JP2007267184A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、静止画撮影が開始される前に、分割露光に基づく静止画撮影モードによって得られる複数の画像の位置合わせが正常に行なわれるか否かを予測して、その予測結果に応じて撮影モードを自動的に切り換えることができる撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】静止画撮影が行なわれてないときに、入力画像に基づいて、画像の動きに関する情報を算出する第1の動き情報算出手段、および静止画撮影を開始するときには、静止画撮影開始直前に第1の動き情報算出手段によって算出された画像の動きに関する情報に基づいて、第1の静止画撮影手段による撮影モードと第2の静止画撮影手段による撮影モードとを切り換える撮影モード切り換え手段を備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、撮像装置に関する。
静止画手ぶれ補正技術は、静止画撮影における手ぶれを軽減する技術であり、手ぶれを検出する要素と、その検出結果に基づいて画像を補正する要素とによって実現される。
手ぶれを検出する方法には、手ぶれセンサ(角速度センサ)を用いる方法と、画像を解析して検出する電子式とがある。画像を補正する方法には、光学系の駆動により補正を行なう光学式手ぶれ補正と、画像処理により補正を行なう電子式手ぶれ補正とがある。
静止画手ぶれ補正に対しては、センサで手ぶれを検出しその検出結果に基づいて光学式手ぶれ補正を行なう方法と、センサで手ぶれを検出しその検出結果に基づいて電子式手ぶれ補正を行なう方法と、画像を解析して手ぶれを検出しその検出結果に基づいて電子式手ぶれ補正を行なう方法とがある。
画像を解析して手ぶれを検出しその検出結果に基づいて電子式手ぶれ補正を行なう方法は、完全電子式の手ぶれ補正と呼ばれている。完全電子式の手ぶれ補正で実用化されている方式としては、図8に示すように、通常の露光時間T1を分割して得られる露光時間がT2の複数の短時間露光画像(分割画像)G1〜G4を、それらの画像特徴により位置合わせして合成し、1枚の静止画像Gを生成する方式(画像加算式手ぶれ補正)がある。
画像加算式手ぶれ補正では、各分割画像が位置合わせによって完全に一致せしめられた場合、手ぶれ量は、分割画像1枚分の露光時間に軽減される。しかしながら、画像加算式手ぶれ補正では、1枚目の短時間露光画像G1の露光開始から最後の短時間露光画像G4の露光終了までの期間は、通常露光の場合に比べて長くなるため、その間の被写体のぶれの程度が大きくなるという欠点がある。さらに、画像処理による位置合わせに失敗した場合、通常露光よりも手ぶれ量が大きくなるという欠点がある。
特開平9−261526号公報 「撮像装置」 低輝度条件においては手ぶれしないような露光時間で連写して、複数画像相互のずれを補正してから露光不足の画像群を合成することで、ぶれのない適切な露出の画像を得る。 特開2004−221992号公報 「撮像装置およびプログラム」 順次撮影して得られた複数の画像を合成することにより、露出補正された合成画像を得る第1の撮影モードと、1回の撮影により合成画像に相当する画像を得る第2の撮影モードとの撮影が可能な撮像装置であって、撮影時の条件(被写体の明るさ、焦点距離、絞り、感度)に応じて、第1の撮影モードおよび第2の撮影モードのうちの一方の撮影モードを設定する制御手段を備えている。
この発明は、撮影モードとして、一括露光に基づく静止画撮影モードと、分割露光に基づく静止画撮影モードとを備えた撮像装置において、静止画撮影が開始される前に、分割露光に基づく静止画撮影モードによって得られる複数の画像の位置合わせが正常に行なわれるか否かを予測して、その予測結果に応じて撮影モードを自動的に切り換えることができる撮像装置を提供することを目的とする。
また、この発明は、分割露光に基づく静止画撮影が行なわれている途中において、残りの画像の位置合わせが正常に行なわれるか否かを予測し、その予測結果に応じて、分割露光を継続するか、残り分を一括露光するかを自動的に決定することができる撮像装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、1回の露光で1枚の静止画像を取得する第1の静止画撮影手段と、露光期間を複数回に分割して複数の低輝度画像を取得し、取得した複数の低輝度画像を位置合わせして合成することにより、1枚の静止画像を生成する第2の静止画撮影手段とを備えた撮像装置において、静止画撮影が行なわれてないときに、入力画像に基づいて、画像の動きに関する情報を算出する第1の動き情報算出手段、および静止画撮影を開始するときには、静止画撮影開始直前に第1の動き情報算出手段によって算出された画像の動きに関する情報に基づいて、第1の静止画撮影手段による撮影モードと第2の静止画撮影手段による撮影モードとを切り換える撮影モード切り換え手段を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第1の動き情報算出手段は、静止画撮影が行なわれてないときに、予め定められた第2の静止画撮影手段での分割露光数に応じて、入力画像の輝度を低下させる手段および輝度が低下せしめられた入力画像に基づいて、画像の動きに関する情報を算出する手段を備えていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、第2の静止画撮影手段は、2番目以降の低輝度画像を取得したときに、取得した2番目以降の低輝度画像と1番目の低輝度画像との間の画像の動きに関する情報を算出する第2の動き情報算出手段、第2の動き情報算出手段によって算出された画像の動きに関する情報に基づいて、分割露光を継続するか、残り分を一括露光するかを判定する判定手段、残り分を一括露光すると判定された場合には、残り分を一括露光することにより、残り分に相当する1枚の画像を取得する画像取得手段、および取得した残り分に相当する1枚の画像をそれまでの合成画像に位置合わせして合成することにより、1枚の静止画像を生成する画像合成手段を備えていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、判定手段は、第2の動き情報算出手段によって算出された画像の動きに関する情報に基づいて、画像のコントラストが低いか否か、画像内に複数種類の動きが有るか否か、画像内に類似模様が存在するか否かおよびパン・チルト状態であるか否か、のうちの少なくとも1つの判定を行ない、その判定結果に基づいて、分割露光を継続するか、残り分を一括露光するかを判定するものであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4に記載の発明において、撮影モード切り換え手段は、第1の動き情報算出手段によって算出された画像の動きに関する情報に基づいて、画像のコントラストが低いか否か、画像内に複数種類の動きが有るか否か、画像内に類似模様が存在するか否かおよびパン・チルト状態であるか否か、のうちの少なくとも1つの判定を行ない、その判定結果に基づいて、第1の静止画撮影手段による撮影モードと第2の静止画撮影手段による撮影モードとを切り換えるものであることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、露光期間を複数回に分割して複数の低輝度画像を取得し、取得した複数の低輝度画像を位置合わせして合成することにより、1枚の静止画像を生成する静止画撮影手段を備えた撮像装置において、静止画撮影手段は、2番目以降の低輝度画像を取得したときに、取得した2番目以降の低輝度画像と1番目の低輝度画像との間の画像の動きに関する情報を算出する動き情報算出手段、動き情報算出手段によって算出された画像の動きに関する情報に基づいて、分割露光を継続するか、残り分を一括露光するかを判定する判定手段、残り分を一括露光すると判定された場合には、残り分を一括露光することにより、残り分に相当する1枚の画像を取得する画像取得手段、および取得した残り分に相当する1枚の画像をそれまでの合成画像に位置合わせして合成することにより、1枚の静止画像を生成する画像合成手段を備えていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、判定手段は、動き情報算出手段によって算出された画像の動きに関する情報に基づいて、画像のコントラストが低いか否か、画像内に複数種類の動きが有るか否か、画像内に類似模様が存在するか否かおよびパン・チルト状態であるか否か、のうちの少なくとも1つの判定を行ない、その判定結果に基づいて、分割露光を継続するか、残り分を一括露光するかを判定するものであることを特徴とする。
この発明によれば、撮影モードとして、一括露光に基づく静止画撮影モードと、分割露光に基づく静止画撮影モードとを備えた撮像装置において、静止画撮影が開始される前に、分割露光に基づく静止画撮影モードによって得られる複数の画像の位置合わせが正常に行なわれるか否かを予測して、その予測結果に応じて撮影モードを自動的に切り換えることができるようになる。
また、この発明によれば、分割露光に基づく静止画撮影が行なわれている途中において、残りの画像の位置合わせが正常に行なわれるか否かを予測し、その予測結果に応じて、分割露光を継続するか、残り分を一括露光するかを自動的に決定することができるようになる。
以下、図面を参照して、この発明をデジタルカメラに適用した場合の実施例について説明する。
〔1〕デジタルカメラの構成についての説明
図1は、デジタルカメラの構成を示している。
撮像素子(CCD)2は、レンズ1を通して入射した光学像を光電変換し、電気信号として出力する。撮像素子2の出力信号(RGB信号)は、CDS回路とAGC回路とを備えたカメラ回路3に送られる。カメラ回路3に入力した撮像素子2の出力信号は、CDS回路で相関二重サンプリング処理された後、AGC回路で最適な振幅にゲイン調整される。カメラ回路3の出力信号は、A/D変換器4によってデジタル映像信号に変換される。デジタル映像信号は、画像メモリ5に書き込まれる。撮影制御回路11は、被写体の明るさを測定する測光回路から得られた明るさの情報に基づいて、撮像素子2の最適な露光時間を設定する。
なお、画像メモリ5は、メモリ制御回路12を介してマイコン10によって制御される。また、撮影制御回路11は、マイコン10によって制御される。マイコン10には、シャッターボタン21および手ぶれ補正ON/OFFスイッチ22が接続されている。手ぶれ補正ON/OFFスイッチ22によって、手ぶれ補正撮影モードと通常撮影モードの設定が行なわれる。以下、通常撮影モードが設定されている場合と手ぶれ補正撮影モードが設定されている場合とにわけて動作を説明する。
〔1−1〕通常撮影モード
通常撮影モードが設定されている場合の動作について説明する。シャッターボタン21が押下げられていない場合には、一定間隔(例えば1/60秒)で撮影された画像データが画像メモリ5に書き込まれた後、NTSCエンコーダ6によりNTSC信号に変換されてモニタ7に表示される。これを、スルー表示と呼ぶことにする。シャッターボタン21が押下げられると、静止画の撮影を開始し、そのタイミングで撮影された画像データが画像メモリ5に書き込まれた後、モニタ7に表示されるとともに、画像圧縮回路8によってJPEG形式にエンコードされ、画像ファイルとしてメモリカード9に保存される。
〔1−2〕手ぶれ補正撮影モード
手ぶれ補正撮影モードが設定されている場合の動作について説明する。手ぶれ補正撮影モードが設定されている場合においては、画像メモリ5に書き込まれた画像データは、手ぶれ補正回路30に転送される。
シャッターボタン21が押下げられていない場合には、一定間隔(例えば1/60秒)で撮影された画像データが画像メモリ5に書き込まれた後、手ぶれ補正回路30に転送される。手ぶれ補正回路30に転送された画像データは、NTSCエンコーダ6を介してモニタ7に送られるとともに、輝度調節回路31に送られる。輝度調節回路31に入力された画像データは、後述する露光分割した低輝度画像と同様な輝度となるように、輝度調節回路31によって輝度レベルが低下せしめられた後、動き検出回路32に送られる。
動き検出回路32では、1つ前に入力された画像データと現在の画像データとの間の動きベクトルが算出されるとともに、算出された動きベクトルが有効か無効かが判定される。この有効・無効判定結果は、シャッターボタン21が押下げられたときの分割露光制御に使用される。なお、動き検出回路32はマイコン10によって制御される。
シャッターボタン21が押下げられた場合には、マイコン10は、撮影制御装置11に対して、最適露光時間を複数回(例えば、8回)に分割して露光(連続撮影)するように指示する。分割露光された複数の低輝度画像データは、それぞれ画像メモリ5に記憶され、順次、手ぶれ補正回路30に転送される。具体的には、低輝度画像データは、手ぶれ補正回路30内の動き検出回路32および座標変換回路33に送られる。
動き検出回路32では、分割露光された複数の低輝度画像データのうち、最初に入力された1番目の低輝度画像データと、それ以降に入力される各低輝度画像データとの間の動きベクトルが順次算出されるとともに、算出された動きベクトルが有効か無効かも順次判定される。動きベクトルが有効と判定された場合、2番目以降に入力された各低輝度画像は、1番目の低輝度画像との間の動きベクトルに基づいて、1番目の低輝度画像とのずれがなくなるように、座標変換回路33で1番目の低輝度画像の座標に座標変換される。そして、画像合成回路34で1番目の低輝度画像またはそれまでに合成された画像の画素値と加算され、画像メモリ35に記憶される。つまり、低輝度画像間の位置ずれを補正して、加算合成した画像が画像メモリ35に格納される。
露光分割数をNとすると、各低輝度画像は、露光時間が通常露光の1/Nと短いため、手ぶれ量も通常露光の1/Nとなる。そして、低輝度画像間の位置ずれが補正された後に低輝度画像が加算合成されるので、合成画像の手ぶれ量は、通常露光の1/Nに低減される。合成画像は、NTSCエンコーダ6を介してモニタ7に表示されるとともに、画像圧縮回路8を介してメモリカード9に保存される。
一方、動きベクトルが無効と判定された場合、座標変換回路での位置ずれ補正は行なわれず、画像合成回路34で1番目の低輝度画像またはそれまでに合成された画像に加算合成される。
〔2〕動き検出回路32についての説明
動き検出回路32は、手ぶれ補正撮影モードにおいて、基準画像と現画像との画像間の動きベクトルを検出するとともに、その動きベクトルが有効であるか無効であるかを判定する。つまり、「動きベクトル検出および有効性判定処理」を実行する。
〔2−1〕動きベクトル検出方法の概要説明
まず、基準画像と原画像との画像間の動きベクトルを検出する方法について説明する。シャッターボタン21が押下げられていない場合には、基準画像は1つ前に入力された画像となり、現画像は現在入力された画像となる。シャッターボタン21が押下げられている場合には、基準画像は分割露光された複数の低輝度画像のうちの1番目の低輝度画像となり、現画像は2番目以降の低輝度画像となる。
動き検出回路32は、代表点マッチング法に基づいて、動きベクトル等を算出する。図2に示すように、各フレームの映像エリア100内に、複数の動きベクトル検出領域E1 〜E9 が設定されている。各動きベクトル検出領域E1 〜E9 の大きさは同じである。また、各動きベクトル検出領域E1 〜E9 は、図2に示すように、各小領域eに分割されている。この例では、各動きベクトル検出領域E1 〜E9 が48の小領域e分割されている。各小領域eは、例えば、32画素×32画素の大きさである。図3に示すように、各小領域eそれぞれに、複数のサンプリング点Sと、1つの代表点Rとが設定されている。
現画像における小領域e内の各サンプリング点Sの映像信号レベル(輝度レベル)と、基準画像における対応する小領域e内の代表点Rの映像信号レベル(輝度レベル)との差(各サンプリング点Sにおける相関値)が、各動きベクトル検出領域E1 〜E9 ごとに求められる。
そして、各動きベクトル検出領域E1 〜E9 ごとに、動きベクトル検出領域内の全ての小領域e間において、代表点Rに対する偏位が同じサンプリング点どうしの相関値が累積加算される。したがって、各動きベクトル検出領域E1 〜E9 ごとに、1つの小領域e内のサンプリング点Sの数に応じた数の累積相関値が求められる。
そして、各動きベクトル検出領域E1 〜E9 内において、累積相関値が最小となる点(累積相関値の最小位置Pmin)の偏位、すなわち相関性が最も高い偏位が、当該動きベクトル検出領域E1 〜E9 の動きベクトルMとして抽出される。
この実施例では、各動きベクトル検出領域E1 〜E9 毎に、累積相関値の最小位置Pminよび累積相関値の最小値Vminが求められるとともに、各動きベクトル検出領域E1 〜E9 毎に、累積相関値の平均値Vaveが求められる。また、この実施例では、各動きベクトル検出領域E1 〜E9 毎に、累積相関値がVmin+α(αは例えば2に設定される)以下となる位置の個数(累積相関値が最小値に近い値となる位置の個数)Nminが求められる。
〔2−2〕動きベクトルの有効性判定方法の概要説明
各動きベクトル検出領域E1 〜E9 毎に、その領域で検出される動きベクトルの有効性を判定し、その判定結果に基づいて、全体動きベクトルの有効性を判定する。さらに、全体動きベクトルの履歴に基づいて、パン・チルト状態であるか否かを判定し、パン・チルト状態である場合には、全体動きベクトルを無効とする。
まず、各動きベクトル検出領域E1 〜E9 毎の動きベクトルの有効性を、次のようにして判定する。つまり、動きベクトル検出領域内の画像のコントラストが低い場合には、当該動きベクトル検出領域の動きベクトルを無効とする。動きベクトル検出領域内の画像のコントラストが高い場合でも、動きベクトル検出領域内に手ぶれ以外の動く物体等が存在するなど複数の動きが存在する場合には、当該動きベクトル検出領域の動きベクトルを無効とする。動きベクトル検出領域内に複数の動きが存在しない場合でも、動きベクトル検出領域内に同じような模様が存在している場合には、当該動きベクトル検出領域の動きベクトルを無効とする。
そして、有効領域(有効と判定された動きベクトル検出領域)の数が0の場合には、全体動きベクトルを無効とする。有効領域(有効と判定された動きベクトル検出領域)の数が1以上である場合には、有効領域の動きベクトルを用いて、全体動きベクトルを算出する。ただし、有効領域数が1以上である場合でも、各有効領域の動きベクトルに類似性が無い場合には、全体動きベクトルを無効とする。
次に、全体動きベクトルの履歴に基づいて、パン・チルト状態であるか否かを判定する。
次のいずれかの条件を満たした場合に、「手ぶれ状態」から「パン・チルト状態」へ遷移したと判定する。
(a1)全体動きベクトルが水平または垂直の同一方向に連続している回数が所定値以上であること
(a2)水平または垂直の同一方向に連続している全体動きベクトルの積分値が画角の一定割合以上であること
また、次のいずれかの条件を満たした場合に、「パン・チルト状態」から「手ぶれ状態」へ遷移は、したと判定する。
(b1)全体動きベクトルが0.5画素以下である連続回数が10回以上であること
(b2)「手ぶれ状態」から「パン・チルト状態」へ遷移したときの全体動きベクトルに対して方向が反対の全体動きベクトルが10回以上連続したこと
このような判定基準に基づいて、パン・チルト状態であるか否かを判定し、パン・チルト状態であると判定した場合には、全体動きベクトルを無効とする。パン・チルト状態であると判定した場合に全体動きベクトルを無効としているのは、パン・チルト状態時には手ぶれ量が大きいめ、動き量が代表点マッチングによる動き検出範囲(小領域e)を超えてしまい、正確な動きベクトルを検出できないからである。
〔2−3〕動き検出回路32によって実行される「動きベクトル検出および有効性判定処理」の手順についての説明
図4および図5は、動き検出回路32によって実行される「動きベクトル検出および有効性判定処理」の手順を示している。
kは、動きベクトル検出領域E1 〜E9 を示す変数であり、1〜Kの値をとる。この例では、K=9である。また、Fkは、kで示される動きベクトル検出領域において検出される動きベクトルが有効であるか無効であるかを示すフラグであり、有効であれば1となり、無効であれば0となる。Fwは、全体動きベクトルが有効であるか無効であるかを示すフラグであり、有効であれば1となり、無効であれば0となる。
まず、k=1を設定する(ステップS101)。kに対応する動きベクトル検出領域に対してステップS102〜S112の処理を行なう。
つまり、上述した代表点マッチング法に基づいて、当該動きベクトル検出領域に対する累積相関値を算出する(ステップS102)。上述したように、累積相関値は、1つの小領域e内のサンプリング点Sの数に応じた数だけ得られる。そして、累積相関値の最小位置Pmin、累積相関値の最小値Vmin、累積相関値の平均値Vaveおよび累積相関値が最小値に近い値となる位置の個数Nminが求められる(ステップS103〜S106)。
次に、当該動きベクトル検出領域内の画像のコントラストが低いか否かを判定するために、累積相関値の平均値Vaveが閾値TH1より小さいか否かを判別する(ステップS107)。
Vave<TH1である場合には、コントラストが低いと判別する。これは、コントラストが低い場合には、輝度差が小さいので、累積相関値の平均値Vaveがが小さくなるからである。閾値TH1は実験により決定される。
コントラストが低い場合には、正確な動きベクトルを検出できないので、Vave<TH1である場合には、有効領域フラグFkを0にする(ステップS112)。そして、kを1だけインクリメントする(ステップS113)。k>Kである否かを判別する(ステップS114)。k≦Kであれば、ステップS102に戻る。k>Kであれば、ステップS115に移行する。
上記ステップS107において、Vave≧TH1と判別した場合には、当該動きベクトル検出領域内に複数の動きが存在するか否かを判定するために、累積相関値の平均値Vaveを累積相関値の最小値Vminで除算した値(Vave/Vmin)が、閾値TH2より小さいか否かを判別する(ステップS108)。
Vave/Vmin<TH2である場合には、当該動きベクトル検出領域内に複数の動きが存在すると判定する。これは、複数の動きが存在する場合には、完全なマッチング位置がないため、累積相関値の最小値Vminが大きくなるという原理に基づく。また、平均値Vaveを最小値Vminで除算することで、被写体のコントラストに依存しないようにする。閾値TH2は実験により決定される。
複数の動きが存在する場合には、正確な動きベクトルを検出できないので、Vave/Vmin<TH2である場合には、有効領域フラグFkを0にする(ステップS112)。そして、kを1だけインクリメントする(ステップS113)。k>Kである否かを判別する(ステップS114)。k≦Kであれば、ステップS102に戻る。k>Kであれば、ステップS115に移行する。
上記ステップS108において、Vave/Vmin≧TH2と判別した場合には、当該動きベクトル検出領域内に同じような模様が存在しているか否かを判定するために、累積相関値が最小値に近い値となる位置の個数Nminが複数あるか否かを判別する(ステップS109)。
累積相関値が最小値に近い値となる位置の個数Nminが複数ある場合(Nmin>1)には、当該動きベクトル検出領域内に同じような模様が存在すると判定する。当該動きベクトル検出領域内に同じような模様が存在する場合には、動きベクトルの信頼性は低いので、Nmin>1である場合には、有効領域フラグFkを0にする(ステップS112)。そして、kを1だけインクリメントする(ステップS113)。k>Kである否かを判別する(ステップS114)。k≦Kであれば、ステップS102に戻る。k>Kであれば、ステップS115に移行する。
上記ステップS109において、Nmin=1と判別した場合には、累積相関値の最小位置Pminに基づいて、動きベクトルMkを算出した後(ステップS110)、有効領域フラグFkを1にする(ステップS111)。そして、kを1だけインクリメントする(ステップ113)。k>Kである否かを判別する(ステップ114)。k≦Kであれば、ステップS102に戻る。k>Kであれば、ステップS115に移行する。
ステップS115では、有効領域(Fk=1とされた動きベクトル検出領域)の数が0であるか否かを判別する。
有効領域の数が1以上存在する場合には、有効領域(Fk=1とされた動きベクトル検出領域)の動きベクトルMkを抽出する(ステップS116)。抽出した動きベクトルMkの平均ベクトルMaveを算出する(ステップS117)。次に、次式(1)に基づいて、有効領域間での動きベクトルMkのばらつきAを算出する(ステップS118)。
A=〔{|Mk−Mave|/Maveのノルム}の総和〕/有効領域数 …(1)
そして、ばらつきAが閾値TH3より大きい否かを判別する(ステップS119)。 ばらつきAが閾値TH3以下(A≦TH3)であれば、全体動きベクトル有効フラグFwを1にするとともに(ステップS120)、画像全体の動きベクトル(全体動きベクトル)Wを、ステップS117で算出された平均ベクトルMaveとする(ステップS121)。そして、ステップS124に進む。
上記ステップS115において有効領域の数が0であると判別した場合または上記ステップS119においてばらつきAが閾値TH3より大きいと判別した場合には、全体動きベクトル有効フラグFwを0にするとともに(ステップS122)、画像全体の動きベクトル(全体動きベクトル)Wを0とする(ステップS123)。そして、ステップS124に進む。
ステップS124では、動きベクトルの履歴Wnに今回得られた全体動きベクトルWを追加する。次に、動きベクトルの履歴Wnからパン・チルト状態であるか否かを判定するための処理(パン・チルト状態判定処理)を行なう(ステップS125)。パン・チルト状態判定処理の詳細については、後述する。
パン・チルト状態判定処理が終了すると、パン・チルト状態であるか否かを示すパン・チルト状態フラグFpが1であるか否かを判別する(ステップS126)。パン・チルト状態フラグFpは、パン・チルト状態判定処理によってパン・チルト状態であると判定された場合には1とされ、パン・チルト状態ではないと判定された場合には0とされる。
Fp=1の場合には、全体動きベクトル有効フラグFwを0にした後(ステップS127)、今回の「動きベクトル検出および有効性判定処理」を終了する。Fp=0と判別した場合には、今回の「動きベクトル検出および有効性判定処理」を終了する。この場合には、全体動きベクトル有効フラグFwの最終的な値は、上記ステップS120または上記ステップS122で設定された値となる。
図6は、図5のステップS125の処理(パン・チルト状態判定処理)の詳細な手順を示してる。
まず、パン・チルト状態フラグFpが1であるか否かを判別する(ステップS201)。なお、パン・チルト状態フラグFpは、システム起動時の初期設定において、0に設定される。
パン・チルト状態フラグFpが0である場合には、つまり、前回においてパン・チルト状態ではない(手ぶれ状態である)と判定されている場合には、上記条件(a1)、(a2)のいずれかを満たすか否かを判別し、上記条件(a1)、(a2)のいずれかを満たした場合には、「手ぶれ状態」から「パン・チルト状態」に遷移したと判定する。上記条件(a1)、(a2)のいずれをも満たしていない場合には、「手ぶれ状態」が継続していると判定する。
つまり、上記ステップS201でFp=0と判別した場合には、動きベクトルの履歴Wnに基づいて、全体動きベクトルWが水平または垂直の同一方向に連続している回数Ch,Cvを算出する(ステップS202)。連続回数Ch,Cvは現在から過去に遡る方向に算出する。Chは全体動きベクトルWが水平方向に連続している場合の連続回数を示し、Cvは全体動きベクトルWが垂直方向に連続している場合の連続回数を示している。そして、Ch>TH4またはCv>TH4のいずれかの条件を満たしているか否かを判別する(ステップS203)。Ch>TH4またはCv>TH4のいずれかの条件を満たしている場合には、「手ぶれ状態」から「パン・チルト状態」に遷移したと判定し、パン・チルト状態フラグFpを1にする(ステップS208)。また、パン・チルトの方向に対応した全体動きベクトルの方向(上下左右)を記憶した後(ステップS209)、図5のステップS126に移行する。
上記ステップS203において、Ch>TH4またはCv>TH4のいずれの条件も満たしていないと判別した場合には、現在までに水平または垂直の同一方向に連続している全体動きベクトルWの絶対値Sh,Svを算出する(ステップS204)。Shは全体動きベクトルWが水平方向に連続している場合の絶対値を示し、Cvは全体動きベクトルWが垂直方向に連続している場合の絶対値を示している。
次に、次式(2)に基づいて、閾値TH5hと閾値TH5vとを算出する(ステップS205)。
TH5h=画像幅×β
TH5v=画像高さ×β …(2)
βは予め定められた定数であり、例えば、0.3に設定される。
そして、Sh>TH5hまたはSv>TH5vのいずれかの条件を満たしているか否かを判別する(ステップS206)。Sh>TH5hまたはSv>TH5vのいずれかの条件を満たしている場合には、「手ぶれ状態」から「パン・チルト状態」に遷移したと判定し、パン・チルト状態フラグFpを1にする(ステップS208)。また、パン・チルトの方向に対応した全体動きベクトルの方向(上下左右)を記憶した後(ステップS209)、図5のステップS126に移行する。
上記ステップS206において、Sh>TH5hまたはSv>TH5vのいずれの条件も満たしていないと判別した場合には、パン・チルト状態フラグFpを0にする(ステップS207)。そして、図5のステップS126に移行する。
上記ステップS201において、パン・チルト状態フラグFpが1であると判別した場合には、つまり、前回においてパン・チルト状態であると判定されている場合には、上記条件(b1)、(b2)のいずれかを満たすか否かを判別し、上記条件(b1)、(b2)のいずれかを満たした場合には、「パン・チルト状態」から「手ぶれ状態」に遷移したと判定する。上記条件(b1)、(b2)のいずれをも満たしていない場合には、「パン・チルト状態」が継続していると判定する。
つまり、上記ステップS201でFp=1と判別した場合には、動きベクトルの履歴Wnに基づいて、全体動きベクトルWの絶対値|W|が閾値TH6以下である連続回数Czを算出する(ステップS210)。連続回数Czは現在から過去に遡る方向に算出する。したがって、今回算出された全体動きベクトルWの絶対値|W|が閾値TH6より大きい場合には、連続回数Czは0となる。
ステップS210で算出した連続回数Czが閾値TH6より大きいか否かを判別する(ステップS211)。Cz>TH6であれば、「パン・チルト状態」から「手ぶれ状態」に遷移したと判定し、パン・チルト状態フラグFpを0にする(ステップS215)。そして、図5のステップS126に移行する。
以下においては、最新過去において「手ぶれ状態」から「パン・チルト状態」に遷移したときの、パン・チルトの方向に対応した全体動きベクトルの方向(上下左右)を、「パン・チルト状態遷移時の全体動きベクトルの方向」ということにする。この方向は、上述したステップS209において記憶されている。
上記ステップS211において、Cz≦TH6であると判別した場合には、「パン・チルト状態遷移時の全体動きベクトルの方向」と反対方向の全体動きベクトルWの連続回数Cdirを算出する(ステップS212)。「パン・チルト状態遷移時の全体動きベクトルの方向」と反対方向の全体動きベクトルWとは、「パン・チルト状態遷移時の全体動きベクトルの方向」と反対方向の成分を有する全体動きベクトルWを意味する。また、連続回数Cdirは、現在から過去に遡る方向に算出する。
ステップS212で算出した連続回数Cdirが閾値TH7より大きいか否かを判別する(ステップS213)。Cdir>TH7であれば、「パン・チルト状態」から「手ぶれ状態」に遷移したと判定し、パン・チルト状態フラグFpを0にする(ステップS215)。そして、図5のステップS126に移行する。
上記ステップS213において、Cdir≦TH7であると判別した場合には、「パン・チルト状態」が継続していると判定し、パン・チルト状態フラグFpを1にする(ステップS214)。そして、図5のステップS126に移行する。
〔3〕デジタルカメラの全体的な動作についての説明
図7は、デジタルカメラの全体的な動作を示している。
まず、静止画の撮影が開始されたか否かを判別する(ステップS1)。つまり、シャッターボタン21が押下げられたか否かを判別する。静止画の撮影が開始されていない場合には、一括露光により、画像Iを取得する(ステップS2)。そして、手ぶれ補正モードが設定されているか否かを判別する(ステップS3)。手ぶれ補正モードが設定されていない場合には、取得した画像Iをスルー表示する(ステップS4)。そして、ステップS1に戻る。
上記ステップS3において、手ぶれ補正モードが設定されている場合には、取得した画像Iをスルー表示するとともに(ステップS5)、取得した画像Iの輝度を輝度調節回路31により、1/N(Nは露光分割数)に低下させる(ステップS6)。輝度が1/Nに低下せしめられた画像を画像I’で示すことにする。前画像(前回にステップS6で得られた画像であって後述するステップS7で前画像として記憶されている画像)を基準画像とし、今回にステップS6で得られた画像I’を現画像として、動き検出回路32により、図4〜図6を用いて説明した「動きベクトル検出および有効性判定処理」を行なう(ステップS7)。この後、上記ステップS6で得られた画像I’を前画像として記憶する(ステップS8)。そして、ステップS1に戻る。
上記ステップS1において、静止画の撮影が開始されたと判別した場合には、手ぶれ補正モードが設定されているか否かを判別する(ステップS9)。手ぶれ補正モードが設定されていない場合には、一括露光により、画像Iを取得する(ステップS10)。取得した画像Iを画像圧縮回路8によって圧縮してメモリカード9に保存するとともに、取得した画像Iをモニタ7に表示する(ステップS11)。そして、ステップS1に戻る。
上記ステップS9において、手ぶれ補正モードが設定されていると判別した場合には、全体動きベクトルの有効フラグFwが1であるか否かを判別する(ステップS12)。つまり、静止画撮影が開始される直前において、上述したステップS7で実行された「動きベクトル検出および有効性判定処理」での有効性判定結果に基づいて、Fw=1であるか否かを判別する。
Fw=0である場合には、一括露光により、画像Iを取得する(ステップS10)。取得した画像Iを画像圧縮回路8によって圧縮してメモリカード9に保存するとともに、取得した画像Iをモニタ7に表示する(ステップS11)。そして、ステップS1に戻る。つまり、手ぶれ補正モードが設定されている場合に静止画の撮影が開始されたときでも、直前のスルー表示時において、全体動きベクトルが無効と判定されている場合には、分割露光で得られる複数の低輝度画像の位置合わせが失敗すると予測し、分割露光ではなく一括露光によって静止画が撮影される。
上記ステップS12において、Fw=1であると判別した場合には、分割露光を行なって1番目の低輝度画像U1 を取得して保存する(ステップS13)。次に、分割露光の回数を記憶する変数iに2を設定した後(ステップS14)、分割露光を行なってi番目の低輝度画像Ui を取得する(ステップS15)。そして、1番目の低輝度画像U1 を基準画像とし、上記ステップS15で取得したi番目の低輝度画像Ui を現画像として、動き検出回路32により、図4〜図6を用いて説明した「動きベクトル検出および有効性判定処理」を行なう(ステップS16)。
次に、上記ステップS15で取得したi番目の低輝度画像Ui を1番目の低輝度画像U1 に位置合わせするために、上記ステップS16で検出した全体動きベクトルに基づいて低輝度画像Ui を座標変換する(ステップS17)。そして、座標変換後の低輝度画像Ui ’を、「既に得られた合成画像」に加算合成する(ステップS18)。座標変換後の低輝度画像Ui ’が2番目の低輝度画像Ui を座標変換した画像である場合には、「既に得られた合成画像」は1番目の低輝度画像U1 となり、座標変換後の低輝度画像Ui ’が3番目以降の低輝度画像Ui である場合には、「既に得られた合成画像」は前回のステップS18で得られた合成画像となる。
次に、iを1だけインクリメントする(ステップS19)。そして、i>N(Nは露光分割数)か否かを判別する(ステップS20)。
i≦Nであれば、全体動きベクトルの有効フラグFwが1であるか否かを判別する(ステップS21)。つまり、上記ステップS16で実行された「動きベクトル検出および有効性判定処理」での有効性判定結果に基づいて、Fw=1であるか否かを判別する。Fw=1である場合には、ステップS15に戻り、ステップS15〜S20の処理を行なう。
上記ステップS20でi>Nであると判別された場合には、分割露光がN回行なわれたと判断し、ステップS18で得られた合成画像を画像圧縮回路8によって圧縮してメモリカード9に保存するとともに、取得した画像Iをモニタ7に表示する(ステップS26)。そして、ステップS1に戻る。
上記ステップS21において、Fw=0と判別された場合には、iからNまでの回数分を一括露光することにより(残り分を一括露光することにより)、画像Rを取得する(ステップS22)。そして、1番目の低輝度画像U1 と上記ステップS22で取得した画像Rとの間の全体動きベクトルを動き検出回路32により検出する(ステップS23)。
次に、上記ステップS22で取得した画像Rを1番目の低輝度画像U1 に位置合わせするために、上記ステップS23で検出した全体動きベクトルに基づいて画像Rを座標変換する(ステップS24)。座標変換後の画像R’を、上記ステップS18で得られた合成画像に加算合成する(ステップS25)。そして、ステップS25によって得られた合成画像を画像圧縮回路8によって圧縮してメモリカード9に保存するとともに、取得した画像Iをモニタ7に表示する(ステップS26)。そして、ステップS1に戻る。
上記実施例では、手ぶれ補正モードが設定されている場合に静止画の撮影が開始されたときでも、直前のスルー表示時において、全体動きベクトルが無効と判定されている場合には、分割露光ではなく一括露光によって静止画を撮影しているので、位置合わせの失敗による手ぶれ量および被写体のぶれ量の増加を回避できるようになる。
さらに、上記実施例では、ステップS21〜S25で示すように、分割露光の途中においても、全体動きベクトルが無効と判定された場合には、分割露光の残り分の画像を一括露光によって撮影し、それまでの合成画像と合成しているので、位置合わせの失敗による手ぶれ量および被写体のぶれ量の増加を低減できるようになる。
なお、上記実施例では、上記ステップS20においてi≦Nと判別した場合には、ステップS21に移行しているが、ステップS15に移行させるようにしてもよい。この場合には、ステップS21〜S25の処理は不要となる。このようにすると、分割露光の途中において全体動きベクトルが無効と判定された場合には、座標変換回路での位置ずれ補正は行なわれず、既に得られた合成画像に今回得られた低輝度画像が加算合成される。
デジタルカメラの構成を示すブロック図である。 映像エリア内に設定された複数の動きベクトル検出領域E1 〜E9 を示す模式図である。 動きベクトル検出領域内の小領域eを示す模式図である。 動き検出回路32によって実行される「動きベクトル検出および有効性判定処理」の手順の一部を示すフローチャートである。 動き検出回路32によって実行される「動きベクトル検出および有効性判定処理」の手順の一部を示すフローチャートである。 図5のステップS125の処理(パン・チルト状態判定処理)の詳細な手順を示すフローチャートである。 デジタルカメラの全体的な動作を示すフローチャートである。 従来の完全電子式の手ぶれ補正方法を説明するための模式図である。
符号の説明
2 撮像素子
5 画像メモリ
10 マイコン
11 撮影制御回路
12 メモリ制御回路
21 シャッターボタン
22 手ぶれ補正ON/OFFスイッチ
30 手ぶれ補正回路
31 輝度調節回路
32 動き検出回路
33 座標変換回路
34 画像合成回路
35 画像メモリ

Claims (7)

  1. 1回の露光で1枚の静止画像を取得する第1の静止画撮影手段と、露光期間を複数回に分割して複数の低輝度画像を取得し、取得した複数の低輝度画像を位置合わせして合成することにより、1枚の静止画像を生成する第2の静止画撮影手段とを備えた撮像装置において、
    静止画撮影が行なわれてないときに、入力画像に基づいて、画像の動きに関する情報を算出する第1の動き情報算出手段、および
    静止画撮影を開始するときには、静止画撮影開始直前に第1の動き情報算出手段によって算出された画像の動きに関する情報に基づいて、第1の静止画撮影手段による撮影モードと第2の静止画撮影手段による撮影モードとを切り換える撮影モード切り換え手段、
    を備えていることを特徴とする撮像装置。
  2. 第1の動き情報算出手段は、
    静止画撮影が行なわれてないときに、予め定められた第2の静止画撮影手段での分割露光数に応じて、入力画像の輝度を低下させる手段、および
    輝度が低下せしめられた入力画像に基づいて、画像の動きに関する情報を算出する手段、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 第2の静止画撮影手段は、
    2番目以降の低輝度画像を取得したときに、取得した2番目以降の低輝度画像と1番目の低輝度画像との間の画像の動きに関する情報を算出する第2の動き情報算出手段、
    第2の動き情報算出手段によって算出された画像の動きに関する情報に基づいて、分割露光を継続するか、残り分を一括露光するかを判定する判定手段、
    残り分を一括露光すると判定された場合には、残り分を一括露光することにより、残り分に相当する1枚の画像を取得する画像取得手段、および
    取得した残り分に相当する1枚の画像をそれまでの合成画像に位置合わせして合成することにより、1枚の静止画像を生成する画像合成手段、
    を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 判定手段は、第2の動き情報算出手段によって算出された画像の動きに関する情報に基づいて、画像のコントラストが低いか否か、画像内に複数種類の動きが有るか否か、画像内に類似模様が存在するか否かおよびパン・チルト状態であるか否か、のうちの少なくとも1つの判定を行ない、その判定結果に基づいて、分割露光を継続するか、残り分を一括露光するかを判定するものであることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 撮影モード切り換え手段は、第1の動き情報算出手段によって算出された画像の動きに関する情報に基づいて、画像のコントラストが低いか否か、画像内に複数種類の動きが有るか否か、画像内に類似模様が存在するか否かおよびパン・チルト状態であるか否か、のうちの少なくとも1つの判定を行ない、その判定結果に基づいて、第1の静止画撮影手段による撮影モードと第2の静止画撮影手段による撮影モードとを切り換えるものであることを特徴とする請求項1乃至4に記載の撮像装置。
  6. 露光期間を複数回に分割して複数の低輝度画像を取得し、取得した複数の低輝度画像を位置合わせして合成することにより、1枚の静止画像を生成する静止画撮影手段を備えた撮像装置において、
    静止画撮影手段は、
    2番目以降の低輝度画像を取得したときに、取得した2番目以降の低輝度画像と1番目の低輝度画像との間の画像の動きに関する情報を算出する動き情報算出手段、
    動き情報算出手段によって算出された画像の動きに関する情報に基づいて、分割露光を継続するか、残り分を一括露光するかを判定する判定手段、
    残り分を一括露光すると判定された場合には、残り分を一括露光することにより、残り分に相当する1枚の画像を取得する画像取得手段、および
    取得した残り分に相当する1枚の画像をそれまでの合成画像に位置合わせして合成することにより、1枚の静止画像を生成する画像合成手段、
    を備えていることを特徴とする撮像装置。
  7. 判定手段は、動き情報算出手段によって算出された画像の動きに関する情報に基づいて、画像のコントラストが低いか否か、画像内に複数種類の動きが有るか否か、画像内に類似模様が存在するか否かおよびパン・チルト状態であるか否か、のうちの少なくとも1つの判定を行ない、その判定結果に基づいて、分割露光を継続するか、残り分を一括露光するかを判定するものであることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
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