JP2007256463A - オートフォーカス装置およびカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】外乱影響等による端点への偽合焦を防止することができるオートフォーカス装置の提供。
【解決手段】フォーカスレンズの駆動範囲の端点近傍における焦点評価値に基づいて、端点における焦点評価値取得動作への外乱影響の有無を判定し(ステップS501〜S505)、その判定結果に基づいて合焦制御を行うようにしたので(ステップS506,S507)、端点における「片上がり現象」の発生による偽合焦を防止することが可能となる。また、被写体輝度が所定輝度以下であって、かつ、判定手段により外乱影響が有ると判定された場合に、端点を含む所定駆動範囲でフォーカスレンズを移動させて複数の焦点評価値を取得するサーチ制御を行うことにより(ステップS504)、外乱による「片上がり現象」か否かを確実に判定できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、コントラストAF方式によるオートフォーカス装置およびカメラに関する。
従来、コントラストAF方式によるカメラにおいて、フォーカスレンズを至近端と無限端との間で連続移動させて複数のレンズ位置における焦点評価値を取得し、焦点評価値のピークを検出して合焦点を探査する連続サーチ方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−77959号公報
ところで、連続サーチ方式の場合、フォーカスレンズを移動させつつ焦点評価値を取得するため、外乱によりフォーカスレンズの移動状態が変化すると、撮像信号取り込み中の条件が変化し焦点評価値が大きく変化することがある。特に、輝度が暗く被写体のコントラストが低い場合には、至近端および無限端の近傍において、合焦点でないのに焦点評価値が外乱によって大きく跳ね上がる場合がある。その結果、その跳ね上がりのピーク位置を合焦位置と判断して偽合焦してしまうことがあった。
請求項1の発明は、撮像信号に基づく焦点評価値を取得する取得手段と、フォーカスレンズを連続移動させつつ取得手段により取得された複数の焦点評価値に基づいて合焦制御を行う制御手段とを備えるオートフォーカス装置に適用され、フォーカスレンズの駆動範囲の端点近傍における焦点評価値に基づいて、端点における焦点評価値取得動作への外乱影響の有無を判定する判定手段をさらに備え、判定手段の判定結果に基づいて合焦制御を行うことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のオートフォーカス装置において、判定手段により外乱影響が有ると判定された場合に、端点における焦点評価値を除外した他の焦点評価値に基づいて合焦制御を行うようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載のオートフォーカス装置において、判定手段により外乱影響が有ると判定された場合に、端点を含む所定駆動範囲でフォーカスレンズを移動させて取得手段により複数の焦点評価値を取得するサーチ制御を行い、そのサーチ制御の結果に基づいて合焦制御を行うようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項3に記載のオートフォーカス装置において、サーチ制御においては、取得手段による焦点評価値取得時にフォーカスレンズを停止状態とするようにしたものである。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のオートフォーカス装置において、(a)被写体輝度が所定輝度以下であって、(b)取得位置が前記端点に最も近い焦点評価値に対して端点の焦点評価値の方が大きく、かつ、(c)端点における焦点評価値が所定閾値以下の場合に、外乱影響が有ったと判定するようにしたものである。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のオートフォーカス装置において、被写体輝度が所定輝度以下であって、かつ、端点の焦点評価値と取得位置が端点に最も近い焦点評価値との差が、所定の差分基準値より小さい場合に、外乱影響が有ったと判定するようにしたものである。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載のオートフォーカス装置において、被写体輝度が所定輝度以下であって、かつ、端点の焦点評価値と取得位置が端点に2番目に近い焦点評価値との差が、第2差分基準値より小さい場合に、外乱影響が有ったと判定するようにしたものである。
請求項8の発明によるカメラは、請求項1〜7のいずれか一項に記載のオートフォーカス装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、外乱影響等による端点への偽合焦を防止することができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明によるカメラの一実施の形態を示す図であり、AF(オートフォーカス)デジタルカメラのブロック図である。図1に示したカメラは、撮影レンズ1と、固体撮像素子2と、A/D変換器3と、メモリ4と、画像処理回路5と、外部記憶回路6と、コントロール回路8と、モータ13により駆動されるフォーカス制御機構14と、CPU12と、絞り19とを備えている。CPU12には、AE/AWB処理回路7,バンドパスフィルタ(BPF)9,積算回路10,AF回路11および記憶部15が設けられている。外部記憶媒体6は、デジタルカメラに対して着脱可能に設けられている。
図1では撮影レンズ1を簡略化して示したが、撮影レンズ1は1枚または複数枚のレンズで構成され、フォーカス制御機構14によりフォーカスレンズを駆動して焦点調節を行う。すなわち、フォーカス制御機構14により撮影レンズ1のフォーカスレンズを光軸方向に駆動して、固体撮像素子2の撮像面上に結像される被写体像のピント調整を行う。なお、撮影レンズ1は単一焦点距離(固定焦点)のレンズであっても良いし、ズームレンズやステップズームレンズのように焦点距離が可変なレンズであっても良い。
固体撮像素子2は2次元型の撮像デバイスであり、このような撮像デバイスにはCCD型、MOS型、CID型など様々な形態がある。本実施の形態ではCCD撮像素子が用いられている。撮影レンズ1を通過した被写体光は、絞り19の開口を通って固体撮像素子2の撮像面上に結像される。固体撮像素子2の撮像面上に被写体像が結像されると、被写体像の光の強弱に応じて画素毎に信号電荷が蓄積される。固体撮像素子2は、コントロール回路8からのシャッターゲートパルスによって、各画素に蓄積される電荷の蓄積時間(シャッタースピード)が制御される。これは、電子シャッターと呼ばれる機能である。
固体撮像素子2の各画素に蓄積された信号電荷は映像出力信号として順次読み出され、A/D変換器3によってデジタル信号に変換される。デジタル信号に変換された映像信号は、画像データとして一旦メモリ4に格納される。画像処理回路5は、輝度(Y)信号生成回路や色差(C)信号生成回路やデータ圧縮解凍回路などの信号処理回路を備えている。また、画像処理回路5はメモリ4から画像データを読み込んで各種信号処理を行った後に、所定の形式(例えば、JPEG形式)の画像データに変換し、その画像データをメモリ4またはメモリカード等の外部記憶回路6に記憶させる。
CPU12はコントロール回路8やメモリ4などと接続され、所定のアルゴリズムに従って露出値やフォーカス状態等の各種演算を行うとともに、AE/AWB処理回路7やAF回路11等の制御を総括的に管理している。BPF9には、被写体画像の中のAFエリア内の画像に対応するAF用画像データがメモリ4から読み込まれる。BPF9は読み込まれたAF用画像データから高周波成分を抽出し、抽出された高周波成分の絶対値は積分回路10により積算される。この積算結果は焦点評価値と呼ばれている。本実施の形態のカメラでは、算出された焦点評価値を用いたコントラストAF方式により撮影レンズ1のAF動作を行う。
なお、上述した説明では、メモリ4に記憶した画像データに基づいて、バンドパスフィルタ9および積分回路10により焦点評価値を算出する構成としたが、A/D変換器3の出力を逐次バンドパスフィルタ9へ送り、データ転送と同時に焦点評価値を算出するような構成としても良い。また、本実施の形態では、上述したBPF9および積分回路10の処理は、実際にはCPU12においてソフトウェアにより処理されているが、ハードウェアによってこれらの機能を実現するようにしても良い。
《AF動作の説明》
次に、図2〜6を用いて本実施の形態におけるAF動作について説明する。図2はCPU12で処理されるAF制御動作を示すフローチャートであり、図3,4はAF動作時におけるフォーカスレンズのレンズ位置の推移を示す図である。図3は後述する「片上がり現象」が生じていない通常の場合のAF動作を示したものであり、図4は「片上がり現象」が生じている場合のAF動作の一部を示したものである。図3,4において、縦軸はレンズ位置を、横軸は時間をそれぞれ表しており、黒丸は焦点評価値のサンプリング点を示している。図2に示すフローチャートのプログラムは、レリーズボタンの半押し操作により不図示の半押しスイッチがオンするとスタートする。
ステップS1では、フォーカスレンズを無限端から至近端までスキャンして、所定レンズ位置間隔毎に焦点評価値を取得するサーチ処理が実行される。具体的には、図3の領域A〜D間での処理がサーチ処理に対応しており、まず、フォーカスレンズを現在のAF開始位置からサーチ開始位置へ移動させる(領域A)。図3においては、無限端をサーチ開始位置としているが、至近側端点でもかまわない。この場合、AF動作開始位置により近い方の端点をサーチ開始位置とすれば、移動に要する時間を短縮することができる。
サーチ開始位置に達したならばフォーカスレンズを停止し、そのレンズ位置における焦点評価値を取得する(領域B)。その後、所定速度でフォーカスレンズをサーチ開始位置(無限端)からサーチ終了位置(至近端)へと連続移動させながら、所定時間間隔で焦点評価値を取得する(領域C)。サーチ終了位置に達したならばフォーカスレンズを停止し、そのレンズ位置における焦点評価値を取得し(領域D)、ステップS1のサーチ処理を終了する。なお、取得された焦点評価値は、図1の記憶部15に記憶される。
ステップS2では、取得された焦点評価値に所定レベル以上の焦点評価値があるか否かを判定する。コントラストの低い被写体の場合、本来の合焦位置とは異なる位置に焦点評価値の最大値が現れる擬合焦と呼ばれる現象が生じる場合がある。そこで、ステップS2でNOと判定された場合には、焦点調節ができないほどコントラストが低いと判断し、ステップS8へ進んで合焦不能処理を行う。合焦不能処理の一例としては、フォーカスレンズを予め定められた所定レンズ位置、例えば至近端へ移動させる。
一方、ステップS2でYESと判定されるとステップS3へ進み、焦点評価値が外乱によって大きく跳ね上がる「片上がり現象」が、至近端近傍または無限端近傍において生じているか否かを判定する。図5は、サーチ処理により取得された焦点評価値の一例を示したものであり、評価値曲線L1は通常の場合を示している。一方、評価値曲線L2は、評価値曲線L1の場合と同様の撮影シーンであるが、被写体が低輝度で低コントラストの場合の焦点評価値を示している。評価値曲線L2では至近端において「片上がり現象」が生じており、この「片上がり現象」は、低輝度、低コントラストおよび振動の影響などが焦点評価値に悪影響を及ぼすことにより発生する。
ステップS3の具体的な判定方法としては、レンズ位置1,2の焦点評価値C1,C2がC1>C2である否か、または、レンズ位置5,6の焦点評価値C5,C6がC6>C5である否かによって判定する。ステップS3において、評価値曲線L2のような「片上がり現象」が生じていると判定されるとステップS4へ進む。一方、評価値曲線L1のように「片上がり現象」が生じていないと判定されると、ステップS6へ進み通常の合焦処理が施される。すなわち、評価値曲線L1でピークとなっているレンズ位置2を合焦点と判断し、図3の領域Dに示すようにレンズ位置2へとフォーカスレンズを移動し、停止する。
一方、ステップS3でYESと判定されてステップS4へ進んだ場合には、ステップS4において、所定輝度以下か否かを判定する。所定輝度とは外乱による「片上がり現象」が生じやすい輝度レベルか否かを判定する基準値であり、所定輝度以下の場合には外乱による「片上がり現象」が生じているおそれがあり、所定輝度よりも高い場合には実際にレンズ位置6に焦点評価値のピークがあると判断する。
ステップS4において所定輝度よりも高いと判定されるとステップS7へ進み、レンズ位置6が焦点評価値のピーク位置の一つであるとみなし、合焦動作を行う。一般的には、複数のピークがある場合、最至近のピーク位置を合焦位置とするモードが採用される。そのような場合には、至近側のレンズ位置6を合焦位置と判定し、レンズ位置6へフォーカスレンズを移動する。
一方、ステップS4で所定輝度以下と判定されると、ステップS5へ進んで、レンズ位置6を実際のピーク位置として採用して良いか否について詳細な処理を行う。図6は、ステップS5の処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS501では、外乱による「片上がり現象」が生じていると思われるレンズ位置6の焦点評価値が、閾値thを越えているか否かを判定する。
この閾値thは焦点評価値の大きさが合焦点の見なせるほど大きいか否かの判定基準であり、レンズ位置6に実際のピークがあったとしても、焦点評価値が閾値th以下の場合には合焦レンズ位置とは判断されない。すなわち、(焦点評価値)>thの場合にはピークの可能性があると見なしてステップS502へ進み、(焦点評価値)≦thの場合にはピークではなくて外乱による小さな「片上がり現象」が生じていると見なしステップS507へ進む。ステップS507では、他のピーク位置(図5のレンズ位置2)を用いて合焦動作を行う。
なお、閾値thを、撮影シーンに応じて変更するようにしても良い。例えば、風景撮影モードの場合には閾値thを大きくし、マクロ撮影モードの場合には閾値thを小さくして「片上がり現象」により敏感に対処するようにする。
ステップS501で(焦点評価値)>thと判定されてステップS502へ進んだ場合には、ステップS502において、レンズ位置6の焦点評価値C6とレンズ位置5の焦点評価値C5との差が基準値Δ1より大きいか否かを判定する。これは、評価値曲線L2が端点(レンズ位置6)に向かって緩やかに減少している場合には、外乱による「片上がり現象」が発生すると、実際のピークでなくても(焦点評価値)>thとなる場合があり、ステップS501でYESと判定される可能性がある。そこで、そのような状況を除外するために、(C6−C5)>Δ1であれば実際のピークによりレンズ位置6の焦点評価値が増加していると判定し、(C6−C5)≦Δ1の場合には外乱による「片上がり現象」が生じていると判定する。
ステップS502で(C6−C5)>Δ1と判定されるとステップS503へ進み、(C6−C5)≦Δ1と判定されるとステップS507へ進む。ステップS503では、レンズ位置6の焦点評価値C6とレンズ位置4の焦点評価値C4との差(C6−C4)が、基準値Δ2よりも大きいか否かを判定する。
「片上がり現象」は低輝度、低コントラスト状態において生じるので、ノイズの影響で同様な症状が発生する場合がある。ノイズの場合、レンズ位置4,5のサンプリング点を結んだ直線の傾きと、レンズ位置5,6のサンプリング点を結んだ直線の傾きとが左右対称になる場合が多く、そのときには(C6−C4)=0となる。すなわち、ステップS503では、実際のピークによる焦点評価値の増加なのか、ノイズにより外乱の場合と同様の「片上がり現象」が生じているのかを判定している。なお、本実施の形態では、ノイズによる「片上がり現象」の場合も外乱と見なして考える。
ステップS503でNOと判定された場合、すなわち、ノイズによる「片上がり現象」と判定された場合にはステップS507へ進む。一方、ステップS503でYESと判定された場合、すなわち、レンズ位置6がピークである可能性が高い場合には、ステップS504に進んで再びサーチ処理を行う。ステップS504におけるサーチ処理としては、ステップS1で行ったような全域での連続サーチでも良いし、「片上がり現象」が生じている至近端から所定範囲のみをサーチするようにサーチ条件を変更しても良い。例えば、焦点評価値をより正確に取得するためにレンズ移動速度をステップS1の場合よりも低速としたり、撮像信号読み取り時にフォーカスレンズを停止する間欠駆動サーチとしたり、さらには、フィルタリングを行う際のフィルタ特性を変更しても良い。
ステップS504の再サーチ処理が終了したならば、ステップS505に進んで、「片上がり現象」が生じていたレンズ位置6の焦点評価値C6が条件「C6>th」を満たしているか否かを判定する。なお、ステップS505で用いられる閾値thはステップS501の閾値thと異なっていても良く、例えば、再サーチ後なのでステップS501の場合よりも小さくする。ステップS505でC6>thと判定されると、ステップS506へ進み、レンズ位置6が焦点評価値のピーク位置の一つであるとみなして合焦動作を行う。一方、ステップS505においてC6>thでないと判定されると、ステップS507へ進む。図6の一連の処理が終了したならば、図2のフローに戻ってAF処理を終了する。
なお、図6に示す処理では、ステップS501〜S503の3つの判定処理の全てにおいてYESと判定された場合に、レンズ位置6が実際のピーク位置であると判定したが、いずれか1つを満たせばピーク位置であると判定しても良いし、それらを別の組み合わせで用いて判定しても良い。
以上説明した本実施の形態の作用効果をまとめると、以下のようになる。
(1)フォーカスレンズの駆動範囲の端点近傍における焦点評価値に基づいて、端点における焦点評価値取得動作への外乱影響の有無を判定する判定手段を備え、判定手段の判定結果に基づいて合焦制御を行うようにしたので、端点における「片上がり現象」の発生による偽合焦を防止することが可能となる。
(2)外乱影響が有ると判定された場合に、端点における焦点評価値を除外した他の焦点評価値に基づいて合焦制御を行うことにより、端点における「片上がり現象」の発生による偽合焦を防止することが可能となる。
(3)被写体輝度が所定輝度以下であって、かつ、判定手段により外乱影響が有ると判定された場合に、端点を含む所定駆動範囲でフォーカスレンズを移動させて複数の焦点評価値を取得するサーチ制御を行い、そのサーチ制御の結果に基づいて合焦制御を行うことにより、外乱による「片上がり現象」か否かを確実に判定できる。
(4)サーチ制御において、取得手段による焦点評価値取得時にフォーカスレンズを停止状態とすることにより、サーチ制御における焦点評価値の精度向上を図ることができる。
なお、以上の説明はあくまでも一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではない。
本発明によるカメラの一実施の形態を示す図であり、AF(オートフォーカス)デジタルカメラのブロック図である。 CPU12で処理されるAF制御動作を示すフローチャートである。 AF動作時におけるフォーカスレンズのレンズ位置の推移を示す図であり、「片上がり現象」が生じていない通常の場合を示している。 AF動作時におけるフォーカスレンズのレンズ位置の推移を示す図であり、「片上がり現象」が生じている場合のAF動作の一部を示したものである。 評価値曲線L1,L2を示す図である。 図2のステップS5の処理を詳細に示すフローチャートである。
符号の説明
1:撮影レンズ 2:固体撮像素子 5:画像処理回路
9:バンドパスフィルター 10:積算回路 11:AF回路
12:CPU 13:モータ 14:フォーカス制御機構
15:記憶部

Claims (8)

  1. 撮像信号に基づく焦点評価値を取得する取得手段と、フォーカスレンズを連続移動させつつ前記取得手段により取得された複数の焦点評価値に基づいて合焦制御を行う制御手段とを備えるオートフォーカス装置において、
    前記フォーカスレンズの駆動範囲の端点近傍における前記焦点評価値に基づいて、端点における焦点評価値取得動作への外乱影響の有無を判定する判定手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて合焦制御を行うことを特徴とするオートフォーカス装置。
  2. 請求項1に記載のオートフォーカス装置において、
    前記制御手段は、前記判定手段により前記外乱影響が有ると判定された場合に、前記端点における焦点評価値を除外した他の焦点評価値に基づいて合焦制御を行うことを特徴とするオートフォーカス装置。
  3. 請求項1に記載のオートフォーカス装置において、
    前記制御手段は、前記判定手段により前記外乱影響が有ると判定された場合に、前記端点を含む所定駆動範囲でフォーカスレンズを移動させて前記取得手段により複数の焦点評価値を取得するサーチ制御を行い、そのサーチ制御の結果に基づいて合焦制御を行うことを特徴とするオートフォーカス装置。
  4. 請求項3に記載のオートフォーカス装置において、
    前記サーチ制御においては、前記取得手段による焦点評価値取得時にフォーカスレンズを停止状態とすることを特徴とするオートフォーカス装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のオートフォーカス装置において、
    前記判定手段は、(a)被写体輝度が所定輝度以下であって、(b)取得位置が前記端点に最も近い焦点評価値に対して前記端点の焦点評価値の方が大きく、かつ、(c)前記端点における焦点評価値が所定閾値以下の場合に、前記外乱影響が有ったと判定することを特徴とするオートフォーカス装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のオートフォーカス装置において、
    前記判定手段は、被写体輝度が所定輝度以下であって、かつ、前記端点の焦点評価値と取得位置が前記端点に最も近い焦点評価値との差が、所定の差分基準値より小さい場合に、前記外乱影響が有ったと判定することを特徴とするオートフォーカス装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のオートフォーカス装置において、
    前記判定手段は、被写体輝度が所定輝度以下であって、かつ、前記端点の焦点評価値と取得位置が前記端点に2番目に近い焦点評価値との差が、第2差分基準値より小さい場合に、前記外乱影響が有ったと判定することを特徴とするオートフォーカス装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のオートフォーカス装置を備えたカメラ。
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