JP2007269071A - 無人搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、液晶表示パネル製造工場や、半導体製造工場等のクリーンルームで使用される無人搬送台車において、その上部からのパーティクルの発生を防止した開閉扉を備えた無人搬送台車を提供するものである。
【解決手段】クリーンルーム内に設置され、側面にスライド式扉装置4が設けてあり被搬送物を搭載して装置間に被搬送物を搬送する無人搬送台車10において、
前記スライド式扉装置4を、無人搬送台車10の下部に設けた駆動部によって開閉移動させられる扉5、6、7、8と、この扉5、6、7、8の上部を案内するレール体12と、前記扉5、6、7、8の上部とレール体12との間に同一極性を対抗させて磁性体31、32、33、34を配置した構成を有する保持装置35とで構成としたことを特徴とする無人搬送台車。
【選択図】図3

Description

本発明は、液晶表示パネル製造工場や、半導体製造工場等のクリーンルームで使用される無人搬送台車に関するものである。
液晶表示パネル製造工場や、半導体製造工場等のクリーンルームで使用される無人搬送台車は、台車本体の開閉扉、移載ロボット、走行輪などの可動部位が発塵源になり易い。これら可動部位から発生するパーティクルはクリーンルーム内を浮遊し、製造途中にある基板等に付着し、パターン欠陥を発生させる等、製品歩留りを低減させる原因となる。従って、通常液晶表示パネル製造工場や、半導体製造工場等で使用さる無人搬送台車には特別の発塵抑制構造と防塵対策が採られる。
特開2000−213225
無人搬送台車を示す図1において、無人搬送台車10は、本体フレーム11、上部外装27、走行方向両側に設けてあり被搬送物の搬入出口3を開閉するスライド式扉装置4の扉5、6、7、8を開いて被搬送物を無人搬送台車に搬出入する移載ロボット14、ロボット台15、走行輪16を備える構成である。尚、26は、無人搬送台車の側面外装である。
前記した無人搬送台車の従来のスライド式扉装置4は、扉5部分の縦断面を示す図6の構成であったのでパーティクルの発生があった。
図6において、スライド式扉装置4は、扉5の上端を上部外装27に設けたレール体18内に挿入して保持し、その下部が本体フレーム11の下部に設けたガイド17に沿って移動可能な可動子22によって保持した構成である。また、扉5は、本体フレーム11の下部に設けてあるモータ24で駆動されるプーリ23に巻き掛けしたベルト19に連結金具20で連結してあり、モータ24の回転によって開閉作動させられる構成である。尚、上記説明は、扉5について述べたが扉5、6、7、8も同様の構成であるからその説明を省く。
この様な構成のスライド式扉装置4は、その扉5が移動するとき、その上端が、レール体18の内壁18a、18bに接触した状態で移動する。扉5の上部がレール18の内面18a又は18bの何れかの面に接触し、面接触による摩擦を生じながらスライドする。この場合、摩擦面が滑らかさに欠けると摩耗粉が発生し易くなる。
一般に摩耗は接触する材料が新しいうちは部材表面が滑らかで摩擦係数が小さく摩耗粉(パーティクル)は比較的発生し難いが、扉開閉動作が繰り返えされるに従い徐々に表面粗が顕在化し、摩耗粉を発生し易くなる。また、クリーンルーム内は、ダウンフローするクリーンエアにより清浄環境に維持されるが、ダウンフローにより、床面に近い発塵源からのパーティクルによる汚染が問題となる場合は少ない。しかし、床面より離れ高所に位置する発塵源から発生するパーティクルは、ダウンフローによる除去がされにくいので、その発生量がわずかでも汚染問題を生じ易い特長がある。従って開閉扉の場合、上部レールは比較的高所に位置し発塵には特に注意が必要である。
この様な観点から、従来技術によるスライド式扉装置4では、上部に位置するレールがパーティクルの発塵源となり発塵抑制技術として不十分と言わざるを得ない。なお、扉の振れ止めに磁石を適用する事例として、引用文献1に示す技術がある。しかし、この技術は、扉に設けた磁石によって扉の振れ止めを引き上げる構成であるので振れとめと扉が接触する構成であるから、パーティクルの発生を減少させることが困難である。
本発明は、上記した従来技術に鑑み、液晶表示パネル製造工場や、半導体製造工場等のクリーンルームで使用される無人搬送台車において、その上部からのパーティクルの発生を防止した開閉扉を備えた無人搬送台車を提供するものである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明は、クリーンルーム内に設置され、側面にスライド式扉装置が設けてあり被搬送物を搭載して装置間に被搬送物を搬送する無人搬送台車において、前記スライド式扉装置を、無人搬送台車の下部に設けた駆動部によって開閉移動させられる扉と、この扉の上部を案内するレール体と、前記扉の上部とレール体との間に同一極性を対抗させて磁性体を配置した構成を有する保持装置と、で構成としたことを特徴とする。
本発明は、前記スライド式扉装置を、無人搬送台車の下部に設けた駆動部によって開閉移動させられる扉と、この扉の上部を案内するレール体と、前記扉の上部とレール体との間に同一極性を対抗させて磁性体を配置した構成を有する保持装置とで構成とすることにより、スライド式扉装置を開閉駆動させる際に、保持装置がスライド式扉装置の扉の上部を、同一極性を対抗させて磁性体の磁力により浮動状態に保つので、無人搬送台車の上方でのパーティクルの発生を防止する効果を有する。
更に、本発明のスライド式扉装置を2重スライド式扉装置としたことを特徴とする。
これにより、無人搬送台車の上方でのパーティクルの発生を防止するとともに、スライド式扉装置を2重スライド式とする事で、扉の開口時に重なり開口幅(搬入出口3)に対する扉の幅を小さくすることができる。このため、無人搬送台車の搬入出口の幅を大きくしても扉の幅を小さくし、無人搬送台車の設計に当たって扉の幅による制約を受けないようにして、その自由度を増すことができる。また、同じ開口幅を2重スライド式扉装置で開閉するときには、一方の扉の移動量を短縮することができるので、パーティクルの発生を更に抑制できる効果を有する。
また、本発明の磁性体を永久磁性としたことを特徴とする。
これにより、スライド式扉装置の扉とレール体との間を浮動状態に保持するための電源を必要としない。また、永久磁石は、その形状(板状、ゴム板状などの形状)が豊富に市販されている素材であるから、無人搬送台車の形状に合わせて選択できるので、保持装置の形状に制約を受けにくくなりその設計の自由度を増すことができる。
また、本発明のスライド式扉装置を無人搬送台車の両側に設けたことを特徴とする。
これにより、スライド式扉装置の扉が開放されたとき、無人搬送台車の搬入出口がその両側で解放されることになり、被搬送物の搬入搬出が容易になる効果を有する。
また、前記保持装置が、扉の上部と、扉の移動方向に沿ってその両側から覆うレール側壁との間に設けられた構成としたことを特徴とする。
これにより、保持装置がスライド式扉装置の扉の上部とレール体のレール体側壁との間で、かつスライド式扉装置の扉の移動方向の全体に磁性体を配置することができる。このため、スライド式扉装置の扉の上部は、磁性体の磁力によりその作動方向の全てに亘って浮動状態に保持される。従って、スライド式扉装置の作動によるパーティクルの発生を防止する効果を有する。
[実施例1]
以下図面を参照し本発明に係る無人搬送台車を実施するための最良の実施形態である第1実施例を示す図2(A)、(B)図3について説明する。尚、図2(A)は、無人搬送台車10のスライド式扉装置4の平面図であり図2(B)は、その側面図である。更に、図3は、スライド式扉装置4の作用説明用の縦断面図である。
以下図2、3に示す実施例1に付いて説明するが、扉5、6、7、8はほぼ同一構成であるから、扉5を中心に説明しその他の扉の説明は同様部品には同一番号にアルファベットを添え字して必要に応じて説明する。
図2、3において、5,6は、図1に示す無人搬送台車10の一側面に設けたスライド式扉装置4の扉である。この扉5,6は、その上端が上部外装27に設けたレール体12に案内され、その下部はガイド17に沿って案内されながら、ベルト19a、19bで開閉駆動させられる構成である。尚、レール体12、ガイド17、ベルト19a、19bは、無人搬送台車10の移動方向に平行に設けてある。
扉5,6は、夫々を駆動するモータ24がそのプーリ23a,23bを矢印a方向に回転するとモータ24の駆動力が連結金具20を介して伝達されると共に、その下部がガイド17に案内され、その上部がレール体12に案内されることで、開方向に移動して搬入出口3を解放する。同様に、プーリ23a,23bを矢印b方向に回転するとモータ24の駆動力が連結金具20を介して伝達されると共に、その下部がガイド17に案内され、その上部がレール体12に案内されることで、閉方向に移動して搬入出口3を閉鎖する。
扉5,6の上部の保持装置35は、図3に示すように扉5,6上端を案内するレール体12と磁性体とで構成される。レール体12は、上部外装27に固定されるレール基部12aとこのレール基部12aから扉5,6に平行に伸びるレール側壁12b、12cを備えた構成を有する。扉5,6の上部は、このレール側壁12b、12cと重なり合うようにレール体12に挿入してあり、その挿入部に極性を対抗させて磁性体31、32、33、34が設けてある。すなわち保持装置35は、磁性体の反発力により扉5,6の上部を浮動状態で保持するものである。
保持装置35の各磁性体は、レール側壁12bの内側に設けた磁性体31がその扉側の極性をNとしてある。また、扉5の上部で前記磁性体31に対抗して配置した磁性体32がレール側壁12b側の極性をNとしてある。従って、磁性体31と磁性体32との間に磁力の反発力が働く。同様に、磁性体33は扉5に設けてありレール側壁12c側の極性をSとしてある。また、磁性体34はレール側壁12cの内側に設けてあり扉5側の極性をSとしてある。従って、磁性体33と磁性体34との間に磁力の反発力が働く。
各磁性体をレール側壁と扉に取り付けるには、磁性体にフェライト磁石、プラスチックシート状磁石、ゴムシート状磁石など市販される素材を用いる場合両面テープ、接着剤などをもいてもよくまた磁性体自体の吸引力を利用する。あるいはこれらの取り付け方法を併用しても良い。この場合は、磁性体の加工(所定の形に切る、曲げるなど)が比較的容易に行えるので保持装置35の構成を、無人搬送台車が要求する形状に容易に合わせることができるので、保持装置35の設計を自由に選択できる。更に、レール体12のレール側壁の一部又は全て及び扉の上端部を磁性材料とするかあるいはそれらの素材に磁化可能な素材を用いてその一部を着磁しても良い。この様にすると、着磁によりその磁力を調整できるのでスライド式扉装置が利用される場所等(大きな搬入出口に設ける扉の重量等)に対応した浮動力を備えた保持装置を得ることができる効果を有する。
以上の構成を有する実施例1は、扉5,6が閉鎖している図2(B)の状態で、モータ24を矢印aの方向に回転すると、その駆動力がベルト19a、19bから連結金具20a,20bを介して扉5,6に伝達されるので、扉5,6が開き方向に移動する。この移動時に於いて、保持装置35の磁性体は、互いに反発して扉5、6、の上端をレール側壁12b、12cから浮動状態に維持する。このため、扉5,6の上端は、レール側壁12b、12cの何れにも触れずに移動する。また、扉5,6が移動するとき、扉に作用する外乱(扉が押される等)が作用し、扉がその外乱でレール側壁12b、12c方向に近づく。しかし、保持装置35磁性体の反発力がその距離の二乗に反比例して大きくなる。このため、扉に外乱が働いても扉とレール側壁12b、12cとの接触を回避できる。従って扉5,6の移動によるパーティクルの発生を確実に防止する。また、扉5,6が開位置から閉鎖方向に移動するには、モータ24を矢印b方向に回転させると、この回転がベルト19a、19bから連結金具20a,20bを介して扉5,6に伝達されるので、扉5,6が閉鎖方向に移動する。この時保持装置35の各磁性体は前述と同様に働くので、パーティクルの発生を確実に防止する。
[実施例2]
次に、図面を参照しつつ本発明に係る無人搬送台車を実施するための最良の実施形態である第2実施例を示す図4(A)、(B)図5について説明する。尚、図4(A)は、無人搬送台車10の一側面に設けた2重スライド式扉装置4aの平面図であり図4(B)は、その側面図である。更に、図5は、2重スライド式扉装置の作用説明用の縦断面図である。
以下図4、5に示す実施例2に付いて説明するが、その構成は実施例1と類似するので同様部品には同一番号にアルファベットを添え字して示す。
図4、5において、5a,5b、6a、6bは、図1に示す無人搬送台車10の一側面に設けたスライド式扉装置4を2重スライド式扉装置4aに構成したである。すなわち、扉5a、5bは、図4(B)に示す閉鎖位置ではその双方で搬入出口3を覆っているが、搬入出口3を解放した状態では双方の扉が重なる構成である。同様に扉6a、6bは、図4に示す閉鎖位置ではその双方で搬入出口3を覆っているが、搬入出口3を解放した状態では重なる構成である。この扉5a、5b、6a、6bは、その上部が上部外装27に設けたレール体28a、28b、28a´28b´に案内され、その下部はガイド17a,17b、17a´,17b´に沿って案内されながら、モータ24で駆動されるベルト19a、19bで開閉駆動させられる構成である。尚、レール体28a、28b、ガイド17a、17b、17a´、17b´、ベルト19a、19bは、無人搬送台車10の移動方向に平行に設けてある。
扉5a,5bは、図4(A)、(B)に示すように、扉5aがガイド17aにガイドされると共にベルト19aに連結金具20aにより接続してありベルト19aの駆動により移動する。また、扉5bは、ガイド17bにガイドされ扉5aによって駆動される構成である。すなわち、扉5aは、その縦方向に設けた係合部材52a、52bを備え、扉5bにはこの係合部材52a、52bに重なり合う係合部材51を備えている。そして、この2枚に扉5a,5bは、扉5aがベルト19aで開き方向に移動させられると係合部材52aに係合部材51が当たるまで扉5aのみが開き動作を行い、係合部材52aに係合部材51が当たると扉5aと扉5bとが一緒に開き動作を行い開き終わると扉5aと扉5bとが重なった状態になる。また、扉5aが閉じ始め係合部材52bに係合部材51が当たるまで扉5aのみが閉じ方向に移動し、係合部材52bに係合部材51が当たると扉5aと扉5bが共に閉じ方向に移動する。
扉6a,6bは、図4(A)、(B)に示すように、扉6aがガイド17a´にガイドされると共にベルト19bに連結金具20bにより接続してありベルト19bの駆動により移動する。また、扉6bは、ガイド17b´ガイドされ扉6aによって駆動される構成である。すなわち、扉6aは、その縦方向に設けた係合部材62a、62bを備え、扉6bにはこの係合部材62a、62bに重なり合う係合部材61を備えている。そして、この2枚に扉6a,6bは、扉6aがベルト19bで開き方向に移動させられると係合部材62aに係合部材61が当たるまで扉6aのみが開き動作を行い、係合部材62aに係合部材61が当たると扉6aと扉6bとが一緒に開き動作を行い開き終わると扉6bと扉6bとが重なった状態になる。また、扉6aが閉じ始め係合部材62bに係合部材61が当たるまで扉6aのみが閉じ方向に移動し、係合部材62bに係合部材61が当たると扉6aと扉6bが共に閉じ方向に移動する。尚、22a〜22dは扉5a、5b、6a、6bをガイド17a、17b、17a´,17b´に沿って案内する可動子である。
この様に扉5aと扉5bは、開き方向に移動するとき扉5aのみが先に移動しその途中から双方の扉が共に移動する。また、扉5aと扉5bが、閉じ方向に移動するとき扉5aのみが先に移動しその途中から双方の扉が共に移動する。尚、扉6a、扉6bの構成も扉5a、扉5bの関係と同様である。この様に、2重スライド式扉装置4aは、その扉5a、5b、6a、6bを開き位置に移動させると夫々の扉が重なるので夫々の扉の幅は搬入出口3のほぼ半分でよいこのため、無人搬送台車の側面での扉収納スペースを小さくできる。また、この2重スライド式扉装置4aの各扉の移動距離は、スライド式扉装置4の場合に比べて短縮できるので、パーティクルの発生の機会を小さくすることができる。
次に、扉5a,5bとレール体28a、28bとで構成する保持装置36について述べる。保持装置36は、図5に示すように、扉5aの上部に設けた保持装置36a、と扉5bの上部に設けた保持装置36bとで構成してある。尚、保持装置36aと保持装置36bとはほぼ同一構成であるので、保持装置36aに付いて詳細に説明し、保持装置36bは、必要に応じて符号をつけ説明する。
保持装置36aは、上部外装27に設けたレール体28aのレール側壁28cとレール側壁28dとの間に扉5aの上部を挿入してあり、このレール側壁28c、28dの内側と扉5aの両側4つの磁性体41〜44を取り付けてある。磁性体41は、レール側壁28cの内側で扉5a側をN極にして取り付ける。この磁性体41に対抗する位置の扉5aにはレール側壁28c側をN極にして取り付けてある。更に、磁性体43は、前記磁性体41と同じ位置で扉5aの裏側の上部でレール側壁28d側をS極にして取り付けてある。この磁性体43に対抗する位置のレール側壁28dには、磁性体44がそのS極を扉5aにして取り付けてある。従って、この保持装置36aは、磁性体41、42のN極が対抗し、磁性体43、44のS極が対抗する。
この様に構成した保持装置36aは、扉5aの先端を同極による磁力の反発力で扉5aの先端をレール側壁に接触しないで保持する。従って、扉5aの移動時にパーティクルの発生を確実に防止する構成である。また、保持装置36bも保持装置36aと同様にその磁性体45と46はN極が対抗するように設けてあり、磁性体47と48はS極が対抗するように設けてある。そして、この保持装置36bも前記保持装置36aと扉5bの先端を同極による反発力でレール側壁に接触しないで保持する。尚、28e、28fは、レール体28bのレール側壁である。
以上の構成を有する実施例2において、図4に示すように扉5a、5b、6a、6bが閉じた状態において、モータ24を矢印a方向に回転すると、ベルト19a、19bの駆動力が連結金具20a、20bを解して扉5a、6aに伝達されるので、扉5a、6aのみが開き始める。この時扉5aと扉6aの上端は、保持装置36a、36bの各磁性体により、浮動状態に保持されているので、この部分からのパーティクルが発生しない。
扉5a、6a、が開き方向に移動し、その係合部材52aが扉5bの係合部材51に当ると共に係合部材62aが係合部材61に当たると、扉5a、6a、と扉5b、6bとが一緒に移動する。すなわち扉5a、6a、が半開した後扉5b、6bを伴って全開にいたる。そして、扉5a、5b、6a、6bが全開した位置からモータ24を矢印b方向に回転すると、先ず扉5a、6aのみが閉じ方向に移動し始め、その係合部材51と係合部材52bとが当たり同時に係合部材62bと係合部材61当たるので、扉5a、5b、6a、6bは同時に移動して閉鎖位置に至る。この様な作動においても、扉5a、5b、6a、6bの上端は、保持装置36により浮動状態に保持されているので、パーティクルを発生しない。
本実施形態に係る無人搬送台車の全体図である。 (A)は、スライド式扉装置の平面図であり(B)は、その側面図である。 スライド式扉装置の作用説明用の縦断面図である。 (A)は、2重スライド式扉装置の平面図であり(B)は、その側面図である。 2重スライド式扉装置の作用説明用の縦断面図である。 スライド式扉装置の従来技術の縦断面図である。
符号の説明
3 搬入出口
4 スライド式扉装置
4a 2重スライド式扉装置
5〜8 扉
10 無人搬送台車
11 本体フレーム
17 ガイド
18 レール体レール側壁
19 ベルト
20 連結金具
22 可動子
23 プーリ
24 モータ
31〜34 磁性体
35、36 保持装置
41〜48 磁性体

Claims (5)

  1. クリーンルーム内に設置され、側面にスライド式扉装置が設けてあり被搬送物を搭載して装置間に被搬送物を搬送する無人搬送台車において、
    前記スライド式扉装置を、無人搬送台車の下部に設けた駆動部によって開閉移動させられる扉と、この扉の上部を案内するレール体と、前記扉の上部とレール体との間に同一極性を対抗させて磁性体を配置した構成を有する保持装置とで構成としたことを特徴とする無人搬送台車。
  2. 前記スライド式扉装置を2重スライド式扉装置としたことを特徴とする請求項1に記載の無人搬送台車。
  3. 前記保持装置の磁性体を永久磁性としたこ−とを特徴とする請求項1又は2に記載の無人搬送台車。
  4. 前記スライド式扉装置を無人搬送台車の両側に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の無人搬送台車。
  5. 前記保持装置が、扉の上部と、扉の移動方向に沿ってその両側から覆うレール側壁との間に設けられた構成としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかの無人搬送台車。
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