JP2006053415A - 印刷版原版露光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷版原版面内での網パーセント濃度や耐刷性などにローカリティーを生じない印刷版原版露光装置を提供する。
【解決手段】印刷版原版を、その一端側から前記液体容器内の前記液体中に導入し、前記液体容器内の前記液体中の所定位置に規定される露光位置を通過させ、この露光位置において感光層が露光されてから前記液体から導出されて空気に暴露されるまでの時間が、前記印刷版原版の任意の場所において一定であるように、前記印刷版原版を前記液体中から導出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、板状の支持体の表面にラジカル光重合によって潜像が記録される感光層を有し、感光層表面に酸素遮断層を有さない印刷版原版を露光する印刷版原版露光装置に関するものである。
支持体上に光重合性の感光膜を設けた印刷版原版を露光して潜像を形成し、重合することによって画像部を固化した後、重合されなかった非画像部を現像液で除去して印刷版を作成する方法は従来から知られており、印刷版の作成方法として広く行なわれている。
近年では、レーザ露光技術やデータ処理技術がさらに進歩したことに伴って、画像データをコンピュータ処理することで光源のレーザ光を直接変調し、印刷版原版に変調されたレーザ光を投影して印刷版原版の感光層に直接画像を記録するいわゆるダイレクト製版が一般的になってきている。このダイレクト製版用の印刷版原版は、レーザ光で直接露光するので、高感度で微細な露光が可能であることが望ましく、ラジカル重合する感光膜を塗布した印刷版原版を使用することが望ましい。
従来から、親水性のアルミ支持体上に感光層が形成された印刷版原版において、感光層についてラジカル重合反応を利用して、レーザ光によって露光した領域をポリマー化して硬化させる技術が一般的に知られている。この場合、空気中の酸素は、露光により発生した感光層中のラジカルを失活化させる性質があり、上述の印刷版原版におけるラジカル重合反応を妨げる要因になっている。このため、印刷版原版をある程度以上には高感度化することができないという問題があり、ラジカル重合反応を用いた印刷版原版の作成方法では、露光のためのレーザ光の強度を高くする必要がある。
上述の問題を解決するための対策として、アルミ支持体上に形成された感光層の上にPVA(ポリビニルアルコール)などのオーバーコート層を形成して空気中の酸素を遮断し、空気中の酸素が感光層内に入り込まないようにする対策が一般的に行われている。しかし、このような酸素遮断用オーバーコート層を用いた場合、露光後の現像工程などにおいて、オーバーコート層を溶解除去する必要があるが、PVAは水溶性であるため、現像工程での現像液にオーバーコート層が溶け込んで固形成分として固まったり、現像液にオーバーコート層が溶解せず固形成分として残留して印刷機の内部を汚染したりして、印刷物の汚れを発生させるという問題があった。
このような問題を解決する方法として、オーバーコート層が設けられていない印刷版原版であっても、感光層表面の酸素を遮断して画像を露光することで、所定の画像を精度よく記録できる画像露光装置および画像露光方法が、例えば特許文献1に提案されている。
特許文献1には、印刷版原版よりも大きな透明シートで表面を覆い、多数の吸着孔を有する部材に印刷版原版を真空吸着することによって酸素を除去する露光方法が開示されている。
特開平9−197655号公報
しかしながら、印刷版原版よりも大きな透明シートで印刷版原版を覆う際に、印刷版原版と透明シートの間が完全に密着していなければ、その間に溜まった空気層(空気の泡)に含まれる酸素によって部分的にラジカル重合が阻害されることになる。
このような画像露光装置および画像露光方法では、鮮明な印刷版を作成するために微細な空気の泡まで全て除去することが必要になるが、この微細な空気の泡まで完全に除去することは非常に困難である。また、透明シートを毎回使用すると、この汚れやゴミの付着により、鮮明な印刷版を作製することが困難になる。
また、印刷版原版に変調されたレーザ光を投影して印刷版原版の感光層に直接画像を記録するダイレクト製版では、印刷版原版をレーザ光で直接2次元的に走査露光するので、一枚の印刷版原版全体を露光するには、露光開始から露光終了までに所要の時間がかかることになる。
図3は、印刷版原版の、ラジカル重合する感光層の硬膜化の指標である、ラジカル重合反応によるC-C二重結合の消失率の時間変化の一例のグラフであるが、このようにラジカル重合反応は、露光の瞬間に反応が終了してしまうというわけではなく、露光の数10秒〜数分後も反応が進行していく。なお、このような露光後のラジカル重合反応の進行は、印刷版原版の露光領域(露光された領域)を酸素に曝すことで、停止させることができる。
これに対して、仮に、一枚の印刷版原版の露光開始から露光終了までに1〜2分程度の時間がかかり、露光の後に印刷版原版の全体を、酸素遮断から一度に開放する(すなわち、印刷版原版全体の感光層を一度に空気に曝す)と、印刷版原版の露光開始部分、すなわち露光開始の当初に光ビームを照射した領域と、印刷版原版の露光終了部分、すなわち露光の終了間際に光ビームを照射した領域とでは、露光後の経過時間が画像記録に要した時間だけ(すなわち、1〜2分程度)異なることになる。このように、印刷版原版をレーザ光で直接2次元的に走査露光する場合、印刷版原版の面内でラジカル重合反応の進行具合が異なってしまうという問題がある。
ラジカル重合反応が進行するほど、露光した領域(すなわち網点露光パターン)は膨らみ、また、ラジカル重合反応による硬化が進むので耐刷性能は向上する。このように、露光後の数10秒〜数分後まで続くラジカル重合反応は、露光したパターン精度や耐刷性能に大きな影響を及ぼす。印刷版面内でラジカル重合反応の進行具合が異なっていれば、例えば、網点画像を記録する際、露光によって得られた網点の太り方や耐刷性に、印刷版面内で分布(ローカリティー)が生じてしまうという問題点がある。
特許文献1においては、このような、露光後のラジカル重合反応の進行について一切言及されていない。さらに、露光後に印刷版原版の露光領域をいかにして酸素に曝すかについても一切示唆されていない。
特許文献1に記載の露光方法において、露光後にカバーシートを取り外して印刷版原版全体を一度に空気にさらすと(すなわち酸素に曝すと)、印刷版原版の感光層全体における重合反応が酸素によって阻害されて、感光層の重合が停止する。これにより、最終的な重合反応の進行度合いが露光開始部分と露光終了部分とで変わってしまい、記録した網点画像の膨らみ方や硬化の度合に差が生じ、印刷版原版面内で網パーセント濃度や耐刷性などにローカリティーができるという問題点がある。
そこで、本発明は、酸素を遮断しながら印刷版原版の感光層を露光する印刷版原版露光装置に関し、感光層を露光してから酸素遮断を終了するまでの時間を印刷版原版の場所によらず実質的に一定とし、感光層の全面にわたってラジカル重合反応の進行具合を同様として、形成した画像にローカリティーを生じさせない、すなわち、印刷版原版面内での網パーセント濃度や耐刷性などにローカリティーを生じさせない印刷版原版露光装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、本発明は、板状の支持体の表面にラジカル光重合によって潜像が記録される感光層を有し、感光層表面に酸素遮断層を有さない印刷版原版を露光する印刷版原版露光装置であって、前記印刷版原版に対して不活性で、かつ濡れない、露光光が透過可能な液体と、前記液体が貯溜された液体容器と、前記印刷版原版を、その一端側から、前記液体容器内の前記液体中に導入し、前記液体容器内の前記液体中の所定位置に規定される露光位置を通過させ、前記液体中から導出するように、副走査搬送する副走査搬送手段と、前記液体容器内の前記液体中の前記露光位置において、前記副走査搬送手段によって副走査搬送される前記印刷版原版の前記感光層に、画像情報に応じて変調された露光光を、前記液体を通して照射する露光手段とを有し、前記副走査搬送手段は、前記印刷版原版の前記感光層が、前記露光位置において露光されてから前記液体から導出されて空気に暴露されるまでの時間が、前記印刷版原版の任意の場所において一定であるように、前記印刷版原版を副走査搬送することを特徴とする印刷版原版露光装置を提供する。
なお、前記液体容器は、上側面の少なくとも一部が開放された箱型形状であり、前記副走査搬送手段は、前記印刷版原版をその一端側から他端側にかけて、前記上側面の開放部分から前記液体容器内の前記液体中に導入し、前記印刷版原版の前記感光層を前記液体中の前記露光位置を前記印刷版原版の前記一端側から他端側にかけて通過させ、前記印刷版原版を前記液体中から前記一端側から前記他端側にかけて順次導出することが好ましい。
また、本発明の印刷版原版露光装置は、さらに、前記印刷版原版の前記感光層を2次元的に走査露光するために、前記露光手段を、前記副走査搬送手段による前記印刷版原版の副走査搬送方向と直交する方向に往復移動させる移動手段を有することが好ましい。
また、前記副走査搬送手段は、前記液体容器内の前記液体中にその一部が浸漬された回転ドラムと、前記液体容器内の前記液体中に浸漬され、前記回転ドラムのドラム表面に前記印刷版原版の前記支持体側を密着させるように前記回転ドラムとの間で前記印刷版原版を挟持する複数のニップローラと、前記回転ドラムをその中心軸回りに回転させる回転駆動部とを有し、前記露光位置は、前記複数のニップローラの内の、2つのニップローラ間の前記回転ドラムのドラム表面上に規定され、前記副走査搬送手段は、前記印刷版原版を、その一端側から前記液体容器内の前記液体中に導入し、回転駆動される前記回転ドラムと前記複数のニップローラとの間に挟持しながら副走査搬送し、前記液体容器内の前記液体中から外部に導出し、前記露光手段は、回転駆動される前記回転ドラムと前記複数のニップローラとの間に挟持されて副走査搬送され、前記2つのニップローラ間の前記露光位置を通過する前記印刷版原版の前記感光層を露光することが好ましい。
また、前記回転駆動部は、前記回転ドラムを一定の角速度で回転させることが好ましい。また前記液体容器の底壁は、前記露光光が透過可能な領域を少なくとも有し、前記露光手段は、前記底壁の下側に備えられ、前記底壁の前記露光光が透過可能な領域を介して前記液体中の前記露光位置に向けて前記露光光を照射することが好ましい。
さらに、前記液体容器内の前記液体の液面位置を検出する検出手段と、前記液面位置が所定の位置となるように前記検出手段の検出結果に応じて前記液体を補充する液体補充手段とを有することが好ましく、さらに、前記液体容器からの前記液体の蒸発を防止する、前記液体の液面を覆う蒸発防止蓋を設けることが好ましい。
なお、前記液体は、流動パラフィンを主成分とする液体であることが好ましく、シリコンオイルを主成分とする液体であることもまた好ましい。なお、手段は、空間変調素子を用いた光ビーム照射手段であることが好ましい。
本発明によれば、酸素遮断層のない印刷版原版であっても、その感光層を液体中で酸素遮断しながら露光することができるので、酸素遮断層のある印刷版と同等の露光エネルギーで画像を形成できる一方、現像機を汚すことがない。
また、本発明によれば、上記効果に加え、印刷版原版全体にわたって、露光から酸素遮断の終了までの時間を一定にできるので、印刷版原版の場所によらずに、印刷版原版全体でラジカル重合反応の進行度をほぼ一定にできる。これにより、ラジカル重合反応の進行度の違いによる、露光パターンの膨らみや硬化の具合を実質的に均一化することができる。網パーセント濃度を均一にでき、印刷版原版全体の耐刷性の分布も防止できる。ここで、実質的に均一化するとは、実用上問題無い程度にローカリティーを小さくすることを意味する。その結果、本発明によれば、露光パターンの形状精度や耐刷性の面内分布(ローカリティー)が非常に少ない印刷版を得ることができる。
以下、図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明に係る印刷版露光装置を説明する。
図1は、露光装置10の構成の概略を示す模式的斜視図であり、また、図2は、露光装置10の構成の概略を示す模式的側断面図である。
本実施形態の露光装置10は、酸素遮断液貯留ユニット20(以降、遮断液貯留ユニット20とする)と、副走査搬送ユニット30と、露光ユニット40とを有する。また、露光装置10は、副走査搬送ユニット30および露光ユニット40と接続されて、それぞれの動作を制御する制御手段50も併せて有している。露光装置10は、後述するドラム32のドラム面36に密着されて副走査方向に搬送される印刷版原版Pの感光層Pに向けて光ビームを照射して、感光層Pに画像を記録(潜像を記録)する。
遮断液貯留ユニット20は、印刷版原版Pに対して不活性で、印刷版原版Pの感光層Pに対して濡れず(濡れ性が低く、すなわち、感光層Pがはじく)、かつ、印刷版原版Pの感光層Pを露光するための光ビームが透過可能な液体である酸素遮断液22(以降、遮断液22とする)を貯留しておく(溜めておく)液体容器24と、液体容器24の所定の位置に設けられて、液体容器24に溜められた遮断液22の液面の位置を検出して出力する液面検出センサ26と、液面検出センサ26から出力された測定結果(液面の位置の情報)に応じて、液体容器24の遮断液22の液面が所定のレベルになるよう、液体容器24に遮断液22を補充する遮断液補充ポンプ28と、液体容器24中の遮断液22の蒸発を防止する蒸発防止蓋29とを有する。
液体容器24は、図1および図2中の上側の一面が開放された略箱型形状の液体貯槽である。
液体容器24の、対向する2枚の壁(図1中の左右の壁)の、開放された上面の近傍には、後述する副走査搬送ユニット30のドラム駆動手段31が設けられており、後述するドラム32を、液体容器24に溜められた遮断液22の液面に一部が浸るように支持している。蒸発防止蓋29は、液体容器24に溜められた遮断液22の液面の、ドラム32が浸っている領域以外の領域を覆っており、遮断液22の蒸発を防いでいる。
液体容器24の底壁23(図2中の下側の壁)の一部の領域には、例えばガラスなどからなる透明なスリット窓25が設けられている。露光装置10では、後述の露光ユニット40によって、液体容器24内の遮断液22の所定の位置に、このスリット窓25を通過させて光ビームを照射する。スリット窓25は、露光のための光ビームが透過可能であればよい。また、液体容器24は、全体がガラスのような透明基板(少なくとも露光のための光ビームが透過可能な基板)で構成されていてもよい。
液体容器24に溜められる遮断液22は、印刷版を露光するための光ビームが透過可能で、かつ、印刷板原版Pに対して不活性で、かつ、印刷版原版Pに濡れない溶液であればよい。遮断液22としては、例えば、流動パラフィンやシリコンオイルなどが好適にあげられる。
液面検出センサ26は、液体容器24の開放された上面の近傍の所定の位置に設置されて、一部が遮断液22に接触するまたは浸ることで、液体容器24における遮断液22の液面の位置を検出する公知の液面検出センサである。検出結果(液面の位置の情報)は液補充ポンプ28に送られる。液補充ポンプ28は、遮断液22が貯留された図示しない遮断液タンクと接続されており、液面検出センサ26から送られた液面の位置の情報に応じて、図示しない遮断液タンクから、遮断液22を検出結果に応じた量だけ液体容器24に送って液体容器24内の遮断液22の量を補充し、液体容器24が溜める遮断液22の量を一定に保つことで、液体容器24における遮断液22の液面の位置を一定に保つ。
さらに、液体容器24の開放された上面には、遮断液22の、後述するドラム32が浸った領域、および液面検出センサ26が浸った領域を除く液面全体を覆う蒸発防止蓋29が設けられており、液体容器24からの遮断液22の蒸発を防いでいる。
遮断液貯留ユニット20は、このようにして液体容器24に貯留された遮断液22の液面の位置(高さ)を一定に保つことで、液体容器24に設けられたドラム駆動手段31に支えられた、後述するドラム32のドラム表面36と遮断液22の液面との相対位置を一定に保っている。
副走査搬送ユニット30は、回転ドラム32(以降、ドラム32とする)と、このドラム32とで印刷版原版Pを挟持する複数のニップローラ34と、ドラム32を支持するとともに、このドラム32を回転駆動させるドラム駆動手段31とを有して構成されている。
副走査搬送ユニット30は、ドラム32とニップローラ34とで印刷版原版Pを挟持した状態でドラム32を回転させることで、印刷版原版Pを搬送して遮断液22に導入し、遮断液22中の後述の露光位置Eを通過させ、遮断液22から順次導出する。
ドラム32は、中心軸33が、後述する露光ヘッド52の移動方向(すなわち、主走査方向)に平行な方向に伸びた円柱形状の回転ドラムであり、その中心軸33はドラム駆動手段31に支えられて、ドラム32の一部が遮断液22に浸っている。ドラム駆動手段31は、ドラム32の中心軸33を支持して、この中心軸33を中心軸周りに、図2中の矢印Rで示す方向に一定速度で(一定の角速度で)回駆動転させる。
ドラム32のドラム表面36の遮断液22に浸っている領域には、ニップローラ34が当接されている。印刷版原版Pがドラム32とニップローラ34とで挟持された状態で、ドラム32が中心軸33の回りに回転することで、印刷版原版Pは、ドラム32の回転に合わせて移動する。印刷版原版Pはこの回転に応じて移動されて、遮断液22の液面とドラム表面36との接触界面である侵入位置Eから遮断液22に導入される。そして、所定の露光位置Fにおいて光ビームが照射されて、取り出し位置Gより遮断液22から導出される。
本実施形態における副走査搬送ユニット30(副走査搬送手段)は、印刷版原版Pをドラム32とニップローラ34とで挟持し、ドラム32の回転によって印刷版原版Pを副走査方向に搬送するものであるが、本発明の副走査搬送手段は、ドラムおよび複数のニップローラから構成されるものでなくともよい。本発明の副走査搬送手段は特に限定されない。
露光ユニット40は、副走査搬送ユニット30のドラム32に密着されて搬送される印刷版原版Pに、画像情報に応じて光ビームを照射する。露光ユニット40は、液体容器24の底壁23の下側(図1および図2中の下側)に配置されている。この露光ユニット40は、露光のための光ビームを照射する露光ヘッド52と、この露光ヘッド52を主走査方向に搬送する主走査搬送手段54と、を有する。
主走査搬送手段54は、露光ヘッド52を、ドラム32の中心軸33が伸びた方向と平行な方向(主走査方向)に往復運動させて、露光のための光ビームをドラム32に保持された印刷版原版Pに照射する。主走査搬送手段54は、モータによって回転するボールネジを利用した駆動手段など、公知の手段が利用可能である。
露光ヘッド52は、主走査搬送手段54に支持されて、この主走査搬送手段54によって主走査方向(図1中の矢印Xで示す方向、図2中の紙面に垂直な方向)に往復移動しながら、露光のための光ビームをドラム32の遮断液22に浸った一部の領域に向けて照射する。露光ヘッド52から出射された露光のための光ビームは、上述の底壁23に設けられたスリット窓25を通過し、液体容器24中の所定の位置(露光位置F)に照射され、この所定の位置(露光位置F)を通過する印刷版原版Pの感光層Pに結像される。この露光位置Fは、複数のニップローラ34のうちの最も下側(図2中の下側)に位置する2つのニップローラの間のドラム32の表面上に規定されている。
露光ヘッド52は、空間変調素子56を備えた光ビーム照射手段であるのが好ましく、光源60から光ファイバ62によって導かれた照射光を、レンズ64によって平行光として空間変調素子54に均一に照明する。空間変調素子54は、例えばDMDのような多チャンネルのミラーがアレイ状に配列された光偏向素子で、画像データに応じて各ミラーの角度がそれぞれ2段階に変化する(On/Offする)。これにより、アレイ状に配列された複数のミラーのうちの所望のミラーから反射された光のみを、レンズ66を介して液体容器24内の露光位置Fに選択的に照射する。
なお、本発明おける光ビーム照射手段は、1つの光源により射出される1本の光ビームによって露光する構成であってもよいし、光源としてLEDアレイ、または光ファイバとLDとを組み合わせた光源を複数配列してなるLDアレイ光源などを用いて、複数の記録を同時に行う、いわゆるマルチビーム露光を利用する構成であってもよい。本発明の光ビーム照射手段は、特に限定されない。
この露光位置Fには、ドラム32のローラ表面に密着された状態で印刷版原版Pの感光層Pが通過する。露光位置Fに選択的に照射された光は遮断液22に浸った印刷版原版Pの感光層Pに結像して感光層Pを露光する。
露光装置10では、このように、液体容器24中の露光位置Fにおいて印刷版原版Pが遮断液22に浸った状態で、この印刷版原版Pの感光層Pを露光する。これにより、感光層Pにおいて、酸素による重合阻害が発生することなく効率よくラジカル重合反応が進む。
以下、露光装置10を用いて実施される印刷版原版Pの露光動作について、図を参照して詳細に説明する。
まず、図示しない印刷版原版供給手段によって、ドラム32とニップローラ34との間隙に印刷版原版Pが供給される。具体的には、図示しない印刷版原版供給手段によって、図2中の最も左側のニップローラ34とドラム32との間隙に印刷版原版Pが挿入される。この際、印刷版原版Pは、支持体Pの側がドラム32に押し付けられるよう、支持体Pをドラム32の側にして挿入される。
印刷版原版Pが挿入されると、ドラム32とニップローラ34とが印刷版原版Pを挟持した状態で、ドラム32が一定の速度で回転して、印刷版原版Pを副走査方向に搬送する。
印刷版原版Pは、支持体Pの側がドラム表面36に密着されて、ドラム32の回転に応じて移動される。このドラム32が中心軸回りに回転し、印刷版原版P全体は、液体容器24に溜まっている遮断液22に、一方の端辺72の側から他方の端辺74の側にかけて侵入位置Eから徐々に浸っていく(液体22に導入されていく)。この遮断液22は、印刷版原版Pに対して不活性であり、印刷版原版Pの支持体Pおよび感光層Pの双方とも遮断液22と何ら反応(化学反応)を生じない。また、印刷版原版Pに対して遮断液22は濡れず(濡れ性が低く)、印刷版原版Pの一部が進入位置Fから遮断液に侵入した際、遮断液22が印刷版原版Pを濡れ上がることがない。
印刷版原版Pは、ドラム32のドラム表面36に密着されて遮断液22に浸った状態で、ドラム32の回転による搬送速度に合わせて、ドラム32の表面に沿って遮断液22中を移動する。
ドラム32のドラム表面36に印刷版原版Pが密着された状態でドラム32が回転すると、印刷版原版Pはこの回転に応じて移動して、上述の露光位置Fにさしかかる。ドラム駆動手段31によるドラム32の回転に応じて、露光位置Fでは、印刷版原版Pが図2中の矢印S方向(副走査方向)に順次搬送される。これに応じて、露光ユニット40の露光ヘッド52が、主走査方向に往復移動しつつ光ビームを照射する。これにより、印刷版原版Pの感光層Pには、2次元画像が記録される(潜像が記録される)。
ドラム駆動手段31が、遮断液22内でドラム32を回転させる際の回転速度は、ドラム32と遮断液22との界面、より詳しくはドラム32に密着された印刷版原版Pの感光層Pと遮断液22との界面に、回転による乱流が生じず、層流を保つ程度の速度になっている。
ドラム駆動手段31、露光ユニット40は制御手段50に接続されており、この制御手段50によって、副走査方向の移動や主走査方向の移動、光ビームの照射などの動作が制御されている。
露光ヘッド52によって画像が記録された(潜像が記録された)印刷版原版Pは、ドラム32の回転に応じてドラム32に沿って搬送されて、露光ユニット40によって露光された領域から徐々に、すなわち、印刷版原版Pの一方の端辺72の側から他方の端辺74の側にかけて、徐々に取り出し位置Gを通過して溶液22の液面から徐々に導出され、空気中にさらされる(すなわち、空気中の酸素に暴露される)。
液体容器24に溜められた遮断液22の液面は、上述のように、常時一定の位置に保たれている。ドラム32は、中心軸33を中心として一定速度で回転しており、ドラム表面36に密着された印刷版原版Pの任意の領域が、露光位置Eで画像記録されてから、取り出し位置Gを通過して大気に曝されるまでの時間は、印刷版原版Pの場所によらず、印刷版原版P全体で一定である。
また、遮断液22は、印刷版原版に対して濡れない液体であり、印刷版原版Pが、取り出し位置Gを通過して液面から取り出される際、印刷版原版Pの感光層Pおよび支持体Pのいずれにも、遮断液22が濡れた状態で残留することがない。これにより、印刷版原版Pの任意の領域が、露光位置Eで画像記録されてから、取り出し位置Gを通過して大気に曝されるまでの時間は、印刷版原版P全体で高精度に一定となっている。
したがって、露光による感光層のラジカル重合反応の進行は印刷版原版の全面にわたって同様であり、面内不均一になることがない(ローカリティが生じることがない)。これにより、ラジカル重合反応の進行度の違いによる、露光パターンの膨らみや硬化の具合の差が生じず、網パーセント濃度を均一にでき、印刷版原版全体の耐刷性の分布も防止できる。本発明によれば、このようにして、露光パターンの形状精度や耐刷性の面内分布(ローカリティ)が非常に少ない印刷版を得ることができる。
なお、露光装置10において露光されて画像が記録される印刷版原版Pは、光ラジカル重合によって感光層に画像が記録される、感光層表面に酸素遮断層を有さない平板印刷版原版である。この印刷版原版Pは、アルカリ現像用の平板印刷版であってもよく、また機上現像用の平板印刷版であってもよい。
ここで、「アルカリ現像」とは、アルカリ性現像液を接触させることにより、露光後に印刷版原版の画像記録層(感光層)を除去し、親水性支持体表面を露出させる工程を指し、「機上現像」とは、印刷機を用いて、液体(通常は印刷インキおよび/または浸し水)を接触させることにより、印刷版原版の画像記録層を除去し、親水性支持体表面を露出させる方法および工程を指す。
本発明に係る印刷版原版露光装置は、露光後に、上述のアルカリ現像を行なうことで親水性支持体表面を露出させる、アルカリ現像用の印刷版原版を露光することも可能である。また、露光後に、上述の機上現像を行なうことで親水性支持体表面を露出させる、機上現像用の印刷版原版を露光することも可能である。
本発明の印刷版原版露光装置は、基本的に以上のようなものである。以上、本発明の印刷版原版露光装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良または変更をしてもよいのはもちろんである。
本発明の印刷版原版露光装置の一例の構成の概略を説明する図で、印刷版原版露光装置の構成の概略を示す模式的斜視図である。 本発明の印刷版原版露光装置の一例の構成の概略を説明する図で、印刷版原版露光装置の構成の概略を示す模式的側断面図である。 本発明の印刷版原版露光装置で露光する印刷版原版の感光層の硬膜化の指標である、ラジカル重合反応によるC-C二重結合の消失率の時間変化の一例のグラフである。
符号の説明
10 露光装置
20 遮断液貯留ユニット
22 遮断液
24 液体容器
25 スリット窓
26 液面検出センサ
28 遮断液補充ポンプ
29 蒸発防止蓋
30 副走査搬送ユニット
31 ドラム駆動手段
32 ドラム
33 中心軸
34 ニップローラ
36 ドラム面
40 露光ユニット
50 制御手段
52 露光ヘッド
54 主走査搬送手段
56 空間変調素子
60 光源
62 光ファイバ
64、66 レンズ

Claims (11)

  1. 板状の支持体の表面にラジカル光重合によって潜像が記録される感光層を有し、感光層表面に酸素遮断層を有さない印刷版原版を露光する印刷版原版露光装置であって、
    前記印刷版原版に対して不活性で、かつ濡れない、露光光が透過可能な液体と、
    前記液体が貯溜された液体容器と、
    前記印刷版原版を、その一端側から、前記液体容器内の前記液体中に導入し、前記液体容器内の前記液体中の所定位置に規定される露光位置を通過させ、前記液体中から導出するように、副走査搬送する副走査搬送手段と、
    前記液体容器内の前記液体中の前記露光位置において、前記副走査搬送手段によって副走査搬送される前記印刷版原版の前記感光層に、画像情報に応じて変調された露光光を、前記液体を通して照射する露光手段とを有し、
    前記副走査搬送手段は、前記印刷版原版の前記感光層が、前記露光位置において露光されてから前記液体から導出されて空気に暴露されるまでの時間が、前記印刷版原版の任意の場所において一定であるように、前記印刷版原版を副走査搬送することを特徴とする印刷版原版露光装置。
  2. 前記液体容器は、上側面の少なくとも一部が開放された箱型形状であり、
    前記副走査搬送手段は、前記印刷版原版をその一端側から他端側にかけて、前記上側面の開放部分から前記液体容器内の前記液体中に導入し、前記印刷版原版の前記感光層を前記液体中の前記露光位置を前記印刷版原版の前記一端側から他端側にかけて通過させ、前記印刷版原版を前記液体中から前記一端側から前記他端側にかけて順次導出する請求項1に記載の印刷版原版露光装置。
  3. 請求項1または2に記載の印刷版原版露光装置であって、
    さらに、前記印刷版原版の前記感光層を2次元的に走査露光するために、前記露光手段を、前記副走査搬送手段による前記印刷版原版の副走査搬送方向と直交する方向に往復移動させる移動手段を有することを特徴とする印刷版原版露光装置。
  4. 前記副走査搬送手段は、
    前記液体容器内の前記液体中にその一部が浸漬された回転ドラムと、
    前記液体容器内の前記液体中に浸漬され、前記回転ドラムのドラム表面に前記印刷版原版の前記支持体側を密着させるように前記回転ドラムとの間で前記印刷版原版を挟持する複数のニップローラと、
    前記回転ドラムをその中心軸回りに回転させる回転駆動部とを有し、
    前記露光位置は、前記複数のニップローラの内の、2つのニップローラ間の前記回転ドラムのドラム表面上に規定され、
    前記副走査搬送手段は、前記印刷版原版を、その一端側から前記液体容器内の前記液体中に導入し、回転駆動される前記回転ドラムと前記複数のニップローラとの間に挟持しながら副走査搬送し、前記液体容器内の前記液体中から外部に導出し、
    前記露光手段は、回転駆動される前記回転ドラムと前記複数のニップローラとの間に挟持されて副走査搬送され、前記2つのニップローラ間の前記露光位置を通過する前記印刷版原版の前記感光層を露光する請求項1〜3のいずれかに記載の印刷版原版露光装置。
  5. 前記回転駆動部は、前記回転ドラムを一定の角速度で回転させる請求項1〜4のいずれかに記載の印刷版原版露光装置。
  6. 前記液体容器の底壁は、前記露光光が透過可能な領域を少なくとも有し、
    前記露光手段は、前記底壁の下側に備えられ、前記底壁の前記露光光が透過可能な領域を介して前記液体中の前記露光位置に向けて前記露光光を照射する請求項1〜5のいずれかに記載の印刷版原版露光装置。
  7. さらに、前記液体容器内の前記液体の液面位置を検出する検出手段と、前記液面位置が所定の位置となるように前記検出手段の検出結果に応じて前記液体を補充する液体補充手段とを有する請求項1〜6のいずれかに記載の印刷版原版露光装置。
  8. さらに、前記液体容器からの前記液体の蒸発を防止する、前記液体の液面を覆う蒸発防止蓋を設けることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の印刷版原版露光装置。
  9. 前記液体は、流動パラフィンを主成分とする液体であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の印刷版原版露光装置。
  10. 前記液体は、シリコンオイルを主成分とする液体であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の印刷版原版露光装置。
  11. 前記露光手段は、空間変調素子を用いた光ビーム照射手段であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の印刷版原版露光装置。
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