JP2007268873A - 感熱式プリンタおよび感熱記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】サーマルヘッドを用いる感熱式プリンタであって、設置環境や連続記録によらず、適正な温度補正を安定して行なうことができる感熱式プリンタを提供する。
【解決手段】記録前後のサーマルヘッドの温度変化の実測値と予測値との差異を検出し、この差異が所定値以上の場合には、この差異を加味して温度補正を行なうことにより、また、前回の記録からの経過時間に応じて、この経過時間が所定値以下の場合と超の場合とで、温度補正条件を以上の場合と未満とで温度補正の条件を変えることにより、前記課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本発明は、サーマルヘッドによって感熱記録材料に画像を記録する感熱記録に関し、詳しくは、記録によるサーマルヘッドの温度上昇に起因する画像の濃度変動を安定して補正することができる感熱式プリンタおよび感熱記録方法に関する。
従来より、超音波診断装置、CT(Computerized Tomography)、MRI(Magnetic Resonance Imaging)、CR(Computed Radiography)、マンモグラフィー等の各種の医療用診断装置(以下、診断装置とする)で撮影した医療用画像は、銀塩写真フィルムに再生されている。
これに対し、近年では、湿式の現像処理が不要で、かつ、取り扱いが簡単であり、さらに画質および品質的にも銀塩写真に相当するハードコピーの出力が可能となったことから、フィルム状の感熱記録材料(以下、感熱フィルムとする)を用いて、感熱プリンタによって医療用画像が再生されるようになっている。
周知のように、感熱式プリンタは、一方向(ライン状)に配列された発熱素子を有するサーマルヘッドを用い、発熱素子を感熱フィルムに押圧しつつ、例えば感熱フィルムを発熱素子の配列と直交する方向に搬送して、この搬送に同期して記録画像に応じて各発熱素子を駆動(通電して発熱)することにより、感熱フィルムを加熱して画像記録を行なう。
ここで、サーマルヘッドは記録中に各発熱素子の駆動に応じて温度が変化する。その結果、同じ画像データ(通電量)で発熱素子を駆動しても、画像の濃度が変動して、画像の濃度が不適正になってしまう。
しかも、1画像の記録において、各発熱素子の駆動履歴は異なるため、発熱素子間でも温度変化すなわち濃度変動が異なり、これが画像の濃度ムラ等の原因となる。
このような不都合を解消するために、サーマルヘッドを用いて感熱フィルム(階調感熱記録材料)に画像を記録する感熱式プリンタでは、サーマルヘッドの温度変化に応じて画像(画像データ(画像情報))の補正を行って、この温度変化による濃度変動を補正する、温度補正が行なわれる。
例えば、特許文献1には、サーマルヘッドの温度変化に対応する階調補正LUT(ルックアップテーブル)を、例えば、20℃用、35℃用、50℃用などのサーマルヘッドの温度に応じて温度変化を予測して、複数、作成しておき、記録開始時にサーマルヘッドの温度を測定して、温度測定結果に応じた階調補正LUTを選択して、画像の補正を行なうことにより、温度補正を行なう感熱式プリンタ(サーマルプリンタ)が開示されている。
また、特許文献2には、感熱式プリンタ(感熱記録装置)において、記録開始直前のサーマルヘッドの温度および記録画像から、記録中における各発熱素子の温度変化を予測して、この予測結果から温度変化による濃度変動を補正する温度補正値を算出して、この温度補正値を用いて画像の補正を行なうことにより、温度補正(温度上昇補正)を行なうことが開示されている。
特開平6−328762号公報 特開平9−323438号公報
上述のように、感熱式プリンタでのサーマルヘッドの温度補正は、一例として、記録中のサーマルヘッドの温度変化を予測して、この予測結果に応じて画像を補正することによって行なわれる。
しかしながら、感熱式プリンタが設置される環境は、様々である。そのため、幅広い環境条件下に対応して、記録中におけるサーマルヘッドの温度変化を正確に予測することは、困難であり、環境によっては、適正な温度補正を行なうことができない。
また、サーマルヘッドで記録を行なうと、サーマルヘッドの周辺の様々な場所で温度変化が生じる。その結果、連続して複数枚の感熱フィルムに記録を行なう場合など、前の記録から時間を置かずに記録を行なう場合には、装置が不安定な状態となっており、サーマルヘッドの発熱素子や冷却用のヒートシンク、感熱フィルムを搬送するプラテンローラ等以外の、様々な要因の温度変化によって、濃度変化が生じてしまい、やはり、適正な温度補正を行なうことが困難な場合が有る。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決することにあり、サーマルヘッドによって階調画像を記録する感熱記録において、幅広い様々な環境下に好適に対応して適正に温度補正を行なうことができ、また、複数枚の感熱フィルムに連続して記録する場合のように、先の記録からの経過時間が短い状態で記録を行なう場合にも適正に温度補正を行なうことができる感熱式プリンタおよび感熱記録方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の感熱式プリンタの第1の態様は、複数の発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドによって感熱記録材料に画像を記録する感熱式プリンタであって、前記サーマルヘッドの温度を測定する温度測定手段と、前記温度測定手段による測定結果を用いて、記録中の前記サーマルヘッドの温度変化を予測して、この予測結果に応じて画像データを処理することにより、サーマルヘッドの温度変化に起因する濃度変動を補正する温度補正を行なう補正手段とを有し、かつ、前記温度測定手段は、適宜設定されたタイミングで1画像の記録前後の温度を測定し、前記補正手段は、前記温度測定結果における記録前後の温度差と、前記サーマルヘッドの温度変化の予測における記録前後の温度差とを比較して、両温度差の差異が一定以上である場合には、この差異を加味して前記温度補正を行なうことを特徴とする感熱式プリンタを提供する。
このような本発明の感熱式プリンタの第1の態様において、前記差異を加味した温度補正の補正は、この差異に応じた前記サーマルヘッドの温度変化予測の修正、および、この差異に応じた前記画像データの処理条件の変更の少なくとも一方であるのが好ましく、また、前記温度測定手段は、全ての画像記録で画像記録前後のサーマルヘッドの温度を測定し、前記補正手段は、全ての画像記録で前記記録前後の温度差の比較を行うのが好ましく、さらに、前記補正手段は、前回の記録から一定時間以内に画像を記録する場合と、前回の記録から一定時間を超えた後に画像を記録する場合とで、前記温度変化の予想条件、および、前記画像データの処理条件の少なくとも一方を変更するのが好ましい。
また、本発明の感熱式プリンタの第2の態様は、複数の発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドによって感熱記録材料に画像を記録する感熱式プリンタであって、前記サーマルヘッドの温度を測定する温度測定手段と、前記温度測定手段による測定結果を用いて、記録中のサーマルヘッドの温度変化に起因する画像の濃度変動を補正する温度補正を行なう補正手段とを有し、かつ、前記補正手段は、前回の記録から一定時間以内に画像を記録する場合と、前回の記録から一定時間を超えた後に画像を記録する場合とで、異なる条件で前記温度補正を行なうことを特徴とする感熱式プリンタを提供する。
このような本発明の感熱式プリンタの第2の態様において、前記補正手段は、記録中の前記サーマルヘッドの温度変化を予測して、この予測結果を用いて画像データを処理することにより、前記温度補正を行なうものでありかつ、前回の記録から一定時間以内に画像を記録する場合と、前回の記録から一定時間を超えた後に画像記録を行なう場合とで、前記記録中のサーマルヘッドの温度変化の予測条件、および、この温度変化の予測結果に応じた画像データの処理条件の少なくとも一方を変更するのが好ましい。
また、本発明の感熱記録方法の第1の態様は、複数の発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドによって、感熱記録材料に画像を記録するに際し、サーマルヘッドの温度を検出して、この検出結果に応じて記録中のサーマルヘッドの温度変化を予測し、この予測結果に応じて画像データを処理することにより、前記サーマルヘッドの温度変化に起因する濃度変動を補正する温度補正を行なうと共に、記録前後のサーマルヘッドの温度を測定して、この記録前後の温度差と、前記サーマルヘッドの温度変化の予測結果による記録前後の温度差とを比較して、その差異が所定値以上で有る場合には、以降の記録において、この差異を加味して前記温度補正を行なうことを特徴とする感熱記録方法を提供する。
さらに、本発明の感熱記録方法の第2の態様は、複数の発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドによって、感熱記録材料に画像を記録するに際し、サーマルヘッドの温度を検出して、この検出結果に応じて、前記サーマルヘッドの温度変化に起因する濃度変動を補正する温度補正を行なうと共に、前回の記録から一定時間以内に画像を記録する場合と、前回の記録から一定時間を超えた後に画像を記録する場合とで、異なる条件で前記温度補正を行なうことを特徴とする感熱式プリンタを提供する。
上記構成を有する本発明によれば、先の記録時における記録前後のサーマルヘッドの温度差と、温度補正のためのサーマルヘッドの温度変化予測による記録前後の温度差(予測温度差)との差異が一定以上の場合には、この差異に応じて例えばサーマルヘッドの温度変化の予測を修正するので、設置環境等に起因して通常の方法では適正なサーマルヘッドの温度予測が困難な場合でも、適正に温度変化を予測して、高精度な温度補正を行い、濃度が適正な感熱記録を安定して行なうことができる。
また、本発明の別の態様によれば、複数枚の感熱フィルムに連続して記録を行なう場合など、前の記録からの経過時間が短い場合と、十分な時間が経過した後に記録を行なう場合とで、温度補正の条件を変更するので、感熱式プリンタの状態に応じた適正な温度補正を行い、濃度が適正な感熱記録を安定して行なうことができる。
以下、本発明の感熱式プリンタおよび感熱記録方法について、添付の図面に示す好適実施例を基に、詳細に説明する。
図1に、本発明の感熱記録方法を実施する本発明の感熱式プリンタの一例の概念図を示す。
図1に示す感熱式プリンタ10は、一例として、CRやマンモグラフィー等から出力された医療用画像のプリントを作成する、医療用の感熱プリンタ(いわゆる医療用のイメージャ)であって、カットシート状のフィルム状感熱記録材料A(以下、感熱フィルムAとする)に、サーマルヘッド12によって画像を記録する。
図示例の感熱式プリンタ10(以下、プリンタ10とする)は、基本的に、供給部14と、搬送部16と、前記サーマルヘッド12を用いて感熱フィルムAに画像を記録する画像記録部18とを有して構成される。
また、図2に示すように、画像記録部18には、記録する画像に応じてサーマルヘッド12(その各発熱素子)を駆動する駆動手段20、および、サーマルヘッド12の温度を測定する温度測定手段22が配置される。この駆動手段20は、温度補正を行なう温度補正手段20aを有しており、また、駆動手段20(温度補正手段20a)には、プリンタ10の設置環境の環境温度を測定する温度測定手段Tが接続される(図2参照)。温度補正とは、記録中のサーマルヘッド12(後述するヘッド本体90)の温度変化に起因する濃度変動を補正するものである。
さらに、プリンタ10は、装置全体の動作等を制御/管理する、制御手段23を有している。
なお、プリンタ10は、図示した部材以外にも、必要に応じて、感熱フィルムAを搬送する搬送ローラ(対)、感熱フィルムAを所定の方向に案内するガイド手段、感熱記録に先立って感熱フィルムAの表面(サーマルヘッド12との当接面)を清浄化するクリーニング手段、各位置で感熱フィルムAを検出するセンサ、サーマルヘッド12を後述するプラテンローラ76に押圧する押圧手段やサーマルヘッド12の移動機構等、公知の感熱プリンタに配置されている各種の部材を有してもよい。
供給部14は、マガジン24から1枚の感熱フィルムAを取り出して、搬送部16に供給する部位である。
マガジン24は、感熱フィルムAを積層状態で収容する筐体である。マガジン24の上面には、感熱フィルムAの取出口27が形成されており、この取出口27は、揺動可能な扉状の蓋体26によって、閉塞/開放自在になっている。プリンタ10においては、感熱フィルムAを積層/収容するマガジン24を供給部14(後述する第1装填部28および第2装填部30)の所定位置に装填することにより、感熱フィルムAをプリンタ10の所定位置に装填する。
図示例のプリンタ10において、供給部14は、上下方向に積層して、上段の第1装填部28と、下段の第2装填部30の2段の装填部を有する。プリンタ10においては、このように2つのマガジン24の装填部を有することにより、マガジン24の交換を行なうことなく、2サイズの感熱フィルムAに画像を記録することができ、また、1サイズであれば、従来の倍の枚数の画像記録を行なうことができる。
第1装填部28および第2装填部30は、基本的に同じ構成を有するものであるので、同じ部材には同じ符号を付し、以下の説明は第1装填部28で代表して行なう。
第1装填部28(第2装填部30)は、枚葉手段34、スライド台40、位置決め部材42、および装填口28a(第2装填部30では装填口30a)を有して構成される。
第1装填部28において、マガジン24は、取出口27を搬送部16への感熱フィルムAの供給方向(以下、枚葉方向とする)側に向けて、装填口28aから挿入され、所定位置に装填される。
第1装填部28の下部には、スライド台40が配置される。さらに、スライド台40の枚葉方向の端部には、位置決め部材42が立設している。スライド台40は、上面が良好な滑性を有するものである。
マガジン24は、取出口27(蓋体26)を枚葉方向側にして、装填口28aから感熱プリンタ10内に挿入され、スライド台40に載置されて、スライド台40に案内されるようにして位置決め部材42に当接するまで枚葉方向に押し込まれる。これにより、すなわち、マガジン24すなわち感熱フィルムAを第1装填部28(供給部14)の所定位置に装填する。ここで、取り出しが容易なように、マガジン24は、所定位置に装填された状態で、枚葉方向と逆側の端部近傍をプリンタ10から突出するのが好ましい。
第1装填部28において、このマガジン24の装填位置の上部には、枚葉手段34が配置される。
枚葉手段34、3本のローラ48(48a、48b、および48c)と、このローラ48に張架されるエンドレスベルト50と、ニップローラ52と、吸着手段54と、マガジン24の蓋体26を開閉する、図示しない開蓋機構とを有して構成される。
ニップローラ52は、後述する搬送ガイド56(搬送ガイド70)の直上流に配置されるローラ48aに対応する位置で、エンドレスベルト50に当接しており、エンドレスベルト50と共に感熱フィルムAを挟持搬送する。
吸着手段54は、図示しないポンプ等の排気手段に接続される吸盤状のもので、感熱フィルムAを吸引/吸着して保持する。この吸着手段54は、カムやリンク等から構成される公知の移動手段によって、枚葉方向の上流側のマガジン24aに対応して点線で示す感熱フィルムAの保持位置と、実線で示す感熱フィルムAの供給位置とを移動する。
開蓋機構がマガジン24の蓋体26を開放すると、吸着手段54は、前記点線で示す保持位置に移動して、マガジン24に収容される感熱フィルムAを吸着保持して、その後、前記実線で示す供給位置まで移動して、感熱フィルムAの先端部をエンドレスベルト50とニップローラ52とに挟持させ、開放する。次いで、エンドレスベルト50とニップローラ52が感熱フィルムAを挟持搬送して、搬送ガイド56から搬送部16(搬送ガイド70)に供給する。
エンドレスベルト50とニップローラ52とによる搬送で、1枚の感熱フィルムAがマガジン24から完全に排出されると、開蓋機構は、マガジン24の蓋体26を閉塞する。なお、蓋体26の開蓋機構は、カムやリンク等を用いる公知の手段で構成すればよい。
第2装填部30に装填された感熱フィルムAを用いてプリントを作成する際には、同様に、開蓋機構がマガジン24の蓋体26を開放すると、吸着手段54がマガジン24に収容される感熱フィルムAを吸着保持して、移動して、感熱フィルムAの先端部をエンドレスベルト50とニップローラ52とに挟持させ、開放する。次いで、搬送ガイド70によって案内しつつ、エンドレスベルト50とニップローラ52が感熱フィルムAを挟持搬送して、搬送部16に供給する。
前述のように、感熱フィルムAは、第1装填部28および第2装填部30から搬送部16に供給される。
搬送部16は、搬送ガイド70、搬送ローラ対72や図示しない搬送ローラ等を有して構成される、公知のシート状物の搬送手段であり、第1装填部28および第2装填部30によって枚葉されて、供給された感熱フィルムAを、画像記録部18に搬送する。
図2に画像記録部18の概略図を示す。
画像記録部18は、サーマルヘッド12を用いる感熱記録によって感熱フィルムAに画像を記録するものであって、サーマルヘッド12と、駆動手段20と、温度測定手段22と、規制ローラ対74と、プラテンローラ76と、冷却ファン78(図1参照)と、排出ローラ対80と、一部を感熱プリンタ10から突出する排出トレイ82(図1参照)と、搬送ガイド84および86とを有して構成される。
前述のように、駆動手段20は、温度補正手段20aを有している。
サーマルヘッド12は、発熱素子が一方向(図中紙面と垂直方向)に配列された所謂グレーズ90aと、各発熱素子を駆動(通電して発熱)する回路等が組み込まれた基板90bとを有するヘッド本体90と、ヘッド本体90を冷却するためのヒートシンク92とを有する、公知のサーマルヘッドである。
このサーマルヘッド12は、搬送方向と直交する方向(幅方向)の感熱フィルムAの全域に対応して発熱素子が配列されて感熱記録が可能な、いわゆるラインヘッドである。
前述のように、サーマルヘッド12には、サーマルヘッド12(ヘッド本体90)の温度を測定する温度測定手段22が配置される。
温度測定手段22は、サーミスタ等の公知の温度測定手段である。図示例においては、一例として、温度測定手段22は、発熱素子の配列方向に等間隔で5つが配置される。温度測定手段22、感熱フィルムAへの画像の記録前および記録後にサーマルヘッド12の温度を測定し、その測定結果を、駆動手段20の温度補正手段20aに送る。
駆動手段20は、発熱素子を駆動(通電して発熱)するための電源、記録する画像の画像データを発熱素子の駆動信号に変換する処理手段、駆動信号に応じた駆動電力をサーマルヘッド12(ヘッド本体90)に供給するための回路等を有する、公知のサーマルヘッドの駆動手段である。
また、駆動手段20は、記録中におけるサーマルヘッド12(ヘッド本体90)の温度変化に起因する濃度変動を補正する温度補正を行なう温度補正手段20aを有している。前述のように、温度測定手段22によるサーマルヘッド12の温度測定結果は、温度補正手段20aに送られる。また、温度補正手段20aには、プリンタ10の設置環境の環境温度を測定する温度測定手段Tからも、環境温度の測定結果が送られる。なお、プリンタ10の設置環境の環境温度の測定は、公知の方法で行なえばよい。
プリンタ10においては、後述する温度補正を行なう以外は、基本的に、サーマルヘッドを用いる公知の感熱式プリンタと同様にして、感熱フィルムAに感熱記録を行なう。
プリンタ10においては、前述のように搬送部16から感熱フィルムAが搬送されるが、この際において、規制ローラ対74は両ローラを当接した状態で停止している。
感熱フィルムAは、先端を停止している規制ローラ対74のローラ間に当接することで、先端の位置決めが行なわれる。次いで、規制ローラ対74が感熱フィルムAの搬送を開始して、搬送ガイド84によって案内しつつ、感熱フィルムAをサーマルヘッド12およびプラテンローラ76(両者の間)に搬送する。
サーマルヘッド12(その発熱素子列)は、所定の力でプラテンローラ76に押圧されており、プラテンローラ76が回転することにより、感熱フィルムAを挟持搬送する。この搬送の際に、サーマルヘッド12の各発熱素子を記録画像に応じて変調駆動(発熱)することにより、感熱フィルムAが発色して、画像が記録される。
画像を記録されたフィルムは、排出ローラ対80によって挟持搬送され、排出トレイ82に排出される。また、記録中(あるいはさらに待機中)は、必要に応じて冷却ファン78を駆動して、サーマルヘッド12を冷却する。
ここで、本発明の図示例のプリンタ10においては、1枚の感熱フィルムAへの記録前(直前)に、温度測定手段22がサーマルヘッド12の温度(以下、開始温度とする)を測定して、開始温度の測定結果を温度補正手段20aに送る。また、温度測定手段Tも、環境温度の測定結果を温度補正手段20aに送る。
温度補正手段20aは、記録中におけるサーマルヘッド12の温度変化に起因する画像の濃度変動を補正する、温度補正を行なうものである。プリンタ10において、温度補正手段20aは、供給された開始温度および環境温度、ならびに画像データから、記録中におけるサーマルヘッド(各発熱素子)の温度変化を予測して、この温度変化の予測結果に応じて、温度変化に起因する画像の濃度変動を補正するための画像データの処理条件を設定し、この処理条件に応じて画像データを処理することにより、温度補正を行なう。
なお、このような記録中におけるサーマルヘッドの温度変化を予測して、温度補正を行なう方法には、特に限定はなく、公知の各種の方法が利用可能である。
一例として、画像を所定数の画素を有する所定数の領域に分割して、分割した各領域毎に画像データの代表値を算出し、この画像データの代表値と温度初期値および環境温度とから記録中における各領域の温度予測値を算出し、この温度予測値から各領域の温度補正値を算出し、各領域の温度補正値を補間して、記録する画像の各画素に対する温度補正値を算出して、この温度補正値で各画素の画像データを処理する方法が例示される。この温度補正方法は、前記特許文献2や、本件出願人による特開平9−216403号公報に詳述されている。
ここで、本発明のプリンタ10においては、温度測定手段22は、開始温度のみならず、1枚の感熱フィルムAへの画像記録を終了した直後にも温度を測定し(以下、終了温度とする)、終了温度の測定結果を温度補正手段20aに送る。
温度補正手段20aは、終了温度が供給されたら、開始温度と終了温度との差(以下、実測温度差とする)、および、サーマルヘッドの温度変化の予測における記録開始時の温度(以下、予測開始温度とする)と記録終了時の温度(予測終了温度とする)との差(以下、予想温度差とする)を算出し、実測温度差と予測温度差との差異を求める。なお、予測開始温度を、温度測定手段22が測定した開始温度と同じとする場合には、温度測定手段22が測定した終了温度と、予測終了温度とを比較して、実測温度差と予測温度差との差異を求めてもよい。
その結果、この実測温度差と予測温度差の差異(すなわち、1枚の記録における実測と予測の温度上昇幅の差)が所定値未満の場合には、次回の記録でも、先と同様に、記録中におけるサーマルヘッドの温度変化を予測して、この予測結果を用いて、画像の濃度変動を補正するための処理条件を設定する。
これに対して、実測温度差と予測温度差の差異が所定値以上の場合には、次回の記録では、記録中におけるサーマルヘッドの温度変化を予測したら、この差異に応じてサーマルヘッドの温度変化の予測を修正し、この修正した温度変化を用いて、画像の濃度変動を補正するための処理条件を設定する。
例えば、前回の記録において、温度補正手段20aが予測した記録中の温度変化(予測温度変化)が図3(A)に破線で示すものであり、開始温度および予測開始温度がa℃、温度測定手段22で測定された終了温度がb℃で、実測温度差と予測温度差の差異がc℃であり、この差異c℃が所定値以上であるとする。
この場合には、次回の記録時には、図3(B)に示すように、温度補正手段20aは、温度変化を予測したら(破線で示す予測温度変化)、予測温度変化を差異c℃に応じて修正して図中実線で示す修正温度変化とし、この修正温度変化を用いて、濃度変動を補正するための処理条件を設定する。
プリンタ10が設置される環境は、温度や湿度等が様々である。しかしながら、幅広い環境条件に対応して、サーマルヘッドの温度変化を適正に予測することは、困難であり、必ずしも、サーマルヘッドの温度変化による濃度変動を補正するための温度補正が適正に行なわれずに、画質の劣化が生じてしまう場合があるのは、前述のとおりである。
これに対して、本発明においては、記録前後の実測温度差を測定して、これと予測温度差とを比較し、その差異が所定値以上である場合には、この際を加味して温度補正の条件を設定するので、環境温度も加味して温度補正を行なうことができる。そのため、本発明によれば、プリンタの設置環境によらず、適正な温度補正を行なって、サーマルヘッドの温度変化に起因する画質劣化の無い、高画質な画像を安定して出力できる。
実測温度差と予測温度差の差異の所定値には、特に限定はなく、要求される画質、サーマルヘッドの性能や特性、使用する感熱フィルムA(感熱記録材料)に応じて、適宜、決定すればよく、例えば、シミュレーションや実験等によって、目的とする画質が得られない画質劣化が生じる差異を検出して、差異の所定値を決定すればよい。
また、この差異に応じた記録中のサーマルヘッドの温度変化の予測(予測温度変化)の修正方法にも、特に限定はなく、公知の誤差修正方法が、各種利用可能である。
なお、以上の例では、実測温度差と予測温度差の差異が所定値以上の場合には、サーマルヘッドの温度変化の予測を修正することにより、前記差異を加味して温度補正を行なっているが、本発明は、これに限定はされない。
例えば、温度変化の予測を修正するのではなく、記録中の温度変化を予測するための演算のパラメータ(先の例であれば、温度予測値を算出する演算のパラメータ)を、前記差異に応じて変更して温度変化を予測することにより、前記差異を加味して温度補正を行なってもよい。あるいは、温度変化の予測は変更せずに、予測した温度変化から濃度変動を補正するための画像データの処理条件を算出する演算において、演算のパラメータ(先の例であれば、温度補正値を算出する演算のパラメータ)を、前記差異に応じて変更することにより、前記差異を加味して温度補正を行なってもよい。また、温度変化の予測の修正(もしくは予測演算のパラメータ変更)と、画像データの処理条件の算出パラメータの変更の両方を行なってもよい。
また、以上の例では、好ましい態様として、毎回、実測温度差を測定して、実測温度差と予測温度差の差異を見て、その結果に応じて次の感熱フィルムAへの記録の温度補正を行なっている。
しかしながら、本発明において、実測温度差の測定タイミングは、これに限定はされず、例えば、実測温度差の測定を3枚おきや10枚おき、あるいは、所定時間毎として、その結果に応じて、次の実測温度差の測定を行なうまでの温度補正を行なってもよい。
また、図示例のプリンタ10において、温度補正手段20aは時計(時間の測定手段)を有しており、前回の記録からの経過時間を計測して、前回の記録から一定時間内に次の記録を行なう場合(以下、便宜的に「出力直後記録」とする)と、前回の記録から一定時間を超えた時間が経過した後に次の記録を行なう場合(以下、便宜的に「通常記録」とする)とで、温度補正の条件を変更する。
具体的には、温度補正手段20aは、通常記録と出力直後記録とで前述の記録中のサーマルヘッド12の温度変化を予測する演算のパラメータを変更して、温度補正を行なう。
サーマルヘッド12による画像記録では、例えば、前述のサーマルヘッドの発熱や冷却ファンによる冷却によって、装置内部の周辺の様々な場所で様々な温度変化が生じる。そのため、連続して複数枚の感熱フィルムに記録を行なう場合など、前の記録から時間を置かずに記録を行なう出力直後記録の場合には、装置が不安定な状態となっており、様々な要因の温度変化によって、濃度変動が生じてしまい、やはり、適正な温度補正を行なうことが困難な場合が有るのは、前述のとおりである。
これに対し、本発明のプリンタ10では、前回の記録から十分に時間が経過した後に記録を行なう通常記録と、経過時間の短い出力直後記録とで、記録中のサーマルヘッド12の温度変化を予測する演算のパラメータを変更する。これにより、出力直後のプリンタの温度状態が不安定な状態でも、記録中のサーマルヘッド12の温度変化を適正に予測して温度補正を行なうことができるので、先と同様に、プリンタ10の状態によらず、適正な温度補正を行なって、サーマルヘッドの温度変化に起因する画質劣化の無い、高画質な画像を安定して出力できる。
出力直後記録における温度変化を予測する演算のパラメータは、例えば、シミュレーションによって設定する方法、実際に複数枚の感熱フィルムAへの記録を連続的に行なって、得られた画像を解析する方法、連続記録後のプリンタ10内の各部位の温度を測定して、その結果を解析する方法、これらを併用する方法等によって、記録中のサーマルヘッド12の温度変化を適正に予測できるパラメータを、適宜、設定すればよい。
なお、通常記録における温度変化を予測する演算のパラメータは、通常の温度補正と同様に設定すればよい。
また、出力直後記録と判定する前回の記録からの経過時間にも、特に限定はなく、要求される画質、サーマルヘッドの性能や特性、使用する感熱フィルムA(感熱記録材料)に応じて、適宜、決定すればよく、例えば、シミュレーションや実験等によって、目的とする画質が得られない画質劣化が生じる前回の記録からの経過時間を検出して、決定すればよい。
なお、1画像に対して複数枚の感熱フィルムAへの記録を指示された場合など、複数枚の感熱フィルムへの連続記録を指示された場合には、時間経過を測定することなく、自動的に2枚目以降は出力直後記録となる。
以上の例では、通常記録と出力直後記録とで、記録中のサーマルヘッドの温度変化を予測する演算のパラメータを変更したが、本発明は、これに限定はされない。
例えば、通常記録と出力直後記録とで、記録中のサーマルヘッドの温度変化を予測する演算式を変更することにより、通常記録と出力直後記録とで温度補正の条件を変更してもよい。あるいは、温度変化予測の条件は変えずに、予測した温度変化から、濃度変動を補正するための画像データの処理条件を算出する演算のパラメータを、通常記録と出力直後記録とで変えることにより、通常記録と出力直後記録とで温度補正の条件を変更してもよい。また、温度変化を予測する演算のパラメータの変更(もしくは演算式の変更)と、画像データの処理条件を算出する演算のパラメータの変更との両方を行なってもよい。
図示例のプリンタ10は、前述の実測温度差と予測温度差の差異が所定値以上の場合には、この差異を加味した温度補正を行い、かつ、通常記録と出力直後記録とで温度補正の条件を変更するものである。
しかしながら、本発明の感熱式プリンタは、これに限定はされず、通常記録と出力直後記録とで温度補正の条件を変更せずに、実測温度差と予測温度差の差異が所定値以上の場合に、この差異を加味した温度補正を行なうのみとしてもよい。あるいは、実測温度差と予測温度差の差異に応じた前記処理は行なわずに、通常記録と出力直後記録とで温度補正の条件を変更するのみでもよい。
なお、後者の通常記録と出力直後記録とでの温度補正条件の変更のみを行う構成の場合には、温度測定手段22による終了温度の測定は不要である。
以上、本発明の感熱記録方法および感熱式プリンタについて詳細に説明したが、本発明は上述の例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行なってもよいのは、もちろんである。
本発明の感熱式プリンタの一例の概念図である。 図1に示す感熱式プリンタの画像記録部の概念図である。 (A)および(B)は、図1に示す感熱式プリンタにおける温度補正を説明するためのグラフである。
符号の説明
10 (感熱式)プリンタ
12 サーマルヘッド
14 供給部
16 搬送部
18 画像記録部
20 駆動手段
20a 温度補正手段
22 温度測定手段
23 制御手段
24 マガジン
26 蓋体
27 取出口
28 第1装填部
30 第2装填部
34 枚葉手段
40 スライド台
42 位置決め部材
48 ローラ
50エンドレスベルト
52 ニップローラ
56,70,84,86 搬送ガイド
72 搬送ローラ対
74 規制ローラ対
76 プラテンローラ
78 冷却ファン
80 排出ローラ対
82 排出トレイ

Claims (8)

  1. 複数の発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドによって感熱記録材料に画像を記録する感熱式プリンタであって、
    前記サーマルヘッドの温度を測定する温度測定手段と、前記温度測定手段による測定結果を用いて、記録中の前記サーマルヘッドの温度変化を予測して、この予測結果に応じて画像データを処理することにより、サーマルヘッドの温度変化に起因する濃度変動を補正する温度補正を行なう補正手段とを有し、
    かつ、前記温度測定手段は、適宜設定されたタイミングで1画像の記録前後の温度を測定し、前記補正手段は、前記温度測定結果における記録前後の温度差と、前記サーマルヘッドの温度変化の予測における記録前後の温度差とを比較して、両温度差の差異が一定以上である場合には、この差異を加味して前記温度補正を行なうことを特徴とする感熱式プリンタ。
  2. 前記差異を加味した温度補正の補正は、この差異に応じた前記サーマルヘッドの温度変化予測の修正、および、この差異に応じた前記画像データの処理条件の変更の少なくとも一方である請求項1に記載の感熱式プリンタ。
  3. 前記温度測定手段は、全ての画像記録で画像記録前後のサーマルヘッドの温度を測定し、前記補正手段は、全ての画像記録で前記記録前後の温度差の比較を行う請求項1または2に記載の感熱式プリンタ。
  4. 前記補正手段は、前回の記録から一定時間以内に画像を記録する場合と、前回の記録から一定時間を超えた後に画像を記録する場合とで、前記温度変化の予想条件、および、前記画像データの処理条件の少なくとも一方を変更する請求項1〜3のいずれかに記載の感熱式プリンタ。
  5. 複数の発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドによって感熱記録材料に画像を記録する感熱式プリンタであって、
    前記サーマルヘッドの温度を測定する温度測定手段と、前記温度測定手段による測定結果を用いて、記録中のサーマルヘッドの温度変化に起因する画像の濃度変動を補正する温度補正を行なう補正手段とを有し、
    かつ、前記補正手段は、前回の記録から一定時間以内に画像を記録する場合と、前回の記録から一定時間を超えた後に画像を記録する場合とで、異なる条件で前記温度補正を行なうことを特徴とする感熱式プリンタ。
  6. 前記補正手段は、記録中の前記サーマルヘッドの温度変化を予測して、この予測結果を用いて画像データを処理することにより、前記温度補正を行なうものであり、
    かつ、前回の記録から一定時間以内に画像を記録する場合と、前回の記録から一定時間を超えた後に画像記録を行なう場合とで、前記記録中のサーマルヘッドの温度変化の予測条件、および、この温度変化の予測結果に応じた画像データの処理条件の少なくとも一方を変更する請求項5に記載の感熱式プリンタ。
  7. 複数の発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドによって、感熱記録材料に画像を記録するに際し、
    サーマルヘッドの温度を検出して、この検出結果に応じて記録中のサーマルヘッドの温度変化を予測し、この予測結果に応じて画像データを処理することにより、前記サーマルヘッドの温度変化に起因する濃度変動を補正する温度補正を行なう共に、
    記録前後のサーマルヘッドの温度を測定して、この記録前後の温度差と、前記サーマルヘッドの温度変化の予測結果による記録前後の温度差とを比較して、その差異が所定値以上で有る場合には、以降の記録において、この差異を加味して前記温度補正を行なうことを特徴とする感熱記録方法。
  8. 複数の発熱素子がライン状に配列されたサーマルヘッドによって、感熱記録材料に画像を記録するに際し、
    サーマルヘッドの温度を検出して、この検出結果に応じて、前記サーマルヘッドの温度変化に起因する濃度変動を補正する温度補正を行なうと共に、前回の記録から一定時間以内に画像を記録する場合と、前回の記録から一定時間を超えた後に画像を記録する場合とで、異なる条件で前記温度補正を行なうことを特徴とする感熱記録方法。
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