JP2007262039A - 化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】水系中に電解質が存在する場合でも、粉体分散性に優れ、化粧料塗布時の伸び広がりが良好で、べたつき感がなく、後肌のエモリエント感、経時安定性に優れる化粧料を提供する。
【解決手段】次の成分(a)〜(d);
(a)粉体
(b)アルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン
(c)電解質
(d)水
を配合し、化粧料の20℃での電気伝導度が0.05〜0.5S/mであることを特徴とする化粧料。
【選択図】 なし
【解決手段】次の成分(a)〜(d);
(a)粉体
(b)アルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン
(c)電解質
(d)水
を配合し、化粧料の20℃での電気伝導度が0.05〜0.5S/mであることを特徴とする化粧料。
【選択図】 なし
Description
本発明は、粉体、アルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン、電解質、水を配合する化粧料に関するものであり、より詳細には、水中に電解質を配合し、化粧料の電気伝導度が20℃で0.05〜0.5S/mである場合でも、粉体分散性に優れ、化粧料塗布時の伸び広がりが良好で、べたつきがなく、後肌のエモリエント感、経時安定性に優れる化粧料に関するものである。
化粧料には着色剤、肌色隠蔽剤(メーキャップ効果付与)、紫外線遮蔽剤、感触調整剤等の目的で、様々な粉体が汎用されている。しかしながら、これらの粉体を水中に、粉体同士の凝集や沈降を引き起こさないように、安定に分散させることは容易ではない。化粧料中で粉体が凝集していると、粉体の機能が充分に発揮されないだけでなく、化粧料を肌に塗布する際に、伸び広がりが悪くなってしまう。特に、化粧料に美白効果、保湿効果、収斂効果、角質溶解効果等を付与する目的で、有機電解質や無機電解質等の様々な電解質を配合した場合、水中での粉体分散性は更に悪くなる。これは、粉体表面に電気二重層が水中で形成され、この電気二重層に由来する静電気的な反発力等が、分散安定化に寄与しているが、前記電解質は該電気二重層を圧縮するため、結果的に粉体の分散性が悪くなるためである。
このため従来より、水中に粉体を分散させる各種技術が検討されてきている。具体的には、粉体をシランカップリング剤で処理し特定の親水性樹脂と複合化して用いる方法(例えば、特許文献1参照。)、粉体表面をポリビニルピロリドンで処理して用いる方法(例えば、特許文献2参照。)等粉体表面を特定の化合物で処理する方法や、ポリグリセリン脂肪酸等の界面活性剤を用いる方法(例えば、特許文献3参照。)等が挙げられる。
特開平10−45949号公報(第1頁−第6頁)
特開2001−48731号公報(第1頁−第7頁)
特開2004−182720号公報(第1頁−第11頁)
しかしながら、従来の粉体を表面処理する方法では、水中での粉体分散性は良好となるが、表面処理剤に由来する、べたつき感や、伸び広がりの悪さ等の使用感を生じてしまい、好ましくなかった。また、特許文献3記載の方法では、べたつき感が生じ、また使用後の肌のエモリエント感に欠ける場合があった。
このため、水系中に電解質が存在する場合でも、粉体分散性に優れ、化粧料塗布時の伸び広がりが良好で、べたつき感がなく、後肌のエモリエント感、経時安定性に優れる化粧料の開発が望まれていた。
本発明者は、上記実状において鋭意検討を重ねた結果、水中に粉体を分散する際に、分散剤としてアルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタインを用いることにより、水中に電解質を配合した場合であっても、前記粉体の直後及び経時での分散性に優れ、化粧料塗布時の伸び広がりが良好で、べたつき感がなく、さらに後肌のエモリエント感に優れる化粧料が得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、次の成分(a)〜(d);
(a)粉体
(b)アルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン
(c)電解質
(d)水
を配合し、化粧料の電気伝導度が20℃で0.05〜0.5S/mであることを特徴とする化粧料を提供するものである。
(a)粉体
(b)アルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン
(c)電解質
(d)水
を配合し、化粧料の電気伝導度が20℃で0.05〜0.5S/mであることを特徴とする化粧料を提供するものである。
本発明の化粧料は、水中に電解質が存在する場合でも、水中における粉体の分散性に優れ、化粧料塗布時の伸び広がりが良好で、べたつき感がなく、後肌のエモリエント感、経時安定性に優れる化粧料である。このため、メーキャップや紫外線遮蔽、使用感改善の目的で、特に粉体を配合することの多いパック料や日焼け止め料、メークアップ化粧料において、本発明は有用である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる成分(a)粉体は、通常化粧料において、着色剤、肌色隠蔽剤、紫外線遮蔽剤、感触調整剤等の目的で用いられ、化粧料で通常用いられる粉体であれば特に限定されない。具体的には、酸化チタン、酸化亜鉛、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ、チタン酸リチウムコバルト、チタン・酸化チタン焼結物等の無機酸化物類、水酸化クロム、マンガンバイオレット、カーボンブラック、タルク、カオリン、雲母、セリサイト、合成雲母、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、シリカ、硫酸バリウム、窒化硼素等の無機粉体、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリスチレンパウダー、ポリメタクリル酸アルキルパウダー、ポリウレタンパウダー、セルロースパウダー、トリメチルシルセスキオキサンパウダー、オルガノポリシロキサンエラストマーパウダー等の有機粉体等が挙げられる。これらの粉体は、必要に応じて一種又は二種以上を用いることができる。
本発明に用いられる成分(a)粉体は、通常化粧料において、着色剤、肌色隠蔽剤、紫外線遮蔽剤、感触調整剤等の目的で用いられ、化粧料で通常用いられる粉体であれば特に限定されない。具体的には、酸化チタン、酸化亜鉛、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ、チタン酸リチウムコバルト、チタン・酸化チタン焼結物等の無機酸化物類、水酸化クロム、マンガンバイオレット、カーボンブラック、タルク、カオリン、雲母、セリサイト、合成雲母、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、シリカ、硫酸バリウム、窒化硼素等の無機粉体、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリスチレンパウダー、ポリメタクリル酸アルキルパウダー、ポリウレタンパウダー、セルロースパウダー、トリメチルシルセスキオキサンパウダー、オルガノポリシロキサンエラストマーパウダー等の有機粉体等が挙げられる。これらの粉体は、必要に応じて一種又は二種以上を用いることができる。
また、これら粉体は、例えば、シリカ処理、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸等のシリコーン化合物による処理、パーフルオロポリエーテルリン酸やパーフルオロアルキルリン酸、弗素変性シリコーン等の弗素化合物による処理、ラウリン酸亜鉛等の金属石鹸による処理、N−長鎖アシルアミノ酸等のアミノ酸による処理、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス等の油による処理等、通常公知の方法で表面処理されているものを用いても良い。
本発明の化粧料における成分(a)の配合量は、特に限定されるものではないが、0.1〜30質量%(以下、単に「%」と記す)が好ましく、0.5〜20%がより好ましい。成分(a)をこの範囲で配合すると、十分な粉体の配合効果及び粉体分散性が良好である化粧料を得ることができる。
本発明に用いられる成分(b)アルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタインは下記一般式(1)で示される中和塩等であり、一般的には頭髪用コンディショニング剤として使用されるが、本発明では成分(a)の分散剤として使用されるものである。具体的には、N−パルミチル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン、N−ステアリル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン、N−ウンデシレル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン、N−ベヘニル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン等を挙げられる。このような成分(b)は、市販品として、N−ステアリル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタインであるリカビオンA−700(新日本理化株式会社製)等を例示することができる。これらのアルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタインは必要に応じて一種、又は二種以上用いることができる。アルキル基の炭素数が16未満であると、分散性に劣り、22より大きい場合は、良好な使用感を得ることができない。
本発明の化粧料における成分(b)のアルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタインの配合量は、特に限定されるものではないが、0.001〜5%が好ましく、0.01〜2%がより好ましい。成分(b)をこの範囲で含有すると、べたつき感のなさや伸び広がりのよさといった使用感、後肌のエモリエント感に優れた化粧料を得ることができる。また、経時安定性も良好なものとなる。
本発明の化粧料における、成分(a)の粉体と成分(b)のアルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタインの配合質量比は100:1〜3:1であることが好ましく、20:1〜5:1がより好ましい。この範囲であれば、粉体の分散性、経時安定性が更に良好なものとなる。
本発明に用いられる成分(c)の電解質は、水その他の溶媒に溶かした時その溶液が電気伝導性を持つようになる物質であり、化粧料として通常用いられるものであれば、有機・無機を問わず用いることができる。具体例を挙げるとすれば、例えば、アスコルビン酸、L−アスコルビン酸2−グルコシド、アスコルビン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウム、L−アスパラギン、L−アスパラギン酸、L−アスパラギン酸カリウム、L−アスパラギン酸ナトリウム、L−アスパラギン酸マグネシウム、N−アセチルグルコサミン、N−アセチル−L−グルタミン、N−アセチル−L−グルタミン酸、N−アセチル−L−システイン、N−アセチル−DL−メチオニン、N−アセチル−L−メチオニン、N−アセチルモノエタノールアミン、アデノシン一リン酸二ナトリウム、アデノシン三リン酸二ナトリウム、ε−アミノカプロン酸、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、γ−アミノ酪酸、DL−アラニン、L−アラニン、アラントイン、アラントインアセチル−DL−メチオニン、アラントインβ−グリチルレチン酸、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アラントインジヒドロキシアルミニウム、アラントインポリガラクツロン酸、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、L−アルギニン、L−アルギニンL−アスパラギン酸塩、L−アルギニン塩酸塩、L−アルギニンL−グルタミン酸塩、アルギン酸カリウム、アルギン酸ナトリウム、イソステアロイル加水分解コラーゲン、イソステアロイル乳酸ナトリウム、L−イソロイシン、5‘−イノシン酸ニナトリウム、エチレンジアミンテトラキス(2−ヒドロキシイソプロピル)ジオレイン酸塩、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナトリウム、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸カルシウム二ナトリウム、エデト酸、エデト酸三ナトリウム、エデト酸二カリウム、エデト酸二ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、塩化亜鉛、塩化アンモニウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化第二鉄、塩化ナトリウム、塩化バリウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化マグネシウム、塩化リゾチーム、塩基性炭酸亜鉛、塩酸、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、塩酸グルコサミン、塩酸クロルヘキシジン、塩酸ジフェンヒドラミン、塩酸L−ヒスチジン、塩酸ピリドキシン、塩酸リジン、L−オキシプロリン、オキシベンゾンスルホン酸、L−オルニチン塩酸塩、オロット酸、カゼイン、カゼインナトリウム、グアイアズレンスルホン酸ナトリウム、5‘−グアニル酸二ナトリウム、グアニン、グアノシン、クインスシードエキス、クエン酸、クエン酸カルシウム、クエン酸ナトリウム、グリコール酸、グリシルグリシン、グリシン、グリセロリン酸カルシウム、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸ナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸二ナトリウム、α−グリチルリチン酸モノアンモニウム、β−グリチルレチン酸、グルコン酸、グルコン酸亜鉛、グルコン酸カルシウム、グルコン酸クロルヘキシジン、グルコン酸第一鉄、グルコン酸銅、グルコン酸ナトリウム、グルタチオン、L−グルタミン、L−グルタミン酸、L−グルタミン酸・DL−アラニン縮合物、L−グルタミン酸塩酸塩、L−グルタミン酸ナトリウム、コハク酸、コハク酸一ナトリウム、コハク酸二ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、酢酸、酢酸カルシウム、酢酸ナトリウム、サッカリン、サッカリンナトリウム、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、L−シスチン、L−システイン、L−システイン塩酸塩、ジチオグリコール酸ジアンモニウム、L−シトルリン、シュウ酸ナトリウム、臭素酸ナトリウム、酒石酸、DL−酒石酸水素カリウム、L−酒石酸水素カリウム、DL−酒石酸ナトリウム、L−酒石酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、水酸化アルミニウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化ナトリウム、水酸化マグネシウム、L−スレオニン、DL−セリン、L−セリン、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、炭酸アンモニウム、炭酸カリウム、炭酸グアニジン、炭酸水素アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、タンニン酸、チアミン塩酸塩、チオ硫酸ナトリウム、L−チロシン、L−テアニン、デオキシリボ核酸、デオキシリボ核酸カリウム塩、デオキシリボ核酸ナトリウム、デキストラン硫酸ナトリウム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、デンプンリン酸エステルナトリウム、L−ドーパ、L−トリプトファン、DL−トリプトファン、トリメチルグリシン、DL−トレオニン、乳酸、乳酸アルミニウム、乳酸カルシウム、乳酸ナトリウム、尿素、L−バリン、D−パンテテイン−S−スルホン酸カルシウム、パンテテイン−S−スルホン酸ナトリウム、パントテン酸カルシウム、パントテン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、ビオチン、L−ヒスチジン、L−ヒスチジン塩酸塩、ヒドロキシエタンジホスホン酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム、ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸三ナトリウム、L−ヒドロキシプロリン、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、dl−ピロリドンカルボン酸、dl−ピロリドンカルボン酸トリエタノールアミン、dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウム・アラントイン、dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ピロリン酸カルシウム、ピロリン酸ナトリウム、ピロリン酸二水素カルシウム、ピロリン酸二水素二ナトリウム、ピロリン酸四カリウム、フィチン酸、L−フェニルアラニン、フェニスベンズイミダゾールスルホン酸、フマル酸、フマル酸一ナトリウム、プロピオン酸、プロピオン酸カルシウム、プロピオン酸ナトリウム、L−プロリン、ポリアスパラギン酸ナトリウム、γ−ポリグルタミン酸、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸カリウム、メタリン酸ナトリウム、DL−メチオニン、L−メチオニン、L−リジン、L−リシン塩酸塩、L−リシンL−グルタミン酸塩、リボ核酸、リボ核酸ナトリウム、5’−リボヌクレオチドカルシウム、5‘−リボヌクレオチド二ナトリウム、硫酸、硫酸亜鉛、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムアンモニウム、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸アンモニウム、硫酸カリウム、硫酸カルシウム、硫酸第一鉄、硫酸銅、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、DL−リンゴ酸、DL−リンゴ酸ナトリウム、リン酸、リン酸L−アスコルビルナトリウム、リン酸L−アスコルビルマグネシウム、リン酸アデノシン、リン酸一水素アンモニウム、リン酸一水素ナトリウム、リン酸三カリウム、リン酸三カルシウム、リン酸三ナトリウム、リン酸ジグリセリル二ナトリウム、リン酸水素カルシウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸水素二カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸二水素カリウム、リン酸二水素カルシウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸ピリドキサール、リン酸マグネシウム、リン酸リボフラビンナトリウム、レブリン酸、L−ロイシン等が挙げられ、これらより必要に応じて、一種又は二種以上を用いることができる。
中でも、美肌成分として、肌に美白効果、保湿効果、収斂効果、角質溶解効果等を付与するための具体例としては、アスコルビン酸、L−アスコルビン酸2−グルコシド、アスコルビン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウム、リン酸L−アスコルビルナトリウム、リン酸L−アスコルビルマグネシウム等のアスコルビン酸及びその誘導体、L−アスパラギン、L−アスパラギン酸、L−アスパラギン酸カリウム、L−アスパラギン酸ナトリウム、L−アスパラギン酸マグネシウム、N−アセチル−L−グルタミン、N−アセチル−L−グルタミン酸、N−アセチル−L−システイン、N−アセチル−DL−メチオニン、N−アセチル−L−メチオニン、DL−アラニン、L−アラニン、L−アルギニン、L−アルギニンL−アスパラギン酸塩、L−アルギニン塩酸塩、L−アルギニンL−グルタミン酸塩、L−イソロイシン、塩酸L−ヒスチジン、塩酸リジン、L−オキシプロリン、L−オルニチン塩酸塩、グリシルグリシン、グリシン、グルタチオン、L−グルタミン、L−グルタミン酸、L−グルタミン酸・DL−アラニン縮合物、L−グルタミン酸塩酸塩、L−グルタミン酸ナトリウム、L−シスチン、L−システイン、L−システイン塩酸塩、L−シトルリン、L−スレオニン、DL−セリン、L−セリン、L−チロシン、L−テアニン、L−ドーパ、L−トリプトファン、DL−トリプトファン、トリメチルグリシン、DL−トレオニン、L−バリン、L−ヒスチジン、L−ヒスチジン塩酸塩、L−ヒドロキシプロリン、dl−ピロリドンカルボン酸、dl−ピロリドンカルボン酸トリエタノールアミン、dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウム・アラントイン、dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウム、L−フェニルアラニン、L−プロリン、ポリアスパラギン酸ナトリウム、γ−ポリグルタミン酸、DL−メチオニン、L−メチオニン、L−リジン、L−リシン塩酸塩、L−リシンL−グルタミン酸塩、L−ロイシン等のアミノ酸及びその誘導体、クエン酸、クエン酸カルシウム、クエン酸ナトリウム、酒石酸、DL−酒石酸水素カリウム、L−酒石酸水素カリウム、DL−酒石酸ナトリウム、L−酒石酸ナトリウム、乳酸、乳酸アルミニウム、乳酸カルシウム、乳酸ナトリウム、DL−リンゴ酸、DL−リンゴ酸ナトリウム等のα−ヒドロキシ酸及びその塩類、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸ナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸二ナトリウム、α−グリチルリチン酸モノアンモニウム、β−グリチルレチン酸等のグリチルリチン酸及びその誘導体、オキシベンゾンスルホン酸、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、ピフェニスベンズイミダゾールスルホン酸、γ−アミノ酪酸、アラントイン、アラントインアセチル−DL−メチオニン、アラントインβ−グリチルレチン酸、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アラントインジヒドロキシアルミニウム、アラントインポリガラクツロン酸、グアイアズレンスルホン酸ナトリウム、クインスシードエキス、コンドロイチン硫酸ナトリウム、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、D−パンテテイン−S−スルホン酸カルシウム、パンテテイン−S−スルホン酸ナトリウム、パントテン酸カルシウム、パントテン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、ビオチン、硫酸アルミニウムカリウム等が挙げられる。これらの電解質美容成分は必要に応じて一種、又は二種以上用いることができる。
本発明の化粧料における成分(c)の電解質の配合量は、本発明において、肌に美白効果、保湿効果、収斂効果、角質溶解効果等を十分付与できる電解質の配合量は種類によって異なり特に限定されるものではないが、0.1〜10%が好ましく、0.3〜3%がより好ましい。
また、その際に電解質を配合することにより化粧料の電気伝導度も高くなり、その電気伝導度は、化粧料に配合する電解質の種類、配合量によって異なるが、その際の化粧料の電気伝導度が、20℃で0.05〜0.5m/Sの範囲であるとき、本発明の化粧料の効果が顕著に発揮され、粉体分散性に優れた化粧料を得ることができる。この範囲内であれば、肌に対する効果を得ることができ、また、経時安定性も良好なものとなる。また、電気伝導度が0.5m/Sを超えると電気二重層に由来する静電気的な反発力等が弱くなり、結果的に粉体の分散性が悪くなる
なお、本発明において、化粧料の電気伝導度は、電気伝導率計CM‐60G(東亜電波工業社製)を用いて測定した。
本発明に用いられる成分(d)水は、成分(a)の分散媒として使用される成分である。本発明の化粧料における成分(d)の配合量は、特に限定されるものではないが、40〜99%が好ましい。成分(d)をこの範囲で配合すると、分散性及び化粧料塗布時の伸び広がりが特に優れた化粧料を得ることができる。
本発明の化粧料には、上記必須成分の他に、通常化粧料に用いられる成分として、例えば、界面活性剤、油剤、水溶性高分子、アルコール類、ゲル化剤、皮膜形成剤、樹脂、紫外線吸収剤、保湿剤、pH調整剤、防腐剤、抗菌剤、香料、酸化防止剤、金属封鎖剤、着色剤、美容剤等を本発明の効果を損なわない範囲にて含有することができる。
本発明の化粧料の製造方法は、特に限定されるものではないが、例えば、成分(d)に成分(b)及び(c)を溶解又は分散し、成分(a)を添加し、均一分散する方法、成分(d)に成分(b)及び(c)を溶解又は分散し、必要に応じて油剤、界面活性剤を添加し、乳化後、成分(a)を添加し、均一分散する方法等が挙げられる。
本発明の化粧料としては、化粧水、乳液、クリーム、日焼け止め料、パック料、マッサージ料、美容液、クレンジング料、洗浄料、整髪料等の基礎化粧料、ファンデーション、アイシャドウ、白粉、頬紅、コンシーラー、マスカラ、アイライナー、アイブロウ、口紅等のメーキャップ化粧料等が挙げられる。これらの中でも、日焼け止め料やパック料、ファンデーション、コンシーラー等のメークアップ化粧料が本発明の効果が顕著に発揮されるため好ましい。
また、本発明の剤型は、水中油型、油中水型等の乳化系、水系液状型、可溶化型等の何れの剤型であってもよい。これらの中でも本発明の効果が顕著に発揮されるのは、水中油型乳化系、水系液状型、可溶化型の各剤型である。
次に実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれによって何ら限定されるものではない。
クリーム状水中油型パック料:実施例1〜10及び比較例1〜3
以下の表1及び表2に示す組成のクリーム状水中油型パック料を下記製造方法により調製し、(1)使用感(伸び広がりのよさ、べたつき感のなさ、後肌のエモリエント感)(2)粉体の分散性、(3)経時安定性(粉体の凝集・沈降)、(4)電気伝導度の評価項目について以下に示す方法により評価・判定し、結果を併せて表1及び表2に示した。
以下の表1及び表2に示す組成のクリーム状水中油型パック料を下記製造方法により調製し、(1)使用感(伸び広がりのよさ、べたつき感のなさ、後肌のエモリエント感)(2)粉体の分散性、(3)経時安定性(粉体の凝集・沈降)、(4)電気伝導度の評価項目について以下に示す方法により評価・判定し、結果を併せて表1及び表2に示した。
(製造方法)
A:成分(1)〜(6)を70℃に加熱、溶解する。
B:成分(13)〜(18)とその3割の成分(10)を三本ローラーで分散する。
C:成分(7)〜(9)、(10)の残部、(11)、(12)を70℃に加熱、溶解する。
D:AにBを添加し、乳化する。
E:Dを室温に冷却する。
F:EにCを添加し均一混合する。
G:Fを容器に充填して、クリーム状水中油型パック料を得た。
A:成分(1)〜(6)を70℃に加熱、溶解する。
B:成分(13)〜(18)とその3割の成分(10)を三本ローラーで分散する。
C:成分(7)〜(9)、(10)の残部、(11)、(12)を70℃に加熱、溶解する。
D:AにBを添加し、乳化する。
E:Dを室温に冷却する。
F:EにCを添加し均一混合する。
G:Fを容器に充填して、クリーム状水中油型パック料を得た。
[(1)評価項目:使用感(伸び広がりのよさ、べたつき感のなさ、後肌のエモリエント感)]
化粧歴10年以上の女性20名をパネルに、前記実施例及び比較例のクリーム状水中油型パック料を使用してもらい、肌に塗布時の伸び広がりのよさ、べたつき感のなさ、後肌のエモリエント感について、以下の(イ)5段階絶対評価基準に基づいて評点を付し、全パネルの評点の平均値を求め、以下の(ロ)4段階判定基準により判定した。
化粧歴10年以上の女性20名をパネルに、前記実施例及び比較例のクリーム状水中油型パック料を使用してもらい、肌に塗布時の伸び広がりのよさ、べたつき感のなさ、後肌のエモリエント感について、以下の(イ)5段階絶対評価基準に基づいて評点を付し、全パネルの評点の平均値を求め、以下の(ロ)4段階判定基準により判定した。
(イ)5段階絶対評価基準
(評点) : (評価結果)
5点 : 非常に良好
4点 : 良好
3点 : 普通
2点 : 不良
1点 : 非常に不良
(ロ)4段階判定基準
(評点の平均値) :(判定)
平均点4.5以上 : ◎
平均点3.5以上4.5未満: ○
平均点2.5以上3.5未満: △
平均点2.5未満 : ×
(評点) : (評価結果)
5点 : 非常に良好
4点 : 良好
3点 : 普通
2点 : 不良
1点 : 非常に不良
(ロ)4段階判定基準
(評点の平均値) :(判定)
平均点4.5以上 : ◎
平均点3.5以上4.5未満: ○
平均点2.5以上3.5未満: △
平均点2.5未満 : ×
[(2)評価項目:粉体の分散性]
製造直後の前記実施例及び比較例のクリーム状水中油型パック料を光学顕微鏡(400倍)にて観察し、以下の(ハ)判定基準により判定した。
(ハ)判定基準
(観察結果) :(判定)
粉体の凝集が全く無い : ◎
粉体の凝集がほとんど無い : 〇
小さな凝集が有る : △
大きな凝集が有る : ×
製造直後の前記実施例及び比較例のクリーム状水中油型パック料を光学顕微鏡(400倍)にて観察し、以下の(ハ)判定基準により判定した。
(ハ)判定基準
(観察結果) :(判定)
粉体の凝集が全く無い : ◎
粉体の凝集がほとんど無い : 〇
小さな凝集が有る : △
大きな凝集が有る : ×
[(3)評価項目:経時安定性]
前記実施例及び比較例のクリーム状水中油型パック料を40℃で1ヶ月間保存し、保管品の状態(粉体の凝集)を光学顕微鏡により観察し、前記粉体の分散性で用いた(ハ)判定基準を用いて判定した。更に、保管品の状態(粉体の沈降)については、実施例及び比較例のクリーム状水中油型パック料透明チューブに充填して40℃で1ヶ月間保存し、以下の(ニ)判定基準により判定した。
(ニ)4段階判定基準
(観察結果) :(判定)
全く変化なし : ◎
上部が僅かに薄いが境界はない : ○
上部が薄いが境界はない : △
上部が薄く境界が明確 : ×
前記実施例及び比較例のクリーム状水中油型パック料を40℃で1ヶ月間保存し、保管品の状態(粉体の凝集)を光学顕微鏡により観察し、前記粉体の分散性で用いた(ハ)判定基準を用いて判定した。更に、保管品の状態(粉体の沈降)については、実施例及び比較例のクリーム状水中油型パック料透明チューブに充填して40℃で1ヶ月間保存し、以下の(ニ)判定基準により判定した。
(ニ)4段階判定基準
(観察結果) :(判定)
全く変化なし : ◎
上部が僅かに薄いが境界はない : ○
上部が薄いが境界はない : △
上部が薄く境界が明確 : ×
[(4)評価項目:電気伝導度]
製造直後の前記実施例及び比較例のクリーム状水中油型パック料の20℃での電気伝導度を電気伝導率計CM‐60G(東亜電波工業社製)を用いて測定した。
製造直後の前記実施例及び比較例のクリーム状水中油型パック料の20℃での電気伝導度を電気伝導率計CM‐60G(東亜電波工業社製)を用いて測定した。
表1、表2の結果から明らかなように、実施例1〜10のクリーム状水中油型パック料は、水中に電解質であるアスコルビン酸グルコシドが存在する場合でも、水中での粉体分散性に優れるため、化粧料塗布時の伸び広がりが良好で、べたつき感がなく、後肌のエモリエント感、経時安定性に優れる化粧料であった。一方、N−ステアリル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタインを配合していない比較例1、代わりにアルキル基の炭素数が16未満のN−ヤシ油脂肪酸アシル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタインを配合した比較例2、代わりにベタイン以外の両性界面活性剤である水素添加大豆リン脂質を配合した比較例3、特許文献3のポリグリセリン脂肪酸を配合した比較例4では、使用感、粉体の分散性、経時安定性のいずれも良好ではなかった。
実施例11:水中油型ファンデーション
(成分) (%)
1.シリカ被覆酸化チタン(シリカ被覆率10%) 10.0
2.シリカ被覆ベンガラ (シリカ被覆率10%) 0.2
3.シリカ被覆黄酸化鉄 (シリカ被覆率10%) 1.0
4.シリカ被覆黒酸化鉄 (シリカ被覆率10%) 0.1
5.タルク 3.0
6.N−ステアリル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.3
7.ジイソステアリン酸デカグリセリル 0.5
8.ペンタイソステアリン酸デカグリセリル 0.5
9.1,3−ブチレングリコール 10.0
10.アスコルビン酸グルコシド 0.5
11.水酸化ナトリウム 適量
12.精製水 残量
13.キサンタンガム 0.2
(成分) (%)
1.シリカ被覆酸化チタン(シリカ被覆率10%) 10.0
2.シリカ被覆ベンガラ (シリカ被覆率10%) 0.2
3.シリカ被覆黄酸化鉄 (シリカ被覆率10%) 1.0
4.シリカ被覆黒酸化鉄 (シリカ被覆率10%) 0.1
5.タルク 3.0
6.N−ステアリル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.3
7.ジイソステアリン酸デカグリセリル 0.5
8.ペンタイソステアリン酸デカグリセリル 0.5
9.1,3−ブチレングリコール 10.0
10.アスコルビン酸グルコシド 0.5
11.水酸化ナトリウム 適量
12.精製水 残量
13.キサンタンガム 0.2
(製造方法)
A:成分(1)〜(9)を三本ローラーで分散する。
B:成分(10)〜(13)を70℃に加熱し、均一に混合、溶解した後、室温に冷却する。
C:BにAを添加し、均一に混合する。
D:Cを容器に充填して水中油型ファンデーションを得た。
A:成分(1)〜(9)を三本ローラーで分散する。
B:成分(10)〜(13)を70℃に加熱し、均一に混合、溶解した後、室温に冷却する。
C:BにAを添加し、均一に混合する。
D:Cを容器に充填して水中油型ファンデーションを得た。
実施例11の水中油型ファンデーションは、粉体分散性に優れるため、化粧料塗布時の伸び広がりが良好であり、べたつき感がなく、経時での肌の乾きがなく、且つ、経時存安定性に優れる化粧料であった。なお、実施例12の20℃での電気伝導度は0.08S/mであった。
実施例12:水中油型日焼け止め料
(成分) (%)
1.モノステアリン酸グリセリル 1.0
2.ステアリン酸ソルビタン 0.5
3.モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 0.5
4.セトステアリルアルコール 1.5
5.メトキシケイ皮酸オクチル 8.0
6.t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン 0.5
7.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 3.0
8.ステアロイルメチルタウリンナトリウム 0.5
9.フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 2.0
10.水酸化ナトリウム 適量
11.ジプロピレングリコール 7.0
12.精製水 残量
13.キサンタンガム 0.1
14.シリカ被覆微粒子酸化亜鉛 1.0
15.N−ステアリル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.2
16.エタノール 5.0
(成分) (%)
1.モノステアリン酸グリセリル 1.0
2.ステアリン酸ソルビタン 0.5
3.モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 0.5
4.セトステアリルアルコール 1.5
5.メトキシケイ皮酸オクチル 8.0
6.t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン 0.5
7.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 3.0
8.ステアロイルメチルタウリンナトリウム 0.5
9.フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 2.0
10.水酸化ナトリウム 適量
11.ジプロピレングリコール 7.0
12.精製水 残量
13.キサンタンガム 0.1
14.シリカ被覆微粒子酸化亜鉛 1.0
15.N−ステアリル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.2
16.エタノール 5.0
(製造方法)
A:成分(1)〜(7)を70℃に加熱、溶解する。
B:成分(8)〜(13)を70℃に加熱、溶解する。
C:BにAを添加し、乳化する。
D:Cを室温に冷却する。
E:Dに(12)の一部に分散した(14)、(15)を添加混合する。
F:Eに(16)を添加混合する。
G:Fを容器に充填して、水中油型日焼け止め料を得た。
A:成分(1)〜(7)を70℃に加熱、溶解する。
B:成分(8)〜(13)を70℃に加熱、溶解する。
C:BにAを添加し、乳化する。
D:Cを室温に冷却する。
E:Dに(12)の一部に分散した(14)、(15)を添加混合する。
F:Eに(16)を添加混合する。
G:Fを容器に充填して、水中油型日焼け止め料を得た。
実施例12の水中油型日焼け止め料は、粉体分散性に優れるため、化粧料塗布時の伸び広がりが良好であり、べたつき感がなく、塗布した後も肌の乾きがなく、且つ、経時存安定性に優れる化粧料であった。なお、実施例13の電解質美容成分はフェニルベンズイミダゾールスルホン酸塩であり、20℃での電気伝導度は0.35S/mであった。
Claims (2)
- 次の成分(a)〜(d);
(a)粉体
(b)アルキル基の炭素数が16〜22であるN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酢酸ベタイン
(c)電解質
(d)水
を配合し、化粧料の電気伝導度が20℃で0.05〜0.5S/mであることを特徴とする化粧料。 - 成分(c)電解質が美肌成分であることを特徴とする請求項1記載の化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006092904A JP2007262039A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2006092904A JP2007262039A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | 化粧料 |
Publications (1)
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007262039A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010083802A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Fujifilm Corp | 水性化粧料及びその製造方法 |
JP2012236800A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-06 | Showa Denko Kk | 皮膚外用剤およびその製造方法 |
JP2013526565A (ja) * | 2010-05-20 | 2013-06-24 | ヒョン チョン,チュン | 抗菌及び抗真菌効果に優れた皮膚外用剤組成物 |
-
2006
- 2006-03-30 JP JP2006092904A patent/JP2007262039A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010083802A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Fujifilm Corp | 水性化粧料及びその製造方法 |
JP2013526565A (ja) * | 2010-05-20 | 2013-06-24 | ヒョン チョン,チュン | 抗菌及び抗真菌効果に優れた皮膚外用剤組成物 |
JP2012236800A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-06 | Showa Denko Kk | 皮膚外用剤およびその製造方法 |
US9180079B2 (en) | 2011-05-12 | 2015-11-10 | Showa Denko K.K. | Skin external preparation and method of producing same |
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