JP2007261629A - 個装ケース - Google Patents

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知秀 清久
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Abstract

【課題】版の数を減らしたり、作業工程を減らしたりすることにより、印刷コスト及び組立コストの低減を図る。
【解決手段】複数のカラーバリエーションを有する製品のいずれか1つを梱包するための個装ケース1は、底板2と、天板3と、複数の側板4,5,…とを有する。第1及び第2側板4,5に第3側板6の内側に折り込まれる第1及び第2フラップ部4a,5aを設ける。第1及び第2フラップ部4a,5aの先端側に前後に重ね合わせた第1重複部8を形成するように互いに引っ掛け合う第1又は第2鉤部10,11をそれぞれ形成する。第1重複部8に複数のカラーバリエーションから選択された異なるカラー表示をそれぞれ印刷する。第3側板6におけるカラー表示18に対応する部分に前側に位置する第1重複部8のカラー表示を露出させるための第1覗き窓16を形成する。
【選択図】図1

Description

製品の個装ケース及びその製造方法に関し、特にその印刷コスト及び組立作業コストの低減に関する。
従来、製品を生産する場合、様々な色調の製品が生産され、その製品のいずれか1つを梱包する個装ケースには、製品の色調を表す表示が印刷されている。通常、各々の色調毎の個装ケースが製作されているが、色調の数だけの版が必要で、更にはロット数が少なくなるのでコストアップにつながる。
例えば、図8に示すように、全ての色調名を表示するカラー表示710を印刷しておいて、どの色の製品が梱包されているかを表すために、製品梱包後に色調の傍にマーキング711が施されることもある。この場合、マーキング711をする作業が増えるので、コストアップにつながる。
また、図9に示すように、製品と同じ色調の印刷色のマーキング810を印刷することもある。この場合、色調の数だけの版が必要で、更にはロット数が少なくなるのでコストアップにつながる。
例えば、特許文献1では、内部に複数の包装箱を収納するための集合包装箱であって、該包装箱に印刷された事項を外部から見るための孔が設けられたものが開示されている。この集合包装箱では、該集合包装箱とそれに収納される包装箱との両方に同じ印刷をする必要がなく、包装箱に所定の事項を印刷しておけば、その印刷が集合包装箱の外からも見ることができ、印刷コストを低減できることが知られている。
特開2000−168786号公報
しかし、従来の集合包装箱においても、それぞれの包装箱の定まった位置に梱包する製品のカラー表示を印刷又はマーキングする必要があるので、包装箱のロット数が少なくなったり、作業工数が増えたりしてコストアップにつながる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、梱包する製品のカラーを表示する方法に工夫を加え、版の数を減らしたり、作業工程を減らしたりすることにより、印刷コスト及び組立コストの低減を図ることにある。
上記課題を解決するために、第1の発明では、複数のカラーバリエーションを有する製品のいずれか1つを梱包するための個装ケースを対象とする。
そして、上記個装ケースは、底板と、天板と、複数の側板とを有し、
上記複数の側板は、連続する他の側板の内側に折り込まれるフラップ部を備え、
対向する一対の第1及び第2側板にそれぞれ連続して第3側板の内側に折り込まれる第1及び第2フラップ部の先端側には、前後に重ね合わせた重複部を形成するように互いに引っ掛け合う第1又は第2鉤部がそれぞれ形成され、
上記第1及び第2鉤部の重複部には、上記複数のカラーバリエーションから選択された異なるカラー表示がそれぞれ印刷され、
上記第3側板における上記カラー表示に対応する部分には、前側に位置する上記重複部のカラー表示を露出させるための覗き窓が形成されている。
上記の構成によると、予め第1及び第2鉤部の重複部に異なるカラー表示をそれぞれ印刷し、底板、天板、側板及びフラップ部を形成する際の切断工程と同時に、第1及び第2フラップ部が内側に折り込まれる第3側板に覗き窓を形成し、個装ケースを折り畳む際に、梱包する製品のカラー表示を印刷した鉤部が前面に来るように第1及び第2鉤部を引っ掛けただけで、覗き窓からカラー表示を見ることができるので、梱包する製品のカラーに合わせて別途印刷工程や目印を付けるなどの余計な工程を増やすことなく、どのカラーの製品が梱包されているかが表示される。
第2の発明では、上記第1及び第2側板にそれぞれ連続して上記第3側板に対向する第4側板の内側に折り込まれる第3及び第4フラップ部の先端側には、前後に重ね合わせた第2重複部を形成するように互いに引っ掛け合う第3又は第4鉤部がそれぞれ形成され、
上記第3鉤部の第2重複部には、上記第1及び第2鉤部の重複部に印刷されたカラー表示のいずれか一方が印刷され、上記第4鉤部の第2重複部には、該カラー表示の他方が印刷され、
上記第4側板における上記カラー表示に対応する部分にも、前側に位置する上記第2重複部のカラー表示を露出させるための第2覗き窓が形成されている。
上記の構成によると、第3側板に対向する第4側板における第2覗き窓からも梱包する製品のカラー表示を見ることができるので、個装ケースの向きを考慮せず、倉庫等に保管したり、陳列したりしても、色調の判断が可能になる。
第3の発明では、複数のカラーバリエーションを有する製品のいずれか1つを梱包するための個装ケースを対象とする。
そして、上記個装ケースは、底板と、天板と、複数の側板とを有し、
上記複数の側板は、連続する他の側板の内側に折り込まれるフラップ部を備え、
対向する一対の第1及び第2側板にそれぞれ連続して第3側板の内側に折り込まれる第1及び第2フラップ部の先端側には、前後に重ね合わせた重複部を形成するように互いに引っ掛け合う第1又は第2鉤部がそれぞれ形成され、
上記第1及び第2鉤部の重複部には、上記複数のカラーバリエーションから選択された異なるカラー表示がそれぞれ印刷され、
上記第3側板における上記カラー表示に対応する部分には、前側に位置する上記重複部のカラー表示を露出させる覗き窓を形成するためのミシン目が設けられ、
上記ミシン目で囲まれた部分には、上記第1及び第2鉤部の重複部に印刷されたカラー表示とは異なるカラー表示が印刷されている。
上記の構成によると、予め第1及び第2鉤部の重複部に異なるカラー表示をそれぞれ印刷し、底板、天板、側板及びフラップ部を形成する際の切断工程と同時に、第1及び第2フラップ部が内側に折り込まれる第3側板に覗き窓を形成するためのミシン目を設け、個装ケースを折り畳む際に、梱包する製品の色が、第1又は第2鉤部に印刷したものであるときには、カラー表示を印刷した鉤部が前面に来るように第1及び第2鉤部を引っ掛けると共に、ミシン目を破断して覗き窓を形成することにより、覗き窓からカラー表示を見ることができる。一方、梱包する製品の色が、ミシン目で囲まれた部分に印刷したものであるときには、ミシン目を破断しないことにより、梱包する製品がミシン目で囲まれた部分のカラーであることを示すことができる。したがって、梱包する製品のカラーに合わせて別途印刷工程や目印を付けるなどの余計な工程を増やすことなく、どのカラーの製品が梱包されているかが表示される。
第4の発明では、上記第1及び第2側板にそれぞれ連続して上記第3側板に対向する第4側板の内側に折り込まれる第3及び第4フラップ部の先端側には、前後に重ね合わせた第2重複部を形成するように互いに引っ掛け合う第3又は第4鉤部がそれぞれ形成され、
上記第3鉤部の第2重複部には、上記第1及び第2鉤部の重複部に印刷されたカラー表示のいずれか一方が印刷され、上記第4鉤部の第2重複部には、該カラー表示の他方が印刷され、
上記第3側板における上記カラー表示に対応する部分には、前側に位置する上記第2重複部のカラー表示を露出させる第2覗き窓を形成するための第2ミシン目が設けられ、
上記第2ミシン目で囲まれた部分には、上記第3及び第4鉤部の第2重複部に印刷されたカラー表示とは異なるカラー表示が印刷されている。
上記の構成によると、第3側板に対向する第4側板における第2ミシン目で囲まれた部分又は第2覗き窓からも梱包する製品のカラー表示を知ることができるので、個装ケースの向きを考慮せず、倉庫等に保管したり、陳列したりしても、色調の判断が可能になる。
第5の発明では、個装ケースは、紙製のシートより形成されるものとする。
上記の構成により、切断する際に覗き窓やミシン目が容易に形成される上、ミシン目も破断しやすく、かつリサイクルの面で有利である。
以上説明したように、本発明によれば、梱包する製品のカラーを確認するための覗き窓やミシン目を、製品の切断工程において形成することにより、印刷版、印刷工程、単価、作業労賃等におけるコストの低減を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1にかかる個装ケースの展開図である。図2は、本発明の実施形態1にかかる個装ケースの第1フラップ部が前側に来るように組み立てた状態を第3側板側から見た斜視図である。図3は、第1及び第2フラップ部を第1フラップ部が前側に来るように引っ掛ける場合に関し、(a)は引っ掛ける前の斜視図であり、(b)は引っ掛けた後の正面図である。図4は、第1及び第2フラップ部を第1フラップ部が前側に来るように引っ掛ける場合に関し、(a)は引っ掛ける前の斜視図であり、(b)は引っ掛けた後の正面図である。図5は、本発明の実施形態1にかかる個装ケースの第2フラップ部が前側に来るように組み立てた状態を第3側板側から見た斜視図である。
図1及び図2に示すように、個装ケース1は、複数のカラーバリエーション(本実施形態では、例えば、黒・赤の二色)を有する製品(図示せず)のいずれかを梱包するための紙製容器である。
上記個装ケース1は、底板2と、天板3と、第1〜第4側板4,5,…とを備えた直方体形状を有している。対向する位置に配置される第1及び第2側板4,5は、連続する他の第3及び第4側板6,7の内側に折り込まれる第1〜第4フラップ部4a,4b,5a,5bをそれぞれの左右端部に備えている。本実施形態では、第2側板5と天板3とが連続している。
図3に示すように、第1及び第2フラップ部4a,5aの先端側には、前後に重ね合わせた第1重複部8(図3(b)に斜線で示す)を形成するように互いに引っ掛け合う第1又は第2鉤部10,11がそれぞれ形成されている。具体的には、第1フラップ部4aの先端側は、上側が切り欠かれ、上下方向中央部から上側に膨出する第1鉤部10が形成されている。第2フラップ部5aの先端側は、下側が切り欠かれ、下方向中央部から下側に膨出する第2鉤部11が形成されている。
上記第1鉤部10の第1重複部8には、例えば、黒のカラー表示18が印刷され、第2鉤部11の第1重複部8には、赤のカラー表示18が印刷されている。これらのカラー表示18は、第1及び第2鉤部11を引っ掛けたときに、正面から見て重なる位置に印刷されている。したがって、第1鉤部10が前側に来る場合には、黒のカラー表示18が現れ、第2鉤部11が前側に来る場合には、同じ位置に赤のカラー表示18が現れるようになっている。
図2に示すように、上記第3側板6における上記第1重複部8のカラー表示18に対応する部分には、円形の第1覗き窓16が形成されている。このことで、第1覗き窓16から、前側に位置する第1重複部8のカラー表示18が露出するようになっている。
同様に、図1に示すように、第3側板6に対向する第4側板7の内側に折り込まれる第3及び第4フラップ部4b,5bの先端側には、前後に重ね合わせた第2重複部(図示せず)を形成するように互いに引っ掛け合う第3又は第4鉤部12,13がそれぞれ形成されている。具体的には、第3フラップ部4bの先端側は、上側が切り欠かれ、上下方向中央部から上側に膨出する第3鉤部12が形成されている。第4フラップ部5bの先端側は、下側が切り欠かれ、下方向中央部から下側に膨出する第4鉤部13が形成されている。
同様に上記第3鉤部12の第2重複部には、黒のカラー表示18が印刷され、第4鉤部13の第2重複部には、赤のカラー表示18が印刷されている。これらのカラー表示18は、第3及び第4鉤部13を引っ掛けたときに、正面から見て重なる位置に印刷されている。したがって、第3鉤部12が前側に来る場合には、黒のカラー表示18が現れ、第4鉤部13が前側に来る場合には、同じ位置に赤のカラー表示18が現れるようになっている。
上記第4側板7における上記第2重複部のカラー表示18に対応する部分にも、円形の第2覗き窓17が形成されている。このことで、第2覗き窓17から、前側に位置する第2重複部のカラー表示18が露出するようになっている。
−個装ケースの製造方法−
次に本実施形態にかかる個装ケース1の製造方法について説明する。
図1に示すように、予め、印刷工程において、他の印刷と共に、1枚のシート20における第1鉤部10の第1重複部8及び第3鉤部12の第2重複部に黒のカラー表示18を印刷し、第2鉤部11の第1重複部8及び第4鉤部13の第2重複部に赤のカラー表示18を印刷する。
次いで、切断工程において、上記1枚のシート20から底板2、第1〜第4側板4,5,…、天板3、第1〜第4フラップ部4a,4b,5a,5b等を切断して形成する。このとき、本実施形態の特徴として、同時に第3側板6における第1重複部8のカラー表示18に対応する部分に第1覗き窓16を形成すると共に、第4側板7における第2重複部のカラー表示18に対応する部分に第2覗き窓17を形成する。
次いで、黒色の製品を梱包するための個装ケース1を用意する場合には、図3に示すように、個装ケース1を折り畳む際に、第1鉤部10が前面に来るように第1及び第2鉤部10,11を引っ掛けると共に、第3鉤部12が前面に来るように第3及び第4鉤部12,13を引っ掛ける。このことにより、図2に示すように、第1及び第2覗き窓16,17からカラー表示18を見ることができるので、梱包する製品のカラーに合わせて別途印刷工程や目印を付けるなどの余計な工程を増やすことなく、どのカラーの製品が梱包されているかが表示される。
また、第3側板6及び第4側板7のいずれからも梱包する製品のカラー表示18を見ることができるので、個装ケース1の向きを考慮せず、倉庫等に保管したり、陳列したりしても、色調の判断が可能になる。
一方、赤色の製品を梱包するための個装ケース1を用意する場合には、図4に示すように、個装ケース1を折り畳む際に、第2鉤部11が前面に来るように第1及び第2鉤部10,11を引っ掛けると共に、第4鉤部13が前面に来るように第3及び第4鉤部12,13を引っ掛ければよい。すると、図5に示すように、第1覗き窓16から赤のカラー表示18を見ることができる。
したがって、本実施形態にかかる個装ケース1及びその製造方法によると、梱包する製品のカラーに合わせて別途印刷工程や目印を付けるなどの余計な工程を増やすことなく、どのカラーの製品が梱包されているかが表示される。
また、個装ケース1を紙製のシート20より形成したことにより、切断する際に第1及び第2覗き窓16,17が容易に形成される上、リサイクルの面で有利である。
−実施形態1の変形例−
上記実施形態では、第3側板6及び第4側板7のいずれからも梱包する製品のカラー表示18を見ることができるようにしたが、第3側板6又は第4側板7のいずれか一方にのみ覗き窓を形成し、その覗き窓からカラー表示18を確認するようにしてもよい。
(実施形態2)
図6及び図7は本発明の実施形態2を示し、第1及び第2覗き窓を形成する部分にミシン目を設ける点で上記実施形態1と異なる。図1乃至図5と同じ部分には、同じ符号を付してその説明は省略する。
図6は、本発明の実施形態2にかかる個装ケースの展開図である。図7は、本発明の実施形態1にかかる個装ケースの組み立てた状態を第3側板側から見た斜視図である。
図6及び図7に示すように、個装ケース1は、複数のカラーバリエーション(本実施形態では、例えば、黒・赤・青の三色)を有する製品(図示せず)のいずれかを梱包するための紙製容器である。
本実施形態の特徴として、図6に示すように、上記第3側板6における上記第1重複部8のカラー表示18に対応する部分には、円形の第1ミシン目21が形成されている。第1ミシン目21で囲まれた部分には、第1及び第2鉤部10,11の第1重複部8に印刷されたカラー表示18とは異なる表面側カラー表示19(本実施形態では、青)が印刷されている。このことで、第1ミシン目21を破断したときには、第1覗き窓16が形成され、この第1覗き窓16から前側に位置する第1重複部8のカラー表示18が露出するようになっている。
同様に、上記第4側板7における上記第2重複部のカラー表示18に対応する部分には、円形の第2ミシン目22が形成されている。第2ミシン目22で囲まれた部分にも、第3及び第4鉤部12,13の第2重複部に印刷されたカラー表示18とは異なる表面側カラー表示19(本実施形態では、青)が印刷されている。このことで、第2ミシン目22を破断したときには、第2覗き窓17が形成され、この第2覗き窓17から、前側に位置する第2重複部のカラー表示18が露出するようになっている。
−個装ケースの製造方法−
次に本実施形態にかかる個装ケース1の製造方法について実施形態1と異なる部分についてのみ説明する。
切断工程において、上記1枚のシート20から底板2、第1〜第4側板4,5,…、天板3、第1〜第4フラップ部4a,4b,5a,5b等を切断して形成する。このとき、本実施形態の特徴として、同時に第3側板6における第1重複部8のカラー表示18に対応する部分に第1ミシン目21を形成すると共に、第4側板7における第2重複部のカラー表示18に対応する部分に第2ミシン目22を形成する。
次いで、黒色の製品を梱包するための個装ケース1を用意する場合には、個装ケース1を折り畳む際に、第1鉤部10が前面に来るように第1及び第2鉤部10,11を引っ掛けると共に、第3鉤部12が前面に来るように第3及び第4鉤部12,13を引っ掛ける。更に第1及び第2ミシン目21,22を破断して第1及び第2覗き窓16,17を形成する。このことにより、第1及び第2覗き窓16,17からカラー表示18又は表面側カラー表示19を見ることができるので、梱包する製品のカラーに合わせて別途印刷工程や目印を付けるなどの余計な工程を増やすことなく、どのカラーの製品が梱包されているかが表示される。
一方、赤色の製品を梱包するための個装ケース1を用意する場合には、個装ケース1を折り畳む際に、第2鉤部11が前面に来るように第1及び第2鉤部10,11を引っ掛けると共に、第4鉤部13が前面に来るように第3及び第4鉤部12,13を引っ掛ければよい。
更に青色の製品を梱包するための個装ケース1を用意する場合には、第1及び第2ミシン目21,22を破断しないことにより、その表面側カラー表示19が残るため、この表面側カラー表示19から梱包された商品の色を判断することができる。
したがって、本実施形態にかかる個装ケース1及びその製造方法によると、梱包する製品のカラーに合わせて別途印刷工程や目印を付けるなどの余計な工程を増やすことなく、どのカラーの製品が梱包されているかが表示される。
また、第3側板6及び第4側板7のいずれからも梱包する製品のカラー表示18又は表面側カラー表示19を見ることができるので、個装ケースの向きを考慮せず、倉庫等に保管したり、陳列したりしても、色調の判断が可能になる。
また、個装ケース1を紙製のシート20より形成したことにより、切断する際に第1及び第2覗き窓16,17や第1及び第2ミシン目21,22が容易に形成される上、第1及び第2ミシン目21,22も破断しやすく、かつリサイクルの面で有利である。
−実施形態2の変形例−
上記実施形態では、第3側板6及び第4側板7のいずれからも梱包する製品のカラー表示18又は表面側カラー表示19を見ることができるようにしたが、第3側板6又は第4側板7のいずれか一方にのみミシン目を形成し、そのミシン目に表面側カラー表示19を設けるようにしてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態1乃至3において、図示はしないが、印刷色赤、黒、青の代わりに梱包された内容物を印刷し、何が同梱されているかの表示に使用してもよい。
同梱物は、例えば携帯電話機であれば、携帯電話機本体、充電器、イヤホンマイク端子、取り扱い説明書、ストラップ等の同梱物を表示してもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
本発明の実施形態1にかかる個装ケースの展開図である。 本発明の実施形態1にかかる個装ケースの第1フラップ部が前側に来るように組み立てた状態を第3側板側から見た斜視図である。 第1及び第2フラップ部を第1フラップ部が前側に来るように引っ掛ける場合に関し、(a)は引っ掛ける前の斜視図であり、(b)は引っ掛けた後の正面図である。 第1及び第2フラップ部を第2フラップ部が前側に来るように引っ掛ける場合に関し、(a)は引っ掛ける前の斜視図であり、(b)は引っ掛けた後の正面図である。 本発明の実施形態1にかかる個装ケースの第2フラップ部が前側に来るように組み立てた状態を第3側板側から見た斜視図である。 本発明の実施形態2にかかる個装ケースの展開図である。 本発明の実施形態2にかかる個装ケースの組み立てた状態を第3側板側から見た斜視図である。 従来技術の個装ケースの展開図である。 更には別の従来技術の個装ケースの展開図である。
符号の説明
1 個装ケース
2 底板
3 天板
4 第1側板
4a 第1フラップ部
4b 第3フラップ部
5 第2側板
5a 第2フラップ部
5b 第4フラップ部
6 第3側板
7 第4側板
8 第1重複部
9 第2重複部
10 第1鉤部
11 第2鉤部
12 第3鉤部
13 第4鉤部
16 覗き窓
17 覗き窓
18 カラー表示
19 表面側カラー表示
20 シート
21 第1ミシン目
22 第2ミシン目

Claims (5)

  1. 複数のカラーバリエーションを有する製品のいずれか1つを梱包するための個装ケースであって、
    底板と、天板と、複数の側板とを有し、
    上記複数の側板は、連続する他の側板の内側に折り込まれるフラップ部を備え、
    対向する一対の第1及び第2側板にそれぞれ連続して第3側板の内側に折り込まれる第1及び第2フラップ部の先端側には、前後に重ね合わせた重複部を形成するように互いに引っ掛け合う第1又は第2鉤部がそれぞれ形成され、
    上記第1及び第2鉤部の重複部には、上記複数のカラーバリエーションから選択された異なるカラー表示がそれぞれ印刷され、
    上記第3側板における上記カラー表示に対応する部分には、前側に位置する上記重複部のカラー表示を露出させるための覗き窓が形成されている
    ことを特徴とする個装ケース。
  2. 請求項1に記載の個装ケースにおいて、
    上記第1及び第2側板にそれぞれ連続して上記第3側板に対向する第4側板の内側に折り込まれる第3及び第4フラップ部の先端側には、前後に重ね合わせた第2重複部を形成するように互いに引っ掛け合う第3又は第4鉤部がそれぞれ形成され、
    上記第3鉤部の第2重複部には、上記第1及び第2鉤部の重複部に印刷されたカラー表示のいずれか一方が印刷され、上記第4鉤部の第2重複部には、該カラー表示の他方が印刷され、
    上記第4側板における上記カラー表示に対応する部分にも、前側に位置する上記第2重複部のカラー表示を露出させるための第2覗き窓が形成されている
    ことを特徴とする個装ケース。
  3. 複数のカラーバリエーションを有する製品のいずれか1つを梱包するための個装ケースであって、
    底板と、天板と、複数の側板とを有し、
    上記複数の側板は、連続する他の側板の内側に折り込まれるフラップ部を備え、
    対向する一対の第1及び第2側板にそれぞれ連続して第3側板の内側に折り込まれる第1及び第2フラップ部の先端側には、前後に重ね合わせた重複部を形成するように互いに引っ掛け合う第1又は第2鉤部がそれぞれ形成され、
    上記第1及び第2鉤部の重複部には、上記複数のカラーバリエーションから選択された異なるカラー表示がそれぞれ印刷され、
    上記第3側板における上記カラー表示に対応する部分には、前側に位置する上記重複部のカラー表示を露出させる覗き窓を形成するためのミシン目が設けられ、
    上記ミシン目で囲まれた部分には、上記第1及び第2鉤部の重複部に印刷されたカラー表示とは異なるカラー表示が印刷されている
    ことを特徴とする個装ケース。
  4. 請求項3に記載の個装ケースにおいて、
    上記第1及び第2側板にそれぞれ連続して上記第3側板に対向する第4側板の内側に折り込まれる第3及び第4フラップ部の先端側には、前後に重ね合わせた第2重複部を形成するように互いに引っ掛け合う第3又は第4鉤部がそれぞれ形成され、
    上記第3鉤部の第2重複部には、上記第1及び第2鉤部の重複部に印刷されたカラー表示のいずれか一方が印刷され、上記第4鉤部の第2重複部には、該カラー表示の他方が印刷され、
    上記第3側板における上記カラー表示に対応する部分には、前側に位置する上記第2重複部のカラー表示を露出させる第2覗き窓を形成するための第2ミシン目が設けられ、
    上記第2ミシン目で囲まれた部分には、上記第3及び第4鉤部の第2重複部に印刷されたカラー表示とは異なるカラー表示が印刷されている
    ことを特徴とする個装ケース。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の個装ケースにおいて、
    紙製のシートより形成される
    ことを特徴とする個装ケース。
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