JP2007260265A - 足枕 - Google Patents

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胆斗 太田
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耕一郎 東口
Mitsuharu Oomi
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Abstract

【課題】下肢のむくみを効果的に取り除くことができる足枕を提供すること。
【解決手段】足枕は、その枕本体12が低反発発泡ポリウレタンにより構成され、枕カバー内に収容されている。枕本体12の上面には、斜面部21,丘部22,窪み部23、山部24,段丘部25がそれぞれ形成されている。足枕を使用する場合、足枕を床面やベッド面に設置した状態で、使用者は仰臥して、下肢の膝から下の部分を足枕上に載せる。この場合、使用者は、膝裏部分を丘部22に、ふくらはぎを窪み部23に、かかと部を段丘部25に支持する。
【選択図】図5

Description

この発明は、下肢のむくみを取り除くための足枕に関するものである。
従来、下肢のむくみを取り除くために、仰臥姿勢で、足先を心臓より高い位置に支持するようにすることが一般的に行われている。
このような目的のために、特許文献1及び特許文献2において足枕が提案されている。特許文献1に開示された足枕には、仰臥姿勢の人体下肢部のふくらはぎを支えるための左右一対の窪み部が形成されている。特許文献2に開示された足枕においては、ふくらはぎを受ける部分と、かかとを受ける部分とが同一の傾斜面上において平面状に形成されたものである。
登録実用新案第3015186号公報 登録実用新案第3019405号公報
しかしながら、前記特許文献1及び特許文献2のいずれの足枕においても、使用者は、膝から先の部分であるふくらはぎ、またはかかとが支えられて、膝が浮き上がるようになっているために、膝は伸ばされた状態になる。このため、使用者は、膝の緊張状態を強いられることになり、この足枕は本来休息のためにも用いられるものであるが、長時間継続使用すると、逆に疲労する場合がある。加えて、膝が伸ばされた状態においては、膝裏の静脈が圧迫されるため、血行を良好に維持できず、充分なむくみ除去効果を得ることができない。
しかも、特許文献1に開示の足枕においては、下肢をふくらはぎ部分で支えるだけであるため、膝の伸長による疲労に加えて、ふくらはぎのみに下肢の重みが集中してふくらはぎが圧迫される。また、特許文献2に開示の足枕においては、かかとがほぼピンポイントで支えられるものであるため、かかとの痛みをともなう場合もあった。
この発明の目的は、以上の問題点を解消して、疲労回復や足のむくみ除去に有効な足枕を提供することにある。
以上の目的を達成するために、この発明においては、膝裏部を支えるための丘部と、ふくらはぎを支えるための湾曲凹部とを備え、前記丘部の頂部を湾曲凹部の底部よりも高くしたことを特徴とする。
従って、使用者は仰臥して、膝裏部を丘部に、ふくらはぎを窪み部に支持する。このようにすれば、丘部により膝裏部が支持されて、膝が適度に曲がった自然な状態に保持される。従って、使用者は、長時間継続使用したとしても、疲労や痛みを覚えることなく、休息しながら下肢のむくみを取り除くことができる。
前記の構成において、足首を支えるための山部を形成するとともに、その山部を前記丘部よりも高くすれば、かかとに荷重がかかってかかとに痛みを覚えたり、つま先側が倒れたりすることを防止できる。
前記の構成において、かかと部を支えるための段丘部を形成すれば、前記と同様にかかとに荷重がかかってかかとに痛みを覚えたり、つま先側が倒れたりすることを防止できる。
前記の構成において、前記湾曲凹部の表面に凹凸を形成すれば、下肢を動かすことによりマッサージ効果を得ることができる。
さらに、前記の構成において、足枕を低反発発泡材により構成すれば、下肢がバウンドしたりすることなく、快適に使用できる。
この発明においては、疲労回復や足のむくみ除去を有効に行うことができるという効果を発揮する。
以下、この発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
始めに、この発明の第1実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
この実施形態の足枕11は、その枕本体12はその全体が低反発発泡材としての低反発発泡ポリウレタンにより構成され、枕カバー13内に収容されている。枕カバー13は、その側部の開口14がファスナ15により開閉される。また、図3に示すように、この実施形態の足枕11は、板状のアジャスタ16を備え、そのアジャスタ16を枕カバー13内において枕本体12の下側に設置することにより、足枕11の高さを調整できる。
以下に、前記枕本体12の詳細な構成を説明する。
枕本体12はその底面がフラットに形成されている。枕本体12の上面には、人体胴部側(図2の左側)から順に、足先側(図2の右側)に向かって上昇する斜面部21,下肢の膝裏部を支持する丘部22,下肢のふくらはぎを支持する湾曲凹部としての窪み部23、下肢の足首部を支持する山部24,下肢のかかと部を支持する段丘部25がそれぞれ形成されている。そして、前記山部24の頂点が丘部22の頂点よりも高く形成されていて、丘部22及び山部24の両頂点を結ぶ直線Lは、足枕11の設置面(床面等)に対して1〜10度の範囲内の傾斜角度を有する。前記窪み部23には、凹凸としての左右方向に延びる複数の波状部26が形成されている。
さて、以上のように構成された足枕11を使用する場合、図5(この図5においては、カバー13を除去して描いている)に示すように、足枕11を床面やベッド面に設置した状態で、使用者は仰臥して、下肢の膝から下の部分を足枕11上に載せる。この場合、使用者は、膝裏部を丘部22に、ふくらはぎを窪み部23に、かかと部を段丘部25に支持する。このようにすれば、丘部22により膝裏部が支持されて、膝が適度に曲がった自然な状態に保持される。従って、使用者は、長時間継続使用したとしても、疲労や痛みを覚えることなく、休息しながら下肢のむくみを取り除くことができる。
なお、枕本体12の高さが足りない場合は、図3に示すように、枕本体12の下側にアジャスタ16を入り込ませればよい。
この第1実施形態の効果を列挙すれば以下の通りである。
(1) 足枕11に下肢を載せた状態においては、下肢の膝裏部が丘部22上に、ふくらはぎが窪み部23上に、足首の裏側(アキレス腱側)が山部24上に、かかと部が段丘部25上にそれぞれ支持される。従って、膝は、伸ばされて緊張されることなく、やや曲がった自然な状態に保持される。このため、この足枕11を長時間使用しても、疲労を覚えることがないばかりでなく、膝裏部の静脈が圧迫されることがないため、下肢のむくみを効果的に取り除くことができる。
(2) 膝裏から、ふくらはぎ及び足首を含み、かかと部までの広い範囲で下肢が支持されるため、使用者は局部的な圧迫感や痛みを感じることなく、快適に使用することができる。
(3) 丘部22及び山部24の両頂点を結ぶ直線Lが緩く傾斜しているため、下肢を無理なく上げることができ、疲労回復とむくみ除去とを有効に行うことができる。
(4) 足首の裏側を支持する山部24が設けられているため、かかとに荷重がかかってかかとに痛みを覚えたり、つま先側が倒れたりすることがないため、快適に使用できる。
(5) かかと部を支持する段丘部25が形成されているため、前記と同様に、かかとに荷重がかかってかかとに痛みを覚えたり、つま先側が倒れたりすることがないため、快適に使用できる。
(6) 窪み部23の表面に波状部26が形成されているため、下肢を動かすことによりマッサージ効果を得ることができ、疲労回復の一助となる。
ここで、この実施形態の枕本体12は、その反発弾性率が2〜25%,好ましくは7〜13%(測定方法は、JIS K6400−3:2004に準拠)の範囲内である。また、不使用状態において、膝裏部を支える丘部22の頂部の高さは、30〜100mmの範囲内であり、60〜80mm程度が好ましい。ふくらはぎを支える窪み部23の底部の高さ(波状部26の波頭の位置)は、20〜90mmの範囲内であり、50〜70mm程度が好ましい。足首部を支える山部24の頂部の高さは、50〜120mmの範囲内であり、80〜100mmの範囲内が好ましい。そして、丘部22の頂部と窪み部23の底部との間の差は20〜30mm,窪み部23の底部と山部24の頂部との間の差は25〜35mm程度が好ましい。
次に、この発明の第2,第3実施形態及び変形例を第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
(第2実施形態)
図6に示す第2実施形態においては、足枕11は左右一対で、左右対称形状をなしている。各足枕本体12Aはそれぞれ個別にカバー13A内に納めされる。従って、この第2実施形態においては、足枕11の設置の自在性が向上、開脚状態で使用することができる。また、足枕本体12Aはその外形が小さくなるため、保管等に便利となる。
(第3実施形態)
図7に示す第3実施形態においては、足枕11が下肢延長方向に3分割された足枕本体12A,12B,12Cにより構成されたものである。それらの足枕本体12A,12B,12Cは、それぞれ個別にカバー13A,13B,13C内に収納される。足枕本体12Aは斜面部21及び丘部22を有し、足枕本体12Bは窪み部23を有し、足枕本体12Cは山部24及び段丘部25を有する。従って、この第3実施形態においては、使用者の下肢の長短に対応できるばかりでなく、前記第2実施形態と同様に、足枕本体12A,12B,12Cは外形が小さくなるため、保管等に便利なものとなる。
(変形例)
この発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、以下のように変更して具体化することも可能である。
・ 足枕11を下肢の延長方向において、2分割または4分割して構成すること。
・ 図8に示すように、高反発発泡ポリウレタンの芯材41の周囲に低反発発泡ポリウレタンの外被材42を被覆して枕本体12を構成すること。あるいは、図9に示すように、高反発発泡ポリウレタンよりなる下側部材43の上面に低反発ポリウレタンよりなる上側部材44を貼着して構成すること。このようにすれば、枕本体12に対し柔軟性に加えて適度の弾力性を付与することができる。
・ 図10に示すように、窪み部23の波状部26を省略して、その窪み部23の表面をフラット状に形成すること。
・ 図11及び図12に示すように、窪み部23の表面の凹凸形状を変更すること。図11及び図12は、それぞれ凹凸を平面楕円形あるいは円形の突起30を形成することによって形成したものである。
実施形態の足枕本体を示す斜視図。 同じく側面図。 アジャスタを使用した場合を示す側面図。 丘部と山部との関係を示す側面図。 使用状態を示す側面図。 第2実施形態を示す平面図。 第3実施形態を示す側面図。 変形例を示す側面図。 変形例を示す側面図。 変形例を示す平面図。 変形例を示す平面図。 変形例を示す平面図。
符号の説明
11…足枕、12…枕本体、21…斜面部、22…丘部、23…湾曲凹部としての窪み部、24…山部、25…段丘部、26…波状部。

Claims (5)

  1. 膝裏部を支えるための丘部と、ふくらはぎを支えるための湾曲凹部とを備え、前記丘部の頂部を湾曲凹部の底部よりも高くしたことを特徴とする足枕。
  2. 足首を支えるための山部を形成するとともに、その山部を前記丘部よりも高くしたことを特徴とする請求項1に記載の足枕。
  3. かかと部を支えるための段丘部を形成したことを特徴とする請求項2に記載の足枕。
  4. 前記湾曲凹部の表面に凹凸を形成したことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の足枕。
  5. 低反発発泡材により構成したことを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の足枕。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4912016A (ja) * 1972-05-16 1974-02-02
JPS62290414A (ja) * 1986-06-10 1987-12-17 山田商事株式会社 足まくら

Patent Citations (2)

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