JP2007252884A - 自立型アイロン台 - Google Patents

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Abstract


【課題】 アイロン作用面を所望の高さ位置で略水平にするための使用状態と、床面に対して略垂直に立てかけておくための収納状態にする作業を簡単に行うことができ、かつ加熱したアイロンを随時置くことができる自立型アイロン台の提供。
【解決手段】 アイロン台20のアイロン作用面を略水平にする使用状態と床面Fに対して略垂直にする収納状態とにする自立型アイロン台1であって、床面上に設置される基台2と、基台から略垂直方向に設けられる支柱3、4と、アイロン台を回動可能かつ上下方向に移動可能に支持するとともに使用状態においてアイロン作用面を所望の高さ位置で保持するために設けられる上下移動機構30と、アイロンを置くための載置面を有し支柱に設けられるアイロン置き台5とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自立型アイロン台に係り、特に高さ調整可能なアイロン台とアイロン台に併設して使用されるアイロン置き台を設けた自立型アイロン台に関するものである。
本願出願人は、2次曲面部分をアイロン作用面とすることで通常のアイロン台として用できるとともに、衣類、帽子、下着などの3次元曲面部分の形状を損なうことなくアイロン掛けできるようにするために、アイロン作用面から連続形成される頭部を3次元曲面で形成した人体型アイロン台を提案している。
この人体型アイロン台には高さ調整が可能な折りたたみ式の脚部が設けられており、使用時に使用者が椅子などに着座した状態でアイロン掛けを行うために最適となる高さ位置にセットできるように構成されている。また、未使用時にはこの脚部を折りたたんだ状態にして、例えば壁面に寄りかかるように立てかけることで、占有面積を極力少なくした状態で収納状態にできるように構成されている。さらに、アイロン台の基部を樹脂ブロー成型品とすることにより軽量化を図ることで、非力な女性でも簡単にセットできるように配慮されている(特許文献1)。
また、高熱になったアイロンは、所望の高さ位置にセットされたアイロン作用面の高さに略等しいテーブル上に置くなどして使用するようにしている。
一方、アイロン掛けが終了後の衣類は、型崩れを防止するためにハンガーに掛けてから箪笥などに収めることになるが、その前に一時的に和室の鴨居、壁面に固定されたフックまたはカーテンレールなどに掛ける場合が多い。また、近年の工法による一戸立て住宅または集合住宅あるいは高層マンションによれば、耐火壁で囲まれる洋室を設ける場合が圧倒的に多く、しかも椅子を使用した生活に変化している。しかし、新築住宅などの場合には耐火壁にフックを固定することは、電動ドリル加工で壁に孔を明けざるを得ないので躊躇われる。また、マンションなどの場合には隣人への騒音が問題になる。
そこで、自立型ハンガーを使用すればアイロン掛け後の衣類をハンガーに掛けてから一時的または恒久的に吊るしておくことができる。このような自立型ハンガーとして、衣類支持部材を支柱周りに回転可能に設けることで、使用時の利便性を向上させた構成の装置についても提案されている(特許文献2)。
さらに、腰痛治療のためなどに使用されるぶら下り健康具は、大人の体重を支えるための十分な強度を備えている。しかしながら、購入後に直に飽きられてしまい、多くの家庭において衣類用の自立型ハンガーとして使用されているのが実情である。
特開2004−236823号公報。 特開平7−051151号公報。
例えば、上記の特許文献1の提案による人体型アイロン台によれば、使用者の身長にあわせてアイロン作用面の高さ位置を約610〜850cmの範囲で所望の高さ位置に調整できるように構成されている。このため、使用者がダイニングキッチンの椅子などに腰掛けてアイロンかけ作業を行うための最適な高さ位置にセットできる。
しかしながら、上記のようにアイロン台のアイロン作用面を所望の高さ位置で略水平にするための使用状態にセットし、衣類などへのアイロンかけ作業後に、床面に対して略垂直に立てかけておくための収納状態にする作業は、以外に面倒になる場合がある。
また、椅子などに腰掛けてアイロンかけ作業を行う最適な高さ位置にセットできても、加熱されたアイロンを一時的に置くためのテーブルなどが必要となる。この結果、アイロン台の使用場所はダイニングテーブルなどの傍にならざるを得ない。
さらに、衣類の袋状部分などを挿入してアイロンがけを行うために使用される「袖マン」とも呼ばれる小型アイロン台は、アイロン作用面を片支持状態にする略コの字状の脚部を設けているが、この小型アイロン台についてもテーブルなどが必要となる。
一方、アイロンかけ終了後の衣類を、上記の自立型ハンガーなどを使用して恒久的に掛けておけば、着用時に簡単に取り外すことができるので便利となる。
さらに、上記のぶら下り健康具とアイロン台とを複合化することで利用範囲を大きく拡張することができる。
したがって、本発明は上記の問題点に鑑みて成されたものであり、アイロン台のアイロン作用面を任意の高さ位置で水平にする使用状態と、床面に対して略垂直に立てかけておくための収納状態にする作業を簡単に行うことができ、かつ加熱されたアイロンを一時的に置くためのテーブルなどを不要にして、使用場所の制限を受けることのない自立型アイロン台の提供を目的としている。
また、加えて衣類の袋状部分などを挿入してアイロンがけを行うために片支持されたアイロン作用面を備える小型アイロン台を簡単に使用でき、さらに衣類をハンガーなどに簡単に掛けることのできる自立型アイロン台の提供を目的としている。
また、ぶら下り健康具とアイロン台とを複合化することで利用範囲を大きく拡張することができる自立型アイロン台の提供を目的としている。
そして、簡単かつ安価に製造できる自立型アイロン台の提供を目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、アイロン台のアイロン作用面を、床面に対して水平にする使用状態にしてアイロン掛けを行い、前記アイロン作用面を床面に対する垂直にして収納状態にするための自立型アイロン台であって、床面上に設置される基台と、前記基台から垂直方向に設けられる支柱と、前記アイロン台を回動可能かつ上下方向に移動可能に支持するとともに、前記使用状態において前記アイロン作用面を任意の高さ位置で保持するように前記支柱に設けられる上下移動手段と、アイロンを置くための載置面を有するとともに、前記支柱に設けられるアイロン置き台と、を備えることを特徴としている。
また、衣類の袋状部分などを挿入してアイロンがけを行うために、前記支柱に対してそのアイロン作用面が片支持状態で設けられる小型アイロン台を、さらに備えることを特徴としている。
また、使用者が起立して衣類を掛ける高さ位置で前記支柱に設けられる衣類支持部材を、さらに備えることを特徴としている。
また、前記アイロン置き台を前記支柱に対して回転可能に設けるアイロン支持部、前記小型アイロン台を前記支柱に対して回転可能に設ける小型アイロン台支持部、前記衣類支持部材を前記支柱に対して回転可能に設ける副支柱、の内の少なくとも一つを備えることを特徴としている。
また、前記衣類支持部材は、その途中部位において下方に向かう1つ以上の凹部を形成した棒部材であり、水平面に対する取り付け角度が約5度から約20度の範囲で上側に傾斜されて前記支柱周りに等間隔で3本以上が固定されるか、またはその長手方向に沿って略半円形状に形成され、前記支柱の側面から水平に固定されることを特徴としている。
また、前記基台は、金属パイプ材料を組み合わせて形成されるとともに、前記略半円形状の前記衣類支持部材とともに前記支柱の同じ側に固定されることで、壁面に沿うように配置可能にしたことを特徴としている。
また、前記衣類支持部材の外側に、カーテン案内用の別棒部材を設けたことを特徴としている。
また、前記アイロン台の基部は、表面に無数の凸部を成型しかつ前記アイロン作用面が頭部を連続形成し、かつ、上方に凸になる2次元曲面となるように所定樹脂材料からブロー成型されることを特徴としている。
また、前記アイロン台の基部は、前記アイロン作用面から連続形成されるとともに、3次元曲面を有する頭部と、前記頭部に対向する3次元曲面を有する腰部とをさらに一体形成したことを特徴としている。
また、前記小型アイロン台の基部は、表面に無数の凸部を成型しかつアイロン作用面が次第に手前側に傾斜するように所定樹脂材料からブロー成型されることを特徴としている。
また、前記上下移動手段は、前記アイロン作用面を前記所望の高さ位置で保持するために前記基部に固定されるとともに複数の係止溝部を形成した係止部材に対して係止され、かつ前記アイロン作用面の裏面側に向けて折りたたみ可能な脚部材を備えることを特徴としている。
また、前記上下移動手段は、前記アイロン台を前記高さ位置で保持するために前記上下移動手段において一端が軸支され、他端が前記アイロン台の裏面で軸支され、かつ2つ折り可能な2つ折り脚部材を備えることを特徴としている。
また、前記上下移動手段は、前記アイロン台の長手方向に沿う側面の底面で前記回動可能に支持するか、または前記頭部と対向する側面の裏面で前記回動可能に支持することを特徴としている。
また、アイロン台のアイロン作用面を、水平にする使用状態と床面に対して垂直にする収納状態とにでき、かつぶら下り健康具としても使用可能な自立型アイロン台であって、床面上に設置される基台と、前記基台から垂直方向に設けられる少なくとも2本の支柱と、前記使用状態において前記アイロン作用面を任意の高さ位置で保持するために、前記アイロン台を回動可能かつ上下方向に移動可能に支持するように、前記支柱に設けられる上下移動手段と、アイロンを置くための載置面を有するとともに、前記支柱の一方に対して回転可能に設けられる設けられるアイロン置き台と、衣類の袋状部分などを挿入してアイロンがけを行うために、前記支柱の他方に対してそのアイロン作用面が片支持状態で回転可能に設けられる小型アイロン台と、使用者がぶら下り可能な高さ位置において前記支柱の間に掛け渡される横梁部材と、を備えることを特徴としている。
また、アイロン台のアイロン作用面を、床面に対して水平にする使用状態にしてアイロン掛けを行い、前記アイロン作用面を床面に対する垂直にして収納状態にするための自立型アイロン台であって、前記アイロン台は、前記アイロン作用面の長手方向に沿うように形成されるとともに、その両端を前記アイロン作用面の裏面において夫々固定したフレーム基部と、前記フレーム基部の長手方向に沿う中央部位から片支持状態で固定される片支持部材と、前記裏面から直角に延びるように前記片支持部材に固定される第1被支持部と、前記裏面に対して平行に延びるように前記片支持部材に固定される第2被支持部と、を備え、前記アイロン台を支持するために床面上に設置される基台は、少なくとも前記アイロン作用面の長手方向に沿う距離の半分の高さで前記基台から垂直方向に固定される支柱と、前記第1被支持部または前記第2被支持部を挿通後に前記アイロン作用面を回転不能に支持する挿通支持部を固定するとともに、前記使用状態において前記アイロン作用面を任意の高さ位置で保持するように前記支柱に設けられる上下移動手段と、アイロンを置くための載置面を有するとともに、前記支柱に設けられるアイロン置き台と、を備えることを特徴としている。
また、前記挿通支持部は、前記第1被支持部または前記第2被支持部を挿通するときに、指の挿通を防止するための形状部材を備えることを特徴としている。
また、前記第1被支持部、および前記第2被支持部はその横断面形状が正方形の第1角パイプから形成され、前記挿通支持部は前記第1角パイプを挿通する角穴部を有する第2角パイプから形成され、前記形状部材を前記角穴部の開口部に向かう付勢状態で保持するとともに、前記挿通後に前記第1被支持部を固定するための固定用ノブを前記第2角パイプに設けたことを特徴としている。
そして、前記第1被支持部および前記第2被支持部は横断面形状が正方形の開口部を有した第3角パイプから形成され、前記挿通支持部は前記開口部を挿通する正方形の4面を有する第4角パイプから形成され、前記形状部材を前記4角パイプの端面に設け、さらに前記挿通後に前記第1被支持部を固定するための固定用ノブを前記第3角パイプに設けたことを特徴としている。
本発明の自立型アイロン台によれば、アイロン台のアイロン作用面を任意の高さ位置で水平にしてアイロン掛けを行うための使用状態と、床面に対して垂直に立てかけておくための収納状態にする作業を簡単に行うことができ、かつ加熱したアイロンを随時置くことで、加熱したアイロンを一時的に置くためのテーブルなどを不要にできるので、アイロン掛けに必要な作業を自立型アイロン台単体で行うことが可能となる。
また、衣類の袋状部分などを挿入してアイロンがけを行う小型アイロン台を簡単な操作で使用することができ、さらに衣類を随時掛けることができる。
また、ぶら下り健康具とアイロン台とを複合化することで利用範囲を大きく拡張することができる。
そして、自立型アイロン台を簡単かつ安価に製造することができる。
以下に、本発明の好適な各実施形態について添付の各図面を参照して述べる。
ここで、本発明は様々な修正と変更が可能であり、その内の特定の事例が図面に図示されており、以下に詳細に記述されることになるが、これらに限定されず請求の範囲に規定された範囲で種々の構成が可能であることは言うまでもなく、さらに後述する人体型アイロン台以外の形状のアイロン台にも適用可能である。
先ず、図1は本発明の第1の実施形態である自立型アイロン台1を使用状態にセットするとともに、アイロン台20の一部を破断して示した外観斜視図である。
本図において、自立型アイロン台1の概略構成はアイロン台のアイロン作用面を、略水平にする使用状態と床面Fに対して略垂直にする収納状態とにすることができるものであり、室内に配置することで簡単にアイロンかけを行うことができるものである。
また、床面F上に設置される基台2は金属材料を含む十分な重量を有する材料から形成されており、この基台2から略垂直方向に支柱3、4が固定されており、支柱4の上方において略半円形状の衣類支持部材8が支柱の同じ側に横部材7を介して固定されており、壁面Wに対して隙間なく設置できるように構成されているので、占有面積を最小にできる利点がある。
一方、鉄パイプなどを曲げ加工した衣類支持部材8は、使用者が起立して衣類を掛ける高さ位置において図示のように複数のハンガーKを吊り下げることができるとともに、外側にカーテン15、15のフック16、16を案内するための別棒部材9をさらに設けている。このために、略45度の傾斜角度で3本の補強部材11、11、11が横部材7と、衣類支持部材8との間に固定されており、荷重を支えるように構成されている。これらの衣類支持部材8とカーテン用の別棒部材9は、オプションとして設けられ、この場合には支柱4の高さ寸法はアイロン置き台5までの高さに設定されることになる。
この支柱4の下方には、加熱されたアイロン10を置くための載置面を有するとともに、支柱4に対して片支持状態にされるアイロン置き台5が設けられている。
また、支柱4を挟んだアイロン置き台5の反対側には、衣類の袋状部分などを挿入してアイロンがけを行うために支柱4に対して片支持状態にされる小型アイロン台6がさらに設けられている。この小型アイロン台6もオプションとして設けることができる。
この小型アイロン台6は業界で「袖マン」と呼ばれるものであり、子供用ズボンなどを挿通させることで布一枚分厚さのアイロンをかけることができる。すなわち、カバーとフェルトと基部とを設けており、さらに図示のように手前側に傾斜面を一体形成していることから、衣類の微妙な曲面に沿うようにアイロンかけを行うことができるように構成されている。
従来は、この小型アイロン台はアイロン作用面を片支持状態にするための略コの字状の脚部を設けていたが、この小型アイロン台6によれば図示のように支柱4に片支持されているので脚部が一切不要となる。また、アイロン置き台5と小型アイロン台6を、後述するように支柱4周りに回転自在に設ける場合には、図示の状態から適宜手前側に移動してアイロンかけを行い易い位置でアイロンかけ作業を行うことができる。
一方、アイロン台20を回動可能かつ上下方向に移動可能に支持するとともに、図示の使用状態においてアイロン作用面を所望の高さ位置で保持する上下移動手段である上下移動機構30(破線図示)が、支柱3に設けられている。
アイロン台20の構成には木製、金属メッシュ製、桐おがくずを圧縮したパーチクルボード製などの種々のもの、また矩形の扁平形状のものも採用可能あるが、本図において、アイロン台20は本願出願人による人体型アイロン台であって、2次曲面部分をアイロン作用面とするために無数の凸部を形成するように所定樹脂材料をブロー成型した基部21を備えており、この基部21の上にフェルト22とカバー23を被せることでカバー面をアイロン作用面として使用できるように構成されている。
また、この基部21は、3次元曲面部分を有する頭部20aと、3次元曲面部分を有する腰部20bとを図示のようにアイロン作用面からさらに連続形成すると良く、これらの頭部20aと底部20bを使用して衣類、帽子、下着、ズボンの腰部分などの3次元形状を損なうことなくアイロンかけを行えることになる。
このアイロン台20の下方には基部2に固定されるとともに複数の係止溝部を形成した係止部材13に対して係止されるとともにアイロン作用面の裏側に向けて折りたたみ可能な脚部材12が設けられており、図示の使用状態においてアイロン使用時の荷重を上記の上下移動機構30とともに分散して支えるように構成されている。
以上のように構成される自立型アイロン台1を部屋の済みに配置しておき、図示のようにカーテン15、15を左右に開き、アイロン台20を所望の高さ位置にセットし、使用者が椅子に腰掛け、洗濯後の衣類へのアイロンかけ作業を行い、アイロンかけ後のワイシャツなどをハンガーKにかけた後に衣類支持部材8に吊るしておくことができる。
そして、アイロンかけ終了後にアイロン台20を後述する収納状態にしてから、カーテン15、15を閉じる。以上のように使用することでいつでもアイロンかけ後の衣類を取り出して着用でき、しかも部屋の美観を損なうことがなくなる。
次に、図2は自立型アイロン台1の上下移動機構30の断面図である。また、図3は図2の上下移動機構30のX−X線矢視断面図である。
図2、図3において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、この上下移動機構30は、図示のように支柱3の側面において高さ位置を違えて穿設された複数の孔部3aに対して潜入するピン40を使用している。
支柱3は、例えば一辺が10cmの鉄角パイプ製であり、その側面において複数の孔部3aが上下方向に穿設されており、これらの孔部3aにピン40を挿入することでアイロン台20の作用面となるカバー23の最高位置が610、680、730、780、820、850cmの高さ位置に調整できるようにしている。
この支柱3を取り囲むようにして鉄板製の上下移動部材31が設けられている。この上下移動部材31は、図示のように支柱3の前後方向の隙間部分にナイロン樹脂製などのスライダー32、32を介在させており、また左右方向にはほとんど隙間を設けていないので、上下方向には軽い力で移動でき、左右方向には動かないように構成されている。
この上下移動部材31の左側面には取付け部材33がスポット溶接されており、この取付け部材22には長い全長のピアノ兆番などの兆番34の一辺が固定されている。また、兆番34の他片はアイロン台20の基部21の底面に固定されており、アイロン台20を矢印D方向に回動できるようにしている。
この上下移動部材31の右側面の上端からは把持部31aが曲げ加工されており、この把持部31aの下方には図3で破線で示した軸受31b、31bで軸支された軸支部材35より軸支されたレバー部材36が回動自在に設けられている。このレバー部材36の先端はピン40の溝部40aに潜入している。金属製のピン40は、先端が孔部3aに入る形状を備えており、その後端を圧縮コイルバネ42で常時押すように上下移動部材31に固定されたホルダー41の内部に内蔵されている。
以上の構成によれば、レバー部材36を実線図示の位置から破線図示の位置に把持して移動することでピン40が孔部3aから外れるので、所望の高さ位置に移動し、レバー部材36を再び実線図示の位置に戻すことで上記の610、680、730、780、820、850cmの内の一つの高さにセットすることができる。また、アイロン台20が左右にガタつくことも隙間を埋めるスライダー32、32で防止できる。
なお、以上の構成以外にもラチェット機構、ラックアンドピ二オン機構、ガスダンパー昇降機構、ボールネジタイプなど種々の形式を採用できることは言うまでもない。すなわち、アイロン作用面を所望の高さ位置で保持するために支柱3に対して上下方向に相対移動可能であり、かつ所望の高さ位置で固定することのできる構成の上下移動機構30であればその形式は問わない。例えば上下方向を回転軸として回転駆動されるボールネジを支柱3の内部に内蔵しておき、このボールネジに螺合するナットを上下移動部材31に固定することで、正逆方向のモータ駆動にともないボールネジを回転駆動させて上下駆動させる電動昇降式としても良い。
この後に、図4の自立型アイロン台1の要部を示した右側面図において、椅子などへの着座姿勢で使用するためにアイロン台20の底面手前側の回動軸支部25(手前側のみ図示)で軸支されている脚部材12(破線図示)を係止部材13の各溝部13a、13b、13cの一つにセットする。以上で、使用者の身長(座高)の大小に関係なく最適な高さ位置調整できることになる。
また、アイロンかけ後に収納状態にするためには、上下移動機構30を最上位置まで移動し、脚部材12を内側に回動させ、アイロン台20の裏面に固定されているホルダー18にセットすることで実線図示の収納状態にすることができる。
また、図4によれば、上記の小型アイロン台6は手前側に位置されており、衣類Cの袖部分を挿入してアイロン10でアイロンかけする様子が示されている。
このように小型アイロン台6を支柱4に対して回転可能に設ける構成は、アイロン置き台5を支柱4に対して回転可能に設けるアイロン支持部の構成と略同様である。
そこで、図5(a)のアイロン置き台5の外観斜視図、図5(b)の支柱にアイロン置き台を固定した後の様子を示した要部断面図を参照して代表して各支持部の構成について述べると、アイロン置き台5が支柱4に対して回転可能に設けられている。
このアイロン置き台5には、支柱4に挿通されるブッシュ52が溶接などで固定されており、このブッシュ52とアイロン置き台5との間にアイロン10の重量を支える強度を有するアイロン台支持部55が形成されている。このブッシュ52には回転操作されるノブ56が螺合されており、このノブ56を緩める方向に回転することでアイロン置き台5を上下方向に移動できるようになり、所望の高さ位置でノブ56を締め付けることでアイロン置き台5を所望の高さ位置に固定できるように構成されている。
また、このアイロン置き台5のブッシュ52には雌ネジ孔部52aが形成されており、この雌ネジ孔部52aに対してノブ56の雄ネジ部56aを螺合することで端部56cが支柱4の溝部4aに潜入する状態にできる結果、ブッシュ52は上下方向には移動しないが、回転できるようになる。このため、図4で実線で示した位置でアイロン置き台5を回動できることとなる。また、アイロン置き台5は、小径の鉄パイプ53を図示のように曲げ加工し、アイロンの載置面となる部分に鉄製の棒部材54を複数本図示のように固定して完成され、さらに上記のアイロン台支持部材55によりブッシュ52の側面に溶接で固定される。ここで、図示の形状によれば、方向性がないのでアイロン10をいずれの方向からでも載せることが可能になるので、左利きの人でも使用可能となる。
小型アイロン台6のブッシュと支持部材についても上記構成と略同様にすることで部品の共通化を図ることができるのでコストダウンに有効になる。
次に、図6(a)は第2の実施形態の自立型アイロン台1の右側面図、図6(b)はアイロン台20を収納状態にした右側面図である。
本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、上下移動機構30には、アイロン台20を所望の高さ位置で保持するために上下移動部材31において一端が軸支部118で軸支され、他端がアイロン台の底面の軸支部118で軸支され、かつ中間回動部119で2つ折り可能な2つ折り脚部材112を備えている。また、上下移動機構30は、支柱3の側面に固定されたラックに噛合するピ二オンギアをハンドルで矢印方向に回転することで上下移動され、不図示のストッパーにより所望の高さ位置を保持するように構成されている。アイロン台20はその長手方向に沿う側面の底面で兆番34により回動可能に支持されている。
一方、衣類支持部材8は、図示のようにその途中部位において下方に向かう1つ以上の凹部8aが形成された棒部材であり、水平面に対する取り付け角度が約5度から約20度の範囲で上側に傾斜されて副支柱141周りに等間隔で3本以上が固定されている。この副支柱141は支柱4に対して回転自在に設けられている。
以上の構成によれば、図6(a)において実線図示のアイロン台20をアイロンかけ後に収納状態にするために、2つ折り脚部材112を内側に破線図示のように回動させ、さらに図6(b)に図示のようにアイロン台20が略垂直になるまで降ろすことで実線図示の収納状態にすることができる。
また、衣類支持部材8は、矢印方向に任意に回転できるのでガウン、コートなどの長い衣類をハンガーKにかけてから吊るしてから後ろ側に移動できるのでアイロンかけの邪魔にならないようにできる。
なお、上記の各アイロン台は使用者から見て奥側で支柱に対して回動自在に兆番34で軸支されているので、この部分に衣類が滞ることから、支柱3から離して回動自在に支持すると良い。また、頭部20aが左右いずれかに向くので左利きと右利き用を準備すると良い。さらにカーテン15、15を設けたので未使用時に全てを隠すことが可能であるが天井部分を設けるとさらに良い。
最後に、図7は、ぶら下り健康具を複合化した様子を示した自立型アイロン台1の第3の実施形態の外観斜視図である。
本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、アイロン台20は頭部20aと対向する側面20bの底面で回動可能かつ上下移動可能に支持されている。また、脚部材12は、基台2、2に夫々形成された係止部材13に対して図示のように係止するように回動軸支されている。
一方、支柱3、3からは支柱80、80が垂設および固定されており支柱80の一方に対して回転可能にアイロン置き台5が設けられており、支柱80の他方に対して片支持状態で回転可能に小型アイロン台6が設けられている。
そして、支柱80、80の上端からは、使用者がぶら下り可能な高さ位置で各支柱の間に横梁部材80aが掛け渡されている。
以上の構成によれば、アイロン台20を実線図示の使用状態から破線図示の途中状態を経て二点鎖線図示の収納状態にすることができる。この収納状態において、使用者はぶら下り健康具として使用することができる。
以上の自立型アイロン台1によれば、部屋の美観を損なうことなく配置できることとなるので、高級家具として使用可能となる。
図8は本発明の第4の実施形態である自立型アイロン台1を収納状態にセットし、右側方から見た外観斜視図である。本図において、既に説明済みの構成または部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、床面上に設置される基台2は、2本の丸鉄パイプ201、202を図示のような山形状に曲げ加工し、6角形の部分で図示のように重ねてから8箇所を溶接する。この後に、横パイプ203を6角形の内部にセットしてから図示のように溶接する。
この横パイプ203の長手方向の中心からは垂直方向に支柱3が溶接で固定される。また、この支柱3の途中部位と6角形の部分との間には4本の補強部材204が溶接されており、支柱3の強度を確保することで、支柱3の倒れ防止を図っている。
さらにまた、2本の丸鉄パイプ201、202の先端にはグロメット219が夫々被せられており、ストッパー付きの移動用キャスタ220が図示のように夫々固定される。以上の構成により室内で簡単に移動できるようにしている。また、アイロン掛けを行うときには、移動用キャスタ220のストッパーを足先などで押圧操作して停止状態にできるように構成されている。
この支柱3からは支柱4が、さらに上方に向けて着脱自在に設けられており、鉄パイプなどを曲げ加工した衣類支持部材8を図示のように支柱4の先端に設けることで、使用者が起立して衣類を掛ける高さ位置で図示のようにハンガーKを吊り下げることができるようにしている。
この支柱4の中間部位には、衣類の袋状部分などを挿入してアイロンがけを行うために支柱4に対して片支持状態にされる小型アイロン台6がさらに設けられている。また、加熱されたアイロンを置くための載置面を有するとともに、支柱4に対して片支持状態にされるアイロン置き台5がさらに下方に設けられている。これらはノブ56の操作で任意の高さ位置に固定できるように構成されている。
一方、アイロン台20を上下方向に移動可能に支持するとともに、図示の収納状態においてアイロン作用面23が床面に対して垂直となる所望の高さ位置で保持する上下移動手段である上下移動機構300が支柱3に設けられている。この上下移動機構300は、ノブ56の操作で支柱3の任意の高さ位置に固定できるように構成されている。すなわち、ノブ56を緩めてから、上下方向に移動し、図示のようにアイロン台20を起立状態で保持できる位置にした後に、ノブ56を締め付けることで図示の位置に固定されるように構成されている。
また、アイロン台20はそのアイロン作用面となるカバー23を、床面に対して水平にする使用状態にしてアイロン掛けを行い、カバー23が図示のように床面に対して垂直になるようにして収納できるようにしている。
図9は、アイロン台20を裏面23a側から見た外観斜視図である。図8に図9をさらに参照して、このアイロン台20は、鉄パイプ製のフレーム基部210を裏面においてネジ止めして固定している。このフレーム基部210はアイロン作用面となるカバー23の長手方向に沿うように形成されるとともに、図示のように両端が曲げ加工されており、取り付け端部212、213をその両端に溶接している。
また、このフレーム基部210の長手方向に沿う中央部位からは角パイプ製の片支持部材214が溶接されて固定されている。この片支持部材214は2本の補強部材215をフレーム基部210との間に溶接することで補強されており、アイロン掛け時に加わる荷重を支持できるようにしている。
この片支持部材214の端部にはアイロン台の裏面20bに対して垂直となる第1被支持部216が溶接されて固定されている。また、この片支持部材214の途中には裏面20bに対して平行に延びるように第2被支持部217が溶接されて固定されている。
一方、アイロン台20を支持するために床面上に設置される支柱3は、少なくともアイロン台20の長手方向に沿う距離の半分の高さとなるように基台2から垂直方向に固定されている。また、上記の上下移動機構300は図示のように上方に設けられている。この機構300には第1、第2被支持部216、217を挿通後にアイロン台20を回転不能に支持する挿通支持部が設けられている。すなわち、図8は第2被支持部217を挿通支持部にセットした状態を図示している。
図10は、上下移動機構300にセットされるアイロン台20を二点鎖線で図示した動作説明のための外観斜視図である。本図において、既に説明済みの構成または部品については同様の符号を附して説明を割愛する。上下移動機構300は、支柱3にセットされるとともにノブ56を設けた丸パイプ310と、第2角パイプ311から構成される挿通支持部を図示のように丸パイプ310の側面に溶接して固定して構成されている。
この挿通支持部は第1被支持部216または第2被支持部217を挿通するときに、指の挿通を防止することで怪我などを防ぐための図示のような帽子状体の形状部材312が破線図示の棒部材により倒れ防止されて内蔵されている。また、第1被支持部216および第2被支持部217はその横断面形状が正方形の第1角パイプ311から形成される一方で挿通支持部はこの第1角パイプ311を挿通する角穴部311aを有する第2角パイプ216a、217aから形成されている。そして形状部材312を角穴部311aの開口部に向かう付勢状態で保持するための破線図示の圧縮コイルバネ313を図示のように内蔵することで形状部材312の先端がストッパー313から突出するようにして指先が内部に入ることを防止している。
このためアイロン台20のセット時における思わぬ事故が防止できる。また、第1被支持部216および第2被支持部217の挿通後には形状部材312は下方に移動される。さらに第1被支持部216を固定することでアイロン台20を不動状態にするための固定用ノブ56を第2角パイプから構成されている。
図11は上下移動機構300の別構成例を図示した外観斜視図である。本図において、既に説明済みの構成または部品については同様の符号を附して説明を割愛する。上下移動機構300は、支柱3にセットされるとともにノブ56を設けた丸パイプ310と、形状部材412をその端面に固定し丸パイプ310に溶接で固定される第4角パイプ411とから構成されている。また、第1被支持部216、第2被支持部217は横断面形状が正方形の開口部を有した第3角パイプから形成されており、第1被支持部216、第2被支持部217を図示のように挿通後に第1被支持部216を第4角パイプ411に対して固定するための固定用ノブ56を図示のように設けている。
以上の構成によれば、第1被支持部216と第4角パイプに角パイプを用いることでアイロン台20の回転防止を図ることができるとともに簡単かつ安価に製造できる自立型アイロン台を提供できる。なお、これ以外にも種々の構成を採用できることは言うまでもなく、例えば4角パイプに代えて6角パイプも使用できる。
本発明の第1の実施形態である自立型アイロン台1を使用状態にするとともに、アイロン台20の一部を破断して示した外観斜視図である。 自立型アイロン台1の上下移動機構30の断面図である。 図2の上下移動機構30のX−X線矢視断面図である。 自立型アイロン台1の要部を示した右側面図である。 (a)はアイロン置き台5の外観斜視図、(b)は支柱にアイロン置き台を固定した後の様子を示した要部断面図である。 (a)は第2の実施形態の自立型アイロン台1の右側面図、(b)はアイロン台20を収納状態にした右側面図である。 ぶら下り健康具を複合化した様子を示した自立型アイロン台1の第3の実施形態の外観斜視図である。 本発明の第4の実施形態である自立型アイロン台1を収納状態にセットし、右側方から見た外観斜視図である。 アイロン台20を裏面側から見た外観斜視図である。 上下移動機構300にセットされるアイロン台20を二点鎖線で図示した動作説明のための外観斜視図である。 上下移動機構300の別構成例を図示した外観斜視図である。
符号の説明
1 自立型アイロン台
2 基台
3 支柱
4 副支柱
5 アイロン置き台
6 小型アイロン台
7 棒部材
8 衣類支持部材
9 カーテン支持用棒部材
10 アイロン
11 補強部材
12 脚部材
13 係止部材
15 カーテン
16 カーテンリング
18 ホルダー
20 アイロン台
20a 頭部
20b 腰部
21 基部
22 フェルト
23 カバー(アイロン作用面)
30 上下移動機構
31 上下移動部材
32 スライダー
33 取付け部材
34 兆番
35 軸支部材
36 レバー部材
40 ピン
41 ピンホルダー
42 圧縮バネ
80 支柱
80a 横梁部材
210 フレーム基部
214 片支持部材
216 第1被支持部
217 第2被支持部

Claims (18)

  1. アイロン台のアイロン作用面を、床面に対して水平にする使用状態にしてアイロン掛けを行い、前記アイロン作用面を床面に対する垂直にして収納状態にするための自立型アイロン台であって、
    床面上に設置される基台と、
    前記基台から垂直方向に設けられる支柱と、
    前記アイロン台を回動可能かつ上下方向に移動可能に支持するとともに、前記使用状態において前記アイロン作用面を任意の高さ位置で保持するように前記支柱に設けられる上下移動手段と、
    アイロンを置くための載置面を有するとともに、前記支柱に設けられるアイロン置き台と、を備えることを特徴とする自立型アイロン台。
  2. 衣類の袋状部分などを挿入してアイロンがけを行うために、前記支柱に対してそのアイロン作用面が片支持状態で設けられる小型アイロン台を、さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の自立型アイロン台。
  3. 使用者が起立して衣類を掛ける高さ位置で前記支柱に設けられる衣類支持部材を、さらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の自立型アイロン台。
  4. 前記アイロン置き台を前記支柱に対して回転可能に設けるアイロン支持部、
    前記小型アイロン台を前記支柱に対して回転可能に設ける小型アイロン台支持部、
    前記衣類支持部材を前記支柱に対して回転可能に設ける副支柱、の内の少なくとも一つを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自立型アイロン台。
  5. 前記衣類支持部材は、その途中部位において下方に向かう1つ以上の凹部を形成した棒部材であり、水平面に対する取り付け角度が約5度から約20度の範囲で上側に傾斜されて前記支柱周りに等間隔で3本以上が固定されるか、またはその長手方向に沿って略半円形状に形成され、前記支柱の側面から水平に固定されることを特徴とする請求項3に記載の自立型アイロン台。
  6. 前記基台は、金属パイプ材料を組み合わせて形成されるとともに、前記略半円形状の前記衣類支持部材とともに前記支柱の同じ側に固定されることで、壁面に沿うように配置可能にしたことを特徴とする請求項5に記載の自立型アイロン台。
  7. 前記衣類支持部材の外側に、カーテン案内用の別棒部材を設けたことを特徴とする請求項6に記載の自立型アイロン台。
  8. 前記アイロン台の基部は、表面に無数の凸部を成型しかつ前記アイロン作用面が頭部を連続形成し、かつ、上方に凸になる2次元曲面となるように所定樹脂材料からブロー成型されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の自立型アイロン台。
  9. 前記アイロン台の基部は、前記アイロン作用面から連続形成されるとともに、3次元曲面を有する頭部と、前記頭部に対向する3次元曲面を有する腰部とをさらに一体形成したことを特徴とする請求項8に記載の自立型アイロン台。
  10. 前記小型アイロン台の基部は、表面に無数の凸部を成型しかつアイロン作用面が次第に手前側に傾斜するように所定樹脂材料からブロー成型されることを特徴とする請求項2に記載の自立型アイロン台。
  11. 前記上下移動手段は、前記アイロン作用面を前記所望の高さ位置で保持するために前記基部に固定されるとともに複数の係止溝部を形成した係止部材に対して係止され、かつ前記アイロン作用面の裏面側に向けて折りたたみ可能な脚部材を備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の自立型アイロン台。
  12. 前記上下移動手段は、前記アイロン台を前記高さ位置で保持するために前記上下移動手段において一端が軸支され、他端が前記アイロン台の裏面で軸支され、かつ2つ折り可能な2つ折り脚部材を備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の自立型アイロン台。
  13. 前記上下移動手段は、前記アイロン台の長手方向に沿う側面の底面で前記回動可能に支持するか、または前記頭部と対向する側面の裏面で前記回動可能に支持することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の自立型アイロン台。
  14. アイロン台のアイロン作用面を、水平にする使用状態と床面に対して垂直にする収納状態とにでき、かつぶら下り健康具としても使用可能な自立型アイロン台であって、
    床面上に設置される基台と、
    前記基台から垂直方向に設けられる少なくとも2本の支柱と、
    前記使用状態において前記アイロン作用面を任意の高さ位置で保持するために、前記アイロン台を回動可能かつ上下方向に移動可能に支持するように、前記支柱に設けられる上下移動手段と、
    アイロンを置くための載置面を有するとともに、前記支柱の一方に対して回転可能に設けられる設けられるアイロン置き台と、
    衣類の袋状部分などを挿入してアイロンがけを行うために、前記支柱の他方に対してそのアイロン作用面が片支持状態で回転可能に設けられる小型アイロン台と、
    使用者がぶら下り可能な高さ位置において前記支柱の間に掛け渡される横梁部材と、を備えることを特徴とする自立型アイロン台。
  15. アイロン台のアイロン作用面を、床面に対して水平にする使用状態にしてアイロン掛けを行い、前記アイロン作用面を床面に対する垂直にして収納状態にするための自立型アイロン台であって、
    前記アイロン台は、前記アイロン作用面の長手方向に沿うように形成されるとともに、その両端を前記アイロン作用面の裏面に夫々固定したフレーム基部と、
    前記フレーム基部の長手方向に沿う中央部位から片支持状態で固定される片支持部材と、
    前記裏面から直角に延びるように前記片支持部材に固定される第1被支持部と、
    前記裏面に対して平行に延びるように前記片支持部材に固定される第2被支持部と、を備え、
    前記アイロン台を支持するために床面上に設置される基台は、
    少なくとも前記アイロン作用面の長手方向に沿う距離の半分の高さで前記基台から垂直方向に固定される支柱と、
    前記第1被支持部または前記第2被支持部を挿通後に前記アイロン作用面を回転不能に支持する挿通支持部を固定するとともに、前記使用状態において前記アイロン作用面を任意の高さ位置で保持するように前記支柱に設けられる上下移動手段と、
    アイロンを置くための載置面を有するとともに、前記支柱に設けられるアイロン置き台と、を備えることを特徴とする自立型アイロン台。
  16. 前記挿通支持部は、前記第1被支持部または前記第2被支持部を挿通するときに、指の挿通を防止するための形状部材を備えることを特徴とする請求項15に記載の自立型アイロン台。
  17. 前記第1被支持部、および前記第2被支持部はその横断面形状が正方形の第1角パイプから形成され、前記挿通支持部は前記第1角パイプを挿通する角穴部を有する第2角パイプから形成され、
    前記形状部材を前記角穴部の開口部に向かう付勢状態で保持するとともに、
    前記挿通後に前記第1被支持部を固定するための固定用ノブを前記第2角パイプに設けたことを特徴とする請求項16に記載の自立型アイロン台。
  18. 前記第1被支持部および前記第2被支持部は横断面形状が正方形の開口部を有した第3角パイプから形成され、前記挿通支持部は前記開口部を挿通する正方形の4面を有する第4角パイプから形成され、
    前記形状部材を前記4角パイプの端面に設け、さらに前記挿通後に前記第1被支持部を固定するための固定用ノブを前記第3角パイプに設けたことを特徴とする請求項16に記載の自立型アイロン台。
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