JP2007262939A - 選択還元型NOx触媒付きエンジンの制御装置 - Google Patents

選択還元型NOx触媒付きエンジンの制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】選択還元型NOx触媒による排気浄化を適切に実施する選択還元型NOx触媒付きエンジンの制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン(2)の排気系にそれぞれ設けられ、排ガス中のパティキュレートを捕捉するパティキュレートフィルタ(40)、及びフィルタの下流側に配置されて還元剤の添加によって排ガス中のNOxを浄化する選択還元型NOx触媒(42)と、還元剤の添加量制御を実施するコントローラ(10)とを具備し、コントローラは、フィルタに捕捉されたパティキュレートの堆積量を検知してエンジンから排出されるNOx排出量を演算する演算手段(58)と、演算されたNOx排出量に応じて還元剤の添加量を決定する決定手段(60)とを含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、還元剤の添加によって排ガス中の窒素酸化物(NOx)を還元浄化させる選択還元型NOx触媒と、排ガス中のパティキュレート(PM)を捕捉するパティキュレートフィルタとを備えたエンジンの制御装置に関する。
この種のエンジン、例えばディーゼルエンジンではリーン空燃比での燃焼が行われる。そして、燃料は気筒内の圧縮空気に向けて噴射され、自発火によって燃焼するため、NOxの発生が顕著になる。そこで、このNOxから酸素(O)を奪って窒素(N)に還元する技術がある。一方、このエンジンでは、上述した燃焼が行われるが故に排ガス中に含まれるPMの浄化も要求される。そこで、このPMを捕捉し、強制的に焼却して浄化する技術がある。
これらの技術の一例としては、パティキュレートフィルタ(DPF)及びNOx吸蔵触媒を備えた排気浄化装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、この装置では炭化水素(HC)を上記NOx吸蔵触媒に向けて供給しており、未燃HCの添加量制御には、PMの堆積量から吸入空気量を把握し、この吸入空気量が反映されている。NOx吸蔵触媒によるNOx浄化には理想的なA/Fを有する排ガスが必要になるが、吸入空気量はPM堆積量に応じて変動するので、このA/Fを有する排ガスを得るためにはPM堆積量を考慮しなければならないからである。
特開2001−193440号公報
ところで、NOxをNに還元する技術の他の一例としては、尿素を還元剤として排ガス中のNOxを選択還元する選択還元型NOx触媒(SCR触媒)がある。具体的には、排ガスにユリア水(尿素水)を添加すると、尿素がアンモニア(NH)に変化する。そして、SCR触媒内ではこのNHと排ガス中のNOxとが結びついて水とNとに分解され、NOxを浄化する。
しかしながら、上述した吸入空気量を把握してもユリア水の添加量制御は行えない点に留意しなければならない。
当該SCR触媒の機能を鑑みれば、ユリア水の添加量はSCR触媒の上流側に存在するNOx生成量に応じて決定すべきものであり、吸入空気量を把握してもこのNOx生成量は把握できないからである。よって、これではNOx生成量が少なくなってもユリア水は減量されないので、アンモニアスリップが発生するし、また、NOx生成量が多くなってもユリア水は増量されないことから、SCR触媒から排出されるNOx量が増加してしまうとの問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、選択還元型NOx触媒による排気浄化を適切に実施する選択還元型NOx触媒付きエンジンの制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成すべく、請求項1記載の選択還元型NOx触媒付きエンジンの制御装置は、エンジンの排気系にそれぞれ設けられ、排ガス中のパティキュレートを捕捉するパティキュレートフィルタ、及びこのフィルタの下流側に配置されて還元剤の添加によって排ガス中のNOxを浄化する選択還元型NOx触媒と、還元剤の添加量制御を実施するコントローラとを具備し、コントローラは、フィルタに捕捉されたパティキュレートの堆積量を検知してエンジンから排出されるNOxの排出量を演算する演算手段と、この演算されたNOx排出量に応じて還元剤の添加量を決定する決定手段とを含むことを特徴としている。
また、請求項2記載の発明では、エンジンは、吸気通路と排気通路とを接続するEGR通路を備え、演算手段は、パティキュレートの堆積量の検知に伴って排気通路からEGR通路内に導入される排ガスの再循環量を検出し、NOx排出量を演算することを特徴としている。
更に、請求項3記載の発明では、演算手段は、パティキュレートの堆積量の検知に伴って吸気通路内に導入される吸入空気量を検出し、NOx排出量を演算することを特徴としている。
本発明は、選択還元型NOx触媒を用いる場合には当該触媒の上流側に存在するNOx生成量を添加量制御に反映させなければならない点に着目したものである。
そして、請求項1記載の本発明の選択還元型NOx触媒付きエンジンの制御装置によれば、パティキュレートの堆積量からエンジンから排出されるNOxの排出量を把握し、このNOx排出量を還元剤の添加量制御に反映させている。よって、NOx排出量に相応した還元剤の添加量制御が実施される結果、選択還元型NOx触媒による排気浄化が適切に実施される。より詳しくは、還元剤がそのまま外部に放出され難くなるし、また、NOxが外部に放出され難くなる。
また、請求項2,3記載の発明によれば、演算手段は、パティキュレートの堆積量の検知に伴い、排ガスの再循環量や吸入空気量を検出してNOx排出量を演算している。よって、NOx排出量に相応した還元剤の添加量がより一層高い精度で決定可能となる。
以下、図面により本発明の実施形態について説明する。
図1には一実施形態に係るエンジンの制御装置が示されており、当該エンジン2はコモンレール式のディーゼルエンジンである。このエンジン2には気筒毎に燃料インジェクタ4,4・・・が備えられ、各インジェクタ4は燃料通路6を介してコモンレール8に接続されている。
また、エンジン2は、吸気マニホールドに接続された吸気通路12を含むエンジン吸気系と、排気マニホールドに接続された排気通路14を含むエンジン排気系とを有している。吸気通路12の適宜位置には、過給機16のコンプレッサ17、インタークーラ20及び吸気スロットル弁22が順次介装されている。このスロットル弁22の開度は、車室内等に設置されたECU(コントローラ)10の制御下で動作するアクチュエータ24によって可変に調節されている。
一方、排気通路14の適宜位置には、過給機16のタービン18、排気ブレーキ弁26、排ガス後処理装置30及び図示しないマフラが順次介装されている。上記排気ブレーキ弁26の開度は、ECU10の制御下で動作するアクチュエータ28によって可変に調節されている。また、上記コンプレッサ17とタービン18とは、図示しない連結シャフトによって同期回転可能に連結され、エンジン2の各気筒から排出された排ガスの流れによってタービン18の回転力を発生させる。そして、このタービン18の回転力によってコンプレッサ17を回転させて吸気を加圧し、この吸気がエンジン2に向けて供給されている。更に、この加圧された吸気はインタークーラ20で冷却される。
また、上記エンジン吸気系とエンジン排気系との間はEGR通路32にて接続されており、このEGR通路32を介して排ガスの一部が再還流ガスとして各気筒内に向けて供給されている。EGR通路32の適宜位置には、再還流ガスを冷却して各気筒内へのガス充填密度を高めるEGRクーラ34、このガスの各気筒内への供給及び供給を遮断するEGR弁36が設けられている。このEGR弁36の開度は、ECU10の制御下で動作するアクチュエータ38によって可変に調節される。
ここで、上記排ガス後処理装置30では、排ガスに含まれるNOxやPMを浄化する。詳しくは、本実施形態の排ガス後処理装置30は、ディーゼルパティキュレートフィルタ(以下、DPFという)40と、その下流側に配された選択還元型NOx触媒(以下、SCR触媒という)42とを有している。
DPF40では排ガス中のPMを捕捉する。具体的には、DPF40の内部には、排ガスの上流側と下流側とを連通させる複数個の通路が並設されており、これら各通路の上流側の開口部分と下流側の開口部分とが交互に閉鎖されている。そして、DPF40では排ガスの昇温によって捕捉したPMの焼却が行われる。
また、SCR触媒42は尿素を用いて排ガス中のNOxを選択還元する。より具体的には、還元剤の一例としてのユリア水(尿素水)がユリア水タンク46に貯蔵されており、このタンク46からユリア水添加装置44に供給される。この添加装置44では、ECU10からの指令に応じてユリア水とエアタンク48からのエアとを混合してユリア水インジェクタ50に供給する。このインジェクタ50は、一例としてSCR触媒42の上流側に開口部を有しており、排ガス中にユリア水を適宜添加する。これにより、上記尿素はNHに変化し、SCR触媒42内にて該NHと排ガス中のNOxとが結びついて水とNとに分解され、NOxの浄化が行われる。
ところで、上記ECU10には、図示しない入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶に供される記憶装置(ROM,RAM,BURAM等)、中央処理装置(CPU)及びタイマカウンタ等を備えている。このECU10の入力側には、吸気通路12内の吸入空気量を検出する流量センサ5、EGR通路32内のEGR量を検出する流量センサ33、DPF40の上流側及び下流側の排ガス圧力をそれぞれ検出する圧力センサ39,41の他、エンジン2やSCR触媒42の各状態を検出する各種センサが電気的に接続されている。これに対し、ECU10の出力側には、上述の燃料インジェクタ4やユリア水添加装置44等の各種アクチュエータが電気的に接続されている。
そして、本実施形態のECU10では、エンジン2の気筒から排出されたNOx排出量、換言すれば、SCR触媒42の上流側に存在するNOx量が演算可能に構成されており、このNOx量に応じてSCR触媒42に対するユリア水の添加量制御を実施している。
より具体的には、図2に示されるように、ECU10は、NOx排出量演算部(演算手段)58、最終添加量決定部(決定手段)60、エンジン側制御部62、及び触媒側制御部64を備えている。
まず、NOx排出量演算部58では、圧力センサ39,41からの信号が入力され、DPF40内におけるPM堆積量(実際値)を検知する。続いて、この実際値からSCR触媒42の上流側に存在する現在のNOx排出量を把握する。そして、この現在のNOx排出量に基づいてユリア水の添加量に対する補正量を決定し、この補正量を最終添加量決定部60に出力する。
また、このNOx排出量演算部58では、NOx排出量を把握する際に、流量センサ5,33からの信号が入力されており、吸気通路12内の吸入空気量やEGR通路32内のEGR量を検出して現在のNOx排出量の把握をより一層確実にしている。例えば、PM堆積量が多くなると、排ガス圧力の増加によってEGR量が増加するとともに、吸入空気量が減少するからであり、これらEGR量の増加や吸入空気量の減少を検出すれば、現在のNOx排出量の減少が確実に把握可能となるからである。なお、逆にPM堆積量が少なくなると、排ガス圧力の減少によってEGR量が減少するとともに、吸入空気量は増加するので、現在のNOx排出量の増加は確実に把握可能となる。
次に、最終添加量決定部60では、NOx排出量演算部58からの信号が入力され、ユリア水の最終添加量を決定し、この最終添加量を触媒側制御部64に出力する。続いて、触媒側制御部64では、ユリア水添加装置44を介してインジェクタ50の開弁期間を制御してユリア水の添加量を調節する。なお、同図のエンジン側制御部62では、NOx排出量演算部58からの現在のNOx排出量に応じてインジェクタ4の開弁時期等を適宜調節しても良い。
図3を参照すると、ECU10による還元剤の最終添加量を決定するフローチャートが示されている。以下、上記のように構成された制御装置の本発明に係る作用について説明する。
同図のステップS301〜S303はNOx排出量演算部58に関する動作である。
まず、ステップS301では、DPF40の上流側の排ガス圧力と下流側の排ガス圧力との差からPM堆積量(実際値)を検知してステップS302に進む。このステップS302では、この実際値とPM堆積量の設定値とを比較して現在のNOx排出量を把握し、ステップS303に進む。
この設定値について詳述すると、図4に示されるように、上記記憶装置には、PM堆積量が少ない状態に対するNOx排出量、及びPM堆積量が多い状態に対するNOx排出量の2つの設定値(図中、それぞれ●印で示す)が記憶されている。そして、検知されたPM堆積量である実際値に対し、上記設定値の範囲内の内挿補間にてNOx排出量を求め、これら実際値と設定値との差分をNOx排出量の変化量と擬制し、現在のNOx排出量を把握している。なお、同図には、EGR弁36を同一開度にて維持した場合のEGR量の変動が例示されており、PM堆積量が多くなるに連れてEGR量が増加することが分かる。また、本実施形態では設定値が2つである故に上記設定値の範囲が直線にて示されているが、より多くの設定値を設けて曲線にて示されていても良い。
次に、ステップS303では、現在のNOx排出量に基づいてユリア水の添加量に対する補正量を決定する。この補正量については、図5に示されるように、上記記憶装置には、標準PM堆積量に対するNOx排出量(図中、点線で示す)が設定値として記憶されている。そして、上記現在のNOx排出量と当該設定値(補正量が零)とを比較し、現在のNOx排出量がこの設定値よりも大きい場合には、ユリア水の添加量を増加させる補正量を決定するのに対し、現在のNOx排出量がこの設定値よりも小さい場合には、ユリア水の添加量を減少させる補正量を決定してステップS304に進む。
続いて、このステップS304では、最終添加量決定部60にて上記記憶装置に記憶されている添加量のマップを選択し、当該マップにて予め設定されたユリア水の添加量と上記補正量とを合わせてユリア水の最終添加量を決定し、一連のルーチンを抜ける。
以上のように、本発明は、SCR触媒42を用いる場合には、このSCR触媒42の上流側でエンジンから排出されるNOx排出量をユリア水の添加量制御に反映させる必要がある点に着目したものである。
そして、本発明よれば、ECU10がユリア水の添加量制御を実施しており、NOx排出量演算部58が、DPF40内のPMの堆積量を検知してエンジンから排出されるNOx量を演算している。そして、最終添加量決定部60が、演算された現在のNOx排出量に応じてユリア水の添加量を決定している。
つまり、PMの堆積量からSCR触媒42の上流側に存在する現在のNOx排出量を把握し、この現在のNOx排出量に相応したユリア水の添加量を得ている。この結果、SCR触媒42による排気浄化が適切に実施される。
より詳しくは、現在のNOx排出量が少なくなれば、この減少分に応じてユリア水も減量されるので、アンモニアスリップが回避され、NHがそのまま外部に放出され難くなる。また、現在のNOx排出量が多くなれば、この増加分に応じてユリア水も増量されることから、SCR触媒42の下流側のNOx量が減少してNOxが外部に放出され難くなる。
また、NOx排出量演算部58は、PMの堆積量の検知に伴い、EGR量や吸入空気量を検出してSCR触媒42の上流側に存在する現在のNOx排出量を演算している。よって、NOx排出量に相応した還元剤の添加量がより一層高い精度で決定可能となる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、上述したNOx排出量演算部58では、ユリア水の添加量に対する補正量を決定しているが、この補正量に代えて補正係数(上述の標準PM堆積量に対するNOx排出量に該当する場合には1になる)を決定し、最終添加量決定部60が、マップにて予め設定されたユリア水の添加量に補正係数を乗じてユリア水の最終添加量を決定しても良く、この場合にも、上記と同様にSCR触媒42による排気浄化が適切に実施されるとの効果を奏する。
更に、本発明のコントローラは、エンジン側を制御するエンジンECUと、触媒側を制御する触媒ECUとに分割されていても良い。更にまた、本発明は、過給機や排気ブレーキ弁等を省略しても良い。
本発明の一実施形態に係る選択還元型NOx触媒付きエンジンの制御装置を示す概略図である。 図1のECUによるNOx浄化制御のブロック図である。 図1のECUによる還元剤の最終添加量を決定するフローチャートである。 図1のECUによるNOx排出量の把握に関する図である。 図1のECUによる還元剤の添加量の補正に関する図である。
符号の説明
2 エンジン
5 流量センサ
10 ECU(コントローラ)
12 吸気通路
14 排気通路
32 EGR通路
33 流量センサ
39 圧力センサ
40 DPF(パティキュレートフィルタ)
41 圧力センサ
42 SCR触媒(選択還元型NOx触媒)
50 添加インジェクタ
58 NOx排出量演算部(演算手段)
60 最終添加量決定部(決定手段)

Claims (3)

  1. エンジンの排気系にそれぞれ設けられ、排ガス中のパティキュレートを捕捉するパティキュレートフィルタ、及び該フィルタの下流側に配置されて還元剤の添加によって排ガス中のNOxを浄化する選択還元型NOx触媒と、
    前記還元剤の添加量制御を実施するコントローラとを具備し、
    該コントローラは、
    前記フィルタに捕捉された前記パティキュレートの堆積量を検知して前記エンジンから排出されるNOxの排出量を演算する演算手段と、
    該演算されたNOx排出量に応じて前記還元剤の添加量を決定する決定手段とを含む
    ことを特徴とする選択還元型NOx触媒付きエンジンの制御装置。
  2. 前記エンジンは、吸気通路と排気通路とを接続するEGR通路を備え、
    前記演算手段は、前記パティキュレートの堆積量の検知に伴って前記排気通路から前記EGR通路内に導入される排ガスの再循環量を検出し、前記NOx排出量を演算することを特徴とする請求項1に記載の選択還元型NOx触媒付きエンジンの制御装置。
  3. 前記演算手段は、前記パティキュレートの堆積量の検知に伴って前記吸気通路内に導入される吸入空気量を検出し、前記NOx排出量を演算することを特徴とする請求項2に記載の選択還元型NOx触媒付きエンジンの制御装置。
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