JP2007271620A - カーカスプライとインナーライナとの間に配置されたセンサを備えたタイヤ - Google Patents

カーカスプライとインナーライナとの間に配置されたセンサを備えたタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】カーカスプライとインナーライナとの間にセンサが配置されたタイヤ
【解決手段】本発明タイヤ(10)はインナーライナ(11)と、少なくとも一つのカーカスプライ(12)と、歪みセンサ(20)とを備え、この歪みセンサはカーカスプライとインナーライナとの間に配置されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、歪みセンサを備えたタイヤに関するものであり、特に、タイヤ構造体中の歪みセンサの位置決めに関するものである。
快適性、性能、安全性を高めるための車両の補助/監視システムは絶えず発展している。従って、各種パラメータを測定するための新しいニーズが生じる。パラメータのいくつかはタイヤ内部に設けたセンサを用いて決定できる。特に、タイヤが曝されている応力に関係する変数(タイヤの変形、ホイール中心での力のテンソル、グリップ限界プロキシミティ等)はタイヤの変形および歪みの測定で得られる。
タイヤの測定に関する分野は2つの下位分野すなわち内部空気に関係した変数の測定と、タイヤ構造および構成材料に関係した変数の測定とに分けることができる。
タイヤ内部の空気に関係した変数(例えば内部空気の圧力および温度)の測定ではセンサとタイヤとの間に特別なインターフェースを確立する必要はなく、センサ(必要な場合にはさらに他の電子部品)をタイヤに取付け、適当なデカップリングによって機械的応力からセンサを保護する支持体を用いるだけで十分である。
一方、タイヤ構造および構成材料に関係する変数(例えば所定位置に生じるタイヤの変形または歪み)の測定には上記とは全く別の問題がある。この場合には用いるセンサと周囲環境との間の機械的インターフェースの品質が最も重要になる。特に、インターフェースとなる支持体の幾何構造および材料を慎重に選択することでセンサに伝達される変形または歪みの比率を制御できる。
タイヤの構成部品の一つにセンサを取付けることは公知である。一例として下記文献1には摩耗しない領域に「釘」型のセンサを備えたタイヤが開示されている。この文献の図16および図17ではサイドウォールの下側部分でビード近傍(図16)のサイドウォールとトレッドとを連結する領域(図17)にセンサを埋め込むことが提案されている。下記文献2にはビードワイヤ近傍に応力センサを設けることが開示されている(特に図11および図12を参照)。
米国特許第2003/0056579号明細書 米国特許第2004/0158441号明細書
本発明の目的はタイヤ内部での歪みセンサの位置決めを最適化することにある。
本発明のこの目的はインナーライナと、少なくとも一つのカーカスプライと、歪みセンサとを備え、歪みセンサがカーカスプライとインナーライナとの間に配置されたタイヤによって達成される。
「インナーライナ」とはタイヤ内部の気体と接触する内側表面とタイヤのカーカスプライと接触する外側表面とによって規定されるゴム混合物(例えばブチルベースのゴム)のマスを意味し、このインナーライナによってチューブレスタイヤの気密性が保証される。
本発明者が知る限り、カーカスプライとインナーライナとの間の領域にセンサを配置することを提案した者はいない。それには十分な理由がある。すなわち、インナーライナの直ぐ近くにセンサを配置するのを避けるのが普通の当業者である。それは、例えばタイヤ成形中にゴム薄層が損傷するとタイヤの気密性に多大な影響が及ぶためである。
しかし、下記の理由からカーカスプライとインナーライナとの間にセンサを位置決めすることが有利であることが分かった。第1に製造が容易で、パッチの位置決めよりも必要な操作数が少なくて済み、製造時間が短くなり、製造コストが低くなる。第2に上記位置決めによって外部からの攻撃に関して十分な機能的保護が与えられる。カーカスプライの内部に位置決めすることによってセンサは外側のサイドウォールおよびプライ自体によって保護される。第3にセンサはタイヤ内部からの攻撃(湿気、酸化等)から十分に保護される。これは密封性が主たる特性であるインナーライナの裏側にセンサが配置されるためである。また、タイヤ設計で使用される種々の構造は上記位置決めにほとんど影響しない。従って、一つの所定構造に関して開発され、妥当性が実証された解決策はその他の構造で一般的に再使用できる。
外部攻撃(衝撃、湿気、酸化等)とタイヤ内部からの攻撃(湿気、酸化)の両方からセンサを保護することを希望する当業者がカーカスプライとインナーライナとの間のセンサの位置を自然には選択しないという点にも注目すべきである。すなわち、当業者はセンサがより十分に保護されるビード内の位置を選択して、センサは多量のゴムによってタイヤ内部から離すであろう。
本発明タイヤは特に、変形可能なほぼ平らなダイヤフラムに結合された剛性のあるシャンクを備えた歪みセンサを備え、上記ダイヤフラムはダイヤフラムの変形を検出する手段を備え、上記シャンクはタイヤのカーカスプライおよび/またはインナーライナに機械的カップリング(結合)されている。ダイヤフラムの変形量の検出と、それと組合された力の測定方法に関しては下記文献に記載の説明が参照できる。
米国特許第6,666,079号明細書
タイヤのカーカスプライおよび/またはインナーライナへのシャンクの機械的カップリングはカーカスプライ、インナーライナおよびセンサ間の空間を充填する一定量の材料によって行うことができる。材料としてはゴム材料を用いるのが好ましい。このような材料の存在によって、特に材料の剛性を慎重に選択することによってセンサとタイヤとの間の機械的カップリングを最適化することができる。10%伸び率に対するリジディティー(剛性)が2〜15Mpaであるゴム材料が大抵の用途に適していることが分かっている。
本発明の一実施例では上記材料は剛性の勾配を有することができる。インナーライナおよびカーカスプライに近い領域の材料の剛性が、それが接触するゴム組成物(インナーライナまたはカーカスプライ)の剛性に近くなるように選択するか、インナーライナの剛性とカーカスプライの剛性の中間になる(一般に10%伸び率で2〜6MPa)ように選択するのが有利である。センサに近い領域にある材料の剛性をインナーライナの剛性およびカーカスプライの剛性より大きくして、センサの剛性に近づけるのが有利である。
本発明の一実施例では、センサのダイヤフラムに対する垂線がカーカスプライの平面に対して平行である。それによってこの平面内の剪断歪みを測定できる。この垂線は半径方向を向く(すなわちタイヤの回転軸線を含む平面内で平行)か、この半径方向に対して直角を向くのが有利である。
センサはタイヤのビード領域またはサイドウォール上に配置できる。
センサをタイヤのクラウンの下側に配置することもでき、センサのダイヤフラムの平面に対する垂線がタイヤの周方向を向くようにセンサを向けるのが好ましい。これによってタイヤ走行面に対して平行な平面のクラウン下側の剪断力とタイヤ前進方向の圧縮力を入手できる。「走行面」とはタイヤ走行時に地面と接触するタイヤトレッドの各点が形成する表面を意味する。
本発明の別の実施例ではセンサのダイヤフラムがカーカスプライおよびインナーライナに対して平行な方向を向く。この場合にはタイヤの空気圧を表す値を求めることができる。
本発明は図面を参照した以下の説明からより良く理解できよう。添付図面は概念的なものであり、また、単なる例として示したもので、本発明をなんら限定するものではない。
[図1]は従来のタイヤ10の概念図で、このタイヤ10は不透過性のゴムの内側インナーライナ11と、ゴム混合物(すなわち1種のエラストマと1種のフィラーとを少なくとも含むゴム組成物)で被覆されたコード13から成るカーカスプライ12と、リム(図示せず)上にタイヤ10を維持する周方向強化部材14と、2つのプライ15、16から成るクラウン強化部材とを備えている。プライ15および16の各々はタイヤの回転軸線に対して直角な面に対して角度を成したコード17、18で補強されている。トレッド19はプライ15、16上に位置している。タイヤ10はこのトレッド19を介して道路と接触する。このタイヤのインナーライナ11とカーカスプライ12との間にセンサ20(その構造は以下の図面で説明する)が装備・配置される。センサ20はインナーライナ11で覆われているので破線で示されている。
[図2]は「釘(ネイル)」型3次元歪みセンサ20の概念図である。このセンサ20はリジッドなシャンク21とヘッド22とから成り、ヘッド22はほぼ平らなダイヤフラム23を備え、このダイヤフラム23は、測定装置の構造体全体が加速によって応力が加わったり、力やモーメント等によって応力を受けてダイヤフラム23の中心に結合された剛性シャンク21が変形した時に変形できる。従って、シャンク21はセイスミック(seismic)質量を形成する。
ダイヤフラム23には変形ゲージが取付けられ、それに加わる下記の歪みに比例した信号を送信する:
(1)ダイヤフラム23に垂直な歪み(Z方向)
(2)x方向の剪断歪み(σxz
(3)y方向の剪断歪み(σyz)。
上記センサはこれら3つの歪み成分を同時に測定する。〔図2]のデカルト座標系(x,y,z)はアクセス可能な応力を図示するためにのみ選択したものであるということは注意すべきである。以下、x、y、zはタイヤに関するローカル基準系での方向を示し、xは周方向、yは軸線方向、zはxとyの両軸に対して垂直な方向である。ダイヤフラム23の変形の検出と、それと組み合わされた力の測定法に関しては下記文献の開示を参照できる。
米国特許第6,666,079号明細書
以下ではこの種のセンサについて考えるが、本発明のタイヤではその他の歪みセンサを用いることもできる。
タイヤ10内部の局部歪みを測定し、それをタイヤ10の変形に関連付けるように設計されたセンサ20はタイヤ製造時にタイヤ10と一体化される。センサはカーカスプライ12とインナーライナ11との間に過剰厚さ部分として配置されるのが好ましい。
[図3]はセンサ20をカーカスプライ12とインナーライナ11との間に配置した本発明の一実施例を示している。センサ20とタイヤ10との間の機械的カップリングを最適化するためにセンサ20の近傍のカーカスプライ12とインナーライナ11との間の空間を適当な特徴を有する一定量の材料30を加えて充填するのが望ましい(または必要である)ことが多い。特に、そうした材料30の剛性および形状は下記:
(1)特定の点に歪みが蓄積するのを防ぎ(テーパ形状)、
(2)タイヤ10製造中に気泡が形成されるのを防行目、
(3)センサに伝達される歪みのレベルを制御する、
ように定義される。
極めて硬い材料は大きな歪みを伝達でき、一方、可撓性のある材料はセンサ20のダイヤフラム23上の歪みのレベルを制限できる。
[図4]はセンサ20(ここでは処理モジュール40と組み合わされている)が、そのダイヤフラム23に対する垂線がカーカスプライ12の平面に対して平行になるような位置に取り付けられた実施例の概念図である。この実施例ではタイヤ10上の歪みをセンサ20に伝達するために多量の材料30を添加する必要がある。同じタイヤ10の変形に対して上記センサ20が検出する歪みはセンサ20近傍のカーカスプライ12とインナーライナ11との間の空間を充填するのに用いた材料の剛性にほぼ比例する。
上記センサを用いることによって各物理変数をその位置およびその向きの関数として測定できる。以下ではいくつかの実施例とその潜在的用途とを説明する。
本発明の第1実施例ではセンサ20はタイヤ10のビード領域内またはサイドウォール上に配置され、ダイヤフラム23の平面に対する垂線が半径方向になる(すなわちタイヤ10の回転軸線を含む平面内の一つの方向に対して平行になる)ような向きに配置される。[図5]はこの状態のラジアル構造のタイヤ10の概念図である。従って、ダイヤフラム23の平面に対する垂線(矢印24で示す)はカーカスプライ12のコード13に対して平行である。この向きに対応する(且つ同等な結果を生じる)2つの位置が[図6]に示してある。すなわち、センサ42の場合はダイヤフラムがタイヤ10の回転軸線に向かい、センサ41の場合は反対方向を向く。
この好ましい実施例を用いることによってタイヤ10のサイドウォールのデラジアル化(deradialisation)および撓みを測定できる。
タイヤ10のデラジアル化はセンサ20のダイヤフラム23の剪断xz(σxz)で測定できる。ラジアルタイプのタイヤ10が加重または駆動/制動トルクを受けて応力が加わったときにタイヤは変形し、カーカスプライのケーブル13はその半径方向向きから外れる。その結果、半径方向と周方向との間に剪断力が生じる。
この剪断力はセンサ20で検出できる。
[図7]は地面9と接触して2つのタイプの応力を受けているタイヤ10の概念図である。[図7]の(a)はタイヤの静止時にこのタイヤ10によって支持される荷重Fzの作用によって生じるタイヤ10の非ラジアル化を示している。この力Fzが加わった時には図示した4つのコード131〜134の中のコード131と133のみが非ラジアル化し、コード132と134はその半径方向向きを維持する。[図7]の(b)ではタイヤ10はさらに駆動トルクMyを受けて非ラジアル化状態が変り、コード131〜134はいずれもその半径方向向きを維持しなくなる。コードの半径方向位置に対する傾きが全てのコードで同一ではないことは理解できよう。すなわち、駆動トルクMyによって生じる非ラジアル化を力Fzによって生じる非ラジアル化に加えることができ(例えばコード133の場合)、あるいは、反対の符号を有することができる(コード131の場合)。
本発明の好ましい第1実施例ではさらに、ダイヤフラムに対して垂直な歪み(z方向、図2も参照)を介してサイドウォールの撓みを測定することができる。タイヤに加重が加わるとサイドウォールは接地面に対応する領域で撓む。[図8]はこの2つの状態の差を示している。初期の非加重状態(実線)を加重状態(破線)と比較している。加重状態ではサイドウォールの変形(矢印で示す)によってセンサ20上の歪みが増大する。
タイヤ10のサイドウォールの非ラジアル化および撓みが分かると、タイヤ全体を変形させる力を演繹できる。この用途は多数考えることができる。すなわち、下記文献に記載のように、タイヤの変形(すなわち、タイヤが非加重状態から加重状態へ移行するときのタイヤの半径方向高さの変化)、そのキャンバ(すなわちタイヤの回転軸線の地面と平行な面に対する傾き)またはホイールセンター力のテンソルを決定することができる。
米国特許第6,962,075号明細書
[図9]に概念的に示した本発明の第2実施例ではセンサ20はタイヤのビードまたはサイドウォール上に配置され、且つ、ダイヤフラムの平面に対する垂線(矢印24で示す)が半径方向(カーカスプライのコード13の方向に対応)に対して直角で且つカーカスプライの表面に対して平行に向けられている。ここでも、[図10]に示す2つの位置が可能であり、前記と同様な結果が得られる。すなわち、ダイヤフラムは車両前進時のタイヤ走行方向(43)に向かうか、その反対方向(44)を向くことができる。
この実施例では好ましい第1実施例と同等に、主として剪断xz(σxz)を介したタイヤ10の非ラジアル化が測定でき、ダイヤフラムに対して垂直な歪みを介したサイドウォールの周方向伸び率(x方向)が測定できる。これらの2つの変数はタイヤ全体の変形に関する情報を提供し、下記文献に記載のように、本発明の好ましい第1実施例と同様に、タイヤの変位および/またはキャンバ並びにホイールセンター力のテンソルを測定することができる。
米国特許第2004/158,414号明細書
本発明の好ましい第3実施例ではセンサはタイヤのクラウンの下側に配置され、センサのダイヤフラムに対する垂線は周方向を向き、すなわちカーカスプライのコードの方向に対して直角で且つプライに対して平行な方向を向いている。この実施例を用いると2つの関連した変数すなわちクラウン下側の剪断xyとx方向の圧縮力を入手できる。
[図11]は第3実施例の半径方向断面を示している。この図はセンサ20のダイヤフラムに対して垂直な歪みの変化を示している。タイヤ10は矢印50で示される方向へ前進し、この図は3つの連続した瞬間におけるタイヤを示している。[図11]の(a)ではセンサはタイヤ10と地面9との間の接触領域の外側に配置される。曲率半径はタイヤの内径に対応する。[図11]の(b)ではセンサが接触領域に入る所にあり、タイヤ10のクラウンの曲率半径が[図11]の(a)より小さい連結領域にセンサは位置している。従って、センサ20のダイヤフラムが受ける歪みは増大する。最後に、[図11]の(c)ではセンサはタイヤ10と地面9との間の接触領域内に位置している。クラウンは平坦になり、曲率半径は無限になる。センサのダイヤフラム上の歪みは減少し、さらには符号が変わることもある。
この実施例に関する用途は、周方向における圧縮信号による接触領域の長さの評価によってタイヤの変形を推定するという目的が考えられる。
本発明の好ましい第4実施例では、センサがそのダイヤフラムがカーカスプライおよびインナーライナに対して平行になるように配置される。この位置ではセンサが底領域内、サイドウォール内またはクラウン下側のいずれの位置でもセンサは垂直歪みからタイヤ空気圧を表す値を求めることができる。
センサを備えたタイヤの部分斜視図。 「釘」型3次元歪みセンサ20を示す図。 本発明の一実施例を示す図。 本発明の別の実施例を示す図。 本発明の好ましい第1実施例によるカーカスプライに対するセンサの位置決め法を示す図。 上記第1実施例によるタイヤ上でのセンサの位置決め法を示す図。 2つタイプの応力を受けるタイヤを示す図。 荷重を加える前と後の本発明タイヤの図。 本発明の好ましい第2実施例によるセンサのカーカスプライに対する位置決め法を示す図。 上記第2実施例によるタイヤ上でのセンサの位置決め法を示す図。 本発明の好ましい第3実施例によるセンサの位置決め法を示す図。

Claims (12)

  1. インナーライナ(11)と、少なくとも一つのカーカスプライ(12)と、歪みセンサ(20)とを備え、上記歪みセンサがカーカスプライとインナーライナとの間に配置されているタイヤ(10)。
  2. 歪みセンサ(20)が変形可能な平らなダイヤフラム(23)に結合されたリジッドなシャンク(21)を備え、上記ダイヤフラムはダイヤフラムの変形を検出する手段を備え、上記シャンクがタイヤのカーカスプライ(12)および/またはインナーライナ(11)に機械的にカップリングされている請求項1に記載のタイヤ(10)。
  3. 上記の機械的カップリングがカーカスプライ(12)、インナーライナ(11)および歪みセンサ(20)の間の空間を充填する一定量の材料(30)によって達成される請求項2に記載のタイヤ(10)。
  4. カーカスプライ(12)、インナーライナ(11)および歪みセンサ(20)の間の空間を充填する上記材料(30)がゴム材料である請求項3に記載のタイヤ(10)。
  5. カーカスプライ(12)、インナーライナ(11)および歪みセンサ(20)の間の空間を充填する上記材料(30)が10%伸びに対して2〜15Mpaの剛性(リジディティー)を有する請求項3または4に記載のタイヤ(10)。
  6. カーカスプライ(12)、インナーライナ(11)および歪みセンサ(20)の間の空間を充填する上記材料(30)のが剛性が勾配を有し、インナーライナおよびカーカスプライに近い領域にある材料はインナーライナの剛性とカーカスプライの剛性との中間の剛性を有し、上記歪みセンサに近い領域にある材料はインナーライナの剛性およびカーカスプライの剛性より大きい剛性を有する請求項3または4に記載のタイヤ(10)。
  7. 歪みセンサ(20)のダイヤフラム(23)に対する垂線(24)がカーカスプライ(12)の平面と平行である請求項2〜6のいずれか一項に記載のタイヤ(10)。
  8. 歪みセンサ(20)のダイヤフラム(23)の平面に対する垂線(24)が、タイヤの回転軸線を含む平面内の一つの方向と平行である請求項7に記載のタイヤ(10)。
  9. 歪みセンサ(20)のダイヤフラム(23)の平面に対する垂線(24)が、タイヤの回転軸線を含む平面内の一つの方向に対して直角である請求項7に記載のタイヤ(10)。
  10. 歪みセンサ(20)がタイヤのビード領域またはサイドウォール上に配置されている請求項8または9に記載のタイヤ(10)。
  11. 歪みセンサ(20)がタイヤクラウンの下側に配置され、歪みセンサのダイヤフラム(23)の平面に対する垂線(24)がタイヤの周方向を向いている請求項7に記載のタイヤ(10)。
  12. 歪みセンサ(20)のダイヤフラム(23)がカーカスプライ(12)およびインナーライナ(11)に対して平行である請求項2〜6のいずれか一項に記載のタイヤ(10)。
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