JP2007261453A - 自動車の衝撃吸収構造 - Google Patents

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良平 寺地
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Abstract

【課題】斜めからの荷重が入力された場合にも、車体骨格部材に曲げ変形等が生じることのない自動車の衝撃吸収構造を提供する。
【解決手段】車両中心線Lに対して斜め方向に入力される荷重Fによりクラッシュボックス6を圧縮変形させる目標軸力限界値F1min ,曲げ変形させる目標モーメント限界値M1min が、ぞれぞれサイドメンバ6の許容軸力限界値Fmax ,許容モーメント限界値Mmax より一定値だけ低い値に設定され、上記クラッシュボックス6は、これのモーメント値が上記目標モーメント限界値M1min に達するまでは圧縮変形し、達した後は曲げ変形する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車体に前方又は後方から作用する荷重を吸収するための自動車の衝撃吸収構造に関する。
車体に作用する前後方向の荷重を吸収するための衝撃吸収構造として、従来、例えばバンパリインホースとサイドメンバとの間に、該サイドメンバよりも軸方向耐力の低いクラッシュボックスを設けたものがある。この従来構造では、低速衝突時には、クラッシュボックスを圧縮変形させることにより、サイドメンバに影響を及ぼすことなく衝撃を吸収することができる。これにより車体の修理容易性(リペア性)を向上でき、修理費用の抑制を図ることができる(特許文献1参照)。
上記クラッシュボックスの軸方向耐力の設定に当たって、該クラッシュボックスの前後方向の圧壊荷重特性を2段特性としたものがある(例えば特許文献2参照)。
特開2005−1462号公報 特開2005−1431号公報
しかしながら、上記従来構造の場合、バンパリインホースに、車両前後方向に対して斜めから荷重が入力された場合、クラッシュボックス及びサイドメンバに曲げモーメントが発生し、これらが車幅方向に倒れようとするため、クラッシュボックスが軸方向に圧縮変形しにくくなり、衝撃力が十分に吸収されない場合が生じる。その結果、サイドメンバに上記荷重の影響が及び、リペア性が低下し、車両修理費用が高くなるといった問題が懸念される。
本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされたもので、車両の前後方向に対して斜めからの荷重が入力された場合にも、車体骨格部材に曲げ変形等を生じさせることのない自動車の衝撃吸収構造を提供することを目的としている。
請求項1の発明は、車両前後方向に延びるように配置された車体骨格部材と、該車体骨格部材の車両前後方向端部に配設された衝撃吸収部材とを備えた自動車の衝撃吸収構造であって、車両中心線に対して斜め方向に入力される荷重により上記衝撃吸収部材を圧縮変形させる目標軸力限界値,曲げ変形させる目標モーメント限界値が、ぞれぞれ車体骨格部材の許容軸力限界値,許容モーメント限界値より一定値だけ低い値に設定され、上記衝撃吸収部材は、上記荷重により該衝撃吸収部材に発生するモーメント値が上記目標モーメント限界値に達するまでは圧縮変形し、達した後は曲げ変形すること特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1において、上記衝撃吸収部材は、上記荷重が入力する側に、該荷重により圧縮変形する圧縮変形領域を有し、該圧縮変形領域と残りの部分との境界にて曲げ変形を起こすよう該圧縮変形領域と残りの部分とに強度差が設けられていることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、車体骨格部材は左,右のサイドメンバであり、該左,右のサイドメンバの端部又は中途部同士は車幅方向に延びるロアバックで接続され、該左,右のサイドメンバの、上記ロアバックと上記境界との間の部分同士は補強部材で接続されていることを特徴としている。
請求項1の発明による衝撃吸収構造によれば、斜め方向に入力される荷重により衝撃吸収部材を圧縮変形させる目標軸力限界値,曲げ変形させる目標モーメント限界値を、ぞれぞれ車体骨格部材の許容軸力限界値,許容モーメント限界値より一定値だけ低い値に設定している。そのため、上記衝撃吸収部材は、上記荷重により該衝撃吸収部材に発生するモーメント値が上記目標モーメント限界値に達するまでは圧縮変形し、達した後は曲げ変形することとなる。そのため斜めからの荷重が入力された場合にも、衝撃吸収部材がまず圧縮変形し、続いて曲げ変形することにより荷重を十分に吸収することができ、上記荷重が、車体骨格部材に圧縮変形や曲げ変形を生じさせるほどの影響を及ぼすのを回避できる。
請求項2の発明では、上記衝撃吸収部材は、上記荷重が入力する側に、該荷重により圧縮変形する圧縮変形領域を有し、該圧縮変形領域と残りの部分との境界にて曲げ変形を起こすよう該境界の前後で強度差が設けられている。そのため衝撃吸収部材を、斜めからの荷重に対して、まず圧縮変形し、しかる後に曲げ変形する構造を実現でき、斜めからの荷重を吸収して車体骨格部材に曲げ変形が生じるのを防止できる。
請求項3の発明では、ロアバックで接続された左,右のサイドメンバの、該ロアバックと上記境界との間の部分同士を補強部材で接続したので、左,右のサイドメンバの許容モーメント限界値が高くなり、衝撃吸収部材の目標モーメント限界値を該左,右のサイドメンバの許容モーメント限界値より確実に低く設定することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図6は、本発明の一実施形態による自動車の衝撃吸収構造説明するための図である。
本実施形態に係る衝撃吸収構造が採用された自動車の車体フレームの後部を模式的に示す図1において、1,2は車両前後方向に延びる左,右のサイドメンバ(車体骨格部材)である。この左,右のサイドメンバ1,2の車両前後方向中途部同士はクロスメンバ3で接続されており、また後端近傍部同士はロアバック4で接続されている。
そして上記左,右のサイドメンバ1,2の後端面には、左,右のクラッシュボックス(衝撃吸収部材)5,6が接続されており、該左,右の衝撃吸収部材5,6同士に架け渡すようにリヤバンパリインホース7が装着されている。
ここで本実施形態のクラッシュボックス5,6は、低速衝突等のような比較的小さい荷重Fが車体中心線Lに対して例えば角度θをなす斜め方向から入力された場合でも、車体骨格部材であるサイドメンバ1,2に明らかな永久歪み(塑性変形)が生じないように構成されている。そのため、低速衝突の場合には、クラッシュボックス5,6を交換するだけで済むので、修理費用を抑制できる。
本実施形態では、上記荷重に対するサイドメンバ1,2の耐力を、軸耐力とモーメント耐力に分けて考える。そして予め、該サイドメンバ1,2の許容軸力限界値Fmax 、即ち、明らかな圧縮変形(圧縮歪み)の生じない最大軸耐力、及び許容モーメント限界値Mmax 、即ち、明らかな曲げ変形(曲げ歪み)の生じない最大モーメント耐力を求める。
一方、クラッシュボックス5,6の設定に当たっては、軸方向力に対する目標軸力限界値、即ち、該クラッシュボックス5,6が軸方向に圧縮変形(座屈)する最小軸耐力をF1min とし、軸直角方向力に対する目標モーメント限界値、即ち、クラッシュボックス5,6が軸直角方向に折れ曲がる最小モーメント耐力をM1min とする。
本実施形態では、上記クラッシュボックス5,6の、目標軸力限界値F1min は、サイドメンバ1,2の許容軸力限界値Fmax より所定のマージン、例えば20%だけ小さい値に設定されている(図5参照)。
従って、サイドメンバ1,2に軸方向力によって明らかな圧縮変形(圧縮歪み)が生じる前に、クラッシュボックス5,6が座屈し、その結果サイドメンバ1,2に修理を要するような大きな圧縮歪みが生じるのを防止できる。
また上記クラッシュボックス5,6の、目標モーメント限界値M1min は、上記サイドメンバ1,2の許容モーメント限界値Mmax より所定のマージン、例えば20%だけ小さい値に設定されている(図6参照)。
従って、サイドメンバ1,2に軸直角方向力による曲げモーメントによって明らかな曲げ変形(曲げ歪み)が生じる前に、クラッシュボックス5,6が折れ曲がり、その結果、サイドメンバ1,2に修理を要するような大きな曲げ歪みが生じるのを防止できる。
車両中心線Lに対して角度θ(例えば10°)の右斜め後方から荷重Fが作用した場合を考える。図1における右のクラッシュボックス6,及び右のサイドメンバ2には、図4に示すように、上記荷重Fの軸方向成分であるF1 と、軸直角方向成分であるF2が作用する。上記クラッシュボックス6,サイドメンバ2には軸方向成分F1により圧縮応力が発生し、また軸直角方向成分F2 によりモーメントM1(=F2×L1),M2(F2×L2)が発生する。
上記クラッシュボックス6は、図2(a)に示すように、具体的には、筒状をなしており、軸方向中途部に座屈ポイントaが設定されている。この座屈ポイントaよりリヤバンパリインホース7側に位置する後方部分(圧縮変形領域)6aの板厚はt1であり、サイドメンバ2側に位置する前方部分(残りの部分)6bの板厚は上記板厚t1より厚いt2となっている。例えば、t1は1.0mmに、t2は2.0mmに設定されている。このようにして上記クラッシュボックス6の後方部分6aと前方部分6bとには強度差(耐力差)が設けられている。そのため、斜め方向の荷重Fが作用すると、軸方向成分F1により上記後方部分6aが圧縮変形し、続いて軸直角方向成分F2による曲げモーメントにより座屈ポイント(境界)aを起点として折れ曲がることとなる。
このように本実施形態では、クラッシュボックス6を、まず圧縮変形させ、続いて曲げ変形させるための具体的構造として、軸方向力によって圧縮変形する圧縮変形領域6aを設定するとともに、耐力差による座屈ポイントaを設定している。
ちなみに耐力差を設定せずに、例えば図2(b)に示すように、ビードa′を設けることにより座屈ポイントを設定した場合、ビードa′が折れの起点となり、クラッシュボックスが軸圧縮しなくなるおそれがあり、その結果、衝撃吸収効率が低下し、クラッシュボックスを短くできない。
一方、本実施形態では、耐力差を設定したので、クラッシュボックス6の後方部分6aを軸方向力により圧縮変形させ、最後に耐力差によって設定された座屈ポイントaで座屈させることができ、衝撃吸収効率が上がり、クラッシュボックス6を短くできる。
上記低速衝突が発生すると、図3に示すように、クラッシュボックス6の軸方向の圧縮変形量の僅かな増加により荷重が急激に増加する(図3の領域A参照)。そして上記荷重がクラッシュボックス6の座屈荷重である目標軸力限界値F1minに達すると、クラッシュボックス6は座屈し、以降は荷重が増加することなく圧縮変形量が増加する(同図領域B参照)。このときサイドメンバ2に作用する圧縮荷重も増加するが、クラッシュボックス6の座屈以降は、サイドメンバへの軸方向荷重が増加することはなく、従って軸方向荷重がサイドメンバ2の許容軸力限界値Fmax に達することはない。その結果、サイドメンバ2に修理を要するような大きな圧縮変形が生じることはない。
またクラッシュボックス6の圧縮変形に伴って、上記軸直角方向力F2による曲げモーメントM1,M2が増加するが、クラッシュボックス6のモーメントM1が折れ曲がりモーメント値である目標モーメント限界値M1min に達すると、クラッシュボックス6は上記座屈ポイントaを起点に折れ曲がり、サイドメンバ2の曲げモーメントM2がこれの許容モーメント限界値Mmax に達することはない。またクラッシュボックス6のモーメントが目標モーメント限界値に達した後は、これの軸方向変位量が減少する(同右図領域C参照)。従ってサイドメンバ2に修理を要するような大きな曲げ変形が生じることはない。
このように本実施形態では、クラッシュボックス6の、軸方向力によって座屈する目標軸力限界値F1min をサイドメンバ2の許容軸力限界値Fmax より一定のマージンだけ小さく設定し、かつクラッシュボックス6の曲げモーメントによって折れ曲がる目標モーメント限界値M1min をサイドメンバ2の許容モーメント限界値Mmax より一定のマージンだけ小さく設定したので、斜めからの荷重Fが入力された場合でも、サイドメンバ2に明らかな圧縮歪みや曲げ歪みが生じる前にクラッシュボックス6を確実に圧縮変形させ、続いて折り曲げることができ、斜め荷重によるサイドメンバ2のへの悪影響を回避できる。その結果、低速衝突等の場合には、クラッシュボックス6を取り変えるだけで済み、修理費用を抑制できる。
ここで、車体フレームの構造等の都合上、図7に示すように、サイドメンバの許容モーメント限界値Mmax がクラッシュボックスの目標モーメント限界値M1min より小さい場合は、クラッシュボックスが折れる前にサイドメンバに永久歪みが生じることとなるので、対策が必要となる。
この対策としては、例えばロアバック4からクラッシュボックス6の境界aまでの間において、左,右のサイドメンバ1,2同士を補強部材で連結することが有効である。具体的には、例えば図8〜10に示すように、ロアバック4は左,右のサイドメンバ1,2を接続するロアバックインナ4aと、該インナ4aの上部に接続され、閉断面を形成するロアバックアウト4bとからなり、該閉断面形成部分はドア開口の下部を構成している。上記ロアバックインナ4aの下部にロアバックリインホース4cが接続されており、ロアバックインナ4aとロアバックリインホース4cとで車幅方向に延びる閉断面が形成されている。上記クラッシュボックス5,6のフランジ部5c,6cは、上記ロアバックリインホース4cのフランジ部4d及びロアバックインナ4aのフランジ部4eと共に上記サイドメンバ1,2に接続されている。
これにより、上記右のサイドメンバ2の許容モーメント限界値Mmax に左のサイドメンバ1による許容モーメント限界値Mmax ′が所定の割合で加算され、その結果、クラッシュボックス6の目標モーメント限界値M1min を上記サイドメンバの許容モーメント限界値(Mmax +Mmax ′)に対してマージン分だけ小さく設定することが可能となり、サイドメンバの曲げ変形を回避できる。
このように、クラッシュボックスの根元付近同士を接続することにより、長いクラッシュボックスの場合にはモーメントに対して特に有利となり、クラッシュボックスの横倒れを防止できる。
また左,右のサイドメンバの後端部同士を結合することによりサイドメンバの車幅方向への振れを抑制することができる。さらにまた、ロアバックリインホースがロアバック自体のの変形を抑えることによってもサイドメンバの振れを抑えることができる。
なお、上記補強部材の態様には各種の変形例が採用可能である。例えば図9(a)に示すように、左,右のサイドメンバ1,2の後端部近傍同士を、筒状体あるいは棒状体からなる補強部材aで接続する方法や、図9(b)に示すように、補強部材8,8を交差するように配置する方法が採用可能である。
また、上記実施形態では、車体の後端部にクラッシュボックスを取り付けた場合を説明したが、本発明は、例えばラジエータサポートにクラッシュボックスを取り付ける場合等、車体の前端部に適用することもできる。
本発明の一実施形態による自動車の衝撃吸収構造が採用された車体フレームの平面模式図である。 上記実施形態のクラッシュボックスを説明するための模式図である。 上記クラッシュボックスに作用する軸方向荷重及び曲げモーメントと変形量との関係を説明するための特性図である。 上記クラッシュボックス及びサイドメンバに作用する斜め荷重を説明するための模式図である。 上記クラッシュボックスの圧縮変形量と軸荷重との関係を示す特性図である。 上記クラッシュボックスの曲げ変形量と曲げモーメントとの関係を示す特性図である。 上記実施形態の変形例における曲げ変形量と曲げモーメントとの関係を示す特性図である。 本発明の他の実施形態による自動車の衝撃吸収構造を説明するための車体フレームの平面模式図である。 上記他の実施形態の分解斜視図である。 図8のX−X線断面図である。 上記他の実施形態における補強部材の変形例を示す模式図である。
符号の説明
1,2 左,右のサイドメンバ(車体骨格部材)
4 ロアバック
4c ロアバックリインホース(補強部材)
5,6 クラッシュボックス(衝撃吸収部材)
6a 車両後方部分(圧縮変形領域)
6b 車両前方部分(残りの部分)
8,9 補強部材
A,B 圧縮変形領域
C 曲げ変形領域
a 境界
F 斜め方向に入力される荷重
Fmax 許容軸力限界値
F1min 目標軸力限界値
L 車両中心線
Mmax 許容モーメント限界値
M1min 目標モーメント限界値

Claims (3)

  1. 車両前後方向に延びるように配置された車体骨格部材と、該車体骨格部材の車両前後方向端部に配設された衝撃吸収部材とを備えた自動車の衝撃吸収構造であって、
    車両中心線に対して斜め方向に入力される荷重により上記衝撃吸収部材を、圧縮変形させる目標軸力限界値,曲げ変形させる目標モーメント限界値が、ぞれぞれ上記車体骨格部材の許容軸力限界値,許容モーメント限界値より一定値だけ低い値に設定され、
    上記衝撃吸収部材は、上記荷重により該衝撃吸収部材に発生するモーメント値が上記目標モーメント限界値に達するまでは圧縮変形し、達した後は曲げ変形すること特徴とする自動車の衝撃吸収構造。
  2. 請求項1において、
    上記衝撃吸収部材は、上記荷重が入力する側に、該荷重により圧縮変形する圧縮変形領域を有し、該圧縮変形領域と残りの部分との境界にて曲げ変形を起こすよう圧縮変形領域と残りの部分とに強度差が設けられていることを特徴とする自動車の衝撃吸収構造。
  3. 請求項1又は2において、
    上記車体骨格部材は左,右のサイドメンバであり、該左,右のサイドメンバの端部又は中途部同士は車幅方向に延びるロアバックで接続され、該左,右のサイドメンバの、上記ロアバックと上記境界との間の部分同士は補強部材で接続されていることを特徴とする自動車の衝撃吸収構造。
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