JP2007259270A - サーバ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電話端末とデータ端末とを連動させるシステムにあって、会議接続が行なわれる電話端末に関連付けられるデータ端末間の会議接続を効率良く行ない得るサーバ装置を提供する。
【解決手段】VCSサーバSVAにおいて、会議接続される複数の内線端末T11〜T1iに関連付けて複数のデータ端末PC1〜PCn間のセッション確立制御を実行する場合に、データ端末PC1〜PCn間のセッション確立処理をVCSサーバSVAに頼らずにMCU2で分担して実行するようにしている。
【選択図】 図9
【解決手段】VCSサーバSVAにおいて、会議接続される複数の内線端末T11〜T1iに関連付けて複数のデータ端末PC1〜PCn間のセッション確立制御を実行する場合に、データ端末PC1〜PCn間のセッション確立処理をVCSサーバSVAに頼らずにMCU2で分担して実行するようにしている。
【選択図】 図9
Description
この発明は、例えば電話交換装置に対し通信路を介してサーバ装置を接続し、音声信号に加え映像信号やコンピュータデータ等も取り扱えるようにしたビジュアルコミュニケーションシステムのサーバ装置の改良に関する。
オフィスや事業所では、構内ネットワークシステムが用いられている。この構内ネットワークシステムは、例えば電話機を構内交換装置(PBX:Private Branch Exchange)やボタン電話装置といった電話交換装置に内線端末として収容し、内線端末と公衆網等の外部通信網との間及び内線端末相互間を電話交換装置により交換接続して通話を可能にしている。
また、最近では、テレビ電話端末やパーソナル・コンピュータ等のデータ端末を接続したサーバを伝送路を介して電話交換装置に接続し、電話交換装置を用いた音声通信系と、サーバを用いたデータ通信系とを連動させるシステムも提案されている。
ところで、上記のような電話交換装置とサーバとの並列型のシステムにあっては、テレビ会議等を構築するために、MCU(Multi-Point Control Unit)が利用することが考えられている(例えば、特許文献1)。
特開2001−268079号公報。
しかしながら、上記システムは、データ端末間のデータ通信接続を電話端末の呼状態に連動させるVCS(Video Communication Solution)にMCUを適用するものではない。
また、MCUを利用した場合に、使用頻度の高い少人数で会議を構築すると、MCUの会議リソース不足が起こりやすくなる。
また、VCSサーバ自体でデータ端末間をメッシュで接続する方法も考えられるが、話者数の増加に伴い、データ端末で複数のストリームを処理する必要があり高負荷となる。
そこで、この発明の目的は、電話端末とデータ端末とを連動させるシステムにあって、会議接続が行なわれる電話端末に関連付けられるデータ端末間の会議接続を効率良く行ない得るサーバ装置を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するために、以下のように構成される。
複数の電話端末間の交換処理を実行する電話交換機より、会議接続が行なわれる複数の電話端末を特定する電話IDを含む呼情報イベントを受信し、複数の電話端末の電話IDにそれぞれ関連付けられた複数のデータ端末における通信接続を会議接続に連動させ、かつ複数のデータ端末間の会議合成処理を実行する会議処理部を接続可能なサーバ装置において、複数の電話端末間の会議接続が確立されるとき、予め決められた条件に基づいて呼情報イベントに含まれる複数の電話IDそれぞれに関連付けられるデータ端末間の通信接続を実行する第1処理、呼情報イベントに含まれる複数の電話IDそれぞれに関連付けられるデータ端末間を会議処理部に通信接続させる第2処理を選択的に実行する制御手段を備えるようにしたものである。
複数の電話端末間の交換処理を実行する電話交換機より、会議接続が行なわれる複数の電話端末を特定する電話IDを含む呼情報イベントを受信し、複数の電話端末の電話IDにそれぞれ関連付けられた複数のデータ端末における通信接続を会議接続に連動させ、かつ複数のデータ端末間の会議合成処理を実行する会議処理部を接続可能なサーバ装置において、複数の電話端末間の会議接続が確立されるとき、予め決められた条件に基づいて呼情報イベントに含まれる複数の電話IDそれぞれに関連付けられるデータ端末間の通信接続を実行する第1処理、呼情報イベントに含まれる複数の電話IDそれぞれに関連付けられるデータ端末間を会議処理部に通信接続させる第2処理を選択的に実行する制御手段を備えるようにしたものである。
この構成によれば、会議接続される複数の電話端末に関連付けて複数のデータ端末間の通信接続制御を実行する場合に、データ端末間の通信接続処理をサーバ装置に頼らずに会議処理部で分担して実行するようにしている。例えば条件として会議接続される電話端末の数を用いる場合に、3台の電話端末まではサーバ装置によりデータ端末間の通信接続が実行され、4台以上の場合は会議処理部でデータ端末間の会議合成処理が実行される。
このため、電話端末間の会議接続を伴うデータ端末間の通信接続制御をサーバ装置と会議処理部とが協働して効率良く実行することができる。
条件として、会議接続される電話端末の数、会議処理部における複数のデータ端末を接続するための空きの会議リソース数、データ端末のユーザ毎に予め設定された内容、複数のデータ端末それぞれの負荷状況それぞれを示す情報を、優先順位に対応付けたテーブルを格納する記憶手段をさらに備え、制御手段は、テーブル中の優先順位に基づいて、第1処理及び第2処理を選択的に実行することを特徴とする。
この構成によれば、会議接続される複数の電話端末に関連付けて複数のデータ端末間の通信接続制御を実行する場合に、テーブル中に予め登録してある複数の条件情報が優先順位の高い順に選択される。従って、話者数と会議リソース数の条件において、空きリソース数が無い場合には、そちらの条件を優先的に判断するというように、如何なる状況であっても、比較的柔軟に対応して会議接続が行なわれる電話端末に関連付けられるデータ端末間の会議接続を効率良く行なうことができる。
制御手段は、第2処理を実行する際に、会議処理部へ送信すべく指示メッセージ中に複数のデータ端末間の会議合成処理に必要な会議制御情報を挿入して送信することを特徴とする。
この構成によれば、NOTIFYメッセージのような既存の指示メッセージに会議制御情報を挿入して送信し会議処理部にデータ端末間の会議合成処理を実行させることが可能となる。このため、簡単な手順で会議処理部にデータ端末間の会議合成処理を実行させることができる。
制御手段は、第2処理を実行する際に、会議処理部へ送信すべく指示メッセージと、複数のデータ端末間の会議合成処理に必要な会議制御情報とを別々に送信することを特徴とする。
この構成によれば、合成のフォーマットのみを変更する場合等、会議制御だけを行えば良い場合には、指示メッセージと会議制御情報とを別々に会議処理部に送信することもできる。
以上詳述したようにこの発明によれば、電話端末とデータ端末とを連動させるシステムにあって、会議接続が行なわれる電話端末に関連付けられるデータ端末間の会議接続を効率良く行ない得るサーバ装置を提供することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1の実施形態に係わるビジュアルコミュニケーションシステムを示す概略構成図である。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1の実施形態に係わるビジュアルコミュニケーションシステムを示す概略構成図である。
このシステムは、同図に示すように、主装置BTと、VCS(Video Communication Solution)サーバSVAとを備え、これら主装置BTとVCSサーバSVAとの間をLAN(Local Area Network)1により接続している。
主装置BTは、内線端末T11〜T1iを内線を介して収容している。また、主装置BTは公衆網NWに局線Lを介して接続されている。そして、主装置BTは、内線端末T11〜T1i相互間、もしくは内線端末T11〜T1iと公衆網NWとの間の交換処理を実行する。
VCSサーバSVAは、複数のデータ端末PC1〜PCn及び会議処理部としてのMCU2をIPネットワークIPNを介して収容している。これらのデータ端末PC1〜PCnは、いずれも汎用のパーソナル・コンピュータからなり、各内線端末T11〜T1iにそれぞれ関連して動作するものである。また、MCU2は、VCSサーバSVAからの指示メッセージ及び会議制御情報に基づいて、データ端末PC1〜PCn間の会議合成処理を実行する。
上記VCSサーバSVAは、主装置BTに対する付加的機能を実行するもので、例えば映像等のメディア情報を処理する。さらに、VCSサーバSVAには、保守端末MTが接続される。
図2は、上記VCSサーバSVAの機能構成を示すブロック図である。
VCSサーバSVAは、LANインタフェース(I/F)部11と、制御部12と、記憶部13と、PCインタフェース(I/F)部14とを備えている。このうち、LANインタフェース部11は、LAN1との間でインタフェース処理を行うものである。
VCSサーバSVAは、LANインタフェース(I/F)部11と、制御部12と、記憶部13と、PCインタフェース(I/F)部14とを備えている。このうち、LANインタフェース部11は、LAN1との間でインタフェース処理を行うものである。
PCインタフェース部14は、データ端末PC1〜PCnとの間のインタフェース処理を行うものである。
記憶部13は、上記制御部12の接続制御に必要なルーティング情報等を格納している。さらに、記憶部13には、接続情報管理テーブル131と、内線端末−VC関連付けテーブル132と、セッション情報管理テーブル133と、話者数判定テーブル134と、MCUリソース数判定テーブル135と、クライアント別制御判定テーブル136とが設けられる。
接続情報管理テーブル131には、図3に示す如く、内線端末T11〜T1iそれぞれの電話番号(電話ID)と、接続状態を示す状態情報との対応関係を表すデータが記憶されている。なお、t1〜t9は上記内線端末T11〜T19それぞれの電話IDを示している。ここでは、説明を簡単にするため、内線端末T11〜T19とする。
内線端末−VC関連付けテーブル132には、図4に示すように、内線端末T11〜T1iとデータ端末(VC)PC1〜PCnとの対応関係を示すデータが記憶されている。なお、図中A〜Iは、データ端末PC1〜PC9それぞれのユーザIDを示している。
セッション情報管理テーブル133には、図5に示すように、データ端末PC1〜PC9間のセッション状態を示す情報が記憶されている。
話者数判定テーブル134には、図6に示すように、話者数と、制御種別との対応関係を示すデータが記憶されている。
MCUリソース数判定テーブル135には、図7に示すように、空きのMCU会議リソース数と、制御種別との対応関係を示すデータが記憶されている。
クライアント別制御判定テーブル136には、図8に示すように、データ端末PC1〜PCnそれぞれのユーザIDと、制御内容との対応関係を示すデータが記憶されている。なお、話者数判定テーブル134、MCUリソース数判定テーブル135及びクライアント別制御判定テーブル136は、VCSサーバSVに接続される保守端末MTにより設定される。
一方、制御部12は、データ端末PC1〜PCnの状態管理やデータ端末PC1〜PCnと内線端末T11〜T1iとの連携動作に係わる制御機能に加え、この発明に係わる新たな機能として、接続情報登録部121と、セッション制御部122と、MCU制御部123とを備えている。
接続情報登録部121は、主装置BTから通知された呼情報イベントを分析することで、例えば内線端末T15と内線端末T16が通話中になったことを判断し、接続情報管理テーブル131の状態情報「t5−t6」を追加する。
セッション制御部122は、更新された状態情報に基づき、内線端末−VC関連付けテーブル132により内線端末T15はデータ端末PC5(E)に、内線端末T16はデータ端末PC6(F)に関連付いていることを読み出して、セッション情報管理テーブル133によりデータ端末PC5,PC6のセッション状態を検索する。例えば、これから通話を開始するような場合、データ端末PC5,PC6はセッションが開始されていないため、セッション制御部122はデータ端末PC5,PC6のセッションを開始するように制御する。そして、セッション制御部122は、データ端末PC5,PC6のセッションが確立すると、セッション情報管理テーブル133の記憶内容を更新する。
MCU制御部123は、内線端末T11〜T1i間の会議通話接続が確立されるとき、話者数判定テーブル134、MCUリソース数判定テーブル135及びクライアント別制御判定テーブル136のうち、保守端末MTにより設定される1つを参照し、この参照結果に基づいて主装置BTからの呼情報イベントに含まれる複数の電話IDそれぞれに関連付けられるデータ端末PC1〜PC9間の通信接続を実行する処理(クライアント間メッシュ)、呼情報イベントに含まれる複数の電話IDそれぞれに関連付けられるデータ端末PC1〜PC9間をMCU2に通信接続させる処理(会議合成処理)を選択的に実行する。このとき、セッション確立を行なうべく例えばデータ端末PC1から負荷情報が通知された場合に、クライアント間メッシュを実行する。また、MCU制御部123は、MCU2による会議合成処理を実行する場合に、会議制御情報と指示メッセージとしてのセッション制御情報とを別々にMCU2に送信する。
次に、以上のように構成されたビジュアルコミュニケーションシステムの動作を説明する。
図9は、内線端末T11〜T16にて会議接続された際の各データ端末PC1〜PC6のセッション確立を行なう場合の動作を示すシーケンス図である。図10は、その際のVCSサーバSVAの制御処理手順を示すフローチャートである。
図9は、内線端末T11〜T16にて会議接続された際の各データ端末PC1〜PC6のセッション確立を行なう場合の動作を示すシーケンス図である。図10は、その際のVCSサーバSVAの制御処理手順を示すフローチャートである。
いま、内線端末T11,T12間で通話が行なわれているものとする(図9(1))。
この状態で、内線端末T11においてユーザが、内線端末T13を会議通話に加える操作を行なったとする。そうすると内線端末T11からその要求信号が主装置BTに送られる。この要求信号を受信すると主装置BTは、内線端末T11と内線端末T12との間の通信リンクを保持したまま、内線端末T13を呼びだす。
そして、呼び出しに対し内線端末T13のユーザが応答操作を行なうと、内線端末T13は応答信号を主装置BTに送信する。
かくして、内線端末T11,T12間に内線端末T13を会議通話に加えることができる。このとき、主装置BTは、会議作成がなされたことを検出し、この検出結果を呼情報イベントとしてVCSサーバSVAに送出する(図9(2))。
VCSサーバSVAは、呼情報イベントを受信すると(ステップST10a)、まずこの呼情報イベントに含まれる電話ID(t3)をもとに、接続情報管理テーブル131及び内線端末−VC関連付けテーブル132を参照し、この参照結果から内線端末T13に関連付けられるデータ端末PC3を特定し(ステップST10b)、この後、話者数判定テーブル134を参照して、クライアント間メッシュ型のセッションとするか、MCU2を利用するかの判定を行なう(ステップST10c)。ここでは、クライアント間メッシュであるので、VCSサーバSVAは既存の処理と同様にデータ端末T11,T12、T13に対して必要なセッション制御の指示を行なう(図9(3)、ステップST10d)。
一方、内線端末T14,T15,T16を会議通話に加え、これら内線端末T14,T15,T16に関連付けられるデータ端末PC4,PC5,PC6が特定された場合に、VCSサーバSVAは、MCU2に対して合成話者数や合成フォーマットの指定等会議制御をMCU2に指示すると共に、MCU2またはデータ端末PC1〜PC6に対してセッション制御の指示をすることでMCU2−データ端末PC1〜PC6間のセッション確立(切断)を行なう(図9(4)、ステップST10e)。
なお、処理前の状態がデータ端末PC1,PC2,PC3間でセッション確立している状態からMCU2へ切り替わる場合には、以前のセッションの切断を該当データ端末PC1,PC2,PC3に指示する。その逆も同様である。
また、データ端末PC1〜PC9から適宜負荷情報を通知してもらい、VCSサーバSVA側で記憶・管理しておき、本情報を元に例えばデータ端末PC1の負荷が高い場合にはメッシュで接続する等の判定処理を実施するようにしてもよい。
さらに、話者数判定テーブル134及びMCUリソース数判定テーブル135の組み合わせを条件とすることで、メッシュとMCU2の判定を行なうようにしてもよい。例えば、会議話者数が4以上で、かつ、MCU2の空きリソース数が10以上の場合にはMCU2を利用する等の条件を設定しておき判定を行なう。
以上のように上記第1の実施形態では、VCSサーバSVAにおいて、会議接続される複数の内線端末T11〜T1iに関連付けて複数のデータ端末PC1〜PCn間のセッション確立制御を実行する場合に、データ端末PC1〜PCn間のセッション確立処理をVCSサーバSVAに頼らずにMCU2で分担して実行するようにしている。例えば条件として会議接続される内線端末T11〜T1iの数を用いる場合に、3台の内線端末T11,T12,T13まではVCSサーバSVAによるクライアント間メッシュでデータ端末PC1,PC2,PC3間のセッション確立を実行し、データ端末PC4が加えられた場合にはMCU2でデータ端末PC1〜PC4間の会議合成処理を実行するように自動的に切り替える。
従って、内線端末T11〜T1i間の会議通話接続を伴うデータ端末PC1〜PCn間のセッション確立制御をVCSサーバSVAとMCU2とが協働して効率良く実行することができる。
(第2の実施形態)
図11は、この発明の第2の実施形態として、VCSサーバSVBの機能構成を示すブロック図である。図11において、上記図2と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図11は、この発明の第2の実施形態として、VCSサーバSVBの機能構成を示すブロック図である。図11において、上記図2と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
VCSサーバSVBは、記憶部13に、優先順位−条件対応テーブル137が設けられている。優先順位−条件対応テーブル137には、図12に示すように、優先順位と、条件との対応関係を示すデータが記憶されている。なお、優先順位−条件対応テーブル137は、VCSサーバSVBに接続される保守端末MTにより設定される。
MCU制御部123は、内線端末T11〜T1i間の会議通話接続が確立されるとき、優先順位−条件対応テーブル137を参照し、この参照結果から優先順位の高い話者数判定テーブル134を選択し、この話者数判定テーブル134に基づいて主装置BTからの呼情報イベントに含まれる複数の電話IDそれぞれに関連付けられるデータ端末PC1〜PC9間の通信接続を実行する処理(クライアント間メッシュ)、呼情報イベントに含まれる複数の電話IDそれぞれに関連付けられるデータ端末PC1〜PC9間をMCU2に通信接続させる処理(会議合成処理)を選択的に実行する。このとき、MCU制御部123は、MCU2による会議合成処理を実行する場合に、会議制御情報を指示メッセージに挿入してMCU2に送信する。
次に、以上のように構成されたビジュアルコミュニケーションシステムの動作を説明する。
図13は、内線端末T11〜T16にて会議接続された際の各データ端末PC1〜PC6のセッション確立を行なう場合の動作を示すシーケンス図である。
図13は、内線端末T11〜T16にて会議接続された際の各データ端末PC1〜PC6のセッション確立を行なう場合の動作を示すシーケンス図である。
いま、内線端末T11,T12間で通話が行なわれているものとする(図13(1))。
この状態で、内線端末T11においてユーザが、内線端末T13を会議通話に加える操作を行なったとする。そうすると内線端末T11からその要求信号が主装置BTに送られる。この要求信号を受信すると主装置BTは、内線端末T11と内線端末T12との間の通信リンクを保持したまま、内線端末T13を呼びだす。
そして、呼び出しに対し内線端末T13のユーザが応答操作を行なうと、内線端末T13は応答信号を主装置BTに送信する。
かくして、内線端末T11,T12間に内線端末T13を会議通話に加えることができる。このとき、主装置BTは、会議作成がなされたことを検出し、この検出結果を呼情報イベントとしてVCSサーバSVBに送出する(図13(2))。
VCSサーバSVBは、呼情報イベントを受信すると、まずこの呼情報イベントに含まれる電話ID(t3)をもとに、接続情報管理テーブル131及び内線端末−VC関連付けテーブル132を参照し、この参照結果から内線端末T13に関連付けられるデータ端末PC3を特定し、この後、優先順位−条件対応テーブル137を参照し、この参照結果から話者数判定テーブル134を選択して、クライアント間メッシュ型のセッションとするか、MCU2を利用するかの判定を行なう。ここでは、クライアント間メッシュであるので、VCSサーバSVBは既存の処理と同様にデータ端末T11,T12、T13に対して必要なセッション制御の指示を行なう(図13(3))。
一方、内線端末T14,T15,T16を会議通話に加え、これら内線端末T14,T15,T16に関連付けられるデータ端末PC4,PC5,PC6が特定された場合に、VCSサーバSVAは、MCU2に対して合成話者数や合成フォーマットの指定等会議制御、セッション制御の指示を一括ですることでMCU2−データ端末PC1〜PC6間のセッション確立(切断)を行なう(図13(4))。
以上のように上記第2の実施形態では、VCSサーバSVBにおいて、会議通話接続される複数の内線端末T11〜T1iに関連付けて複数のデータ端末PC1〜PCn間のセッション確立制御を実行する場合に、優先順位−条件対応テーブル137に予め登録してある複数の条件情報が優先順位の高い順に選択される。
従って、話者数と会議リソース数の条件において、空きリソース数が無い場合には、そちらの条件を優先的に判断するというように、如何なる状況であっても、比較的柔軟に対応して会議通話接続が行なわれる内線端末T11〜T1iに関連付けられるデータ端末PC1〜PCn間のセッション確立制御をVCSサーバSVB及びMCU2により効率良く行なうことができる。
また、上記第2の実施形態では、VCSサーバSVBにおいて、SIP(Session Initiation Protocol)で規定されているNOTIFYメッセージのような既存の指示メッセージに会議制御情報を挿入して送信しMCU2にデータ端末PC1〜PCn間の会議合成処理を実行させるようにしている。このため、簡単な手順でMCU2にデータ端末PC1〜PCn間の会議合成処理を実行させることができる。
(その他の実施形態)
この発明は、上記各実施形態に限定されるものではない。例えば第1及び第2の実施形態では、クライアント間メッシュかMCUによる会議合成処理かを切り替えるための条件として、話者数判定テーブル、MCUリソース数判定テーブル、クライアント別制御判定テーブル、データ端末からの負荷情報を用いる例ついて説明した。しかしこれに限ることなく、種々の条件を用いるようにしてもよい。
この発明は、上記各実施形態に限定されるものではない。例えば第1及び第2の実施形態では、クライアント間メッシュかMCUによる会議合成処理かを切り替えるための条件として、話者数判定テーブル、MCUリソース数判定テーブル、クライアント別制御判定テーブル、データ端末からの負荷情報を用いる例ついて説明した。しかしこれに限ることなく、種々の条件を用いるようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、主装置とVCSサーバとを別々に設ける例について説明したが、VCSサーバ内に主装置の機能を組み込むようにしてもよい。
その他、VCSサーバの構成及び種類、電話交換装置の種類(主装置に限らずPBXでもよい)や内線端末の種類、データ端末の種類、各種テーブルの記憶内容、会議通話接続の際のデータ端末に対する関連付け方法等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
1…LAN(Local Area Network)、2…MCU、11…LANインタフェース(I/F)部、12…制御部、13…記憶部、14…PCインタフェース(I/F)部、121…接続情報登録部、122…セッション制御部、123…MCU制御部、131…接続情報管理テーブル、132…内線端末−VC関連付けテーブル、133…セッション情報管理テーブル、134…着信転送登録テーブル、135…更新許可テーブル、136…解除許可テーブル、T11〜T1i…内線端末、L…局線、NW…公衆網、BT…主装置、PC1〜PCn…データ端末、SVA,SVB…VCSサーバ。
Claims (6)
- 複数の電話端末間の交換処理を実行する電話交換機より、会議接続が行なわれる複数の電話端末を特定する電話IDを含む呼情報イベントを受信し、前記複数の電話端末の電話IDにそれぞれ関連付けられた複数のデータ端末における通信接続を前記会議接続に連動させ、かつ前記複数のデータ端末間の会議合成処理を実行する会議処理部を接続可能なサーバ装置において、
前記複数の電話端末間の会議接続が確立されるとき、予め決められた条件に基づいて前記呼情報イベントに含まれる複数の電話IDそれぞれに関連付けられるデータ端末間の通信接続を実行する第1処理、前記呼情報イベントに含まれる複数の電話IDそれぞれに関連付けられるデータ端末間を前記会議処理部に通信接続させる第2処理を選択的に実行する制御手段を備えたことを特徴とするサーバ装置。 - 前記制御手段は、前記条件の判断に、会議接続される前記電話端末の数、前記会議処理部における複数のデータ端末を接続するための空きの会議リソース数、前記データ端末のユーザ毎に予め設定された内容、前記複数のデータ端末それぞれの負荷状況のうち少なくとも1つを用いることを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
- 前記制御手段は、前記条件の判断に、会議接続される前記電話端末の数、前記会議処理部における複数のデータ端末を接続するための空きの会議リソース数、前記データ端末のユーザ毎に予め設定された内容、前記複数のデータ端末それぞれの負荷状況のうちの任意の組み合わせを用いることを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
- 前記条件として、会議接続される前記電話端末の数、前記会議処理部における複数のデータ端末を接続するための空きの会議リソース数、前記データ端末のユーザ毎に予め設定された内容、前記複数のデータ端末それぞれの負荷状況それぞれを示す情報を、優先順位に対応付けたテーブルを格納する記憶手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記テーブル中の優先順位に基づいて、前記第1処理及び前記第2処理を選択的に実行することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。 - 前記制御手段は、前記第2処理を実行する際に、前記会議処理部へ送信すべく指示メッセージ中に前記複数のデータ端末間の会議合成処理に必要な会議制御情報を挿入して送信することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
- 前記制御手段は、前記第2処理を実行する際に、前記会議処理部へ送信すべく指示メッセージと、前記複数のデータ端末間の会議合成処理に必要な会議制御情報とを別々に送信することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
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