JP2007268668A - 切断粉除去装置及び切断加工装置 - Google Patents

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Naohiko Suzuki
直彦 鈴木
Ryuji Ono
龍司 小野
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Abstract

【課題】切断されたシート状基材の切断面から切断粉を効率よく除去する切断粉除去装置及びそれを備えた切断加工装置を提供する。
【解決手段】切断加工機100により切断され、1枚又は複数枚積層したシート状基材40の切断面の切断粉を除去する切断粉除去装置10であって、シート状基材40の切断面の切断粉を擦るように掻き出す切断粉掻き出し部材21を有した掻き出し手段20と、掻き出し手段20により掻き出された切断粉を吸引する吸引部31、32を有した除去手段30とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、切断されたシート状基材の切断粉を除去する切断粉除去装置及び切断加工装置に関するものである。
平打抜き台などの切断加工機により切断された紙は、その切断面に微細な切断粉を付着させている。1枚の紙の切断粉ではそれほどの量でなくても、その紙を複数枚重ねた場合は、無視できないほどの量となり、切断加工機や切断後の工程に用いる装置の不具合を引き起こす原因や、紙に付着する汚れの原因となる可能性がある。特に、紙コップなどに用いる紙基材(ブランク)は、飲料用に用いられることが多いので、切断粉の付着は回避すべき問題とされている。
この切断粉の対策として、切断加工後に、切断粉を除去させる装置を用いるなどの対策が実施されている(例えば、特許文献1)。特許文献1は、打抜きシート1枚ずつに圧縮空気を吹き付けて切断粉を舞い上がらせ、吸引ダクトから舞い上がった切断粉を回収する装置である。
しかし、このような装置では、打抜きシートの切断面の切断粉を完全には除去しきれないので、根本的な対策とはならず、また、打抜きシートを1枚ずつ、除去作業するので、作業時間の浪費も多くなり、更に、切断粉を除去する工程を増やす必要があるという問題がある。
特開2005−088119号公報
本発明の課題は、切断されたシート状基材の切断面から切断粉を効率よく除去する切断粉除去装置及びそれを備えた切断加工装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を括弧内に付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、切断加工機(100)により切断され、1枚又は複数枚積層したシート状基材(40)の切断面の切断粉を除去する切断粉除去装置(10)であって、前記シート状基材(40)の切断面の前記切断粉を掻き出す掻き出し手段(20)と、前記掻き出し手段(20)により掻き出された前記切断粉を除去する除去手段(30)とを備える切断粉除去装置(10)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の切断粉除去装置(10)において、前記掻き出し手段(20)は、前記シート状基材(40)の切断面を擦るように前記切断粉を掻き出す切断粉掻き出し部材(21)を備えることを特徴とする切断粉除去装置(10)である。
請求項3の発明は、請求項2に記載の切断粉除去装置(10)において、前記切断粉掻き出し部材(21)は、表面に凹凸のあるベルト(21)であることを特徴とする切断粉除去装置(10)である。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記載の切断粉除去装置(10)において、前記シート状基材(40)は、少なくとも1辺が曲面であり、前記掻き出し手段(20)は、前記切断粉掻き出し部材(21)を前記曲面に接触させる曲面接触機構(22)を備えることを特徴とする切断粉除去装置(10)である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の切断粉除去装置(10)において、前記除去手段(30)は、前記掻き出し手段(20)により掻き出された切断粉を吸引させる吸引部(31、32)を備えることを特徴とする切断粉除去装置(10)である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の切断粉除去装置(10)と、切断された前記シート状基材(40)を保持する保持部(101)を有し、前記保持部(101)に前記切断粉除去装置(10)を設けた切断加工機(100)とを備える切断加工装置である。
以上説明したように、本発明によれば、以下のような効果がある。
(1)切断粉除去装置は、掻き出し手段及び除去手段を備えているので、シート状基材の切断面の切断粉を掻き出して除去することができる。
(2)掻き出し手段は、切断粉掻き出し部材を備えているので、シート状基材の切断面を擦るようにして切断粉を掻き出すことができる。
(3)切断粉掻き出し部材は、表面に凹凸のあるベルトであるので、ベルトの凹凸により、シート状基材の切断面の切断粉を効率よく掻き出すことができる。
(4)掻き出し手段は、曲面接触機構を備えているので、シート状基材の曲面で形成された切断面に切断粉掻き出し部材を接触させることができる。
(5)除去手段は、吸引部を備えているので、掻き出し手段により掻き出されたシート状基材の切断粉を吸引して除去することができる。
(6)切断加工装置は、切断粉除去装置を備えた切断加工機であるので、切断したシート状基材の切断粉を、作業工程を増やすことなく除去することができる。
本発明は、切断されたシート状基材の切断面から切断粉を効率よく除去する切断粉除去装置及びそれを備えた切断加工装置を提供するという目的を、表面に凹凸のあるベルトを切断面に擦らせることにより切断粉を掻き出し、掻き出した切断粉を吸引部で吸引することにより実現する。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明による実施例の切断粉除去装置を示す図である。なお、図1(B)は、実施例の切断粉除去装置の掻き出し手段の詳細を示す図である。また、図2は、切断粉除去装置を平打抜き台のブランク保持部に設置したときの模式図である。
切断粉除去装置10は、図1(A)に示すように、切断粉掻き出し部20及び切断粉除去部30を備えた紙カップブランク40(シート状基材)の切断面に付着した切断粉を除去する装置である。
切断粉掻き出し部20は、4枚の凹凸ベルト21、複数の回転ローラ22及び回転モータ23を備えており、回転ローラ22に凹凸ベルト21が巻き付けられ、回転ローラ22に回転モータ23の回転力を伝達させることにより、図1(B)のように、凹凸ベルト21を回転させることができる(矢印A)。
凹凸ベルト21は、表面に凹凸のある布状のベルトであり、カップブランク40の切断粉を掻き出すことができる。
回転ローラ22は、凹凸ベルト21をカップブランク40の切断面に接触させて、回転させるローラであり、カップブランク40の曲面で形成されている切断面に対しても、凹凸ベルト21が接触できるように複数個配置されている(曲面接触機構)。
回転モータ23は、回転ローラ22を回転させる電動式のモータである。
切断粉除去部30は、吸引ダクト31及び吸引ポンプ32を備えており、切断粉掻き出し部20により掻き出された切断粉を吸引して、切断粉除去装置10の外へ排出することができる。
吸引ダクト31は、吸引ポンプ32の吸引力を伝達させ、切断粉掻き出し部20により掻き出された切断粉を回収する回収経路である。
吸引ポンプ32は、切断粉を吸引するバキュームポンプである。
カップブランク40は、周囲が切断面であり、防水処理の施された紙コップ用の紙基材である。
平打抜き台100は、図2に示すように、原反110を打ち抜いてカップブランク40を形成する切断加工機であり、作製したカップブランク40を積層させて保持するブランク保持部101と、そのブランク保持部101に切断粉除去装置10を備えている。本実施例では、1回の打ち抜き作業で2枚のカップブランク40を作製することができるので、それに伴い切断粉除去装置10を2台設置している。
続いて、実施例の切断粉除去装置10を備えた平打抜き台100の動作について説明する。
平打抜き台100は、図2に示すように、原反110が挿入されると(矢印B)、打抜き型(不図示)が原反110を打ち抜いてカップブランク40を形成し、ブランク保持部101に打ち出す(矢印C)。この動作を繰り返し行なうことにより、形成されたカップブランク40は、ブランク保持部101に積層される。
切断粉除去装置10は、打ち出されたカップブランク40が積層され、図1(B)に示すように、ブランク保持部101から切断粉掻き出し部20へと押し出されることにより(矢印C)、カップブランク40の切断面に、回転モータ23により回転(矢印A)している凹凸ベルト21が接触して、切断面に付着した切断粉を掻き出す。それと同時に、図1(A)に示すように、吸引ポンプ32が作動し、掻き出された切断粉を、吸引ダクト31を介して吸引する。打ち出されたカップブランク40が更に積層されると、切断粉を除去したカップブランク40が、切断粉掻き出し部20から再びブランク保持部101へと押し出されて(矢印C)、切断及び切断粉の除去作業が完了となる。
平打抜き台100は、カップブランク40の打ち出し部に切断粉除去装置10を設けることにより、新たな工程を増やすことなくカップブランク40の切断面の切断粉を除去することができる。また、切断粉除去装置10を簡易な機構で形成したので、装置の規模も小さく、後付けにより既存の平打抜き台100に設置することが可能である。
以上より、実施例の切断粉除去装置10には以下のような効果がある。
(1)切断粉除去装置10は、切断粉掻き出し部20及び切断粉除去部30を備えているので、カップブランク40の切断面の切断粉を掻き出して除去することができる。
(2)切断粉掻き出し部20は、凹凸ベルト21を備えているので、カップブランク40の切断面を擦るようにして切断粉を掻き出すことができる。
(3)凹凸ベルト21は、表面に凹凸のある布状のベルトであるので、カップブランク40の切断面の切断粉を効率よく掻き出すことができる。
(4)切断粉掻き出し部20は、凹凸ベルト21及び複数個の回転ローラ22を備えているので、カップブランク40の曲面で形成された切断面に凹凸ベルト21を接触させることができ、容易に曲面の切断粉を掻き出すことができる。
(5)切断粉除去部30は、吸引ダクト31及び吸引ポンプ32を備えているので、切断粉掻き出し部20により掻き出されたカップブランク40の切断粉を吸引して除去することができる。
(6)平打抜き台100は、切断粉除去装置10を備えているので、切断したカップブランク40の切断粉を、作業工程を増やすことなく除去することができる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)実施例では、切断粉掻き出し部20は、4枚の凹凸ベルト21により、カップブランク40の4面の切断面の切断粉を除去したが、凹凸ベルト21の数及び切断面の数は、それぞれ、それ以外の数量で形成されていてもよい。例えば、6面の切断面を備え、そのうちの1面が曲率の大きい曲面である切断加工基材の切断粉を掻き出すときに、凹凸ベルト21を、曲率の大きい曲面に対しては2枚、その他の5面に対しては5枚、合計7枚備えることも可能である。
(2)実施例では、凹凸ベルト21に布状のベルト用いてカップブランク40の切断粉を掻き出したが、その他の種類の表面に摩擦のあるベルトを用いてもよい。例えば、ブラシ状のベルト、フェルト状などの不織布のベルト、エンボスを掛けた皮や樹脂のベルトなどを用いることも可能である。
(3)実施例では、切断粉除去装置10は、カップブランク40の切断粉を除去する装置であったが、カップブランク40以外の切断加工品に用いてもよい。例えば、食品の紙パックの切断加工に用いることも可能である。
(4)実施例では、切断粉除去装置10は、平打抜き台100に設置されたが、それ以外の切断加工機に設置してもよい。例えば、ロータリー台カッターの切断品の排出部に設置することも可能である。
本発明による実施例の切断粉除去装置を示す図である。 本発明による実施例の切断粉除去装置を平打抜き台のブランク保持部に設置したときの模式図である。
符号の説明
10 切断粉除去装置
20 切断粉掻き出し部
21 ベルト
22 回転ローラ
23 回転モータ
30 切断粉除去部
31 吸引ダクト
32 吸引ポンプ
40 カップブランク
100 平打ち抜き台


Claims (6)

  1. 切断加工機により切断され、1枚又は複数枚積層したシート状基材の切断面の切断粉を除去する切断粉除去装置であって、
    前記シート状基材の切断面の前記切断粉を掻き出す掻き出し手段と、
    前記掻き出し手段により掻き出された前記切断粉を除去する除去手段と、
    を備える切断粉除去装置。
  2. 請求項1に記載の切断粉除去装置において、
    前記掻き出し手段は、前記シート状基材の切断面を擦るように前記切断粉を掻き出す切断粉掻き出し部材を備えること、
    を特徴とする切断粉除去装置。
  3. 請求項2に記載の切断粉除去装置において、
    前記切断粉掻き出し部材は、表面に凹凸のあるベルトであること、
    を特徴とする切断粉除去装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の切断粉除去装置において、
    前記シート状基材は、少なくとも1辺が曲面であり、
    前記掻き出し手段は、前記切断粉掻き出し部材を前記曲面に接触させる曲面接触機構を備えること、
    を特徴とする切断粉除去装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の切断粉除去装置において、
    前記除去手段は、前記掻き出し手段により掻き出された切断粉を吸引させる吸引部を備えること、
    を特徴とする切断粉除去装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の切断粉除去装置と、
    切断された前記シート状基材を保持する保持部を有し、前記保持部に前記切断粉除去装置を設けた切断加工機と、
    を備える切断加工装置。

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