JPH04282249A - インクジェット方式による平版のダイレクト製版方法とその装置 - Google Patents

インクジェット方式による平版のダイレクト製版方法とその装置

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JPH04282249A
JPH04282249A JP4677191A JP4677191A JPH04282249A JP H04282249 A JPH04282249 A JP H04282249A JP 4677191 A JP4677191 A JP 4677191A JP 4677191 A JP4677191 A JP 4677191A JP H04282249 A JPH04282249 A JP H04282249A
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JP
Japan
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plate
image
plate material
ink
printing
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Application number
JP4677191A
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English (en)
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Takakazu Hase
高和 長谷
Masaharu Arimatsu
有松 正治
Koichi Kimoto
木本 浩一
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP92104270A priority patent/EP0503621A1/en
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/2002Exposure; Apparatus therefor with visible light or UV light, through an original having an opaque pattern on a transparent support, e.g. film printing, projection printing; by reflection of visible or UV light from an original such as a printed image
    • G03F7/2014Contact or film exposure of light sensitive plates such as lithographic plates or circuit boards, e.g. in a vacuum frame
    • G03F7/2016Contact mask being integral part of the photosensitive element and subject to destructive removal during post-exposure processing
    • G03F7/2018Masking pattern obtained by selective application of an ink or a toner, e.g. ink jet printing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C1/00Forme preparation
    • B41C1/10Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme
    • B41C1/1066Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by spraying with powders, by using a nozzle, e.g. an ink jet system, by fusing a previously coated powder, e.g. with a laser

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  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット方式に
よる平版のダイレクト製版方法とその装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、平版によるオフセット印刷は、
他の印刷手法に比べて高品質の印刷物が得られるので、
新聞印刷、一般商業印刷をはじめ、種々の印刷分野で広
範囲に用いられている。そして、かかるオフセット印刷
に用いられる平版の材料すなわち版材としては、アルミ
ニウムあるいは亜鉛等を素材とする支持体の表面に、あ
らかじめ感光層が形成されているPS版(presen
sitized  plate)が多用されている。こ
のようなPS版を用いた従来の製版方法においては、通
常、画像が表現されたフィルムを感光層表面にセットし
た後、フィルムを通して感光層に光または紫外線を照射
し、光化学反応等によって光または紫外線が照射された
部分を可溶化または不溶化させ、この後感光層に現像処
理を施して可溶部分を除去し、版材上に画像に対応する
画線部を形成するといった手順で、平版が製造されるよ
うになっている。ここで、感光層の素材となる感光性材
料としては、例えば、露光処理により現像液に対して不
溶化するネガ型ジアゾタイプの感光性材料(例えば、ア
ルカリ可溶性アクリル樹脂と、ジアゾジフェニルアミン
とパラフォルムアルデヒドの縮合物との混合物)、また
は露光処理により現像液に対して可溶化するポジ型ジア
ゾタイプの感光性材料(例えば、フェノールノボラック
樹脂と、ナフトキノンジアジドのスルホン酸エステルと
の混合物)が多用されている。また、このようなジアゾ
タイプの感光性材料を用いたPS版のほか、露光処理に
より硬化する光重合性感光性組成物を素材とする画像記
録層を備えたPS版(以下、これを光重合型PS版とい
う)も用いられる。この光重合型PS版は、平版の高耐
刷力化あるいは高感度化が可能であるといった利点をも
つので、近年とくに注目されている。
【0003】ところで、近年、コンピュータ技術の進歩
により、版下原稿を容易に作成しうる文字写植・組版シ
ステム、あるいは画像を直接読み取るスキャナ等が用い
られるようになり、これに伴って、印刷工程の前工程で
ある版下作成から印刷版作成までの工程で、画像情報の
デジタル化が急速に進行している。しかしながら、この
ようにデジタル化された画像情報に基づいて製版を行な
う場合、上記従来の製版方法では、まず画像情報に基づ
いて画像を表現するフィルムを製作し、さらにこのフィ
ルムを用いて露光・現像処理により版材上に画像に対応
する画線部を形成することになるが、かかる製版方法は
非常に能率が悪い。そこで、コンピュータ、ファクシミ
リ等から出力されるデジタル画像情報に基づいて、フィ
ルムを用いることなく、直接版材上に画像に対応する画
線部を形成する製版システム、いわゆるダイレクト製版
システムが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかるダイレクト製版
システムの1つとして、レーザー製版システムが従来よ
り知られており、このシステムでは、デジタル画像情報
に基づいてオン・オフされるレーザービームが、PS版
、ワイポン版、電子写真版等の版材表面で走査され、レ
ーザービームが照射された部分の化学変化あるいは物理
変化により、版材上に画像情報に対応する画線部が形成
されるようになっている。
【0005】しかしながら、かかるレーザー製版システ
ムでは、レーザービームを発生させるレーザー装置、レ
ーザー装置から出力される単一レーザービームを画像情
報に基づいて変調しこれを版材表面に案内する複雑な光
学系、駆動系ないしスキャニング系等を必要とするので
、装置ないしシステムが大規模で高価なものとなる。
【0006】また、一般に、製版システムないしこれに
より製造される平版には、感度と解像力と耐刷力とがと
もに高いことが要求されるが、従来のレーザー製版シス
テムないしこれにより製造される平版では、これらを十
分に兼ね備えたものは見当たらない。例えば、銀塩を感
光性材料とする版材を用いたレーザー製版システムでは
、感度と解像力とは高くなるものの、平版の耐刷力が低
く、かつ版材が高価であるといった問題がある。また、
有機光導電体(感光体)にトナー画像を形成させる電子
写真方式のレーザー製版システムが提案されているが、
このシステムでは画像形成プロセスが複雑であり、かつ
平版の耐刷力と解像力とが十分に得られないといった問
題がある。このほか、版材として光重合型印刷版を用い
たレーザー製版システムが提案されているが、このシス
テムでは、耐刷力と解像力とコストの面では満足できる
ものの、感度が十分でないので、高出力のレーザーを必
要とし、非常に不経済なシステムとなるといった問題が
ある。
【0007】レーザー製版システムのほか、サーマルヘ
ッド等の熱印字装置を用いたダイレクト製版システム(
以下、これを感熱製版システムという)も従来より知ら
れており、このシステムでは、耐水性支持体の表面に形
成された感熱記録層面で、サーマルヘッド等が画像情報
に基づいて走査され、熱が加えられた部分の物理変化あ
るいは化学変化により、版材上に画像に対応する画線部
が形成されるようになっている。この感熱製版システム
は、製版装置が小規模であり、かつプロセスが簡便であ
るといった利点がある。
【0008】しかしながら、感熱製版システムでは、サ
ーマルヘッドから感熱記録面に伝わった熱が、そのまわ
りのサーマルヘッドとは接触していない部分にも伝わり
、この部分をも変化させるので、画線部と非画線部の境
界がシャープにならず、したがってその解像力には自ず
から限界があるといった問題がある。かつ、サーマルヘ
ッドに入力されるデジタル画像情報が表象する画像と、
支持体上に実際に形成される画線部が表象する画像との
間の変調度合いが著しく大きくなるといった本質的な問
題があるので、画像再現性が悪くなるといった問題があ
る。また、一般に、他の製版システムでは、画線部形成
後に版材表面に熱等のエネルギーを加えて画線部を硬化
させ、耐刷力の向上を図るようにしているが、熱硬化に
より画線部を形成する感熱平版システムでは、かかる方
法により耐刷力の向上を図ることはできない。したがっ
て、感熱記録システムでは、解像力と感度と耐刷力とを
十分に兼ね備えることは困難である。
【0009】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたものであって、コンピュータ、ファクシミ
リ等から出力されるデジタル画像情報に基づいて、フィ
ルムを用いることなく、かつ版材がとくに高感度でない
ような場合にも、直接版材上にシャープな画線部を形成
することができ、高い解像力と耐刷力とを備えた平版を
製造することができる、小規模で簡素でかつ安価なダイ
レクト製版システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、第1の発明は、版材供給手段で製版装置に版材を供
給し、この版材表面に直接インクジェット方式の画像出
力手段で画像情報に対応するインク画像を形成し、この
後版材表面に少なくとも露光手段で露光処理を施すこと
により版材上に画線部を形成して印刷用平版を製造する
ようにしたことを特徴とするインクジェット方式による
平版のダイレクト製版方法を提供する。
【0011】第2の発明は、版材を供給する版材供給手
段と、画像情報に基づいて版材表面に直接インク画像を
形成するインクジェット方式の画像出力手段と、インク
画像が形成された版材表面に少なくとも露光処理を施す
ことによって版材上に画線部を形成する画線部形成手段
とが設けられていることを特徴とするインクジェット方
式による平版のダイレクト製版装置を提供する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する。 図1に、本発明にかかるダイレクト製版装置の概略的な
システム構成を示す。図1に示すように、版材から平版
印刷版(以下、これを単に「平版」という)を製造する
製版装置には、基本的には、版供給部Aと画像出力部B
と画像露光部Cと現像処理部Dと水洗処理部Eと後処理
部Fとが設けられている。ここで、版材としては、後で
説明するように、PS版または感光層を備えていない平
版印刷用支持体(以下、単に「支持体」という)が用い
られる。 各部A〜Fの基本的な機能は次の通りである。
【0013】(1)版供給部Aは、PS版または支持体
を1枚づつ画像出力部Bに供給する。(2)画像出力部
Bは、PS版または支持体の表面に、インクジェット方
式でインク組成物を噴射してデジタル画像情報に対応す
る形状をもつインク組成物(以下、これを「インク画像
」という)を形成する(以下、これを「印字する」とい
うことがある)。インクジェット方式によれば、インク
画像の形成が比較的高速で行なわれ、また複雑な光学系
を必要としないので、製版装置がコンパクト化されると
ともに、そのメンテナンスが容易となる。(3)画像露
光部Cは、感光層ないしインク組成物の特性に応じた発
光輝線スペクトルを有する光源を用いて、インク画像が
形成されたPS版または支持体の表面に露光処理を施す
。後で説明するように、版材がPS版である場合には、
露光処理によって、インク画像が形成されていない部分
が現像液に対して可溶部(不要感光層)となり、インク
画像が形成された部分が不溶部となる。また、版材が支
持体である場合には、露光処理により、光硬化性インク
が硬化して直接画線部となる。光源としては、例えば、
高圧水銀灯、メタルハライドランプ、キセノンランプ等
が用いられる。なお、版材が支持体である場合には、以
上の工程で平版が完成し、以下の現像処理部、水洗処理
部、後処理部での処理は不要である。(4)現像処理部
Dは、露光処理が施されたPS版に、感光層の特性に応
じた現像液で現像処理を施す。この現像処理によって感
光層の可溶部すなわち非画線部に対応する部分が除去さ
れる。(5)水洗処理部Eは、PS版上に残留する現像
液を水洗により除去する。以上の工程で、PS版に、印
刷時に油性インクが着肉する画線部(画像部)と、着肉
しない非画線部(非画像部)とが形成される。(6)後
処理部Fは、印刷インク(油性インク)が着肉すべきで
はない非画線部の一層の不感脂化、あるいは印刷インク
が着肉する画線部の耐刷力の一層の向上を図るために、
バーニング処理等を施す。なお、必要であれば、画像出
力部Bと画像露光部Cとの間に、インク画像を乾燥させ
るための乾燥処理部を設けてもよい。
【0014】<第1実施例>図2は、版材が主としてP
S版である場合に用いられる製版装置PA1の、制御系
統を含めたシステム構成図である。図2に示すように、
版供給部Aには、ストックされたPS版を1枚づつ画像
出力部Bに送り出す版供給手段と、これを駆動する版供
給ドライバーとが設けられている。版供給ドライバーは
その動作が装置制御手段によって制御されるようになっ
ている。なお、装置制御手段は、マイクロコンピュータ
で構成される、製版装置PA1の総合的な制御手段であ
る。
【0015】画像出力部Bには、版位置制御駆動ドライ
バーによって駆動され印字時にPS版の位置決めを行な
う版位置制御手段と、印字ヘッド駆動ドライバーと印字
データ出力ドライバーとを備えPS版にインク組成物を
噴射して印字するインクジェット印字手段とが設けられ
ている。版位置制御駆動ドライバーと印字ヘッド駆動ド
ライバーと印字データ出力ドライバーとは、夫々その動
作が装置制御手段によって制御されるようになっている
【0016】画像露光部Cには、PS版に露光処理を施
す画像露光手段と、これを駆動する画像露光ドライバー
とが設けられている。画像露光ドライバーはその動作が
装置制御手段によって制御されるようになっている。
【0017】現像処理部Dには、PS版に現像処理を施
す版現像手段と、現像液を供給する現像液供給手段と、
これを駆動するドライバーと、不要感光層を機械的に除
去する機械的現像手段と、これを駆動するドライバーと
が設けられている。上記両ドライバーは、夫々その動作
が装置制御手段によって制御され、また現像液供給手段
はその現像液温度が温度制御手段によって制御されるよ
うになっている。
【0018】水洗処理部Eには、PS版を洗浄する版水
洗手段と、洗浄水を供給する水洗水供給手段と、これを
駆動するドライバーとが設けられている。ドライバーは
その動作が装置制御手段によって制御され、また水洗水
供給手段はその水温が温度制御手段によって制御される
ようになっている。
【0019】後処理部Fには、PS版に後処理液を塗布
する後処理液塗布手段と、後処理液を供給する後処理液
供給手段と、これを駆動するドライバーと、版乾燥手段
とが設けられている。ドライバーは、その動作が装置制
御手段によって制御されるようになっており、後処理液
供給手段はその処理液温度が温度制御手段によって制御
されるようになっている。また、版乾燥手段はその乾燥
温度が温度制御手段によって制御されるようになってい
る。なお、処理液の塗布方法は、スプレー式でもディッ
プ方式でもよい。
【0020】さらに、版供給から版排出までの一連の工
程において、PS版を所定の手順で搬送するために、版
搬送ドライバーによって駆動される複数の版搬送手段R
が設けられている。版搬送ドライバーはその動作が装置
制御手段によって制御されるようになっている。また、
PS版の搬送ラインの所定の位置には、PS版の先端部
あるいは後端部の通過を検出するための第1〜第5版位
置検出手段S1〜S5が設けられている。
【0021】装置制御手段には、デジタルデータ入力手
段を介して、スキャナ、ファクシミリ、DTP等からデ
ジタル画像データが入力されるようになっている。また
、装置制御手段には各種データを記憶するための外部記
憶手段が付設されている。
【0022】図3に、製版装置PA1の具体的構造を示
す。図3に示すように、製版装置PA1には、その長手
方向(図3では左右方向)にみて、版供給側端部(図3
では右側端部)から順に、版供給部Aと画像出力部Bと
画像露光部Cと現像処理部Dと水洗処理部Eと後処理部
Fとが設けられ、基本的には、PS版は版供給部Aから
後処理部Fに至るまでほぼ水平方向に搬送され、この間
に各処理部B〜Fで所定の処理が施されるようになって
いる。
【0023】版供給部Aでは、版供給台1上に積載され
たPS版2が、版供給用ロール3によって1枚づつ画像
出力部Bに送り出されるようになっている。なお、版供
給台1と版供給用ロール3とは、図2に示す版供給手段
に相当する。
【0024】画像出力部Bでは、インクジェットヘッド
4から被印字体であるPS版2に所定の組成のインク組
成物が噴射され、PS版表面にインク画像が形成(印字
)されるようになっている。ここで、印字時には、版位
置制御用ロール5によってPS版2の位置が制御される
ようになっている。ここで、PS版2は搬送ロール6に
よって画像露光部Cに搬送されるようになっているが、
搬送ロール6を設けず、版位置制御用ロール5のみでP
S版2を画像露光部Cに搬送するようにしてもよい。な
お、インクジェットヘッド4と、版位置制御用ロール5
、と搬送ロール6とは、夫々、図2に示すインクジェッ
ト印字手段と、版位置制御手段と、版搬送手段Rとに相
当する。
【0025】画像露光部Cでは、画像露光用光源7から
インク組成物ないしPS版2の材質に適した光が照射さ
れ、PS版2に露光処理が施されるようになっている。 この露光処理により、後で説明するように、インク画像
が形成されていない部分が現像液に対して可溶部(不要
感光)層となり、インク画像が形成された部分が不溶部
となる。なお、画像露光用光源7は、図2に示す画像露
光手段に相当する。
【0026】現像処理部Dでは、現像液供給ノズル9か
らPS版2に、感光層の材質に応じた現像液が供給され
、不要感光層(可溶部)が膨潤・溶解するようになって
いる。そして、膨潤・溶解した不要感光層は回転ブラシ
10によって機械的に除去されるようになっている。な
お、現像液供給ノズル9と、回転ブラシ10とは、夫々
、図2に示す現像液供給手段と、機械的現像手段とに相
当する。
【0027】水洗処理部Eでは、水洗用ノズル11から
PS版2に洗浄水が供給され、PS版2上に残留してい
る現像液が除去されるようになっている。なお、水洗ノ
ズル11は、図2に示す水洗水供給手段に相当する。
【0028】後処理部Fでは、不感脂化処理液ノズル1
2からPS版2の表面に不感脂化処理液が供給されると
ともに、PS版2上の過剰の不感脂化処理液が過剰不感
脂化処理液除去ロール13によって除去されるようにな
っている。また、乾燥部14が設けられ、PS版2の表
面に付着している不感脂化処理液中の溶媒成分が蒸発さ
せられるようになっている。なお、不感脂化処理液ノズ
ル12と過剰不感脂化処理液除去ロール13とは、図2
に示す後処理液塗布手段に相当し、乾燥部14は図2に
示す版乾燥手段に相当する。なお、PS版2(平版)を
製版装置外に取り出すための排出部8が設けられている
【0029】以下、図4〜図7に示すフローチャートに
従って、基本的には図1〜図3を参照しつつ、製版装置
PA1による平版の製造手順を説明する。まず、図4に
示すメインルーチンを説明する。ステップ#1では、デ
ジタル化された画像データが装置制御手段に読み込まれ
る。画像データとしては、例えば、絵柄入力用のスキャ
ナから出力される絵柄情報、DTPにより電子写植され
たあるいはさらに組版された文字を含む情報、ファクシ
ミリにより電送された画像情報等が用いられる。そして
、このような画像データは、デジタルデータ入力手段を
介して直接的に装置制御手段に読み込まれるか、または
これらを予め外部記憶手段に記憶・蓄積した後で、適宜
外部記憶手段から装置制御手段に読み込まれる。
【0030】次に、ステップ#2で画像データの読み込
みが完了したか否かが比較・判定され、読み込みが完了
していないと判定されれば(NO)、ステップ#1〜ス
テップ#2が繰り返し実行される。一方、ステップ#2
で読み込みが完了したと判定されれば(YES)、すな
わち印字がスタンバイとなれば、ステップ#3で版供給
部Aの版供給台1上に積載されたPS版2中の最上の1
枚のPS版2が画像出力部Bに送り出される。PS版2
としては、コンベンショナルポジPS版、光重合型PS
版等が用いられる。
【0031】図8に、版供給部Aの具体的構造を示す。 版供給部Aにおいて、版供給台1(上下昇降台)は、上
下昇降用ギヤ21と移動量低減ギヤ22とを介して、モ
ーター23によって上下方向に移動させられるようにな
っている。ここで、移動量低減ギヤ22は、モーター2
3と版供給台1とを直結した場合よりも、モーター23
の回転に対する版供給台1の上下移動量を小さくする機
能をもつ。このため、例えば版供給台1を上下方向に3
mm移動させる場合のモーター23の軸回転数を30回
転程度にすることができる。なお、版供給台1を上下方
向に2mm移動させるにはモーター23の軸回転数を2
0回転とすればよい。このように、版供給台1の移動量
に対するモーター23の軸回転数が大きくなるので、版
供給台1の上下方向の移動量のきめ細かな設定が可能と
なる。 なお、版供給台1には、上記駆動系21〜23と反対側
においてバランス用のおもり(図示せず)が取り付けら
れている。
【0032】版供給台1の上に積載されたPS版2は、
前後方向(図8では左右方向)に移動できるようになっ
た版供給用真空ヘッド20によって、1枚づつ前方(図
8では左方向)に送り出される。ここで、積載された各
PS版2の間に夫々合紙(図示せず)がはさまれている
場合には、この合紙は合紙排出用ロール19によって後
方(図8では右方向)に排出される。なお、合紙を真空
ヘッド方式で排出するようにしてもよいのはもちろんで
ある。また、PS版2の左右方向(幅方向)の位置は左
右位置調整板24によって規制される。なお、版供給用
真空ヘッド20のかわりに、図9に示すような版供給用
ロール3でPS版2を前方に送り出すようにしてもよい
。図3に示す製版装置PA1では、真空ヘッドではなく
版供給用ロール3によってPS版2が前方に送り出され
るようになっている。
【0033】ステップ#4では、画像出力部Bに送り出
されたPS版2の先端部が、版位置制御ロール5(版位
置制御手段)の直下流に配置された第1版位置検出手段
S1によって検出されたか否か、すなわちこのPS版2
が版位置制御用ロール5(版位置制御手段)によって位
置制御されうる位置に達したか否かが比較・判定され、
検出されていないと判定されれば(NO)、ステップ#
3〜ステップ#4が繰り返し実行される。一方、ステッ
プ#4でPS版2の先端部が検出されたと判定されれば
(YES)、ステップ#5で、後で説明する印字ルーチ
ン(図5)が起動・実行され、インクジェット方式によ
りPS版2の表面に印字が行なわれる(インク画像が形
成される)。
【0034】ステップ#6では、搬送ロール6(版搬送
手段R)によって画像出力部Bから送り出されるPS版
2の先端部が、画像露光手段の直上流に配置された第2
版位置検出手段S2によって検出されたか否かが比較・
判定され、検出されていないと判定されれば(NO)、
このステップ#6が繰り返し実行される。図10に示す
ように、搬送ロール6(搬送手段Rは)、搬送用バック
アップロール26と版押さえロール27との間にPS版
2をはさみ、バックアップロール26を回転させること
によって、PS版2を矢印Y1方向(前方)に搬送する
ようになっている。また、版押さえロール27は、周囲
に溝が切られた軸28を回転させることによって、両矢
印Y2方向(幅方向ないし左右方向)の位置を変えられ
るようになっている。したがって、PS版2の幅に応じ
て、版押さえロール27のY2方向の位置を調整し、P
S版2の幅方向の両端部近傍を押さえさせることによっ
て、インク画像を乱すことなくPS版2を搬送すること
ができるようになっている。
【0035】ステップ#6で、第2版位置検出手段S2
によってPS版2の先端部が検出されたと判定されれば
(YES)、ステップ#7で、後で説明する露光ルーチ
ン(図6)が起動・実行され、PS版2に露光処理が施
される。なお、この露光ルーチンは、印字ルーチン実行
中に起動されてもかまわない。
【0036】ステップ#8では、画像露光部Cから送り
出されるPS版2の先端部が、現像液供給ノズル9(版
現像手段)の直上流に配置された第4版位置検出手段S
4によって検出されたか否かが比較・判定され、検出さ
れていないと判定されれば(NO)、このステップ#8
が繰り返し実行される。一方、ステップ#8で、PS版
2の先端部が検出されたと判定されれば(YES)、ス
テップ#9で、後で説明する現像ルーチン(図7)が起
動・実行され、PS版2に、順に、現像処理と水洗処理
と後処理とが施される。なお、この現像ルーチンは、露
光ルーチン実行中に起動されてもかまわない。このよう
にして、現像ルーチンが起動・実行されると、メインル
ーチンは終了する。
【0037】以下、図5に示す印字ルーチンを説明する
。印字ルーチンが起動されると、ステップ#11で版位
置制御が開始され、版位置制御用ロール5(版位置制御
手段)によって、PS版2が徐々に下流に向かって送り
出される。
【0038】ステップ#12では、PS版2の印字すべ
き部分が、印字位置すなわちインクジェットヘッド4と
対応する位置に一致しているか否かが比較・判定され、
印字位置に一致していないと判定されれば(NO)、ス
テップ#11〜ステップ#12が繰り返し実行される。 一方、ステップ#12で、PS版2の印字すべき部分が
印字位置に一致していると判定されれば(YES)、ス
テップ#13で、インクジェットヘッド4からPS版表
面にインク組成物が噴射され、インクジェット方式によ
る印字が行なわれる。インクジェット方式は、例えば図
11に示すようなドロップ・オン・デマンドタイプ、あ
るいは図12に示すような荷電制御型の連続タイプの普
通のインクジェット方式が用いられる。また、図示して
いないがバブルジェットタイプのものでもよい。
【0039】インクジェットヘッド4としては、例えば
、図13に概略形状を示すような、PS版2の最大横幅
に相当する横幅をもつ固定式インクジェットヘッド4a
が用いられる。このような固定式インクジェットヘッド
4aのノズル配列の具体例を図14(a)〜図14(e
)に示す。ここで、図14(d),(e)に示すノズル
配列では、各ノズル列がPS版2の進行方向に対して角
度θだけ傾斜させられている。このようにノズル列を傾
斜させることによって、1つのラインに打つことができ
るドット数(可能ドット数)を増やすことができる。例
えば、ノズルの加工可能な最近接限界距離をdとした場
合において、ノズル列を傾斜させない場合と、ノズルを
傾斜させる場合の、1ライン当たりの可能ドット数を、
夫々図15と図16とに示す。これらの図から明らかな
ように、ノズル列をθだけ傾斜させた場合には1ライン
当たりの可能ドット数が大幅に増加している。なお、1
ライン当たりの可能ドット数を最大にするには、次の式
1を満たすように、傾斜角θを設定すればよい。         tanθ=(2r/d)………………
………………………………式1なお、式1において、r
はノズルの半径である。
【0040】また、インクジェットヘッド4として、図
17に示すような走査式インクジェットヘッド4bを用
いてもよい。このような走査式インクジェットヘッド4
bのノズル配列の具体例を図18(a)〜図18(e)
に示す。ここで、図18(d),(e)に示すノズル配
列では、ノズル列がPS版2の進行方向に対して角度θ
だけ傾斜させられている。このようにノズル列を傾斜さ
せることによって、前記した固定式インクジェットヘッ
ド4aの場合と同様に、1ライン当たりの可能ドット数
を増やすことができる。
【0041】インク組成物としては、例えば、次のよう
なものが用いられる。(1)PS版2がポジ型PS版で
ある場合には、光吸収性水性インク組成物を用いるのが
好ましい。かかる光吸収性水性インク組成物の好ましい
具体例は、本願出願人にかかる平成2年特許願第296
516号の明細書に開示されている。この場合、図19
に示すように、被印字体であるPS版2の表面に、画像
データに従って光吸収性インク組成物でインク画像を形
成した後、通常の光照射(露光処理)と現像処理とを行
ない平版を製造する。ここで、光吸収性水性インク組成
物は、PS版2の感光波長域に吸収をもつ水溶性または
水分散性の染料と、インクジェットヘッド4内(ノズル
内)での乾燥・凝集を防止するための揮発防止剤とから
なり、PS版2上に印字する際に良好な印字品質が得ら
れるよう、その表面張力が調整される。
【0042】(2)PS版が光重合型PS版である場合
には、酸素遮蔽層となる水溶性高分子を含む水性インク
組成物を用いるのが好ましい。かかる水性インク組成物
としては、例えば、PVA等の水性ポリマと、アルコー
ル類等の水性媒体と、ポリエチレングリコールノニルフ
ェニルエーテル等の界面活性剤と、エチレングリコール
等の揮発防止剤の混合物等が用いられる。この場合、図
20に示すように被印字体である光重合性感光性組成物
を画像記録層とするPS版2上に、画像データに従って
水溶性高分子を含む水性インク組成物でインク画像を形
成した後、通常の光照射(露光処理)と現像処理とを行
ない平版を製造する。ここで、水性インク組成物は、P
S版2の表面で酸素遮蔽層となる水溶性または水分散性
高分子からなり、必要に応じて、インクジェットヘッド
4内(ノズル内)での乾燥・凝集を防止するための揮発
防止剤と、PS版2に印字する際に良好な印字品質が得
られるようその表面張力を調整する界面活性剤とが添加
される。なお、後で説明するように、版材としてPS版
用支持体を用い、インク組成物として光硬化性インク組
成物を用いた場合の、製版工程を図21に示す(第2実
施例)。光硬化性インク組成物は、例えば、エチレン性
不飽和二重結合を有するラジカル重合可能な化合物とラ
ジカル重合開始剤を主成分とするもの、分子内にグリシ
ジル基を有するカチオン重合可能な化合物とカチオン重
合開始剤を主成分とするもの等が用いられ、他のインク
組成物と同様に、必要に応じて、インクジェットヘッド
4内(ノズル内)での乾燥・凝集を防止するための揮発
防止剤が添加され、PS版用支持体に印字する際に良好
な印字品質が得られるようその表面張力が調整される。 なお、この光硬化性インク組成物は、不揮発成分の比率
が高くかつ低粘度である方が好ましい。
【0043】次に、ステップ#14で、印字すべき画像
データが終了したか否かが比較・判定され、印字すべき
画像データが終了していないと判定されれば(NO)、
ステップ#11〜ステップ#14が繰り返し実行される
。 このようにして、PS版2の表面に、画像データに対応
するインク画像が順次形成されてゆくが、このときPS
版2の位置は、版位置制御用ロール5(版位置制御手段
)によって正確に制御され、PS版2の表面に正確なイ
ンク画像が形成される。なお、インクジェットヘッド4
が走査式である場合は、インクジェットヘッド4が印字
ヘッド駆動ドライバーによって正確に走査され、PS版
2の表面に正確なインク画像が形成される。
【0044】一方、ステップ#14で印字データが終了
していると判定されれば(YES)、ステップ#15で
印字が終了され、印字ルーチンが終了する。
【0045】以下、図6に示す露光ルーチンを説明する
。露光ルーチンが起動されると、ステップ#21で、画
像露光用光源7からPS版2に、感光層あるいはインク
組成物の特性に応じた発光輝線スペクトルを有する光が
照射され、露光処理が開始される。この露光処理により
、インク画像が形成されているPS版2には、次のよう
な化学変化が起こる。
【0046】(1)PS版2がポジ型であり、インク組
成物が光吸収性水性インク組成物である場合には、イン
ク画像が形成されていない部分では、PS版2の感光層
に光が直接あたり、光エネルギによって、感光層を構成
するポリマの主鎖が切断されて低分子化したり、あるい
は水溶性のカルボキシル基が生じるなどして、基本的に
は現像液に対して不溶性である感光層が、現像液に対し
て可溶性を示す物質に変化する。一方、インク画像が形
成された部分では、照射された光がインク画像に吸収さ
れ、感光層には光があたらないので、化学変化が起こら
ず、したがって感光層は現像液に対して不溶性を保持す
る。
【0047】(2)PS版2が光重合型であり、インク
組成物が酸素遮蔽層となる水溶性高分子を含む水性イン
ク組成物である場合には、インク画像が形成されている
部分では、インク画像を透過した光が感光層にあたり、
これによって発生するラジカル等によって連鎖的に重合
反応が起こり、基本的には現像液に対して可溶性である
感光層が硬化し、現像液に対して不溶性を示す物質に変
化する。一方、インク画像が形成されていない部分では
、空気中の酸素によって連鎖的な重合反応の進行が阻害
されるので、感光層は現像液に対して可溶性を保持する
【0048】したがって、上記のいずれの場合にも、イ
ンク画像が形成された部分が現像液に対して不溶性とな
り、インク画像が形成されていない部分が可溶性となる
【0049】次に、ステップ#22で、PS版2の後端
部が画像露光手段の直下流に配置された第3版位置検出
手段S3によって検出されたか否か、すなわちPS版2
全体が画像露光部Cから送り出され光照射が不要となっ
たか否かが比較・判定され、検出されていないと判定さ
れれば(NO)、ステップ#21〜ステップ#22が繰
り返し実行される。一方、ステップ#22で、PS版2
の後端部が検出されたと判定されれば(YES)、ステ
ップ#23で画像露光用光源7からの光照射が停止され
、露光ルーチンが終了する。
【0050】以下、図7に示す現像ルーチンを説明する
。なお、この現像ルーチンでは、PS版2に、現像処理
と水洗処理と後処理とが施される。現像ルーチンが起動
されると、まず、ステップ#31で、現像液供給ノズル
9(現像液供給手段)からPS版2の表面に現像液が供
給されるとともに、回転ブラシ10(機械的現像手段)
が回転し、現像処理が開始される。この現像処理におい
ては、感光層のインク画像が形成されていない可溶性の
部分すなわち不要感光層が、現像液との接触によって膨
潤・溶解し、回転ブラシ10による掻きとりによってP
S版2の表面から除去される。一方、インク画像が形成
された部分では、インク画像は除去されるが、感光層は
現像液に対して不溶性であるので、そのまま残留する。 つまり、PS版2の表面には、感光層のインク画像が形
成された部分だけが残され、この部分が平版の画線部(
画像部)となる(図19及び図20参照)。
【0051】この現像処理は、現像処理開始後、PS版
2が現像処理部Dを通過するのに必要とされる時間t2
が経過するまで続けられる。しかしながら、現像処理開
始後、PS版2が水洗処理部Eに到達するのに要する時
間t1(t1<t2)が経過した後は、現像処理と並行
して水洗処理が施される。
【0052】すなわち、ステップ#32で、現像処理開
始後時間t1が経過したか否かが比較・判定され、時間
t1が経過していると判定されれば(YES)、ステッ
プ#33で水洗用ノズル11(版水洗手段)からPS版
2の表面に洗浄水が供給され、水洗処理が開始される。 一方、時間t1が経過していないと判定されれば(NO
)、ステップ#33をスキップする。
【0053】続いて、ステップ#34で、現像開始後、
時間t2が経過したか否かが比較・判定される。ここで
、時間t2が経過していないと判定されれば(NO)、
ステップ#31〜ステップ#34が繰り返し実行され、
時間t2が経過したと判定されれば(YES)、ステッ
プ#35で現像液と洗浄水の供給が停止され、また回転
ブラシ10の回転が停止され、現像処理と水洗処理とが
同時に終了する。ここで、時間t2は、PS版2の後端
部が水洗処理部Eを通過できるように設定されるのはも
ちろんである。
【0054】なお、このように水洗処理を現像処理と同
時に終了させるのではなく、水洗処理部Eの直下流にP
S版2の後端部の通過を検出する版位置検出手段を設け
、この版位置検出手段によってPS版2の後端部の通過
が検出されたときに水洗処理を終了させるようにしても
よい。あるいは、水洗処理時間を、現像処理時間とは独
立して設定するようにしてもよい。
【0055】このようにして現像処理と水洗処理とが終
了した後、ステップ#36で、PS版2の先端部が不感
脂化処理液供給ノズル12(後処理液塗布手段)の直上
流に配置された第5版位置検出手段S5によって検出さ
れたか否かが比較・判定され、検出されていないと判定
されれば(NO)、このステップ#36が繰り返し実行
される。一方、PS版2の先端部が検出されたと判定さ
れれば(YES)、ステップ#37でPS版2に後処理
が施される。すなわち、不感脂化処理液供給ノズル12
からPS版2の表面に不感脂化処理液が供給され、続い
てPS版表面上の過剰な不感脂化処理液が過剰不感脂化
処理液除去ロール13によって除去される。続いて、乾
燥部14でPS版2に乾燥処理が施され、PS版表面上
の不感脂化処理液中の溶媒成分が蒸発させられ、不感脂
化処理成分がPS版表面に固定される。なお、乾燥温度
は温度制御手段によって制御される。
【0056】ステップ#38では、後処理開始後、所定
時間t3が経過したか否かが比較・判定され、時間t3
が経過していないと判定されれば(NO)、ステップ#
37〜ステップ#38が繰り返し実行される。一方、時
間t3が経過していると判定されれば(YES)、ステ
ップ#39で不感脂化処理液の供給が停止され、後処理
が終了する。
【0057】後処理が施されて完成した平板は、版排出
部8から取り出される。以上、第1実施例によれば、デ
ジタル画像情報に基づいて、フィルムを用いることなく
、版材の感度が比較的低い場合でも、耐刷力と解像力と
に優れた平板が製造される。また製版装置がコンパクト
化されるとともに、製版プロセスが簡素化される。 <第2実施例>以下、図22を参照しつつ、版材が、主
として、感光層を備えていない支持体である第2実施例
を説明するが、説明の重複を避けるため、図3に示す第
1実施例と共通の部分には、第1実施例と同一番号を付
してその説明を省略し、第1実施例と異なる点について
のみ説明する。図22に示すように、第2実施例では、
製版装置PA2は、実質的に版供給部Aと画像出力部B
と画像露光部Cとからなり、第1実施例のような現像処
理部と水洗処理部と後処理部とは設けられない。この点
を除けば、製版装置PA2は、第1実施例の製版装置P
A1とほぼ同様の構成となっている。
【0058】第2実施例では、版材2として普通のPS
版用の支持体が用いられる。この場合、版材2にインク
画像を形成するためのインク組成物として、例えば光硬
化性インク組成物が用いられる。そして、図21に示す
ように、被印字体である版材2(支持体)の表面に、画
像データに従って光硬化性インク組成物でインク画像が
形成され、続いて露光処理が施され、これによってイン
ク画像が硬化し、この硬化したインク画像が直接画線部
となり、平版が完成する。なお、光硬化性インク組成物
と版材2の接着性を高め、あるいは良好な印字品質を得
るために、版材2上にプライマー層を設けるようにして
もよい。かかるプライマー層は、その表面が印字時に充
分な親水性を有するものであるか印字時に除去できるも
のであることが好ましいが、そうでない場合には、露光
処理後、実施例1に示した現像処理部Dあるいは水洗処
理部Eを設け除去するようにしてもよい。さらに、露光
処理が施された平版に例えば、不感脂化処理などの後処
理が必要な場合には、実施例1に示した後処理部Fを設
け後処理をするようにしてもよい。第2実施例において
も、デジタル画像情報に基づいて、フィルムを用いるこ
となく、耐刷力と解像力とに優れた平板が製造される。
【0059】<第3実施例>以下、図23(a),(b
)を参照しつつ本発明の第3実施例を説明するが、説明
の重複を避けるため、図3に示す第1実施例と共通の部
分には、第1実施例と同一番号を付してその説明を省略
し、第1実施例と異なる点についてのみ説明する。図2
3(a),(b)に示すように、第3実施例では、製版
装置PA3の画像出力部Bと画像露光部Cとが一体化さ
れている。 版供給部(図示せず)から送り出された版材(PS版ま
たは支持体)は、回転ドラムタイプの版位置制御用ロー
ル5に巻き付けられるようになっている。ここで、版位
置制御用ロール5への版材の装着は、上下方向に移動可
能なピンチロール16と、版位置制御用ロール5の一部
に設けられたくわえ込み部17とによって行なわれるよ
うになっている。そして、版位置制御用ロール5が回転
しつつ、版材表面にインクジェットヘッド4によってイ
ンク画像が形成されるとともに、画像露光用光源7から
反射ミラー15を介して照射される光によって露光処理
が施されるようになっている。印字と露光処理とが終了
した後、版材がPS版である場合は、この後さらに現像
処理と水洗処理と後処理とが施され、版材が支持体であ
る場合は、以上の処理で平版が完成する。第3実施例で
は、画像出力部Bと画像露光部Cとが一体化されている
ので、製版装置PA3がコンパクト化される。
【0060】<第4実施例>以下、図24を参照しつつ
本発明の第4実施例を説明するが、説明の重複を避ける
ため、図3に示す第1実施例と共通の部分には、第1実
施例と同一番号を付してその説明を省略し、第1実施例
と異なる点についてのみ説明する。図24に示すように
、第4実施例では、画像出力部Bにおいて、インクジェ
ットヘッド4が版材2の下側に配置されている。また、
画像露光部Cにおいて、画像露光用光源7が版材2の下
側に配置されている。このため、インクジェットヘッド
4によって版材2の下面にインク画像が形成され、画像
露光用光源7から反射ミラー15を介して版材2の下面
に光が照射され、露光処理が施されるようになっている
。第4実施例によれば、インクジェットヘッド4、画像
露光用光源7等が、装置のハウジング内に配置されるの
で、製版装置PA4がコンパクト化される。
【0061】<第5実施例>以下、図25を参照しつつ
本発明の第5実施例を説明するが、説明の重複を避ける
ため、図3に示す第1実施例と共通の部分には、第1実
施例と同一番号を付してその説明を省略し、第1実施例
と異なる点についてのみ説明する。図25に示すように
、第5実施例では、製版装置PA5の版供給部Aの版供
給台1の積載面が傾斜している。そして、画像露光部C
では、最初に版材2が下向きに搬送され、このときに画
像露光用光源7から反射ミラー15を介して光が照射さ
れ、光が横方向から版材2の表面にあたるようになって
いる。露光終了後、版材2は画像露光部Cの下端部近傍
を通って排出部8に送り出されるようになっている。 第5実施例によれば、画像露光用光源7等が装置のハウ
ジング内に配置されるので、製版装置PA5がコンパク
ト化される。
【0062】
【発明の作用・効果】第1の発明によれば、版材表面に
、インクジェット方式でインク画像が形成され、この後
露光処理によって、版材表面に直接画線部(画像部)が
形成され、平版が製造される。したがって、コンピュー
タ、ファクシミリ等から出力されるデジタル画像情報に
基づいて、フィルムを用いずに、平版を製造することが
できる。そして、インクジェット方式の画像出力手段は
、レーザー装置等に比べて、コンパクトかつ安価である
ので、製版装置のコンパクト化・低コスト化が図られる
。また、製版プロセスが簡素化される。
【0063】第2の発明によれば、版材表面に、画像出
力手段によってインク画像が形成され、この後画線部形
成手段によって露光処理等が施され、版材表面に直接画
線部が形成され、平版が製造される。したがって、コン
ピュータ、ファクシミリ等から出力されるデジタル画像
情報に基づいて、フィルムを用いずに、平版を製造する
ことができる。そして、インクジェット方式の画像出力
手段は、コンパクトかつ安価であるので、製版装置のコ
ンパクト化・低コスト化が図られる。また、製版プロセ
スが簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる製版装置の概略システム構成図
である。
【図2】本発明の第1実施例を示す、製版装置のシステ
ム構成図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す、製版装置の側面立
面説明図である。
【図4】図2〜図3に示す製版装置による平版の製造手
順におけるメインルーチンを示すフローチャートである
【図5】図2〜図3に示す製版装置による平版の製造手
順における印字ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】図2〜図3に示す製版装置による平版の製造手
順における露光ルーチンを示すフローチャートである。
【図7】図2〜図3に示す製版装置による平版の製造手
順における現像ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】真空ヘッドを用いて版材を搬送するようにした
版供給部の側面立面説明図である。
【図9】ロールを用いて版材を搬送するようにした版供
給部の側面立面説明図である。
【図10】製版装置の搬送ロールの斜視説明図である。
【図11】ドロップオンデマンドタイプのインクジェッ
トの模式図である。
【図12】連続タイプのインクジェットの模式図である
【図13】固定式インクジェットヘッドの模式図である
【図14】(a)〜(e)は、夫々、固定式インクジェ
ットヘッドのノズル配列例を示す図である。
【図15】ノズル列を版材進行方向に対して傾斜させな
い場合の、ノズル配列と1ラインのドット数とを示す図
である。
【図16】ノズル列を版材進行方向に対して傾斜させた
場合の、ノズル配列と1ラインのドット数とを示す図で
ある。
【図17】走査式インクジェットヘッドの模式図である
【図18】(a)〜(e)は、夫々、走査式インクジェ
ットヘッドのノズル配列例を示す図である。
【図19】版材としてポジ型PS版を用い、インク組成
物として光吸収性水性インク組成物を用いた場合の、製
版工程を示す図である。
【図20】版材として光重合型PS版を用い、インク組
成物として酸素遮蔽層となる水溶性高分子を含む水性イ
ンク組成物を用いた場合の、製版工程を示す図である。
【図21】版材としてPS版用支持体を用い、インク組
成物として光硬化性インク組成物を用いた場合の、製版
工程を示す図である。
【図22】本発明の第2実施例を示す、製版装置の側面
立面説明図である。
【図23】(a)は本発明の第3実施例を示す製版装置
の側面立面説明図であり、(b)は上記製版装置のくわ
え込み部を拡大して示した図である。
【図24】本発明の第4実施例を示す、製版装置の側面
立面説明図である。
【図25】本発明の第5実施例を示す、製版装置の側面
立面説明図である。
【符号の説明】
PA1…製版装置 PA2…製版装置 PA3…製版装置 PA4…製版装置 PA5…製版装置 A…版供給部 B…画像出力部 C…画像露光部 D…現像処理部 E…水洗処理部 F…後処理部 2…PS版(版材) 3…版供給用ロール 4…インクジェットヘッド 5…版位置制御用ロール 6…搬送ロール 7…画像露光用光源 9…現像液供給ノズル 10…回転ブラシ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  版材供給手段で製版装置に版材を供給
    し、この版材表面に直接インクジェット方式の画像出力
    手段で画像情報に対応するインク画像を形成し、この後
    版材表面に少なくとも露光手段で露光処理を施すことに
    より版材上に画線部を形成して印刷用平版を製造するよ
    うにしたことを特徴とするインクジェット方式による平
    版のダイレクト製版方法。
  2. 【請求項2】  版材を供給する版材供給手段と、画像
    情報に基づいて版材表面に直接インク画像を形成するイ
    ンクジェット方式の画像出力手段と、インク画像が形成
    された版材表面に少なくとも露光処理を施すことによっ
    て版材上に画線部を形成する画線部形成手段とが設けら
    れていることを特徴とするインクジェット方式による平
    版のダイレクト製版装置。
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