JP2007252968A - 廃水の処理方法および処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】油脂等の水難溶性物質を含む有機性廃水の生物処理装置について、処理装置が過大になることを防止し、かつ、生物処理効率の低下を防止できるようにする。
【解決手段】有機物以外に油脂等を含有する廃水は、必要に応じて凝集反応槽2で凝集処理を行い、フロックを含ませた状態で酸生成槽3に導入する。酸生成槽3は密閉可能な容器で構成され、炭酸ガス等のガス生成を伴う嫌気的生物処理を行い、加圧状態で液中にガスを溶解させる。所定の時間、かかる酸生成反応を行なった後、弁Vを開いて酸生成槽3の容器内で微細気泡を発生させて油脂等を吸着した汚泥を浮上分離する。分離された浮上汚泥は必要に応じてメタン発酵槽8等で処理し、分離水は高負荷メタン生成槽5等で処理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、油のような水難溶性の懸濁物質と有機物とを含む廃水を処理する方法および装置に関し、特に、廃水から水難溶性物質を除去するための浮上分離処理と生物処理とを組み合わせた廃水の処理方法および装置に関する。
従来、有機物を含む有機性廃水の処理法として、有機物を基質として増殖する種々の微生物の働きを利用する生物処理が知られている。例えば、好気的条件下で生物処理を行なう方法としては、活性汚泥と呼ばれる好気性微生物群集を用いた活性汚泥法、または嫌気的条件下で生物処理を行なう方法としては、酸生成菌およびメタン生成菌(以下、これらを「メタン発酵菌」と総称する場合がある)を用いたメタン発酵法等が知られている。
生物処理法は、微生物活動を利用して有機物を分解するため処理コストが低く、産業排水または下水等の処理に広く用いられている。しかし、微生物活動を阻害する物質が廃水に含まれる場合は、生物分解が良好に進行しない。例えば、油、界面活性剤、または分散剤等は微生物分解され難いため、微生物活動を阻害したり、生物処理過程で分解されず処理水に残留したりするといった問題を引き起こすおそれがある。
そこで、難分解性物質を含む廃水を生物処理する前に、あらかじめ難分解性物質を液分と分離する方法が提案されている。例えば特許文献1では、油脂含有水にリパーゼを添加して油脂を加水分解した後にメタン発酵させる処理法が開示されている。特許文献1に開示された方法によれば、生物処理に先立ち油脂を加水分解することから、メタン発酵される被処理液は微生物分解されやすく、生物処理工程での処理効率の低下を防止できる。
特開平6−246295号公報
特許文献1に記載された方法では、油脂を加水分解させるためにリパーゼの添加が必要となるため、処理コストが高くなる。これに対し、油脂等の難水溶性物質を含む有機物含有廃水を生物処理する前に浮上分離等の固液分離操作を行って油脂等を除去する構成とすれば、油脂等を分解する特異な添加剤は必要ない。しかし、かかる構成では生物処理工程の前に凝集沈殿槽または加圧浮上槽を別途、設けるため、処理装置の構成が複雑化し、装置設置面積も大きくなる問題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされ、構成が簡素で装置が長大になることを回避し、かつ、油のような物質を含む被処理水を生物処理する際の処理効率の低下を防止できる廃水処理方法および設備を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく検討した結果、嫌気的条件で廃水を生物処理する過程で生成されるガスを利用して浮上分離を行えることを見出し、本発明を完成させた。具体的には、本発明は、以下を提供する。
(1)水難溶性物質と有機物とを含む廃水を、密閉可能な容器内に導入してフロックを共存させた状態で嫌気的に生物処理してガスを生成させることにより、前記廃水に前記ガスを加圧状態で含ませた加圧廃水を得る加圧廃水生成工程と、 前記加圧廃水を減圧することにより、前記水難溶性物質が前記フロックに吸着された吸着フロックを浮上させて液分と分離して前記吸着フロックと分離水とを得る浮上分離工程と、を含む廃水の処理方法。
(2)前記水難溶性物質は油である(1)に記載の廃水の処理方法。
(3)前記分離水を活性汚泥処理する後処理工程をさらに含み、 前記後処理工程で生成された汚泥を前記フロックとして前記密閉容器に供給する(1)または(2)に記載の廃水の処理方法。
(4)前記加圧廃水生成工程の前に、前記廃水に凝集剤を添加して前記フロックを形成させる凝集反応工程をさらに含む(1)から(3)いずれかに記載の廃水の処理方法。
(5)前記分離水を、メタン生成槽に導入してメタン発酵させるメタン生成工程をさらに含み、 前記加圧廃水生成工程で、生物処理として酸生成菌による酸生成を行なう(1)から(4)いずれかに記載の廃水の処理方法。
(6)水難溶性物質と有機物とを含む廃水が導入される密閉可能な容器を備え、該容器内で、フロックを共存させた状態で前記廃水を嫌気的に生物処理してガスを生成させることにより、前記廃水に前記ガスを加圧状態で含ませた加圧廃水を得る加圧廃水生成手段と、 前記加圧廃水を減圧することにより、前記水難溶性物質が前記フロックに吸着された吸着フロックを浮上させて液分と分離して前記吸着フロックと分離水とを得る浮上分離手段と、を含む廃水の処理装置。
(7)前記浮上分離手段は、前記容器に設けられた開閉可能な弁を含んで構成される(6)に記載の廃水の処理装置。
(8)前記分離水を導入して活性汚泥処理する後処理槽と、 前記後処理槽で生成された汚泥を前記フロックとして前記容器に供給する汚泥フロック供給路と、をさらに含む(6)または(7)に記載の廃水の処理装置。
(9)前記廃水に凝集剤を添加して前記フロックを形成させる凝集反応槽と、 前記凝集反応槽前で生成された前記フロックを前記容器に供給する凝集フロック供給路と、をさらに含む(6)から(8)のいずれかに記載の廃水の処理装置。
(10)前記分離水を導入してメタン発酵させるメタン生成槽をさらに含み、 前記容器は酸生成菌を保持し、酸生成を行なうように構成されている(6)から(9)のいずれかに記載の廃水の処理装置。
本明細書において「水難溶性物質」とは、水中にSSとして存在する固体、および室温付近で水と混合されずに相分離する液体を指すものとする。具体的には、油、界面活性剤、乳たんぱく、および分散剤等が挙げられる。
「フロック」とは、SSが集合した浮遊物を指すものとする。フロックは、生物的に形成された生物フロック(微生物の集合体)であってもよく、凝集剤の添加により形成された凝集フロックであってもよい。
加圧廃水生成工程における生物処理としては、被処理液中の酸素濃度がほぼゼロである嫌気的条件で、有機物を基質としてガスを生成する生物反応が起こる処理を行なう。具体的にはメタン発酵、および従属栄養型脱窒が挙げられる。
メタン発酵は、糖またはたんぱく質等を基質として酪酸等の酸を生成する「酸生成工程」および酢酸または水素からメタンを生成する「メタン生成工程」とに分けられる。酸生成工程はさらに、糖等から酪酸およびプロピオン酸等の低級脂肪酸を生成する「低級脂肪酸生成工程」と、低級脂肪酸から酢酸を生成する「酢酸生成工程」とに分けることもできる。加圧廃水生成工程では、メタン発酵工程を2以上に分割し、加圧廃水を生成させるための生物処理として、いずれか一つの工程のみを行なうようにしてもよい。
加圧廃水生成工程において生成されるガスは、微生物の代謝活動により生成されるガス(「微生物生成ガス」と称する場合がある)であり、具体的には、メタン発酵過程で生成される炭酸ガス、メタンガス、水素ガス、および脱窒過程で生成される窒素ガス等が挙げられる。
かかる加圧廃水生成工程では、水難溶性物質と有機物とを含む廃水は密閉可能な容器に導入され、嫌気的条件でガス生成を伴う生物反応により処理されるため、生成されたガスが容器内の液体に加圧状態で溶解されることになる。このため、容器内の微生物生成ガスを含んだ液体(加圧廃水)を急激に大気圧開放することで、加圧状態で溶解していたガスがマイクロエアと呼ばれる微細気泡となって浮上する。このとき、微細気泡と水難溶性物質とはフロックに付着し、水難溶性物質を吸着した吸着フロックが容器内の液面近くに浮上するため、吸着フロックを液分と分離することで水難溶性物質を除去できる。このため、分離水をさらに生物処理する場合の処理効率の低下を防止できる。
特に、油は比重が軽いためマイクロエアの生成量が少なくても良好に浮上分離できる。
有機物含有廃水の嫌気処理は生物化学的酸素消費量で表される有機物(BOD)濃度が1,000mg/L以上程度の高濃度有機物廃水の処理に適する一方、下水放流可能なレベルの水質の処理水を得ることは難しい。このため、加圧廃水生成工程でメタン発酵を行なった場合、メタン発酵後の処理水には、数百mg/L程度の有機物が含まれる場合がある。そこで後処理工程において、メタン発酵した後の処理水を活性汚泥法で処理すると、メタン発酵処理水に残留する有機物をさらに分解して良好な水質の処理水を得ることができる。また、後処理工程で生成される汚泥(生物フロック)は、浮上分離の際に水難溶性物質を付着させるフロックとして利用できる。
浮上分離の際に要するフロックは、加圧廃水生成工程に導入される廃水に凝集剤を添加することにより生成させてもよい。
また、メタン発酵工程を少なくとも酸生成工程とメタン生成工程とに分割し、酸生成工程を加圧廃水生成工程で行った後、浮上分離工程で加圧廃水を固液分離し、得られた分離水をメタン生成工程で処理してもよい。この場合、糖等が酸に変換されSS濃度が低減された分離水をメタン生成工程の被処理液とできる。かかる分離水は、グラニュール汚泥等を保持する高負荷型のメタン発酵槽での高負荷処理が可能であるため、処理装置をより小型化できる。なお、本明細書において「高負荷」とは例えば、化学的酸素消費量で表される有機物(CODcr)の容積負荷を2kg−CODcr/m/d以上とできることを意味するものとする。
加圧廃水を一気に大気圧開放する方法としては、密閉可能な容器にバルブを設け、このバルブを開くことにより容器内を急激に減圧する方法がある。また、加圧廃水を生成させる生物処理槽とは別に浮上分離を行う浮上分離槽を設け、生物処理槽と浮上分離槽とを減圧弁を備える通路で接続し、この通路から加圧廃水を浮上分離槽に導いて一気に大気圧開放してもよい。
本発明によれば、嫌気処理槽を浮上分離槽として利用することで、処理装置が過大になることを防止し、かつ、生物処理効率の低下を防止できる。
以下、図面を参照して、難水溶性物質と有機物を含む廃水として油脂含有廃水を処理対象として本発明を実施する場合の実施形態について説明する。以下、同一機能を奏する部材には同一符号を付す。
図1は、第1実施形態に係る油脂含有廃水の処理方法および処理装置の実施の形態を示す系統図である。処理装置101は、原水貯槽1、凝集反応槽2、酸生成槽3、高負荷メタン生成槽5、後処理槽6、および沈殿池7を含み、これらはこの順で互いに直列に接続されている。処理装置101また、付随設備としてメタン発酵槽8、汚泥脱水機9、脱硫塔10、およびガスホルダ11を備える。
原水貯槽1には原水管21と脱離液管40の一端縁とが接続されている。脱離液管40の他端縁は汚泥脱水機9に接続されており、油脂含有廃水と汚泥脱水濾液(脱離液)が原水管21および脱離液管40をそれぞれ経由して原水貯槽1に供給され、一時的に貯留される。原水貯槽1は導入管22を介して凝集反応槽2と接続されており、油脂含有廃水と脱離液の混合液が原水として凝集反応槽2に導入される。
凝集反応槽2には、凝集剤注入管23が接続されており、凝集剤貯槽2Bに貯留された凝集剤が添加され、原水が凝集処理される。凝集反応槽2で原水に添加される凝集剤としては特に限定されず、鉄塩およびアルミニウム塩等の無機凝集剤、アニオン性、カチオン性、または両性ポリマー等の有機高分子凝集剤を単独または組み合わせて使用できる。凝集反応槽2では原水に凝集剤を添加して攪拌することで凝集フロックが形成される。このため、凝集反応槽2から流出する凝集処理水は凝集フロックを含み、凝集処理水管24は凝集フロック供給路を構成している。
凝集反応槽2と酸生成槽3とは凝集処理水管24を介して互いに接続されており、凝集処理水は凝集処理水管24から酸生成槽3に導入される。本実施形態において酸生成槽3は密閉可能な耐圧容器を備え、この耐圧容器には開閉可能な弁Vが設けられている。容器内には酸生成菌が保持されており、原水を供給して弁Vを閉じて容器を密閉した状態で嫌気的生物処理としての酸生成反応を行なう。
酸生成工程では、原水に含まれる有機物を基質として酪酸、プロピオン酸、および酢酸等が生成され、酸生成に伴って主として炭酸ガスを含むガスが生成される。酸生成槽3の容器内部はガス生成により加圧された状態となり、生成された酸およびガスが含まれた加圧廃水が得られる。このように、本実施形態では酸生成槽3の容器は加圧廃水生成手段として機能する。なお、酸生成に伴い生成されるガスには硫化水素やアンモニア等が含まれる場合がある。そこで、本実施形態では弁Vに排ガス管36Bを接続し、この排ガス管36Bの出口側端縁を第1ガス路27に接続することにより、生成されたガスを脱硫塔10で処理してガスホルダ11に貯留できるように構成している。
酸生成槽3は、弁Vを急激に開放することにより、容器内の加圧廃水が大気圧開放され、加圧状態で液中に溶解されていたガスが微細気泡化する。微細気泡は、凝集フロックに付着して凝集フロックを浮上させ、かかる浮上の際に油脂成分は凝集フロックに吸着される。このため、容器の上部界面近傍に油脂成分を吸着したフロックが集積し、このフロックを液分と分離することで吸着フロックと分離水とが分離される。このように、酸生成槽3の容器は浮上分離槽を兼ね、容器と弁Vとにより浮上分離手段が構成される。
浮上分離工程で浮上分離を良好に行うためには、酸生成工程を水理学的滞留時間(HRT)<5日、温度20℃以上の条件とすることが好ましい。
耐圧容器の一端面には浮上汚泥管36が接続され、吸着フロックは浮上汚泥管36を介してメタン発酵槽8に送られる。吸着フロックは、浮遊性のメタン発酵菌が保持されるメタン発酵槽8で嫌気消化され、発生したメタンガスを含む微生物生成ガスは第2ガス路37を介して脱硫塔10に送られる。微生物生成ガスは、メタン発酵過程で生成される硫化水素を含んでおり、脱硫塔10で処理されることにより硫化水素が除去された脱硫ガスが脱硫ガス路28を介してガスホルダ11に送られ、ガスホルダ11に貯留される。
メタン発酵槽8での発酵残渣(消化汚泥)は、消化汚泥管38を介して汚泥脱水機9に供給され脱水処理される。脱水過程で生じる脱離液は脱離液管40を介して原水貯槽1に戻される。消化汚泥が脱水された脱水ケーキは、脱水汚泥管39から系外へ排出され、廃棄物等として処分される。
一方、吸着フロックと分離された分離水は、酸を含み油脂成分が低減されSS濃度が低い。そこで、分離水管26から高負荷メタン生成槽5に分離水を供給してメタン生成を行なう。本実施形態では高負荷メタン生成槽5には、メタン生成菌を粒状にしたグラニュール汚泥が保持され、2kg−CODcr/m/d以上程度の高負荷で上向流スラッジブランケット(UASB)法によるメタン生成が行なわれる。ただし、分離水のメタン発酵の方式はこれに限定されず、膜式メタン発酵や嫌気流動床法等の他の方式としてもよい。
高負荷メタン生成槽5で生成されたメタンガスを含む微生物生成ガスは、第1ガス路27を介して脱硫塔10に送られる。脱硫塔10に送られた微生物生成ガスは、脱硫された後、ガスホルダ11に貯留され、ガス管29からボイラー等に送られ、エネルギーとして利用される。
高負荷メタン生成槽5から発生した余剰汚泥は、必要に応じて嫌気余剰汚泥管30を介してメタン発酵槽8に送給され、浮上汚泥とともに嫌気消化される。このように、メタン生成菌を高濃度で含む高負荷メタン生成槽5から発生する余剰汚泥(嫌気余剰汚泥)をメタン発酵槽8に供給すると、メタン発酵槽8に高濃度のメタン生成菌を接種することになる。このため、メタン発酵槽8におけるメタン発酵の安定化、効率化を図れる。
一方、高負荷メタン生成槽5から流出する処理水には、数百mg/L程度の有機物が含まれることから、嫌気処理水管32を介して後処理槽6に導入する。後処理槽6には活性汚泥が保持されている。後処理槽6では、散気管31等の散気手段から空気等の酸素含有ガスを供給しながら通常用いられる条件で好気的に生物処理する。
かかる好気処理により得られる活性汚泥処理水は、活性汚泥処理水管33から沈殿池7に導入されて固液分離される。沈殿池7で得られた液分は処理水として処理水管34から系外へ排出される。分離汚泥は排泥管35から引抜かれる。排泥管35からは汚泥返送管35Aおよび好気余剰汚泥管35Bが分岐している。汚泥返送管35Aは後処理槽6に接続されており、分離汚泥の一部は汚泥返送管35Aから後処理槽6に返送される。好気余剰汚泥管35Bはメタン発酵槽8に接続されており、分離汚泥の残部はメタン発酵槽8に供給され、浮上汚泥等とともにメタン発酵される。
この処理装置101では、酸生成槽3で生物処理を行なうとともに加圧状態でガスが溶解された液体(加圧廃水)を生成し、加圧廃水を大気圧開放することで、油脂が吸着された吸着フロックを浮上分離できる。このように、酸生成槽3で浮上分離を行うことができるため、浮上分離槽を別途設けることなく油脂を浮上分離でき、処理装置101を小型化できる。また、処理装置101では酸生成槽3において、原水中の油脂やSSの一部を可溶化、有機酸化するため、加圧廃水の溶解性COD濃度を上げることができる。また、メタン発酵槽8に供給する浮上汚泥も事前に酸発酵を受けることになるので、メタン発酵槽8での処理の安定化、有機物分解効率の向上を図ることができる。
次に、図2を参照して本発明の第2実施形態について説明する。図2は、本発明の第2実施形態に係る油脂含有廃水の処理方法および処理装置102の実施の形態を示す系統図である。処理装置102は、以下の3点で第1実施形態に係る処理装置101と異なっている。
まず、処理装置102では、好気余剰汚泥管35Bはメタン発酵槽8に接続されず、代わりに凝集反応槽2に接続されている。また、嫌気余剰汚泥管30もメタン発酵槽8ではなく、次に述べる消化汚泥分岐管38Bを介して凝集反応槽2に接続されている。さらに、消化汚泥管38から消化汚泥分岐管38Bが分岐し、凝集反応槽2に接続されている。
かかる構成により、処理装置102では後処理槽6で生成される好気余剰汚泥、高負荷メタン生成槽5から生じる嫌気余剰汚泥、および消化汚泥が凝集反応槽2に送給される。凝集反応槽2に供給されたこれらの汚泥は、原水と混合されることにより、原水中の油分はこれらの汚泥に吸着される。即ち、これらの汚泥は油脂を吸着する生物フロックとして機能するため、凝集剤の必要添加量は大幅に減少するか、凝集剤無添加での浮上分離が可能となる。このように、処理装置102では、好気余剰汚泥管35B、嫌気余剰汚泥管30、および消化汚泥分岐管38Bの3つの配管が汚泥フロック供給路を構成している。
また、本発明の第3実施形態について図3を参照して説明する。図3は、本発明の第3実施形態に係る油脂含有廃水の処理方法および処理装置103の実施の形態を示す系統図である。処理装置103は、消化汚泥分岐管38Bが設けられておらず、一方で脱水汚泥管39から分岐する脱水汚泥返送管39Bが設けられている点で第2実施形態の処理装置102と異なっている。また、嫌気余剰汚泥管30は凝集反応槽2に直接、接続されている。
この処理装置103では、メタン発酵槽8から引き抜いた消化汚泥を汚泥脱水機(または汚泥濃縮機)9で脱水または濃縮後、脱水汚泥または濃縮汚泥の一部または全部をメタン発酵槽8に返送する。これにより、メタン発酵槽8内の汚泥濃度を高め、同時に、メタン発酵槽8での汚泥の滞留時間(SRT)を長くできる。このため、メタン発酵槽8を高負荷で運転することができ、メタン発酵槽8の小型化が可能となる。かかる構成によるメタン発酵槽8の運転条件は、槽内汚泥濃度20000mg/L以上、好ましくは20000〜100000mg/L、SRTを15日以上、好ましくは15〜40日、浮上汚泥等の被処理物の滞留時間(HRT)を20日以下、好ましくは3〜20日とすることができる。
図1〜3に示す処理は、本発明の実施の形態の一例であって、本発明はその要旨を超えない限り、何ら図示の処理に限定されるものではない。例えば、浮上分離工程で得られる分離水は、好気性処理と高負荷嫌気性処理との併用に限らず、他の方法で処理してもよく、いずれか一方の処理のみでもよい。
また、図2の処理装置102において、好気余剰汚泥、嫌気余剰汚泥、および消化汚泥のいずれかのみを凝集反応槽2に返送してもよい。例えば、図2の処理装置102および図3の処理装置103において、好気余剰汚泥はメタン発酵槽8に導入するようにしてもよい。あるいは、好気余剰汚泥は凝集反応2に返送して、高負荷メタン生成槽5からの嫌気余剰汚泥をメタン発酵槽8に導入してメタン発酵槽8のメタン生成菌の高濃度化を図ってもよい。さらに、メタン発酵槽8の消化汚泥と共にあるいは消化汚泥の代りに、汚泥脱水機9からの脱水汚泥の一部を凝集反応槽2に返送するようにしてもよい。この場合も結果的にメタン発酵槽8の汚泥濃度を高めて高負荷運転を行うことができる。
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
[実施例1]
図2に示す処理装置102を用いて、水難溶性物質として油脂を含む以下の水質の食品工場廃水(流量430m/d)を処理した。有機物濃度はBOD濃度で示し、油脂濃度はノルマルヘキサン抽出物濃度として示す。
[原水水質]
BOD:2300mg/L
SS :653mg/L
n−ヘキサン抽出物:170mg/L
この油脂含有廃水は油脂濃度が比較的低く、加圧浮上処理と、加圧浮上処理後に得られた分離水をメタン発酵させずに活性汚泥法で処理した場合の汚泥の構成比が3:4(加圧浮上スカム:余剰汚泥)程度の水質のものである。
各槽の仕様は次の通りである。
酸生成槽容積:110m
高負荷メタン生成槽容積:210m(有機物負荷:10〜15kg−CODcr/m/d)
後処理槽容積:150m
メタン発酵槽容積:45m(有機物負荷:10〜15kg−CODcr/m/d)
その結果、メタン発生量は526m/d、脱水ケーキの含水率は85%、発生量は0.73ton/dであった。また、高負荷メタン生成槽5での処理効率の低下、および後処理槽6でのバルキングの発生等の生物処理の悪化は認められなかった。
このように、本発明によれば加圧浮上槽を設けることなく、生物分解が困難な油脂を浮上分離し、分離水をUASB法等の高負荷でメタン発酵させることができる。このため、処理装置を簡略化できる。
本発明は、油脂含有廃水等を嫌気的条件で処理する有機物含有廃水の処理に用いることができる。
本発明の第1実施形態に係る廃水の処理装置の模式図である。 本発明の第2実施形態に係る廃水の処理装置の模式図である。 本発明の第3実施形態に係る廃水の処理装置の模式図である。
符号の説明
1 原水貯槽
2 凝集反応槽
3 酸生成槽
5 高負荷メタン発酵
6 後処理槽
7 沈殿池
8 メタン発酵槽
9 汚泥脱水機
10 脱硫塔
11 ガスホルダ
101〜104 廃水の処理装置

Claims (10)

  1. 水難溶性物質と有機物とを含む廃水を、密閉可能な容器内に導入してフロックを共存させた状態で嫌気的に生物処理してガスを生成させることにより、前記廃水に前記ガスを加圧状態で含ませた加圧廃水を得る加圧廃水生成工程と、
    前記加圧廃水を減圧することにより、前記水難溶性物質が前記フロックに吸着された吸着フロックを浮上させて液分と分離して前記吸着フロックと分離水とを得る浮上分離工程と、を含む廃水の処理方法。
  2. 前記水難溶性物質は油である請求項1に記載の廃水の処理方法。
  3. 前記分離水を活性汚泥処理する後処理工程をさらに含み、
    前記後処理工程で生成された汚泥を前記フロックとして前記密閉容器に供給する請求項1または2に記載の廃水の処理方法。
  4. 前記加圧廃水生成工程の前に、前記廃水に凝集剤を添加して前記フロックを形成させる凝集反応工程をさらに含む請求項1から3いずれかに記載の廃水の処理方法。
  5. 前記分離水をメタン生成槽に導入してメタン発酵させるメタン生成工程をさらに含み、
    前記加圧廃水生成工程で、生物処理として酸生成菌による酸生成を行なう請求項1から4いずれかに記載の廃水の処理方法。
  6. 水難溶性物質と有機物とを含む廃水が導入される密閉可能な容器を備え、該容器内で、フロックを共存させた状態で前記廃水を嫌気的に生物処理してガスを生成させることにより、前記廃水に前記ガスを加圧状態で含ませた加圧廃水を得る加圧廃水生成手段と、
    前記加圧廃水を減圧することにより、前記水難溶性物質が前記フロックに吸着された吸着フロックを浮上させて液分と分離して前記吸着フロックと分離水とを得る浮上分離手段と、を含む廃水の処理装置。
  7. 前記浮上分離手段は、前記容器に設けられた開閉可能な弁を含んで構成される請求項6に記載の廃水の処理装置。
  8. 前記分離水を導入して活性汚泥処理する後処理槽と、
    前記後処理槽で生成された汚泥を前記フロックとして前記容器に供給する汚泥フロック供給路と、をさらに含む請求項6または7に記載の廃水の処理装置。
  9. 前記廃水に凝集剤を添加して前記フロックを形成させる凝集反応槽と、
    前記凝集反応槽前で生成された前記フロックを前記容器に供給する凝集フロック供給路と、をさらに含む請求項6から8のいずれかに記載の廃水の処理装置。
  10. 前記分離水を導入してメタン発酵させるメタン生成槽をさらに含み、
    前記容器は酸生成菌を保持し、酸生成を行なうように構成されている請求項6から9のいずれかに記載の廃水の処理装置。
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