JP2005197991A - オンスクリーン表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示位置、表示色の色彩、輝度レベルを自由に変更できるとともに、表示位置を簡単かつ迅速に移動させることができるオンスクリーン表示装置を提供する。
【解決手段】 映像信号に重畳させて時計やチャンネルなどの表示をオンスクリーン表示する際、リモコン装置9からのリモコン信号を受けてマイコン1のOSD位置制御部2、OSD色制御部3、OSD輝度制御部4によって表示位置、表示色、輝度を任意に変更可能である。これにより、時計やチャンネルなどの表示位置をユーザにとって見やすい最適な位置に表示することができるとともに、その表示色、輝度を見易く調整することができる。表示位置の変更に際しては、リモコン装置9の番号キーを操作することで予め番号キーに割り当てた画面20のエリアにキャラクタの表示位置を移動させる。この後、リモコン装置のアップダウンキーとカーソルキーによって調整することで、短時間でキャラクタの表示位置を変えることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 映像信号に重畳させて時計やチャンネルなどの表示をオンスクリーン表示する際、リモコン装置9からのリモコン信号を受けてマイコン1のOSD位置制御部2、OSD色制御部3、OSD輝度制御部4によって表示位置、表示色、輝度を任意に変更可能である。これにより、時計やチャンネルなどの表示位置をユーザにとって見やすい最適な位置に表示することができるとともに、その表示色、輝度を見易く調整することができる。表示位置の変更に際しては、リモコン装置9の番号キーを操作することで予め番号キーに割り当てた画面20のエリアにキャラクタの表示位置を移動させる。この後、リモコン装置のアップダウンキーとカーソルキーによって調整することで、短時間でキャラクタの表示位置を変えることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、数字、文字あるいは記号などのキャラクタ信号を映像信号に重畳して画面上にオンスクリーン表示させるオンスクリーン表示装置に関する。
従来、テレビジョン受像機や映像記憶/再生装置の機能としてオンスクリーン機能がある。これは、本来の映像信号に文字や記号等のキャラクタ信号を重畳し表示させるものである。
ところで、画面上に表示したキャラクタは、映像に重畳させることから、背景となる映像によってキャラクタが見にくくなる場合がある。このため、例えば、特許文献1では、キャラクタの位置を見やすい位置に調整できるように、画面上に重畳したキャラクタを表示位置変移手段によって画面上における水平方向に全体的に変移せることが可能なオンスクリーン表示装置が開示され、また、特許文献2には、リモコン装置などによるキー操作によって、映像信号に重畳したキャラクタのサイズ及び位置を任意に変更可能としたオンスクリーン制御装置が開示されている。さらに、映像信号とキャラクタの色彩が近い場合、背景となる映像とキャラクタが干渉し、キャラクタが読み取りにくくなることから、特許文献3では、アドレスに対応する色コードの色をディスプレイに表示するとともに、このレジスタの設定値を書き換え可能とすることにより、画面上に重畳したキャラクタ信号の表示色を任意の色彩に変更することができるディスプレイ装置が開示され、また、特許文献4には、映像情報を調整する時にキャラクタ信号の表示を暗くする、又は映像情報の表示状態に追従させて文字情報を変化させるようにする構成することによってキャラクタ信号の輝度レベルを変更可能とした画像表示装置が開示されている。
このように、特許文献1及び特許文献2では、キャラクタの表示位置を見やすい位置に移動できるが、その表示色及び輝度は変更することができない。また、特許文献3及び特許文献4はキャラクタの表示色又は輝度を変更することができるものの映像に重畳した文字や数字の表示位置を変更することができない。しかも、文字や数字などのキャラクタの表示位置をユーザにとって見やすい位置に変えたとしも、その表示位置の映像によっては背景となる映像と文字や数字の色調が同系色となり、文字や数字が判読しにくくなる。また、映像に重畳したキャラクタの表示位置を変更する場合、通常、テレビジョン受像機あるいは映像記憶/再生装置の本体キーあるいは付属のリモコン装置の十字キーなどにより行うが、キャラクタ信号の表示位置を比較的大きく移動させる場合、キャラクタ信号が所望の位置まで移動し終わるまで、キーを押し続けることになるから、操作時間が長くなり操作性が悪くなるといった課題を有していた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、映像に重畳した文字や数字の表示位置及びその表示色の色彩、輝度レベルを自由に変更させて重畳した文字や数字の判読が容易であるとともに、文字や数字の表示位置を簡単かつ迅速に移動させることができるオンスクリーン表示装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1のオンスクリーン表示装置は、数字、文字あるいは記号などキャラクタ信号を映像信号に重畳させて画面上にオンスクリーン表示させるオンスクリーン表示装置において、前記画面上に表示されるキャラクタの表示位置を任意位置に変移させる表示位置制御手段と、前記キャラクタの表示色を変更させる表示色制御手段を設けたことを特徴とする。
請求項1の構成により、位置制御手段によってオンスクリーン表示の位置をユーザによって最適な位置に変更できるとともに、表示色制御手段によって、オンスクリーン表示の表示色を適宜変化させることにより背景となる映像とオンスクリーン表示の表示色とが干渉しない色合いに調整できるようになる。
本発明の請求項2のオンスクリーン表示装置は、請求項1記載のオンスクリーン表示装置において、前記画面上に表示されるキャラクタの輝度レベルを変更させる輝度制御手段を設けたことを特徴とする。
請求項2の構成により、輝度制御手段によってオンスクリーン表示の輝度を適宜変化させることにより背景となる映像に対するオンスクリーン表示を見やすく調整できるようになる。
本発明の請求項3のオンスクリーン表示装置は、請求項1又は2に記載のオンスクリーン表示装置において、前記画面上に表示されるキャラクタの表示状態を変更する際、前記画面に選択メニューを表示するとともに、この選択操作に係るリモコン信号を発するリモコン装置を設け、このリモコン装置からの発信信号を判別する判別手段と、この判別手段からの発信信号を受けて前記各制御手段に選択信号を出力する指示手段を設けたことを特徴とする。
請求項3の構成により、リモコン装置によってオンスクリーン表示の表示位置、表示色、輝度の変更を操作すると、リモコン装置からの発信信号を判別手段で受信し、指示手段から選択信号が各調整項目に対応した位置制御手段、表示色表示手段、輝度制御手段に出力される。その各制御部のデータに従ってユーザが設定した表示位置、表示色、輝度にてオンスクリーン表示される。
本発明の請求項4のオンスクリーン表示装置は、請求項3項に記載のオンスクリーン表示装置において、前記リモコン装置が、メニューキー及びメニュー選択キーを含んで電気機器の各種調整/設定を実行するキー入力手段を備えるとともに、前記画面上に表示されるキャラクタの表示位置変更時に予め画面に設定された複数のエリアに対応してその各エリアに前記キャラクタを移動するように割り当てられた複数の番号キーと、この番号キーによって移動した表示位置を上下左右に調整して任意位置に移動させる調整操作キーを設けたことを特徴とする。
請求項4の構成により、表示位置の変更時にエリアに対応する番号キーを操作すると表示位置が該当するエリアに表示される。この後、調整操作キーで表示位置を調整することにより、表示位置を任意の位置に変更可能となる。
本発明の請求項1のオンスクリーン表示装置によれば、数字、文字あるいは記号などキャラクタ信号を映像信号に重畳させて画面上にオンスクリーン表示させるオンスクリーン表示装置において、前記画面上に表示されるキャラクタの表示位置を任意位置に変移させる表示位置制御手段と、前記キャラクタの表示色を変更させる表示色制御手段を設けたものであるから、オンスクリーン表示されるキャラクタの位置をユーザによって最適な位置に変更できるとともに、背景となる映像にオンスクリーン表示されるキャラクタが見やすくように調整することができる。
本発明の請求項2のオンスクリーン表示装置によれば、請求項1記載のオンスクリーン表示装置において、前記画面上に表示されるキャラクタの輝度レベルを変更させる輝度制御手段を設けたものであるから、背景となる映像に対するキャラクタを見やすく調整することができる。
本発明の請求項3のオンスクリーン表示装置によれば、請求項1又は2項に記載のオンスクリーン表示装置において、前記画面上に表示されるキャラクタの表示状態を変更する際、前記画面に選択メニューを表示するとともに、この選択操作に係るリモコン信号を発するリモコン装置を設け、このリモコン装置からの発信信号を判別する判別手段と、この判別手段からの発信信号を受けて前記各制御手段に選択信号を出力する指示手段を設けたものであるから、リモコン装置によってオンスクリーン表示の表示位置、表示色、輝度を簡単に変更することができる。
本発明の請求項4のオンスクリーン表示装置によれば、請求項3項に記載のオンスクリーン表示装置において、前記リモコン装置が、メニューキー及びメニュー選択キーを含んで電気機器の各種調整/設定を実行するキー入力手段を備えるとともに、前記画面上に表示されるキャラクタの表示位置変更時に予め画面に設定された複数のエリアに対応してその各エリアに前記キャラクタを移動するように割り当てられた複数の番号キーと、この番号キーによって移動した表示位置を上下左右に調整して任意位置に移動させる調整操作キーを設けたものであるから、表示位置を変更する際、エリアに対応する番号キーを操作することにより、表示位置が該当するエリアに表示され、この後、調整操作キーで表示位置を調整することにより、表示位置を任意の位置に変更可能となり、キャラクタの表示位置を大幅に移動させる場合などにおいて、操作時間を短縮化できるとともに、移動操作も簡略化することができる。
以下、添付図面を参酌しながら、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を説明する。
図1は本発明の一実施例のブロック図である。同図において、1は数字、文字あるいは記号などキャラクタ信号を映像信号に重畳させてブラウン管あるいはLCDなどの画面20上にオンスクリーン表示させるオンスクリーン表示装置を制御するマイコンである。このマイコン1は、キャラクタ信号の位置を画面20上の任意の位置に変移させる表示位置制御手段としてのオンスクリーンディスプレー(以下、OSDと称する)位置制御部2、キャラクタの表示色をそれぞれ個別に任意の色彩に変更させる表示色制御手段としてのOSD色制御部3、キャラクタの輝度レベルを変更させる輝度制御手段としてのOSD輝度制御部4を有している。これらOSD位置制御部2、OSD色制御部3、OSD輝度制御部4のデータは書き換え可能なEPPROMなどのメモリ5に保持され、そのメモリ5に保持したそれぞれデータを前記各制御部2〜4にフィードバックし、その各制御部2〜4のデータに従ってOSD表示部6によって数字、文字等のキャラクタ信号を発生する。このキャラクタ信号は、CHROMAICなどの映像信号処理回路7に出力され、映像信号処理回路7で生成した映像信号に重畳してキャラクタ信号を表示画面20にオンスクリーン表示するように構成している。また、マイコン1には、リモコン装置9からの発信信号を受信し、前記リモコン装置9のリモコン信号を判別する判別手段10と、該判別手段10から出力された前記リモコン装置9の選択信号をOSD位置制御部2、OSD色制御部3、OSD輝度制御部4へと出力する指示手段11が備えられている。
前記リモコン装置9は、テレビジョン受像機や映像記憶/再生装置を操作するものであり、キー入力により、チャンネル選択や入力切換え等を行うとともに、テレビジョン受像機あるいは映像記憶/再生装置受像機の各種の調整や設定を行う。またこれら各種の調整や設定項目は画面20上にメニュー表示され、メニュー画面を見ながら希望する項目を選択し、各種の調整や設定を実行可能にしているものであり、リモコン装置9には図2に示すように、例えばテレビ ジョン受像機本体に電源を投入する電源キー25、チャンネル選択用の番号キー26、チャンネルをアップダウンで選択したり、表示されたメニューから所定の調整/設定を選択するための上下一対のアップダウンキー27,28、音量を調整する左右一対のカーソルキー29,30、メニュー画面を表示するためのメニューキー31及び決定キー33、オンスクリーンの各選択項目を表示させるOSD文字キー34などが設けられている。なお、使用頻度の高いアップダウンキー27,28とカーソルキー29,30を調整操作キーとし、リモコン装置9のほぼ中央に十字型に配列されている。
次に、図3〜図11を参照して本発明のオンスクリーンメニューの操作装置を説明する。図3はメニューキー31を操作したときに表示されるメニュー画面の一例を示すもので、メニューキー31が操作されると、画面20には、「映像設定」「音声設定」「チャンネル設定」「OSD表示設定」の操作項目が操作メニュー40として表示されるとともに、その表示メニュー40の下部には操作方法を案内するガイド表示41が表示される。なお、選択した項目は、背景が変わり、他の項目と区別されることによりユーザが認識できるようになっており、図3においては、OSD表示設定を選択した状態を示している。
ここでユーザが上下のアップダウンキー27,28を操作すると、順次選択項目が上下方向に移動して「OSD表示設定」を選択し、決定キー33を操作することにより、図4に示すOSDメニュー画面となる。なお、リモコン装置9のOSD文字キー34を操作することによってもOSD選択メニューへと移行することも可能である。
OSD選択メニューでは画面20に「調整する項目」「表示する/しないの設定」「表示色、輝度の設定」「表示位置の設定」の操作項目が操作メニュー50として表示されるとともに、その上部に各調整項目に対応するOSD表示51が表示され、表示メニュー40の下部には操作方法を案内するガイド表示41が表示される。OSD表示51は画面20の左上に時計表示51A、画面20の右上にチャンネル表示部51B、時計表示51Aの下部にデッキの再生、停止、早送り等の動作表示51C、画面20の右下にデッキのカウンタ表示51Dが表示され、この位置に対応した各種情報が画面20にオンスクリーン表示されることになる。なお、これらの各表示51A〜51Dは番号付けされ、1が時計表示51A、2がチャンネル表示部51B、3が動作表示51C、4がカウンタ表示51Dに設定されている。また、OSDメニュー画面においても操作メニュー50の下部に操作方法を案内するガイド表示41が表示される。このOSD選択メニューにおいて画面20に表示される各表示51A〜51Dの設定を行う。まず、アップダウンキー27,28によって「調整する項目」にカーソルを合わせ、決定キー33を操作した後、設定したい項目を選択する。なお、選択時において、カーソルを合わせた項目の背景が変わり、視覚的に選択項目が判別できるようになっている。こうして、「調整する項目」を選択した後、カーソルキー29,30により、オンスクリーン表示される「時計表示」「チャンネル表示部」「動作表示」「カウンタ表示」へと移動し、選択したい項目を設定することができる。なお、「時計表示」「チャンネル表示部」「動作表示」「カウンタ表示」は1〜4に番号付けされているから、番号キー26によって選択した項目を直接指定することもできる。すなわち、1の番号キー26で「時計表示」、2の番号キー26で「チャンネル表示部」、3の番号キー26で「動作表示」、4が番号キー26で「カウンタ表示」を設定することができる。こうして「時計表示」「チャンネル表示部」「動作表示」「カウンタ表示」のいずれかを選択(図4では「時計表示」を選択した状態を示している)した後、決定キー33を操作し、その選択した表示の設定項目を設定する。設定項目は、オンスクリーンを表示する/しない、輝度、表示色、表示位置であり、オンスクリーンを表示する/しないの設定するには、図6に示すように、アップダウンキー27,28によって「表示する/しないの設定」に項目にカーソルを合わせ決定キー33で決定した後、図7に示すように、カーソルキー29,30により表示する/しないのいずれかを選択する。図7では「しない」を選択した状態を示しており、「しない」に設定すると、OSD表示51の対応する箇所(図7においては、時計表示51A)の縁取りが薄くなる。
オンスクリーン表示の表示色と輝度を設定するには、図8に示すように、アップダウンキー27,28によって「表示色、輝度の設定」にカーソルを合わせ、決定キー33で決定した後、アップダウンキー27,28によって「輝度」のカーソルを合わせ、カーソルキー29,30により輝度レベルを決定する。このとき、カーソルキー29,30の調整操作に対応して「輝度」の項目に表示されるバー表示55が変化し、輝度レベルが視覚的に確認できるようになっている。表示色の設定は、図9に示すように、輝度と同様な手順でアップダウンキー27,28によって「R」「G」「B」のいずれか項目に合わせ、「R」「G」「B」の各項目のバー表示56,57,58を確認しながらカーソルキー29,30によって各項目の色レベルを設定する。
オンスクリーン表示の表示位置を設定するには、図10に示すように、アップダウンキー27,28によって「表示位置の設定」にカーソルを合わせ、決定キー33で決定した後、アップダウンキー27,28とカーソルキー29,30によって選択した表示項目の表示位置を上下左右に移動する。これにより、選択した表示項目、例えば、時計表示51Aの表示位置を任意位置に調整することができる。なお、前述したように、表示位置は予め画面20の所定位置に設定され、時計表示51Aにあっては、画面20の左上に設定されている。その位置を大幅に移動した場合、1〜9の番号キー26が9分割したエリア60A〜60Iに割り当てられている。そして、1の番号キー26を操作するとキャラクタの表示位置がエリア60A、2の番号キー26を操作するとキャラクタの表示位置がエリア60Bに切換わり、以後、3、4、5の番号キー26を操作すればエリア60C、エリア60D、エリア60Eへと順次、切り換る。したがって、9の番号キー26を押せば例えば、初期の時計表示51Aの表示位置を画面20の右下へと瞬時に移動することができる。この後、アップダウンキー27,28とカーソルキー29,30によって時計表示51Aの表示位置を任意の位置に調整することができる。
このようにして、リモコン装置9を操作して画面20に表示される時計、チャンネル、デッキなどの再生、停止、早送り等の動作表示及びカウンタ表示の各項目の表示について設定すると、このリモコン装置9からの発信信号を判別手段10で受信し、指示手段11から各調整項目に対応した選択信号がOSD位置制御部2、OSD色制御部3、OSD輝度制御部4に出力される。これらOSD位置制御部2、OSD色制御部3、OSD輝度制御部4のデータはメモリ5に保持され、そのメモリ5に保持したそれぞれデータを前記各制御部2〜4にフィードバックし、その各制御部2〜4のデータに従ってOSD表示部6で数字、文字等のキャラクタ信号を生成し、このキャラクタ信号を映像信号処理回路7に出力して映像信号に重畳してキャラクタ信号を表示画面20にオンスクリーン表示させる。
以上のように、本実施例においては、映像信号に重畳させて「時計表示」「チャンネル表示部」「動作表示」「カウンタ表示」をオンスクリーン表示する際、それぞれを表示するかしないかを個別に設定できるとともに、OSD位置制御部2によって、文字や数字あるいは記号などのキャラクタの表示位置をユーザにとって見やすい最適な位置に表示することができるとともに、OSD色制御部3によってキャラクタの表示色を任意の表示色に変更でき、しかも、その表示輝度をOSD輝度制御部4によって変更できるから、背景となる映像に表示されるキャラクタを極めて見易くすることができる。
また、キャラクタの表示位置を変更する際、リモコン装置9の番号キー26を操作することで予め番号キー26に割り当てた画面20のエリア60A〜60Iにキャラクタの表示位置を瞬時に移動させることができ、その後、アップダウンキー27,28とカーソルキー29,30によって調整することで、キャラクタの表示位置を大幅に移動させる場合などにおいて、操作時間を短縮化できるとともに、移動操作も簡略化することができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、オンスクリーン表示するキャラクタの表示内容や操作するリモコン装置のキー配列やキーの種類などは適宜選定すればよい。
2 OSD位置制御部(表示位置制御手段)
3 OSD色制御部(表示色制御手段)
4 OSD輝度制御部(輝度制御手段)
9 リモコン装置
10 判定部
11 指示部
26 番号キー
27,28 アップダウンキー(調整操作キー)
29,30 カーソルキー(調整操作キー)
31 メニューキー
33 設定キー
3 OSD色制御部(表示色制御手段)
4 OSD輝度制御部(輝度制御手段)
9 リモコン装置
10 判定部
11 指示部
26 番号キー
27,28 アップダウンキー(調整操作キー)
29,30 カーソルキー(調整操作キー)
31 メニューキー
33 設定キー
Claims (4)
- 数字、文字あるいは記号などキャラクタ信号を映像信号に重畳させて画面上にオンスクリーン表示させるオンスクリーン表示装置において、前記画面上に表示されるキャラクタの表示位置を任意位置に変移させる表示位置制御手段と、前記キャラクタの表示色を変更させる表示色制御手段を設けたことを特徴とするオンスクリーン表示装置。
- 前記画面上に表示されるキャラクタの輝度レベルを変更させる輝度制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のオンスクリーン表示装置。
- 前記画面上に表示されるキャラクタの表示状態を変更する際、前記画面に選択メニューを表示するとともに、この選択操作に係るリモコン信号を発するリモコン装置を設け、このリモコン装置からの発信信号を判別する判別手段と、この判別手段からの発信信号を受けて前記各制御手段に選択信号を出力する指示手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2項に記載のオンスクリーン表示装置。
- 前記リモコン装置が、メニューキー及びメニュー選択キーを含んで電気機器の各種調整/設定を実行するキー入力手段を備えるとともに、前記画面上に表示されるキャラクタの表示位置変更時に予め画面に設定された複数のエリアに対応してその各エリアに前記キャラクタを移動するように割り当てられた複数の番号キーと、この番号キーによって移動した表示位置を上下左右に調整して任意位置に移動させる調整操作キーを設けたことを特徴とする請求項3項に記載のオンスクリーン表示装置。
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