JP2007272142A - 弾性ブレード、弾性ブレード組立体及び画像形成装置 - Google Patents
弾性ブレード、弾性ブレード組立体及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007272142A JP2007272142A JP2006100887A JP2006100887A JP2007272142A JP 2007272142 A JP2007272142 A JP 2007272142A JP 2006100887 A JP2006100887 A JP 2006100887A JP 2006100887 A JP2006100887 A JP 2006100887A JP 2007272142 A JP2007272142 A JP 2007272142A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic blade
- elastic
- forming apparatus
- image forming
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
【解決手段】画像形成装置に備えられたところの、現像剤を担持搬送する回転担持搬送体に当接し、前記回転担持搬送体の回転に伴い前記回転担持搬送体上を摺動する弾性ブレード1であって、前記回転担持搬送体に当接する弾性体3と、少なくとも100GPaのヤング率を有する金属材料で薄板状に形成され、吸湿硬化型接着剤を硬化して成る接着層4を介して前記弾性体3を支持する支持体2とを備えていることを特徴とする弾性ブレード1、この弾性ブレード1を装着した弾性ブレード組立体、及び、これらを備えた画像形成装置。
【選択図】 図1
Description
請求項1は、画像形成装置に備えられたところの、現像剤を担持搬送する回転担持搬送体に当接し、前記回転担持搬送体の回転に伴い前記回転担持搬送体上を摺動する弾性ブレードであって、前記回転担持搬送体に当接する弾性体と、少なくとも100GPaのヤング率を有する金属材料で薄板状に形成され、吸湿硬化型接着剤を硬化してなる接着層を介して前記弾性体を支持する支持体とを備えていることを特徴とする弾性ブレードであり、
請求項2は、前記弾性体は、前記回転担持搬送体に当接する当接部を形成する二面のなす角度が90°又は鋭角であることを特徴とする請求項1に記載の弾性ブレードであり、
請求項3は、前記弾性体は、ウレタンゴムで形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾性ブレードであり、
請求項4は、前記金属材料は、ステンレス鋼であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾性ブレードであり、
請求項5は、前記金属材料は、リン青銅であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾性ブレードであり、
請求項6は、前記吸湿硬化型接着剤は、シアノアクリレート接着剤であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の弾性ブレードであり、
請求項7は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の弾性ブレードと、前記弾性ブレードを装着する装着部材とを備えた弾性ブレード組立体であり、
請求項8は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の弾性ブレード、又は、請求項7に記載の弾性ブレード組立体を備えた画像形成装置である。
オーステナイト系バネ用ステンレス鋼帯(JIS種類 SUS304−CSP)を、0.1mm×30mm×300mmの大きさに裁断し、薄板状の支持体2を作製した。このオーステナイト系バネ用ステンレス鋼帯は、197GPaのヤング率、930MPaの引張強さ及び310HV以上の硬度を有している。また、ウレタンゴム(商品名「UA290」、クレハエラストマー株式会社製)を、1mm×10mm×300mmの大きさを有し、当接部5aを形成する二面のなす角度が90°である角柱状に成形して、弾性体3を作製した。さらに、亜鉛めっき鋼板(JIS G 3313/SECC、商品名「ジンコート21QS」、新日本製鐵株式会社製)を、1.6mm×90mm×350mmの大きさに裁断し、装着部材11を作製した。
オーステナイト系バネ用ステンレス鋼帯に代えて、リン青銅(JIS種類 C5212)を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ブレード1bを装着した弾性ブレード組立体11Bを製造した。このリン青銅は、110GPaのヤング率、600MPaの引張強さ及び230HV以上の硬度を有している。
(実施例3)
前記ウレタンゴムに代えて、シリコーンゴム(商品名「KE−981−U」、信越化学工業株式会社製)を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ブレード1cを装着した弾性ブレード組立体11Cを製造した。
(実施例4)
前記弾性体3における当接部5aを形成する二面のなす角度を50°に調整した以外は、実施例1と同様にして、弾性ブレード1dを装着した弾性ブレード組立体11Dを製造した。
1mm×40mm×300mmの大きさを有する弾性体3fを実施例1と同様にして作製した。この弾性体3fと、実施例1と同様にして作製した支持体2とを接着させず、弾性体3fと支持体2とを挟持して、弾性ブレード1eを作製した以外は、実施例1と同様にして、弾性ブレード1eを装着した弾性ブレード組立体11Eを製造した。
(比較例2)
前記シアノアクリレート接着剤に代えて、ホットメルト接着剤(商品名「アロンメルト」、東亞合成株式会社製)を用いて、120℃で15分間にわたってホットメルト接着剤を硬化させた以外は、実施例1と同様にして、弾性ブレード1fを装着した弾性ブレード組立体11Fを製造した。
(比較例3)
オーステナイト系バネ用ステンレス鋼帯に代えて、ヤング率が70GPa、引張強さが230MPa及び硬度が60HVのアルミニウム(JIS種類 A5052)を用いた以外は、実施例1と同様にして、弾性ブレード1gを装着した弾性ブレード組立体11Gを製造した。
クリーニング手段に弾性ブレード組立体11を装着する際の作業性を、装着時間、作業容易性等を総合的に判断した。評価は、総合的判断に優れる方から順に、5、4、3、2及び1の5段階で評価した。
クリーニング手段に弾性ブレード組立体11を装着した後に、弾性ブレード組立体11の装着位置、すなわち、像担持体21に対する、弾性体の位置、角度及び当接量を総合的に評価した。評価は、装着位置精度に優れる方から順に、5、4、3、2及び1の5段階で評価した。
画像を印刷した記録紙を1000枚ごとに取り出し、品質を確認した。その結果、弾性ブレード組立体11A〜11Dは、記録紙に印刷された画像は高品質及び高解像度であったのに対して、弾性ブレード組立体11E〜11Gは、画像は何れも低品質であった。
2 支持体
3 弾性体
4 接着層
5a、5b 当接部
6 回転担持搬送体
7 現像剤担持領域
10 弾性ブレード組立体
11 装着部材
12 装着部
13 接着層
20 画像形成装置
21 像担持体
22 帯電手段
23 露光手段
24 転写手段
25 定着手段
25a 定着ローラ
25b 加圧ローラ
26 記録体
27 クリーニング手段
28 クリーニングブレード
30 現像手段
31 筐体
32 現像剤
33 撹拌手段
34 現像剤担持体
35 現像剤規制手段
40 板状試料
41、42 試料台
Claims (8)
- 画像形成装置に備えられたところの、現像剤を担持搬送する回転担持搬送体に当接し、前記回転担持搬送体の回転に伴い前記回転担持搬送体上を摺動する弾性ブレードであって、前記回転担持搬送体に当接する弾性体と、少なくとも100GPaのヤング率を有する金属材料で薄板状に形成され、吸湿硬化型接着剤を硬化して成る接着層を介して前記弾性体を支持する支持体とを備えていることを特徴とする弾性ブレード。
- 前記弾性体は、前記回転担持搬送体に当接する当接部を形成する二面のなす角度が90°又は鋭角であることを特徴とする請求項1に記載の弾性ブレード。
- 前記弾性体は、ウレタンゴムで形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾性ブレード。
- 前記金属材料は、ステンレス鋼であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾性ブレード。
- 前記金属材料は、リン青銅であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾性ブレード。
- 前記吸湿硬化型接着剤は、シアノアクリレート接着剤であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の弾性ブレード。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の弾性ブレードと、前記弾性ブレードを装着する装着部材とを備えた弾性ブレード組立体。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の弾性ブレード、又は、請求項7に記載の弾性ブレード組立体を備えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006100887A JP2007272142A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 弾性ブレード、弾性ブレード組立体及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006100887A JP2007272142A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 弾性ブレード、弾性ブレード組立体及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007272142A true JP2007272142A (ja) | 2007-10-18 |
Family
ID=38674960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006100887A Pending JP2007272142A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 弾性ブレード、弾性ブレード組立体及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007272142A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104704429A (zh) * | 2012-09-28 | 2015-06-10 | 阪东化学株式会社 | 电子照相装置用刮板及其制造方法 |
JP2016218189A (ja) * | 2015-05-18 | 2016-12-22 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置及び画像形成装置に用いられるユニット、カートリッジ、並びにユニットの製造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02216178A (ja) * | 1989-02-17 | 1990-08-29 | Canon Inc | 画像形成装置のクリーニング装置 |
JP2001049062A (ja) * | 1999-08-12 | 2001-02-20 | Canon Inc | 熱可塑性エラストマー組成物、それを用いた現像剤量規制弾性ブレード及びそれを用いた現像装置 |
JP2002278260A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-27 | Bando Chem Ind Ltd | 電子写真装置用現像ブレ−ド及びその製造方法 |
JP2003107901A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Canon Inc | 現像剤規制手段及びクリーニング手段及び現像装置及びクリーニング装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2004037490A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-02-05 | Canon Inc | エンドレスベルト、その製造方法及びそれを用いた画像形成装置 |
-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006100887A patent/JP2007272142A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02216178A (ja) * | 1989-02-17 | 1990-08-29 | Canon Inc | 画像形成装置のクリーニング装置 |
JP2001049062A (ja) * | 1999-08-12 | 2001-02-20 | Canon Inc | 熱可塑性エラストマー組成物、それを用いた現像剤量規制弾性ブレード及びそれを用いた現像装置 |
JP2002278260A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-27 | Bando Chem Ind Ltd | 電子写真装置用現像ブレ−ド及びその製造方法 |
JP2003107901A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Canon Inc | 現像剤規制手段及びクリーニング手段及び現像装置及びクリーニング装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2004037490A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-02-05 | Canon Inc | エンドレスベルト、その製造方法及びそれを用いた画像形成装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104704429A (zh) * | 2012-09-28 | 2015-06-10 | 阪东化学株式会社 | 电子照相装置用刮板及其制造方法 |
JP5872057B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2016-03-01 | バンドー化学株式会社 | 電子写真装置用ブレード、及び、その製造方法 |
CN104704429B (zh) * | 2012-09-28 | 2019-08-13 | 阪东化学株式会社 | 电子照相装置用刮板及其制造方法 |
JP2016218189A (ja) * | 2015-05-18 | 2016-12-22 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置及び画像形成装置に用いられるユニット、カートリッジ、並びにユニットの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2058711A2 (en) | Lubricant application apparatus, process cartridge, and image forming apparatus using same | |
US20070116490A1 (en) | Image forming device, charging device and cleaning device | |
JP2008139552A (ja) | 現像剤規制部材、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び現像剤規制部材の製造方法 | |
JP5447224B2 (ja) | 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
US7289759B2 (en) | Cleaning apparatus | |
US8135318B2 (en) | Image forming apparatus, image forming method, and secondary transfer unit | |
JP2012042574A (ja) | 現像ローラ、現像装置及び画像形成装置 | |
JP2016188983A (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 | |
JP2007272142A (ja) | 弾性ブレード、弾性ブレード組立体及び画像形成装置 | |
JPH04165378A (ja) | 現像装置 | |
JP2010231057A (ja) | 画像形成装置 | |
EP2065764A1 (en) | Endless belt with meandering preventive guide | |
JP2014167535A (ja) | クリーニング部材、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2006194938A (ja) | クリーニングブレード、クリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP5370461B2 (ja) | 清掃部材 | |
US8611781B2 (en) | Method and device of joining multiple parts of a toner cartridge | |
US10520874B2 (en) | Cleaning blade and image forming apparatus including cleaning blade | |
US9110430B2 (en) | Cleaning device, process cartridge and image forming apparatus | |
KR20080070166A (ko) | 화상형성장치와 클리닝유닛 | |
JP2005234445A (ja) | 蛇行防止ガイド付エンドレスベルト | |
JP3457271B2 (ja) | 電子写真装置用ブレ−ド体 | |
US8824951B2 (en) | Toner conveyor, process cartridge, and image forming apparatus | |
JP2006038953A (ja) | ブレード組立体 | |
CN116648676A (zh) | 清洁刮板 | |
JP2006106270A (ja) | 蛇行防止ガイド付エンドレスベルト |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD13 | Notification of appointment of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433 Effective date: 20080304 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110128 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110325 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110325 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110930 |