JP2007264130A - 光重合性平版刷版の露光方法及び露光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハイライト点のリニアリティーを向上可能とし、簡素な構成で廉価に製作可能な装置で露光処理をできるようにする。
【解決手段】画像信号に基づいて記録用のレーザービームを出力し、画像信号を分岐してから反転回路で反転させて生成した画像信号の反転信号に基づいて補助用の光ビームを出力し、これらを合波光学系の合波手段で合波してから、記録用のレーザービームのビームスポットの周囲に広がる範囲を持つ補助用の光ビームのビームスポットができるように光重合性平版刷版の画像記録層上へ投射し、補助用の光ビームが、記録用のレーザービームが出力されていないタイミングで非画像形成部分に照射されて、画像記録層内の非画像形成部分の酸素が画像形成部に移動して酸素によるラジカル重合反応を阻害することを抑制し、記録用のレーザービームで露光した際に適切な潜像を形成できるようにする。
【選択図】図1

Description

この発明は、平板状の支持体の表面にラジカル光重合を利用して潜像を記録する画像記録層を設けた光重合性平版刷版に対して、露光処理をして良好に網点を再現して製版できるようにするための光重合性平版刷版の露光方法及び露光装置に関する。
近年、平版印刷の分野では、未露光の平版刷版の供給を受けて、この平版刷版に対し、画像データをコンピュータ処理することで光源のレーザー光を直接変調し、平版刷版の原版に変調されたレーザー光を投影して平版刷版の原版の画像記録層に直接画像を記録するレーザー露光処理をし、平版刷版を現像液に浸漬した状態で潜像が形成された画像記録層における重合されなかった非画像部をブラッシングして除去することにより潜像を顕像に変換する現像処理をして直接平版刷版を製版するCTP(Computer to Plate)システムが実用化されている。
また、このようなCTPシステムで利用するために、レーザー光を直接照射して高感度で微細な露光を可能とした、ラジカル連鎖重合反応を利用したレーザー対応の平版刷版(フォトポリマーCTP版)の開発が進んでいる。
このような光ラジカル重合反応を利用する平版印刷版では、その光重合性材料層にレーザー記録光によって露光することにより、ラジカル開始剤から発生したラジカルがモノマーと反応し、このモノマーがラジカル化して、更にモノマーと反応を繰り返していくことで大きな分子構造を有するポリマーとなることを画像形成の手段としている。
このような平版刷版で行われる光ラジカル重合反応は、光重合性材料層内にある酸素が露光により発生した画像記録層中のラジカルを失活化させる作用によりラジカル重合反応を妨げ、光重合性平版刷版の感度を低下させてしまう事が知られている。
そこで光ラジカル重合反応を利用する平版印刷版では、外部からの酸素の進入を防ぐ為、感光層の上に酸素遮断層(OC層)を設けている。しかし、感光層内には溶存酸素が存在し、これが露光で発生したラジカルを失活させる。さらに、感光層内の溶存酸素は、感光層内を数10μmから数100μm程度移動できるという性質がある。
このため、光重合性平版刷版(フォトポリマー版)に、例えば露光面積の小さなハイライト点であるFMスクリーンを形成するための最小単位のドットとなる小点(20μm×20μm)を露光すると、この露光後経時とともに酸素遮断層を抜けて画像記録層中に透過してくる大気中の酸素や画像記録層中の溶存酸素が、露光された小点の潜像の上部やサイドから露光によって生じたラジカルを消滅させていくので、光重合性平版刷版の画像記録層に形成される小点の潜像が縮小して細くなる。特に、小点の周囲は、未露光部が多いため溶存酸素量が多く露光した網点サイズよりも小さくなって、ハイライトのリニアリティー(網%再現性)が劣化する。
そこで、従来の光重合性平版刷版を製版するための露光手段では、画像記録装置で画像信号に基づき発生される光ビームにより感光材料を走査して画像を記録する際に、記録デューティ検出手段により画像信号に基づき感光材料に記録される画像の記録デューティを検出し、この検出された記録デューティに基づき、光ビーム強度変調手段が光ビームの強度を変調して、感光材料上に記録される実際の記録画像に応じた光量調整を行うように構成する。
この従来の光重合性平版刷版を製版するための露光手段では、感光材料が光の照射された部分が画像として残る感光材料であるとき、光ビーム強度変調手段が、ハイライト側で、光ビームの強度をより強く変調し光量を上げて露光することで、感光材料のハイライト部の耐刷性を充分に確保し、画像ムラ等の発生を抑制する(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この光重合性平版刷版を製版するための露光手段では、画像のデューティーを検出してこれに応じた露光量を設定するためのデューティーを認識する回路が必要であり、検出した画像のデューティーに応じた露光量を設定するための複雑な機構が必要であるため、露光手段が高価になるという問題がある。
特開2001−265001
本発明は、上述の問題に鑑み、露光処理をしてからハイライト点のリニアリティーを向上して製版可能とし、簡素な構成で廉価に製作可能な装置で露光処理をできるようにする、光重合性平版刷版の露光方法及び露光装置を新たに提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の光重合性平版刷版の露光方法は、画像信号に基づいて記録用レーザー光源を駆動制御することにより記録用のレーザービームを出力し、画像信号を分岐してから反転回路で反転させ画像信号の反転信号を生成し、画像信号の反転信号に基づいて補助用光源を駆動制御することにより補助用の光ビームを出力し、記録用のレーザービームと、補助用の光ビームとを合波光学系の合波手段で合波してから、記録用のレーザービームのビームスポットの周囲に広がる範囲を持つ補助用の光ビームのビームスポットができるように光重合性平版刷版の画像記録層上へ投射して露光することを特徴とする。
上述の光重合性平版刷版の露光方法によれば、画像信号の反転信号に基づいて出力される補助用の光ビームが、記録用のレーザービームが出力されていないタイミングで光重合性平版刷版の画像記録層上における非画像形成部分に画像を形成しない露光量で照射されてラジカル開始剤に反応を起こさせてラジカルを発生させ、画像記録層内の非画像形成部分に残存している酸素がラジカルをクエンチして、画像記録層内の非画像形成部分の酸素が画像形成部に移動して酸素によるラジカル重合反応を阻害することを抑制するので、記録用のレーザービームで露光した際に適切な潜像を形成でき、例えば、画像記録層に形成される小点の潜像が画像記録層内の残存酸素の影響で縮小して細くなることを防止し、網点の再現性を良好に製版できる。
本発明の請求項2に記載の光重合性平版刷版の露光装置は、画像信号に基づいて変調された記録用のレーザービームを出力する記録用レーザー光源と、画像信号を分岐してから反転回路で反転させて生成した画像信号の反転信号に基づいて変調された補助用の光ビームを出力する補助用光源と、記録用のレーザービームと、補助用の光ビームとを合波手段で合波してから光重合性平版刷版の画像記録層上へ投射し、記録用のレーザービームのビームスポットの周囲に広がる範囲を持つ補助用の光ビームのビームスポットができるように構成された合波光学系と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の光重合性平版刷版の露光装置において、記録用のレーザービームの光重合性平版刷版の画像記録層上におけるビームスポットの径をdとし、補助用の光ビームの光重合性平版刷版の画像記録層上におけるビームスポットの径をDとしたとき、 10≦D/d≦5000 の関係を満足するように構成したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の光重合性平版刷版の露光装置において、記録用のレーザービームの光重合性平版刷版の画像記録層上におけるパワーをpとし、補助用の光ビームの光重合性平版刷版の画像記録層上におけるパワーをPとしたとき、 10≦p/P≦200 の関係を満足するように構成したことを特徴とする。
前述のように構成することにより、記録用レーザー光源から画像信号に基づいて変調された記録用のレーザービームを出力し、補助用光源から、画像信号を分岐してから反転回路で反転させて生成した画像信号の反転信号に基づいて変調された補助用の光ビームを出力し、これらを合波手段で合波してから光重合性平版刷版の画像記録層上へ投射して、画像信号の反転信号に基づいて出力される補助用の光ビームが、記録用のレーザービームが出力されていないタイミングで光重合性平版刷版の画像記録層上における非画像形成部分に画像を形成しない露光量で照射されてラジカル開始剤に反応を起こさせてラジカルを発生させ、画像記録層内の非画像形成部分に残存している酸素がラジカルをクエンチして、画像記録層内の非画像形成部分の酸素が画像形成部に移動して酸素によるラジカル重合反応を阻害することを抑制するので、記録用のレーザービームで露光した際に適切な潜像を形成でき、例えば、画像記録層に形成される小点の潜像が画像記録層内の残存酸素の影響で縮小して細くなることを防止し、網点の再現性を良好に製版できる。また、補助用光源を駆動制御するための画像信号の反転信号を、画像信号を分岐してから反転回路で反転させて生成することができるので、構成を簡素化し、廉価な光重合性平版刷版の露光装置を提供できる。
本発明の光重合性平版刷版の露光方法及び露光装置によれば、簡素な構成で廉価に製作可能な装置で露光処理をすることにより、現像処理をしてハイライト点のリニアリティーを向上して良好に網点を再現して製版できるという効果がある。
本発明の光重合性平版刷版の露光方法及び露光装置に関する実施の形態について説明する。
(光重合性平版刷版の露光方法)
まず、本実施の形態に係る光重合性平版刷版の露光方法について説明する。
この光重合性平版刷版の露光方法は、一般に用いられている光ラジカル重合反応を利用した画像形成の手段としてのフォトンモード記録方式又はヒートモード記録方式の平版印刷版を対象にして適用できる。
この光ラジカル重合反応を利用する平版刷版(ラジカル重合系の平版刷版)は、例えば、アルミニウム支持体の表面に陽極酸化皮膜を形成し、さらに陽極酸化皮膜の上に画像記録層(感光層)を設け、この画像記録層の表面を酸素遮断用の保護層が覆う多層構造に構成する。
この画像記録層は、光重合性材料にレーザービーム(光ビーム)を照射することにより、ラジカル開始剤から発生したラジカルがモノマーと反応し、このモノマーがラジカル化して、更にモノマーと反応を繰り返していくことで大きな分子構造を有するポリマーとなって固化する画像形成手段として構成する。
また、保護層は、大気中の酸素が画像記録層に解け込むのを抑制するために酸素遮断の性質を有する層として構成する。
このような構成のラジカル重合系の平版印刷版は、製造されてから使用時までの長い時間が経過する間に、画像記録層及び保護層に酸素が飽和状態まで解けこんだ状態となっているのが普通である。
本実施の形態に係わる光重合性平版刷版の露光方法では、ラジカル重合系の平版刷版(光重合性平版刷版)に対して、レーザービーム(光ビーム)を走査して潜像を形成する露光処理をし、潜像が形成された平版刷版に現像液を付けブラシによりブラッシングすることにより潜像を顕在化する湿式ブラシ現像方式の現像処理により画像を形成する。
このレーザービームを用いた露光処理では、レーザー光源として、青紫レーザー光源又は赤外レーザー光源若しくはその他の波長のレーザー光源を用いることができる。さらに、レーザービームの走査機構には、インナードラム型又はフラットベッド型若しくはドラム型を利用できる。
この光重合性平版刷版の露光方法では、光重合性平版刷版の感光層に照射する光ラジカル重合反応を起こさせポリマー化して潜像を形成するのに十分な所定高出力である画像形成レベルの記録用のレーザービームを、画像データに基づいて変調して感光層の画像形成部に照射する。
これと共に、この光重合性平版刷版の露光方法では、感光層の画像形成部に照射された記録用のレーザービームの記録用ビームスポットの周囲における溶存酸素が影響する数10μm以上の所定範囲に渡る補助ビームスポットに対して、潜像を形成する事無く溶存酸素の影響を無くすことができる所定低出力の補助用の光ビームを、画像データに基づいて記録用のレーザービームをオン、オフするための制御信号(画像信号)を反転させた信号に基づいてオン、オフ制御して照射する。なお、補助用の光ビームを照射する制御では、記録用のレーザービームをオン、オフするための制御信号の反転信号をそのまま使用する他に、この反転信号に所定の処理をした信号(例えばオン時間を若干短くしたり長くしたりした信号)を用いて光学系調整残差によるピント位置のばらつきにより記録位置で網%が変動を回避できる。
この光重合性平版刷版の露光方法では、記録用のレーザービームを点灯しているときに補助用の光ビームを消灯し、記録用のレーザービームを消灯しているときに補助用の光ビームを点灯しながら走査露光を行うことになる。
よって、この光重合性平版刷版の露光方法では、ハイライトの画像(ハイライト点)の周囲の非画像形成部に対して補助用の光ビームが複数回照射され、増加した露光量で露光される。
このため、この光重合性平版刷版の露光方法では、複数回の照射で露光量が増加された補助用の光ビームによってラジカル開始剤に反応を起こさせてラジカルを発生させ、画像記録層内に残存している酸素がラジカルをクエンチして、画像記録層内に酸素が残存しないようにさせ、酸素によるラジカル重合反応の阻害を抑制する高感度化された状態とする。
そして、この光重合性平版刷版が高感度化された状態で、記録用のレーザービームによりハイライトの画像を露光処理するので、ハイライトの画像のリニアリティーを向上して良好に網点を再現できる。
また、この光重合性平版刷版の露光方法では、シャドーの画像の周囲の画像形成部に対して補助用の光ビームを照射せず、シャドーの非画像部分に補助用の光ビームを照射することになり、例えば1回程度の少ない回数だけ補助用の光ビームがシャドーの画像部分を少量の露光量で露光するので、シャドーの画像の画像記録層内部分に残存している酸素が、その周囲の画像形成部に移動して、酸素によるラジカル重合反応の阻害を起こすことを抑制し、シャドーの画像の周囲の輪郭を適切に形成することができる。
(光重合性平版刷版の露光装置)
次に、前述した光重合性平版刷版の露光方法を実施する光重合性平版刷版の露光装置について、図1乃至図11によって説明する。
本実施の形態に係る光重合性平版刷版の露光装置は、図示しないが、給版部、露光部、加熱部及び現像部を設けた処理部と、露光部と処理部との間に設けられたバッファー部とを備えたCTPシステムとして構成することができる。
この光重合性平版刷版の露光装置では、露光処理工程をインナードラム露光装置で行い、現像処理工程を現像液中でブラッシングする湿式アルカリブラシ現像方式の現像装置で行う。なお、この光重合性平版刷版の露光装置では、インナードラム露光装置の他に、フラットベッド型若しくはドラム型の露光装置を用いても良い。
図1の概略構成図に示すように、この光重合性平版刷版の露光装置で用いる露光装置部としてのインナードラム露光装置10は、円弧内周面形状(円筒内周面の一部を構成する形状)の支持筐体12を母体として構成されており、この支持筐体12の内周面に沿って記録媒体である光重合性平版刷版14を支持するようになっている。
なお、このインナードラム露光装置10では、図示しない光重合性平版刷版14の供給排出装置によって、未記録の光重合性平版刷版14を供給し支持筐体12の内周面に確実に密着させて沿わせた状態に係着してから露光処理を行い、また露光処理済みの光重合性平版刷版14を支持筐体12から外部へ排出する操作を行う。
このインナードラム露光装置10には、支持筐体12の円弧中心位置に、走査手段としてのスピナーミラー装置16を配設する。このスピナーミラー装置16は、円柱状の回転軸18を、その中心軸を回転軸(支持筐体12の円弧中心軸と一致する)として駆動源であるモータ20によって回動可能に構成する。このスピナーミラー装置16の回転軸18の先端部には、回転軸に対して45度の角度をなす反射鏡面18Aを形成する。
この走査手段としてのスピナーミラー装置16は、図示しない副走査移動手段によって、支持筐体12の円弧中心軸の軸線方向(図1の矢印C方向)に等速度で移動走査される。このスピナーミラー装置16は、スピナードライバ22によって、そのモータ20の回転制御がされ、図示しない副走査移動手段により副走査方向に移動制御される。
図1に示すように、このインナードラム露光装置10には、光重合性平版刷版14の記録面上を記録用のレーザービームで主走査して潜像を形成するため、スピナーミラー装置16側に記録用のレーザービームを投射する記録用レーザー光源としての記録半導体レーザー24を設ける。
これと共に、このインナードラム露光装置10には、光重合性平版刷版14の記録面上を補助用の光ビームで主走査するため、スピナーミラー装置16側に補助用の光ビームを投射する、高速で点灯、消灯が可能な半導体光源(LED)である補助LED26を設ける。
このインナードラム露光装置10では、補助LED26から投射する補助用の光ビームが、光重合性平版刷版14の記録面を露光する記録用のレーザービームの記録用ビームスポットの周囲における溶存酸素が影響する数10μm以上の所定範囲に渡る補助ビームスポットを形成するように照射されてラジカル開始剤にラジカルを発生させ画像記録層内に残存している酸素がラジカルをクエンチして、画像記録層内に酸素が残存しないようにさせ、酸素によるラジカル重合反応の阻害を抑制する高感度化された状態とするように構成する。
このインナードラム露光装置10では、画像データに基づき画像信号発生回路28で発生した画像信号を記録レーザー駆動回路30へ送信し、この記録レーザー駆動回路30で画像信号に基づいて発生させた駆動制御信号を、記録用レーザー光源としての記録半導体レーザー24へ送信して記録半導体レーザー24を駆動制御し、画像信号に基づいて変調された記録用のレーザービームを出力させるよう構成する。
また、このインナードラム露光装置10では、画像データに基づき画像信号発生回路28で発生した画像信号を記録レーザー駆動回路30へ送信する間で分岐し、この分岐した画像信号を反転回路32で反転させ画像信号の反転信号にして補助LED駆動回路34へ送信する。
この補助LED駆動回路34では、画像信号の反転信号に基づいて発生させた反転駆動制御信号を補助LED26へ送信して補助LED26を駆動制御し、画像信号の反転信号に基づいて変調された補助用の光ビームを出力させるよう構成する。
すなわち、このインナードラム露光装置10では、記録半導体レーザー24が点灯されて記録用のレーザービームを出射しているときに、補助LED26が消灯され、また記録半導体レーザー24が消灯されているときに、補助LED26が点灯されて補助用の光ビームを出射するように制御する。
図1乃至図4に示すように、このインナードラム露光装置10には、記録半導体レーザー24と、この記録半導体レーザー24に対して光路が直交するように配置された補助LED26とからそれぞれ出射されたレーザービームを合波手段で合波して1本のビームにしたものをスピナーミラー装置16の反射鏡面18Aに反射させてから光重合性平版刷版14の感光層上に合焦させるための合波光学系を設ける。なお、図2乃至図4に示す合波光学系は、説明の便宜のため、スピナーミラー装置16を省略して記載してある。
この合波光学系は、例えば図2に示すように、合波手段としての補助用の光ビームを反射させる部分反射ミラー36を利用して構成することができる。この図2に示す合波光学系では、合波手段として、記録半導体レーザー24から出射した記録用のレーザービームを通過させる透明部分又は開口を中央部に設けた部分反射ミラー36を光路上に配置する。
そして、図2に示す合波光学系では、記録半導体レーザー24から出射した記録用のレーザービームを部分反射ミラー36の中央部に設けた透明部分又は開口を通過させて結像用のレンズ38を通して光重合性平版刷版14上に集光させ、記録用ビームスポットを結像させるように構成する。
さらに、図2に示す合波光学系では、補助LED26から出射した補助用の光ビームを部分反射ミラー36の中央部に設けた透明部分又は開口を除く反射面に反射させて結像用のレンズ38を通して光重合性平版刷版14上に集光させ、記録用ビームスポットの周囲における溶存酸素が影響する数10μm以上の所定範囲に渡る補助ビームスポットを結像させるように構成する。
また、この合波光学系は、例えば図3に示すように合波手段としての記録用のレーザービームを反射させる部分反射ミラー36Aを利用して構成することができる。この図3に示す合波光学系では、合波手段として、記録半導体レーザー24から出射した記録用のレーザービームを反射させる所定形状の反射面部分を中央部に設け、その周囲の部分を透明部材で構成した部分反射ミラー36Aを光路上に配置する。なお図示しないが、この部分反射ミラー36Aは、所定形状の反射面部分だけで構成しても良い。
そして、図3に示す合波光学系では、記録半導体レーザー24から出射した記録用のレーザービームを部分反射ミラー36Aの中央部に設けた反射面に反射させて結像用のレンズ38を通して光重合性平版刷版14上に集光させ、記録用ビームスポットを結像させるように構成する。
さらに、図3に示す合波光学系では、補助LED26から出射した補助用の光ビームを部分反射ミラー36Aの中央部に設けた反射面以外の部分を透過させて結像用のレンズ38を通して光重合性平版刷版14上に集光させ、記録用ビームスポットの周囲における溶存酸素が影響する数10μm以上の所定範囲に渡る補助ビームスポットを結像させるように構成する。
また、この合波光学系は、例えば図4に示すように合波手段としての偏光ビームスプリッタキュウブ36Bを利用して構成することができる。この図4に示す合波光学系では、合波手段として、偏光ビームスプリッタキュウブ36Bを光路上に配置する。
そして、図4に示す合波光学系では、記録半導体レーザー24から出射したp偏光(無偏光でも良いが光量にロスを生じる)の記録用のレーザービームを偏光ビームスプリッタキュウブ36Bを透過させて結像用のレンズ38を通して光重合性平版刷版14上に集光させ、記録用ビームスポットを結像させるように構成する。
さらに、図4に示す合波光学系では、補助LED26から出射したs偏光(無偏光でも良いが光量にロスを生じる)の補助用の光ビームを一方のプリズムの斜面に反射させて、記録用のレーザービームと結合して1本のビームに合波してから結像用のレンズ38を通して光重合性平版刷版14上に集光させ、記録用ビームスポットの周囲における溶存酸素が影響する数10μm以上の所定範囲に渡る補助ビームスポットを結像させるように構成する。
また、偏光を用いて合波を行う場合には、記録光源と補助光源の配置を入れ替えて、それぞれの偏光の入射面に対する方向も入れ替えた構成も容易に作成が可能である。
上述のように構成したインナードラム露光装置10では、記録用ビームスポット径と、補助ビームスポット径とが、次の関係を満足するように構成する。
図7に示すように、記録半導体レーザー24から出射された記録用のレーザービームにおける光重合性平版刷版14の感材面上での記録用ビームスポット径をdとし、補助LED26から出射された補助用の光ビームにおける光重合性平版刷版14の感材面上での補助ビームスポット径をDとしたとき、
式1 10≦D/d≦5000
好ましくは、式2 100≦D/d≦1000
を満足するように構成する。
このD/dの数値の大きさは、実際に小さなドットを記録した場合に、その周辺の何処まで補助用の光ビームによる露光量の影響が及ぶかにより決まる(段階的に露光量に傾斜が出来る)。
通常のインナードラム露光装置10では、記録用ビームスポットの径は0.01mmなので、D/d=10の場合0.1mm、D/d=5000の場合50mmとなる。
ここで、D/d<10の条件では、記録用のレーザービームを全部offとした場合でも、補助用の光ビームで露光されることにより、いわゆるカブリ画像が形成されてしまう。
また、D/dが5000以下を条件としたことについては、光学系から考えて、一般のインナードラム露光装置10で50mm以上のスポットを形成する事が難しいことから最大値を決めた。また、一般のインナードラム露光装置10の現状では、補助用の光ビームの補助ビームスポット径を5mmから10mmとする事で良好な結果が得られる事を実験で確認して、好ましい値を決めた。
また、光重合性平版刷版14として、現在一般に用いているフォトポリマー感光材料では、記録光源としての記録半導体レーザー24の記録面上でのパワーをp、補助光源としての補助LED26の記録面上でのパワーをPとしたとき、式3 10≦p/P≦200を満足し、好ましくは式4 50≦p/P≦100を満足する事で、良好な結果が得られることを実験で確認した。
次に、上述のように構成した光重合性平版刷版の露光装置で露光処理を実施する場合の作用及び動作について説明する。
この光重合性平版刷版の露光装置であるインナードラム露光装置10では、スピナーミラー装置16をスピナードライバ22で制御し、画像信号発生回路28で発生した画像信号を記録レーザー駆動回路30で駆動制御信号に変換し、この駆動制御信号に基づいて記録半導体レーザー24を駆動制御して出力された記録用のレーザービームにより、光重合性平版刷版14上を露光することにより、記録すべき画像の潜像を形成する。
このインナードラム露光装置10では、図示しないが、入力装置から露光すべき画像情報を入力し露光処理開始の指令を行うと、記録半導体レーザー24と補助LED26から画像信号に基づいて変調されたレーザー光が発光され、結像レンズ系によってスピナーミラー装置16の反射鏡面18Aに反射されて光重合性平版刷版14上へ結像される。
また、これと同時に、インナードラム露光装置10では、モータ20を回転制御して反射鏡面18Aを回転し、記録半導体レーザー24及び補助LED26から反射鏡面18Aに入射したレーザビームLを反射して光重合性平版刷版14に対して主走査方向への走査露光を行うと共に、スピナードライバ22が制御動作を開始する。
このスピナードライバ22は、図示しない副走査移動手段を制御し、スピナーミラー装置16を支持筐体12の円弧中心軸の軸線方向(図1に向かって左右方向となる矢印C方向)に等速度で移動走査する。これにより、スピナーミラー装置16で主走査方向への走査露光を行いながら、スピナーミラー装置16を副走査方向へ移動することによって、光重合性平版刷版14の記録面全面に対して2次元の画像を記録する処理を行う。
このインナードラム露光装置10では、上述の露光処理に当たって、画像データに基づき画像信号発生回路28で発生した画像信号を分岐して反転回路32へ送信し、反転回路32で反転させた画像信号の反転信号に基づいて補助LED駆動回路34で発生した反転駆動制御信号により補助LED26を駆動制御して所定低出力で出力された画像信号の反転信号に基づいて変調された補助用の光ビームを光重合性平版刷版14の画像記録層に照射しラジカル開始剤に反応を起こさせてラジカルを発生させ、画像記録層内に残存している酸素がラジカルをクエンチして、画像記録層内に酸素が残存しないようにさせ、酸素によるラジカル重合反応の阻害を抑制する。
例えば図5に示すように、このインナードラム露光装置10では、記録半導体レーザー24が点灯されて記録用のレーザービームを出射して小点を露光しているときに、補助LED26が消灯され、また記録半導体レーザー24が画像を形成しないよう消灯されているときに、補助LED26が点灯されて補助用の光ビームを出射するように制御する。
また例えば図6に示すように、このインナードラム露光装置10では、記録半導体レーザー24が消灯されて非画像部の小点を形成するときに、補助LED26が点灯されて補助用の光ビームを出射し、また記録半導体レーザー24が非画像部の小点の周りに画像を形成するよう点灯しているときに、補助LED26が消灯されるように制御する。
このようにインナードラム露光装置10で露光処理する場合には、図8に示すように、光重合性平版刷版14の感光層に記録用のレーザービームを照射して小点の潜像を形成した周囲が補助LED26から出射された補助用の光ビームで比較的多数回重ねて照射されて光重合性平版刷版14の画像記録層にかぶりを生じない限度の露光量(図に破線で示す露光無しのレベル以上の比較的多い露光量)で露光し、ラジカル開始剤に反応を起こさせて比較的多くのラジカルを発生させ、画像記録層内に残存している酸素がラジカルをクエンチして、画像記録層内に酸素が残存しないようにさせ、酸素によるラジカル重合反応の阻害を抑制し、図9に示すように小点が細らないように適正な小点を形成できる。
また、このインナードラム露光装置10で露光処理する場合には、図8に示すように、光重合性平版刷版14の感光層に記録用のレーザービームを消灯して非画像部の小点を形成する部分が補助LED26から出射された補助用の光ビームで比較的少数回だけ照射されて光重合性平版刷版14の画像記録層に少ない露光量(図に破線で示す露光無しのレベル以上の比較的少ない露光量)で露光し、ラジカル開始剤に反応を起こさせて比較的少ないラジカルを発生させ、画像記録層内に残存している酸素がラジカルをクエンチして、画像記録層内に酸素が残存しないようにさせ、酸素によるラジカル重合反応の阻害を抑制し図9に示すように非画像部の小点が広がったりしないように形成し、さらに非画像部の小点部分に補助用の光ビームが過剰に照射されて非画像部の小点が縮小することを防止して適正な非画像部の小点を形成できるので網点の再現性を良好に製版できる。
ここで、図10及び図11に示す補助LED26を利用しない比較例についてみると、補助LED26を具備しないインナードラム露光装置で露光処理する場合には、図10に示すように、光重合性平版刷版の感光層に記録用のレーザービームだけを照射して小点の潜像を形成する。すると、画像記録層では、小点の周囲の画像記録層内に残存している酸素がラジカルをクエンチしてラジカル重合反応を阻害し、図11に示すように細くなった小点が形成される。
また、補助LED26を具備しないインナードラム露光装置で露光処理する場合には、図10に示すように、光重合性平版刷版14の画像記録層に記録用のレーザービームを消灯して非画像部の小点を形成する。すると、画像記録層では、非画像部の小点部分の画像記録層内に残存している酸素がラジカルをクエンチしてラジカル重合反応を阻害し、図11に示すように太くなった小点が形成される。
なお本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、その他種々の構成を取り得ることは勿論である。
本発明の光重合性平版刷版の露光装置の実施の形態に係わるインナードラム露光装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の光重合性平版刷版の露光装置の実施の形態に係わるインナードラム露光装置の部分反射ミラーを用いた光学系を示す説明図である。 本発明の光重合性平版刷版の露光装置の実施の形態に係わるインナードラム露光装置の部分反射ミラーを用いた光学系を示す説明図である。 本発明の光重合性平版刷版の露光装置の実施の形態に係わるインナードラム露光装置の偏光ビームスプリッタキュウブを用いた光学系を示す説明図である。 本発明の光重合性平版刷版の露光装置の実施の形態に係わるインナードラム露光装置で露光したときのビームスポットの様子を示す説明図である。 本発明の光重合性平版刷版の露光装置の実施の形態に係わるインナードラム露光装置で露光したときのビームスポットの様子を示す説明図である。 本発明の光重合性平版刷版の露光装置の実施の形態に係わるインナードラム露光装置におけるビームスポットを設定する条件を示すための説明図である。 本発明の光重合性平版刷版の露光装置の実施の形態に係わるインナードラム露光装置で露光したときの露光量の状態を示す説明図である。 本発明の光重合性平版刷版の露光装置の実施の形態に係わるインナードラム露光装置で露光したときに適正な小点の画像ができることを示す説明図である。 比較例のインナードラム露光装置で露光したときの露光量の状態を示す説明図である。 本発明の光重合性平版刷版の露光装置の実施の形態に係わるインナードラム露光装置で露光したときの不適正な小点の画像ができることを示す説明図である。
符号の説明
10 インナードラム露光装置
14 光重合性平版刷版
16 スピナーミラー装置
18A反射鏡面
24 記録半導体レーザー
26 補助LED
28 画像信号発生回路
30 記録レーザー駆動回路
32 反転回路
34 補助LED駆動回路
36 部分反射ミラー
36A 部分反射ミラー
36B 偏光ビームスプリッタキュウブ

Claims (4)

  1. 画像信号に基づいて記録用レーザー光源を駆動制御することにより記録用のレーザービームを出力し、
    画像信号を分岐してから反転回路で反転させ画像信号の反転信号を生成し、当該画像信号の反転信号に基づいて補助用光源を駆動制御することにより補助用の光ビームを出力し、
    前記記録用のレーザービームと、前記補助用の光ビームとを合波光学系の合波手段で合波してから、前記記録用のレーザービームのビームスポットの周囲に広がる範囲を持つ前記補助用の光ビームのビームスポットができるように光重合性平版刷版の画像記録層上へ投射して露光することを特徴とする光重合性平版刷版の露光方法。
  2. 画像信号に基づいて変調された記録用のレーザービームを出力する記録用レーザー光源と、
    前記画像信号を分岐してから反転回路で反転させて生成した画像信号の反転信号に基づいて変調された補助用の光ビームを出力する補助用光源と、
    前記記録用のレーザービームと、前記補助用の光ビームとを合波手段で合波してから光重合性平版刷版の画像記録層上へ投射し、前記記録用のレーザービームのビームスポットの周囲に広がる範囲を持つ前記補助用の光ビームのビームスポットができるように構成された合波光学系と、
    を有することを特徴とする光重合性平版刷版の露光装置。
  3. 前記記録用のレーザービームの前記光重合性平版刷版の前記画像記録層上におけるビームスポットの径をdとし、前記補助用の光ビームの前記光重合性平版刷版の前記画像記録層上におけるビームスポットの径をDとしたとき、 10≦D/d≦5000 の関係を満足するように構成したことを特徴とする請求項2に記載の光重合性平版刷版の露光装置。
  4. 前記記録用のレーザービームの前記光重合性平版刷版の前記画像記録層上におけるパワーをpとし、前記補助用の光ビームの前記光重合性平版刷版の前記画像記録層上におけるパワーをPとしたとき、 10≦p/P≦200 の関係を満足するように構成したことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の光重合性平版刷版の露光装置。
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