JP2007256795A - カラーフィルタ基板の製造方法 - Google Patents

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正樹 小尾
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Abstract

【課題】表示品位に優れた表示パネルを形成できるカラーフィルタ基板の製造方法を提供する。
【解決手段】基板上に、複数の第1着色層を形成し、それぞれ第1着色層に隣接して基板上に、それぞれ第1着色層の周縁部に重なった段差部を有しているとともに第1着色層より硬度の低い複数の第2着色層を形成し、第1着色層および第2着色層の表面を機械的に研磨し、第2着色層のそれぞれの段差部を除去して表面の平坦なカラーフィルタを形成する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、カラーフィルタ基板の製造方法に関し、特に、液晶表示パネルを形成するカラーフィルタ基板の製造方法に関する。
一般に、画像を表示する表示パネルとして液晶表示パネルが用いられている。液晶表示パネルは、アレイ基板と、このアレイ基板に所定の隙間を保持して対向配置された対向基板と、これら両基板の間に狭持された液晶層と、を備えている。アレイ基板は、ガラス基板、アレイ配線部、カラーフィルタ、複数の画素電極、複数の柱状スペーサおよび配向膜を有している。アレイ配線部は、ガラス基板上に形成された複数の走査線、複数の信号線、複数のTFT(薄膜トランジスタ)を有している。カラーフィルタは、複数の赤色の着色層、複数の緑色の着色層および複数の青色の着色層を隣接して並べて形成されている。
信号線および走査線は格子状に配設されている。TFTは、信号線および走査線の各交差部近傍に配置されている。着色層は、ガラス基板、信号線、走査線およびTFT上に形成されている。画素電極は、着色層上に形成されている。画素電極は所要形状に形成されている。画素電極は、着色層に形成されたコンタクトホールを介してTFTと電気的に接続されている。柱状スペーサは、レジスト塗布、露光、現像、ポストベークにより、所望サイズおよび所望高さに、着色層の土台部上に形成されている。配向膜は、着色層および画素電極上に形成されている。
一方、対向基板は、ガラス基板と、このガラス基板上に順に形成された対向電極および配向膜とを有している。
アレイ基板および対向基板は、柱状スペーサにより所定の隙間を保持して対向配置され、これら両基板の周縁部に配置されたシール材により互いに接合されている。液晶層は、アレイ基板、対向基板およびシール材で囲まれた領域に形成されている。
通常、隣接した着色層の周縁部同士は重複し、着色層にミクロンオーダの盛り上がった段差部が形成される。液晶モードによっては、着色層の段差部に重なった領域で液晶分子の配向不良が生じ、光り抜けが生じる恐れがある。このため、液晶表示パネルのコントラスト低下が問題となる場合がある。
したがって、液晶表示パネルの光学特性の改善を図るために、アレイ基板上に盛り上がって形成された部分、すなわち着色層の段差部を小さくすることが不可欠となる。そこで、着色層を機械的に研磨し、着色層の表面を平坦化する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。着色層の表面を平坦化することにより、光抜けによるコントラスト低下を抑制することができる。
特開平9−230124号公報
上記液晶表示パネルの表示品位の向上のため、精度の良いセルギャップ均一性が求められている。しかしながら、着色層を機械的に研磨した場合、基板面内にて研磨量のバラツキが生じ易い。すなわち、研磨に用いる研磨装置の構成上、基板中央部の着色層の研磨量より基板周辺部の着色層の研磨量が大きくなってしまう。研磨量の差は、着色層の段差部の間で顕著である。
また、研磨時間が長くなるに従い、基板中央部の着色層と、基板周辺部の着色層との研磨量差が大きくなってしまう。液晶表示パネルのセルギャップは、着色層の平面から土台部の表面までの高さと、柱状スペーサの高さとの和により概ね決定される。
上記したことから、着色層を機械的に研磨した場合、着色層の平面から土台部の表面までの高さにバラツキが生じ易く、セルギャップの不均一が生じ易くなるため、この場合、液晶表示パネルの表示品位は低下する恐れがある。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、表示品位に優れた表示パネルを形成できるカラーフィルタ基板の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の態様に係るカラーフィルタ基板の製造方法は、
基板上に、複数の第1着色層を形成し、
それぞれ前記第1着色層に隣接して前記基板上に、それぞれ前記第1着色層の周縁部に重なった段差部を有しているとともに前記第1着色層より硬度の低い複数の第2着色層を形成し、
前記第1着色層および第2着色層の表面を機械的に研磨し、前記第2着色層のそれぞれの段差部を除去して表面の平坦なカラーフィルタを形成している。
この発明によれば、表示品位に優れた表示パネルを形成できるカラーフィルタ基板の製造方法を提供することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態に係るカラーフィルタ基板の製造方法を表示パネルとしての液晶表示パネルの製造方法と併せて詳細に説明する。始めに、この製造方法によって製造された液晶表示パネルの構成を説明する。
図1、図2、図3、図4および図5に示すように、液晶表示パネルは、表示領域Rを有したアレイ基板1と、このアレイ基板に所定の隙間を保持して対向配置された対向基板2と、これら両基板間に狭持された液晶層3とを備えている。
カラーフィルタ基板としてのアレイ基板1は、透明な絶縁基板としてのガラス基板10と、ガラス基板上に形成されたアレイ配線部4と、ガラス基板およびアレイ配線部上に形成されたカラーフィルタ6と、カラーフィルタ上に形成された複数の画素電極16および複数の柱状スペーサ17と、カラーフィルタおよび画素電極上に形成された配向膜19とを備えている。
アレイ配線部4は、複数の走査線11、複数の信号線13および複数のスイッチング素子としての複数のTFT(薄膜トランジスタ)15とを有している。カラーフィルタ6は、複数の赤色の着色層6R、複数の緑色の着色層6Gおよび複数の青色の着色層6Bで形成されている。
走査線11および信号線13は、ガラス基板10上に格子状に設けられている。走査線11および信号線13は、互いに直交して形成されている。走査線11の厚みは0.35μmであり、信号線13の厚みは0.55μmである。TFT15は、走査線11および信号線13の交差部近傍に設けられている。
TFT15は、走査線11の一部を延出させたゲート電極15a、ゲート電極上に設けられたゲート絶縁膜15b、ゲート絶縁膜を介してゲート電極と対向した半導体膜15c、この半導体膜のソース領域に接続されたソース電極15dおよび半導体膜のドレイン領域に接続されたドレイン電極15eを有している。ソース電極15dは信号線13に接続され、ドレイン電極15eは画素電極16に接続されている。
表示領域Rにおいて、着色層6R、6G、6Bは、ガラス基板10、走査線11、信号線13およびTFT15上に、互いに隣接し、交互に並んで配設されている。着色層6R、6G、6Bは、それぞれストライプ状に形成され、その周縁部を信号線13に重ねて配設されている。この実施の形態において、着色層6R、6G、6Bの膜厚は、3.0μmである。
カラーフィルタ6は、柱状スペーサ17の土台となる複数の土台部8を含んでいる。土台部8の表面は、ガラス基板10の平面に平行な同一平面上に位置している。
画素電極16は、着色層6R、6G、6B上に、ITO(インジウム・ティン・オキサイド)等の透明な導電材料で形成されている。各画素電極16は、各着色層に形成されたコンタクトホール6hを介して対応するTFT15のドレイン電極15eと電気的に接続されている。柱状スペーサ17は、土台部8上にそれぞれ形成されている。配向膜19は、画素電極16および柱状スペーサ17が形成されたカラーフィルタ6上に成膜されている。
一方、表示領域Rの外側において、ガラス基板10上には、矩形枠状の遮光部18が形成されている。この遮光部18は、表示領域Rの着色層周縁部全周に沿って形成されている。この遮光部18は、表示領域R周縁部から漏れる光の遮光に寄与している。なお、配向膜19は、表示領域Rに限らず、表示領域外側を含むガラス基板10全面に成膜されている。
対向基板2は、透明な絶縁基板としてのガラス基板20を備えている。このガラス基板20上には、ITO等の透明な導電材料で対向電極21が形成されている。表示領域Rにおいて、対向電極21上に配向膜22が成膜されている。なお、配向膜22は、表示領域Rに限らず、ガラス基板20全面に成膜されている。
アレイ基板1および対向基板2は、柱状スペーサ17により所定の隙間を保持して対向配置されている。アレイ基板1および対向基板2は、両基板の周縁部に配置されたシール材31により互いに接合されている。シール材31は、遮光部18の外周に沿って形成されている。液晶層3は、アレイ基板1および対向基板2の間に狭持されている。シール材31の一部には液晶注入口32が形成され、この液晶注入口は封止材33で封止されている。
以下、上記のように構成されたアレイ基板1および液晶表示パネルの製造方法について説明する。特に、アレイ基板1の製造方法を詳しく説明する。
(実施例1)
始めに、アレイ基板1の構成を説明する。
実施例1では、着色層6Gが土台部8を含んでいる。土台部8は、走査線11および信号線13の交差部に重なった着色層6Gに設けられている。着色層6Rの硬度は、鉛筆硬度で5Hである。着色層6Gの硬度は、鉛筆硬度で9Hである。着色層6Bの硬度は、鉛筆硬度で7Hである。
次に、液晶表示パネルの製造方法について説明する。
図2、図3および図6に示すように、まず、ガラス基板10を用意する。成膜やパターニングを繰り返す等、通常の製造工程により、ガラス基板10上に、複数の走査線11、複数の信号線13、ゲート絶縁膜15bを含む複数のTFT15を形成する。走査線11は、膜厚0.35μmに形成される。信号線13は、膜厚0.55μmに形成される。
続いて、ガラス基板10上に、有機顔料として緑色顔料を分散した感光性緑色レジスト(以下、緑色レジストと称する)を塗布する。その後、フォトマスクを用いて、緑色レジストを露光した後、現像および焼成して、表示領域Rに複数の着色層6Gを形成する。同時に、着色層6Gにコンタクトホール6hを形成する。次いで、着色層6Gと同様、表示領域Rに、青色の着色層6Bおよび赤色の着色層6Rを、それぞれ互いに隣接して順次形成するとともに各着色層にコンタクトホール6hを形成する。
ここで、ガラス基板10上に1番目に形成された第1着色層は着色層6Gであり、2番目に形成された第2着色層は着色層6Bであり、3番目に形成された第3着色層は着色層6Rである。
これにより、膜厚3.0μmの着色層6R、6G、6Bが形成される。着色層6Gに土台部8が形成される。着色層6Rの鉛筆硬度は5H、着色層6Gの鉛筆硬度は9H、着色層6Bの鉛筆硬度は7Hとなる。また、着色層6Bには盛り上がった段差部7Bが形成される。着色層6Rには盛り上がった段差部7Rが形成される。
この実施例において、段差部7Bは、着色層6Gの周縁部と着色層6Bの周縁部とが重複した重畳部7に形成される。段差部7Rは、それぞれ着色層6G、6Bの周縁部と着色層6Rの周縁部とが重複した重畳部7に形成される。
なお、フォトリソグラフィ法に用いる露光機は、生産性の上からは、プロキシミティ露光装置が好ましい。その他、パターニング精度を向上させ、着色層が重なった段差部の高さのバラツキを小さくするため、ミラープロジェクション露光装置を用いても良い。この実施例で用いた露光機は、ミラープロジェクション露光装置である。
次いで、図7に示すように、研磨装置の研磨ヘッド41にガラス基板10を吸着させた後、研磨装置のステージ42を、その研磨面43が着色層6R、6G、6Bと対向する位置に配置する。続いて、研磨ヘッド41およびステージ42を互いに逆方向に回転させるとともに研磨剤を供給し、着色層6R、6G、6Bの表面を40秒間、機械的に研磨する。これにより、土台部8に重なった重畳部7(段差部7B)は300nm程度除去される。
上記したことから、段差部7B、7Rが除去され、着色層6R、6G、6B全面が平坦化される。段差部7B、7Rは、着色層6Gの硬度より低いため、段差部7B、7Rを除去するための研磨時間を大きく短縮することができる。また、段差部7B、7Rを除去して形成された着色層6Gの土台部8の高さバラツキを大きく低減することができる。研磨された土台部8の表面は、ガラス基板10の平面に平行な同一平面上にほぼ位置している。
ここで、上記研磨装置を用いた着色層の研磨速度は、着色層6Rで9nm/秒ないし12nm/秒、着色層6Gで1nm/秒ないし3nm/秒、着色層6Bで5nm/秒ないし7nm/秒であった。着色層の硬度が高くなるに従い、研磨速度が遅くなることが判る。
図3、図4および図5に示すように、続いて、着色層6R、6G、6B上に、ITOを、例えばスパッタリング法により堆積する。その後、フォトリソグラフィ法を用い、堆積されたITOをパターニングし、それぞれ着色層に重なるとともに、コンタクトホール6hと接続された複数の画素電極16を形成する。
画素電極16を形成した後、ガラス基板10上に、遮光性を有する材料として、例えば感光性黒色レジスト(以下、黒色レジストと称する)をスピンナにて塗布する。その後、黒色レジストを乾燥させ、フォトリソグラフィ法を用い、塗布された黒色レジストをパターニングし、さらに、現像および焼成する。これにより、遮光部18が形成される。
次いで、ガラス基板10上にレジストを塗布し、この塗布されたレジストを露光する。続いて、レジストを現像および焼成(ポストベーク)し、土台部8上に複数の柱状スペーサ17を形成する。これにより、ガラス基板10の表面から柱状スペーサ17のトップまでの高さはほぼ均一となり、この高さにおいてバラツキの小さいアレイ基板1を得ることができる。
続いて、表示領域Rを含むガラス基板10全面に配向膜19を形成し、この配向膜に所定の配向処理(ラビング)を施す。これにより、アレイ基板1が完成する。
一方、対向基板2の製造方法においては、まず、ガラス基板20を用意する。ガラス基板20上に、ITOを、例えばスパッタリング法により堆積し、対向電極21を形成する。続いて、表示領域Rを含むガラス基板20全面に配向膜22を形成し、この配向膜に所定の配向処理(ラビング)を施す。これにより、対向基板2が完成する。
次いで、ガラス基板20の周縁に沿って、例えば熱硬化型のシール材31を印刷する。続いて、アレイ基板1および対向基板2を複数の柱状スペーサ17により所定の隙間を保持して対向配置し、アレイ基板および対向基板の周縁部同士をシール材31により貼り合せる。その後、シール材31を加熱して硬化させ、アレイ基板1および対向基板2を固定する。
続いて、真空注入法により、シール材31の一部に形成された液晶注入口32から、液晶を注入する。その後、液晶注入口32を、例えば紫外線硬化型樹脂からなる封止材33により封止する。これにより、アレイ基板1および対向基板2間に液晶が封入され、液晶層3が形成される。これにより、面内で均一なセルギャップを得た液晶表示パネルが完成する。セルギャップは、液晶表示パネルの仕様により任意に変えれば良い。セルギャップを変える際、着色層の平面から土台部8表面までの高さや、柱状スペーサ17の高さを変えて行えば良い。
ここで、本願発明者等は、研磨前後において着色層の高さを触針式膜厚計により測定し、着色層の研磨量を算出した。算出した結果、信号線13に重なった重畳部7(段差部7R、7B)の研磨量は、基板中央部で70nm、基板周辺部で100nmであった。土台部8に重なった重畳部7(段差部7B)の研磨量は、基板中央部で300nm、基板周辺部で310nmであった。この結果、土台部の高さのバラツキを大きく低減できたことが判る。
(実施例2)
実施例2では、第1着色層を着色層6G、第2着色層を着色層6R、第3着色層を着色層6Bとしてカラーフィルタ6を形成した。この実施例において、段差部7Bは、それぞれ着色層6R、6Gの周縁部と着色層6Bの周縁部とが重複した重畳部7に形成される。段差部7Rは、着色層6Gの周縁部と着色層6Rの周縁部とが重複した重畳部7に形成される。
また、研磨時間を60秒間として、着色層6R、6G、6Bの表面を機械的に研磨した。このように、着色層の形成順番および着色層の研磨時間を変更した以外、上述した実施例1と同様にアレイ基板を形成して、液晶表示パネルを完成させた。
ここで、本願発明者等は、研磨前後において着色層の高さを触針式膜厚計により測定し、着色層の研磨量を算出した。算出した結果、信号線13に重なった重畳部7(段差部7R、7B)の研磨量は、基板中央部で80nm、基板周辺部で120nmであった。土台部8に重なった重畳部7(段差部7B)の研磨量は、基板中央部で300nm、基板周辺部で330nmであった。この結果、土台部の高さのバラツキを大きく低減できたことが判る。
(実施例3)
実施例3では、第1着色層を着色層6R、第2着色層を着色層6G、第3着色層を着色層6Bとしてカラーフィルタ6を形成した。この実施例において、段差部7Bは、それぞれ着色層6R、6Gの周縁部と着色層6Bの周縁部とが重複した重畳部7に形成される。段差部7Gは、着色層6Rの周縁部と着色層6Gの周縁部とが重複した重畳部7に形成される。
着色層6Rの鉛筆硬度を9H、着色層6Gの鉛筆硬度を7H、着色層6Bの鉛筆硬度を5Hとして着色層を形成した後、着色層を研磨した。また、研磨時間を100秒間として、着色層6R、6G、6Bの表面を機械的に研磨した。このように、着色層の形成順番、着色層の硬度および着色層の研磨時間を変更した以外、上述した実施例1と同様にアレイ基板を形成して、液晶表示パネルを完成させた。
ここで、本願発明者等は、研磨前後において着色層の高さを触針式膜厚計により測定し、着色層の研磨量を算出した。算出した結果、信号線13に重なった重畳部7(段差部7G、7B)の研磨量は、基板中央部で80nm、基板周辺部で100nmであった。土台部8に重なった重畳部7(段差部7B)の研磨量は、基板中央部で300nm、基板周辺部で310nmであった。この結果、土台部の高さのバラツキを大きく低減できたことが判る。
次に、比較例1ないし比較例4において、土台部8の高さにバラツキが生じた場合について説明する。
(比較例1)
比較例1では、第1着色層を着色層6R、第2着色層を着色層6B、第3着色層を着色層6Gとしてカラーフィルタ6を形成した。この比較例において、段差部7Gは、それぞれ着色層6R、6Bの周縁部と着色層6Gの周縁部とが重複した重畳部7に形成される。段差部7Bは、着色層6Rの周縁部と着色層6Bの周縁部とが重複した重畳部7に形成される。
また、研磨時間を100秒間として、着色層6R、6G、6Bの表面を機械的に研磨した。このように、着色層の形成順番および着色層の研磨時間を変更した以外、上述した実施例1と同様にアレイ基板を形成して、液晶表示パネルを完成させた。
ここで、本願発明者等は、研磨前後において着色層の高さを触針式膜厚計により測定し、着色層の研磨量を算出した。算出した結果、信号線13に重なった重畳部7(段差部7G、7B)の研磨量は、基板中央部で90nm、基板周辺部で140nmであった。土台部8に重なった重畳部7(段差部7G)の研磨量は、基板中央部で320nm、基板周辺部で470nmであった。この結果、土台部の高さのバラツキを低減できなかったことが判る。
(比較例2)
比較例2では、着色層6Rが土台部8を含んでいる。土台部8は、走査線11および信号線13の交差部に重なった着色層6Rに設けられている。この比較例において、段差部7Rは、それぞれ着色層6G、6Bの周縁部と着色層6Rの周縁部とが重複した重畳部7に形成される。段差部7Bは、着色層6Gの周縁部と着色層6Bの周縁部とが重複した重畳部7に形成される。このように、土台部8を着色層6Rで形成した以外、上述した実施例1と同様にアレイ基板を形成して、液晶表示パネルを完成させた。
ここで、本願発明者等は、研磨前後において着色層の高さを触針式膜厚計により測定し、着色層の研磨量を算出した。算出した結果、信号線13に重なった重畳部7(段差部7R、7B)の研磨量は、基板中央部で80nm、基板周辺部で100nmであった。土台部8に重なった重畳部7(段差部7R)の研磨量は、基板中央部で320nm、基板周辺部で470nmであった。この結果、土台部の高さのバラツキを低減できなかったことが判る。
(比較例3)
比較例3では、着色層6Bが土台部8を含んでいる。土台部8は、走査線11および信号線13の交差部に重なった着色層6Bに設けられている。この比較例において、段差部7Rは、それぞれ着色層6G、6Bの周縁部と着色層6Rの周縁部とが重複した重畳部7に形成される。段差部7Bは、着色層6Gの周縁部と着色層6Bの周縁部とが重複した重畳部7に形成される。このように、土台部8を着色層6Bで形成した以外、上述した実施例1と同様にアレイ基板を形成して、液晶表示パネルを完成させた。
ここで、本願発明者等は、研磨前後において着色層の高さを触針式膜厚計により測定し、着色層の研磨量を算出した。算出した結果、信号線13に重なった重畳部7(段差部7R、7B)の研磨量は、基板中央部で80nm、基板周辺部で110nmであった。土台部8に重なった重畳部7(段差部7R)の研磨量は、基板中央部で320nm、基板周辺部で380nmであった。この結果、土台部の高さのバラツキを低減できなかったことが判る。
(比較例4)
比較例4では、着色層6Rの鉛筆硬度を9H、着色層6Gの鉛筆硬度を7H、着色層6Bの鉛筆硬度を5Hとして着色層を形成した後、着色層を研磨した。また、研磨時間を100秒間として、着色層6R、6G、6Bの表面を機械的に研磨した。このように、着色層の硬度および着色層の研磨時間を変更した以外、上述した実施例1と同様にアレイ基板を形成して、液晶表示パネルを完成させた。
ここで、本願発明者等は、研磨前後において着色層の高さを触針式膜厚計により測定し、着色層の研磨量を算出した。算出した結果、信号線13に重なった重畳部7(段差部7R、7B)の研磨量は、基板中央部で90nm、基板周辺部で120nmであった。
土台部8に重なった重畳部7(段差部7B)の研磨量は、基板中央部で320nm、基板周辺部で490nmであった。この結果、土台部の高さのバラツキを低減できなかったことが判る。
次に、上述した着色層6R、6G、6Bの形状および硬度について説明する。
着色層を形成する際の高温焼成により、着色層に溶解が生じることになる。このため、着色層は、側縁に90°以下となったテーパ角を有している。また、2、3色目の着色層は、1色目の着色層の側縁に重なって盛り上がって形成されることになる。
着色層の硬度は、着色層を構成する成分によって決定される。一般に、着色層を構成する樹脂成分が、高分子量で架橋形成が進行しているほど、着色層の硬度が高くなる。
以上のように構成された液晶表示パネルおよび液晶表示パネルの製造方法によれば、ガラス基板10上に、最も硬度の高い着色層6Gを形成した後、着色層6Gより硬度の低い着色層6Bおよび着色層6Rを形成している。または、ガラス基板10上に、最も硬度の高い着色層6Rを形成した後、着色層6Rより硬度の低い着色層6Gおよび着色層6Bを形成している。
段差部は、より硬度の低い着色層6R、6G、6Bで形成されるため、着色層の研磨速度を上げることができ、短時間で所望の研磨量を得ることができる。このため、第1着色層、第1着色層より硬度の低い第2着色層および第2着色層より硬度の低い第3着色層を形成すれば、着色層の研磨速度を一層上げることができ、一層短時間で所望の研磨量を得ることができる。
研磨時間を大きく短縮することができるため、土台部8の高さバラツキを大きく低減することができる。そして、研磨された表面が、ガラス基板10の平面に平行な同一平面上にほぼ位置した土台部8を得ることができる。上記した効果は、着色層6R、6G、6Bの内、最も硬度の高い着色層で土台部8を形成すると一層効果的である。
第2着色層および第3着色層のそれぞれの鉛筆硬度は、第1着色層の鉛筆硬度に比べて2H以上低いと好ましい。
上記したことから、土台部8の高さのバラツキを大きく低減できるため、セルギャップの均一な液晶表示パネルを得ることができる。表示品位に優れた液晶表示パネルおよびこの液晶表示パネルを形成できる液晶表示パネルの製造方法(アレイ基板の製造方法)を得ることができる。
なお、この発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化可能である。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
着色層6R、6G、6Bの内、最も硬度の高い着色層6Bを形成し、着色層6Bで土台部8を形成しても良い。土台部8が設けられる個所は、走査線11および信号線13の交差部に重なった着色層6Gに限定されるものではなく、着色層6R、6G、6B上であれば良く、着色層6R、6G、6Bの内、最も硬度の高い着色層上であれば良い。
この発明は、液晶表示パネルを形成するカラーフィルタ基板の製造方法に限定されることなく、他の表示パネルを形成するカラーフィルタ基板の製造方法にも適用することができる。
本発明の実施の形態に係るカラーフィルタ基板の製造方法を含む液晶表示パネルの製造方法によって製造された液晶表示パネルを示す斜視図。 上記アレイ基板示す平面図であり、特に、実施例1に係るカラーフィルタを示す平面図。 上記アレイ基板を示す拡大平面図であり、特に、アレイ配線部、カラーフィルタおよび柱状スペーサを概略的に示す拡大平面図。 上記液晶表示パネルの断面図。 図3の線A−Aに沿った液晶表示パネルを示す断面図。 上記アレイ基板の製造工程において、着色層が形成された状態を示す断面図。 上記アレイ基板の製造工程において、研磨装置を用い、図6に示した着色層の表面を研磨する研磨工程を示す概略図。
符号の説明
1…アレイ基板、2…対向基板、3…液晶層、4…アレイ配線部、6…カラーフィルタ、6R,6G,6B…着色層、7…重畳部、7R,7G,7B…段差部、8…土台部、10…ガラス基板、11…走査線、13…信号線、15…TFT、16…画素電極、17…柱状スペーサ、41…研磨ヘッド、42…ステージ、43…研磨面。

Claims (8)

  1. 基板上に、複数の第1着色層を形成し、
    それぞれ前記第1着色層に隣接して前記基板上に、それぞれ前記第1着色層の周縁部に重なった段差部を有しているとともに前記第1着色層より硬度の低い複数の第2着色層を形成し、
    前記第1着色層および第2着色層の表面を機械的に研磨し、前記第2着色層のそれぞれの段差部を除去して表面の平坦なカラーフィルタを形成するカラーフィルタ基板の製造方法。
  2. 前記第2着色層を形成した後、それぞれ前記第1着色層および第2着色層に隣接して前記基板上に、それぞれ前記第1着色層および第2着色層の周縁部に重なった段差部を有しているとともに前記第1着色層より硬度の低い複数の第3着色層を形成し、
    前記研磨する際、前記第1着色層、第2着色層および第3着色層の表面を機械的に研磨し、前記第2着色層および第3着色層のそれぞれの段差部を除去して表面の平坦なカラーフィルタを形成する請求項1に記載のカラーフィルタ基板の製造方法。
  3. 前記第2着色層より硬度の低い前記複数の第3着色層を形成する請求項2に記載のカラーフィルタ基板の製造方法。
  4. 前記研磨した後、前記第1着色層上に、複数の柱状スペーサを形成する請求項1または2に記載のカラーフィルタ基板の製造方法。
  5. 前記段差部を除去して形成された前記第1着色層の土台部上に、前記柱状スペーサを形成する請求項4に記載のカラーフィルタ基板の製造方法。
  6. 赤色、緑色および青色の何れかで互いに色の異なる前記第1着色層、第2着色層および第3着色層を形成する請求項2に記載のカラーフィルタ基板の製造方法。
  7. 緑色の前記第1着色層を形成し、青色の前記第2着色層を形成し、赤色の前記第3着色層を形成する請求項2に記載のカラーフィルタ基板の製造方法。
  8. 前記基板上に、複数の走査線、複数の信号線および複数のスイッチング素子を形成し、
    前記基板、走査線、信号線およびスイッチング素子上に前記カラーフィルタを形成する請求項1に記載のカラーフィルタ基板の製造方法。
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