JP2007265183A - 車両関連情報管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】車両に関する情報(車両関連情報)を適切に管理することができるようにする。
【解決手段】無線通信手段31,45からキー20の非接触ICチップに対して無線通信される車両関連情報が、現状情報と、ユーザ設定情報と、保守情報とのうちのいずれに属するものであるかを判別する情報判別手段34,52と、上記非接触ICチップのメモリのうち、現状情報用の領域である現状情報記録領域と、ユーザ設定情報用の領域であるユーザ設定情報記録領域と、保守情報用の領域である保守情報記録領域とを設定するメモリ領域設定手段51と、ユーザ設定情報記録領域以外の領域に対する車両ユーザによる書込みアクセスを禁止するとともに、現状情報記録領域およびユーザ設定情報記録領域および保守情報記録領域のいずれからも車両ユーザによる読出しアクセスを許可するアクセス制限手段36,54とを備えて構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】無線通信手段31,45からキー20の非接触ICチップに対して無線通信される車両関連情報が、現状情報と、ユーザ設定情報と、保守情報とのうちのいずれに属するものであるかを判別する情報判別手段34,52と、上記非接触ICチップのメモリのうち、現状情報用の領域である現状情報記録領域と、ユーザ設定情報用の領域であるユーザ設定情報記録領域と、保守情報用の領域である保守情報記録領域とを設定するメモリ領域設定手段51と、ユーザ設定情報記録領域以外の領域に対する車両ユーザによる書込みアクセスを禁止するとともに、現状情報記録領域およびユーザ設定情報記録領域および保守情報記録領域のいずれからも車両ユーザによる読出しアクセスを許可するアクセス制限手段36,54とを備えて構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両に関する情報である車両関連情報を管理する、車両関連情報管理システムに関するものである。
従来より、車両の状態を示す情報である車両状態情報を、車両のキーに内蔵されたICタグに記録する技術が存在する。なお、このような技術の一例としては、以下の特許文献1の技術が挙げられる。
なお、この特許文献1の技術においては、車両状態情報の具体例として、エンジン水温,走行距離,エンジンの始動時刻,エンジンの停止時刻等が例示されている。
特開2005−71105号公報
なお、この特許文献1の技術においては、車両状態情報の具体例として、エンジン水温,走行距離,エンジンの始動時刻,エンジンの停止時刻等が例示されている。
しかしながら、車両に関する情報は、特許文献1に示される車両状態情報のように、定型的な情報ばかりではない。
また、車両のユーザや、車両のメーカや販売店といった保守業者からは、車両に関する種々の情報(車両関連情報)を、適切に管理したいというニーズが高まっている。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、車両に関する情報(車両関連情報)を適切に管理することができる、車両関連情報管理システムを提供することを目的とする。
また、車両のユーザや、車両のメーカや販売店といった保守業者からは、車両に関する種々の情報(車両関連情報)を、適切に管理したいというニーズが高まっている。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、車両に関する情報(車両関連情報)を適切に管理することができる、車両関連情報管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の車両関連情報管理システム(請求項1)は、車両に関する情報である車両関連情報を記憶するメモリと、該車両関連情報を無線により送信する送信部と、該車両関連情報を受信する受信部とを有する非接触ICチップをそなえ、該車両のユーザに携帯される携帯機と、該携帯機の該非接触ICチップに対して該車両関連情報を無線により通信する無線通信手段と、該無線通信手段を介して該携帯機の該非接触ICチップに対して該車両関連情報を書込み/読出しを行なう書込み/読出し手段とを備える車両関連情報管理システムであって、該無線通信手段から該携帯機の該非接触ICチップに対して無線通信される該車両関連情報が、該車両の現状を示す現状情報と、該車両のユーザにより設定される情報であるユーザ設定情報と、主に該車両の保守業者により利用される情報である保守情報とのうちのいずれに属するものであるかを判別する情報判別手段と、該非接触ICチップの該メモリのうち、該現状情報の書込み/読出しが行なわれる領域である現状情報記録領域と、該ユーザ設定情報の書込み/読出しが行なわれる領域であるユーザ設定情報記録領域と、該保守情報の書込み/読出しが行なわれる領域である保守情報記録領域とを設定するメモリ領域設定手段と、該現状情報記録領域および該ユーザ設定情報記録領域および該保守情報記録領域のいずれからも該ユーザによる読出しアクセスを許可するとともに、該ユーザ設定情報記録領域以外の領域に対する該ユーザによる書込みアクセスを禁止するアクセス制限手段とを備えることを特徴としている。
また、請求項2記載の本発明の車両関連情報管理システムは、請求項1記載の内容において、該書込み/読出し手段は、該情報判別手段により該車両関連情報が該現状情報であると判別され、且つ、該車両の始動スイッチがオン位置からアクセサリ位置に変更された場合に、該無線通信手段を介して該現状情報を該現状情報記録領域に書き込む現状情報書込み手段を有することを特徴としている。
本発明の車両関連情報管理システムによれば、車両の現状を示す現状情報と、車両のユーザにより任意に設定される情報であるユーザ設定情報と、主に車両の保守業者により利用される情報である保守情報とを、非接触ICチップ内のメモリにおいて、それぞれ、別個の領域に記録でき、且つ、これらの領域に対する記録を個別に管理できるので、これらの車両関連情報を適切に管理することができる。(請求項1)
また、車両の始動スイッチがオン位置からアクセサリ位置に変更されたことで、現状情報が変化しないものとみなし、この状態における現状情報を非接触ICチップのメモリに書き込むことで、現状情報を適切に管理することができる。(請求項2)
また、車両の始動スイッチがオン位置からアクセサリ位置に変更されたことで、現状情報が変化しないものとみなし、この状態における現状情報を非接触ICチップのメモリに書き込むことで、現状情報を適切に管理することができる。(請求項2)
以下、図面により、本発明の一実施形態に係る車両関連情報管理システムについて説明すると、図1はその全体構成を示す模式図、図2は車両のキーを示す模式図、図3および図4は車両の始動スイッチを示す模式図、図5は車載アクセス制限部による制御ロジックを模式的に示す表、図6はPCアクセス制限部による制御ロジックを模式的に示す表、図7〜図10はそれぞれ制御内容を示すフローチャートである。
図1に示すように、車両関連情報管理システム1は、主に、車両10のキー(携帯機)20と、車載コンピュータセット30と、車外コンピュータセット40とから構成されている。
また、このキー20には、図2に示すように、アンテナ21と、このアンテナ21と接続された非接触ICチップ22とが内蔵され、車両10に関連する情報(車両関連情報;詳しくは後述する)が読出し可能に書き込まれるようになっている。
また、このキー20には、図2に示すように、アンテナ21と、このアンテナ21と接続された非接触ICチップ22とが内蔵され、車両10に関連する情報(車両関連情報;詳しくは後述する)が読出し可能に書き込まれるようになっている。
これらのうち、非接触ICチップ22は、電源を有さないパッシブ式の非接触ICチップであって、近年、非接触ICタグ、或いは、RFID(Radio Frequency Identification)タグといった名称でも呼ばれているものである。
また、この非接触ICチップ22には、送信回路(送信部)24,受信回路(受信部)25およびメモリ26が備えられている。
また、この非接触ICチップ22には、送信回路(送信部)24,受信回路(受信部)25およびメモリ26が備えられている。
送信回路24は、メモリ26に記録されたキーレスエントリ情報や、車両関連情報を無線信号として変調し、アンテナ21を介して車載リーダ/ライタ32またはPCリーダ/ライタ45に対して出力することができるようになっている。
なお、キーレスエントリ情報とは、キーレス認証システムに用いられる情報であって、車両10に搭載されたキーレス認証システムの制御ユニットが、このキーレスエントリ情報に基づいて認証を行ない、これが成立した場合にのみドア11の開錠が許可されたり、エンジンの始動が許可されたりするようになっている。
なお、キーレスエントリ情報とは、キーレス認証システムに用いられる情報であって、車両10に搭載されたキーレス認証システムの制御ユニットが、このキーレスエントリ情報に基づいて認証を行ない、これが成立した場合にのみドア11の開錠が許可されたり、エンジンの始動が許可されたりするようになっている。
受信回路25は、アンテナ21を介して車載リーダ/ライタ32またはPCリーダ/ライタ45から入力された無線信号を復調し、車両関連情報を得るものである。
メモリ26は、不揮発性の書き換え可能な記録媒体であって、現状情報記録領域26A,ユーザ設定情報記録領域26B,保守情報記録領域26Cおよびキーレスエントリ情報記録領域26Dの4つの領域に区分されている。
メモリ26は、不揮発性の書き換え可能な記録媒体であって、現状情報記録領域26A,ユーザ設定情報記録領域26B,保守情報記録領域26Cおよびキーレスエントリ情報記録領域26Dの4つの領域に区分されている。
これらのうち、現状情報記録領域26Aは、後述する現状情報の書込み/読出しが行なわれる記録領域である。
また、ユーザ設定情報記録領域26Bは、後述するユーザ設定情報の書込み/読出しが行なわれる記録領域である。
また、保守情報記録領域26Cは、後述する保守情報の書込み/読出しが行なわれる記録領域である。
また、ユーザ設定情報記録領域26Bは、後述するユーザ設定情報の書込み/読出しが行なわれる記録領域である。
また、保守情報記録領域26Cは、後述する保守情報の書込み/読出しが行なわれる記録領域である。
また、キーレスエントリ情報記録領域26Dは、上述のキーレスエントリ情報の書込み/読出しが行なわれる記録領域である。
なお、これら記録領域26A,26B,26C,26Dの設定は、詳しくは後述する車外コンピュータセット40によって行なわれるようになっている。
車載コンピュータセット30は、主に、車載ECU(書込み/読出し手段)31、車載リーダ/ライタ(無線通信手段)32および車載ディスプレイ(表示部)33から構成されている。
なお、これら記録領域26A,26B,26C,26Dの設定は、詳しくは後述する車外コンピュータセット40によって行なわれるようになっている。
車載コンピュータセット30は、主に、車載ECU(書込み/読出し手段)31、車載リーダ/ライタ(無線通信手段)32および車載ディスプレイ(表示部)33から構成されている。
これらのうち、車載ECU31は、いずれも図示しない、インターフェース,メモリ,CPUなどを備える電子制御ユニットであって、車両10に搭載されている。また、この車載ECU31は、車載リーダ/ライタユニット32および車載ディスプレイ33に接続されている。
車載リーダ/ライタユニット32は、いずれも図示しないアンテナ,受信回路および送信回路を備え、キー20の非接触ICチップ22との間で車両関連情報を無線により通信するものである。
車載リーダ/ライタユニット32は、いずれも図示しないアンテナ,受信回路および送信回路を備え、キー20の非接触ICチップ22との間で車両関連情報を無線により通信するものである。
また、車載リーダ/ライタ32に内蔵された受信回路は、アンテナを介して受信したキー20から受信した無線信号を復調し、キーレスエントリーシステム情報や、車両関連情報を得て、車載ECU31に送信するものである。
また、車載リーダ/ライタ32に内蔵された送信回路は、車載ECU31から入力された車両関連情報を変調して無線信号とし、キー20の非接触ICチップ22に送信するものである。
また、車載リーダ/ライタ32に内蔵された送信回路は、車載ECU31から入力された車両関連情報を変調して無線信号とし、キー20の非接触ICチップ22に送信するものである。
また、車載ディスプレイ33は、タッチパネル(図示略)が備えられたディスプレイであって、車載ECU31から入力された車両関連情報を表示したり、タッチパネルを介して入力されたリクエストや車両関連情報を車載ECU31に出力したりするようになっている。
また、車載ECU31のメモリには、いずれもソフトウェアとして、情報判別部(情報判別手段)34,情報管理部(書込み/読出し手段)35および車載アクセス制限部(アクセス制限手段)36が記録されている。
また、車載ECU31のメモリには、いずれもソフトウェアとして、情報判別部(情報判別手段)34,情報管理部(書込み/読出し手段)35および車載アクセス制限部(アクセス制限手段)36が記録されている。
情報判別部34は、車載リーダ/ライタ32から、キー20の非接触ICチップ22に対して無線により送信される車両関連情報が、「現状情報」,「ユーザ設定情報」または「保守情報」のいずれに属するものであるかを判別するものである。
このうち、現状情報は、車両10の現状を示す情報であって、情報判別部34は、以下に挙げる情報を現状情報に属する情報として取り扱うようになっている。
・車両10の燃料残量に関する情報である燃料残量情報
・車両10のエンジンの冷却水量に関する情報である冷却水量情報
・車両10のエンジンオイル量に関する情報であるエンジンオイル量情報
・車両10の走行距離に関する情報である走行距離情報
・車両10の故障を示す故障情報
なお、燃料残量情報は図示しない燃料残量センサによる検出情報によって得られ、冷却水量情報は図示しない冷却水量残量センサによる検出情報によって得られ、エンジンオイル量情報は図示しないエンジンオイル残量センサによる検出情報によって得られるようになっている。
このうち、現状情報は、車両10の現状を示す情報であって、情報判別部34は、以下に挙げる情報を現状情報に属する情報として取り扱うようになっている。
・車両10の燃料残量に関する情報である燃料残量情報
・車両10のエンジンの冷却水量に関する情報である冷却水量情報
・車両10のエンジンオイル量に関する情報であるエンジンオイル量情報
・車両10の走行距離に関する情報である走行距離情報
・車両10の故障を示す故障情報
なお、燃料残量情報は図示しない燃料残量センサによる検出情報によって得られ、冷却水量情報は図示しない冷却水量残量センサによる検出情報によって得られ、エンジンオイル量情報は図示しないエンジンオイル残量センサによる検出情報によって得られるようになっている。
また、走行距離情報は図示しないトリップメータから得られ、また、故障情報は車両10に搭載された故障診断システム(いわゆるダイアグノシス・システム;図示略)から得られるようになっている。
ユーザ設定情報は、車両10のユーザによって設定される情報であって、情報判別部34は、上述の現状情報および後述する保守情報以外の情報をユーザ設定情報として取り扱うようになっている。なお、このユーザ設定情報としてユーザが設定するであろうと想定される情報の一例を以下のように挙げておくが、必ずこのような情報でなければならないということではなく、ユーザが自由に設定することができるようになっている。
・車両10の消耗品に関する情報である消耗品情報
・車両10の点検に関する情報である点検情報
・車両10の清掃に関する情報である清掃情報
ここで、消耗品とは、例えば、タイヤ,エンジンオイル,オイルフィルタ,エアフィルタ,トランスミッションオイル,デファレンシャルオイル,バッテリ,イグニッションプラグ,ブレーキパッド,エンジン冷却水,ファンベルト,パワーステアリングベルト,エアーコンディショナベルト,ワイパーゴム,プラグコード,ラジエターキャップなどが挙げられる。
ユーザ設定情報は、車両10のユーザによって設定される情報であって、情報判別部34は、上述の現状情報および後述する保守情報以外の情報をユーザ設定情報として取り扱うようになっている。なお、このユーザ設定情報としてユーザが設定するであろうと想定される情報の一例を以下のように挙げておくが、必ずこのような情報でなければならないということではなく、ユーザが自由に設定することができるようになっている。
・車両10の消耗品に関する情報である消耗品情報
・車両10の点検に関する情報である点検情報
・車両10の清掃に関する情報である清掃情報
ここで、消耗品とは、例えば、タイヤ,エンジンオイル,オイルフィルタ,エアフィルタ,トランスミッションオイル,デファレンシャルオイル,バッテリ,イグニッションプラグ,ブレーキパッド,エンジン冷却水,ファンベルト,パワーステアリングベルト,エアーコンディショナベルト,ワイパーゴム,プラグコード,ラジエターキャップなどが挙げられる。
そして、消耗品情報は、これらの消耗品を交換した時期,型番,次回の交換時期などの情報であると想定される。
また、点検情報とは、過去における法定点検の実施,時期費用および交換した部品に関する情報や、将来の法定点検の実施予定時期に関する情報である。
また、清掃情報とは、車両10を洗車した時期,使用した洗剤やワックスの型番,洗車実施者の名称など、車両10の清掃に関する情報である。
また、点検情報とは、過去における法定点検の実施,時期費用および交換した部品に関する情報や、将来の法定点検の実施予定時期に関する情報である。
また、清掃情報とは、車両10を洗車した時期,使用した洗剤やワックスの型番,洗車実施者の名称など、車両10の清掃に関する情報である。
他方、保守情報とは、主に車両10の保守に用いられ、ユーザによって追記,変更または削除がされるべきではない情報であって、情報判別部34は、以下に挙げる情報を保守情報に属する情報として取り扱うようになっている。
・車両10の登録番号に関する情報である登録番号情報
・車両10の製造番号に関する情報である製造番号情報
・車両10の故障に関する故障情報
・車両10の修理に関する修理情報
情報判別部34は、まず、非接触ICチップ22に対して無線により送信される車両関連情報の取得元がディスプレイ33のタッチパネルであるか否かで判別を行なうようになっている。つまり、車両関連情報がディスプレイ33のタッチパネルから取得された場合、情報判別部34は、この車両関連情報はユーザ設定情報または保守情報であると判別し、さらにこの場合、情報判別部34は、ディスプレイ33に対して、メニュー画面を表示し、この車両10のユーザ或いは保守業者に対して、入力された情報の属性、即ち、ユーザ設定情報であるのか、或いは、保守情報であるのかの入力を求めるようになっている。そして、ここで入力された属性に基づき、車両関連情報の属性を判別するようになっている。
・車両10の登録番号に関する情報である登録番号情報
・車両10の製造番号に関する情報である製造番号情報
・車両10の故障に関する故障情報
・車両10の修理に関する修理情報
情報判別部34は、まず、非接触ICチップ22に対して無線により送信される車両関連情報の取得元がディスプレイ33のタッチパネルであるか否かで判別を行なうようになっている。つまり、車両関連情報がディスプレイ33のタッチパネルから取得された場合、情報判別部34は、この車両関連情報はユーザ設定情報または保守情報であると判別し、さらにこの場合、情報判別部34は、ディスプレイ33に対して、メニュー画面を表示し、この車両10のユーザ或いは保守業者に対して、入力された情報の属性、即ち、ユーザ設定情報であるのか、或いは、保守情報であるのかの入力を求めるようになっている。そして、ここで入力された属性に基づき、車両関連情報の属性を判別するようになっている。
他方、車両関連情報がディスプレイ33のタッチパネル以外の車載機器(例えば、燃料残量センサやダイアグノシス・システムといった種々の車載機器)から取得された場合、情報判別部34は、取得された車両関連情報は現状情報であると判別するようになっている。
情報管理部35は、キー20の非接触IC22チップに対して、車載リーダ/ライタ32を介して、車両関連情報の書込み/読出しを行なうものである。また、この情報管理部35は、現状情報管理部(現状情報管理手段)35A,ユーザ設定情報管理部35Bおよび保守情報管理部35Cを、それぞれサブプログラムとして有している。
情報管理部35は、キー20の非接触IC22チップに対して、車載リーダ/ライタ32を介して、車両関連情報の書込み/読出しを行なうものである。また、この情報管理部35は、現状情報管理部(現状情報管理手段)35A,ユーザ設定情報管理部35Bおよび保守情報管理部35Cを、それぞれサブプログラムとして有している。
現状情報管理部35Aは、車両10の始動スイッチ12が、図3に示すオン位置から、図4に示すアクセサリ位置に変更されると、車載リーダ/ライタ32を介して、車両関連情報のうち情報判別部34により判別された現状情報を、非接触ICチップ22のメモリ26の現状情報記録領域26Aに書き込むものである。
また、この現状情報管理部35Aは、ディスプレイ33のタッチパネルから入力された車両ユーザまたは保守業者のリクエストに応じて、非接触ICチップ22のメモリ26の現状情報記録領域26Aに既に書き込まれた現状情報を読出し、ディスプレイ上に表示させるものである。
また、この現状情報管理部35Aは、ディスプレイ33のタッチパネルから入力された車両ユーザまたは保守業者のリクエストに応じて、非接触ICチップ22のメモリ26の現状情報記録領域26Aに既に書き込まれた現状情報を読出し、ディスプレイ上に表示させるものである。
ユーザ設定情報管理部35Bは、ディスプレイ33のタッチパネルから入力された車両関連情報が、情報判別部34によりユーザ設定情報であると判別されると、このユーザ設定情報を、車載リーダ/ライタ32を介して、非接触ICチップ22のメモリ26のユーザ設定情報記録領域26Bに書き込むものである。
また、このユーザ設定情報管理部26Bは、ディスプレイ33のタッチパネルにより検出されたユーザからのリクエストに応じて、非接触ICチップ22のメモリ26のユーザ設定情報記録領域26Bに既に書き込まれたユーザ設定情報を読出し、ディスプレイ33上に表示させるものである。
また、このユーザ設定情報管理部26Bは、ディスプレイ33のタッチパネルにより検出されたユーザからのリクエストに応じて、非接触ICチップ22のメモリ26のユーザ設定情報記録領域26Bに既に書き込まれたユーザ設定情報を読出し、ディスプレイ33上に表示させるものである。
保守情報管理部35Cは、保守業者によりディスプレイ33のタッチパネルに対して車両関連情報が入力され、且つ、この入力された車両関連情報が、情報判別部34により保守情報であると判別されると、この保守情報を、車載リーダ/ライタ32を介して、非接触ICチップ22のメモリ26の保守情報記録領域26Cに書き込むものである。
また、この保守情報管理部35Cは、ディスプレイ33のタッチパネルにより検出されたユーザからのリクエストに応じて、非接触ICチップ22のメモリ26の保守情報記録領域26Cに既に書き込まれた保守情報を読出し、ディスプレイ33上に表示させるものである。
また、この保守情報管理部35Cは、ディスプレイ33のタッチパネルにより検出されたユーザからのリクエストに応じて、非接触ICチップ22のメモリ26の保守情報記録領域26Cに既に書き込まれた保守情報を読出し、ディスプレイ33上に表示させるものである。
車載アクセス制限部36は、図5の表に示すロジックに従い、非接触ICチップ22のメモリ26に対するアクセスを制限するものである。より具体的には、メモリ26の現状情報記録領域26Aに対しては、現状情報管理部35Aによる書込みアクセスと、保守業者による書込みアクセスとを許容し、ユーザによる書込みアクセスを禁止するようになっている。
また、ユーザ設定情報記録領域26Bに対しては、ユーザによる書込みアクセスと、保守業者による書込みアクセスとを許容し、現状情報管理部35Aによる書込みアクセスを禁止するようになっている。
また、保守情報記録領域26Cに対しては、保守業者による書込みアクセスのみを許容し、現状情報管理部35Aによる書込みアクセスおよびユーザによる書込みアクセスを禁止するようになっている。
また、保守情報記録領域26Cに対しては、保守業者による書込みアクセスのみを許容し、現状情報管理部35Aによる書込みアクセスおよびユーザによる書込みアクセスを禁止するようになっている。
そして、メモリ26の現状情報記録領域26A,ユーザ設定情報記録領域26Bおよび保守情報記録領域26Cからの読出しアクセスについては、ユーザであっても保守業者であっても、制限なく許容するようになっている。
なお、キーレスエントリ情報記録領域26Dに対しては、セキュリティ確保の観点から、書込みアクセスも読込みアクセスも全て禁止されるようになっている。また、このキーレスエントリ情報記録領域26Dへの書込みアクセスおよび読込みアクセスは、特別の権限が与えられた特別保守業者のみが、専用の機器を用いて行なうことができるようになっている。
なお、キーレスエントリ情報記録領域26Dに対しては、セキュリティ確保の観点から、書込みアクセスも読込みアクセスも全て禁止されるようになっている。また、このキーレスエントリ情報記録領域26Dへの書込みアクセスおよび読込みアクセスは、特別の権限が与えられた特別保守業者のみが、専用の機器を用いて行なうことができるようになっている。
また、この車載アクセス制限部36は、ディスプレイ33のタッチパネルを操作するオペレータに対して、パスワードの入力を求め、非接触ICチップ20のメモリ26に対するアクセス制限をすることで、セキュリティ性能を向上させている。また、入力されたパスワードに応じて、当該オペレータが車両ユーザであるのか、または、保守業者であるのかを判定し、認証を行なうようになっている。
図1に示すように、車外コンピュータセット40は、パーソナルコンピュータ本体(PC本体)41と、このPC本体41にそれぞれ接続された、ディスプレイ(表示部)42,キーボード43,マウス44およびPCリーダ/ライタ(無線通信手段)45から主に構成されている。
また、このPC本体41には、いずれも図示しないインターフェース,ハードディスクおよびCPUなどが内蔵されている。また、このPC本体41に内蔵されたハードディスク内には、いずれもソフトウェアとして、メモリ領域設定部(メモリ領域設定手段)51,情報判別部(情報判別手段)52,情報管理部(書込み/読出し手段)53およびPCアクセス制限部(アクセス制限手段)54が記録されている。
また、このPC本体41には、いずれも図示しないインターフェース,ハードディスクおよびCPUなどが内蔵されている。また、このPC本体41に内蔵されたハードディスク内には、いずれもソフトウェアとして、メモリ領域設定部(メモリ領域設定手段)51,情報判別部(情報判別手段)52,情報管理部(書込み/読出し手段)53およびPCアクセス制限部(アクセス制限手段)54が記録されている。
メモリ領域設定部51は、キー20の非接触ICチップ22のメモリ26のうち、現状情報記録領域26Aと、ユーザ設定情報記録領域26Bと、保守情報記録領域26Cと、キーレスエントリ情報領域26Dとを、メモリ26のアドレスを基準として定義するものである。
これらのうち、現状情報記録領域26Aは上述の現状情報が記録される領域,ユーザ設定情報記録領域26Bは上述のユーザ設定情報が記録される領域,保守情報記録領域26Cは上述の保守情報が記録される領域,そして、キーレスエントリ情報領域26Dは上述のキーレスエントリ情報が記録される領域として、それぞれ定義されている。
これらのうち、現状情報記録領域26Aは上述の現状情報が記録される領域,ユーザ設定情報記録領域26Bは上述のユーザ設定情報が記録される領域,保守情報記録領域26Cは上述の保守情報が記録される領域,そして、キーレスエントリ情報領域26Dは上述のキーレスエントリ情報が記録される領域として、それぞれ定義されている。
情報判別部52は、PCリーダ/ライタ45から、キー20に内蔵された非接触ICチップ22に対して、無線により送信される車両関連情報が、現状情報,ユーザ設定情報または保守情報のいずれに属するものであるかを判別するものである。なお、これらの現状情報,ユーザ設定情報および保守情報に関しては、既に上述したとおりであるので、ここではその説明を省略する。
情報管理部53は、キー20の非接触ICチップ22に対して、PCリーダ/ライタ45を介し、車両関連情報の書込み/読出しを行なうものである。また、この情報管理部53は、現状情報管理部(現状情報管理手段)53A,ユーザ設定情報管理部53Bおよび保守情報管理部53Cを、それぞれサブプログラムとして有している。
現状情報管理部53Aは、キーボード43およびマウス44から入力された車両関連情報が、情報判別部52により現状情報であると判別されると、PCリーダ/ライタ45を介して、この現状情報を、非接触ICチップ22のメモリ26の現状情報記録領域26Aに書き込むものである。なお、現状情報がキーボード42およびマウス44から入力されるケースは非常に稀であるが、保守業者が、現状情報を修正する場合がある。
現状情報管理部53Aは、キーボード43およびマウス44から入力された車両関連情報が、情報判別部52により現状情報であると判別されると、PCリーダ/ライタ45を介して、この現状情報を、非接触ICチップ22のメモリ26の現状情報記録領域26Aに書き込むものである。なお、現状情報がキーボード42およびマウス44から入力されるケースは非常に稀であるが、保守業者が、現状情報を修正する場合がある。
また、この現状情報管理部53Aは、キーボード43およびマウス44から入力された車両ユーザまたは保守業者のリクエストに応じて、非接触ICチップ22のメモリ26の現状情報記録領域26Aに既に書き込まれた現状情報を読出し、ディスプレイ42上に表示させるものである。
ユーザ設定情報管理部53は、ディスプレイ42のタッチパネルから入力された車両関連情報が、情報判別部52によりユーザ設定情報であると判別されると、このユーザ設定情報を、PCリーダ/ライタ45を介して、非接触ICチップ22のメモリ26のユーザ設定情報記録領域26Bに書き込むものである。
ユーザ設定情報管理部53は、ディスプレイ42のタッチパネルから入力された車両関連情報が、情報判別部52によりユーザ設定情報であると判別されると、このユーザ設定情報を、PCリーダ/ライタ45を介して、非接触ICチップ22のメモリ26のユーザ設定情報記録領域26Bに書き込むものである。
また、このユーザ設定情報管理部53Bは、ディスプレイ42のタッチパネルにより検出されたユーザからのリクエストに応じて、非接触ICチップ22のメモリ26のユーザ設定情報記録領域26Bに既に書き込まれたユーザ設定情報を読出し、ディスプレイ42上に表示させるものである。
保守情報管理部53Cは、ディスプレイ42のタッチパネルから入力された車両関連情報が、情報判別部51により保守情報であると判別されると、この保守情報を、PCリーダ/ライタ45を介して、非接触ICチップ22のメモリ26の保守情報記録領域26Cに書き込むものである。
保守情報管理部53Cは、ディスプレイ42のタッチパネルから入力された車両関連情報が、情報判別部51により保守情報であると判別されると、この保守情報を、PCリーダ/ライタ45を介して、非接触ICチップ22のメモリ26の保守情報記録領域26Cに書き込むものである。
また、この保守情報管理部53Cは、ディスプレイ42のタッチパネルにより検出されたユーザからのリクエストに応じて、非接触ICチップ22のメモリ26の保守情報記録領域26Cに既に書き込まれた保守情報を読出し、ディスプレイ42上に表示するものである。
PCアクセス制限部54は、図6の表に示すロジックに従い、非接触ICチップ22のメモリ26に対するアクセスを制限するものである。より具体的には、メモリ26の現状情報記録領域26Aに対して、保守業者による書込みアクセスを許容し、ユーザによる書込みアクセスを禁止するようになっている。
PCアクセス制限部54は、図6の表に示すロジックに従い、非接触ICチップ22のメモリ26に対するアクセスを制限するものである。より具体的には、メモリ26の現状情報記録領域26Aに対して、保守業者による書込みアクセスを許容し、ユーザによる書込みアクセスを禁止するようになっている。
また、ユーザ設定情報記録領域26Bに対しては、ユーザによる書込みアクセスと、保守業者による書込みアクセスとを許容するようになっている。
また、保守情報記録領域26Cに対しては、保守業者による書込みアクセスを許容し、ユーザによる書込みアクセスを禁止するようになっている。
そして、メモリ26の現状情報記録領域26A,ユーザ設定情報記録領域26Bおよび保守情報記録領域26Cからの読出しアクセスについては、ユーザであっても保守業者であっても、制限なく許可するようになっている。
また、保守情報記録領域26Cに対しては、保守業者による書込みアクセスを許容し、ユーザによる書込みアクセスを禁止するようになっている。
そして、メモリ26の現状情報記録領域26A,ユーザ設定情報記録領域26Bおよび保守情報記録領域26Cからの読出しアクセスについては、ユーザであっても保守業者であっても、制限なく許可するようになっている。
なお、キーレスエントリ情報記録領域26Dに対しては、セキュリティ確保の観点から、書込みアクセスも読込みアクセスも全て禁止するようになっている。
また、このPCアクセス制限部54は、キーボード43およびマウス44を操作するオペレータに対して、パスワードの入力を求め、非接触ICチップ20のメモリ26に対するアクセス制限を行ない、セキュリティ性能を向上させている。また、入力されたパスワードに応じて、当該オペレータが車両ユーザであるのか、または、保守業者であるのかを判定するようになっている。
また、このPCアクセス制限部54は、キーボード43およびマウス44を操作するオペレータに対して、パスワードの入力を求め、非接触ICチップ20のメモリ26に対するアクセス制限を行ない、セキュリティ性能を向上させている。また、入力されたパスワードに応じて、当該オペレータが車両ユーザであるのか、または、保守業者であるのかを判定するようになっている。
本発明の一実施形態に係る車両関連情報管理システムは上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。
まず、車両10の車載コンピュータセット30によって、キー20の非接触ICチップ22に車両関連情報が書き込まれる場合を、図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、非接触ICチップ22のメモリ26が、既に現状情報記録領域26A,ユーザ設定情報記録領域26B,保守情報記録領域26Cおよびキーレスエントリ情報記録領域26Dの4つの領域に区分されているものとして説明する。
まず、車両10の車載コンピュータセット30によって、キー20の非接触ICチップ22に車両関連情報が書き込まれる場合を、図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、非接触ICチップ22のメモリ26が、既に現状情報記録領域26A,ユーザ設定情報記録領域26B,保守情報記録領域26Cおよびキーレスエントリ情報記録領域26Dの4つの領域に区分されているものとして説明する。
図7のステップS11に示すように、車載ECU31が車両関連情報を取得する。なお、車載ECU31が車両関連情報の取得元は2つあり、1つ目は燃料残量センサやダイアグノシス・システムといった種々の車載機器、2つ目はディスプレイ33のタッチパネルである。つまり、ECU31は、車載機器から直接的に現状情報を取得するか、或いは、車両10のユーザおよび保守業者からディスプレイ33のタッチパネルを介して車両関連情報を取得する。
その後、ステップS12において、車載ECU31の情報判別部34が、取得した車両現状情報が、現状情報,ユーザ設定情報または保守情報のいずれに属するものであるかを判別する。
より具体的には、情報判別部34が、まず、車両関連情報の取得元がディスプレイ33のタッチパネルであるか否かで判別を行ない、ここで、車両関連情報がディスプレイ33のタッチパネルから取得された場合、情報判別部34は、ディスプレイ33に対して、メニュー画面を表示し、車両10のユーザまたは保守業者に対して、入力された車両関連情報が、ユーザ設定情報であるのか、或いは、保守情報であるのかの入力を求める。そして、ここで入力された属性に基づき、情報判別部34が車両関連情報の属性を判別する。
より具体的には、情報判別部34が、まず、車両関連情報の取得元がディスプレイ33のタッチパネルであるか否かで判別を行ない、ここで、車両関連情報がディスプレイ33のタッチパネルから取得された場合、情報判別部34は、ディスプレイ33に対して、メニュー画面を表示し、車両10のユーザまたは保守業者に対して、入力された車両関連情報が、ユーザ設定情報であるのか、或いは、保守情報であるのかの入力を求める。そして、ここで入力された属性に基づき、情報判別部34が車両関連情報の属性を判別する。
他方、車両関連情報がディスプレイ33のタッチパネル以外から取得された場合、(例えば、燃料残量センサやダイアグノシス・システムといった種々の車載機器から取得された場合)、情報判別部34は、この車両関連情報は現状情報であると判別する。
そして、情報判別部34により、車両関連情報が、現状情報であると判別された場合(ステップS12の現状情報ルート参照)、現状情報管理部35Aは、始動スイッチ12が、オン位置(図3参照)から、アクセサリ位置(図4参照)に変更されると(ステップS13のYesルート)、車載リーダ/ライタ32を介して、現状情報を非接触ICチップ22のメモリ26の現状情報記録領域26Aに書き込む(ステップS14)。
そして、情報判別部34により、車両関連情報が、現状情報であると判別された場合(ステップS12の現状情報ルート参照)、現状情報管理部35Aは、始動スイッチ12が、オン位置(図3参照)から、アクセサリ位置(図4参照)に変更されると(ステップS13のYesルート)、車載リーダ/ライタ32を介して、現状情報を非接触ICチップ22のメモリ26の現状情報記録領域26Aに書き込む(ステップS14)。
他方、ステップS12において、情報判別部34により、車両関連情報が、ユーザ設定情報であると判別された場合(ステップS12のユーザ設定情報ルート参照)、車載アクセス制限部36が、ディスプレイ33のタッチパネルを操作するオペレータに対して、パスワードの入力を求め、入力されたパスワードに応じて、当該オペレータが車両ユーザであるのか、または、保守業者であるのかを判定し、認証を行なう(ステップS15)。
そして、当該オペレータが、車両ユーザまたは保守業者であると判定され且つ認証が成立した場合には(ステップS15のYesルート)、ユーザ設定情報管理部35Bが、ディスプレイ33のタッチパネルから入力されたユーザ設定情報を、車載リーダ/ライタ32を介して、非接触ICチップ22のメモリ26のユーザ設定情報記録領域26Bに書き込む(ステップS16)。
他方、ステップS12において、情報判別部34により、取得された車両関連情報が保守情報であると判別された場合(ステップS12の保守情報ルート参照)、車載アクセス制限部36が、ディスプレイ33のタッチパネルを操作するオペレータに対して、パスワードの入力を求め、入力されたパスワードに応じて、当該オペレータが車保守業者であるのか否かを判定し、認証を行なう(ステップS17)。
そして、当該オペレータが、保守業者であると判定され且つ認証が成立した場合には(ステップS17のYesルート)、保守情報管理部35Cが、ディスプレイ33のタッチパネルから入力された保守情報を、車載リーダ/ライタ32を介して、非接触ICチップ22のメモリ26の保守情報記録領域26Cに書き込む(ステップS18)。
なお、ステップS11において車載ECU31が車両関連情報を取得しない場合(ステップS11のNoルート)、始動スイッチがオン位置からアクセサリ位置に変更されない場合(ステップS13のNoルート)、ディスプレイ33のタッチパネルを操作するオペレータの認証が不成立であった場合(ステップS15およびステップS17のNoルート)にはリターンする。
なお、ステップS11において車載ECU31が車両関連情報を取得しない場合(ステップS11のNoルート)、始動スイッチがオン位置からアクセサリ位置に変更されない場合(ステップS13のNoルート)、ディスプレイ33のタッチパネルを操作するオペレータの認証が不成立であった場合(ステップS15およびステップS17のNoルート)にはリターンする。
次に、車両10の車載コンピュータセット30によって、キー20の非接触ICチップ22から車両関連情報が読み込まれる場合を、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、ディスプレイ33のタッチパネルに対して、車両ユーザまたは保守業者により、非接触ICチップ22のメモリ26から車両関連情報を読込む旨のリクエストが入力され(ステップS21のYesルート)、このリクエストが、非接触ICチップ22に記録されている現状情報を読込む旨のものである場合には(ステップS22の現状情報ルート)、現状情報管理部35Aは、メモリ26の現状情報記録領域26Aに書き込まれた現状情報を読出し、ディスプレイ33上に表示させる(ステップS23)。
まず、ディスプレイ33のタッチパネルに対して、車両ユーザまたは保守業者により、非接触ICチップ22のメモリ26から車両関連情報を読込む旨のリクエストが入力され(ステップS21のYesルート)、このリクエストが、非接触ICチップ22に記録されている現状情報を読込む旨のものである場合には(ステップS22の現状情報ルート)、現状情報管理部35Aは、メモリ26の現状情報記録領域26Aに書き込まれた現状情報を読出し、ディスプレイ33上に表示させる(ステップS23)。
また、ディスプレイ33のタッチパネルに対して入力されたリクエストが、ユーザ設定情報を読込む旨のものである場合には(ステップS22のユーザ設定情報ルート)、ユーザ設定情報管理部35Bは、メモリ26のユーザ設定情報記録領域26Bに書き込まれたユーザ設定情報を読出し、ディスプレイ33上に表示させる(ステップS24)。
また、ディスプレイ33のタッチパネルに対して入力されたリクエストが、保守情報を読込む旨のものである場合には(ステップS22の保守情報ルート)、保守情報管理部35Cは、メモリ26の保守情報記録領域26Cに書き込まれた保守情報を読出し、ディスプレイ33上に表示させる(ステップS25)。
また、ディスプレイ33のタッチパネルに対して入力されたリクエストが、保守情報を読込む旨のものである場合には(ステップS22の保守情報ルート)、保守情報管理部35Cは、メモリ26の保守情報記録領域26Cに書き込まれた保守情報を読出し、ディスプレイ33上に表示させる(ステップS25)。
次に、車外コンピュータセット40によって、キー20の非接触ICチップ22に車両関連情報が書き込まれる場合を、図9に示すフローチャートを用いて説明する。なお、ここでも、非接触ICチップ22のメモリ26が、既に現状情報記録領域26A,ユーザ設定情報記録領域26B,保守情報記録領域26Cおよびキーレスエントリ情報記録領域26Dの4つの領域に区分されているものとして説明する。
車両ユーザまたは保守業者により、キーボード43およびマウス44を用いてPC本体41に対し車両関連情報が入力されることで、PC本体41が車両関連情報を取得すると(ステップS31のYesルート)、PC本体41の情報判別部52が、取得した車両現状情報が、現状情報,ユーザ設定情報または保守情報のいずれに属するものであるかを判別する。
より具体的に、この情報判別部52は、ディスプレイ33に対して、メニュー画面を表示し、車両10のユーザ或いは保守業者に対して、入力された情報が、現状情報であるのか、或いは、ユーザ設定情報であるのか、或いは、保守情報であるのかの入力を求める。そして、ここで入力された属性に基づき、車両関連情報の属性を判別する。
そして、情報判別部52により、車両関連情報が、現状情報であると判別された場合(ステップS32の現状情報ルート参照)、現状情報管理部53Aは、キーボード43およびマウス44を操作するオペレータに対して、パスワードの入力を求め、入力されたパスワードに応じて、当該オペレータが保守業者であるのかを判定し、認証を行なう(ステップS33)。そして、当該オペレータが、保守業者であると判定され且つ認証が成立した場合には(ステップS34のYesルート)、現状情報管理部53Aが、キーボード43およびマウス44から入力された現状情報を、PCリーダ/ライタ45を介して、非接触ICチップ22のメモリ26の現状情報記録領域26Aに書き込む(ステップS34)。
そして、情報判別部52により、車両関連情報が、現状情報であると判別された場合(ステップS32の現状情報ルート参照)、現状情報管理部53Aは、キーボード43およびマウス44を操作するオペレータに対して、パスワードの入力を求め、入力されたパスワードに応じて、当該オペレータが保守業者であるのかを判定し、認証を行なう(ステップS33)。そして、当該オペレータが、保守業者であると判定され且つ認証が成立した場合には(ステップS34のYesルート)、現状情報管理部53Aが、キーボード43およびマウス44から入力された現状情報を、PCリーダ/ライタ45を介して、非接触ICチップ22のメモリ26の現状情報記録領域26Aに書き込む(ステップS34)。
他方、ステップS32において、情報判別部52により、キーボード43およびマウス44から入力された車両関連情報が、ユーザ設定情報であると判別された場合(ステップS32のユーザ設定情報ルート参照)、PCアクセス制限部54が、キーボード43およびマウス44を操作するオペレータに対してパスワードの入力を求め、入力されたパスワードに応じて、当該オペレータが車両ユーザであるのか、または、保守業者であるのかを判定し、認証を行なう(ステップS35)。
そして、当該オペレータが、車両ユーザまたは保守業者であると判定され且つ認証が成立した場合には(ステップS35のYesルート)、ユーザ設定情報管理部53Bが、キーボード43およびマウス44から入力されたユーザ設定情報を、PCリーダ/ライタ45を介して、非接触ICチップ22のメモリ26のユーザ設定情報記録領域26Bに書き込む(ステップS36)。
他方、ステップS32において、情報判別部52により、入力された車両関連情報が、保守情報であると判別された場合(ステップS32の保守情報ルート参照)、PCアクセス制限部54が、キーボード43およびマウス44を操作するオペレータに対して、パスワードの入力を求め、入力されたパスワードに応じて、当該オペレータが保守業者であるのか否かを判定し、認証を行なう(ステップS38)。
そして、当該オペレータが、保守業者であると判定され且つ認証が成立した場合には(ステップS37のYesルート)、保守情報管理部53Cが、キーボード43およびマウス44から入力された保守情報を、PCリーダ/ライタ45を介して、非接触ICチップ22のメモリ26の保守設定情報記録領域26Cに書き込む(ステップS38)。
なお、ステップS31においてPC本体41が車両関連情報を取得しない場合(ステップS31のNoルート)、キーボード43およびマウス44を操作するオペレータの認証が不成立であった場合(ステップS33,ステップS35およびステップS37のNoルート)にはリターンする。
なお、ステップS31においてPC本体41が車両関連情報を取得しない場合(ステップS31のNoルート)、キーボード43およびマウス44を操作するオペレータの認証が不成立であった場合(ステップS33,ステップS35およびステップS37のNoルート)にはリターンする。
次に、車外コンピュータセット40によって、キー20の非接触ICチップ22から車両関連情報が読み込まれる場合を、図10に示すフローチャートを用いて説明する。
キーボード43およびマウス44を介して、車両ユーザまたは保守業者により、非接触ICチップ22のメモリ26から車両関連情報を読込む旨のリクエストが入力され(ステップS41のYesルート)、このリクエストが、非接触ICチップ22に記録されている現状情報を読込む旨のものである場合には(ステップS42の現状情報ルート)、現状情報管理部53Aは、メモリ26の現状情報記録領域26Aに書き込まれた現状情報を読出し、ディスプレイ42上に表示させる(ステップS43)。
キーボード43およびマウス44を介して、車両ユーザまたは保守業者により、非接触ICチップ22のメモリ26から車両関連情報を読込む旨のリクエストが入力され(ステップS41のYesルート)、このリクエストが、非接触ICチップ22に記録されている現状情報を読込む旨のものである場合には(ステップS42の現状情報ルート)、現状情報管理部53Aは、メモリ26の現状情報記録領域26Aに書き込まれた現状情報を読出し、ディスプレイ42上に表示させる(ステップS43)。
また、キーボード43およびマウス44に対して入力されたリクエストが、ユーザ設定情報を読込む旨のものである場合には(ステップS42のユーザ設定情報ルート)、ユーザ設定情報管理部53Bは、メモリ26のユーザ設定情報記録領域26Bに書き込まれたユーザ設定情報を読出し、ディスプレイ42上に表示させる(ステップS44)。
また、ディスプレイ33のタッチパネルに対して入力されたリクエストが、保守情報を読込む旨のものである場合には(ステップS42の保守情報ルート)、保守情報管理部53Cは、メモリ26の保守情報記録領域26Cに書き込まれた保守情報を読出し、ディスプレイ42上に表示させる(ステップS45)。
また、ディスプレイ33のタッチパネルに対して入力されたリクエストが、保守情報を読込む旨のものである場合には(ステップS42の保守情報ルート)、保守情報管理部53Cは、メモリ26の保守情報記録領域26Cに書き込まれた保守情報を読出し、ディスプレイ42上に表示させる(ステップS45)。
このように、本発明の一実施形態に係る車両関連情報管理システムによれば、車両10の現状を示す現状情報と、車両10のユーザにより任意に設定される情報であるユーザ設定情報と、主に車両10の保守業者により利用される情報である保守情報とを、非接触ICチップ22内のメモリ26において、それぞれ、別個の領域26A,26Bおよび26Cに記録でき、且つ、これらの領域26A,26Bおよび26Cに対する記録を個別に管理することで、これらの車両関連情報を適切に管理することができる。
また、車両10の始動スイッチ12がオン位置からアクセサリ位置に変更されることによって、車両10の状態が変化しないとみなし、この状態における現状情報を非接触ICチップ22のメモリ26に書き込むことで、現状情報を適切に管理することができる。
また、現状情報として取り扱う具体的な情報と、保守情報として取り扱う具体的な情報と、これらの現状情報および保守情報以外の情報をユーザ設定情報として扱うようになっているので、車両関連情報の判別を素早く且つ的確に行なうことができる。
また、現状情報として取り扱う具体的な情報と、保守情報として取り扱う具体的な情報と、これらの現状情報および保守情報以外の情報をユーザ設定情報として扱うようになっているので、車両関連情報の判別を素早く且つ的確に行なうことができる。
また、車両10を使用する際に必ず用いられるキー20に非接触ICチップ22が内蔵され、この非接触ICチップ22のメモリ26内に車両関連情報が記録されるようになっているので、車両10のユーザが非接触ICチップ22を携帯し忘れたために現状情報を取得することができないというような事態を未然に防ぐことができる。
また、この非接触ICチップ22のメモリ26内に車両関連情報が記録されるようになっているので、車両10のユーザが、車両10から離れた場所であっても、この車両関連情報を適切に管理することができる。
また、この非接触ICチップ22のメモリ26内に車両関連情報が記録されるようになっているので、車両10のユーザが、車両10から離れた場所であっても、この車両関連情報を適切に管理することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
上述の実施形態においては、キー20がキーレスエントリーシステムに対応したものである場合について説明したが、このような場合に限定するものではない。例えば、キーに内蔵された非接触ICチップのメモリ内に、車両関連情報のみを記憶するメモリを内蔵し、車両のドアの開閉或いは車両のエンジンの始動などは機械的なキーを用いるようにしてもよい。
上述の実施形態においては、キー20がキーレスエントリーシステムに対応したものである場合について説明したが、このような場合に限定するものではない。例えば、キーに内蔵された非接触ICチップのメモリ内に、車両関連情報のみを記憶するメモリを内蔵し、車両のドアの開閉或いは車両のエンジンの始動などは機械的なキーを用いるようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、バッテリなどの電源を有さないパッシブタイプの非接触ICチップ22をキー20に内蔵した場合について説明したが、このような場合に限定するものではない。たとえば、バッテリを備えたアクティブタイプの非接触ICチップであってもよい。
また、非接触ICチップを、携帯電話に内蔵するように構成してもよい、この場合、携帯電話のバッテリから電力供給を受けることができるので、アクティブタイプの非接触ICチップを用いることが容易となる。
また、非接触ICチップを、携帯電話に内蔵するように構成してもよい、この場合、携帯電話のバッテリから電力供給を受けることができるので、アクティブタイプの非接触ICチップを用いることが容易となる。
また、携帯電話には、一般的に、ディスプレイが備えられており、このディスプレイに非接触ICチップのメモリ内に記録された車両関連情報を表示できる構成としてもよい。
また、携帯電話には、一般的に、操作ボタンが備えられており、車両ユーザや保守業者がこの操作ボタンを用いて、車両関連情報を入力し、入力された車両関連情報を非接触ICチップのメモリ内に書き込む構成にしてもよい。
また、携帯電話には、一般的に、操作ボタンが備えられており、車両ユーザや保守業者がこの操作ボタンを用いて、車両関連情報を入力し、入力された車両関連情報を非接触ICチップのメモリ内に書き込む構成にしてもよい。
また、上述の実施形態においては、メモリ領域設定部51が非接触ICチップ22に内蔵されたメモリ26にキーレスエントリ情報記録領域26Dを設定し、このキーレスエントリ情報記録領域26D内にキーレスエントリ情報が記録される場合を例にとって説明したが、このような場合に限定されるものではない。例えば、非接触ICチップ内にキーレスエントリ情報のみを記録するキーレスエントリーシステム専用のメモリを内蔵するようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、車載ECU31の情報判別部34およびPC本体41の情報判別部52が、点検情報をユーザ設定情報に属するものとして取り扱う場合を例にとって説明したが、これに限定するものではなく、点検情報を保守情報に属するものとして取り扱うようにしてもよい。
10 車両
20 キー(携帯機)
22 非接触ICチップ
24 送信回路(送信部)
25 受信回路(受信部)
26 メモリ
26A 現状情報記録領域
26B ユーザ設定情報記録領域
26C 保守情報記録領域
32 車載リーダ/ライタ(無線通信手段)
34,52 情報判別部(情報判別手段)
35,53 情報管理部(書込み/読出し手段)
35A,53A 現状情報管理部(現状情報書込み手段)
36 車載アクセス制限部(アクセス制限手段)
45 PCリーダ/ライタ(無線通信手段)
51 メモリ領域設定部(メモリ領域設定手段)
54 PCアクセス制限部(アクセス制限手段)
20 キー(携帯機)
22 非接触ICチップ
24 送信回路(送信部)
25 受信回路(受信部)
26 メモリ
26A 現状情報記録領域
26B ユーザ設定情報記録領域
26C 保守情報記録領域
32 車載リーダ/ライタ(無線通信手段)
34,52 情報判別部(情報判別手段)
35,53 情報管理部(書込み/読出し手段)
35A,53A 現状情報管理部(現状情報書込み手段)
36 車載アクセス制限部(アクセス制限手段)
45 PCリーダ/ライタ(無線通信手段)
51 メモリ領域設定部(メモリ領域設定手段)
54 PCアクセス制限部(アクセス制限手段)
Claims (2)
- 車両に関する情報である車両関連情報を記憶するメモリと、該車両関連情報を無線により送信する送信部と、該車両関連情報を受信する受信部とを有する非接触ICチップをそなえ、該車両のユーザに携帯される携帯機と、該携帯機の該非接触ICチップに対して該車両関連情報を無線により通信する無線通信手段と、該無線通信手段を介して該携帯機の該非接触ICチップに対して該車両関連情報を書込み/読出しを行なう書込み/読出し手段とを備える車両関連情報管理システムであって、
該無線通信手段から該携帯機の該非接触ICチップに対して無線通信される該車両関連情報が、該車両の現状を示す現状情報と、該車両のユーザにより設定される情報であるユーザ設定情報と、主に該車両の保守業者により利用される情報である保守情報とのうちのいずれに属するものであるかを判別する情報判別手段と、
該非接触ICチップの該メモリのうち、該現状情報の書込み/読出しが行なわれる領域である現状情報記録領域と、該ユーザ設定情報の書込み/読出しが行なわれる領域であるユーザ設定情報記録領域と、該保守情報の書込み/読出しが行なわれる領域である保守情報記録領域とを設定するメモリ領域設定手段と、
該現状情報記録領域および該ユーザ設定情報記録領域および該保守情報記録領域のいずれからも該ユーザによる読出しアクセスを許可するとともに、該ユーザ設定情報記録領域以外の領域に対する該ユーザによる書込みアクセスを禁止するアクセス制限手段とを備える
ことを特徴とする、車両関連情報管理システム。 - 該書込み/読出し手段は、
該情報判別手段により該車両関連情報が該現状情報であると判別され、且つ、該車両の始動スイッチがオン位置からアクセサリ位置に変更された場合に、該無線通信手段を介して該現状情報を該現状情報記録領域に書き込む現状情報書込み手段を有する
ことを特徴とする、請求項1記載の車両関連情報管理システム。
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