予め定められている1つ以上のアトリビュートのキャラクタリスティックに情報を書き込む。これらにより両者がBLEで通信する。
<機器の選定>
機器選定部15は、上記のように、機能管理テーブルと実行準備情報1002を比較して利用可能な入出力機器30を選定する。
図7は、機器選定部15が入出力機器30を選定する手順を示すフローチャート図の一例である。図7の手順は、スマートデバイス10の第一通信部13が機能管理テーブルを受信するとスタートし、入出力機器30ごとに繰り返し実行される。
まず、機器選定部15は、機能管理テーブルを参照して入出力機器30が「利用中か否かを判定する(S10)。利用中の入出力機器30をユーザが使用することはできないためである。本実施例では、MFP1が利用中であると判定される。
次に、機器選定部15は、入出力機器30が所望の機能を有するか否かを判定する(S20)。実行準備情報1002の「ジョブ実行機能」の値を読み出すと「印刷」と記載されている。一方、機能管理テーブルからは「機能一覧」に記載されている機能を取得する。すなわち、MFP1、2から「印刷、スキャン、FAX、コピー」、プリンタ30dから「印刷」、プロジェクタ30bから「投影」を取得する。印刷を含むのはMFP1、2(ただし、MFP1は利用中)とプリンタ30dなので、これらについてステップS20の判定はYesとなる。
ステップS10でYes又はS20でNoと判定された入出力機器30に対し、機器選定部15は使用できないと判定する(S60)。
次に、機器選定部15は、ステップS20でYesと判定された入出力機器30を使用候補機器に決定する(S30)。これにより、ユーザが設定したジョブを実行する機能を有する入出力機器30のみを使用候補機器に決定できる。
次に、機器選定部15は、使用候補機器がジョブ設定の内容を全て実行可能か否か判定する(S40)。実行準備情報1002の「ジョブ実行機能」によると「モノクロ、両面」と記載されている。従って、入出力機器30がこれらのジョブ設定の印刷ジョブを実行可能かどうか判定する。機能管理テーブルの「能力情報」において「カラー出力」と「両面印刷」にYesが設定されているMFP2について、機器選定部15はジョブ設定の内容を全て実行できると判定する。一方、プリンタ30dについて、機器選定部15は「両面印刷」を実行できないと判定する。
機器選定部15は、使用できないジョブ設定がある使用候補機器(プリンタ30d)に対応づけて、「使用不可ジョブ設定」を記録しておく(S50)。
使用不可ジョブ設定が記録された使用候補機器は、ユーザが望むジョブ設定でそのまま印刷することができない。しかし、ユーザとしてはジョブ設定が若干異なっていても、印刷したい場合がある。そこで、使用不可ジョブ設定が記録された使用候補機器は、後述するように選択受付画面501に使用できないジョブ設定があることを表示する。ユーザは、使用できないジョブ設定を確認してジョブを実行するか否かを判断できる。
<動作手順>
図8は、本実施例の情報処理システム300の動作を示すシーケンス図の一例である。図8の手順は、ユーザがスマートデバイス10を用いてジョブを実行する際にスタートする。
S1:ユーザはアプリを起動させ、データ1001を指定して印刷に関するジョブ設定を行う。一例として、「カラー出力方法」をモノクロに、「両面印刷方法」を両面に設定する。ジョブ設定の内容は記憶部1000に実行準備情報1002として記憶される。
S2:ユーザはジョブ実行を開始する操作を行う。
S3:スマートデバイス10の第一通信部13は、各入出力機器30が送信しているアドバタイズメントパケットの走査を開始する。スマートデバイス10の第一通信部13は、アドバタイズメントパケット受信時の受信電波強度(RSSI:Received signal strength indication)を検出して、予め定められた閾値を超えるか否かで各入出力機器30への距離を推定する。
S4:そして、第一通信部13は、一定距離(あるいは所定距離)以内にあると判別された機器に対してBLEで通信接続を行う。なお、閾値は入出力機器30の種類ごとに予め定められている(BLEモジュール7の配置場所などにより同じ距離でも入出力機器30によって電波強度が異なるため)。あるいは、ユーザが入出力機器30を操作している時の電波強度などを元に、動的に決めてもよい(例えば、ユーザが入出力機器30を操作している時の電波強度の半分などに閾値を決定する)。
S5:次に、スマートデバイス10の第一通信部13は、入出力機器30が送信するUUIDに基づき利用可能な機器を特定する。あるいは、この段階で、機能管理テーブルのIDを取得して利用可能な機器を特定してもよい。
S6:次に、スマートデバイス10の第一通信部13は機能管理テーブルを各入出力機器30から取得する。
S7:次に、スマートデバイス10の機器選定部15は、図7の処理を実行し使用候補機器を決定する。
S8:MFP1は「利用中」の項目がYesなので、スマートデバイス10の切断部17はMFP1との通信を切断する。
S9:MFP2は使用候補機器と判定されるので、スマートデバイス10のジョブ制御部18はMFP2に対して、実行準備情報1002を送信することで実行準備を要求する。
S10:MFP2のUI生成部31は選択受付画面501を生成し操作部307に表示する。選択受付画面501については図9にて説明する。
S11:プリンタ30dも使用候補機器と判定されるので、スマートデバイス10のジョブ制御部18はプリンタ30dに対して、実行準備情報1002を送信することで実行準備を要求する。この時、ジョブ制御部18は、使用不可ジョブ設定を送信することができる。なお、入出力機器30が使用不可ジョブ設定を判定してもよい。スマートデバイス10から実行準備情報1002を取得すれば、機能管理テーブルと比較して使用不可ジョブ設定を判定できる。
S12:プリンタ30dのUI生成部31は選択受付画面501を生成し操作部307に表示する。選択受付画面501については図9にて説明する。
S13:プロジェクタ30bは使用候補機器と判定されないので、スマートデバイス10の切断部17はプロジェクタ30bとの通信を切断する。
S14:次に、ユーザは選択受付画面501が表示された入出力機器(使用候補機器)30から自分が利用したい入出力機器30を選んで印刷開始ボタン503を押下する。ここでは、MFP2を選択した。
S15:入出力機器30(MFP2)の操作入力受付部32はユーザの操作を受け付け、第一通信部33がスマートデバイス10に対して機器選択通知を行う。第一通信部33は上記のノーティフィケーションを利用して通知を行う。機器選択通知には機能管理テーブルのIDやIPアドレスが含まれる。これにより、スマートデバイス10はユーザが選択した入出力機器30を特定できる。
S16:機器選択通知を受け取ったスマートデバイス10の切断部17は、第一通信部13によるすべての入出力機器30との通信を切断する。機器選択通知によりスマートデバイス10はユーザが使用する入出力機器30を特定できたためである。なお、通信が切断された入出力機器30のUI生成部31は選択受付画面501を消去する。
S17,S18:スマートデバイス10の第二通信部14は、機器選択通知を送信した入出力機器30の「接続情報」を参照し、ネットワーク情報にもとづいてジョブの実行に必要な情報を送信する。すなわち、データ1001とジョブ設定を送信する。なお、MFP2のように無線LAN_AP6を持っている入出力機器30に対しては、第二通信部14はまず、接続中のアクセスポイントを無線LAN_AP6へ切り替えてから、ネットワーク情報にもとづいてジョブの実行に必要な情報を送信する。
なお、ステップS14で解除ボタン504が押下された場合、入出力機器30のUI生成部31は選択受付画面501を消去して、スマートデバイス10に解除通知を送信する。スマートデバイス10の切断部17は解除通知を送ってきた入出力機器30との通信を切断する。
<選択受付画面501>
図9は操作部307に表示された選択受付画面501の一例を示す図である。図9(a)はMFP2の操作部307に表示された選択受付画面501である。選択受付画面501は、クライアント情報505、ジョブ設定502、印刷開始ボタン503、及び、解除ボタン504を有している。クライアント情報505により、ジョブを実行しようとしているユーザが表示されるようになっている。したがって、操作部307にこのような選択受付画面501が出力されることで、MFP2がユーザの選択対象であることをユーザが判断できる。
また、ジョブ設定502が表示されることで、ユーザがスマートデバイス10で設定したジョブ設定を確認できるようになっている。印刷開始ボタン503はユーザが入出力機器30を選択するためのボタンであり、解除ボタン504はユーザが入出力機器30を選択しないことを入力するためのボタンである。
図9(b)はプリンタ30dの操作部307に表示された選択受付画面501である。図9(a)と同様にジョブ設定が表示されるが、ジョブ設定502に「使用不可ジョブ設定」が表示されている。すなわち、プリンタ30dの機能管理テーブルによれば「両面印刷」がNoなので、「両面設定は解除されます」と表示されている。ユーザはこれを見てプリンタ30dを使用するか否かを判定できる。
なお、図9(b)で「使用不可ジョブ設定」を表示する場合、入出力機器30のUI生成部31が「ジョブ設定を全て実行可能な機器が他にあります。」と表示してもよい。使用不可ジョブ設定がない入出力機器30が他にあることをスマートデバイス10が検出している場合、その旨を使用不可ジョブ設定と共に入出力機器30に送信する。これにより、ユーザは他の入出力機器30に移動すれば、自分のジョブ設定によるジョブを実行できると判断できる。
また、操作部307のようなディスプレイを有さない入出力機器30の場合、LEDの点灯などの手段で、利用可能であること(印刷開始ボタン503の代用)、使用不可ジョブ設定があること、及び、使用不可ジョブ設定がない入出力機器30が他にあること等を表示してよい。
以上説明したように、本実施例では、スマートデバイス10と通信した入出力機器30がユーザによる選択を受け付けたことをスマートデバイス10に通知することで、スマートデバイス10が複数の入出力機器30の中からユーザが使用する入出力機器30を特定できる。スマートデバイス10と通信中の入出力機器30が選択受付画面501を表示するので、ユーザはスマートデバイス10が通信している入出力機器30を容易に判別できる
本実施例では、スマートデバイス10が入出力機器30を通信により占有することを抑制できる情報処理システム300について説明する。実施例1では、スマートデバイス10と一定距離内の各入出力機器30とが通信接続していた。しかし、BLEでは入出力機器30(ペリフェラル)とスマートデバイス10(セントラル)が通信している間、入出力機器30は他の機器との通信を行えない。このため、スマートデバイス10が通信接続する入出力機器30は、ユーザが使用する可能性があるものだけとすることが好ましい。
なお、本実施例の機能ブロック図は実施例1の図5と同様でよく、主に本実施例の相違点について説明する。
図10は、本実施例の情報処理システム300の動作手順を示すシーケンス図の一例である。
S1:入出力機器30の第一通信部33は、アドバタイズメントパケットを常に送信している。アドバタイズメントパケットには、入出力機器30の製造元などが任意に定義できるフィールドが20バイト程度ある。本実施例では、第一通信部33がアドバタイズメントパケットにプロパティの「能力情報」の「機能一覧」と等価な情報を設定し送信する(アドバタイズする)。これにより、スマートデバイス10は入出力機器30とBLEによる通信接続することなく「機能一覧」を取得することができる。すなわち、ユーザがジョブ設定したジョブを実行できない入出力機器30に、スマートデバイス10がBLEにより通信接続しなくて済むようになる。
なお、アドバタイズメントパケットの20バイトを入出力機器30が全て使用できるわけでないので、ビットフラグを利用するなどして使用可能なデータ量に収める。例えば、任意に使用可能なフィールドの先頭ビットから順番に印刷、スキャン、FAX、コピー、投影が割り当てられており、入出力機器30は自分が有する機能のビットを"1"に、有していない機能のビットを"0"に設定する。同様に、入出力機器30はアドバタイズメントパケットに「利用中」に関する情報を含めることが好ましい。この場合も任意に使用可能なフィールドの特定のビットに"1"又は"0"を設定する。
S2:ユーザはアプリを起動させ、データ1001を指定して印刷に関するジョブ設定を行う。
S3:ユーザはジョブ実行を開始する操作を行う。
S4:スマートデバイス10の第一通信部13は、順番にアドバタイズメントパケットを受信する。図ではまずMFP1からアドバタイズメントパケットを受信している。なお、第一通信部13は入出力機器30が一定距離以内にあるか否かを判定する。
S5:アドバタイズメントパケットには「機能一覧」及び「利用中」の情報が含まれているので、機器選定部15は図7の処理を実行し、使用候補機器であるか否かを判定する。なお、アドバタイズメントパケットに「利用中」の情報が含まれていない場合、ステップS7の後に使用候補機器かどうかを判定すればよい。なお、図10の手順では、MFP1は利用中でないものとする。
S6:使用候補機器であると判定すると、スマートデバイス10の第一通信部13は、使用候補機器(MFP1)に対しBLEで通信接続を行う。
S7:スマートデバイス10の第一通信部13は、通信接続した入出力機器30から機能管理テーブルを取得する。
S8:機器選定部15はこの段階で、機能管理テーブルに基づき使用不可ジョブ設定の有無を判定する。スマートデバイス10のジョブ制御部18は入出力機器30に対して、実行準備情報1002を送信することで実行準備を要求する。必要であれば使用不可ジョブ設定も送信される。
S9:入出力機器30のUI生成部31は選択受付画面501を生成し操作部307に表示する。
S10:次に、スマートデバイス10の第一通信部13はプロジェクタ30bからもアドバタイズメントパケットを受信する。
S11:機器選定部15はプロジェクタ30bが使用候補機器であるか否かを判定する。プロジェクタ30bのアドバタイズメントパケットには「投影」の機能一覧が含まれているので、使用候補機器でないと判定される。使用候補機器でなければ、機器選定部15は入出力機器30のアドバタイズメントパケットは無視して、BLEによる通信接続を行わない。
S12〜S15:ユーザがMFP1の印刷開始ボタン503を押下する。以降の処理は実施例1と同様である。
なお、スマートデバイス10から一定距離内に使用候補機器が複数ある場合、スマートデバイス10はそれぞれとBLEによる通信接続を行う。しかし、実施例1のように使用候補機器でない入出力機器30とも通信接続する場合より、通信接続する可能性が低下する。
以上のように、本実施例の情報処理システム300は、実施例1のように入出力機器30と通信接続する前に「能力情報」の「機能一覧」を取得することで、スマートデバイス10が入出力機器30と通信接続する可能性を低減できる。
BLEはデータ通信速度がそれほど速くないため、データ量が多い場合が多いデータ1001の通信には向いていない。例えば、印刷や投影に使用されるデータ1001の送信、入出力機器30がスキャンしたデータ1001の受信などでは、通信に時間がかかってしまう。このため、実施例1、2では、BLEによる通信を切断した後、スマートデバイス10はネットワークN又は無線LAN_AP6を介してデータ(ジョブ)1001を入出力機器30に送信していた。
しかし、例えばコピーの実行など、スマートデバイス10と入出力機器30との間にデータ1001の通信が発生しない場合、スマートデバイス10はBLEのまま通信することができる。そこで、本実施例では、データ1001の送受信を伴わずジョブ設定のみをスマートデバイス10が送信する場合、BLEでのみ通信する情報処理システム300について説明する。
なお、本実施例の機能ブロック図は実施例1の図5と同様でよく、主に本実施例の相違点について説明する。
図11は、本実施例の情報処理システム300の動作手順を示すシーケンス図の一例である。
S1〜S4:実行準備情報1002の送信、選択受付画面501の表示、印刷開始ボタン503の押下、機器選択通知の送信までの処理は実施例1,2と同様である。
S5:スマートデバイス10のジョブ制御部18は、BLEによる通信を切断するか、又は、BLEの通信を継続するかを判定する。予め、BLE通信でジョブを実行可能なジョブ実行機能の種類(例えば、コピー)が定められており、ユーザが設定したジョブ設定がこのジョブ実行機能に該当する場合、BLE通信を継続すると判定する。
例えば、ジョブ実行機能がコピーの場合、スマートデバイス10と入出力機器30との間でデータ1001は送受信されない。また、コピーのジョブ実行機能でユーザは集約や変倍を設定することが可能であるが、ユーザはスマートデバイス10に設定されているジョブ設定を送信することで普段の設定でジョブ実行できる。また、ジョブ設定のデータ量は大きくないので、BLEのまま通信しても時間はそれほどかからない。
なお、ジョブ設定の送信は、入出力機器30が提供するサービスのうち所定のアトリビュートのキャラクタリスティックへの書き込みによって行われる。
S6:第一通信部13は、BLEによる通信のままジョブ開始指示及びジョブ設定を入出力機器30に送信する。ジョブ開始指示はジョブ設定によるジョブの開始を要求する指示である。
S7:入出力機器30のジョブ実行部35はジョブを実行する。
S8:また、スマートデバイス10の切断部17は第一通信部13による通信を切断する。
以上のように、本実施例の情報処理システム300又は情報処理システム300が行う通信方法は、ジョブ設定によってはBLEによる通信のまま、ジョブを実行することができる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、実施例1〜3では選択受付画面501に表示された印刷開始ボタン503の押下により、入出力機器30が機器選択通知をスマートデバイス10に送信した。しかし、例えば、ユーザがログインした場合に入出力機器30が機器選択通知をスマートデバイス10に送信してもよい。ログインにより入出力機器30はユーザを特定できるため、スマートデバイス10のユーザと一致する場合にだけ機器選択通知をスマートデバイス10に送信できる。また、ユーザがログイン時にICカードやNFCチップをかざしてもよい。
また、本実施形態では、スマートデバイス10と入出力機器30とがBLEで通信するとして説明したが、BLEでないBluetooth、ZigBee(登録商標)、赤外線通信、Z−Wave、ABT、無線LANなどで通信してもよい。
また、図5などの構成例は、スマートデバイス10及び入出力機器30の処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。スマートデバイス10及び入出力機器30の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、スマートデバイス10が有するデータ1001は、ネットワーク上に存在していてもよい。この場合、スマートデバイス10はネットワークからダウンロードしたデータ1001を入出力機器30に送信したり、ネットワークから直接、入出力機器30に送信したりする。
また、入出力機器30が有する機能DB3001はネットワーク上に存在していてもよい。
なお、スマートデバイス10は第一情報処理装置の一例であり、入出力機器30は第二情報処理装置の一例であり、第一通信部13は第一通信手段の一例であり、選択通知取得部16は情報取得手段の一例であり、第二通信部14は第二通信手段の一例であり、UI生成部31は出力手段の一例であり、操作入力受付部32は選択受付手段の一例であり、第一通信部33は送信手段の一例である。切断部17は切断手段の一例であり、実行準備情報1002を記憶する記憶部1000は機能記憶手段の一例であり、機器選定部15は選定手段の一例である。
5 無線通信装置
7 BLEモジュール
10 スマートデバイス
11、31 UI生成部
12、32 操作入力受付部
13、33 第一通信部
14、34 第二通信部
15 機器選定部
16 選択通知取得部
17 切断部
18 ジョブ制御部
30 入出力機器
特開2008-193265号公報

Claims (11)

  1. 第一情報処理装置と第二情報処理装置が通信可能な情報処理システムであって、
    前記第一情報処理装置は、
    前記第二情報処理装置に第一情報を送信する第一通信手段と、
    前記第二情報処理装置から第二情報を取得する情報取得手段と、
    前記第二情報を送信した前記第二情報処理装置にデータを送信する第二通信手段と、を有し、
    前記第二情報処理装置は、
    前記第一情報を受信した場合、選択対象の機器であることを出力する出力手段と、
    前記選択対象の機器であることを出力している場合に選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段が選択を受け付けた場合、前記第二情報を前記第一情報処理装置に送信する送信手段と、を有する情報処理システム。
  2. 前記第一情報処理装置は、
    前記データの処理に必要な機能が記憶された機能記憶手段を参照して、前記第一通信手段が取得した前記第二情報処理装置の機能情報と前記機能とを比較し、前記データの処理に必要な前記機能を備える前記第二情報処理装置を選定する選定手段、を有し、
    前記第一通信手段は、前記選定手段が選定した前記第二情報処理装置に対し前記第一情報を送信する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記機能記憶手段には、前記機能に加え前記データの処理内容が記憶されており、
    前記選定手段は、前記第二情報処理装置の前記機能情報と前記処理内容とを比較して、前記第二情報処理装置の前記機能情報では対応できない前記処理内容を決定し、
    前記第一通信手段は、前記機能情報では対応できない前記処理内容を前記第二情報処理装置に送信し、
    前記出力手段は前記第二情報処理装置の前記機能情報では対応できない前記処理内容を表示装置に表示する請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記第一通信手段は前記第二情報処理装置が利用中か否かを示す利用中情報を前記第二情報処理装置から取得し、
    前記選定手段は、前記利用中情報を参照して利用中でない前記第二情報処理装置を選定し、
    前記第一通信手段は、利用中でない前記第二情報処理装置に対し前記第一情報を送信し、利用中の前記第二情報処理装置には前記第一情報を送信しない請求項2又は3に記載の情報処理システム。
  5. 前記第一通信手段は、所定距離内の前記第二情報処理装置と通信接続するものであり、
    前記第一情報処理装置は、
    前記第一情報が送信される前記第二情報処理装置として前記選定手段が選定しなかった前記第二情報処理装置との通信を切断する切断手段を有する請求項2〜4いずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記第一通信手段は、所定距離内の前記第二情報処理装置と通信接続することなく、前記第二情報処理装置の前記機能情報を取得するものであり、
    前記選定手段は、前記第一通信手段が取得した前記第二情報処理装置の前記機能情報と前記機能とを比較して、前記データの処理に必要な前記機能を備える前記第二情報処理装置を選定し、
    前記第一通信手段は、前記選定手段により選定された前記第二情報処理装置に対し前記第一情報を送信する請求項2〜4いずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記第一情報処理装置は、
    前記データの処理に必要な前記機能が予め定められている機能である場合、前記第一通信手段を用いて前記処理内容を前記第二情報処理装置に送信し、
    前記第二通信手段は、前記第二情報を送信した前記第二情報処理装置に対し前記データを送信しない請求項3に記載の情報処理システム。
  8. 前記第一通信手段は、前記第一情報処理装置又はユーザの識別情報を前記第二情報処理装置に送信し、
    前記出力手段は前記第一情報処理装置又はユーザの識別情報を表示装置に表示する請求項1〜7いずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 情報処理装置から第一情報を受信した場合、選択対象の機器であることを出力する出力手段と、
    前記選択対象の機器であることを出力している場合に選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段が選択を受け付けた場合、第二情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、を有する第二情報処理装置と通信する前記情報処理装置であって、
    前記第二情報処理装置に前記第一情報を送信する第一通信手段と、
    前記第二情報処理装置から前記第二情報を取得する情報取得手段と、
    前記第二情報を送信した前記第二情報処理装置にデータを送信する第二通信手段と、を有する情報処理装置。
  10. 情報処理装置から第一情報を受信した場合、選択対象の機器であることを出力する出力手段と、
    前記選択対象の機器であることを出力している場合に選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択受付手段が選択を受け付けた場合、第二情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、を有する第二情報処理装置と通信する前記情報処理装置を、
    前記第二情報処理装置に前記第一情報を送信する第一通信手段と、
    前記第二情報処理装置から前記第二情報を取得する情報取得手段と、
    前記第二情報を送信した前記第二情報処理装置にデータを送信する第二通信手段と、
    として機能させるためのプログラム。
  11. 第一情報処理装置と第二情報処理装置が通信する情報処理システムの通信方法であって、
    前記第一情報処理装置によって行われる、
    第一通信手段が、前記第二情報処理装置に第一情報を送信するステップ、
    前記第二情報処理装置から第二情報を取得するステップと、
    前記第二情報を送信した前記第二情報処理装置に第二通信手段がデータを送信するステップと、を有し、
    前記第二情報処理装置に行われる、
    前記第一情報を受信した場合、選択対象の機器であることを出力するステップと、
    前記選択対象の機器であることを出力している場合に選択を受け付けるステップと、
    前記選択を受け付けるステップにより選択が受け付けられた場合、前記第二情報を前記第一情報処理装置に送信するステップと、を有する通信方法。
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