JP2007264675A - 電気光学装置及びこの電気光学装置を備えた電子機器 - Google Patents

電気光学装置及びこの電気光学装置を備えた電子機器 Download PDF

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Katsumi Yamada
山田  克己
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Abstract

【課題】簡易な構成により、第1光学パネルに第2光学パネルの影が映り込むことを防止
する電気光学装置及びこの電気光学装置を備えた電子機器を提供すること。
【解決手段】電気光学物質14を挟持する一対の基板11,12からなる第1光学パネル
10と、電気光学物質24を挟持する一対の基板21,22からなるとともに、第1光学
パネル10と平面的に重なるように配置され、第1光学パネル10より平面寸法の小さい
第2光学パネル20と、光を射出する光源31と、第1光学パネル10と第2光学パネル
20との間に配されるとともに第1光学パネル10と第2光学パネル20とのそれぞれに
光源31から射出された光を入射させる導光部材32とを有する照明装置30と、第1光
学パネル10と第2光学パネル20との間に第2光学パネルの表示領域以外に設けられた
光吸収部材40とを備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば携帯電話機等に使用される電気光学装置に関し、特に表、裏の両面に
光学パネルを有する電気光学装置及びこの電気光学装置を備えた電子機器に関するもので
ある。
近年、携帯電話機、携帯型コンピュータ、ビデオカメラ等といった電子機器では、表示
部として液晶表示装置などの電気光学装置が広く用いられている。この電気光学装置とし
て、特に携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant
)などの情報携帯端末に、2つの液晶装置を背中合わせに配置したものが提案されている
(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
このような電子機器は、第1液晶パネルと第2液晶パネルとが所定の間隔をあけて配置
され、第1液晶パネルと第2液晶パネルとの間に、第1液晶パネル側から順に導光部材及
び半透過反射板が設けられている。そして、導光部材を導光した光のうち一部の光は、半
透過反射板において反射され、第1液晶パネルに向かい、残りの光は、半透過反射板にお
いて透過され、第2液晶パネルに向かう。このようにして、画像光が各液晶パネルの表示
面側から射出される。
ところで、上記特許文献1及び特許文献2に記載の液晶表示装置のように、半透過反射
板を挟んで、第1液晶パネルと第2液晶パネルとを対向配置させた場合、互いの液晶表示
が影として反対側の液晶表示に影響を及ぼし、表示不良の原因となってしまう。この課題
を解決する両面表示機器として、第2液晶パネルを黒色表示(LEDをノーマリー・ブラ
ツク)に設定し、背面からの透過光を遮蔽するものが提案されている(例えば、特許文献
3参照)。
特開2004−87409号公報 特開2003−207801号公報 特開2004−78047号公報
ここで、上記特許文献1及び特許文献2に記載の液晶表示装置では、半透過反射板を利
用して導光部材の光を両面に分けることのみしか記載されていない。また、特許文献3に
記載の両面表示機器では、あくまでも第2液晶パネル側から入射する外光を遮光し、第1
液晶パネル側から見たとき、第2液晶パネルが配された領域が明るくなるのを防止するも
のである。したがって、特許文献1から特許文献3に記載の技術では、環境によっては、
第1液晶パネル側から見たとき、第2液晶パネルの領域が暗くなってしまうという問題が
生じてしまう。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、簡易な構成により、第
1光学パネルに第2光学パネルの影が映り込むことを防止する電気光学装置及びこの電気
光学装置を備えた電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の電気光学装置は、電気光学物質を挟持する一対の基板からなる第1光学パネル
と、電気光学物質を挟持する一対の基板からなるとともに、前記第1光学パネルと平面的
に重なるように配置され、前記第1光学パネルより平面寸法の小さい第2光学パネルと、
光を射出する光源と、前記第1光学パネルと前記第2光学パネルとの間に配されるととも
に前記第1光学パネルと前記第2光学パネルとのそれぞれに前記光源から射出された光を
入射させる導光部材とを有する照明装置と、前記第1光学パネルと前記第2光学パネルと
の間の前記第2光学パネルの表示領域以外に設けられた光吸収部材とを備えることを特徴
とする。
本発明者は、従来の問題点を検討したとき、第1液晶パネルにおいて、第2光学パネル
が配されていない領域と、第2光学パネルが配されている領域とから射出される光の強度
には差が生じるという問題を見出した。これは、導光部材から第2光学パネルが配されて
いない領域に射出された光が、例えば、筐体の内部で反射した後、第1光学パネルに向か
うため、光の強度が第2光学パネルが配されている領域から射出される光に比べて強くな
るという問題である。
そこで、上述したような構成にすると、まず、光源から射出された光は、導光部材を導
光し、第1光学パネル及び第2光学パネルに向かう。そして、導光部材を導光した光のう
ち一部は、第1光学パネル側に向かい、残りの光は、第2光学パネル側に向かう。このと
き、第2光学パネル側に向かった光のうち、第2光学パネルの表示領域以外から射出され
、例えば、筐体の内部で反射した後、第1光学パネルに向かう光は、光吸収部材により吸
収される。したがって、第1光学パネル側から見た第1光学パネル領域において、第2光
学パネルが配されていない領域と、第2光学パネルが配された領域とから射出される光の
強度が略均一となる。これにより、第1光学パネル側から見た表示の輝度ムラを抑えるこ
とができるので、第1光学パネルに第2光学パネルの影が生じることはない。
なお、本願発明において、電気光学装置とは、電界により物質の屈折率が変化して光の
透過率を変化させる電気光学効果を有するものの他、電気エネルギーを光学エネルギーに
変換するもの等も含んで総称している。具体的には、照明装置から光を用いて表示を行う
ものであって、電気光学物質として液晶を用いる液晶表示装置、電気泳動ディスプレイ装
置(EPD:Electrophoretic Display)等がある。
また、本発明の電気光学装置は、前記光吸収部材は、前記導光部材の前記第2光学パネ
ル側に設けられていることが好ましい。
本発明に係る電気光学装置では、光吸収部材を第2光学パネル側の導光部材の一端面に
設けることにより、第2光学パネルの表示領域以外の部分に光吸収部材を配置する際、光
吸収部材と第2光学パネルとの位置合わせがし易くなる。
また、本発明の電気光学装置は、前記導光部材の前記第1光学パネル側に、前記導光部
材から射出された光を前記第1光学パネルの表示領域に入射させるための開口部を有する
遮光部材が設けられていることが好ましい。
本発明に係る電気光学装置では、遮光部材を設けることにより、第1光学パネルから射
出される光が、第1光学パネルの端面において、拡散することを回避することができる。
すなわち、導光部材から射出される光の大部分を活用しながら、輝度ムラが発生するのを
簡易な構成により防止することができる。
また、本発明の電気光学装置は、前記光吸収部材が、黒色の樹脂フィルムであることが
好ましい。
本発明に係る電気光学装置では、光吸収部材が黒色の樹脂フィルムであるため、光を充
分吸収でき、かつ、装置全体を薄型化することが可能となる。
また、本発明の電気光学装置は、電気光学物質を挟持する一対の基板からなるとともに
、前記第1光学パネルと平面的に重なるように配置され、前記第1光学パネルより平面寸
法の小さい第2光学パネルと、光を射出する光源と、前記第1光学パネルと前記第2光学
パネルとの間に配されるとともに前記第1光学パネルと前記第2光学パネルとのそれぞれ
に前記光源から射出された光を入射させる導光部材とを有する照明装置と、前記第1光学
パネルと前記第2光学パネルとの間の前記第2光学パネルの表示領域以外に設けられた光
吸収部材とを備え、前記光吸収部材には、前記導光部材から射出された光を前記第2光学
パネルの表示領域に入射させるための開口部が形成され、該開口部の縁が、前記第2光学
パネルの周辺部の遮光領域内に位置していることを特徴とする。
本発明に係る電気光学装置では、照明装置の光源から射出された光は、導光部材を導光
し、第1光学パネル及び第2光学パネルに向かう。この第2光学パネルに向かった光のう
ち、第2光学パネルの有効表示領域以外から射出される光は、光吸収部材により遮断され
るので、第2光学パネルの視認性の向上を図ることが可能となる。
本発明の電子機器は、上記の電気光学装置を表示部として備えていることを特徴とする

本発明に係る電子機器では、画像を高品位に表示できる電気光学装置を備えた電子機器
を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明に用
いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更してい
る。
まず、本発明の電気光学装置の一実施形態である液晶表示装置について、図1から図5
を参照して説明する。
本実施形態に係る液晶表示装置1は、図1及び図2に示すように、筐体2内に設けられ
、一対の基板11,12からなる第1液晶パネル10と、一対の基板21,22からなる
とともに、第1液晶パネル10と平面的に重なるように配置され、第1液晶パネル10よ
り平面的な大きさの小さい第2液晶パネル20と、第1,第2液晶パネル10,20に共
通のバックライトとして用いられる照明装置30と、第1液晶パネル10と第2液晶パネ
ル20との間に設けられた光吸収部材40とを備えている。
第1液晶パネル10は、図2に示すように、シール材13を介して互いにセルギャップ
をあけて対向して設けられた一対の平面視矩形状の基板11,12と、これら基板11,
12の間に挟持された液晶層(電気光学物質)14とを備えており、基板12側に照明装
置30が設けられている。また、基板11の外面11aには、射出側偏光板15が、基板
12の外面12aには、入射側偏光板16が、それぞれ設けられている。また、基板12
には、各第1,第2液晶パネル10,20の画像表示処理を行うドライバ4が実装されて
いる。
第2液晶パネル20は、図2に示すように、第1液晶パネル10と同様に、シール材2
3を介して互いにセルギャップをあけて対向して設けられた一対の平面視矩形状の基板2
1,22と、これら基板21,22の間に挟持された液晶層(電気光学物質)24とを備
えており、基板22側に照明装置30が設けられている。また、基板21の外面21aに
は、射出側偏光板25が、基板22の外面22aには、入射側偏光板26が、それぞれ設
けられている。
一方の基板21には、液晶層24側の上面に、マトリクス状に複数の走査線(図示略)
と複数のデータ線(図示略)とが形成され、これら走査線とデータ線とに囲まれた領域毎
に画素電極42が設けられている。この走査線とデータ線とが交差する位置にTFT素子
41が設けられ、TFT素子41を介して各画素電極42がデータ線に接続されている。
これにより、走査線とデータ線に対して信号を印加すると、TFT素子41がオン・オフ
して画素電極42への信号の書き込みが行われるようになっている。これらのTFT素子
41及び画素電極42等上の全面にはラビング処理が施された配向膜43が形成されてい
る。
また、基板22の液晶層24側の下面には、周辺遮光膜51,カラーフィルタ52と、
オーバーコート層53,共通電極54,配向膜55がこの順に積層されて形成されている
。この共通電極54は、ITOなどの透光性導電材料によって形成された平面膜である。
周辺遮光膜51は、平面視で矩形の枠形状を有し、シール材23の内周側に沿って設け
られており、画像の有効表示領域Aを規定している。
また、カラーフィルタ52は、遮光部52aと赤色,緑色,青色の各着色部52R,5
2G,52Bとを備え、遮光部52aは各着色部52R,52G,52Bを区画するよう
にしてマトリクス状に形成されている。また、遮光部52aは、例えば、黒色感光性樹脂
膜からなっている。
上述した、基板11,12,21,22は、例えば、ガラスなどの透明材料からなる光
透過性基板である。また、配向膜43,55は、例えばポリイミドによって形成されてい
る。
また、第1,第2液晶パネル10,20には、図3及び図4に示すように、FPC基板
(Flexible Printed Circuit)3が設けられている。このFPC基板3は、柔軟性のあ
る回路基板であり、電子部品5等が実装されている。
照明装置30は、図1に示すように、光を射出する光源31と、第1液晶パネル10と
第2液晶パネル20との間に配されるとともに、第1液晶パネル10と第2液晶パネル2
0とのそれぞれに光源31から射出された光を入射させる導光板(導光部材)32とを備
えている。
光源31は、例えば、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)で構成され
ているものとする。光源31は、LED以外のもので構成してもよく、例えば有機エレク
トロルミネッセンス素子、端面発光半導体レーザ又は面発光半導体レーザなどの半導体レ
ーザなどで光源31を構成してもよい。また、冷陰極管で光源を構成してもよい。そして
、光源31は、図2に示すように、基板31aに取り付けられ実装されている。
導光板32は、アクリル樹脂などの光透過性材料からなる板材であり、第1液晶パネル
10が配された一方の面(他面)32aには、拡散シート34,第1プリズムシート35
及び第2プリズムシート36が順に設けられている。
拡散シート34は、導光板32からの射出光を拡散させる板形状のシート部材である。
拡散シート34としては、拡散剤を分散させたアクリルシートなどを使用することが可能
である。この拡散シート34により、導光板32からの射出光の面輝度を均一化し得ると
ともに、第1プリズムシート35及び第2プリズムシート36の溝や凹凸形状の映りこみ
(輝度ムラ)を防止し得るようになっている。
また、第1プリズムシート35及び第2プリズムシート36は、透明なアクリル樹脂な
どからなる平板状の板材の一面側(第1液晶パネル10側)がプリズム面とされ、例えば
側面三角波状の周期的な凹凸(図示略)が形成されて構成されている。
また、第2液晶パネル20側の導光板32の他方の面32bには、半透過反射シート3
3が設けられている。この半透過反射シート33は、例えば透明樹脂フィルムからなり、
導光板32を導光した光の一部を第1液晶パネル10に向かって反射させ、残りの光を第
2液晶パネル20に向かって透過させるものである。
光吸収部材40は、図5に示すように、第2液晶パネル20と同等の大きさの開口部4
0aが形成されている。そして、光吸収部材40は、図2に示すように、第1液晶パネル
10と第2液晶パネル20との間に配されている。具体的には、光吸収部材40は、導光
板32の他方の面32b側に設けられ、光吸収部材40の一端部が第2液晶パネル20を
保持する、例えば、白色の樹脂からなるフレーム6に固定されている。さらに、光吸収部
材40は、第2液晶パネル20の表示領域以外に設けられている。すなわち、光吸収部材
40は、図3に示すように、第2液晶パネル20の表示領域に、開口部40aが位置する
ように設けられている。
光吸収部材40は、具体的には、開口部40aの縁が、図6に示すように、第2液晶パ
ネル20の周辺部の周辺遮光膜(遮光領域)51内に位置している。この開口部40aの
縁から周辺遮光膜51のカラーフィルタ52側の端面51aまでの長さLは、液晶表示装
置1を組み立てる際の第2液晶パネル20と光吸収部材40との位置ずれ以上の長さとな
っていれば良い。これにより、光吸収部材40により有効表示領域Aを遮光してしまうこ
とを防止することができる。なお、本実施形態では、この長さLは、0.5mmである。
このような光吸収部材40により、導光板32の他方の面32bから射出され、第2液
晶パネル20の有効表示領域A以外から射出される光を遮断することができるので、第2
液晶パネル20の視認性の向上を図ることが可能となる。
また、光吸収部材40は、導光板32の他方の面32bから射出され、第2液晶パネル
20の表示領域以外に向かう光及び筐体2内部やフレーム6等で反射され第2液晶パネル
20側から第1液晶パネル10に向かう光を吸収するようになっている。すなわち、第1
液晶パネル10において、第2液晶パネル20が配置されている領域から射出される光を
開口部40aから透過させ、第2液晶パネル20が配置されていない領域からの射出され
る光を吸収することが可能となっている。
さらに、本実施形態において、光吸収部材40は、樹脂フィルムであり、黒いポリエチ
レンテレフタレート(PET)材からなっている。なお、光吸収部材40としてポリエチ
レンテレフタレート(PET)を用いたが、これに限るものではなく、ポリエチレンナフ
タレート(PEN)、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリアリレート、ポリイミド
、ポリエーテル、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、セロファン
、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール等からなる各種樹
脂フィルムを使用することも可能である。
また、半透過反射シート33と光吸収部材40との間には、上述した拡散シート34,
第1プリズムシート35及び第2プリズムシート36と同様の拡散シート41,第1プリ
ズムシート42及び第2プリズムシート43が、半透過反射シート33側から順に設けら
れている。
遮光部材45は、導光板32の一方の面32a側の入射側偏光板16と第2プリズムシ
ート36との間に配されており、導光板32から射出された光を第1液晶パネル10に入
射させるための開口部45aを有している。この開口部45aは、拡散シート34,第1
プリズムシート35及び第2プリズムシート36の外縁近辺及び端面を覆う大きさとなっ
ている。これにより、導光板32から射出された光のうち、第1液晶パネル10の周縁部
の非表示領域に光が入射するのを防いでいる。
次に、以上の構成からなる本実施形態の液晶表示装置1の作用について、以下に説明す
る。
まず、光源31から射出された光が、導光板32に入射し、導光板32内部を導光する
。そして、導光板32内部を導光する光のうち一部は、導光板32の他方の面32bに設
けられた半透過反射シート33により、第1液晶パネル10側に反射され、残りの光は、
第2液晶パネル20側に透過される。このとき、第1液晶パネル10に向かった光のうち
、第2液晶パネル20の表示領域以外から射出された光及び筐体2内部やフレーム6等で
反射され第2液晶パネル20側から第1液晶パネル10に向かう光は、光吸収部材40に
吸収される。これにより、第1液晶パネル10側から見た第1液晶パネル10の領域にお
いて、第2液晶パネル20が配されていない領域と、第2液晶パネル20が配された領域
とから射出される光の強度が略均一となる。
本実施形態に係る液晶表示装置1によれば、光吸収部材40を備えているため、第1液
晶パネル10側から見た表示の輝度ムラを抑えることができる。したがって、第1液晶パ
ネル10に第2液晶パネル20の影が生じることはない。
[電子機器]
次に、本発明の電子機器につき、図7を用いて説明する。図7は、携帯電話の斜視図で
ある。図7において符号1000は携帯電話を示し、符号1001は表示部を示している
。この携帯電話1000の表示部1001には、本実施形態の電気光学装置である液晶表
示装置が採用されている。したがって、画像を高品位に表示できるとともに、薄型・軽量
の携帯電話1000を提供することができる。
本発明は、上記携帯電話に限らず、電子ブック、パーソナルコンピュータ、ディジタル
スチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレ
コーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワー
クステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネル等の電子機器の画像表示手段と
して好適に用いることができ、いずれの場合でも、画像を高品位に表示できるとともに、
薄型・軽量の電子機器を提供することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施の形態例について説明したが、
本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成
部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において
設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、光吸収部材40は、図2に示すように、第1液晶パネル10と第2液晶パネル
20との間に配されるとともに、導光板32の一方の面32a側に設けられた構成とした
が、これに限ることはなく、導光板32の一方の面32a側に設けられていても良い。
本発明の第1実施形態に係る電気光学装置を示す分解図である。 図1の電気光学装置を示す要部断面図である。 図1の電気光学装置を示す上面図である。 図1の電気光学装置を示す下面図である。 図1の電気光学装置の光吸収部材を示す斜視図である。 図1の電気光学装置の光吸収部材の大きさを示す要部拡大断面図である。 本発明の電子機器の一実施形態を示す斜視図。
符号の説明
1…液晶表示装置(電気光学装置)、10…第1液晶パネル、14…液晶層(電気光学
物質)、20…第2液晶パネル、14…液晶層(電気光学物質)、30…照明装置、31
…光源、32…導光板(導光部材)、32a…導光板の一方の面、32b…導光板の他方
の面、45…遮光部材、45a…遮光部材の開口部。

Claims (6)

  1. 電気光学物質を挟持する一対の基板からなる第1光学パネルと、
    電気光学物質を挟持する一対の基板からなるとともに、前記第1光学パネルと平面的に
    重なるように配置され、前記第1光学パネルより平面寸法の小さい第2光学パネルと、
    光を射出する光源と、前記第1光学パネルと前記第2光学パネルとの間に配されるとと
    もに前記第1光学パネルと前記第2光学パネルとのそれぞれに前記光源から射出された光
    を入射させる導光部材とを有する照明装置と、
    前記第1光学パネルと前記第2光学パネルとの間の前記第2光学パネルの表示領域以外
    に設けられた光吸収部材とを備えることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記光吸収部材は、前記導光部材の前記第2光学パネル側に設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記導光部材の前記第1光学パネル側に、前記導光部材から射出された光を前記第1光
    学パネルの表示領域に入射させるための開口部を有する遮光部材が設けられていることを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気光学装置。
  4. 前記光吸収部材が、黒色の樹脂フィルムであることを特徴とする請求項1から請求項3
    のいずれか1項に記載の電気光学装置。
  5. 電気光学物質を挟持する一対の基板からなる第1光学パネルと、
    電気光学物質を挟持する一対の基板からなるとともに、前記第1光学パネルと平面的に
    重なるように配置され、前記第1光学パネルより平面寸法の小さい第2光学パネルと、
    光を射出する光源と、前記第1光学パネルと前記第2光学パネルとの間に配されるとと
    もに前記第1光学パネルと前記第2光学パネルとのそれぞれに前記光源から射出された光
    を入射させる導光部材とを有する照明装置と、
    前記第1光学パネルと前記第2光学パネルとの間の前記第2光学パネルの表示領域以外
    に設けられた光吸収部材とを備え、
    前記光吸収部材には、前記導光部材から射出された光を前記第2光学パネルの表示領域
    に入射させるための開口部が形成され、
    該開口部の縁が、前記第2光学パネルの周辺部の遮光領域内に位置していることを特徴
    とする電気光学装置。
  6. 請求項1から請求項5いずれか1項に記載の電気光学装置を表示部として備えているこ
    とを特徴とする電子機器。
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