JP2007268628A - 合成樹脂管用スクレーパー - Google Patents

合成樹脂管用スクレーパー Download PDF

Info

Publication number
JP2007268628A
JP2007268628A JP2006094598A JP2006094598A JP2007268628A JP 2007268628 A JP2007268628 A JP 2007268628A JP 2006094598 A JP2006094598 A JP 2006094598A JP 2006094598 A JP2006094598 A JP 2006094598A JP 2007268628 A JP2007268628 A JP 2007268628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting blade
outer peripheral
peripheral surface
resin
resin pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006094598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4704943B2 (ja
Inventor
Mitsumasa Matsuda
充蔵 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2006094598A priority Critical patent/JP4704943B2/ja
Publication of JP2007268628A publication Critical patent/JP2007268628A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4704943B2 publication Critical patent/JP4704943B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Turning (AREA)

Abstract

【課題】 樹脂管の端部外表面を過不足なく削り、作業性を高めることのできる合成樹脂管用スクレーパーを提供する。
【解決手段】 本体フレーム2に、樹脂管を切削可能に保持する保持手段21と、樹脂管3の外周面に当接する切削刃22と、この切削刃22を樹脂管3の外周面に沿って周方向および管軸方向に走行させる送り手段23とを備える。樹脂管3の連結部31端面に当接するストッパ部材25は、樹脂管3の管軸方向に位置調整可能に配設されており、切削加工時、ストッパ部材25と樹脂管3の連結部31端面が当接すると、切削刃後退手段26が切削刃22を樹脂管3の外周面から離間させて、切削が停止するように構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、合成樹脂管、特にポリエチレン管やポリプロピレン管などの樹脂管と継手とを融着させるに先だって、融着しやすいようにその管端部の外表面を切削するための合成樹脂管用スクレーパーに関する。
近年、給排水用やガス用等の配管には、腐食や地震に強く、施工性に優れたポリエチレン管などの合成樹脂管が多く用いられている。この種の合成樹脂管を連結する方法としては、エレクトロフュージョン(電気融着)継手(EF継手)を用いて、樹脂管の端部外周面と、継手の内面とを加熱溶融して接合する融着接合が一般的に行われている。
このようなEF継手による樹脂管の連結接合の場合、気密性や強度等の継手の品質を確保するために、融着する面の汚れや表面変質層を除去するという前工程が必要になる。このため、接合作業前にあらかじめ、樹脂管の端部近傍の外表面を薄く切削する(スクレープ)加工を行っていた。
このスクレープを行うための工具として、例えば特許文献1には、樹脂管の外面でスクレーパー本体を支持し、切削刃を樹脂管の表面に食い込ませながら周回させて削り取る構成のスクレーパーが提案されている。このスクレーパーは、スクレーパー本体を開閉自在とし、一方の部材側にはその刃先が対向するようにしてブレードを取り付け、他方の部材側にはスクレーパー本体を回転させると管軸に対して支軸の角度が変わるウォームギアーを取り付けて、このウォームギアーの傾斜角により自動送りがかかる仕組みになっている。
また、特許文献2には、スクレープと同時に管端面のバリを除去する面取り可能なスクレーパーが開示されている。このスクレーパーも、樹脂管の外周面でスクレーパー本体を支持し、切削刃を管表面に食い込ませながら周回させて、樹脂管の表面を削り取るように構成されている。
特開平6−179118号公報 特開平11−351484号公報
上記のようなスクレーパーは、スクレーパー本体の内側に切削刃があるために、樹脂管の切削面や切削状態を視認しにくく、管軸方向に所定の長さ分だけ切削するのに、長さが不足したり、逆に削り過ぎたりしてしまうおそれがあり、十分に注意して切削加工を行わなければならなかった。
樹脂管の切削長さが不足すると、樹脂管を取り外して不足分の長さを確認し、もう一度スクレーパー本体に樹脂管をセットし直してから不足分を切削する作業が必要になり、手間がかかる。また、切削長さよりも樹脂管を切削しすぎてしまうと、継手との接続状態の目安となる樹脂管表面の挿入標線までも除去されてしまい、再度、この挿入標線をマーキングするなどの作業が必要になって、作業性を低下させてしまう問題点があった。
そこで本発明は、従来のスクレーパーの持つ問題点を解消し、樹脂管の端部外表面を過不足なく削ることを容易にし、樹脂管同士の接続作業性を効率よく進めることのできる合成樹脂管用スクレーパーを提供するものである。
上記した目的を達成するため、本発明は、合成樹脂管の外周面に当接するように配設される切削刃と、この切削刃を樹脂管の外周面に沿って周方向および管軸方向に走行させる送り手段と、樹脂管を切削可能に保持する保持手段とを本体フレームに備えて、継手を用いて樹脂管同士が連結される樹脂管の連結部の外周面を、本体フレームを回転させることによって切削加工する合成樹脂管用スクレーパーである。この本体フレームには、樹脂管の連結部端面に当接しうるストッパ部材が、樹脂管の管軸方向に位置調整可能に配設されるとともに、切削加工時、ストッパ部材と樹脂管の連結部端面とが当接したとき、樹脂管の外周面に当接している切削刃を樹脂管の外周面に対して後退させる切削刃後退手段とが設けられている。そして、樹脂管の管軸方向の切削長さに合わせてストッパ部材を配設することにより、樹脂管の切削が設定した切削長さ分だけ終了すると、切削刃が樹脂管の外周面から離間して切削が停止するように構成されている。
また、本発明に係る合成樹脂管用スクレーパーにおいては、前記本体フレームが、樹脂管の外周面に沿って、管軸方向と平行に延設されたアームを有する。そして、切削刃および切削刃後退手段は、このアームに備えられており、切削刃後退手段が樹脂管の外周面からアームを離間させることによって、切削刃が樹脂管の外周面から離間し、切削を停止させるように構成されてもよい。
また、本発明に係る合成樹脂管用スクレーパーにおいては、前記本体フレームが、樹脂管の外周面に沿って、管軸方向と平行に延設されたアームを有する。そして、切削刃および切削刃後退手段は、このアームに備えられており、切削刃後退手段が切削刃をアーム内に収納することによって、切削刃が樹脂管の外周面から離間し、切削を停止させるように構成されてもよい。
また、本発明は前記構成の合成樹脂管用スクレーパーにおいて、切削刃後退手段がストッパ部材に接続した押圧部を備え、この押圧部が樹脂管の外周面を径方向に押圧してアームと樹脂管とを離間させ、切削刃を樹脂管の外周面から離間させることが好ましい。
また、本発明は前記構成の合成樹脂管用スクレーパーにおいて、アームが本体フレームにピン固定されており、切削刃後退手段はストッパ部材に接続したピン固定解除部を備え、このピン固定解除部がアームの固定を解除してアームを樹脂管から離間させることによって切削刃を樹脂管の外周面から離間させるようにしてもよい。
また、本発明は前記構成の合成樹脂管用スクレーパーにおいて、切削刃後退手段が、一方がストッパ部材に接続し、他方が切削刃に接続したスライダを備え、ストッパ部材に樹脂管の連結部端面が当接することによりスライダが管軸方向にスライドし、これに連動して切削刃がアーム内に引き込まれて収納され、切削刃を樹脂管の外周面から離間させるようにしてもよい。
上述のように構成される本発明の合成樹脂管用スクレーパーによれば、樹脂管の端部外表面を、所定の切削長さに対して過不足なく切削することが容易に行えるので、継手を用いた樹脂管同士の融着接続作業を効率よく進めることができ、作業性を高めることが可能になる。
以下、本発明に係る合成樹脂管用スクレーパーを実施するための最良の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係る合成樹脂管用スクレーパーの一例を一部破断して示す側面図である。
合成樹脂管用スクレーパー1は、継手を用いて連結される樹脂管3同士の連結部31の外周面を切削加工するものである。
図1に模式的に示すように、本体フレーム2は、合成樹脂管3を切削可能に保持する保持手段21と、保持状態の樹脂管3の外周面に当接するように配設される切削刃22と、この切削刃22を樹脂管3の外周面に沿って周方向および管軸方向に走行させる送り手段23とを備えている。
保持手段21は、樹脂管3の内径に合わせて拡径可能なコア部211を備え、このコア部211の外側に設けられた当接板212が、樹脂管3の連結部31の内周面に取り付けられて、樹脂管3を保持する構成となっている。
また、本体フレーム2にはコア部211と同軸上に延びる回転軸231が設けられている。送り手段23は、この回転軸231が回転することによって、自動的に切削刃22を進めるように構成されている。例示の形態では、本体フレーム2の外側に突設されて回転軸231の延長軸上に形成された連結軸部232に、電動ドリル等の回転操作治具を連結して、回転軸231を任意に回転させられるように構成されている。
本体フレーム2には、保持状態の樹脂管3の外周面に沿って管軸方向と平行になるようにアーム24が延設されている。切削刃22は、このアーム24の先端部に備えられており、薄肉切削用のバイトが用いられている。
さらに、本体フレーム2のアーム24には、樹脂管3の連結部31端面に当接しうるストッパ部材25が、保持状態の樹脂管3の管軸方向に沿って設けられたスリット241により、位置調整可能に配設されている。また、ストッパ部材25は切削加工中の樹脂管3の連結部31端面に当接可能なように、アーム24から垂下して設けられている。
さらに、本体フレーム2のアーム24には、樹脂管3の外周面に当接している切削刃22を樹脂管3の外周面に対して後退させる作用をなす切削刃後退手段26が設けられている。切削刃後退手段26は、切削加工時に、樹脂管3の連結部31端面とストッパ部材25とが当接するのに連動して、樹脂管3の外周面に当接している切削刃22を樹脂管3の外周面に対して後退させるように設けられている。
したがって、このストッパ部材25を樹脂管3の管軸方向の切削長さに合わせて配設することによって、樹脂管3の切削が、設定した切削長さ分だけ終了すると、切削刃22が自ら樹脂管3の外周面から離間して切削が停止する仕組みとなっている。
このような合成樹脂管用スクレーパー1は、樹脂管の融着接続の作業現場において用いられるものであるため、軽量であり、かつ堅牢であることが好ましい。このため、本体フレーム2を構成する主要部材の材質としては、アルミニウム、ジュラルミン等の軽量の金属類が用いられることが望ましい。また、切削刃22は例示したようなバイトであってもよいし、螺旋回転刃であってもよく、合成樹脂管の外表面を薄く切削可能な鋼製刃物であればどのようなものであってもよい。
合成樹脂管用スクレーパー1の使用にあたっては、まず継手により接合する樹脂管3の連結部31の外周面に、挿入標線をマーキングする。樹脂管3の表面にキズや凹み等がある場合は、その部分を除去するとともに表面の汚れを取り除く。
次に、樹脂管3の連結部31を、アーム24と管軸方向とが平行になるように本体フレーム2の保持手段21にセットする。樹脂管3の内側にはコア部211を挿入し、拡径させて取り付ける。また、樹脂管3の挿入標線の手前までが切削長さとなるように、ストッパ部材25を管軸方向に位置調整する。
そして最後に、電動ドリル等の回転操作治具を連結軸部232に連結し、切削を開始する。これにより、樹脂管3の連結部31の外周面の切削加工を、所定の切削長さ分だけ行うことが容易であり、その後の樹脂管3の連結作業も効率良く進めることができるようになっている。
次に、本発明に係る合成樹脂管用スクレーパーの実施例1について、図面を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する実施例1〜3の合成樹脂管用スクレーパー1は、本体フレーム2の切削刃後退手段26にそれぞれ特徴を有し、この切削刃後退手段26による切削刃22の後退のさせ方が異なるので、かかる特徴的構成について詳述し、その他の基本構成については前記説明中における符号と共通の符号を用いてその説明の重複を避けることとする。
図2、図3は本発明の合成樹脂管用スクレーパー1の実施例1を模式的に示した説明図である。
この形態に係る合成樹脂管用スクレーパー1の本体フレーム2のアーム24は、樹脂管3の外周面に沿って管軸方向と平行に延設されており、このアーム24に切削刃22および切削刃後退手段26が備えられている。
本実施例では、切削刃後退手段26は、樹脂管3の外周面からアーム24を離間させることによって、切削刃22が樹脂管3の外周面から離間し、切削を停止させるように構成されている。
切削刃後退手段26は、ストッパ部材25に接続した押圧部261を備えている。図示するように、アーム24に垂下したストッパ部材25の基端部側には、樹脂管3の管軸方向に沿うように配設されたレバー262が接続されており、このレバー262の他端部に押圧部261が設けられている。
そして、図3に示すように、樹脂管3の連結部31端面とストッパ部材25とが当接すると、ストッパ部材25の自由端側がアーム24の基部方向に押されて、レバー262が傾く。これにより、押圧部261が樹脂管3の外周面を径方向に押圧することになり、アーム24と樹脂管3とを離間させて、切削刃22を樹脂管3の外周面から離間させる作用をなす。
このため、ストッパ部材25を樹脂管3の管軸方向の切削長さに合わせて配設するだけで、設定した切削長さ分だけ樹脂管3の切削が終了すると同時に、切削刃22が樹脂管3の外周面から離間して、切削加工を停止させることが可能となっている。
次に、本発明に係る合成樹脂管用スクレーパーの実施例2について、図面を参照しつつ説明する。図4、図5は本発明の合成樹脂管用スクレーパーの実施例2を模式的に示した説明図である。
合成樹脂管用スクレーパー1のアーム24は、樹脂管3の外周面に沿って管軸方向と平行に延設されており、このアーム24に切削刃22および切削刃後退手段26が備えられている。また、切削刃後退手段26は、樹脂管3の外周面からアーム24を離間させることによって、切削刃22が樹脂管3の外周面から離間し、切削を停止させるように構成されており、かかる点は実施例1と同様である。
本実施例では、アーム24は本体フレーム2に対してピン固定されており、ピン242が係止部243に係止した状態で、樹脂管3の外周面に沿って管軸方向と平行となるように延設されている。すなわち、アーム24が適宜の付勢手段を備えて、この付勢手段により樹脂管3から離間する方向に付勢されている。そして、ピン242が係止部243に係止してアーム24を固定していることによって、アーム24と本体フレーム2とが互いに直交した状態に保たれている。
このように構成されたアーム24に対し、切削刃後退手段26は、ストッパ部材25に接続されたピン固定解除部263を備えている。図示するように、ストッパ部材25には、ピン固定されたアーム24の基部方向(図中右方向)に延設するレバー264が接続されており、このレバー264の他端部がピン242に近接して配置され、ピン固定解除部263をなしている。
これにより、図5に示すように、樹脂管3の連結部31端面とストッパ部材25とが当接すると、ストッパ部材25の自由端側がアーム24の基部方向に押され、これに連動してレバー264がアーム24の基部方向に移動する。続いて、レバー264端部のピン固定解除部263がピン242を押すことで回転させ、ピン242を係止部243から外す。これによってアーム24の固定が解除される。その結果、付勢されているアーム24が樹脂管3から離間し、切削刃22が樹脂管3の外周面から離間することになる。
したがって、ストッパ部材25を樹脂管3の管軸方向の切削長さに合わせて配設するだけで、設定した切削長さ分だけ樹脂管3の切削が終了すると同時に、切削刃22が樹脂管3の外周面から離間して、切削加工を停止させることが可能な構成となっている。
次に、本発明に係る合成樹脂管用スクレーパーの実施例3について、図面を参照しつつ説明する。図6、図7は本発明の合成樹脂管用スクレーパーの実施例3を模式的に示した説明図である。
この合成樹脂管用スクレーパー1も、本体フレーム2には、樹脂管3の外周面に沿って管軸方向と平行にアーム24が延設されており、このアーム24に切削刃22および切削刃後退手段26が備えられている。
本実施例では、切削刃後退手段26は、アーム24の先端部に突出した状態の切削刃22を、アーム24内に収納することによって、切削刃22が樹脂管3の外周面から離間して、切削を停止させるように構成されている。
切削刃後退手段26は、一端がストッパ部材25に接続して、他端が切削刃22に接続するように配設されたスライダ265を有している。スライダ265には、ストッパ部材25に連動して円滑にスライドしうるように、適宜のスライド部材266が設けられている。また、切削刃22は樹脂管3の外周面から離間する方向に付勢されており、スライダ265の他端が切削刃22を樹脂管3の外周面に近接する方向に押圧することによって、アーム24から突出して樹脂管3の外周面に当接しうるように構成されている。
図7に示すように、樹脂管3の連結部31端面とストッパ部材25とが当接すると、ストッパ部材25がアーム24の基部方向(管軸方向)に押されることに連動してスライダ265が同方向にスライドする。これにより、切削刃22がアーム24内に引き込まれて収納され、樹脂管3の外周面から離間することになる。
したがって、ストッパ部材25を樹脂管3の管軸方向の切削長さに合わせて配設するだけで、設定した切削長さ分だけ樹脂管3の切削が終了すると同時に、切削刃22が樹脂管3の外周面から離間して、切削加工を停止させることが可能な構成となっている。
このように、いずれの実施例で示した合成樹脂管用スクレーパー1においても、樹脂管3の連結部31の外周面の切削加工を、所定の切削長さ分だけ行うことが容易であり、その後の樹脂管3の連結作業も効率良く進めることができるようになっている。
本発明は、合成樹脂管、特にポリエチレン管やポリプロピレン管などの樹脂管と継手とを融着させるに先だって、融着しやすいようにその管端部の外表面を切削するのに好適に利用することができる。
本発明に係る合成樹脂管用スクレーパーの一例を一部破断して示す側面図である。 本発明の合成樹脂管用スクレーパーの実施例1を模式的に示した説明図である。 実施例1における切削刃の動作を模式的に示した説明図である。 本発明の合成樹脂管用スクレーパーの実施例2を模式的に示した説明図である。 実施例2における切削刃の動作を模式的に示した説明図である。 本発明の合成樹脂管用スクレーパーの実施例3を模式的に示した説明図である。 実施例3における切削刃の動作を模式的に示した説明図である。
符号の説明
1 合成樹脂管用スクレーパー
2 本体フレーム
21 保持手段
22 切削刃
23 送り手段
231 回転軸
232 連結軸部
24 アーム
25 ストッパ部材
26 切削刃後退手段
3 樹脂管
31 連結部

Claims (6)

  1. 合成樹脂管の外周面に当接するように配設される切削刃と、この切削刃を樹脂管の外周面に沿って周方向および管軸方向に走行させる送り手段と、樹脂管を切削可能に保持する保持手段とを本体フレームに備えて、継手を用いて樹脂管同士が連結される樹脂管の連結部の外周面を、本体フレームを回転させて切削加工する合成樹脂管用スクレーパーであって、
    前記本体フレームには、樹脂管の連結部端面に当接しうるストッパ部材が、樹脂管の管軸方向に位置調整可能に配設されるとともに、切削加工時、ストッパ部材と樹脂管の連結部端面とが当接したとき、樹脂管の外周面に当接している切削刃を樹脂管の外周面に対して後退させる切削刃後退手段とが設けられて、
    樹脂管の管軸方向の切削長さに合わせてストッパ部材を配設することにより、樹脂管の切削が設定した切削長さ分だけ終了すると、切削刃が樹脂管の外周面から離間して切削が停止することを特徴とする合成樹脂管用スクレーパー。
  2. 本体フレームは、樹脂管の外周面に沿って、管軸方向と平行に延設されたアームを有し、前記切削刃および切削刃後退手段は、このアームに備えられており、
    切削刃後退手段が樹脂管の外周面からアームを離間させることによって、切削刃が樹脂管の外周面から離間し、切削を停止させることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂管用スクレーパー。
  3. 本体フレームは、樹脂管の外周面に沿って、管軸方向と平行に延設されたアームを有し、前記切削刃および切削刃後退手段は、このアームに備えられており、
    切削刃後退手段が切削刃をアーム内に収納することによって、切削刃が樹脂管の外周面から離間し、切削を停止させることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂管用スクレーパー。
  4. 切削刃後退手段は、ストッパ部材に接続した押圧部を備え、この押圧部が樹脂管の外周面を径方向に押圧してアームと樹脂管とを離間させ、切削刃を樹脂管の外周面から離間させることを特徴とする請求項2に記載の合成樹脂管用スクレーパー。
  5. アームは本体フレームにピン固定されており、切削刃後退手段はストッパ部材に接続したピン固定解除部を備え、このピン固定解除部がアームのピン固定を解除してアームを樹脂管から離間させ、切削刃を樹脂管の外周面から離間させることを特徴とする請求項2に記載の合成樹脂管用スクレーパー。
  6. 切削刃後退手段は、一方がストッパ部材に接続し、他方が切削刃に接続したスライダを備え、ストッパ部材に樹脂管の連結部端面が当接することによりスライダが管軸方向にスライドし、これに連動して切削刃がアーム内に引き込まれて収納され、切削刃を樹脂管の外周面から離間させることを特徴とする請求項3に記載の合成樹脂管用スクレーパー。
JP2006094598A 2006-03-30 2006-03-30 合成樹脂管用スクレーパー Expired - Fee Related JP4704943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006094598A JP4704943B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 合成樹脂管用スクレーパー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006094598A JP4704943B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 合成樹脂管用スクレーパー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007268628A true JP2007268628A (ja) 2007-10-18
JP4704943B2 JP4704943B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=38671959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006094598A Expired - Fee Related JP4704943B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 合成樹脂管用スクレーパー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4704943B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011036928A (ja) * 2009-08-06 2011-02-24 Osaki Precision Co Ltd 切削用工具
CN103846254A (zh) * 2013-12-03 2014-06-11 成都杰森输配设备实业有限公司 一种管道外防腐绝缘层清除器
CN105082204B (zh) * 2014-05-14 2016-09-14 中石化胜利油建工程有限公司 一种pe防腐管防腐层切头机具
JP2018176345A (ja) * 2017-04-11 2018-11-15 大肯精密株式会社 スクレーパ装置
JP2019158011A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 積水化学工業株式会社 配管構造及び配管構造の施工方法
JP2020023028A (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 大肯精密株式会社 スクレーパ装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5720101B2 (ja) * 1977-01-18 1982-04-26
JPS5844137U (ja) * 1981-09-21 1983-03-24 レツキス工業株式会社 切削加工機のダイヘツド
JPH09309005A (ja) * 1996-05-22 1997-12-02 Mitsui Petrochem Ind Ltd プラスチック管の切削工具
JP2000052102A (ja) * 1998-08-07 2000-02-22 Sanko Gas Seiki Kk パイプ外周面スクレーパー

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5720101B2 (ja) * 1977-01-18 1982-04-26
JPS5844137U (ja) * 1981-09-21 1983-03-24 レツキス工業株式会社 切削加工機のダイヘツド
JPH09309005A (ja) * 1996-05-22 1997-12-02 Mitsui Petrochem Ind Ltd プラスチック管の切削工具
JP2000052102A (ja) * 1998-08-07 2000-02-22 Sanko Gas Seiki Kk パイプ外周面スクレーパー

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011036928A (ja) * 2009-08-06 2011-02-24 Osaki Precision Co Ltd 切削用工具
CN103846254A (zh) * 2013-12-03 2014-06-11 成都杰森输配设备实业有限公司 一种管道外防腐绝缘层清除器
CN105082204B (zh) * 2014-05-14 2016-09-14 中石化胜利油建工程有限公司 一种pe防腐管防腐层切头机具
JP2018176345A (ja) * 2017-04-11 2018-11-15 大肯精密株式会社 スクレーパ装置
JP2019158011A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 積水化学工業株式会社 配管構造及び配管構造の施工方法
JP7048363B2 (ja) 2018-03-13 2022-04-05 積水化学工業株式会社 配管構造及び配管構造の施工方法
JP2020023028A (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 大肯精密株式会社 スクレーパ装置
JP7153319B2 (ja) 2018-08-08 2022-10-14 大肯精密株式会社 スクレーパ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4704943B2 (ja) 2011-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4704943B2 (ja) 合成樹脂管用スクレーパー
JP6248790B2 (ja) 摩擦攪拌接合方法
JP5415455B2 (ja) 摩擦プラグ溶接方法及びシステム
JP2009514689A (ja) パイプ切断装置
JP6287751B2 (ja) 摩擦攪拌接合方法
JP6052237B2 (ja) 摩擦攪拌接合方法
US9061371B2 (en) Disposable mandrel for friction stir joining
KR101631557B1 (ko) 마찰 교반 접합 장치
JP6103884B2 (ja) 樹脂管スクレーパー
JP2005081350A (ja) 摩擦攪拌接合方法および摩擦攪拌接合用形材群
JP2023107097A (ja) 合成樹脂管用スクレーパー
JP2017121639A (ja) 接合方法
US20190366451A1 (en) Drill Bit Having a Spiral-Tube-Shaped Drill Shaft and Method for Producing a Spiral-Tube-Shaped Drill Shaft for a Drill Bit
JP2017170495A (ja) 異材摩擦攪拌接合方法
JP2010094772A (ja) 合成樹脂管の管端部外周面切削具
JP2019107709A (ja) 樹脂パイプ加工用ドリル及び樹脂パイプの加工方法
JP2018094568A (ja) 接合方法
JP2012240115A (ja) 回転摩擦圧接方法および接合体
JP3183616U (ja) 融着継手の接合用治具
JP6475992B2 (ja) 穿孔工具
CN110035853B (zh) 钻头和用于制造用于钻头的钻杆的方法
JP2017225981A (ja) 接合方法
JPH02269505A (ja) プラスチック管の切削工具
JP2018083217A (ja) 摩擦攪拌接合方法
JP2008169932A (ja) 合成樹脂製コルゲート管部材の接続方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101217

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101217

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110310

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees