JP2007256077A - 車両用ビデオ再生速度制御装置 - Google Patents

車両用ビデオ再生速度制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】到着時間を遅らせることなく目的地に到着するまでにビデオ再生を最後まで楽しむことができるようにする。
【解決手段】目的地までの到着予想時間よりもビデオ再生残り時間が長いと判定された場合、目的地への到着予想時間が経過するまでにビデオ再生が終了するように再生速度を算出し(S302)、この算出した再生速度にてビデオ再生することをビデオ再生装置1に指示する(S304)。
【選択図】図5

Description

本発明は、ビデオ再生を行うビデオ再生装置の再生速度を調整する車両用ビデオ再生速度制御装置に関する。
従来、車両に搭載されたビデオ再生装置にてビデオ再生しながら目的地へ向かう場合、ビデオ再生が終了する前に目的地に到着してしまう場合がある。この場合、到着してからも残りの部分を車内に残って鑑賞するか、あるいは残りの部分を後で鑑賞することになる。
このような問題に対処するため、ビデオ再生が終了した時点で目的地に到着するように、ビデオの残り再生時間に適した経路を再探索し、これに従って経路案内する装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−0001号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、ビデオ再生が終了した時点で目的地に到着するように、ビデオの残り再生時間に適した経路を再探索するため、目的地までの到着時間が遅くなってしまうことが考えられる。したがって、目的地への移動時間に余裕がないような状況では有効といえない。
本発明は上記問題に鑑みたもので、到着時間を遅らせることなく目的地に到着するまでにビデオ再生を最後まで楽しむことができるようにすることを目的とする。
本発明の第1の特徴は、目的地までの到着予想時間を特定する到着予想時間特定手段と、ビデオ再生装置からビデオ再生残り時間を取得する再生残り時間取得手段と、到着予想時間特定手段によって特定された目的地までの到着予想時間よりも再生残り時間取得手段によって取得されたビデオ再生残り時間が長いか否かを判定する判定手段と、判定手段によって目的地までの到着予想時間よりもビデオ再生残り時間が長いと判定された場合、目的地への到着予想時間が経過するまでにビデオ再生が終了するように再生速度を算出する再生速度算出手段と、ビデオインタフェース部を介してビデオ再生装置に再生速度算出手段によって再生された再生速度にてビデオ再生することを指示するビデオ再生指示手段と、を備えたことである。
このような構成では、目的地までの到着予想時間よりもビデオ再生残り時間が長いと判定された場合、再生速度算出手段によって目的地への到着予想時間が経過するまでにビデオ再生が終了するように再生速度が算出され、この算出された再生速度にてビデオ再生することがビデオ再生装置に指示されるので、特許文献1に示したような従来装置のように到着時間を遅らせることなく目的地に到着するまでにビデオ再生を最後まで楽しむことができる。
また、本発明の第2の特徴は、再生速度算出手段が、目的地への到着予想時間に合わせてビデオ再生が終了するように、ビデオ再生の再生速度を算出することである。
このような構成では、目的地への到着予想時間に合わせてビデオ再生を終了することができる。
また、本発明の第3の特徴は、再生速度算出手段が、目的地への到着予想時間が経過するまで一定速度でビデオ再生の再生速度を算出することである。
このような構成では、目的地への到着予想時間が経過するまで一定速度でビデオ再生の再生速度が算出されるので、ビデオ再生の最後まで一定速度で再生することができる。
また、本発明の第4の特徴は、再生速度算出手段が、一定時間経過するまでビデオ再生の再生速度を1倍速から一定速度になるまで徐々に速くなるようにした後、一定速度となるようにビデオ再生の再生速度を算出することである。
このような構成では、1倍速から徐々に速くなるように再生速度が算出されるので、ビデオ再生速度が突然速くなりユーザに違和感を与えるようなことをなくすことができる。
また、本発明の第5の特徴は、再生速度算出手段が、目的地への到着予想時間が経過する一定時間前までビデオ再生の再生速度を1倍速よりも速い一定速度にした後、一定時間で1倍速まで徐々に遅くし、その後、ビデオ再生が終了するまで1倍速でビデオ再生するようにビデオ再生の再生速度を算出することである。
このような構成では、途中から1倍速になるまで徐々に再生速度が遅くなるので、ビデオ再生速度が突然遅くなりユーザに違和感を与えるようなことをなくすことができる。また、その後、ビデオ再生が終了するまで1倍速でビデオ再生するように再生速度が算出されるので、ユーザはビデオのエンディング部分を1倍速でゆっくり鑑賞することができる。
また、本発明の第6の特徴は、再生速度算出手段が、再生開始から一定時間が経過するまでビデオ再生の再生速度を1倍速から一定速度になるまで徐々に速くした後、一定時間が経過するまで一定速度を維持し、その後の一定時間で1倍速まで徐々に遅くし、その後、ビデオ再生が終了するまで1倍速でビデオ再生するようにビデオ再生の再生速度を算出することである。
このような構成では、1倍速から徐々に速くなるように再生速度が算出されるので、ビデオ再生速度が突然速くなりユーザに違和感を与えるようなことをなくすことができる。また、途中から1倍速になるまで徐々に再生速度が遅くなるので、ビデオ再生速度が突然遅くなりユーザに違和感を与えるようなことをなくすことができる。また、その後、ビデオ再生が終了するまで1倍速でビデオ再生するように再生速度が算出されるので、ユーザはビデオのエンディング部分を1倍速でゆっくり鑑賞することができる。
また、本発明の第7の特徴は、再生速度算出手段が、目的地への到着予想時間が経過する一定時間前までにビデオ再生が終了するように、ビデオ再生の再生速度を一定速度で算出することである。
このような構成では、目的地への到着予想時間が経過する一定時間前までにビデオ再生が終了するので、目的地への到着する前に余裕を持ってビデオ再生を終了させることが可能である。
また、本発明の第8の特徴は、ビデオ再生残り時間と目的地までの到着予想時間から目的地へ到着するまでにビデオ再生を終了するためのビデオ再生速度が予め定められた速度よりも速くなるか否かを判定し、目的地へ到着するまでにビデオ再生を終了するためのビデオ再生速度が予め定められた速度よりも速くなると判定された場合、ユーザにビデオ再生速度で高速再生するか否かを確認する第1の確認手段を備え、ビデオ再生指示手段は、第1の確認手段によって高速再生することが確認された場合、ビデオ再生装置に再生速度算出手段によって再生された再生速度にてビデオ再生することを指示することである。
このような構成では、目的地へ到着するまでにビデオ再生を終了するためのビデオ再生速度が予め定められた速度よりも速くなると判定された場合、第1の確認手段によってユーザにビデオ再生速度で倍速再生するか否かの確認が行われるので、ユーザは倍速再生するか否かを選択することができる。
また、本発明の第9の特徴は、ビデオ再生装置からビデオ再生の字幕表示の有無を判定する字幕判定手段と、字幕判定手段によって字幕表示が無いと判定された場合、ユーザに倍速再生するか否かを確認する第2の確認手段と、を備え、ビデオ再生指示手段は、第2の確認手段によって倍速再生することが確認された場合、再生速度算出手段によって再生された再生速度にてビデオ再生することを指示し、第2の確認手段によって字幕表示しないでビデオ再生することが確認されない場合、1倍速にてビデオ再生することを指示することである。
このような構成では、ビデオ再生の字幕表示が無いと判定された場合、第2の確認手段によってユーザに倍速再生するか否かの確認が行われるので、ユーザは倍速再生するか否かを選択することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用ビデオ再生速度制御装置とビデオ再生装置の構成を図1に示す。本実施形態における車両用ビデオ再生速度制御装置はナビゲーション装置2を用いて構成されている。ビデオ再生装置1は、車両のリアシートの乗員用にRSE(リア・シート・エンターテイメント)として設けられ、ナビゲーション装置2は、車両のセンターコンソール付近に設けられている。また、ビデオ再生装置1とナビゲーション装置2との間は、ケーブル4を介して接続されている。
ビデオ再生装置1は、ビデオ情報入力部10、ビデオ再生部11、表示部12、スピーカ13およびナビインタフェース部(図中では、ナビI/F部と記す)14を備えている。
ビデオ情報入力部10は、ビデオ情報が記憶されたDVD3からビデオ情報を入力するための装置である。なお、ビデオ情報入力部10から入力されるビデオ情報には、ビデオ再生のための情報(映像データ、音声データ)の他に、字幕表示の有無や収録時間等の付加情報が含まれている。
ビデオ再生部11は、ユーザの操作部(図示せず)への操作に応じて、ビデオ情報入力部10から入力されるビデオ情報の再生、停止、一時停止、早送り、巻き戻し等の処理を行い、これらの処理に応じたビデオ映像信号および音声信号を出力する。また、ビデオ再生部11は、ビデオ情報の再生時間、再生残り時間の算出等の処理も行う。再生残り時間の算出は、ビデオ情報に含まれる収録時間からビデオ情報の再生時間を減算することにより求めることができる。
なお、本実施形態におけるビデオ再生部11は、映画、ドラマ、スポーツ等のビデオ情報のビデオ再生を行うことを想定しているが、音楽ビデオ等のビデオ再生を行うことも可能である。
また、ビデオ再生部11は、ユーザの操作部(図示せず)への操作やナビゲーション装置2からナビインタフェース部14を介して入力される信号に応じて、再生時の再生速度を変更する機能、字幕表示の有無を切り替える機能等を備えている。なお、ビデオ再生部11は、1倍速、2倍速、4倍速といった整数倍で倍速再生するだけでなく、例えば、1.25倍、2.7倍といったように1よりも大きな任意の倍率で高速再生することが可能となっている。
表示部12は、液晶等の表示画面を有し、この表示画面にビデオ再生部11から入力されるビデオ映像信号に応じた画像を表示させる。
スピーカ13は、ビデオ再生部11から入力される音声信号に応じた音声を出力する。
ナビインタフェース部14は、ナビゲーション装置2とデータの送受信を行うためのものである。このナビインタフェース部14は、ケーブル4を介してナビゲーション装置2のビデオインタフェース25と接続されている。
一方、ナビゲーション装置2は、操作部20、位置検出器21、ビデオインタフェース部(図中では、ビデオI/F部と記す)25、表示部26、スピーカ27、現在位置計算部28および制御部29を備えている。現在位置計算部28と制御部29は、CPU、メモリ等を備えたコンピュータによって構成されている。このコンピュータのCPUは、メモリに記憶されたプログラムに従って各種処理を行う。
操作部20は、表示部26の表示画面に周囲に設けられた押しボタンスイッチ、表示部26の表示画面に重ねて設けられたタッチスイッチ等を有し、これらのスイッチへのユーザの操作に応じた信号を出力する。
位置検出器21は、いずれも周知のGPS受信機22、車速センサ23、ジャイロセンサ24を有し、これらのセンサ22〜24から現在位置を特定するための信号を出力する。
ビデオインタフェース部25は、ビデオ再生装置1とデータの送受信を行うためのものである。
表示部26は、液晶等の表示画面を有し、この表示画面に制御部29から入力される映像信号に応じた画像を表示させる。
スピーカ27は、制御部29から入力される音声信号に応じた音声を出力する。
現在位置計算部28は、位置検出器21から入力される信号に基づいて周期的に自車の現在位置、自車の向き等を算出し、制御部29へ出力する。
また、本ナビゲーション装置2は、地図データ等を記憶する記憶媒体(図示せず)を有している。
制御部29は、操作部20、ビデオインタフェース部25、現在位置計算部28から入力される信号に基づいて各種処理を実施する。制御部29が実施する処理としては、現在位置計算部28から入力される信号に基づいて自車位置周辺の地図上に自車位置マークを重ねて表示させる地図表示処理、ユーザの操作部20への操作に応じて経由地および目的地等を特定する目的地特定処理、目的地特定処理によって特定した経由地、目的地等に基づいて目的地に至る案内経路を設定する経路設定処理、目的地への到着時間を予想する到着予想時間算出処理、経路設定処理によって設定された案内経路に従って経路案内を行う経路案内処理、ユーザの操作に応じて別ルートの探索を行う再探索処理、自車が案内経路から逸脱すると復帰経路を再探索するリルート処理等がある。
なお、本ナビゲーション装置2は、例えば、高速道路では時速80キロメートル、有料道路では時速60キロメートル、一般道では時速30キロメートルといったように、到着予想時間を算出する基準となる平均車速が道路種別毎に予め設定されている。また、ユーザは、設定画面に従ってこの平均車速を変更することができるようになっている。
制御部29は、この平均車速を用いて目的地に至る案内経路を構成するリンク毎の所要時間を算出し、これらを合計して目的地への到着予想時間を算出する。
次に、図2に示すフローチャートを参照して、ナビゲーション装置2の制御部29の処理について説明する。イグニッションスイッチがオンしてバッテリから電源が供給されるとビデオ再生装置1およびナビゲーション装置2は、それぞれ動作状態となる。制御部29は、ユーザの操作に応じてビデオ再生装置1からビデオ再生を開始したことを示す信号が入力されると、図2に示す処理を開始する。
まず、目的地/経由地設定があるか否かを判定する(S100)。具体的には、経路設定処理により経由地を経由して目的地に至る案内経路が設定されているか否かを判定する。
案内経路が設定されていない場合、S100の判定はNOとなり、ビデオ再生速度PSを1倍速に設定する(S108)。
次に、算出した再生速度PSにてビデオ再生することを指示する(S110)。具体的には、設定した再生速度PS(1倍速)にてビデオ再生することを指示するコマンドをビデオ再生装置1に送信し、本処理を終了する。
なお、ビデオ再生装置1は、このコマンドに応じて1倍速度でビデオ再生を行う。
また、案内経路が設定されると、S100の判定はYESとなり、次に、目的地までの到着予想時間(Ta)を算出する(S102)。
次に、ビデオ再生部11から再生残り時間(T1)を取得する(S104)。具体的には、ビデオインタフェース部25を介してビデオ再生装置1のビデオ再生部11から再生残り時間(T1)を取得する。
次に、目的地までの到着予想時間(Ta)よりも再生残り時間(T1)の方が長いか否かを判定する(S106)。すなわち、目的地に到着する前にビデオ再生が終了するか否かを判定する。
ここで、再生残り時間(T1)よりも目的地までの到着予想時間(Ta)の方が長い場合、S106の判定はNOとなり、S108、S110へ進む。
なお、S110にて再生速度PS(1倍速)にてビデオ再生することを指示するコマンドがビデオ再生装置1に送信され、ビデオ再生装置1は、このコマンドに応じて1倍速度でビデオ再生を行う。
また、再生残り時間(T1)よりも目的地までの到着予想時間(Ta)の方が短い場合、すなわち、目的地に到着する前にビデオ再生が終了しない場合、S106の判定はYESとなり、次に、目的地へ到着するまでにビデオ再生を終了するようにビデオ再生の再生速度を調整する再生速度調整処理を行う(S200)。
図3に、再生速度調整処理を示す。この再生速度調整処理では、まず、再生残り時間(T1)と到着予想時間(Ta)が数式1の関係を満たすか否かを判定する(S202)。
(数1)
Ta<T1≦Ta×2
すなわち、再生残り時間(T1)が目的地までの到着予想時間(Ta)よりも長く、かつ目的地までの到着予想時間(Ta)を2倍した時間以下か否かを判定する。
ここで、再生残り時間(T1)が数式1を満たす場合、S202の判定はYESとなり、次に、再生速度算出処理を行う(S300)。
本実施形態では、この再生速度算出処理において、到着予想時間(Ta)に合わせてビデオ再生が終了するように、最初から最後まで再生速度が一定となるように再生速度PSを算出する。
図4に、到着予想時間(Ta)に合わせてビデオ再生が終了するようにした場合のビデオ再生の再生速度(PS)の算出方法について示す。到着予想時間Taにおける再生速度PSをPS=(1+x)倍とすると、図中の斜線で示す領域Aと領域Bの各面積は等しくなるため、T1−Ta=x×Taの関係が成り立つ。したがって、数式2、数式3が成立する。
(数2)
x=(T1−Ta)/Ta
(数3)
PS=1+x=1+(T1−Ta)/Ta
図5に、本実施形態における再生速度算出処理を示す。本実施形態における再生速度算出処理では、まず、数式3を用いて再生速度(PS)を算出し(S302)、算出した再生速度(PS)にてビデオ再生するようにビデオ再生を指示する(S304)。具体的には、数式3を用いて算出した再生速度(PS)にてビデオ再生するコマンドをビデオ再生装置1に送信し、本処理を終了する。
なお、ビデオ再生装置1は、このコマンドを受信すると、指示された再生速度PSにてビデオ再生を行う。
図3の説明に戻り、再生残り時間(T1)が数式1を満たさない場合、S202の判定はNOとなり、次に、再生残り時間(T1)が数式4を満たすか否かを判定する(S204)。
(数4)
Ta×2<T1≦Ta×3
このように、再生残り時間(T1)が目的地までの到着予想時間(Ta)を3倍した時間よりも長いか否かを判定する。すなわち、再生残り時間(T1)と目的地までの到着予想時間(Ta)から目的地へ到着するまでにビデオ再生を終了するためのビデオ再生速度が予め定め定められた速度(3倍)よりも速くなるか否かを判定する。
ここで、再生残り時間(T1)が数式4を満たす場合、S204の判定はYESとなり、次に、字幕表示の有無を判定する(S212)。具体的には、ビデオインタフェース部25を介してビデオ再生装置1からビデオ情報に含まれる字幕表示の有無を示す情報を取得して、ビデオ再生の字幕表示の有無を判定する。
ここで、ビデオ再生の字幕表示がある場合、S212の判定はYESとなり、次に、Ta=T1となるようにビデオ再生速度PSを算出する(S218)。具体的には、目的地までの到着予想時間(Ta)に合わせてビデオ再生が終了するように、S302と同様に数式3を用いてビデオ再生速度PSを算出し、S219へ進む。
このS219において、算出した再生速度PSにてビデオ再生することを指示するコマンドがビデオ再生装置1に送信され、ビデオ再生装置1は、このコマンドに応じて、指示された再生速度PSにて字幕表示ありでビデオ再生を行う。
また、ビデオ情報に字幕がないと判定(S212でNOと判定)した場合、次に、字幕なしで倍速(高速)再生するか否かをユーザに問い合わせる(S214)。具体的には、表示部25に、字幕なしで倍速再生するか否かの選択を促すメッセージを表示させる。
なお、字幕ありの場合には倍速(高速)再生しても音声と字幕の両方によって比較的ビデオの内容を理解することが可能であるが、字幕なしの場合、倍速(高速)再生すると音声を聞き逃し易くなることが考えられるため、字幕なしで倍速再生するか否かをユーザに確認するようにしている。
次に、倍速再生するか否かを判定する(S216)。具体的には、ユーザによって「字幕なしで高速再生する」と「倍速再生しない」のどちらが選択されたかに基づいて倍速再生するか否かを判定する。
ユーザによって「字幕なしで倍速再生する」が選択された場合、S216の判定はYESとなり、S218、S219へ進む。
このS219において、算出した再生速度PSにてビデオ再生することを指示するコマンドがビデオ再生装置1に送信され、ビデオ再生装置1は、このコマンドに応じて、指示された再生速度PSにて字幕表示なしでビデオ再生を行う。
また、ユーザによって「倍速再生しない」が選択された場合、S216の判定はNOとなり、S210、S211へ進む。
このS211において、1倍速でビデオ再生することを指示するコマンドがビデオ再生装置1に送信され、ビデオ再生装置1は、このコマンドに応じて、指示された再生速度PS(1倍速)にて字幕表示なしでビデオ再生を行う。
また、再生残り時間(T1)が数式4を満たさない場合、S204の判定はNOとなり、次に、3倍速以上で高速再生するかユーザに問い合わせる(S206)。具体的には、表示部25に、3倍速以上で高速再生するか否かを確認するメッセージとともに「はい」または「いいえ」を選択可能に表示させる。
次に、3倍速以上で高速再生するか否かを判定する(S208)。具体的には、ユーザの操作部20の操作により「はい」と「いいえ」のどちらが選択されたかに基づいて3倍速以上で高速再生するか否かを判定する。
ユーザによって「いいえ」が選択されると、S208の判定はNOとなり、次に、S210、S211へ進む。
なお、S211において、1倍速でビデオ再生することを指示するコマンドがビデオ再生装置1に送信され、ビデオ再生装置1は、このコマンドに応じて、指示された再生速度PS(1倍速)にてビデオ再生を行う。
また、ユーザによって「はい」が選択されると、S208の判定はYESとなり、次に、S212へ進む。
したがって、上記したようにS218にて算出された再生速度PSにてビデオ再生することを指示するコマンドがビデオ再生装置1に送信され、ビデオ再生装置1は、S218にて算出された再生速度PSにてビデオ再生を行う。
また、制御部29は、以下に示すイベントが発生した場合、図2示す処理を中断し、再度、図2示す処理を実行するようにしてもよい。
(1)経路設定処理により目的地までの案内経路が設定された場合
(2)目的地への到着予想時間に変更があった場合
(3)再探索処理を実施した場合
(4)リルート処理が実施された場合
上記した構成によれば、目的地までの到着予想時間よりもビデオ再生残り時間が長いと判定された場合、目的地への到着予想時間が経過するまでにビデオ再生が終了するように再生速度が算出され、この算出された再生速度にてビデオ再生することがビデオ再生装置に指示されるので、特許文献1に示したような従来装置のように到着時間を遅らせることなく目的地に到着するまでにビデオ再生を最後まで楽しむことができる。
また、目的地への到着予想時間が経過するまで一定速度でビデオ再生の再生速度を算出することができる。
また、再生速度が予め定められた再生速度よりも速い場合、ユーザに倍速再生する否かの確認が行われるので、ユーザは倍速再生するか否かを選択することができる。
また、ビデオ再生の字幕表示が無いと判定された場合、ユーザに倍速再生するか否かの確認が行われるので、ユーザは倍速再生するか否かを選択することができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、図3のS300の再生速度算出処理において、到着予想時間(Ta)に合わせてビデオ再生が終了するように再生速度を算出する例を示したが、本実施形態では、目的地に到着する一定時間(α)前にビデオ再生が終了するように再生速度を算出する。
図6に、到着予想時間(Ta)の一定時間(α)前にビデオ再生が終了するようにした場合の再生速度の算出方法について示す。図に示すように、到着予想時間Taよりも一定時間α前にビデオ再生が終了するようにした場合、再生速度PSをPS=(1+x)倍とすると、(T1−(Ta−α))×1=(Ta−α)×xの関係が成り立つ。したがって、数式5、数式6が成立する。
(数5)
x=(T1−(Ta+α))/(Ta−α)
(数6)
PS=1+x=1+(T1−Ta+α)/(Ta−α)
なお、本実施形態において、ユーザが一定時間αを事前に設定すると、設定した値がメモリに記憶されるようになっている。
本実施形態における再生速度算出処理(S300)では、図7に示すように、数式6を用いて再生速度(PS)を算出し(S310)、次に、ビデオ再生装置1に対してビデオ再生を指示する(S312)。具体的には、S310によって設定された再生速度にてビデオ再生するコマンドをビデオ再生装置1に送信し、本処理を終了する。
上記したように、目的地への到着予想時間が経過する一定時間(α)前までにビデオ再生が終了するので、目的地への到着する前に余裕を持ってビデオ再生を終了させることが可能である。
(第3実施形態)
本実施形態では、図3のS300の再生速度算出処理において、ビデオ再生を開始してから一定時間(Tu)の間に、再生速度(PS)を1倍から(1+x)倍となるまで徐々に再生速度を上げていき、一定時間(Tu)経過後は(1+x)倍となるように再生速度を算出する。
ビデオ再生中に経路設定がなされ、再生残り時間(T1)が目的地までの到着予想時間(Ta)よりも短くなる場合、ビデオ再生中に再生速度を速くすることが考えられる。このような状況では、突然再生速度が速くなるとユーザに違和感を与えてしまうため、1倍速から一定速度になるまで一定の割合で徐々に再生速度が速くなるように再生速度を算出する。
図8に、ビデオ再生を開始してから一定時間(Tu)、再生速度(PS)が(1+x)倍となるまで徐々に再生速度を上げていき、一定時間(Tu)経過後は(1+x)倍で再生するようにした場合のビデオ再生の再生速度(PS)の算出方法について示す。図に示すように、ビデオ再生を開始してからの経過時間t≦Tuでは、数式7が成立する。
(数7)
PS=1+x=1+x/Tu×t
また、図8に示すように、T1−Ta=(Ta−Tu)×x+Tu×x/2の関係が成り立つため、数式8が成立する。
(数8)
x=(T1−Ta)/(Ta−Tu/2)
数式8より、経過時間t>Tuでは、再生速度PSは数式9によって表される。
(数9)
PS=1+x=1+(T1−Ta)/(Ta−Tu/2)
図9に、本実施形態における再生速度算出処理(S300)のフローチャートを示す。以下、この再生速度算出処理について説明する。なお、本実施形態では、ユーザが徐々に再生速度を上げる時間(Tu)を事前に設定すると、設定した値がメモリに記憶されるようになっている。
まず、徐々に再生速度を上げる時間(Tu)を取得する(S320)。具体的には、メモリから徐々に再生速度を上げる時間(Tu)を読み出す。
次に、再生速度(PS)を1倍速に設定する(S322)。
次に、数式8を用いてxの値を算出する(S324)。
次に、経過時間tが徐々に再生速度を上げる時間(Tu)以下か否かを判定する(S326)。
ここで、経過時間tが、徐々に再生速度を上げる時間(Tu)以下の場合、S326の判定はYESとなり、次に、数式7を用いて再生速度(PS)を算出する(S328)。
次に、ビデオ再生装置1に対してビデオ再生を指示する(S330)。具体的には、S328にて算出された再生速度にてビデオ再生するコマンドをビデオ再生装置1に送信し、S326へ戻る。
また、経過時間tが、徐々に再生速度を上げる時間(Tu)と等しくなると、S326の判定はNOとなり、次に、数式9を用いて再生速度(PS)を算出し(S332)、次に、ビデオ再生装置1に対してビデオ再生を指示する(S334)。具体的には、S332にて算出された再生速度にてビデオ再生するコマンドをビデオ再生装置1に送信し、本処理を終了する。
上記したように、1倍速から徐々に速くなるように再生速度が算出されるので、ビデオ再生速度が突然速くなりユーザに違和感を与えるようなことをなくすことができる。
(第4実施形態)
本実施形態では、ビデオのエンディング部分をゆっくり鑑賞できるように、S300の再生速度算出処理において、ビデオ再生の後半までは一定速度で高速再生し、後半から一定時間(Td)かけて徐々に再生速度を下げた後、一定時間(Te)1倍速で再生するように再生速度を算出する。
図10に、本実施形態のビデオ再生の再生速度(PS)の算出方法について示す。図に示すように、ビデオ再生の後半(Ta−Td−Te)までの再生速度PSをPS=(1+x)倍とすると、T1−Ta=(Ta−Td−Te)×x+Td×x/2の関係が成り立つ。したがって、数式10が成り立つ。
(数10)
x=(T1−Ta)/(Ta−Td/2−Te)
したがって、経過時間t≦Ta−Td−Teでは、再生速度(PS)は、数式11によって表される。
(数11)
PS=1+x=1+(T1−Ta)/(Ta−Td/2−Te)
また、Ta−Td−Te<t≦Ta−Teでは、再生速度(PS)は、数式12によって表される。
(数12)
PS=1+x−x/Td×(t−(Ta−Td−Te)
また、Ta−Te<tでは、再生速度(PS)は、数式13によって表される。
(数13)
PS=1
図11に、本実施形態における再生速度算出処理(S300)のフローチャートを示す。以下、この再生速度算出処理について説明する。なお、本実施形態では、ユーザが徐々に再生速度を下げる時間(Td)と1倍速再生する時間(Te)を事前に設定すると、設定した値がメモリに記憶されるようになっている。
まず、徐々に再生速度を下げる時間(Td)と1倍速再生する時間(Te)を取得する(S340)。具体的には、メモリから徐々に再生速度を下げる時間(Td)と1倍速再生する時間(Te)を読み出す。
次に、数式10を用いてxの値を算出する(S342)。
次に、経過時間tが時間(Ta−Td−Te)以下か否かを判定する(S344)。
ここで、経過時間tが時間(Ta−Td−Te)以下の場合、次に、数式11を用いて再生速度(PS)を算出する(S346)。
次に、ビデオ再生装置1に対してビデオ再生を指示する(S348)。具体的には、S346にて算出された再生速度にてビデオ再生するコマンドをビデオ再生装置1に送信し、S344へ戻る。
また、経過時間tが時間(Ta−Td−Te)と等しくなると、S344の判定はNOとなり、次に、経過時間tが時間(Ta−Te)以下か否かを判定する(S350)。
ここで、経過時間tが時間(Ta−Te)以下の場合、S350の判定はYESとなり、次に、数式12を用いて再生速度を算出する(S352)。
次に、ビデオ再生装置1に対してビデオ再生を指示する(S354)。具体的には、S352にて算出された再生速度にてビデオ再生するコマンドをビデオ再生装置1に送信し、S344へ戻る。
また、経過時間tが時間(Ta−Te)と等しくなると、S350の判定はNOとなり、次に、数式13に示したように再生速度を1倍速に設定する(S356)。
次に、ビデオ再生装置1に対してビデオ再生を指示する(S358)。具体的には、S356にて算出された再生速度(1倍速)にてビデオ再生するコマンドをビデオ再生装置1に送信し、本処理を終了する。
上記したように、途中から1倍速になるまで徐々に再生速度が遅くなるので、ビデオ再生速度が突然遅くなりユーザに違和感を与えるようなことをなくすことができる。また、その後、ビデオ再生が終了するまで1倍速でビデオ再生するように再生速度が算出されるので、ユーザはビデオのエンディング部分を1倍速でゆっくり鑑賞することができる。
(第5実施形態)
本実施形態では、S300の再生速度算出処理において、1倍速から一定速度になるまで一定の割合で徐々に再生速度を速くした後、ビデオ再生の中間部分は一定速度でビデオ再生し、ビデオ再生の後半からは1倍速になるまで一定の割合で徐々に速度を下げるように再生速度を算出する。
図12に、1倍速から一定の割合で徐々に再生速度を速くした後、一定速度でビデオ再生し、ビデオ再生の後半から一定の割合で徐々に速度を下げて再生する場合のビデオ再生の再生速度(PS)の算出方法について示す。
1倍速から一定の割合で徐々に再生速度を速くした後の再生速度PSをPS=(1+x)倍とすると、T1−Ta=(Ta−Tu−Td−Te)×x+Td×x/2+Td×x/2の関係が成り立つ。したがって、数式14が成り立つ。
(数14)
x=(T1−Ta)/(Ta−Tu/2−Td/2−Te)
したがって、経過時間t≦Tuでは、再生速度(PS)は、数式15によって表される。
(数15)
PS=1+x/Tu×t
また、Tu<t≦Ta−Td−Teでは、再生速度(PS)は、数式16によって表される。
(数16)
PS=1+x=1+(T1−Ta)/(Ta−Tu/2−Td/2−Te)
また、Ta−Td−Te<t≦Ta−Teでは、再生速度(PS)は、数式17によって表される。
(数17)
PS=1+x−x/Td×(t−(Ta−Td−Te))
また、Ta−Te<tでは、再生速度(PS)は、数式18によって表される。
(数18)
PS=1
図13に、本実施形態における再生速度算出処理(S300)のフローチャートを示す。以下、この再生速度算出処理について説明する。なお、本実施形態では、ユーザが徐々に再生速度を下げる時間(Tu)、ユーザが徐々に再生速度を下げる時間(Td)および1倍速再生する時間(Te)を事前に設定すると、設定した値がメモリに記憶されるようになっている。
まず、徐々に再生速度を下げる時間(Tu)、ユーザが徐々に再生速度を下げる時間(Td)、1倍速再生する時間(Te)および1倍速再生する時間(Te)を取得する(S360)。具体的には、メモリから徐々に再生速度を下げる時間(Tu)、ユーザが徐々に再生速度を下げる時間(Td)、1倍速再生する時間(Te)および1倍速再生する時間(Te)を読み出す。
次に、数式14を用いてxの値を算出する(S362)。
次に、経過時間tが時間Tu以下か否かを判定する(S364)。
ここで、経過時間tが時間Tu以下の場合、S364の判定はYESとなり、次に、数式15を用いて再生速度(PS)を算出する(S366)。
次に、ビデオ再生装置1に対してビデオ再生を指示する(S368)。具体的には、S366にて算出された再生速度にてビデオ再生するコマンドをビデオ再生装置1に送信し、S364へ戻る。
また、経過時間tが時間Tuになると、S364の判定はNOとなり、次に、経過時間tが時間Tuよりも大きく、かつ、経過時間tが時間(Ta−Td−Te)以下か否かを判定する(S370)。
ここで、経過時間tが時間Tuよりも長く、かつ、経過時間tが時間(Ta−Td−Te)以下の場合、S370の判定はYESとなり、次に、数式16を用いて再生速度(PS)を算出する(S372)。
次に、ビデオ再生装置1に対してビデオ再生を指示する(S374)。具体的には、S372にて算出された再生速度にてビデオ再生するコマンドをビデオ再生装置1に送信し、S364へ戻る。
また、経過時間tが時間(Ta−Td−Te)よりも長くなると、S370の判定はNOとなり、次に、経過時間tが時間(Ta−Te)以下か否かを判定する(S376)。
ここで、経過時間tが時間(Ta−Te)以下の場合、S376の判定はYESとなり、次に、数式17を用いて再生速度(PS)を算出する(S378)。
次に、ビデオ再生装置1に対してビデオ再生を指示する(S380)。具体的には、S378にて算出された再生速度にてビデオ再生するコマンドをビデオ再生装置1に送信し、S364へ戻る。
また、経過時間tが時間(Ta−Te)になると、S376の判定はNOとなり、次に、数式13に示したように再生速度を1倍速に設定する(S382)。
次に、ビデオ再生装置1に対してビデオ再生を指示する(S384)。具体的には、S382にて算出された再生速度にてビデオ再生するコマンドをビデオ再生装置1に送信し、本処理を終了する。
上記したように、1倍速から徐々に速くなるように再生速度が算出されるので、ビデオ再生速度が突然速くなりユーザに違和感を与えるようなことをなくすことができる。また、途中から1倍速になるまで徐々に再生速度が遅くなるので、ビデオ再生速度が突然遅くなりユーザに違和感を与えるようなことをなくすことができる。また、その後、ビデオ再生が終了するまで1倍速でビデオ再生するように再生速度が算出されるので、ユーザはビデオのエンディング部分を1倍速でゆっくり鑑賞することができる。
(その他の実施形態)
例えば、上記実施形態では、ナビゲーション装置を用いて車両用ビデオ再生速度制御装置を構成した例を示したが、ナビゲーション装置を用いることなく車両用ビデオ再生速度制御装置を構成してもよい。この場合、例えば、ビデオ再生装置がナビゲーション装置から目的地までの到着予想時間を取得して、目的地までの到着予想時間を特定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、図3のS218、S219において、数式3を用いて最初から最後まで再生速度が一定となるように再生速度PSを算出し、算出した再生速度PSにてビデオ再生することを指示するコマンドをビデオ再生装置1に送信する例を示したが、例えば、図5、図7、図9、図11、図13に示した再生速度算出処理と同様に、途中で再生速度が変化するように再生速度を算出し、算出した再生速度PSにてビデオ再生することを指示するコマンドがビデオ再生装置1に送信するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、S204の判定において、再生残り時間(T1)と目的地までの到着予想時間(Ta)から目的地へ到着するまでにビデオ再生を終了するためのビデオ再生速度が予め定め定められた速度(3倍)よりも速くなるか否かを判定する例を示したが、このような速度(3倍)に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、到着予想時間が経過するまでにビデオ再生が終了するように再生速度を算出し、算出した再生速度にてビデオ再生するように指示するコマンドをビデオ再生装置に送出する例を示したが、ビデオ再生装置の再生速度を指示するコマンドであれば上記したコマンドに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、S218においてTa=T1となるようにビデオ再生速度が算出された場合、S211において算出された再生速度にてビデオ再生するようにビデオ再生装置1に対してビデオ再生を指示する例を示したが、更に、ビデオ再生装置1に対して、音声出力の停止を指示するようにしてもよい。倍速再生(高速再生)する場合、音声を出力してもユーザはその音声を聞き取れないことが考えられるため、このように音声出力の停止を指示するようにしてもよい。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、図2のS102が到着予想時間特定手段に相当し、S104が再生残り時間取得手段に相当し、S106が判定手段に相当し、図3のS218、図5のS302、図7のS310、図9のS330とS334を除いた各ステップ(S320〜S328、S332)、図11のS348、S354、S358を除いた各ステップ(S340〜S346、S350、S352、S356)、図13のS368、S374、S380、S384を除いた各ステップ(S360〜S366、S370、S372、S376、S378、S382)が再生速度算出手段に相当し、図3のS211、S219、図5のS304、図7のS312、図9のS330とS334、図11のS348、S354およびS358、図13のS368、S374、S380およびS384がビデオ再生指示手段に相当し、図3のS204が再生速度判定手段に相当し、図3のS206とS208が第1の確認手段に相当し、図3のS212が字幕判定手段に相当し、図3のS214とS216が第2の確認手段に相当する。
本発明の一実施形態に係るナビゲーション装置とビデオ再生装置の構成を示す図である。 ナビゲーション装置の制御部の処理を示すフローチャートである。 再生速度調整処理を示すフローチャートである。 ビデオ再生の再生速度(PS)の算出方法について説明するための図である。 第1実施形態に係る再生速度算出処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るビデオ再生の再生速度(PS)の算出方法について説明するための図である。 第2実施形態に係る再生速度算出処理を示すフローチャートである。 第3実施形態に係るビデオ再生の再生速度(PS)の算出方法について説明するための図である。 第3実施形態に係る再生速度算出処理を示すフローチャートである。 第4実施形態に係るビデオ再生の再生速度(PS)の算出方法について説明するための図である。 第4実施形態に係る再生速度算出処理を示すフローチャートである。 第5実施形態に係るビデオ再生の再生速度(PS)の算出方法について説明するための図である。 第5実施形態に係る再生速度算出処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ビデオ再生装置、2…ナビゲーション装置、3…DVD、4…ケーブル、
10…ビデオ情報入力部、11…ビデオ再生部11…表示部、12…スピーカ、
13…ナビインタフェース部、20…操作部、21…位置検出器、
22…GPS受信機、23…車速センサ、24…ジャイロセンサ、
25…ビデオインタフェース部、26…表示部、27…スピーカ、
28…現在位置計算部、29…制御部。

Claims (9)

  1. ビデオ再生を行うビデオ再生装置と信号の送受信を行うビデオインタフェース部と、
    目的地までの到着予想時間を特定する到着予想時間特定手段と、
    前記ビデオインタフェース部を介してビデオ再生装置からビデオ再生残り時間を取得する再生残り時間取得手段と、
    前記到着予想時間特定手段によって特定された前記目的地までの到着予想時間よりも前記再生残り時間取得手段によって取得された前記ビデオ再生残り時間が長いか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記目的地までの到着予想時間よりも前記ビデオ再生残り時間が長いと判定された場合、前記目的地への到着予想時間が経過するまでに前記ビデオ再生が終了するように再生速度を算出する再生速度算出手段と、
    前記ビデオインタフェース部を介してビデオ再生装置に前記再生速度算出手段によって算出された前記再生速度にてビデオ再生することを指示するビデオ再生指示手段と、を備えたことを特徴とする車両用ビデオ再生速度制御装置。
  2. 前記再生速度算出手段は、前記目的地への到着予想時間に合わせて前記ビデオ再生が終了するように、前記ビデオ再生の再生速度を算出することを特徴とする請求項1に記載の車両用ビデオ再生速度制御装置。
  3. 前記再生速度算出手段は、前記目的地への到着予想時間が経過するまで一定速度で前記ビデオ再生の再生速度を算出することを特徴とする請求項2に記載の車両用ビデオ再生速度制御装置。
  4. 前記再生速度算出手段は、再生開始から一定時間経過するまで前記ビデオ再生の再生速度を1倍速から一定速度になるまで徐々に速くなるようにした後、一定速度となるように前記ビデオ再生の再生速度を算出することを特徴とする請求項2に記載の車両用ビデオ再生速度制御装置。
  5. 前記再生速度算出手段は、再生開始から前記目的地への到着予想時間が経過する一定時間前まで前記ビデオ再生の再生速度を1倍速よりも速い一定速度にした後、一定時間で1倍速まで徐々に遅くし、その後、前記ビデオ再生が終了するまで1倍速でビデオ再生するように前記ビデオ再生の再生速度を算出することを特徴とする請求項2に記載の車両用ビデオ再生速度制御装置。
  6. 前記再生速度算出手段は、再生開始から一定時間が経過するまで前記ビデオ再生の再生速度を1倍速から一定速度になるまで徐々に速くした後、一定時間が経過するまで一定速度を維持し、その後の一定時間で1倍速まで徐々に遅くし、その後、前記ビデオ再生が終了するまで1倍速でビデオ再生するように前記ビデオ再生の再生速度を算出することを特徴とする請求項2に記載の車両用ビデオ再生速度制御装置。
  7. 前記再生速度算出手段は、前記目的地への到着予想時間が経過する一定時間前までに前記ビデオ再生が終了するように、前記ビデオ再生の再生速度を一定速度で算出することを特徴とする請求項1に記載の車両用ビデオ再生速度制御装置。
  8. 前記再生残り時間取得手段によって取得された前記ビデオ再生残り時間と前記目的地までの到着予想時間から前記目的地へ到着するまでに前記ビデオ再生を終了するためのビデオ再生速度が予め定められた速度よりも速くなるか否かを判定する再生速度判定手段と、
    前記再生速度判定手段によって前記目的地へ到着するまでに前記ビデオ再生を終了するためのビデオ再生速度が予め定められた速度よりも速くなると判定された場合、ユーザに前記ビデオ再生速度で高速再生するか否かを確認する第1の確認手段と、を備え、
    前記ビデオ再生指示手段は、前記第1の確認手段によって高速再生することが確認された場合、前記ビデオ再生装置に前記再生速度算出手段によって再生された前記再生速度にてビデオ再生することを指示することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の車両用ビデオ再生速度制御装置。
  9. 前記ビデオ再生装置から前記ビデオ再生の字幕表示の有無を判定する字幕判定手段と、
    前記字幕判定手段によって前記字幕表示が無いと判定された場合、ユーザに倍速再生するか否かを確認する第2の確認手段と、を備え、
    前記ビデオ再生指示手段は、前記第2の確認手段によって倍速再生することが確認された場合、前記再生速度算出手段によって再生された前記再生速度にてビデオ再生することを指示し、前記第2の確認手段によって前記字幕表示しないでビデオ再生することが確認されない場合、1倍速にてビデオ再生することを指示することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の車両用ビデオ再生速度制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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