JP2007269940A - 蓄熱材及びその製造方法 - Google Patents
蓄熱材及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007269940A JP2007269940A JP2006096330A JP2006096330A JP2007269940A JP 2007269940 A JP2007269940 A JP 2007269940A JP 2006096330 A JP2006096330 A JP 2006096330A JP 2006096330 A JP2006096330 A JP 2006096330A JP 2007269940 A JP2007269940 A JP 2007269940A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat storage
- storage material
- carrier
- agent
- storage agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Abstract
【課題】蓄熱剤が担持された蓄熱材であって、蓄熱剤を収納する容器が破損しても漏出して周囲を汚すおそれがない蓄熱材を提供しようとする。
【解決手段】粒径1cm以下の粒状に成形されたゲル状の蓄熱剤からなる蓄熱材である。また、細孔を有する粒子状担体の該細孔にゲル状または固形状の蓄熱剤が担持されてなる蓄熱材である。前記担体が中空であり得、前記蓄熱材は、該担体の中空部に前記蓄熱剤が担持されてなり得る。さらに、液状化する温度が40℃以上であり、40℃以下でゲル状または固形状である蓄熱剤を加熱して液状化し、液状化した該蓄熱剤を細孔を有する粒子状担体に接触させることにより該担体に担持させることを特徴とする蓄熱材の製造方法である。
【選択図】 図4
【解決手段】粒径1cm以下の粒状に成形されたゲル状の蓄熱剤からなる蓄熱材である。また、細孔を有する粒子状担体の該細孔にゲル状または固形状の蓄熱剤が担持されてなる蓄熱材である。前記担体が中空であり得、前記蓄熱材は、該担体の中空部に前記蓄熱剤が担持されてなり得る。さらに、液状化する温度が40℃以上であり、40℃以下でゲル状または固形状である蓄熱剤を加熱して液状化し、液状化した該蓄熱剤を細孔を有する粒子状担体に接触させることにより該担体に担持させることを特徴とする蓄熱材の製造方法である。
【選択図】 図4
Description
本発明は、蓄熱材及びその製造方法に関する。
蓄熱材は物質の相転移にともなう吸熱や発熱を利用して保温や保冷を行なう器材である。蓄熱材はこのような物質からなる蓄熱剤を所定の容器や袋などに封入して用いられる。(例えば、特許文献1参照)
蓄熱剤が常温で液状であるとその容器が破損した場合、漏出して周囲を汚すおそれがある。蓄熱剤が常温で固形状であると、枕等人体に接触させて用いる場合に人体の形状にフィットさせることが困難である。また、常温で液状あるいはゲル状であっても、蓄熱剤を収納する容器が剛であれば人体の形状にフィットさせることが困難である。容器が袋状の柔軟なものであっても、蓄熱剤を冷蔵庫等で冷却して人体冷却用に用いる場合は、冷却された蓄熱剤が凍って板状になり、人体の形状にフィットさせることが困難である。
特開2002−195711号公報
本発明の目的は、蓄熱剤が担持された蓄熱材であって、蓄熱剤を収納する容器が破損しても漏出して周囲を汚すおそれがない蓄熱材を提供しようとすることである。
また、本発明の目的は、接触させた対象物の形状に沿ってフィットさせることのできる蓄熱材を提供しようとすることである。
本発明の要旨とするところは、粒径1cm以下の粒状に成形されたゲル状の蓄熱剤からなる蓄熱材であることにある。
また、本発明の要旨とするところは、細孔を有する粒子状担体の該細孔にゲル状または固形状の蓄熱剤が担持されてなる蓄熱材であることにある。
前記蓄熱材においては、前記担体が中空であり得、前記蓄熱材は、該担体の中空部に前記蓄熱剤が担持されてなり得る。
さらに、本発明の要旨とするところは、液状化する温度が40℃以上であり、40℃以下でゲル状または固形状である蓄熱剤を加熱して液状化し、液状化した該蓄熱剤を細孔を有する粒子状担体に接触させることにより該担体に担持させることを特徴とする蓄熱材の製造方法であることにある。
前記蓄熱材の製造方法においては、前記担体が中空であり得る。
また、本発明の要旨とするところは、液状化する温度が40℃以上であり、40℃以下でゲル状または固形状である蓄熱剤と該蓄熱剤の液化する温度以上に昇温された水との混合物を、冷却しながら撹拌する蓄熱材の製造方法であることにある。
本発明によると、蓄熱剤が担持された蓄熱材であって、蓄熱剤を収納する容器が破損しても漏出して周囲を汚すおそれがない蓄熱材が提供される。
本発明によると、接触させた対象物の形状に沿ってフィットさせることのできる蓄熱材が提供される。
本発明の蓄熱材は、粒径1cm以下の粒状に成形されたゲル状の蓄熱剤からなる蓄熱材である。このような態様の蓄熱材は袋などの柔軟な収納用物に収納して用いると、接触させた対象物の形状に沿ってフィットさせることができて、対象物との接触面積が大きくなり有効な保冷、あるいは保温が行なわれる。蓄熱材の粒径が1cmを超えて大きくなると、ゴツゴツして接触させた対象物の形状に沿って有効にフィットさせることができない。蓄熱材の粒径が0.1μmを超えて小さくなると製造が容易でない。蓄熱材の粒径が1mm以下であることが対象物が人である場合に接触させたときの感触が良好で好ましい。
例えば、本発明の蓄熱材を側地に充填した敷物は座り心地がよく、本発明の蓄熱材を側地に充填した枕は寝心地がよい。とくに、5〜30℃の範囲で保冷できる蓄熱剤による本発明の蓄熱材は、この座り心地や寝心地の点で優れる。また、生野菜や果物のような通常の冷凍品に比べて比較的高い温度で湿保冷する食品の保冷に適する。
このような蓄熱材は、スプレードライヤによる粒状化や、水中分散法による粒状化等各種の粒状化方法で粒状化できるが、なかでもホモジナイザのような高速撹拌機を用いて効率よく粒状化できる。
この態様の蓄熱材は、例えば、液状の蓄熱剤をゲル化剤と混合したものを、さらに水と混合した混合物を、冷却しながらホモジナイザのような高速撹拌機を用いて撹拌して得たゲル球である。この場合、水の温度が70〜90℃であり、撹拌の回転数が3000〜7000rpmであり、液状の蓄熱剤と水との混合比が1:30〜1:50であることが安定してゲル球が得られて好ましい。
この蓄熱材に用いられる蓄熱剤は40℃以下の温度で固形状あるいはゲル状となっていることができるものである。このゲルは液状化する温度が40℃以上であることが好ましい。
本発明のこのような態様の蓄熱材に用いられる蓄熱剤としては、グリセリン、テトラデカン、ヘキサデカン、テトラデカンとヘキサデカンの混合物等が例示される。
これらの液体の蓄熱剤に混合して蓄熱剤をゲル化させるゲル化剤としては、天然油脂系脂肪酸が挙げられる。天然油脂系脂肪酸は、C鎖を有するカルボン酸であり、動物脂肪や植物油の成分として産出され好ましくはC8〜C26分の長さのC鎖を有するものである。
本発明の他の態様においては、蓄熱材の粒子は、細孔を有する担体の孔にゲル状または固形状の蓄熱剤が担持されてなるものであってもよい。即ち、本発明の他の態様における蓄熱材は、細孔を有する担体の孔にゲル状または固形状の蓄熱剤が担持されてなる蓄熱材である。細孔を有する担体の材料としては、発泡樹脂、多孔質セラミック、中空繊維、多孔の焼結金属、活性炭が挙げられる。
本発明のこの態様の蓄熱材に用いられるこの蓄熱剤は40℃以下の温度で固形状あるいはゲル状となっていることができるものである。このゲルは液状化する温度が40℃以上であることが好ましい。
本発明のこの態様の蓄熱材に用いられるこの蓄熱剤の原料としては、このような性質の物質そのものであってもよいが、常温で液体の蓄熱剤にゲル化剤が混合されたものであってもよい。
常温で液体の蓄熱剤としては、グリセリン、テトラデカン、ヘキサデカン、テトラデカンとヘキサデカンの混合物等が例示される。
これらの液体の蓄熱剤に混合して蓄熱剤をゲル化させるゲル化剤としては、ポリオレフィンやや天然油脂系脂肪酸が挙げられる。ポリオレフィンとしては直鎖状低密度ポリオレフィンが好ましい。直鎖状低密度ポリオレフィンは、直鎖を主体とする分子構造を有し、側鎖を有するポリオレフィンである。天然油脂系脂肪酸は、C鎖を有するカルボン酸であり、動物脂肪や植物油の成分として産出され好ましくはC8〜C26分の長さのC鎖を有するものである。蓄熱剤は水とともにゲル化剤に混合しゲル化させる場合もある。
ポリオレフィンとしては、直鎖状低密度ポリエチレンの側鎖がC8分のもの(以下LLDPE−2と称する)、高圧法低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)などが挙げられる。
このようにして得られたゲル状物は、加熱することにより可逆的に液状化させることができる。
このゲル状物中のゲル化剤の含有率は、6〜30重量%であることが好ましい。蓄熱材の柔軟性のうえでさらに好ましくは6〜16重量%である。
本発明の蓄熱材に用いられる細孔を有する担体としては、ゼオライト、軽石等の多孔質火山岩、パーライト、バーミキュライト、多孔質セラミックス、発泡樹脂、木炭、竹炭、活性炭、焼結金属等が挙げられる。
本発明においては、ゲル化剤を添加してゲル化した蓄熱剤を加熱して液状化し、この液状化した蓄熱剤を細孔を有する担体に接触させることにより該担持に担持させる。
液状化した蓄熱剤と担体との接触は、例えば、液状化した蓄熱剤中に担体を投入してなされる。担体が粒子状である場合は、この担体からなる粉体を液状化した蓄熱剤中に担体を投入して撹拌することによりなされる。このような操作により、液状化した蓄熱剤が担体の細孔に侵入して取り込まれる。その後担体を常温まで冷却することにより、ゲル状の蓄熱剤が担体の細孔に取り込まれている蓄熱材を得る。
このようにして得られた本発明の蓄熱材は素手でさわっても手触りがサラッとしており蓄熱剤で手を汚すことがなく、取り扱いが容易である。
さらに、担体が粒子状であると、この蓄熱材を袋に入れた蓄熱体は、起伏を有する形状の対象物と接触させて用いる場合、その対象物の形状に沿って容易に変形するので、対象物の凹凸面に合わせて密着状態で使用することができる。例えば、枕として使用すれば、人体の形状に合わせて変形させることができる。担体の粒径は対象物の形状に沿って容易に変形するうえで1cm以下であることが好ましい。担体の製造の容易さから、担体の粒径は0.01μm以上が好ましい。
また、蓄熱体を蓄熱剤が冷凍される温度まで冷却しても、この密着状態は実現することができる。従って、従来の蓄熱剤を用い冷蔵庫の冷凍質などで冷やして用いる人体冷却用具における、冷凍により剛直な板状になって、枕として用いるときに頭部にフィットしないという問題が、解消される。
またさらに、本発明においては、担体が多孔質の中空粒子状であると、その中空部にも蓄熱剤を担時させることができるので、蓄熱性が向上する。中空粒子状の担体の中空部に蓄熱剤を担時させる操作は、上述の粒子状の担体に蓄熱剤を担時させる操作と同様であり、担体と液状の蓄熱剤との接触により、液状の蓄熱剤が担体の細孔を経由して中空部に侵入し、中空部が蓄熱剤により充填される。
多孔質の中空粒子状の担体としては、例えば、特公平5−9133号公報に記載されている多孔質の中空粒子が挙げられる。具体的なものの一つとしては、主成分がSiO2である、鈴木油脂工業株式会社製の商品名:ゴッドボールが挙げられる。この多孔質の中空粒子は、粒径0.5〜50μm、表面細孔直径20〜150Åである。
蓄熱剤と、多孔質の中空粒子状の担体との比率は、1:1〜2:1であることが好ましい。この範囲を下回って蓄熱剤の比率が小さくなると、蓄熱材の蓄熱性が少なくなる。この範囲を上回って蓄熱剤の比率が大きくなると、蓄熱材がベトベトした手触りのものとなる場合がある。
とくに、蓄熱剤がヘキサデカンである場合は、蓄熱剤と、多孔質の中空粒子状の担体との比率は、1:1〜14:10であることが好ましく、この範囲を上回って蓄熱剤の比率が大きくなると、蓄熱材がベトベトした手触りのものとなる。
本発明の蓄熱材は、前述のように、室温近傍の蓄熱温度を有する蓄熱剤を用いることによって、袋に充填して使用して人体の保温あるいは保冷の目的で好適に用いられる。また、生野菜や果物の保冷に適する。さらには、蓄熱剤を担体に担持させた態様の本発明の蓄熱材は、被服や用具や建造物の表面にバインダを用いてコーテイングできるので、高温の蓄熱温度を有する蓄熱剤を用いることにより、耐熱壁や耐熱容器や消防服などの耐熱性を必要とする用途に適用できる。
また、蓄熱剤を担体に担持させた態様の本発明の蓄熱材は、樹脂に練り込んで使用することができるので、耐熱性の繊維や成型品を得ることができる。
蓄熱剤としてヘキサデカン(日本製蝋社製:TS−6)を用い、ゲル化剤として1,2ヒドロキシステアリン酸を用いた。
ヘキサデカンに対して6、10、12Wt%のゲル化剤を加えた混合液を、それぞれ80℃に昇温された1200mlの水に投入し、次いで急冷しながらホモジナイザにより6000rpmで撹拌し、吸引濾過してゲル球を得た。このゲル球を乾燥機により80℃で24hr乾燥しゲル球を得た。
ヘキサデカンに対して6、10、12Wt%のゲル化剤を加えた混合液を、それぞれ80℃に昇温された1200mlの水に投入し、次いで急冷しながらホモジナイザにより6000rpmで撹拌し、吸引濾過してゲル球を得た。このゲル球を乾燥機により80℃で24hr乾燥しゲル球を得た。
図1に各ゲル球のDSC測定結果を示す。
表1に、各ゲル球の、図1の融解曲線のピーク温度及び融解熱の値を示す。
図2はゲル球の蓄熱性の評価結果を表すグラフであり、各ゲル球(13g)をフィルムにくるんで冷蔵庫で24hr5℃で保存したのち30℃に設定したオーブン中にフィルムにくるんだ状態で静置し、ゲル球の温度を2分間隔で測定したものである。
図2に示すように、各ゲル球とも経過時間の中途で昇温の勾配が低くなる時間帯があり、蓄熱性を有することがわかった。この蓄熱性は単にヘキサデカンにゲル化剤を加えてゲル化させたバルクのゲルと同等であった。
蓄熱剤としてヘキサデカン(日本製蝋社製:TS−6)を用い、ゲル化剤として1,2ヒドロキシステアリン酸を用いた。
ヘキサデカンに対して10Wt%のゲル化剤を加えた混合液と、多孔質中空粒子状無水ケイ酸(鈴木油脂工業株式会社製、商品名:ゴッドボールB−25C(以下GBと称す))を混合した。GBの平均粒径は約10μm、中空部の容積は1.3m3/g、細孔の容積は0.4〜0.5m3/gである。
ヘキサデカンとGBとの混合重量比は(試料1)10:10、(試料2)12:10、(試料3)14:10、(試料4)16:10、(試料5)18:10、(試料6)20:10、(試料7)25:10、(試料8)30:10とした。
これら混合重量比の各混合物を130℃オーブンで2時間加熱乾燥し、蓄熱材を得た。
図3に各混合物を加熱乾燥して得られた蓄熱材のDSC測定結果を示す。
表2に、各蓄熱材の図3の融解曲線のピーク温度及び融解熱の値を示す。
表2より、各混合物を加熱乾燥して得られた蓄熱材が実施例1で得られたゲル球とほぼ同じ温度のピーク温度を有していることがわかる。また、これら蓄熱材がゲル球の10〜50%ほどの融解熱を有していることがわかり、また図3に示すようにこれら蓄熱材が蓄熱材料として機能できることがわかった。
図4はヘキサデカンとGBとの混合重量比が14:10の蓄熱材の蓄熱性の評価結果を表すグラフであり、蓄熱材(13g)をフィルムにくるんで冷蔵庫で24hr5℃で保存したのち40℃に設定したオーブン中にフィルムにくるんだ状態で静置し、蓄熱材の温度を2分間隔で測定したものである。なお、測定は、5℃で保存→オーブン中に静置のサイクルを3回繰り返して行なった。また、GBのみの場合の昇温カーブにおいては静置後30℃に達するまでの時間が略10分であったのに対して蓄熱材の昇温カーブにおいては、静置後30℃に達するまでの時間が略60〜100分と長く、GBへの蓄熱性の付与が確認され、また、蓄熱材が経過時間の中途で昇温の勾配が低くなる時間帯があり、蓄熱性を有することがわかった。
GBに蓄熱剤を担持させたこれら蓄熱材は90℃に加熱された状態でもゲルの染み出しがなかった。また、5℃以下でも板状に凝固することなくサラサラの状態を維持した。しかし、GBに蓄熱剤を担持させたこれら蓄熱材において、ヘキサデカンとGBとの混合重量比におけるヘキサデカンの比率が16:10以上では手触りがベトベトであり、ヘキサデカンとGBとの混合重量比におけるヘキサデカンの比率は16:10を下回ることが好ましい。
また、ヘキサデカンとGBとの混合重量比におけるヘキサデカンの比率が約14:10であると融解熱が最も多く、最も蓄熱性が高いことがわかった。
その他、本発明は、主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
Claims (6)
- 粒径1cm以下の粒状に成形されたゲル状の蓄熱剤からなる蓄熱材。
- 細孔を有する粒子状担体の該細孔にゲル状または固形状の蓄熱剤が担持されてなる蓄熱材。
- 前記担体が中空であり該担体の中空部に前記蓄熱剤が担持されてなる請求項2に記載の蓄熱材
- 液状化する温度が40℃以上であり、40℃以下でゲル状または固形状である蓄熱剤を加熱して液状化し、液状化した該蓄熱剤を細孔を有する粒子状担体に接触させることにより該担体に担持させることを特徴とする蓄熱材の製造方法。
- 前記担体が中空である請求項4に記載の蓄熱材の製造方法。
- 液状化する温度が40℃以上であり、40℃以下でゲル状または固形状である蓄熱剤と該蓄熱剤の液化する温度以上に昇温された水との混合物を、冷却しながら撹拌する蓄熱材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006096330A JP2007269940A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 蓄熱材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006096330A JP2007269940A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 蓄熱材及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007269940A true JP2007269940A (ja) | 2007-10-18 |
Family
ID=38673065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006096330A Withdrawn JP2007269940A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 蓄熱材及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007269940A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008239860A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Toyokazutada Kk | 蓄熱体 |
US20110011560A1 (en) * | 2009-07-20 | 2011-01-20 | Terry Brian Bono | Auxiliary heater device |
JP2011037961A (ja) * | 2009-08-08 | 2011-02-24 | Bekku Kk | 蓄熱組成物及び蓄熱成形体 |
JP2014019718A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Hakugen:Kk | 保冷剤 |
JP2018100326A (ja) * | 2016-12-19 | 2018-06-28 | 株式会社ダイセル | 潜熱蓄熱物質を含む熱輸送媒体並びに熱輸送用混合液及び熱輸送方法 |
JP2020527178A (ja) * | 2017-07-10 | 2020-09-03 | アレクサンダー ノエル,ジョン | 相変化材料及びそれを製造するための方法 |
-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006096330A patent/JP2007269940A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008239860A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Toyokazutada Kk | 蓄熱体 |
US20110011560A1 (en) * | 2009-07-20 | 2011-01-20 | Terry Brian Bono | Auxiliary heater device |
JP2011037961A (ja) * | 2009-08-08 | 2011-02-24 | Bekku Kk | 蓄熱組成物及び蓄熱成形体 |
JP2014019718A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Hakugen:Kk | 保冷剤 |
JP2018100326A (ja) * | 2016-12-19 | 2018-06-28 | 株式会社ダイセル | 潜熱蓄熱物質を含む熱輸送媒体並びに熱輸送用混合液及び熱輸送方法 |
JP2020527178A (ja) * | 2017-07-10 | 2020-09-03 | アレクサンダー ノエル,ジョン | 相変化材料及びそれを製造するための方法 |
US11396619B2 (en) | 2017-07-10 | 2022-07-26 | Mary Anne White | Phase-change material and method for producing same |
US11795360B2 (en) | 2017-07-10 | 2023-10-24 | Mary Anne White | Phase-change material and method for producing same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007269940A (ja) | 蓄熱材及びその製造方法 | |
EP0613547B1 (en) | Particulate heating/cooling agents | |
Rhim et al. | Effect of freezing temperature on rehydration and water vapor adsorption characteristics of freeze-dried rice porridge | |
JPH1067981A (ja) | マイクロ波で加熱可能な蓄熱物質 | |
Huang et al. | Preparation and thermal property analysis of Wood’s alloy/expanded graphite composite as highly conductive form-stable phase change material for electronic thermal management | |
US20070267595A1 (en) | Heat Generating Composition, Heat Generating Body, and Process for Producing Heat Generating Body | |
Meng et al. | Development and application of phase change material in fresh e-commerce cold chain logistics: A review | |
JP3223183U (ja) | 暖かい料理を提供するためのプレート | |
Singh et al. | Temperature-regulating materials for advanced food packaging applications: a review | |
KR20120095882A (ko) | 이산화탄소 배출량 삭감 수지 조성물 및 그 제조 방법 및 그 용도 | |
JP4905758B2 (ja) | 蓄熱材 | |
Nazari et al. | Multicomponent bio-based fatty acids system as phase change material for low temperature energy storage | |
JP5374017B2 (ja) | 蓄熱成形体 | |
JP2011094878A (ja) | 過冷却可能な潜熱蓄熱材を用いた発熱体 | |
WO2021035818A1 (zh) | 相变化储热沥青及其制备方法 | |
CN110903666A (zh) | 相变化储热沥青及其制备方法 | |
CN1308922A (zh) | 一种冰袋 | |
JP2006200813A (ja) | 冷凍具 | |
JP2009120734A (ja) | 蓄熱材組成物 | |
JP2007137991A (ja) | 蓄熱材マイクロカプセル、蓄熱材マイクロカプセル分散液および蓄熱材マイクロカプセル固形物 | |
AU2017300785A1 (en) | Technologies for releasing thermal energy | |
EP2058139A1 (en) | Latent-energy heat control of paint viscosity | |
JP3707850B2 (ja) | 蓄冷材組成物 | |
JP2012115589A (ja) | ゲル状物質を封入した冷却シートおよびゲル状物質の冷却用途への使用 | |
JP2551261Y2 (ja) | 容器入り冷菓製品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090602 |