JP2007254142A - 搬送設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、制御ボックスにより通路が塞がれることを少なくでき、また配線が簡単に外れる恐れを解消できる搬送設備を提供することを目的とする。
【解決手段】物品Dを載置して主搬送経路Aに沿って搬送する複数の物品支持体50を支持する本体フレームを備え、この本体フレームを構成する上位フレーム材と下位フレーム材との間に、側部外方を覆う側カバー8を配設し、側カバー8の一部を切り欠いて、制御装置を内蔵した制御ボックス111を配設し、制御ボックス111の配線口を、側カバー8の内方に位置するように設ける。この構成によれば、制御ボックス111の側部外方へ突出する部分が少なくなり、通行に支障がでるという問題が解消され、また制御ボックス111の配線口より出入りする配線は、全て側カバー8の内方に位置することから、作業者が接触する事態を避けることができ、配線が外れてしまう恐れを回避できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、物品を載置して主搬送経路に沿って搬送する複数の物品支持体を備えた搬送設備、特にその制御装置の配置に関するものである。
従来、搬送設備には、特許文献1に開示されているように、設備の側部外方を覆うように側部カバーが設けられており、多くの場合、この側部カバーの外方に、転換設備の制御装置を内蔵した制御ボックスが、側部カバーより突出されたステー材により吊下げて配置されている。また制御ボックスに接続される配線は、制御ボックスの裏面側から引き出され、側部カバーの外方に沿って配置した配線ダクトを使用して敷設される。
特開平6−329244号公報
しかし、従来の搬送設備では、制御ボックスが、外方へ突出するために、側方の通路が塞がれ、通路を狭くし、通行に支障が出るという問題があり、また制御ボックスに接続される配線および配線ダクトが、側部カバーの外方に位置するために、作業者が配線に簡単に接触してしまう恐れがあり、接触したことにより配線が外れる恐れがあった。また美観が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、制御ボックスにより通路が塞がれることを少なくでき、また配線が簡単に外れる恐れを解消でき、美観を向上できる搬送設備を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、物品を載置して主搬送経路に沿って搬送する複数の物品支持体と、前記物品支持体を支持する本体フレームを備えた搬送設備であって、
前記本体フレームを、前記主搬送経路に沿って左右に配置された左右一対の上位フレーム材と、前記上位フレーム材と対向してその下方に配置された左右一対の下位フレーム材と、前記上位フレーム材と下位フレーム材との間を連結する複数の縦連結部材と、前記左右の上位フレーム材間および前記左右の下位フレーム材間を連結する複数の横連結部材から構成し、前記上位フレーム材と下位フレーム材との間に位置する左右の側部外方をそれぞれ、側部カバーにより覆い、前記側部カバーの一部を切り欠いて、前記縦連結部材間に、前記物品の搬送を制御する制御装置を内蔵した制御ボックスを配設したことを特徴とするものである。
上記構成によれば、側部カバーの一部を切り欠いて縦連結部材間に、制御ボックスが配置されることにより、側部外方へ突出する部分が少なくなり、側方の通路が塞がれて通路を狭くし、通行に支障が出るという問題が解消され、また美観が向上する。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記制御ボックスに接続される配線の配線口が、前記側部カバーより内方に位置していることを特徴とするものである。
上記構成によれば、制御ボックスの配線口より出入りする配線は、全て側部カバーの内方に位置することから、作業者が配線に接触する事態を避けることができ、配線が外れてしまう恐れが回避される。また配線が、全て側部カバーに隠れてしまうことから、美観が向上する。
また請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明であって、前記制御ボックスに接続される配線の経路として、前記本体フレームを使用することを特徴とするものである。
上記構成によれば、制御ボックスに接続される配線は本体フレームを使用して行われ、また配線が全て側部カバーに隠れてしまうことから、配線ダクトが不要となり、製作コストが低減される。
また請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明であって、前記各物品支持体は、前記主搬送経路に沿って配設された左右一対の無端回動体間に取り付けられ、前記各物品支持体にはそれぞれ、物品支持体に外嵌して左右方向に案内される物品横押し体が設けられ、前記各物品横押し体の下部には被案内体が取り付けられ、前記本体フレームに、前記被案内体を左右へ振り分ける振り分け手段を有し、前記被案内体の案内を行う案内装置が配設され、前記制御ボックスは、前記案内装置の振り分け手段に接近して配置されていることを特徴とするものである。
上記構成によれば、制御ボックスは、最も多くの配線を必要とする案内装置の振り分け手段に接近して配置されることにより、配線に必要とする電線またはケーブルの長さを短くでき、製作コストが低減される。
また請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明であって、前記主搬送経路の左右いずれか一方の側部外方には、前記物品横押し体の作用により物品を主搬送経路より分岐する分岐経路が設けられ、前記制御ボックスは、前記分岐経路が配置されていない側の側部外方に配置されることを特徴とするものである。
上記構成によれば、作業者は、制御ボックスのメンテナンスを行う際、分岐経路に邪魔されることなく、制御ボックスの取付位置へ移動でき、作業効率が改善される。
本発明の搬送設備は、側部カバーの一部を切り欠いて縦連結部材間に制御ボックスが配置されることにより、側部外方へ突出する部分が少なくなり、側方の通路が塞がれて通路を狭くし、通行に支障が出るという問題を解消でき、また美観を向上できる、という効果を有している。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、搬送設備の一例として、転換設備を説明する。
図3〜図8において、1は本体フレームであり、本体フレーム1は、主搬送経路Aに沿って左右に配置された左右一対の上位フレーム材10と、上位フレーム材10と対向してその下方に配置された左右一対の下位フレーム材20と、下位フレーム材20から下方に連設した脚体3群と、上位フレーム材10と下位フレーム材20との間を上下で連結する複数の縦連結部材4と、左右の上位フレーム材10間を左右で連結し、左右の下位フレーム材20間を左右で連結する複数の横連結部材5などにより構成される。
前記上位フレーム材10には、下端に内側下向き蟻溝15と中間下向き蟻溝16と外側下向き蟻溝17が形成され、また内方へ往路側案内レール部18が突出されている。この往路側案内レール部18は、後述する物品支持体50の支持案内用となる。なお、蟻溝15〜17や往路側案内レール部18などは、上位フレーム材10の成形時に長さ方向の全長に亘って形成される。
また前記下位フレーム材20には、上端に内側上向き蟻溝21と中間上向き蟻溝22と外側上向き蟻溝23が形成され、下端に内側下向き蟻溝24と外側下向き蟻溝25とが形成されている。さらに下位フレーム材20には、中間部の内側に内方へ復路側案内レール部26が突出され、この復路側案内レール部26は物品支持体50の支持案内用となる。また、復路側案内レール部26などにより形成される段部28の上方に位置するように、上端延長部29が一体に形成され、以て上端延長部29の内側面によって横向き案内面が形成されている。これら蟻溝21〜25や復路側案内レール部26、上端延長部29などは、下位フレーム材20の成形時に長さ方向の全長に亘って形成される。
また前記縦連結部材4と横連結部材5は、上位フレーム材10の下向き蟻溝15,16に板状のナット体6を位置させておき、縦連結部材4と横連結部材5に対して下方から通したボルト体7をナット体6に螺合し締め付けることで上位フレーム材10と一体化され、また下位フレーム材20の上向き蟻溝21,22を利用することで、前述と同様にナット体6とボルト体7とにより下位フレーム材20に一体化される。これら縦連結部材4と横連結部材5は、両フレーム材10,20の長さ方向において所定間隔置きに複数が配設される。また前記脚体3は、下位フレーム材20の下向き蟻溝24,25を利用して、ナット体6とボルト体7により下位フレーム材20に連結される。
また上位フレーム材10の外側下向き蟻溝17と、下位フレーム材20の外側上向き蟻溝23を利用して、上位フレーム材10と下位フレーム材20との間の側部外方を覆う、障子落とし込み形式の側カバー(側部カバー)8が設けられている。この側カバー8は、薄いアルミニウムプレートに段ボールを貼り付けることで矩形板状に形成され、その上縁を外側下向き蟻溝17に下方から差し込んだのち、下縁を外側上向き蟻溝23に上方から対向させ、そして下縁を外側上向き蟻溝23に落とし込むことで配設される。また側カバー8は、両フレーム材10,20の長さ方向で複数枚が配置され、適宜の枚数置きの複数枚には、その外面に操作用の把手9が設けられている。
上記のようにして構成された本体フレーム1の始端部には左右方向の従動軸30が回転自在に配設され、また終端部には左右方向の駆動軸31が回転自在に配設され、駆動軸31に駆動装置34が連動連結されている。駆動装置34は、電動機35と、これに一体化した減速機36とからなり、この減速機36の出力部が前記駆動軸31に連動されている。
前記従動軸30と駆動軸31との両端で相対向部間には、これら軸にスプロケット(輪体の一例)38,39が連結され、これらスプロケット38,39を介して無端チェーン(無端回動体の一例)40が配設されている。そして左右の無端チェーン40間に物品支持体50が多数取り付けられている。
前記物品支持体50は、両無端チェーン40の移動方向となる主搬送経路Aに対して直交した方向を長さ方向51として配設されている。またこの物品支持体50は、型レール状に構成され、長さ方向51の両端には、それぞれサイドブラケット61が差し込み結合などにより取り付けられる。これらサイドブラケット61には外方へ突出する筒状体63が取り付けられ、筒状体63に無端チェーン40をピン等を使用して結合することで、物品支持体50の両端を、それぞれサイドブラケット61を介して無端チェーン40に連結しており、左右一対の無端チェーン40間に多数の物品支持体50を取り付けられている。また前記各筒状体63には、外周部がウレタンからなる回転体64が外嵌され、これら回転体64は、前記本体フレーム1側の両案内レール部18,26の上向き支持面に支持案内される。また前記サイドブラケット61には、外周部がウレタンからなるサイドローラ65が遊転自在に設けられ、これらサイドローラ65は、上位フレーム材10の往路側案内レール部18の横向き案内面と下位フレーム材20の上端延長部29の横向き案内面に案内される。
また各物品支持体50には、この物品支持体50に外嵌して案内されることで長さ方向51に移動自在な物品横押し体70が設けられている。
この物品横押し体70の下部側には、被案内体として、ローラ軸75が垂設され、このローラ軸75の突出下部に、案内ローラ76が遊転自在に取り付けられ、その際にローラ軸75は、案内ローラ76に対して所定長さ下方に突出されるように構成されている。また案内ローラ76は、少なくとも最外層を磁性体76aとして構成されている。
また前記上位フレーム材10(本体フレーム1の上部)で、無端チェーン40を配設するとともに往路側案内レール部18を形成した部分に、無端チェーン40や回転体64の上方を閉塞状とするためのカバー体(チェーンカバー)80が配置されている。
また図1と図3に示すように、本体フレーム1の片側外方には、主搬送経路Aに対して外方かつ下手側へと傾斜した複数の分岐経路B,Cを形成する分岐コンベヤ85が設けられる。これら分岐コンベヤ85は、コンベヤフレームに多数のローラを支持させることで構成される。Dは物品を示す。
そして、複数の分岐経路B,C毎に、図7に示すように、上位フレーム材10に連結される横連結部材5には前記案内ローラ76の案内を行う往路案内装置(案内装置の一例)90が配設される。
この往路案内装置90は、複数の分岐経路B,C毎に設けられており、始端部の片側(分岐経路B,Cとは反対の側)に設けられ、物品横押し体70の案内ローラ76を案内する始端案内部91と、この始端案内部91の終端に配置され、物品横押し体70を直進または内側方向へ振り分ける振り分け手段92と、振り分け手段92により振り分けられた物品横押し体70の案内ローラ76を案内する、下手側ほど内側へと傾斜し、他方の側(分岐経路B,C側)へ到る移動案内部93と、この移動案内部93の終端に配設され、物品横押し体70の案内ローラ76を直進案内する終端案内部94と、前記振り分け手段92より振り分けされず直進する物品横押し体70の案内ローラ76を案内する直線状の中間案内部95とから構成されている。
前記振り分け手段92は、図8に示すように、案内ローラ76を始端案内部91から移動案内部93へ吸引する吸引装置101と、移動案内部93側へ吸引された案内ローラ76のローラ軸75の下端部を案内する始端部ガイド102から構成され、前記始端部ガイド102に連続して移動案内部93が設けられている。また、吸引装置101はそれぞれ、前後一対の永久磁石101a,101bと、これら両永久磁石101a,101b間に設けられた電磁石101cとで構成されている。
また図9に示すように、下位フレーム材20の横連結部材5には復路案内装置96が配設されている。この復路案内装置96は、物品横押し体70の案内ローラ76を前記片側(分岐経路B,Cとは反対の側)へ戻す(案内する)、他方の側(分岐経路B,C側)から下手側ほど内側へと傾斜し片側(分岐経路B,Cとは反対の側)へ到る移動案内部97と、この移動案内部97の終端に配設され、物品横押し体70の案内ローラ76を直進案内する案内体98とから構成されている。
上記構成による、物品Dの搬送および分岐の動作を説明する。
駆動装置34の電動機35を作動させ、減速機36に連動した駆動軸31を介してスプロケット39を強制回転させることで、両無端チェーン40を移動し得る。この両無端チェーン40の移動によって物品支持体50群を、回転体64を介して両案内レール部18,26の上向き支持面に支持案内させるとともに、サイドローラ65を介して往路側案内レール部18および上端延長部29の横向き案内面に案内させることで、安定した状態で移動し得る。これにより物品支持体50群が循環移動することから、始端部の物品支持体50群上に供給された物品Dは主搬送経路Aに沿って搬送される。
このような搬送を行う際に、物品支持体50群と一体的に移動する物品横押し体70は、その案内ローラ76が案内装置90,96群に案内されることによって、物品支持体50の長さ方向51に往復移動したり、物品支持体50とともに主搬送経路Aに沿って直線状に移動したりする。その際に物品横押し体70の往復移動は、物品支持体50に案内される状態で、すなわち、好適な摺接摩擦が生じた状態で、ガタつきがなく、かつ姿勢(向き)を大きく変化させることなく、常に安定して行える。
すなわち、始端案内部91に案内されている案内ローラ76は、振り分け手段92の電磁石101cが磁力を発生しないとき(案内ローラ76の磁性体76aに吸着作用を及ぼさないとき)に直進案内され、そして中間案内部95に案内される状態で直進する。これにより物品横押し体70は物品Dに作用せず、この物品Dは主搬送経路A上を直進状に搬送される。
また、始端案内部91に案内されている案内ローラ76は、振り分け手段92の電磁石101cが案内ローラ76の磁性体76aに吸着作用を及ぼすとき、すなわち吸引装置101の電磁石101cが通電されたとき、吸引装置101の電磁石101cおよび永久磁石101a,101bの磁力によって始端案内部91から移動案内部93側へ吸引される。すると、先ず始端部ガイド102によりローラ軸75が案内され、引き続いて、案内ローラ76が移動案内部93へ案内され、この移動案内部93に案内されて内側へ移動されて終端案内部94に案内される。これにより物品横押し体70群は、搬送方向に移動しながら主搬送経路Aを横切ることになり、物品横押し体70群が物品Dに横押し作用して、この物品Dを、その向きを変えながら、主搬送経路Aに対して傾斜状で分岐移動させ、外方の分岐コンベヤ85に渡すことになる。
このようにして終端案内部94の端部に達した案内ローラ76は主搬送経路Aの終端で反転する。そして復路案内装置96においては、まず移動案内部97に案内されて前記片側へと移動され、案内体98に到り、片側に整列される。
さて、図1と図2に示すように、上記振り分け手段92を主に制御して物品Dの搬送を制御する制御装置110を内蔵した制御ボックス(制御装置本体)111が、前記側カバー8の一部を切り欠いて、上位フレーム材10と下位フレーム材20との間で、且つ縦連結部材4間に配設されている。このとき、制御ボックス111は、振り分け手段92に接近して配置され、分岐経路B,Cが配置されていない側外方に配置されている。
前記制御ボックス111は、図2に示すように、横に長い長方形の金属製のボックスからなり、左右側面111a,111bの上部および下部の後方位置にそれぞれ本体フレーム1への取付部材112を設けている。そして、上位フレーム材10の中間下向き蟻溝16と下位フレーム材20の中間上向き蟻溝22にそれぞれ板状のナット体6を位置させておき、取付部材112に通したボルト体7をナット体6に螺合し締め付けることで、制御ボックス111が、上位フレーム材10と下位フレーム材20との間に固定される。このとき、制御ボックス111は、図1に示すように、その前方が側カバー8より前方(通路側)に出っ張っている。
また制御ボックス111の前面に、前側へ倒れるように開く片開き扉114が設けられ、内部には、中央に端子ボックス115と、制御装置110等に給電する電源装置116が配置され、左側に前記制御装置110が配置され、右側にテスト用の手動スイッチ群117等が配置されている。
また制御ボックス111の両側面111a,111bにはそれぞれ、後方に偏り側カバー8の内方に位置して配線口118が設けられており、これら配線口118は、ゴム製のカバーにより覆われている。また一方の配線口118が端子ボックス115を介して電源装置116に接続される電源ラインの配線用に使用され、他方の配線口118が端子ボックス115を介して制御装置110に接続される信号ラインの配線用に使用される。
また配線口118から外方へ敷設される電源ラインと信号ラインは、側カバー8の内方に位置し、本体フレーム1を使用して配線される。
前記制御装置110は、振り分け手段92の電磁石101cへ流す電流をオン・オフすることにより、案内ローラ76の磁性体76aに及ぼす電磁石101cの吸着作用を制御して、物品Dの搬送・分岐を制御している。
上記搬送装置に設けられる制御ボックス111の構成によれば、側カバー8の一部を切り欠いて縦連結部材4間に、制御ボックス111が配置されることにより、側部外方へ突出する部分が少なくなり、側方の通路Eが塞がれて通路を狭くし、通行に支障が出るという問題を解消できる。また逆に、少し突出する部分があることにより、制御ボックス111の位置を遠方から簡単に認識でき、また制御ボックス111の片開き扉114が前方に開くことにより、メンテナンスの作業性を向上させることができる。なお、制御ボックス111を完全に側カバー8内に収納してしまうことは、作業性を低下させてしまう。
また制御ボックス111の配線口118より出入りする配線(ライン)は、全て側カバー8の内方に位置することから、作業者が外方から接触する事態を避けることができ、配線が外れてしまう恐れを回避することができ、また配線が全て側カバー8に隠れてしまうことから、美観を向上できる。
また制御ボックス111の配線は本体フレーム1を使用して行われ、また配線が全て側カバー8に隠れてしまうことから、配線ダクトが不要となり、製作コストを低減できる。
また制御ボックス111は、最も多くの配線を必要とする振り分け手段92に接近して配置されることにより、配線に必要とする電線の長さを短くでき、製作コストを低減できる。
また制御ボックス111は分岐経路B,Cが配置されていない側部外方に配置されていることにより、作業者は、制御ボックス111内の制御装置110等のメンテナンスを行う際、分岐経路B,Cに邪魔されることなく、制御ボックス111の取付位置へ移動でき、作業効率を改善できる。
なお、本実施の形態では、搬送設備として転換設備を採用した形式としているが、単なるローラコンベヤやベルトコンベヤ等の搬送装置の形式であってもよい。
また本実施の形態では、往路案内装置の振り分け手段92を電磁石101cを使用して振り分けるマグネットタイプとしているが、図10に示すように、振り分け手段92を物品横押し体70のローラ軸75に機械的に作用して物品横押し体70を振り分けるシリンダタイプとすることもできる。図10に示すシリンダタイプの振り分け手段92について説明する。
始端案内部91により幅寄せられた案内ローラ76は、調心体120へ案内される。この調心体120は、案内ローラ76を案内して幅方向(左右方向)で自動的に調心(センタリング案内)する被案内体案内部分121と、ローラ軸75を案内して幅方向で自動的に調心(センタリング案内)する支持軸案内部分122とから構成されており、支持軸案内部分122は、被案内体案内部分121の中に位置される状態で、その下部に幅狭のガイド溝形状に形成されている。
この調心体120により、被案内体案内部分121により案内ローラ76が調心案内されている途中から支持軸案内部分122によりローラ軸75は調心案内され、ローラ軸75を連続的に振り分け案内体124へ案内される。
振り分け案内体124は、ローラ軸75を振り分け案内可能であって、後述するブロック体123に対して縦軸心126の回りに揺動自在に連結され、この振り分け案内体124に、シリンダ装置130のピストンロッド132が連動されている。またシリンダ装置130に対する給排油制御のためのソレノイドバルブ装置136が設けられている。また振り分け案内体124の揺動量を規制する揺動量規制手段140として、左右一対のゴム(緩衝材)製ストッパー体143が設けられている。
この振り分け案内体124を、シリンダ装置130を動作させて縦軸心126の周りに揺動させることにより、ローラ軸75が振り分け案内され、ブロック体123へ導かれる。
ブロック体123は、案内ローラ76を移動案内部93または中間案内部95へ案内する被案内体振り分け部分151,152と、ローラ軸75を移動案内部93または中間案内部95へ案内する支持軸案内部分153とから構成されており、支持軸振り分け部分153は、被案内体案内部分151,152の中に位置される状態で、その下部に形成されている。
振り分け案内体124により主搬送経路Aの方向へ直進するように案内されたローラ軸75は、支持軸振り分け部分153のローラ軸直進案内面153aに案内され、また案内ローラ76が被案内体振り分け部分151のローラ直進案内面151aおよび被案内体振り分け部分152のローラ直進案内面152aに案内され、ローラ軸75および案内ローラ76は直進案内される。これにより物品横押し体70は物品Dに作用せず、この物品Dは主搬送経路A上を直進状に搬送される。
また、振り分け案内体124により分岐経路B,Cの方向へ傾斜するように案内されたローラ軸75は、支持軸振り分け部分153のローラ軸傾斜案内面153bに傾斜案内され、また案内ローラ76が被案内体振り分け部分152のローラ傾斜案内面152bに傾斜案内され、続いて移動案内部93に案内されて内側へ移動される。これにより物品横押し体70は、搬送方向に移動しながら主搬送経路Aを横切ることになり、物品Dに横押し作用して、この物品Dを、その向きを変えながら、主搬送経路Aに対して傾斜状で分岐移動させ、他方の分岐コンベヤ85に渡す。
このように、シリンダタイプの振り分け手段92によっても、物品横押し体70を主搬送経路Aまたは分岐経路B,Cへ振り分けることができる。このとき、制御装置110は、電磁石101cに代わり、ソレノイドバルブ装置136を制御して、シリンダ装置130を動作させて振り分け案内体124を切り換える。
また本実施の形態では、転換設備は、片側にのみ分岐経路B,Cを設けているが、左右の両側に分岐経路B,Cを設けるようにすることも可能である。このとき、往路案内装置90と復路案内装置96の形式は、物品押し体70を左右に移動できる形式とされる。
また本実施の形態では、制御ボックス111を分岐経路毎に設けているが、制御装置110が複数の電磁石101cまたはソレノイドバルブ装置136を制御できるとき、制御可能な複数の分岐経路当たりに1台、制御ボックス111を設けるようにすることもできる。
本発明の実施の形態を示し、搬送設備における一部斜視図である。 同搬送設備の制御ボックスの図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は内部構成図である。 同搬送設備の概略平面図である。 同搬送設備の概略側面図である。 同搬送設備の一部切り欠き正面図である。 同搬送設備の要部の一部切り欠き正面図である。 同搬送設備の往路案内装置を示す概略平面図である。 同搬送設備の往路案内装置の振り分け手段を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は要部説明図である。 同搬送設備の復路案内装置を示す概略平面図である。 本発明の他の実施の形態を示し、搬送設備における往路案内装置の振り分け手段を示す概略平面図である。
符号の説明
A 主搬送経路
B,C 分岐経路
D 物品
E 通路
1 本体フレーム
10 上位フレーム材
20 下位フレーム材
34 駆動装置
38 スプロケット
39 スプロケット
40 無端チェーン(無端回動体)
50 物品支持体
70 物品横押し体
75 ローラ軸(支持軸)
76 案内ローラ(被案内体)
90 往路案内装置(案内装置)
92 振り分け手段
96 復路案内装置
101 吸引装置
101c 電磁石
102 始端部ガイド
110 制御装置
111 制御ボックス
112 取付部材
114 片開き扉
118 配線口
120 調心体
121 被案内体案内部分
122 支持軸案内部分
123 ブロック体
124 振り分け案内体
130 シリンダ装置
136 ソレノイドバルブ装置
140 揺動量規制手段
151,152 被案内体振り分け部分
153 支持軸振り分け部分

Claims (5)

  1. 物品を載置して主搬送経路に沿って搬送する複数の物品支持体と、前記物品支持体を支持する本体フレームを備えた搬送設備であって、
    前記本体フレームを、前記主搬送経路に沿って左右に配置された左右一対の上位フレーム材と、前記上位フレーム材と対向してその下方に配置された左右一対の下位フレーム材と、前記上位フレーム材と下位フレーム材との間を連結する複数の縦連結部材と、前記左右の上位フレーム材間および前記左右の下位フレーム材間を連結する複数の横連結部材から構成し、
    前記上位フレーム材と下位フレーム材との間に位置する左右の側部外方をそれぞれ、側部カバーにより覆い、
    前記側部カバーの一部を切り欠いて、前記縦連結部材間に、前記物品の搬送を制御する制御装置を内蔵した制御ボックスを配設したこと
    を特徴とする搬送設備。
  2. 前記制御ボックスに接続される配線の配線口が、前記側部カバーより内方に位置していること
    を特徴とする請求項1に記載の搬送設備。
  3. 前記制御ボックスに接続される配線の経路として、前記本体フレームを使用すること
    を特徴とする請求項2に記載の搬送設備。
  4. 前記各物品支持体は、前記主搬送経路に沿って配設された左右一対の無端回動体間に取り付けられ、
    前記各物品支持体にはそれぞれ、物品支持体に外嵌して左右方向に案内される物品横押し体が設けられ、
    前記各物品横押し体の下部には被案内体が取り付けられ、
    前記本体フレームに、前記被案内体を左右へ振り分ける振り分け手段を有し、前記被案内体の案内を行う案内装置が配設され、
    前記制御ボックスは、前記案内装置の振り分け手段に接近して配置されていること
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の搬送設備。
  5. 前記主搬送経路の左右いずれか一方の側部外方には、前記物品横押し体の作用により物品を主搬送経路より分岐する分岐経路が設けられ、
    前記制御ボックスは、前記分岐経路が配置されていない側の側部外方に配置されること
    を特徴とする請求項4のいずれか1項に記載の搬送設備。
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