JPH1178107A - コピー制限された文書に使用されるプリントヘッドのレンズ配列体防護装置 - Google Patents
コピー制限された文書に使用されるプリントヘッドのレンズ配列体防護装置Info
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- JPH1178107A JPH1178107A JP20388498A JP20388498A JPH1178107A JP H1178107 A JPH1178107 A JP H1178107A JP 20388498 A JP20388498 A JP 20388498A JP 20388498 A JP20388498 A JP 20388498A JP H1178107 A JPH1178107 A JP H1178107A
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- G03C5/08—Photoprinting; Processes and means for preventing photoprinting
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
- B41J2/447—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
- B41J2/45—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using light-emitting diode [LED] or laser arrays
- B41J2/451—Special optical means therefor, e.g. lenses, mirrors, focusing means
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 離間間隔、強度および大きさが二次元的に正
確に調節された着色光の複数マイクロスポットの離散配
列体に対して、写真媒体を効率的に露光する装置を提供
する。 【解決手段】 シャッターブレード６０と；シャッター
ブレード６０を移動させるためのアクチュエータ７０
と；シャッターブレード６０の周りを通過するプリント
ヘッド１２からの光を遮るための光トラップ５４と；を
備えていることを特徴とする。
確に調節された着色光の複数マイクロスポットの離散配
列体に対して、写真媒体を効率的に露光する装置を提供
する。 【解決手段】 シャッターブレード６０と；シャッター
ブレード６０を移動させるためのアクチュエータ７０
と；シャッターブレード６０の周りを通過するプリント
ヘッド１２からの光を遮るための光トラップ５４と；を
備えていることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、著作物の
コピーを制限する分野に関し、特に、ＬＥＤ（発光ダイ
オード）式プリントヘッド上のレンズ配列体を防護する
ための装置に関する。
コピーを制限する分野に関し、特に、ＬＥＤ（発光ダイ
オード）式プリントヘッド上のレンズ配列体を防護する
ための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】文書形態で情報が最初に記録されたとき
から、文書のコピーは行われてきた。文書は、あらゆる
形式のサブストレート（substrates）上にあらゆる手続
きを用いて製造されるとともに、あらゆる形態の情報を
組み込んでいる。許可のない文書のコピーはさらに、文
書形態で情報の保存が最初に開始したときから行われて
いる。情報の文書化の長い歴史の間、オリジナル文書の
コピーに用いられる手続きは非常に煩雑なものであり、
かつ許可のないコピーを有効に防止する手段を提供する
ことは費用のかかるものとされてきている。したがっ
て、オリジナル文書の許可のないコピーを制限すること
には高い価値がある。しかし、近年、オリジナル文書の
複製物を製造するための新技術の導入により、文書のコ
ピーの費用および不便さが減少してきている。したがっ
て、幅広い範囲の制限された文書を許可なくコピーする
ことを禁止する効果的な方法の必要性が高まってきてい
る。カラーあるいは連続的なトーンの画像情報を含むオ
リジナル文書をコピーするための便利で低コストなコピ
ー技術がなかったので、許可のないコピーの制限は、主
としてテキスト情報（textual information）および線
を含む白黒文書に限定されていた。近年、コスト効率の
良い文書スキャニングの導入と、信号処理および文書複
製のディジタル方法とにより、高品質なカラー画像情報
を含んだ文書に対してオリジナル文書のコピー物を低コ
ストで製造する能力が拡大されてきた。どの形式の文書
であるか本質的に認識できないコピー物を、迅速、簡便
かつコスト効率良く製造することが現在では可能であ
る。したがって、オリジナル文書の許可のないコピーに
関する問題が、単なる白黒のテキストから画像イメージ
および写真イメージ等のカラー文書まで拡大されてきて
いる。特に、ディジタルコピー装置を用いたプロ写真家
による写真イメージを許可なく複製することの制限は、
近年の大きな関心事となっている。
から、文書のコピーは行われてきた。文書は、あらゆる
形式のサブストレート（substrates）上にあらゆる手続
きを用いて製造されるとともに、あらゆる形態の情報を
組み込んでいる。許可のない文書のコピーはさらに、文
書形態で情報の保存が最初に開始したときから行われて
いる。情報の文書化の長い歴史の間、オリジナル文書の
コピーに用いられる手続きは非常に煩雑なものであり、
かつ許可のないコピーを有効に防止する手段を提供する
ことは費用のかかるものとされてきている。したがっ
て、オリジナル文書の許可のないコピーを制限すること
には高い価値がある。しかし、近年、オリジナル文書の
複製物を製造するための新技術の導入により、文書のコ
ピーの費用および不便さが減少してきている。したがっ
て、幅広い範囲の制限された文書を許可なくコピーする
ことを禁止する効果的な方法の必要性が高まってきてい
る。カラーあるいは連続的なトーンの画像情報を含むオ
リジナル文書をコピーするための便利で低コストなコピ
ー技術がなかったので、許可のないコピーの制限は、主
としてテキスト情報（textual information）および線
を含む白黒文書に限定されていた。近年、コスト効率の
良い文書スキャニングの導入と、信号処理および文書複
製のディジタル方法とにより、高品質なカラー画像情報
を含んだ文書に対してオリジナル文書のコピー物を低コ
ストで製造する能力が拡大されてきた。どの形式の文書
であるか本質的に認識できないコピー物を、迅速、簡便
かつコスト効率良く製造することが現在では可能であ
る。したがって、オリジナル文書の許可のないコピーに
関する問題が、単なる白黒のテキストから画像イメージ
および写真イメージ等のカラー文書まで拡大されてきて
いる。特に、ディジタルコピー装置を用いたプロ写真家
による写真イメージを許可なく複製することの制限は、
近年の大きな関心事となっている。
【０００３】John Gasper氏等による１９９６年０２月
０８日付けの米国特許出願第０８／５９８，７７８号明
細書（発明の名称「コピー制限システム（Copy Restric
tiveSystem）」）およびJohn Gasper等による１９９６
年０２月０８日付けの米国特許出願第０８／５９８，７
８５号明細書（発明の名称「コピー制限システム（Copy
Restrictive System）」）には、化学的処理を施した
後に黄色の各マイクロドットの配列を形成するために青
色光の各スポットに対してカラー写真紙を予露光（pre-
exposing）すること、およびディジタルプリント装置に
より行われるスキャン中にこれらマイクロドットを検出
する方法が開示されている。オリジナル写真に形成され
たこれらのマイクロドットを検出することにより、写真
の許可のないコピーが防止される。しかし、これらマイ
クロドットの正確なパターンを写真紙に形成することは
困難である。
０８日付けの米国特許出願第０８／５９８，７７８号明
細書（発明の名称「コピー制限システム（Copy Restric
tiveSystem）」）およびJohn Gasper等による１９９６
年０２月０８日付けの米国特許出願第０８／５９８，７
８５号明細書（発明の名称「コピー制限システム（Copy
Restrictive System）」）には、化学的処理を施した
後に黄色の各マイクロドットの配列を形成するために青
色光の各スポットに対してカラー写真紙を予露光（pre-
exposing）すること、およびディジタルプリント装置に
より行われるスキャン中にこれらマイクロドットを検出
する方法が開示されている。オリジナル写真に形成され
たこれらのマイクロドットを検出することにより、写真
の許可のないコピーが防止される。しかし、これらマイ
クロドットの正確なパターンを写真紙に形成することは
困難である。
【０００４】本技術分野において、媒体に対してイメー
ジを書き込むために感光写真媒体を露光する方法は周知
である。ラスター方式で媒体を横切ってビーム光線のス
キャンにより媒体に書き込む装置は、フライングスポッ
トスキャナ（flying spot scanners）と呼ばれている。
これらの装置には、ブラウン管（ＣＲＴ）およびレーザ
ースキャナが含まれる。ビーム光線の強度は、媒体を横
切ってビームをスキャンする間に何らかの方法により変
調される。媒体に対して書き込まれたイメージは連続的
な信号として媒体に対して現れるとともに、該イメージ
は媒体の全領域を占有することになる。点灯されかつ強
度が変調された時間の百分率として表現される光源の使
用サイクル（duty cycle）は、概して１００％とされて
いる。このようなスキャニングプリンタは、１０％好ま
しくは５％よりも小さい使用率を必要とする各マイクロ
ドットをまばらに配列した離散配列体（sparse aray）
に対して写真媒体を十分に露光するために設計されてい
ない。レーザースキャナは、低使用サイクルのイメージ
をスキャンするためにパルスレーザを使用することがで
きるが、体積を大幅に占有し、組み立て、操作および維
持に費用がかかり、かつ、書き込みスポットの直径が１
ミリメートル未満とされているときに、通常１フィート
未満２インチ以上の限定されたスキャンライン長（leng
th of scan line）しかスキャンしないように設計され
ている。
ジを書き込むために感光写真媒体を露光する方法は周知
である。ラスター方式で媒体を横切ってビーム光線のス
キャンにより媒体に書き込む装置は、フライングスポッ
トスキャナ（flying spot scanners）と呼ばれている。
これらの装置には、ブラウン管（ＣＲＴ）およびレーザ
ースキャナが含まれる。ビーム光線の強度は、媒体を横
切ってビームをスキャンする間に何らかの方法により変
調される。媒体に対して書き込まれたイメージは連続的
な信号として媒体に対して現れるとともに、該イメージ
は媒体の全領域を占有することになる。点灯されかつ強
度が変調された時間の百分率として表現される光源の使
用サイクル（duty cycle）は、概して１００％とされて
いる。このようなスキャニングプリンタは、１０％好ま
しくは５％よりも小さい使用率を必要とする各マイクロ
ドットをまばらに配列した離散配列体（sparse aray）
に対して写真媒体を十分に露光するために設計されてい
ない。レーザースキャナは、低使用サイクルのイメージ
をスキャンするためにパルスレーザを使用することがで
きるが、体積を大幅に占有し、組み立て、操作および維
持に費用がかかり、かつ、書き込みスポットの直径が１
ミリメートル未満とされているときに、通常１フィート
未満２インチ以上の限定されたスキャンライン長（leng
th of scan line）しかスキャンしないように設計され
ている。
【０００５】この問題を解決するための一つの試みが、
継続中の１９９７年０４月３０日付け米国特許出願第０
８／８４６，３８７号明細書（発明の名称「コピー制限
媒体を製造するための装置（Apparatus for Creating C
opy Restrictive Media）」）に開示されている。当該
明細書には、分離配置された少なくとも二つの光源を備
えた線状配列体と、前記光源から二または三以上のマイ
クロ光源を形成するためのアパーチャマスクと、が開示
されている。各マイクロ光源からの光は、光学素子によ
り、線状配列体に対して移動する媒体上で集束される。
光源は、エンコーダ装置により、媒体の動作に関連した
規則正しいインターバルでオン・オフされる。この構成
の潜在的な問題は、光学素子が、素早く移動する材料の
ウェブに近接させて位置されることである。材料のウェ
ブにブレーキがかけられると、光学素子をひっかいた
り、損傷を及ぼしたりすることになる。また、移動する
ウェブに関連して設けられたウェブ用ドライヤーが故障
するおそれがあり、さらに光学素子が材料で湿らされ、
これにより光学素子の効率が落ちることになる。
継続中の１９９７年０４月３０日付け米国特許出願第０
８／８４６，３８７号明細書（発明の名称「コピー制限
媒体を製造するための装置（Apparatus for Creating C
opy Restrictive Media）」）に開示されている。当該
明細書には、分離配置された少なくとも二つの光源を備
えた線状配列体と、前記光源から二または三以上のマイ
クロ光源を形成するためのアパーチャマスクと、が開示
されている。各マイクロ光源からの光は、光学素子によ
り、線状配列体に対して移動する媒体上で集束される。
光源は、エンコーダ装置により、媒体の動作に関連した
規則正しいインターバルでオン・オフされる。この構成
の潜在的な問題は、光学素子が、素早く移動する材料の
ウェブに近接させて位置されることである。材料のウェ
ブにブレーキがかけられると、光学素子をひっかいた
り、損傷を及ぼしたりすることになる。また、移動する
ウェブに関連して設けられたウェブ用ドライヤーが故障
するおそれがあり、さらに光学素子が材料で湿らされ、
これにより光学素子の効率が落ちることになる。
【０００６】この形式の装置は、コピー制限を示す各マ
イクロドットが形成されていない写真紙を製造すること
もできるので、各マイクロ光源をオフさせる必要がしば
しばある。しかし、いったん各マイクロ光源をオフする
と、所定の光強度でマイクロパターンを提供するための
定常温度まで各マイクロ光源をウォームアップするのに
かなりの時間が必要とされる。したがって、コピー制限
パターンが形成されていない写真紙を各マイクロ光源に
露光させずに製造する際に、点灯したままとされる複数
のマイクロ光源を組み込むことが望ましい。さらに、こ
の形式のプリントヘッドは、コンパクトで、費用をかけ
ずに改造した既存の写真紙用コーティング装置の空間的
に制限のある位置に組み込みことができ、かつウェブの
全幅の露光を行うことができることが望ましい。
イクロドットが形成されていない写真紙を製造すること
もできるので、各マイクロ光源をオフさせる必要がしば
しばある。しかし、いったん各マイクロ光源をオフする
と、所定の光強度でマイクロパターンを提供するための
定常温度まで各マイクロ光源をウォームアップするのに
かなりの時間が必要とされる。したがって、コピー制限
パターンが形成されていない写真紙を各マイクロ光源に
露光させずに製造する際に、点灯したままとされる複数
のマイクロ光源を組み込むことが望ましい。さらに、こ
の形式のプリントヘッドは、コンパクトで、費用をかけ
ずに改造した既存の写真紙用コーティング装置の空間的
に制限のある位置に組み込みことができ、かつウェブの
全幅の露光を行うことができることが望ましい。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、離間
間隔、強度および大きさが二次元的に正確に調節された
着色光の複数マイクロスポットの離散配列体に対して、
写真媒体を効率的に露光する装置を提供することであ
る。
間隔、強度および大きさが二次元的に正確に調節された
着色光の複数マイクロスポットの離散配列体に対して、
写真媒体を効率的に露光する装置を提供することであ
る。
【０００８】本発明の他の目的は、素早く移動する材料
のウェブを汚染しないように光学素子を防護するため
に、制限された空間内で動作するプリントヘッド用防護
カバーを提供することである。
のウェブを汚染しないように光学素子を防護するため
に、制限された空間内で動作するプリントヘッド用防護
カバーを提供することである。
【０００９】本発明の他の目的は、シャッターブレード
が閉鎖されたときに、光学素子から全ての光を完全にブ
ロックするプリントヘッド用防護カバーを提供すること
である。
が閉鎖されたときに、光学素子から全ての光を完全にブ
ロックするプリントヘッド用防護カバーを提供すること
である。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、一つまたは二
以上の上記各課題を解決することである。要約すると、
本発明の一態様によれば、シャッターブレードと、該シ
ャッターブレードを移動させるためのアクチュエータ
と、前記シャッターブレードの周りを通過する前記プリ
ントヘッドからの光を遮るための光トラップと、を備え
ていることを特徴とするプリントヘッド用防護カバーが
提供される。一実施形態によれば、センサは、シャッタ
ーブレードの位置を検出するとともに、シャッターが開
位置または閉位置にあるときにアクチュエータを遮断す
る（shutoff）ための信号を送る。他の実施形態によれ
ば、アクチュエータは、ウェブの破れ（tear）またはド
ライヤーの故障に応じてシャッターを閉塞する。好まし
い実施形態によれば、シャッターは、不揮発性でかつ非
液体の材料により低摩擦コーティングが施されたベース
プレート上をスライドし、かつ、ベースプレート上を斜
角を有してスライドする。
以上の上記各課題を解決することである。要約すると、
本発明の一態様によれば、シャッターブレードと、該シ
ャッターブレードを移動させるためのアクチュエータ
と、前記シャッターブレードの周りを通過する前記プリ
ントヘッドからの光を遮るための光トラップと、を備え
ていることを特徴とするプリントヘッド用防護カバーが
提供される。一実施形態によれば、センサは、シャッタ
ーブレードの位置を検出するとともに、シャッターが開
位置または閉位置にあるときにアクチュエータを遮断す
る（shutoff）ための信号を送る。他の実施形態によれ
ば、アクチュエータは、ウェブの破れ（tear）またはド
ライヤーの故障に応じてシャッターを閉塞する。好まし
い実施形態によれば、シャッターは、不揮発性でかつ非
液体の材料により低摩擦コーティングが施されたベース
プレート上をスライドし、かつ、ベースプレート上を斜
角を有してスライドする。
【００１１】これらの及び他の本発明による態様、目
的、構成および有利点は、以下の詳細な説明、特許請求
の範囲および各添付図面を参照してさらに明確に理解さ
れる。
的、構成および有利点は、以下の詳細な説明、特許請求
の範囲および各添付図面を参照してさらに明確に理解さ
れる。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１は、本発明による発光ダイオ
ード（ＬＥＤ）の線状配列体を備えた装置を示す平面図
である。図２は、図１の装置に用いるレンズ配列体およ
びアパーチャマスクを示した斜視図である。図３は、図
１の装置に用いるレンズ配列体の他の実施形態を示した
斜視図である。図４は、本発明によるプリントヘッド用
防護カバーの側断面図である。図５は、シャッター機構
を示すプリントヘッド用防護カバーを示した斜視図であ
る。図６は、開位置におけるシャッター機構を備えた図
５のプリントヘッド用防護カバーを示した斜視図であ
る。
ード（ＬＥＤ）の線状配列体を備えた装置を示す平面図
である。図２は、図１の装置に用いるレンズ配列体およ
びアパーチャマスクを示した斜視図である。図３は、図
１の装置に用いるレンズ配列体の他の実施形態を示した
斜視図である。図４は、本発明によるプリントヘッド用
防護カバーの側断面図である。図５は、シャッター機構
を示すプリントヘッド用防護カバーを示した斜視図であ
る。図６は、開位置におけるシャッター機構を備えた図
５のプリントヘッド用防護カバーを示した斜視図であ
る。
【００１３】図１には最も一般的な実施の形態が示され
ており、本発明による装置１０は、カラー写真媒体およ
び特にカラー写真紙に著作権保護の手段を付与するもの
である。装置１０は、プリントヘッド１２、ドラム１
４、エンコーダ１６および電子制御部１８，７を備えて
いる。
ており、本発明による装置１０は、カラー写真媒体およ
び特にカラー写真紙に著作権保護の手段を付与するもの
である。装置１０は、プリントヘッド１２、ドラム１
４、エンコーダ１６および電子制御部１８，７を備えて
いる。
【００１４】プリントヘッド１２は、複数の光源を有す
る線状配列体２０、アパーチャマスク（aperture mas
k）２８およびレンズ配列体３２を備えている。複数光
源を有する線状配列体２０には、４００〜５００ナノメ
ータの範囲の波長とされた主として青色の光を発する、
無機または有機の発光ダイオード（ＬＥＤ）もしくはレ
ーザーダイオード等の複数の発光源２２が離間させて配
置されている。各発光源２２は、剛性金属製の取付基体
２６上に順に取り付けられたセラミック製ヒートシンク
２４上に取り付けられている。各発光体２２は、隣接す
る発光体に対して少なくとも０．５ｍｍ好ましくは２ｍ
ｍだけ離間して配置されている。各発光体は、最大直線
寸法が０．３ｍｍ、好ましくは０．２ｍｍよりも小さい
ものとされている。
る線状配列体２０、アパーチャマスク（aperture mas
k）２８およびレンズ配列体３２を備えている。複数光
源を有する線状配列体２０には、４００〜５００ナノメ
ータの範囲の波長とされた主として青色の光を発する、
無機または有機の発光ダイオード（ＬＥＤ）もしくはレ
ーザーダイオード等の複数の発光源２２が離間させて配
置されている。各発光源２２は、剛性金属製の取付基体
２６上に順に取り付けられたセラミック製ヒートシンク
２４上に取り付けられている。各発光体２２は、隣接す
る発光体に対して少なくとも０．５ｍｍ好ましくは２ｍ
ｍだけ離間して配置されている。各発光体は、最大直線
寸法が０．３ｍｍ、好ましくは０．２ｍｍよりも小さい
ものとされている。
【００１５】図２に詳細に示されているように、各発光
源２２から発せられた光は、これら発光源２２上に配置
されたアパーチャマスク２８内に形成された対応するア
パーチャ３０を照射する。照射されたアパーチャは、レ
ンズ配列体３２により、感光媒体４０に対してイメージ
される。好ましい実施形態では、レンズ配列体３２は、
米国のＮＳＧ社により製造され商標SelfocTMを付されて
販売される階調度（gradientindex）付き棒状レンズ配
列体３３とされている。他の実施形態として、レンズ配
列体３２は、図３に示した形式のマイクロレンズ配列体
３５とされる。
源２２から発せられた光は、これら発光源２２上に配置
されたアパーチャマスク２８内に形成された対応するア
パーチャ３０を照射する。照射されたアパーチャは、レ
ンズ配列体３２により、感光媒体４０に対してイメージ
される。好ましい実施形態では、レンズ配列体３２は、
米国のＮＳＧ社により製造され商標SelfocTMを付されて
販売される階調度（gradientindex）付き棒状レンズ配
列体３３とされている。他の実施形態として、レンズ配
列体３２は、図３に示した形式のマイクロレンズ配列体
３５とされる。
【００１６】アパーチャマスク２８に形成された各アパ
ーチャ３０は、感光媒体４０上に所望の大きさの集束光
であるマイクロスポット３４を形成するように、感光媒
体４０上にイメージされる出射光の面積を規定するため
に用いられている。各アパーチャ３０は、隣接するアパ
ーチャに対して少なくとも０．５ｍｍ好ましくは１ｍｍ
だけ離間して形成されている。各アパーチャは、最大直
線寸法が０．２ｍｍ、好ましくは０．１ｍｍよりも小さ
いものとされている。アパーチャマスクに形成された各
アパーチャの中心は、各発光源の中心と共通の同一軸線
上に配置されている。露光済み媒体の化学処理を行った
後に、着色されたマイクロドットがカラー写真媒体に形
成される。
ーチャ３０は、感光媒体４０上に所望の大きさの集束光
であるマイクロスポット３４を形成するように、感光媒
体４０上にイメージされる出射光の面積を規定するため
に用いられている。各アパーチャ３０は、隣接するアパ
ーチャに対して少なくとも０．５ｍｍ好ましくは１ｍｍ
だけ離間して形成されている。各アパーチャは、最大直
線寸法が０．２ｍｍ、好ましくは０．１ｍｍよりも小さ
いものとされている。アパーチャマスクに形成された各
アパーチャの中心は、各発光源の中心と共通の同一軸線
上に配置されている。露光済み媒体の化学処理を行った
後に、着色されたマイクロドットがカラー写真媒体に形
成される。
【００１７】アパーチャマスク２８は、図１〜図３に示
すように、複数光源を有する線状配列体２０に対してギ
ャップ４６だけ離間して配置されている。好ましい実施
形態では、ギャップ４６は少なくとも０．１ｍｍとされ
る。このギャップ４６により、アパーチャを通過する光
により規定される角度４８が減少させられ、これによ
り、他の方法を用いるよりも少ないフレアおよび大きな
焦点深度を有するより鮮明な像を提供するためのイメー
ジ用光学部材の使用開口数（working numericalapertur
e）を減少させることができる。
すように、複数光源を有する線状配列体２０に対してギ
ャップ４６だけ離間して配置されている。好ましい実施
形態では、ギャップ４６は少なくとも０．１ｍｍとされ
る。このギャップ４６により、アパーチャを通過する光
により規定される角度４８が減少させられ、これによ
り、他の方法を用いるよりも少ないフレアおよび大きな
焦点深度を有するより鮮明な像を提供するためのイメー
ジ用光学部材の使用開口数（working numericalapertur
e）を減少させることができる。
【００１８】アパーチャマスクは、不要な波長の光を排
除するための分光フィルタ性能を有するフィルタ材料４
２で覆うことができる。フィルタ材料４２は、各光源２
２とレンズ配列体３２との間の任意の位置に配置するこ
とができる。一例として、フィルタ材料は、多層誘電干
渉フィルタとされるとともに、アパーチャマスク２８の
一面上にコーティングされる。
除するための分光フィルタ性能を有するフィルタ材料４
２で覆うことができる。フィルタ材料４２は、各光源２
２とレンズ配列体３２との間の任意の位置に配置するこ
とができる。一例として、フィルタ材料は、多層誘電干
渉フィルタとされるとともに、アパーチャマスク２８の
一面上にコーティングされる。
【００１９】各発光源２２の離間配置およびこれに対応
させた各アパーチャ３０の離間配置により、横断方向す
なわち媒体４０の幅を横切る方向の各青色マイクロスポ
ット３４間の離間間隔が決定されることになる。長手方
向の各マイクロスポット３４の位置を正確に制御するた
めに、高解像度のエンコーダ１６がドラム１４に取り付
けられている。ドラム１４は媒体４０を搬送する。各エ
ンコーダパルスは、複数発光源２０を有する線状配列体
を正確なパルス持続時間および正確なパルス間隔でパル
ス的に移動させるのに必要な電子タイミング信号を発生
するために、電子制御部１８によりカウントされる。各
発光源２２から発せられる所定の放射出力に対して、パ
ルス持続時間（光源がオンされている時間）は、写真媒
体上に所望の露光を得るために可変とされている。エン
コーダ１６は、媒体のばたつき（flutter）にかかわら
ず正確なタイミングパルスを提供し、各マイクロドット
を所望のピッチで長手方向に正確に位置決めすることが
できる。いくつかの実施形態に対して、各マイクロスポ
ットのピッチを、横断方向および長手方向に沿って一定
に保つことが望ましい。
させた各アパーチャ３０の離間配置により、横断方向す
なわち媒体４０の幅を横切る方向の各青色マイクロスポ
ット３４間の離間間隔が決定されることになる。長手方
向の各マイクロスポット３４の位置を正確に制御するた
めに、高解像度のエンコーダ１６がドラム１４に取り付
けられている。ドラム１４は媒体４０を搬送する。各エ
ンコーダパルスは、複数発光源２０を有する線状配列体
を正確なパルス持続時間および正確なパルス間隔でパル
ス的に移動させるのに必要な電子タイミング信号を発生
するために、電子制御部１８によりカウントされる。各
発光源２２から発せられる所定の放射出力に対して、パ
ルス持続時間（光源がオンされている時間）は、写真媒
体上に所望の露光を得るために可変とされている。エン
コーダ１６は、媒体のばたつき（flutter）にかかわら
ず正確なタイミングパルスを提供し、各マイクロドット
を所望のピッチで長手方向に正確に位置決めすることが
できる。いくつかの実施形態に対して、各マイクロスポ
ットのピッチを、横断方向および長手方向に沿って一定
に保つことが望ましい。
【００２０】光のパルス持続時間、発光源２２からの放
射出力およびアパーチャ３０の大きさを調節することに
より、マイクロスポットの大きさおよび強度が制御され
る。このように制御された露光が写真媒体に対して行わ
れるので、所望の大きさのマイクロスポットの二次元配
列と、媒体に対する所望の露光が得られることになる。
媒体の化学処理を施した後に、所望の大きさ、離間間隔
および光学濃度を有する着色マイクロドットが、該媒体
上に形成される。
射出力およびアパーチャ３０の大きさを調節することに
より、マイクロスポットの大きさおよび強度が制御され
る。このように制御された露光が写真媒体に対して行わ
れるので、所望の大きさのマイクロスポットの二次元配
列と、媒体に対する所望の露光が得られることになる。
媒体の化学処理を施した後に、所望の大きさ、離間間隔
および光学濃度を有する着色マイクロドットが、該媒体
上に形成される。
【００２１】本発明の重要な有利点の一つは、集束光で
あるマイクロスポットを、媒体上に正確に位置決めする
ことである。露光し、かつハロゲン化銀感光媒体の化学
処理を施した後に、続けて最終消費者により記録された
イメージは、同一の離間間隔を有する複数のマイクロド
ットを含むものとされる。この写真印刷物は、コピー制
限（copy restrictive）が課せられたものとなる。この
印刷物をデジタルプリント装置を用いてコピーしようと
すると、マイクロドットの特有のパターンを認識するた
めの検知手段により、デジタルプリント装置の動作を中
止させることができる。この検知手段の重要な態様は、
二次元パターンの空間周波数（the spatial frequency
or frequencies）を認識するためのフーリエ変換の性能
である。十分な精度および再現性で光の各マイクロスポ
ットを媒体上に正確に位置決めできず、かつ全ての露光
済み媒体の全てのマイクロスポットに対して一定とされ
た放射エネルギーを維持することができない場合は、コ
ピー制限された媒体であることを示すパターンが最終消
費者により媒体上に付与された複雑な形態（a complex
pattern）を伴うときに、このパターンを高確度で検出
する信頼性のあるソフトウェアアルゴリズムを開発する
ことが非常に困難なものとなる。
あるマイクロスポットを、媒体上に正確に位置決めする
ことである。露光し、かつハロゲン化銀感光媒体の化学
処理を施した後に、続けて最終消費者により記録された
イメージは、同一の離間間隔を有する複数のマイクロド
ットを含むものとされる。この写真印刷物は、コピー制
限（copy restrictive）が課せられたものとなる。この
印刷物をデジタルプリント装置を用いてコピーしようと
すると、マイクロドットの特有のパターンを認識するた
めの検知手段により、デジタルプリント装置の動作を中
止させることができる。この検知手段の重要な態様は、
二次元パターンの空間周波数（the spatial frequency
or frequencies）を認識するためのフーリエ変換の性能
である。十分な精度および再現性で光の各マイクロスポ
ットを媒体上に正確に位置決めできず、かつ全ての露光
済み媒体の全てのマイクロスポットに対して一定とされ
た放射エネルギーを維持することができない場合は、コ
ピー制限された媒体であることを示すパターンが最終消
費者により媒体上に付与された複雑な形態（a complex
pattern）を伴うときに、このパターンを高確度で検出
する信頼性のあるソフトウェアアルゴリズムを開発する
ことが非常に困難なものとなる。
【００２２】本発明の他の重要な態様は、全てのマイク
ロスポットに対して均一な放射エネルギーを媒体に対し
て維持することである。各ＬＥＤ、アパーチャマスクお
よびSelfocTMを採用する好ましい実施形態では、媒体を
露光する均一なエネルギーを得るために、使用電圧を各
ＬＥＤに対して調節する必要がある。このことは、部分
的に、各ＬＥＤの動作特性を変化させること、各アパー
チャの開口面積を変化させること、および、各マイクロ
光源の位置を、SelfocTM線状配列体の各階調度付き棒状
レンズの空間配置に関して変化させる際に得られるSelf
ocTMイメージの輝度を変化させること、を行うことによ
り得ることができる。
ロスポットに対して均一な放射エネルギーを媒体に対し
て維持することである。各ＬＥＤ、アパーチャマスクお
よびSelfocTMを採用する好ましい実施形態では、媒体を
露光する均一なエネルギーを得るために、使用電圧を各
ＬＥＤに対して調節する必要がある。このことは、部分
的に、各ＬＥＤの動作特性を変化させること、各アパー
チャの開口面積を変化させること、および、各マイクロ
光源の位置を、SelfocTM線状配列体の各階調度付き棒状
レンズの空間配置に関して変化させる際に得られるSelf
ocTMイメージの輝度を変化させること、を行うことによ
り得ることができる。
【００２３】本発明の他の重要な態様は、各マイクロス
ポットの離散配列が媒体の表面積の概して１％よりも少
ない面積を占有するように媒体の露光を行うことであ
る。このことは、媒体の最小光学濃度の増加を回避する
ために必要である。したがって、各光源の使用サイクル
（duty cycle）、すなわち媒体の露光時間に対して光源
がオンとされている時間割合を、概して５％より小さく
なるように非常に小さくする。このように使用サイクル
を小さくすることにより、各ＬＥＤまたは各レーザーダ
イオードの寿命を延ばすことができる。
ポットの離散配列が媒体の表面積の概して１％よりも少
ない面積を占有するように媒体の露光を行うことであ
る。このことは、媒体の最小光学濃度の増加を回避する
ために必要である。したがって、各光源の使用サイクル
（duty cycle）、すなわち媒体の露光時間に対して光源
がオンとされている時間割合を、概して５％より小さく
なるように非常に小さくする。このように使用サイクル
を小さくすることにより、各ＬＥＤまたは各レーザーダ
イオードの寿命を延ばすことができる。
【００２４】図４には、プリントヘッド用レンズ配列体
３２を防護するための、図１に示したプリントヘッドの
改良例が示されている。二つのガードレール５２，５３
が、プリントヘッドカバー５０に取り付けられている。
これらガードレールはレンズ配列体３２に近接してい
る。レンズ配列体３２に対する各レール５２，５３の近
接量は調節することができる。各レール５２，５３は、
レンズ配列体３２を超えて小距離だけ突出している。
３２を防護するための、図１に示したプリントヘッドの
改良例が示されている。二つのガードレール５２，５３
が、プリントヘッドカバー５０に取り付けられている。
これらガードレールはレンズ配列体３２に近接してい
る。レンズ配列体３２に対する各レール５２，５３の近
接量は調節することができる。各レール５２，５３は、
レンズ配列体３２を超えて小距離だけ突出している。
【００２５】底部レール５３は、プリントヘッドの未使
用時にシャッターブレード６０を定位置に保持するため
に、光トラップ５４を収容する追加長さ分だけ頂部レー
ル５２を超えて突出している。シャッターブレード６０
は、レンズ配列体３２の全長２を覆うようにされている
とともに、アクチュエータ７０に取り付けられている。
好ましい実施形態では、アクチュエータ７０はモータと
されている。モータ７０は、リンク機構７２を介してシ
ャッターブレード６０に接続されている。シャッターブ
レード６０の位置は、磁石８０およびホール効果センサ
８２により検出される。
用時にシャッターブレード６０を定位置に保持するため
に、光トラップ５４を収容する追加長さ分だけ頂部レー
ル５２を超えて突出している。シャッターブレード６０
は、レンズ配列体３２の全長２を覆うようにされている
とともに、アクチュエータ７０に取り付けられている。
好ましい実施形態では、アクチュエータ７０はモータと
されている。モータ７０は、リンク機構７２を介してシ
ャッターブレード６０に接続されている。シャッターブ
レード６０の位置は、磁石８０およびホール効果センサ
８２により検出される。
【００２６】操作の際には、プリントヘッドの電源を入
れ、該プリントヘッドに関連する全ての電子制御部に電
力を投入する。シャッターブレード６０は、開位置まで
移動するよう動作させられ、プリントヘッドのレンズ配
列体３２に対してウェブを露光する。シャッター位置
は、ホール効果センサ８２により検知されるとともに、
オペレータに伝えられる。マイクロドット露光システム
が必要とされていないときは、プリントヘッドの電源が
切られるとともに、シャッターブレード６０が閉位置に
移動させられる。これにより、プリントヘッドを汚染か
ら防護することができる。
れ、該プリントヘッドに関連する全ての電子制御部に電
力を投入する。シャッターブレード６０は、開位置まで
移動するよう動作させられ、プリントヘッドのレンズ配
列体３２に対してウェブを露光する。シャッター位置
は、ホール効果センサ８２により検知されるとともに、
オペレータに伝えられる。マイクロドット露光システム
が必要とされていないときは、プリントヘッドの電源が
切られるとともに、シャッターブレード６０が閉位置に
移動させられる。これにより、プリントヘッドを汚染か
ら防護することができる。
【００２７】用紙上のエマルジョンを乾燥させるための
ドライヤーが適切に機能していない場合には、用紙上の
濡れたエマルジョンがプリントヘッド上にスプレーされ
ることになり、プリントヘッドの性能を劣化させる。ド
ライヤーのチャンバ内に配置された温度センサ（図示せ
ず）が、ドライヤーの故障を検出することができるとと
もに、モータ駆動されるシャッター機構を動作させるこ
とができる。これにより、シャッターブレード６０が閉
位置まで移動させられることになり、濡れたエマルジョ
ンによる汚染からレンズ配列体３２を防護することがで
きる。
ドライヤーが適切に機能していない場合には、用紙上の
濡れたエマルジョンがプリントヘッド上にスプレーされ
ることになり、プリントヘッドの性能を劣化させる。ド
ライヤーのチャンバ内に配置された温度センサ（図示せ
ず）が、ドライヤーの故障を検出することができるとと
もに、モータ駆動されるシャッター機構を動作させるこ
とができる。これにより、シャッターブレード６０が閉
位置まで移動させられることになり、濡れたエマルジョ
ンによる汚染からレンズ配列体３２を防護することがで
きる。
【００２８】前記故障中には、しばしは、マイクロドッ
トパターンを伴う製造工程と、マイクロドットパターン
を伴わない製造工程とを交替させる必要がある。各マイ
クロドットを伴わない製造工程は１時間以下で運転させ
ることができるのに対し、プリントヘッドのウォームア
ップ時間は１時間以上継続するので、プリントヘッドの
電源を切らずにそのままにしておけるという利点があ
る。このために、プリントヘッドからの光が写真媒体に
到達するのを回避しなければならなず、さもなくば、写
真媒体が露光されることになる。したがって、本発明の
一実施形態では、プリントヘッドからの光がシャッター
ブレード６０から漏れることを確実に防ぐために、下方
ガードレール５３にスロット状の光トラップ５４が設け
られている。本発明の一態様において、光トラップ５４
を黒色光吸収ペイントでコーティングすることができ
る。
トパターンを伴う製造工程と、マイクロドットパターン
を伴わない製造工程とを交替させる必要がある。各マイ
クロドットを伴わない製造工程は１時間以下で運転させ
ることができるのに対し、プリントヘッドのウォームア
ップ時間は１時間以上継続するので、プリントヘッドの
電源を切らずにそのままにしておけるという利点があ
る。このために、プリントヘッドからの光が写真媒体に
到達するのを回避しなければならなず、さもなくば、写
真媒体が露光されることになる。したがって、本発明の
一実施形態では、プリントヘッドからの光がシャッター
ブレード６０から漏れることを確実に防ぐために、下方
ガードレール５３にスロット状の光トラップ５４が設け
られている。本発明の一態様において、光トラップ５４
を黒色光吸収ペイントでコーティングすることができ
る。
【００２９】図５および図６には、プリントヘッド用カ
バー５０が示されている。シャッターブレード６０は、
複数のガイド部６２を使用することにより、上下に移動
させられる。シャッターブレード６０が開位置へと右方
向に移動させられるにつれ、各ガイド６２により、各ピ
ン６４に沿ってシャッターブレード６０が上方向に移動
させられることになる。上方ガードレール５２の少なく
とも一面には、TeflonTM等の不揮発性でかつ非液体の材
料により低摩擦コーティングが施されている。これによ
り、シャッターブレード６０を上方ガードレール５２の
前記面に沿ってほとんど摩擦力を及ぼすことなくスライ
ドさせることができる。上方ガードレール５２と接触す
るシャッターブレード６０の面にもまた、TeflonTMある
いは他の同様な材料をコーティングすることができる。
バー５０が示されている。シャッターブレード６０は、
複数のガイド部６２を使用することにより、上下に移動
させられる。シャッターブレード６０が開位置へと右方
向に移動させられるにつれ、各ガイド６２により、各ピ
ン６４に沿ってシャッターブレード６０が上方向に移動
させられることになる。上方ガードレール５２の少なく
とも一面には、TeflonTM等の不揮発性でかつ非液体の材
料により低摩擦コーティングが施されている。これによ
り、シャッターブレード６０を上方ガードレール５２の
前記面に沿ってほとんど摩擦力を及ぼすことなくスライ
ドさせることができる。上方ガードレール５２と接触す
るシャッターブレード６０の面にもまた、TeflonTMある
いは他の同様な材料をコーティングすることができる。
【００３０】本発明は、所定の好ましい実施形態を参照
して詳細に説明したが、本発明の思想および範囲を逸脱
しない限りにおいて、種々の変形および改良を加え得る
ことは理解されるところである。
して詳細に説明したが、本発明の思想および範囲を逸脱
しない限りにおいて、種々の変形および改良を加え得る
ことは理解されるところである。
【図１】 本発明による発光ダイオード（ＬＥＤ）の線
状配列体を備えた装置を示す平面図である。
状配列体を備えた装置を示す平面図である。
【図２】 図１の装置に用いるレンズ配列体およびアパ
ーチャマスクを示した斜視図である。
ーチャマスクを示した斜視図である。
【図３】 図１の装置に用いるレンズ配列体の他の実施
形態を示した斜視図である。
形態を示した斜視図である。
【図４】 本発明によるプリントヘッド用防護カバーの
側断面図である。
側断面図である。
【図５】 シャッター機構を示すプリントヘッド用防護
カバーを示した斜視図である。
カバーを示した斜視図である。
【図６】 開位置におけるシャッター機構を備えた図５
のプリントヘッド用防護カバーを示した斜視図である。
のプリントヘッド用防護カバーを示した斜視図である。
１２ プリントヘッド １４ ドラム ３２ レンズ配列体 ５０ 防護カバー ５４ 光トラップ ６０ シャッターブレード ７０ アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイヴィッド・ジェイ・ネルソン アメリカ合衆国・ニューヨーク・14612・ ロチェスター・ラウドゥン・ポイント・ロ ード・80 (72)発明者 ローリー・エル・ヴォシ アメリカ合衆国・ニューヨーク・14425・ ファーミングトン・キング・ヒル・ドライ ヴ・5941
Claims (1)
- 【請求項１】 プリントヘッドを防護するプリントヘッ
ド用防護カバーであって：シャッターブレードと；該シ
ャッターブレードを移動させるためのアクチュエータ
と；前記シャッターブレードの周りを通過する前記プリ
ントヘッドからの光を遮るための光トラップと；を備え
ていることを特徴とするプリントヘッド用防護カバー。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US904,111 | 1997-07-31 | ||
| US08/904,111 US5936652A (en) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | Apparatus for protecting a lens array of a printhead used for copy restrictive documents |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1178107A true JPH1178107A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=25418580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20388498A Pending JPH1178107A (ja) | 1997-07-31 | 1998-07-17 | コピー制限された文書に使用されるプリントヘッドのレンズ配列体防護装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5936652A (ja) |
| JP (1) | JPH1178107A (ja) |
| DE (1) | DE19834057A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6185313B1 (en) * | 1998-07-30 | 2001-02-06 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for printing copy restrictive documents having individual keycodes |
| US6525758B2 (en) * | 2000-12-28 | 2003-02-25 | Polaroid Corporation | Integral organic light emitting diode fiber optic printhead utilizing color filters |
| US20030012569A1 (en) * | 2001-04-16 | 2003-01-16 | Lowe Brian D. | Pre-exposure of emulsion media with a steganographic pattern |
| DE10323112A1 (de) * | 2002-05-28 | 2003-12-11 | Heidelberger Druckmasch Ag | Vorrichtung zum Herstellen einer Druckform |
| US6726306B2 (en) * | 2002-07-10 | 2004-04-27 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Print head shutter |
| US7872664B2 (en) * | 2005-09-26 | 2011-01-18 | Ricoh Company, Limited | Optical scanning device including shutter member that closes or opens an emission window and image forming apparatus including the optical scanning device |
| JP4723004B2 (ja) * | 2009-01-20 | 2011-07-13 | シャープ株式会社 | 光走査装置及びそれを備えた画像形成装置 |
| US11561484B1 (en) | 2021-09-03 | 2023-01-24 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with exposure device including shutter that moves in response to movement of a light source |
| WO2023172754A1 (en) * | 2022-03-10 | 2023-09-14 | Cutting Edge Packaging Solutions, Llc | Container with laminate and recessed cutter rail |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3635420C1 (en) * | 1986-10-17 | 1988-03-31 | Siemens Ag | Apparatus for covering ink jet outlet openings which are arranged in a plurality of rows and columns in the form of a matrix and belong to an ink jet print head |
| US5237347A (en) * | 1987-01-09 | 1993-08-17 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Latent electrostatic image optical writing apparatus |
| US5192973A (en) * | 1987-08-27 | 1993-03-09 | Siemens Aktiengesellschaft | Covering and cleaning device for the optical character generator in an electrophotographic printing device |
| JPH03221473A (ja) * | 1990-01-26 | 1991-09-30 | Hitachi Koki Co Ltd | Ｌｅｄプリンタ |
| US5032005A (en) * | 1990-04-24 | 1991-07-16 | Nm Laser Products, Inc. | High speed shutter mechanism for a light beam |
-
1997
- 1997-07-31 US US08/904,111 patent/US5936652A/en not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-07-17 JP JP20388498A patent/JPH1178107A/ja active Pending
- 1998-07-29 DE DE19834057A patent/DE19834057A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5936652A (en) | 1999-08-10 |
| DE19834057A1 (de) | 1999-02-04 |
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050408 |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071024 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071030 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080325 |