JP2007256706A - 表示方法、表示装置、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】
単画面表示とマルチビュー表示可能なマルチビュー表示装置において、マルチビュー表示装置の起動時に、いずれの方向からでも画像を正しく認識できるようにすることを目的としている。
【解決手段】
同一の表示画面から、複数の表示方向それぞれに、互いに異なる複数の画像を同時に表示するマルチビュー表示と、表示画面から、表示方向へ1つの画像を表示する単画面表示と、を表示可能な表示装置100における表示方法であって、少なくとも二つの視聴方向に視聴画像を表示しない第1ステップの後に、表示画面の少なくとも一部を単画面表示した状態で視聴画像を表示する第2ステップを行う、表示方法。
【選択図】 図5

Description

本発明は、同一の表示画面から複数の表示方向それぞれに互いに異なる複数の画像を同時に表示するマルチビュー表示と、表示画面から表示方向へ1つの画像を表示する単画面表示とが可能な表示装置に関する。
従来の表示装置は、同一の表示画面に一つの画像を表示するものが多い。一般にこれらの表示装置は、正面や横方向等のどの方向から見ても、同一の画像を見ることが可能である。
また、これらの表示装置はテレビやパソコンのディスプレイ等に用いられる。これらは電源を切った状態又はスクリーンセーバー(画面の焼きつき防止等のために、パソコンを使用していない間に表示される黒画面や簡単なアニメーション)を表示させた状態等の視聴画像を表示しない状態(非視聴状態)の後に、表示画面を起動した場合にも、どの方向から見ても、同一の画像を見ることが可能である。また、予め非視聴状態になる前のチャンネルやビデオ入力等の入力チャンネルを記憶しておき、非視聴状態になる前と同じ表示状態で起動させることを行う表示装置も多い。
これに対して、一つの画面から複数の表示方向それぞれに、互いに異なる複数の画像を同時に表示するマルチビュー表示を実現させる方法が、いくつか提案されている。その一つの方法として、視差バリアと呼ばれる視野角制御手段を用いて、表示画像の視野角を制御する方法があり、すでに実用化されている。これは、一つの表示画面で、二人以上の視聴者が、互いに異なる画像を見ることが可能になるという面で、特にカーナビゲーションシステム等で好適に用いられている。すなわちマルチビュー表示装置によって、運転席と助手席それぞれに、ナビゲーション画面とビデオ映像等の互いに異なる複数の入力ソースの画像を同時に表示することが可能となった。
一般に、これらのマルチビュー表示装置においては、複数の表示方向の境界方向、例えば左右に2つの表示方向を持つマルチビュー表示装置であれば正面、から画面を視聴した際に、2つの表示方向に対する画像が重なって見える。このため複数の表示方向のどの方向から見ても、同一又はほぼ同一の画像が視聴できる単画面表示を行なうことが可能となっているものもある(特許文献1、2)。
すなわち、2人以上の視聴者が異なる画像を視聴したい際には、マルチビュー表示を行い、同一の画像を視聴したい場合には単画面表示を行なうなどの、表示の切替が行なわれる。
特開2005−71286公報 特開2005−73076公報
ところが、一般に視聴者は表示装置の起動時において視聴方向をあまり意識しないため、マルチビュー表示装置の起動時に、視聴者が境界方向から表示画面を見て、複数の表示方向に対する画像が重なって正しく認識できない場合がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、単画面表示とマルチビュー表示を切替えることができるマルチビュー表示装置において、
マルチビュー表示装置の起動時に、いずれの方向からでも画像を正しく認識できるようにすることを目的としている。
上記課題を解決するため本発明では、同一の表示画面から、複数の表示方向それぞれに、互いに異なる複数の画像を同時に表示するマルチビュー表示と、前記表示画面から、表示方向へ1つの画像を表示する単画面表示とを表示可能な表示装置における表示方法であって、少なくとも二つの視聴方向に視聴画像を表示しない第1ステップの後に、表示画面の少なくとも一部を前記単画面表示した状態で視聴画像を表示する第2ステップを行うようにしている。
このような構成にすることによって、単画面表示部分に関して異なる複数の画像が重なって見えることがなくなる。これによって、マルチビュー表示装置の起動時に、いずれの方向からでも画像を正しく認識できるようになる。
さらに、第1ステップの前に、第1ステップ以前の表示状態を記録するステップを有し、第2ステップにおいて、単画面表示の領域内に第1ステップ以前の表示状態の識別情報を表示するようにしてもよい。
このような構成にすることで、視聴者は非視聴状態になる前の表示状態を知ることができる。これによって、視聴者の好みに合わせた表示切替が可能となる。
また、識別情報の表示は、第1ステップ以前の表示状態での複数の画像であるようにしてもよい。
このように画像表示を行うことで、視聴者は画面を見ただけで、非視聴状態になる前におけるチャンネルで現在どのような番組を放送しているのかがわかる。
また、識別情報の表示は、第1ステップ以前の表示状態を示す文字又は記号であるようにしてもよい。
これによって、非視聴状態になる前に表示していたチャンネル番号を知ることができ、視聴者の好みに合わせたチャンネル選択が容易になる。
また、識別画像表示の際に、マルチビュー表示と単画面表示との選択又は入力チャンネルの選択又はその両方を選択する選択画像を表示するようにしてもよい。
このように識別画像表示状態で視聴画像を選ぶことで、視聴者の表示状態やチャンネルの選択が容易になる。
また、第2ステップの後に、第1ステップ以前の表示状態と同じ表示状態になる第3ステップを有するようにしてもよい。
これによって、視聴者が画面表示を非視聴状態になる前と同じ状態に戻す手間を省くことができる。
また、第1ステップ以前の表示状態がマルチビュー表示であった場合、第2ステップにおいて、該マルチビュー表示におけるいずれか一つの入力チャンネルを選択して単画面表示するようにしてもよい。
これによって、起動時に視聴者がチャンネルを選ぶ手間を省くことができる。
上記課題を解決するために、同一の表示画面から、複数の表示方向それぞれに、互いに異なる複数の画像を同時に表示するマルチビュー表示と、表示画面から、表示方向へ1つの画像を表示する単画面表示と、を表示可能な表示装置に、上記表示方法による表示を実行させるためのプログラムを用いてもよい。
このようなプログラムを用いることによって、単画面表示部分に関して異なる複数の画像が重なって見えることがなくなる。これによって、マルチビュー表示装置の起動時に、いずれの方向からでも画像を正しく認識できるようになる。
上記課題を解決するため本発明では、同一の表示画面から、複数の表示方向それぞれに、互いに異なる複数の画像を同時に表示するマルチビュー表示と、表示画面から、少なくとも二つの表示方向へ同一の画像を表示する単画面表示と、可能な表示装置であって、少なくとも二つの表示方向に対して視聴画像を表示しない非視聴状態になった後に、表示画面の表示領域中の少なくとも一部の表示領域を単画面表示した状態で視聴画像を表示する単画面起動を行うようにしている。
このような構成にすることによって、単画面表示部分に関して異なる複数の画像が重なって見えることがなくなる。これによって、マルチビュー表示装置の起動時に、いずれの方向からでも画像を正しく認識できるようになる。
さらに、単画面起動を表示装置に行わせる操作手段を有するようにしてもよい。
このように単画面起動を表示装置に行わせる操作手段を有することによって、視聴者が起動方法を選択することができ、操作の容易なマルチビュー表示装置が実現する。
本発明によれば、単画面表示とマルチビュー表示を切替えることができるマルチビュー表示装置において、
マルチビュー表示装置の起動時に、いずれの方向からでも画像を正しく認識できるようになる。
[実施の形態1]
まず、本実施の形態における表示装置の構成について説明する。なお本実施の形態では、マルチビュー表示装置として、視差バリアを用いることで2つの表示方向それぞれに対して、互いに異なる2つの画像を同時に表示可能であるデュアルビュー表示を行うデュアルビュー表示装置100を用いた。
図1に、デュアルビュー表示装置100の構成の具体例を示す。
本実施の形態にかかるデュアルビュー表示装置100は、CPU(Central Processing Unit)11、表示制御部12、メモリー13、表示部40、を含んで構成されており、これらはデータ信号線であるバス15によって結ばれている。
さらに図に示すように、表示制御部12には2つの入力ソース(チューナー部A16及びチューナー部B17)から映像情報が入力されるようになっている。
CPU11は表示制御部12に制御信号を送る機能を有している。表示制御部12はCPU11からの制御信号に基づいて、表示部40に画像を表示させるための信号を送る機能を有している。メモリー13はフラッシュメモリー(データの消去・書き込みを自由に行なうことができ、電源を切っても内容が消えない半導体メモリー)であり、表示状態を記憶する機能を有している。チューナー部A16及びチューナー部B17は、テレビ信号を受信して、映像情報にして表示制御部12に送る機能を有している。
なお、表示制御部12は、2つの入力ソース(チューナー部A16及びチューナー部B17)からの映像を縮小し画面の自由な位置に表示する画像表示回路及び表示画面に文字を表示させる文字表示回路を備えている。
ここで入力チャンネルとは、入力ソースにおけるテレビチャンネルのことである。
図2に、デュアルビュー表示装置100の表示部40の構成の具体例を示す。
表示部40は、照明装置であるバックライト41、バックライト41からの光を透過及び遮光することで、画像を作り出す液晶部42、さらに視野角特性を持たせるための視差バリア43を含む。なお液晶部42はカラーフィルタ(図示しない)を含み、カラー表示を可能としている。
ここで、デュアルビュー表示装置100の2つの表示方向をそれぞれ第一方向61、第二方向63とし、その中間の方向を正面方向62(境界方向)とする。なお、表示画面に向かって、正面方向62より左側の表示方向を第一方向61、表示画面に向かって、正面方向62より右側の表示方向を第二方向63とする。さらに第一方向61に対する画像を第一画像、第二方向63に対する画像を第二画像と呼ぶこととする。
液晶部42は、第一画像を表示する第一画像表示領域422と、第二画像を表示する第二画像表示領域421が、図2に示すように、順番に交互に並んで短冊状に構成される。
視差バリア43は、液晶部42の画像を遮断する閉口部431と、液晶部42の画像を通過させる開口部432が、図2に示されるように短冊状に交互に構成される。
これらの構造によって、第一画像表示領域422に表示された第一画像は、開口部432を通過して、第一方向61にいる視聴者から視聴される。また、第二画像表示領域421に表示された第二画像は閉口部431に遮断されるので、第一方向61にいる視聴者からは視聴されない。
一方で、第二画像表示領域421に表示された第二画像は、開口部432を通過して、第二方向63にいる視聴者から視聴される。また、第一画像表示領域に表示された第一画像は閉口部431に遮断されるので、第二方向63にいる視聴者からは視聴されない。
このようにして表示部40は、第一方向61と第二方向63それぞれに、第一画像と第二画像を同時に表示する。
なお、本実施の形態では開口部と閉口部が短冊状に交互に構成される視差バリア43を用いたが、開口部と閉口部がマトリクス状に交互に構成される視差バリアを用いてもよい。この場合には閉口部と開口部とが市松模様状に交互に形成されることで、左から見た場合と右から見た場合に異なる画像が視聴できることに加えて、上から見た場合と下から見た場合にも異なる画像が視聴できる。
図3に、デュアルビュー表示装置100の2つの表示状態を示す。
図3(a)(b)にデュアルビュー表示装置100を上から見た図が示され、それぞれの表示状態における画像の表示方向が示されている。また、図3(c)(d)は正面からデュアルビュー表示装置100を見た図であり、それぞれの表示状態における画像の表示状態が示されている。
図3(a)及び(c)は、デュアルビュー表示装置100の第一画像と第二画像に、異なる2つの入力チャンネルの画像を表示させた状態を示している。この表示状態をデュアル表示と呼ぶこととする。
なお、この場合の境界方向は図3(a)に示すように正面方向62となり、デュアルビュー表示装置100を正面から視聴すると、図3(e)に示すように第一画像と第二画像が重なって見える。
原因としては、視差バリアの構造上2つの方向に対する画像が重なる方向ができることと、人間の目は左右で異なる位置からデュアルビュー表示装置を見ることと、さらに表示画面の大型化に伴い境界方向が拡大することとが考えられる。
図3(b)及び(d)は、デュアルビュー表示装置100の第一画像と第二画像に、同一の入力チャンネルの画像を表示させた状態を示している。この表示状態をシングル表示(単画面表示)と呼ぶこととする。
なお、この際にデュアルビュー表示装置100を正面方向62から視聴すると、第一画像と第二画像が重なって見えるものの、図3(f)に示すように同一の画像であるため一つの画像として視聴者から認識される。
なお、本実施の形態では視差バリア43を用いるデュアルビュー表示装置100を用いることで画像の視聴方向を制御したが、画像の透過と遮断を電気的に切り替え可能な視差バリアを用いてもよい。
この構成では、電気的に透過状態と非透過状態とを切り替えて視差バリア43と同様の閉口部と開口部を作ることでマルチビュー表示を行うことができ、全面を透過状態とすることで単画面表示を行うことが可能である。
なお、視差バリアの全面を透過状態とした際に、第一画像表示領域と第二画像表示領域の両方を使って単一の画像を表示できるので、画面の解像度を2倍にする効果がある。
次に、本実施の形態におけるデュアルビュー表示装置の具体的な動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。なお、スタート時点で電源が入っており、1つ又は2つの入力チャンネルの画像がデュアル表示又はシングル表示された状態(通常状態)であるとする。
なお、この場合における視聴画像とは、テレビ放送のいずれかのチャンネルの画像のことである。
まず、スタート時点でデュアル表示されていた場合について説明する(図5(a))。
最初のステップとして、視聴者によって電源を切る操作が行われる(ステップS1)。
このときのデュアルビュー表示装置は、表示がデュアル表示なのか、シングル表示なのかの表示状態をメモリー13に保存する。さらに表示されている1つ又は2つの入力ソース(チューナー部A16及び/又はチューナー部B17)の入力チャンネルのチャンネル番号を保存する(ステップS2)。
次に、デュアルビュー表示装置の電源を切り、画面を非視聴状態にする(図5(b))(ステップS3)。
この後、視聴者によって電源を入れる操作が行われる(ステップS4)。
視聴者による電源を入れる操作を受けて、CPU11がメモリー13に保存された電源を切る前の表示状態を読み出す(ステップS5)。
ここで、メモリー13に保存された表示状態がデュアル表示であった場合は、図7の起動画像がシングル表示された状態で起動する。すなわち図7の起動画面が第一方向61と第二方向63にそれぞれ表示される(図5(c))。なお、この起動画像はメモリー13に保存された2つの入力チャンネルの画像24、25が、画像表示回路によってそれぞれ画面の右半分と左半分に表示され、文字表示回路によってそれぞれの入力チャンネルのチャンネル番号を示す文字21、22及びシングル表示で電源が切られたのか、デュアル表示で電源が切られたのかを示す文字23が表示されたものである。(ステップS6)。
さらに、予め設定しておいた時間(例えば3秒)が経過すると、デュアルビュー表示となり、メモリー13に保存されていた2つの入力チャンネルの画像がそれぞれの方向に表示される。すなわち電源切る前と同じ表示状態になる(ステップS7)。
次に、スタート時点でシングル表示されていた場合について説明する(図6(a))。
ステップS1からステップS4まではスタート時点でデュアル表示されていた場合と同様である(図6b)。
ステップ5において、メモリー13に保存された表示がシングル表示であった場合は、図8の起動画像がシングル表示された状態で起動する。すなわち図8の起動画面が第一方向61と第二方向63にそれぞれ表示される(図6(c))。なお、この起動画像はメモリー13に保存された1つの入力チャンネルの画像34が、画像表示回路によって表示され、文字表示回路によって入力チャンネルのチャンネル番号を示す文字31及びシングル表示で電源が切られたのか、デュアル表示で電源が切られたのかを示す文字33が表示されたものである。(ステップS8)。
さらに、予め設定しておいた時間(例えば3秒)が経過すると、文字31及び文字33が消える。すなわち電源を切る前と同じ表示状態(通常状態)になる(ステップS9)。
このように、シングル表示状態で起動することで、マルチビュー表示装置の起動時に、視聴者が正面方向62から表示画面を見て、複数の表示方向に対する画像が重なって見えてしまうことを防ぐことができる。さらに表示画面の全面をシングル表示させることで、視聴者は起動時の視聴方向を気にする必要がなくなる。
また、非視聴状態になる前の表示状態に応じた状態で起動することで、視聴者の好みのチャンネルで起動することができる。
特に、電源を切る前の表示状態がデュアルビュー表示であった場合に、電源を切る前と同じ状態で起動させた場合、視聴者はシングル表示状態なのか、デュアル表示状態なのかが画面を見ただけではわからない。
さらに、視聴者が正面方向62から視聴した場合は第一画像と第二画像が重なってしまい、視聴者が第一方向61又は第二方向63から視聴した場合は、もう一方の表示方向にどのような画像が表示されているのかがわからない。このため、視聴者は視聴位置を移動させなければ、複数の表示方向に対する画面表示がどのようになっているのか知ることができない。
シングル表示状態で起動させ、それぞれの表示方向に表示されていた入力チャンネルの画像を表示させることで、電源を切る前の表示状態が一目でわかるようになる。
なお、起動画面を表示させた際に、デュアル表示とシングル表示の選択及び入力チャンネルを選択する選択画像を表示するようにしてもよい。これによって、視聴者は電源を切る前の表示状態を見ながら、表示状態を選択することができ、好みに応じた表示の選択が容易になる。
また、本実施の形態では入力ソースは2つのチューナー部であったが、入力ソースはこれに限らず、ビデオやDVDなどの映像情報再生機であってもよいし、パソコンやビデオカメラによる映像出力等であってもよい。なおその際に入力チャンネルとは、入力ソースにおけるテレビチャンネルのみならず、これらの入力系統を含むこととなる。
そのため、視聴画像はテレビ放送のいずれかのチャンネルの画像に限らず、DVD映像やパソコンの作業用画像等これらの入力系統の視聴用の画像を含むこととなる。
また、本実施の形態では電源を切った状態を非視聴状態としたが、非視聴状態は電源を切った状態に限らず、例えば黒表示状態や、スクリーンセーバー表示状態などがある。
なお、電源を切る前の複数の入力ソースのうち、1つの入力ソースからのみ視聴画像が送られてくる場合(他の入力ソースにおいて、テレビ放送が終了している場合や、ビデオの電源が入っていない場合等)は、1つの入力ソースの画像を全面に表示させる単画面表示を行うようにしてもよい。
また、非視聴状態になる前の表示状態にかかわらず、いずれかの1つの入力チャンネルを選択して、全面に単画面表示させた状態で起動させるようにしてもよい。表示させる入力チャンネルの選択は、非視聴状態になる前にマルチビュー表示されていた複数の入力チャンネルのうち、いずれか一つを選択するようにしてもよいし、視聴者の視聴履歴に基づいて選ぶようにしてもよい。
特に視聴者の視聴履歴に応じて入力チャンネルを選択する場合は、見る頻度の高い入力チャンネルを選択することも有効であるし、デュアル表示させる前の最も最近の、シングル表示の際の入力チャンネルを選択することも有効である。
[実施の形態2]
実施の形態1では、起動時に表示画面の全面を単画面表示させたが、表示画面の一部を単画面表示させ、表示画面の一部をデュアル表示させるようにしてもよい。
この場合は、実施の形態1のステップS6において、図7の起動画面を単画面表示させる代わりに、図9の2つの表示画像を第一方向61と第二方向63にそれぞれ表示させる。
まず、画面の表示領域をデュアル表示させる領域(デュアル領域)とシングル表示させる領域(シングル領域)に分割する。次に、デュアル表示領域には、電源を切る前に第一方向61と第二方向63に表示されていた入力チャンネルの画像を画像表示回路がそれぞれ表示させる。さらに、シングル表示領域には、電源を切る前の表示状態を示す文字90、91(識別情報)を文字表示回路が示す。
このような表示を行うことによって、デュアルビュー表示装置の起動時において、視聴者が正面方向62から表示画面を見ても、少なくとも単画面表示領域に関しては、2つの表示方向に関する画像が重なって見えてしまうことを防ぐことができる。これによって、視聴者はどの方向から見ても、起動時の表示状態を知ることができるようになる。
さらに、電源を切る前の表示状態を反映させているので、視聴者は一旦電源を切った後でも、例えばリモコン操作などによって、簡単に同じ状態で視聴を開始できる。
なお、シングル表示領域に表示させる電源を切る前の表示状態を示す識別情報は文字のみに限らず、それぞれの入力チャンネルの画像でもよい。
[実施の形態3]
実施の形態1及び実施の形態2では、視聴者の電源を入れる操作によって、表示画面の少なくとも一部分を自動的に単画面表示で起動するようにしたが、視聴者のボタン操作によって、シングル表示で起動させるようにしてもよい。
これは、図10に示すように、シングル表示起動ボタン52をリモコン200(操作手段)に設けることで、実現させることができる。すなわちシングル表示起動ボタンによる起動の信号が検知された場合はシングル表示で起動させる。
これによって、マルチビュー表示装置の起動時に、重なった2つの画像を見ないようにできる。この場合は、どの方向から見ても同じ画像を視聴できる。
また、シングル表示起動ボタンは、シングル表示とデュアル表示の切替ボタンを兼用することが好ましい。これによって、ボタンの数が少なくなり視聴者にとってわかりやすい操作が可能となる。
なお、シングル表示起動ボタンはチャンネル選択ボタン53と兼用させてもよい。さらに、デュアル表示起動ボタンはチャンネル選択ボタン53の複数のボタンのうち、2つ以上のボタンを押すことで代用してもよい。またビデオ入力選択ボタン等、その他のボタンと兼用させることも好ましい。
チャンネル選択ボタンやビデオ入力選択ボタン等と兼用させることで、視聴者は一つ又は複数のボタンを押す操作一つで、好みのチャンネルをシングル表示で起動させることができる。これによって、起動時の複数の操作が短縮されるとともに、好みのチャンネルが表示されるまでの時間も短縮できる。
また、操作手段はリモコン200のボタンに限られるものではなく、本体にボタンを設けてもよいし、タッチパネルによって操作できるようにしてもよい。
また、単画面表示とマルチビュー表示可能なマルチビュー表示装置に、画像を出力するコンピュータにおいて、上記表示を行うプログラムを実行させることによっても、コンピュータの起動時に、いずれの方向からでも画像を正しく認識できるようにすることができる。
本発明は単画面表示とマルチビュー表示を表示可能なマルチビュー表示装置に利用可能である。



は、本発明の実施の形態に係るデュアルビュー表示装置の構成を示したブロック図である。 は、本発明の実施の形態に係るデュアルビュー表示装置の表示部の構成図である。 は、本発明の実施の形態に係るデュアルビュー表示装置の表示状態をそれぞれ示した図である。 は、本発明の実施の形態に係る表示装置の、動作を示すフローチャートである。 は、本発明の実施の形態における、デュアル表示で電源を切った際の表示動作を示した図である。 は、本発明の実施の形態における、シングル表示で電源を切った際の表示動作を示した図である。 は、本発明の実施の形態に係る起動画面1を示した図である。 は、本発明の実施の形態に係る起動画面2を示した図である。 は、本発明の実施の形態に係る別の起動画面を示した図である。 は、本発明の実施の形態に係るリモコンの例を示した図である。
符号の説明
100 デュアルビュー表示装置
200 リモコン(操作手段)



Claims (10)

  1. 同一の表示画面から、複数の表示方向それぞれに、互いに異なる複数の画像を同時に表示するマルチビュー表示と、
    前記表示画面から、表示方向へ1つの画像を表示する単画面表示と、を表示可能な表示装置における表示方法であって、
    少なくとも二つの視聴方向に視聴画像を表示しない第1ステップの後に、
    表示画面の少なくとも一部を前記単画面表示した状態で視聴画像を表示する第2ステップを行うことを特徴とする、表示方法。
  2. 前記第1ステップの前に、前記第1ステップ以前の表示状態を記録するステップを有し、
    前記第2ステップにおいて、前記単画面表示の領域内に前記第1ステップ以前の表示状態の識別情報を表示する、請求項1に記載の表示方法。
  3. 前記識別情報の表示は、前記第1ステップ以前の表示状態での複数の画像である、請求項2に記載の表示方法。
  4. 前記識別情報の表示は、前記第1ステップ以前の表示状態を示す文字又は記号である、請求項2又は3に記載の表示方法。
  5. 前記識別画像表示の際に、前記マルチビュー表示と前記単画面表示との選択又は入力チャンネルの選択又はその両方を選択する選択画像を表示する、請求項2〜4のいずれか1項に記載の表示方法。
  6. 前記第2ステップの後に、前記第1ステップ以前の表示状態と同じ表示状態になる第3ステップを有する、請求項2〜5のいずれか1項に記載の表示方法。
  7. 前記第1ステップ以前の表示状態が前記マルチビュー表示であった場合、前記第2ステップにおいて、該マルチビュー表示におけるいずれか一つの入力チャンネルを選択して単画面表示する、請求項2〜6のいずれか1項に記載の表示方法。
  8. 同一の表示画面から、複数の表示方向それぞれに、互いに異なる複数の画像を同時に表示するマルチビュー表示と、
    前記表示画面から、表示方向へ1つの画像を表示する単画面表示と、を表示可能な表示装置に、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示方法による表示をさせるためのプログラム。
  9. 同一の表示画面から、複数の表示方向それぞれに、互いに異なる複数の画像を同時に表示するマルチビュー表示と、
    前記表示画面から、少なくとも二つの表示方向へ同一の画像を表示する単画面表示と、が可能な表示装置であって、
    少なくとも二つの表示方向に対して視聴画像を表示しない非視聴状態になった後に、
    表示画面の表示領域中の少なくとも一部の表示領域を前記単画面表示した状態で視聴画像を表示する単画面起動を行うことを特徴とする、表示装置。
  10. 前記単画面起動を前記表示装置に行わせる操作手段を有する、請求項9に記載の表示装置。



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