JP2007258584A - コイルの端子相当部潰し装置及びコイルの端子相当部潰し方法 - Google Patents

コイルの端子相当部潰し装置及びコイルの端子相当部潰し方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端子相当部を充分に潰すことができるコイルの端子相当部潰し装置及びコイルの端子相当部潰し方法の提供。
【解決手段】フレーム10に固定された潰し台11は上端に円弧状の端子相当部載置面11Aを有している。また、フレーム10にはアーム20が回動可能に支承されており、アーム20には、端子相当部載置面11Aに対向配置された潰しローラ33が回転可能に支承されている。アーム20の回動の伴い、潰しローラ33は端子相当部載置面11Aの円弧に倣う方向に移動する。コイル2の端子相当部2Aはその延出方向が潰しローラ33の移動方向に直行する方向へ指向して端子相当部載置面11A上に載置され、アーム20を回動させて、潰しローラ33と該端子相当部載置面11Aとの間で該端子相当部2Aを挟んだ状態で、当該端子相当部2Aをその幅方向に向かって潰す。
【選択図】図1

Description

本発明はコイルの端子相当部潰し装置及びコイルの端子相当部潰し方法に関し、特にコイルを構成する導線の一端又は他端がユーザ端子となるコイルの端子相当部潰し装置及びコイルの端子相当部潰し方法に関する。
従来より、平角導線の一端部と他端部とが端子相当部をなし一端部と他端部との間の部分がコイル部をなすコイルが知られており、この構成のコイルでは、端子相当部はユーザ端子として用いられる場合がある。このようなコイルの端子相当部は、平角導線の厚さ方向に潰されて広げられ所定の厚さ及び幅とされる。
特開2004−241678号公報(特許文献1)には、この構成のコイルの端子相当部を潰すことについて記載されている。平角導線は、平角導線の厚さ方向に軸心が指向するように螺旋状に巻回され当該巻回された部分がコイル部とされ、平角導線の一端部及び他端部は端子相当部となる。端子相当部は機械プレス等により潰される。
特開2004−241678号公報
しかし、実際に端子相当部を機械プレス等により潰そうとしても、コイル部直前の位置に至るまで端子相当部を充分に潰すことは困難である。具体的には、端子相当部において、コイル部から所定の距離だけ平角導線の一端、他端寄りの位置から当該一端、他端にかけての部分を潰すことはできても、端子相当部のコイル部寄りの部分、即ち、コイル部から所定の距離だけ平角導線の一端、他端寄りの当該位置から、コイル部にかけての部分を潰すことは困難であった。
そこで、本発明は、端子相当部を充分に潰すことができるコイルの端子相当部潰し装置及びコイルの端子相当部潰し方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は潰し台と潰しローラとを備えるコイルの端子相当部潰し装置を提供している。潰し台は、導線の一端部と他端部とが端子相当部をなし該一端部と該他端部との間の部分がコイル部をなすコイルの、少なくとも一方の該端子相当部を載置可能な円弧状の端子相当部載置面を有する。潰しローラは、該端子相当部載置面に周面が対向配置され、該端子相当部載置面の円弧に倣う方向に移動可能であり、該移動方向に直交する軸心を中心に回転可能である。該端子相当部は、その延出方向が該ローラの軸心と平行になるように該端子相当部載置面に載置され、該潰しローラは、該端子相当部載置面との間で該端子相当部を挟んだ状態で転動しながら該端子相当部を潰す。
端子相当部は、その延出方向がローラの軸心と平行になるように端子相当部載置面に載置され、潰しローラは、端子相当部載置面との間で端子相当部を挟んだ状態で転動しながら端子相当部を潰すため、コイルの端子相当部をなす導線の一端部、他端部の幅方向に向かって当該端子相当部を潰すことができる。このため、端子相当部のコイル部と接続されている位置まで充分に端子相当部を潰すことができる。特にコイル部が略螺旋状に巻回されている場合に、螺旋状に巻回されている位置の直前まで端子相当部を充分に潰すことができる。
ここで、該端子相当部載置面に対向する該潰しローラ周面部分を該ローラの移動方向とは反対の方向へ向かうように該潰しローラを回転駆動させるための潰しローラ回転駆動機構が設けられていることが好ましい。
端子相当部載置面に対向する潰しローラ周面部分をローラの移動方向とは反対の方向へ向かうように潰しローラを回転駆動させるための潰しローラ回転駆動機構が設けられているため、潰しローラを転動させながら潰しローラによって端子相当部を潰すことができる。更に、潰しローラ周面部分をローラの移動方向とは反対の方向へ向かうように潰しローラを回転駆動させることで、潰しローラによって端子相当部を潰しているときに端子相当部を潰しローラの移動方向上流側へ引寄せるようにすることができ、潰しローラによって端子相当部を潰しているときに、端子相当部が潰しローラの移動方向下流側へ曲がってしまうことを防止することができる。
また、該潰し台を支持するフレームを有し、該潰しローラ回転駆動機構は、円弧状の歯面を有し該歯面は該端子相当部載置面と略面一の位置関係をなして該フレームに固定されたラックと、該端子相当部載置面に倣って回動可能に該フレームに支持されたアームと、該潰しローラに同軸的に一体回転可能に固定され該アームに回転可能に支承され該歯面と噛合するピニオンとを有することが好ましい。
潰し台を支持するフレームを有し、潰しローラ回転駆動機構は、円弧状の歯面を有し歯面は端子相当部載置面と略面一の位置関係をなしてフレームに固定されたラックと、端子相当部載置面に倣って回動可能にフレームに支持されたアームと、潰しローラに同軸的に一体回転可能に固定されアームに回転可能に支承され歯面と噛合するピニオンとを有するため、ピニオンとラックとのギア比を適切な値とすることによって、潰しローラによって潰される端子相当部の、潰しローラの移動方向上流側への変形量を調整することができる。
また、該潰し台は一対設けられ、該一対の潰し台は該端子相当部載置面どうしが平行をなして配置され、該潰しローラは一対設けられ、該一対の潰しローラの回転軸は平行に配置され、該一対の潰しローラのそれぞれの該潰しローラは該一対の該端子相当部載置面のそれぞれに対向していることが好ましい。
潰し台は一対設けられ、一対の潰し台は端子相当部載置面どうしが平行をなして配置され、潰しローラは一対設けられ、一対の潰しローラの回転軸は平行に配置され、一対の潰しローラのそれぞれの潰しローラは一対の端子相当部載置面のそれぞれに対向しているため、コイルの一端及び他端をなす一対の端子相当部を同時に潰すことができる。
また、該一対の潰し台の間には、該端子相当部を該端子相当部載置面にそれぞれ載置した状態で該コイル部を支持するコイル部保持部が設けられていることが好ましい。
一対の潰し台の間には、端子相当部を端子相当部載置面にそれぞれ載置した状態でコイル部を支持するコイル部保持部が設けられているため、コイル部を安定して支持することができ、このことにより端子相当部を安定して端子相当部載置面上に正確に位置出しして載置させて潰すことができる。このため、端子相当部を正確に潰すことができる。
また、該ピニオンを支承する該アームの部分には、該潰しローラと該端子相当部載置面との間の距離を調整可能なギャップ調整手段が設けられていることが好ましい。
ピニオンを支承するアームの部分には、潰しローラと端子相当部載置面との間の距離を調整可能なギャップ調整手段が設けられているため、コイルの端子相当部の潰し量、即ち、潰しローラと端子相当部載置面とを結ぶ方向において潰される端子相当部の高さを調整することができる。
また、本発明は、端子相当部載置工程と端子相当部潰し工程とを有するコイルの端子相当部潰し方法を提供している。端子相当部載置工程では、潰し台に設けられた円弧状の端子相当部載置面に、該導線の一端部及び他端部が端子相当部をなし該一端部と該他端部との間の部分がコイル部をなすコイルの該端子相当部を載置する。端子相当部潰し工程では、該端子相当部載置面に周面が対向配置され、該端子相当部載置面の円弧に倣う方向に移動可能であり、該移動方向に直交する軸心を中心に回転可能な潰しローラによって、該端子相当部載置面との間で該端子相当部を挟んだ状態で転動しながら該端子相当部をその延出方向と直交する方向に該端子相当部載置面上で潰す。
端子相当部は、その延出方向がローラの軸心と平行になるように端子相当部載置面に載置され、潰しローラは、端子相当部載置面との間で端子相当部を挟んだ状態で転動しながら端子相当部を潰すため、コイルの端子相当部をなす導線の一端部、他端部の幅方向に向かって当該端子相当部を潰すことができる。このため、端子相当部のコイル部と接続されている位置まで充分に端子相当部を潰すことができる。特にコイル部が略螺旋状に巻回されている場合に、螺旋状に巻回されている位置の直前まで端子相当部を充分に潰すことができる。
ここで、該潰し工程では、該端子相当部載置面に対向する該潰しローラ周面部分を該ローラの移動方向とは反対の方向へ向かうように該潰しローラを回転駆動させながら、該潰しローラと該端子相当部載置面との間で該端子相当部を挟んだ状態で該端子相当部を潰すことが好ましい。
潰し工程では、端子相当部載置面に対向する潰しローラ周面部分をローラの移動方向とは反対の方向へ向かうように潰しローラを回転駆動させながら、潰しローラと端子相当部載置面との間で端子相当部を挟んだ状態で端子相当部を潰すようにしたため、潰しローラを転動させながら潰しローラによって端子相当部を潰すことができる。更に、潰しローラ周面部分をローラの移動方向とは反対の方向へ向かうように潰しローラを回転駆動させることで、潰しローラによって端子相当部を潰しているときに端子相当部を潰しローラの移動方向上流側へ引寄せるようにすることができ、潰しローラによって端子相当部を潰しているときに、端子相当部が潰しローラの移動方向下流側へ曲がってしまうことを防止することができる。
以上により、端子相当部を充分に潰すことができるコイルの端子相当部潰し装置及びコイルの端子相当部潰し方法を提供することができる。
本発明の実施の形態によるコイルの端子相当部潰し装置及びコイルの端子相当部潰し方法について図1乃至図5に基づき説明する。先ず、コイルの端子相当部潰し装置によって潰されるコイルについて図3乃至図5に基づき説明する。図3(a)〜図3(c)に示されるように、コイル2はいわゆる平角導線により構成されている。ここで、平角導線とは、図3(c)に示されるように、導線の延出方向に対して垂直な面で切った断面が長方形状をなす導線のことを言う。コイル2は、コイル部2Bと端子相当部2Aとを有するいわゆる空芯コイルである。端子相当部2Aは平角導線の一端部と他端部とにより構成されており、当該一端部と他端部との間の部分はコイル部2Bを構成する。
コイル2を構成する平角導線は絶縁被覆されており、平角導線の幅、即ち、図3(c)における左右方向の長さは1.85mm程度であり、厚さ、即ち、図3(c)における上下方向の長さは0.5mm程度である。端子相当部2Aにおいては、平角導線の厚さ方向の一端面と他端面とにおいて絶縁被覆が剥離されている。
端子相当部2Aは、後述するコイルの端子相当部潰し装置1によって、図4(a)〜図4(c)に示されるように、平角導線の厚さ方向へ潰されて厚さが0.15mm程度とされる。また、これと同時に平角導線の幅方向へ広げられる。そして、端子相当部2Aの形状が加工されて不要部分が切断されることにより、図5(a)〜図5(c)に示されるように、端子相当部2Aは所望の形状とされ、図示せぬ基板のランドパターンの幅に適合するように、図5(a)の上下方向における幅が3mm程度とされる。コイル部2Bは、いわゆるエッジワイズ巻により巻回されて、即ち、平角導線の厚さ方向に軸心が指向するように螺旋状に巻回されて構成されている。
次に、コイルの端子相当部潰し装置1について説明する。コイルの端子相当部潰し装置1は、図1に示されるように、フレーム10と、アーム20と、ラック35と、ピニオン34と、潰し台11と、コイル部保持部12とを備えている。
潰し台11は一対設けられ、図2に示されるように、それぞれ上端に円弧状の端子相当部載置面11Aを有している。端子相当部載置面11Aの曲率半径は53.5mm程度である。端子相当部載置面11A上であって図2に示される円弧の左右方向の略中央の位置には、コイル2の端子相当部2Aを載置可能である。一対の潰し台11は、所定の距離で離間して配置され、且つ端子相当部載置面11Aが互いに平行をなして配置されており、この状態でフレーム10に対して移動不能に固定されている。
図1の上下方向における一対の潰し台11の端子相当部載置面11A、11Aの位置は、図1に示される左側の端子相当部載置面11Aの方が右側の端子相当部載置面11Aよりも若干上方である。これは、図3(b)に示されるように、1つのコイル2の2つの端子相当部2Aは、コイル部2Bの軸方向、即ち、図3(b)の上下方向において位置が異なっているためである。一方の端子相当部2Aを一方の潰し台11の端子相当部載置面11Aに載置させ、他方の端子相当部2Aを他方の潰し台11の端子相当部載置面11Aに載置させたときに、コイル部2Bの軸心が図1の上下方向に指向した状態となり、図1に示されるように、端子相当部2Aの延出方向が端子相当部載置面11Aと平行をなすようにするためである。円弧形状をなす端子相当部載置面11Aの、当該円弧を含む仮想円の中心位置は、後述のアーム20の回転軸25の位置に一致する。
コイル部保持部12は、所定の距離で離間して配置された潰し台11の間に設けられ、フレーム10対して移動不能に固定されている。コイル部保持部12の上端面には、図1の下方へ窪んだ凹部12aが形成されている。凹部12aはコイル部2Bよりも若干大きな円柱形状をなしており、またコイル部保持部12の上端面には、凹部12aから図1の左右方向へ向けて貫通し図1の上方に向けて開口する図示せぬ貫通溝が形成されている。
凹部12aの上方には、コイル部押さえ部材13がフレーム10に対して図1の上下方向へ移動可能に設けられている。凹部12aにコイル部2Bがその軸心を図1の上下方向に指向させた状態で嵌合して、コイル部押さえ部材13がコイル部2Bを図1の上方からコイル部保持部12へ押し付けることによりコイル部2Bが安定して保持され、図示せぬ貫通溝に端子相当部2Aのコイル部近傍部分が嵌合して図1の左右方向へ指向して配置されることにより、コイル2の2つの端子相当部2A、2Aは、その延出方向が図1の左右方向へ指向した状態で、一対の潰し台11の端子相当部載置面11Aにそれぞれ載置されるように構成されている。
アーム20は、図1に示されるように、略四角柱状をなし平行に配置された2本の側腕部21と、2本の側腕部21、21の一端を連結する略板状をした連結部22とを有している。連結部22の略中央位置には、2本の側腕部21、21及び連結部22から離間する方向、即ち、図1の上方向へ延出するハンドル23が設けられている。ハンドル23の一端は図示せぬ雄ネジが設けられており、図示せぬ雄ネジが連結部22の中央位置に形成された図示せぬ貫通孔の内周面の雌ネジに螺合し、更にナット24と螺合することにより連結部22に固定されている。ハンドル23には図示せぬ自動機が駆動連結されており、図示せぬ自動機が駆動することにより、後述するアーム20の回転軸25を中心として、図2の左右方向へアーム20が往復回動するように構成されている。
2本の側腕部21、21の他端には貫通孔21a、21aがそれぞれ同軸的に形成されており、貫通孔21a、21aには円柱形状をした回転軸25がそれぞれ貫通している。回転軸25は、軸受26を介してフレーム10に回動可能に支承されている。この構成により、アーム20は、図2に示されるように、端子相当部載置面11Aに倣って円弧を描くようにフレーム10に対して回転軸25を中心として回動可能に支承されている。
アーム20には、図1に示されるように、側腕部21の延出方向へ長い貫通孔たる第1長孔21bが形成されている。また、アーム20の一対の側腕部21、21の互いに対向する面の、第1長孔21bよりもアーム20の回転軸25寄りの位置、即ち、図1に示される第1長孔21bよりも下方の位置には、略直方体形状をした長凹部21cが形成されている。長凹部21cは、長手方向が側腕部21の長手方向に指向しており、その一端は第1長孔21bと近接した位置関係をなし、他端は、図2に示されるように、端子相当部載置面11Aの位置に至っている。
長凹部21cの一端と第1長孔21bとの間には、これらを連通する貫通溝21dが形成されており、貫通溝21dに隣接する長凹部21cの部分には、ネジ受け27が設けられている。ネジ受け27には2つの貫通孔が形成されており、貫通孔にネジ27Aがそれぞれ貫通し、ネジ27Aが更に、側腕部21に形成され内周面に図示せぬ雌ネジが形成された穴部21eに螺合することにより、ネジ受け27は側腕部21に固定されている。
ネジ受け27には、長凹部21cと第1長孔21bとを結ぶ方向に貫通する貫通孔27aが形成されており、貫通孔27aの内周面には雌ネジが形成されている。貫通孔27aの雌ネジには調整ネジ28が螺合しており、調整ネジ28の頭が第1長孔21b内に突出し、調整ネジ28の先端が長凹部21cへ突出する。調整ネジ28が螺進退することにより、長凹部21cにおいてネジ受け27からアーム20の回転軸25方向へ突出する調整ネジ28の先端部分の突出量を調整することができるように構成されている。
長凹部21c内であって調整ネジ28の先端に対向する位置には、略直方体形状をした潰しローラ支持部材29が設けられている。潰しローラ支持部材29の長手方向の一端は調整ネジ28の先端に当接している。潰しローラ支持部材29の長手方向の長さは長凹部21cの長手方向の長さよりも短く、潰しローラ支持部材29の幅及び高さは、長凹部21cの幅及び高さと略一致している。また、長凹部21cが形成されている側腕部21の部分には、側腕部21の長手方向に僅かに長い貫通孔たる第2長孔が2つずつ計4つ形成されており、第2長孔には、ネジ30の頭寄りの部分が貫通している。ネジ30は、その頭寄りの部分に雄ネジが螺刻されていない円柱状部を有しており、当該円柱状部が第2長孔内に位置している。ネジ30の先端部分には図示せぬ雄ネジが螺刻されている。潰しローラ支持部材29には、図1の左右方向へ延出して潰しローラ支持部材29を貫通し内周面に図示せぬ雌ネジが形成された貫通孔29aが2つずつ計4つ形成されている。貫通孔29aにはネジ30の先端部分が螺合している。
従って、ネジ30が第2長孔内において相対的に側腕部21の長手方向へ第2長孔の長手方向の長さ分だけわずかに移動可能であり、これに伴い、潰しローラ支持部材29が長凹部21c内において側腕部21の長手方向へ第2長孔の長手方向の長さ分だけ移動可能である。ネジ30の貫通孔29aへの螺合を緩め、前述のように調整ネジ28を螺進退させて、長凹部21cにおいてネジ受け27からアーム20の回転軸25方向へ突出する調整ネジ28の先端の突出量を調整することによって、潰しローラ支持部材29は、第2長孔の長手方向の長さ分の範囲内で側腕部21の長手方向へ位置を調整可能である。当該位置の調整をした後に、ネジ30の貫通孔29aへの螺合を再び強めることにより、当該調整された位置において潰しローラ支持部材29は側腕部21に対して固定される。
潰しローラ支持部材29の側腕部21の長手方向における位置を調整可能であるため、この調整により後述するように端子相当部載置面11Aに対向する潰しローラ33の周面と端子相当部載置面11Aとの間の距離、及び後述のラック35に対するピニオン34の噛合深さを調整することができる。このため、後述のように端子相当部載置面11A上でコイル2の端子相当部2Aを潰す際に、コイル2の端子相当部2Aの潰し量、即ち、潰しローラ33と端子相当部載置面11Aとを結ぶ方向において潰される端子相当部2Aの高さを調整することができる。なお、潰しローラ33の周面と端子相当部載置面11Aとの間の距離は0.15mm程度に設定される。潰しローラ支持部材29、調整ネジ28はギャップ調整手段に相当する。
調整ネジ28の先端が当接している潰しローラ支持部材29の一端に対する他端近傍の位置には、一対の側腕部21、21を結ぶ方向に貫通孔29bがそれぞれ形成されており、貫通孔29bには軸受31を介してローラ回転軸32がそれぞれ回転可能に支承されている。貫通孔29bに対向する側腕部21、21の部分には、ローラ回転軸32よりも径の大きな図示せぬ貫通孔が形成されている。2つのローラ回転軸32は平行の位置関係をなしており、ローラ回転軸32の一端は、端子相当部載置面11Aに対向する位置に至るまで延出し、当該一端には潰しローラ33が設けられている。
潰しローラ33は、ローラ回転軸32と同軸的に一体回転可能にローラ回転軸32に固定されており、その周面が端子相当部載置面11Aに対向配置されている。ローラ回転軸32の他端側は、前述の貫通孔29bに対向する側腕部21、21の部分に形成された図示せぬ貫通孔を貫通しており、ローラ回転軸32の他端には、ピニオン34が設けられている。ピニオン34は、ローラ回転軸32と同軸的に一体回転可能にローラ回転軸32に固定されている。従って、潰しローラ33とピニオン34とは同軸的に一体回転するように構成されている。
ラック35は端子相当部載置面11Aと略面一の位置関係をなす円弧状の歯面35Aを有しており、フレーム10に固定されている。ラック35の歯面35Aは、ピニオン34に対向する位置に設けられている。ラック35の歯面35Aは、ピニオン34に噛合しており、円弧形状のラック35を仮想的に延長して円形の大きな仮想的なピニオンとした場合の歯数は一周で60程度であり、ラック35は一周で30程度である。
図2に示されるように、アーム20を回転軸25を中心として回動させると、ラック35に噛合するピニオン34が回転し、これに伴い、潰しローラ33が端子相当部載置面11Aに対向する位置関係で、回転しながら端子相当部載置面11Aに倣って移動するように構成されている。このとき潰しローラ33は、端子相当部載置面11Aに対向する潰しローラ33の周面部分がローラの移動方向とは反対の方向へ向かうように回転する。ローラ回転軸32は、当該移動方向に直交する方向に指向しており、コイル2の端子相当部2Aの延出方向と平行の位置関係をなす。上述のようにラック35とアーム20とピニオン34とを有する構成としたため、ピニオン34とラック35とのギア比を適切な値とすることによって、潰しローラ33によって潰される端子相当部2Bの、潰しローラ33の移動方向上流側への変形量を調整することができる。ラック35、アーム20、ピニオン34は潰しローラ回転駆動機構に相当する。
コイルの端子相当部潰し方法では、先ず、端子相当部載置工程を行う。端子相当部載置工程では、コイル部保持部12の凹部12aにコイル部2Bを嵌合させるとともに、コイル部保持部12の図示せぬ貫通溝に端子相当部2Aのコイル部2B近傍部分を嵌合させる。そして、コイル部押さえ部材13によってコイル部2Bを図1の上方からコイル部保持部12へ押し付けることによりコイル部2Bを安定して保持する。このことにより、コイル2の2つの端子相当部2A、2Aは、その延出方向が図1の左右方向へ指向した状態で、一対の潰し台11の端子相当部載置面11Aにそれぞれ載置される。このとき、コイル部2Bはコイル部保持部12によって安定して保持されているため、端子相当部2Aを安定して端子相当部載置面11A上に正確に位置出しして載置させることができ、この状態で後述のように端子相当部2Aを潰すことができる。このため、端子相当部2Aを正確に潰すことができる。以上が端子相当部載置工程である。
また、調整ネジ28を調整して、所望の厚さの端子相当部2Aに潰すことができるように、端子相当部載置面11Aに対向する潰しローラ33の周面と端子相当部載置面11Aとの間のギャップを所望の値に調整するギャップ調整工程を行う。
次に、端子相当部潰し工程を行う。端子相当部潰し工程では、図示せぬ自動機を駆動させることにより、アーム20を回転軸25を中心として、図2の左右方向へ略3往復程度回動させる。図2の右側から左側へと回動させているときには、端子相当部載置面11Aに対向する潰しローラ33の周面と端子相当部載置面11Aとの間に0.15mm程度のギャップが常に形成されている状態で潰しローラ33が図2の反時計方向に転動する。即ち、潰しローラ33は、端子相当部載置面11Aに対向する潰しローラ33周面部分がローラの移動方向とは反対の方向である左側から右側へ向かうように転動する。そして、潰しローラ33は、端子相当部載置面11Aとの間で端子相当部2Aを挟んだ状態で転動しながら、コイル2の一端及び他端をなす一対の端子相当部2A、2Aを、端子相当部2Aの延出方向と直交する方向に端子相当部載置面11A上で同時に潰して、端子相当部2Aを所望の厚さとする。
このように潰しローラ33が回転するため、潰しローラ33を転動させながら潰しローラ33によって端子相当部2Aを潰すことができる。更に、潰しローラ33の周面部分を潰しローラ33の移動方向とは反対の方向へ向かうように潰しローラ33を回転駆動させることで、潰しローラ33によって端子相当部2Aを潰しているときに、端子相当部2Aを潰しローラ33の移動方向上流側へ引寄せるようにすることができ、潰しローラ33によって端子相当部2Aを潰しているときに、端子相当部2Aが潰しローラ33の移動方向下流側へ曲がってしまうことを防止することができる。
また、端子相当部2Aは、端子相当部2Aの延出方向がローラ回転軸32と平行になるように端子相当部載置面11Aに載置され、潰しローラ33は、端子相当部載置面11Aとの間で端子相当部2Aを挟んだ状態で転動しながら端子相当部2Aを潰すため、コイル2の端子相当部2Aをなす平角導線の一端部、他端部の幅方向に向かって当該端子相当部2Aを潰すことができる。このため、端子相当部2Aのコイル部2Bと接続されている位置まで充分に端子相当部2Aを潰すことができる。特に上述のようにコイル部2Bが螺旋状に巻回されている場合に、螺旋状に巻回されている位置の直前まで端子相当部2Aを充分に潰すことができる。
本発明によるコイルの端子相当部潰し装置及びコイルの端子相当部潰し方法は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、コイル2の寸法やコイルの端子相当部潰し装置のピニオン34やラック35の歯数等は本実施の形態の値に限定されない。
本発明のコイルの端子相当部潰し装置及びコイルの端子相当部潰し方法は、コイルを構成する導線の一端又は他端がユーザ端子となるコイルを製造する分野において特に有用である。
本発明の実施の形態によるコイルの端子相当部潰し装置を示す正面部分断面図。 本発明の実施の形態によるコイルの端子相当部潰し装置の側面概念図。 本発明の実施の形態によるコイルの端子相当部潰し装置によって潰されるコイルを示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図。 本発明の実施の形態によるコイルの端子相当部潰し装置によって潰されたコイルを示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図。 本発明の実施の形態によるコイルの端子相当部潰し装置によって潰された後に端子相当部が所定の形状に加工されたコイルを示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図。
符号の説明
1 コイルの端子相当部潰し装置
2 コイル
2A 端子相当部
2B コイル部
10 フレーム
20 アーム
11 潰し台
11A 端子相当部載置面
12 コイル部保持部
25 回転軸
28 調整ネジ
29 潰しローラ支持部材
32 ローラ回転軸に
33 潰しローラ
34 ピニオン
35 ラック
35A 歯面

Claims (8)

  1. 導線の一端部と他端部とが端子相当部をなし該一端部と該他端部との間の部分がコイル部をなすコイルの、少なくとも一方の該端子相当部を載置可能な円弧状の端子相当部載置面を有する潰し台と、
    該端子相当部載置面に周面が対向配置され、該端子相当部載置面の円弧に倣う方向に移動可能であり、該移動方向に直交する軸心を中心に回転可能な潰しローラとを備え、
    該端子相当部は、その延出方向が該ローラの軸心と平行になるように該端子相当部載置面に載置され、該潰しローラは、該端子相当部載置面との間で該端子相当部を挟んだ状態で転動しながら該端子相当部を潰すことを特徴とするコイルの端子相当部潰し装置。
  2. 該端子相当部載置面に対向する該潰しローラ周面部分を該ローラの移動方向とは反対の方向へ向かうように該潰しローラを回転駆動させるための潰しローラ回転駆動機構が設けられていることを特徴とする請求項1記載のコイルの端子相当部潰し装置。
  3. 該潰し台を支持するフレームを有し、
    該潰しローラ回転駆動機構は、円弧状の歯面を有し該歯面は該端子相当部載置面と略面一の位置関係をなして該フレームに固定されたラックと、該端子相当部載置面に倣って回動可能に該フレームに支持されたアームと、該潰しローラに同軸的に一体回転可能に固定され該アームに回転可能に支承され該歯面と噛合するピニオンとを有することを特徴とする請求項2記載のコイルの端子相当部潰し装置。
  4. 該潰し台は一対設けられ、該一対の潰し台は該端子相当部載置面どうしが平行をなして配置され、
    該潰しローラは一対設けられ、該一対の潰しローラの回転軸は平行に配置され、
    該一対の潰しローラのそれぞれの該潰しローラは該一対の該端子相当部載置面のそれぞれに対向していることを特徴とする請求項3記載のコイルの端子相当部潰し装置。
  5. 該一対の潰し台の間には、該端子相当部を該端子相当部載置面にそれぞれ載置した状態で該コイル部を支持するコイル部保持部が設けられていることを特徴とする請求項4記載のコイルの端子相当部潰し装置。
  6. 該ピニオンを支承する該アームの部分には、該潰しローラと該端子相当部載置面との間の距離を調整可能なギャップ調整手段が設けられていることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか一記載のコイルの端子相当部潰し装置。
  7. 潰し台に設けられた円弧状の端子相当部載置面に、該導線の一端部及び他端部が端子相当部をなし該一端部と該他端部との間の部分がコイル部をなすコイルの該端子相当部を載置する端子相当部載置工程と、
    該端子相当部載置面に周面が対向配置され、該端子相当部載置面の円弧に倣う方向に移動可能であり、該移動方向に直交する軸心を中心に回転可能な潰しローラによって、該端子相当部載置面との間で該端子相当部を挟んだ状態で転動しながら該端子相当部をその延出方向と直交する方向に該端子相当部載置面上で潰す端子相当部潰し工程とを有することを特徴とするコイルの端子相当部潰し方法。
  8. 該潰し工程では、該端子相当部載置面に対向する該潰しローラ周面部分を該ローラの移動方向とは反対の方向へ向かうように該潰しローラを回転駆動させながら、該潰しローラと該端子相当部載置面との間で該端子相当部を挟んだ状態で該端子相当部を潰すことを特徴とする請求項7記載のコイルの端子相当部潰し方法。
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