JPH11227235A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH11227235A
JPH11227235A JP2843398A JP2843398A JPH11227235A JP H11227235 A JPH11227235 A JP H11227235A JP 2843398 A JP2843398 A JP 2843398A JP 2843398 A JP2843398 A JP 2843398A JP H11227235 A JPH11227235 A JP H11227235A
Authority
JP
Japan
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joint
image
basic
image recording
mask
Prior art date
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Pending
Application number
JP2843398A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Umeda
敏和 梅田
Takeshi Ito
毅 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2843398A priority Critical patent/JPH11227235A/ja
Publication of JPH11227235A publication Critical patent/JPH11227235A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は画像記録装置に関し、つなぎ目のム
ラを無くすことができる画像記録装置を提供することを
目的としている。 【解決手段】 画像記録媒体にマルチレーザヘッドを用
いて画像を記録する画像記録装置において、マスクの基
本パターン数をマルチチャネル数の公約数とし、かつマ
ルチビームのつなぎ目が基本マスクパターンのつなぎ目
にくるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録装置に関
し、更に詳しくはヒートモードによる画像記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3はヒートモード画像記録装置におけ
る画像記録媒体(ヒートモード記録材料)の構造を示す
図である。この種の画像記録装置は、X線写真やMRI
画像を記録するのに使用される。図において、10はレ
ーザビームの照射を受けることにより画像を記録する画
像記録媒体で、フィルム状構造をしている。使用の実際
においては、このフィルムをドラム上に巻回して用い
る。図において、1はベース、2は画像を記録する記録
層、3はピールシートである。このような構造の画像記
録媒体に対して所定のチャネル数のレーザビームを照射
することにより、記録層2に画像を記録していく。ベー
ス1の厚さは例えば約180μm、記録層2の厚さは約
1μm、ピールシート3の厚さは約30μm程度であ
る。
【0003】なお、図3にはアブレーションタイプの場
合を示すが、熱融着タイプのように画像記録媒体(フィ
ルム)を逆にして、ピールシート側からレーザビームを
照射するものもある。
【0004】この時のマルチレーザヘッドの構成は、図
4に示すように副走査方向に一列に並んでいる。各々の
スポットがチャネルに対応する。図では、ビームスポッ
トが8個並んだ例を示すが、この数に限るものではな
い。また、スポットの配列も1列に限らず、2列若しく
はそれ以上の2次元的に構成されてもよい。このような
配列のビームを画像記録媒体の図に示す主走査方向に走
査することにより、チャネル数分の画像を記録してい
く。このような処理を、必要回数行なうことにより、画
像記録媒体に1画面分の画像を記録する。
【0005】図5はドラムへの画像記録媒体の取り付け
状態を示す図である。図において、20はドラム、10
は該ドラム20上に巻回された画像記録媒体、21は画
像記録面から所定の距離に配置されたマルチレーザヘッ
ドである。図のドラムの回転方向が主走査方向であり、
マルチレーザヘッド21の移動方向が副走査方向であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の画像記
録装置においては、副走査方向の送りムラや、前露光効
果の影響(熱拡散)により、マルチビームのつなぎ目が
穴の部分にくるとムラが発生する。ここで、前露光効果
の影響とは、以下のような現象をいう。ヒートモード記
録材料では、熱エネルギーによって画像を形成するた
め、通常の銀塩感光材料に比べてケタ違いに大きなエネ
ルギー(100mJ以上)が供給される。従って、その
エネルギーは、レーザ照射部だけにとどまらず、その周
辺部にも拡散される。つまり、マルチビームの中で、副
走査方向上流側の端部で露光される領域は、前回走査時
の熱拡散の影響を受けている。このように予め熱エネル
ギーが与えられた領域では、感度が低下したり(アブレ
ーションタイプ)、逆に感度が向上(熱融着タイプ)こ
とがある。通常の銀塩感光材料でもこの種のムラは発生
するが、特にヒートモード記録材料の場合には、前露光
効果の影響のためにこの現象が顕著である。
【0007】図6はつなぎ目のムラの説明図である。つ
なぎ目とは、前回のマルチチャネル露光(ドラムの1回
転で露光されるもの)と、今回のマルチチャネル露光の
つなぎ目のことである。図中ハッチングで示す領域は未
露光領域、白い打ち抜き部分が露光領域(レーザビーム
で孔をあけた領域)である。同図は前述した前露光効果
の影響により、つなぎ目に露光ビームが重なった場合を
示している。前露光効果により、つなぎ目の穴径が2×
1ドットよりも狭くなってしまう。この結果、記録画像
のムラとなって現れる。
【0008】また、副走査方向のつなぎ目で位置決め精
度が悪い場合にも、前回の露光部に今回の露光部が重な
って目標とする穴径(2×1ドット)よりつなぎ目の穴
径が小さくなってしまい、やはり記録画像のムラとな
る。
【0009】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、つなぎ目のムラを無くすことができる画
像記録装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
本発明は、画像記録媒体にマルチレーザヘッドを用いて
画像を記録する画像記録装置において、マスクの基本パ
ターン数をマルチチャネル数の公約数とし、かつマルチ
ビームのつなぎ目が基本マスクパターンのつなぎ目にく
るように構成したことを特徴としている。
【0011】この発明の構成によれば、マルチビームの
つなぎ目は高濃度部では未露光部分にかかるのでムラが
発生せず、低濃度部では露光している部分にかかるが、
元々の穴径が大きいために穴径(絶対値)の変化による
穴径の変化率(相対値)が小さく、ムラとしては視認さ
れない。
【0012】従って、本発明によれば、つなぎ目のムラ
を無くすことができる画像記録装置を提供することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の
形態例を示す構成図である。図5と同一のものは、同一
の符号を付して示す。図において、32は画像データを
受けて所定の画像処理(例えば拡大補間や階調変換)を
行なう画像処理部、33は2値化のための閾値が記憶さ
れている閾値マスク部である。
【0014】30は画像処理部32の出力画像データ
を、閾値マスク部33の閾値を用いて画素毎に2値化す
る2値化回路、31は該2値化回路30の出力を受けて
半導体レーザを駆動するレーザ駆動回路である。21は
該半導体レーザ駆動回路31から与えられる駆動信号に
より画像記録媒体にビームを照射するマルチレーザヘッ
ドである。20は画像記録媒体10が巻回されたドラム
である。
【0015】マルチレーザヘッド21において、5はビ
ーム毎の半導体レーザ及びコリメータレンズを取り付け
るホルダ、41,42はコリメータレンズを出射したビ
ームを画像記録媒体上に5〜10μmのスポットとして
結像させる集光レンズである。レンズ41,42とで結
像光学系40を構成している。
【0016】図のX方向(ドラムの回転方向)Xが主走
査、ヘッドの移動方向Yが副走査方向である。このよう
に構成された装置の動作を説明すれば、以下の通りであ
る。本発明では、マスク基本パターン数がマルチチャネ
ル数の公約数になるように設定することが前提である。
つまり、マルチチャネル数がマスク基本パターンの公倍
数になるように構成するのである。更に、マルチビーム
のつなぎ目をマスク基本パターンの端部に設定すること
が特徴である。
【0017】入力された画像データは、画像処理部32
で所定の画像処理がなされる。2値化回路30は、画像
処理部32の出力と閾値マスク部33の出力を画素毎に
相互比較して2値化データを作成する。
【0018】図2は基本構造4×4マトリクスの場合の
動作説明図である。50は画像処理部32から出力され
る画像データで、ここでは、16×16画素の場合を示
している。図中の“D”は画像データに対応する光学濃
度値を示す。本発明では、このマスク基本パターン数が
マルチチャネル数の公約数となるように設定される。例
えば、マスク基本パターン数4で、マルチチャネル数が
32の場合が考えられる。このことは、マルチチャネル
数を、マスク基本パターン数の公倍数となるように設定
することを意味する。
【0019】51はこのように設定された画像データを
2値化するための閾値マトリクスである。図に示すよう
に、4×4マトリクス毎に閾値を変えている。この4×
4マトリクスの閾値は、真ん中から露光部分が周囲に向
けて広がるような閾値となっている。2値化回路30
は、先ず画像データ“82”と対応する閾値“221”
とを比較する。閾値“221”の方が画像データ“8
2”よりも大きいので、比較結果は“1”となる。同様
にして次の画像データ“82”と対応する閾値“15
7”を比較する。閾値“157”の方が画像データ“8
2”よりも大きいので比較結果は“1”となる。以下、
同様の比較処理を繰り返す。例えば、2行1列目の画像
データ“82”と対応する閾値“77”とを比較する
と、画像データ“82”の方が閾値“77”より大きい
ので比較結果は“0”となる。
【0020】このような2値化処理により、低濃度の2
値画像データ52が作成される。図では、“1”の部分
が黒で、“0”の部分が白で表現されている。この1画
素分が5μmのスポットに相当している。この2値化回
路30の出力は半導体レーザ駆動回路31に入り、該半
導体レーザ駆動回路31は、マルチレーザヘッド21を
駆動する。マルチレーザヘッド21は画像信号に応じて
ドラム20上の画像記録媒体上にマルチレーザビームを
照射する。
【0021】この結果、画像記録媒体上には、52に示
すような2値化画像が記録される。この場合、図の矢印
の部分がつなぎ目になる。つまり、前回露光時の終端
が、今回露光時の始端となる。本発明によれば、マルチ
チャネル数が基本マトリクスの整数倍となるように、設
定されているので、次のつなぎ目も全く同様に設定され
る。本発明によれば、マルチビームのつなぎ目が基本マ
スクパターンのつなぎ目にくるように設定されているの
で、つなぎ目に白の露光部分が重なることがない。ま
た、この例よりも更に低濃度の画像では、つなぎ目が露
光している部分(白い部分)にかかるが、元々の穴径が
大きいため、穴径の変化による穴径の変化率が小さく、
ムラとしては視認されない。
【0022】54は同様にして2値化されて画像データ
で、高濃度の場合を示している。この場合の画像データ
は53である。画像データ53を閾値マトリクス51で
2値化すると、基本マスクパターン毎に2値化され、5
4に示すような2値画像データが得られる。図の矢印の
部分がつなぎ目になる。高濃度部では、つなぎ目が露光
していない未露光部分にかかるので、ムラが発生しな
い。
【0023】上述の実施の形態例では、基本マスクパタ
ーン数が4×4、マルチチャネル数が32の場合につい
て示したが、本発明はこれに限るものではなく、任意の
基本パターン数とその倍数のマルチチャネル数について
適用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、画像記録媒体にマルチレーザヘッドを用いて画
像を記録する画像記録装置において、マスクの基本パタ
ーン数をマルチチャネル数の公約数とし、かつマルチビ
ームのつなぎ目が基本マスクパターンのつなぎ目にくる
ように構成している。
【0025】マルチビームのつなぎ目は高濃度部では未
露光部分にかかるのでムラが発生せず、低濃度部では露
光している部分にかかるが、元々の穴径が大きいために
穴径(絶対値)の変化による穴径の変化率(相対値)が
小さく、ムラとしては視認されない。
【0026】従って、本発明によれば、つなぎ目のムラ
を無くすことができる画像記録装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例を示す構成図である。
【図2】基本構造4×4マトリクスの場合の動作説明図
である。
【図3】画像記録媒体の構造を示す図である。
【図4】従来のマルチレーザヘッドの配列を示す図であ
る。
【図5】ドラムへの画像記録媒体の取り付け状態を示す
図である。
【図6】つなぎ目のムラの説明図である。
【符号の説明】
5 ホルダ 20 ドラム 21 マルチレーザヘッド 30 2値化回路 31 半導体レーザ駆動回路 32 画像処理部 33 閾値マスク部 40 結像光学系 41 集光レンズ 42 集光レンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録媒体にマルチレーザヘッドを用
    いて画像を記録する画像記録装置において、 マスクの基本パターン数をマルチチャネル数の公約数と
    し、かつマルチビームのつなぎ目が基本マスクパターン
    のつなぎ目にくるように構成したことを特徴とする画像
    記録装置。
JP2843398A 1998-02-10 1998-02-10 画像記録装置 Pending JPH11227235A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2843398A JPH11227235A (ja) 1998-02-10 1998-02-10 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2843398A JPH11227235A (ja) 1998-02-10 1998-02-10 画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11227235A true JPH11227235A (ja) 1999-08-24

Family

ID=12248542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2843398A Pending JPH11227235A (ja) 1998-02-10 1998-02-10 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11227235A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020069527A (ko) * 2001-02-26 2002-09-05 최재혁 플로팅 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020069527A (ko) * 2001-02-26 2002-09-05 최재혁 플로팅 장치

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A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041207