JP2007252193A - モータ及びその軸受構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】油漏れを有効に防止し、モータ及びその含油軸受の使用寿命を延長できるモータ及びその軸受構造を提供する。
【解決手段】本発明に係わる軸受構造は、軸受ホルダ内に設けられる軸受構造であって、回転軸が挿通される軸受孔を有する含油軸受と、前記含油軸受の上面と側壁の少なくとも一部とを被覆するとともに、前記軸受ホルダの内壁と連結され、その中心に前記回転軸が挿通される貫通孔を有する円筒状シール部材と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、モータ及びその軸受構造に関し、特に油漏れを防止するモータ及びその軸受構造に関する。
現在、多くの装置(例えばファン)がモータによって伝動されるため、モータの品質は、装置全体の品質に大きな影響を与える。モータは、不安定であれば、装置全体の運転に支障を与え、そのうち、モータの軸受がモータの品質を影響する要因の一つである。
従来のモータは、ほとんど玉軸受(Ball bearing)を使用したが、玉軸受はコストが比較的に高く、振動や衝撃等の外力に抵抗できず、しかも、モータが高回転速度で運転する際に十分な潤滑を施すことができない。このため、従来の技術では、玉軸受の代わりに、含油軸受(oil bearing)を採用したが、含油軸受が軸受ホルダに装着される際に、回転軸の脱落を防止するために、十分な結合力を加える必要がある。この結合力が含油軸受に直接に作用するため、含油軸受の内径が収縮し、回転軸と含油軸受との間の磨耗を増大させ、製品の使用寿命を短縮させる。
含油軸受は、一般に多孔性材質から構成され、その内部に潤滑油を含浸した複数の微細な空孔が設けられる。回転軸が含油軸受で回転する際に、微細な空孔の毛細管現象によって、潤滑油が回転軸と含油軸受との間の隙間に充填され、回転軸と含油軸受を潤滑させる。しかし、回転軸と含油軸受の長時間の摩擦により、潤滑油が蒸発しまたは高温で変質し、含油軸受の潤滑性が悪くなる。さらに、モータがさかさまに使用される際に、潤滑油が重力作用によって回転軸と含油軸受の間の隙間から漏出し、潤滑不足になってしまう。
図1に示すように、従来の含油軸受10は、ステータベースの軸受ホルダ12内に設けられ、回転軸11が挿通される軸受孔101を有する。含油軸受10の上面102が直接に外気と接触するため、潤滑油が回転軸11の回転連動によって、含油軸受10の上面102、含油軸受10と回転軸11との間の隙間、そして含油軸受10と軸受ホルダ12との間の隙間から、外部へ漏出する。特に、モータ即ち含油軸受10がさかさまに使用される際に、漏出がさらに悪化し、含油軸受10の使用寿命が短縮される。または、潤滑油が不足であるため、回転軸と含油軸受との間の摩擦が大きくなり、全体の運転が不調になってさらに損傷する恐れもある。
この問題を解決するために、図2に示すように、含油軸受10の上面102に環状の隔板13を設置し、油漏れ経路を遮断するが、その効果には一定の限度があり、潤滑油が依然として含油軸受10と回転軸11との間の隙間、隔板13と回転軸11との間の隙間、そして含油軸受10と軸受ホルダ12との間の隙間から、外部へ漏出してしまう。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、油漏れを有効に防止し、使用寿命を延長できるモータ及びその軸受構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係わる軸受構造は、軸受ホルダ内に設けられる軸受構造であって、回転軸が挿通される軸受孔を有する含油軸受と、前記含油軸受の上面と側壁の少なくとも一部とを被覆するとともに、前記軸受ホルダの内壁と連結され、その中心に前記回転軸が挿通される貫通孔を有する円筒状シール部材と、を備える。
また、本発明に係わる軸受構造は、軸受ホルダ内に設けられる軸受構造であって、回転軸が挿通される軸受孔を有する含油軸受と、前記含油軸受の上面を被覆するとともに、前記軸受ホルダの内壁と連結され、その中心に前記回転軸が挿通される貫通孔を有し、前記貫通孔の内壁に、少なくとも一つの凹溝が設けられるシール部材と、を備える。
また、本発明に係わるモータは、回転軸を有するロータと、軸受ホルダを有するステータと、回転軸が挿通される軸受孔を有する含油軸受と、前記含油軸受の上面と側壁の少なくとも一部とを被覆するとともに、前記軸受ホルダの内壁と連結され、その中心に前記回転軸が挿通される貫通孔を有する円筒状シール部材とを備え、前記軸受ホルダ内に設けられる軸受構造と、を具備する。
また、本発明に係わるモータは、回転軸を有するロータと、軸受ホルダを有するステータと、前記回転軸が挿通される軸受孔を有する含油軸受と、前記含油軸受の上面を被覆するとともに、前記軸受ホルダの内壁と連結し、その中心に、前記回転軸が挿通される貫通孔を有し、前記貫通孔の内壁に、少なくとも一つの凹溝が設けられるシール部材と、を備え、前記軸受ホルダ内に設けられる軸受構造と、を具備する。
本発明のモータ及びその軸受構造によれば、円筒状シール部材または凹溝を有するシール部材が前記含油軸受を被覆することにより、油漏れ経路を確実に遮断し、油漏れを防止し、モータ及びその含油軸受の使用寿命を延長することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施例におけるモータ及びその軸受構造について説明する。なお、共通する構成要素について、同一の符号を付すことによりその説明を省略する。
[実施例1]
図3に示すように、本発明の実施例1における軸受構造2は、回転軸31とあわせて、軸受ホルダ32内に設けられる。例えば、軸受構造2がモータに適用される場合、回転軸31は、モータのロータの回転軸であり、軸受ホルダ32は、モータのステータの軸受ホルダである。
本実施例において、軸受ホルダ32は、一体に成形された単体である。また、軸受ホルダ32の底部には、耐摩耗部材321(例えば耐摩耗片)が設けられる。もちろん、軸受ホルダ32は、複数の部品から構成されてもよい。例えば、軸受ホルダ32の底部には、係止部材によってシールされた開口を設けることもできる。
軸受構造2は、含油軸受21と、円筒状シール部材23と、を備える。なお、含油軸受21は、回転軸31が挿通される軸受孔211を有する。含油軸受21の内部には、潤滑油が含浸され、回転軸31が回転すると、潤滑油が放出され、潤滑効果を提供する。
円筒状シール部材23は、軸受ホルダ32の中に設けられ、軸受ホルダ32の内壁と連結され、含油軸受21の上面212と側壁213を被覆する。本実施例において、円筒状シール部材23は、含油軸受21の側壁213を完全に被覆するが、それに限らず、含油軸受21の側壁213の少なくとも一部のみを被覆してもよい。
また、円筒状シール部材23の中心には、貫通孔231が設けられる。貫通孔231の直径は、軸受孔211の直径に実質的に等しいまたはそれより大きい。円筒状シール部材23が含油軸受21を被覆する際に、回転軸31が貫通孔231と軸受孔211を挿通し、且つ、耐摩耗部材321に当接する。
本実施例において、円筒状シール部材23が含油軸受21の上面212と側壁213を被覆することにより、閉塞空間を形成し、潤滑油が含油軸受21の上面212、そして、含油軸受21と軸受ホルダ32との間の隙間から漏出するのを防止することができる。なお、軸受構造2内部の圧力が大気圧力より小さいため、大気圧力によって、潤滑油が回転軸31と含油軸受21との間の隙間から漏出するのを防止することができ、すなわち、全面に油漏れを防止し、潤滑油を軸受構造2に有効に保持し、さらに、軸受構造2の使用寿命を延長することができる。
図4Aと図4Bは、図3の軸受構造2の円筒状シール部材23の別の実施態樣を示す断面図である。図4Aに示すように、円筒状シール部材23は、曲がり箇所を設けることにより、円筒状シール部材23と含油軸受21の上面212との間に収容空間232が形成される。また、図4Bでは、円筒状シール部材23の上面の内壁233に凹部234が形成される。第1の収容空間232または凹部234は、含油軸受21から漏出した潤滑油を保存するために用いられ、しかも、第1の収容空間232または凹部234の圧力が大気圧力より小さいため、大気圧力によって、潤滑油が回転軸31と含油軸受21との間の隙間から漏出するのを防止することができる。さらに、第1の収容空間232または凹部234に保存された潤滑油が、重力によって含油軸受21に適切に回流し、含油軸受21内部の潤滑油の含量を維持することもできる。
また、図5に示すように、円筒状シール部材23の貫通孔231の内壁には、さらに、少なくとも一つの凹溝235を設けることもできる。凹溝235は、例えばリング状凹溝である。凹溝235は、含油軸受21から漏出した潤滑油を保存するために用いられ、しかも、凹溝235内部の圧力が大気圧力より小さいため、大気圧力によって、潤滑油が回転軸31と含油軸受21との間の隙間から漏出するのを防止することができる。さらに、凹溝235に保存された潤滑油が、重力によって含油軸受21に適切に回流し、含油軸受21内部の潤滑油の含量を維持することもできる。
また、図6に示すように、円筒状シール部材23の上にカバー25を設けることもできる。なお、カバー25は、円筒状シール部材23の外壁及び/または上面の少なくとも一部に当接する。本実施例において、カバー25は、回転軸31の凹陷部311に近接し、円筒状シール部材23とともに、第2の収容空間251を形成するため、さらに油漏れを防止する効果を強化することができる。
また、図7に示すように、円筒状シール部材23は、その内壁に含油軸受21の側壁213に当接する複数の突出部236を設けることもできる。なお、突出部236と円筒状シール部材23は、一体に成形されるが、もちろん、突出部236と円筒状シール部材23は、それぞれ単体を形成してから、突出部236を円筒状シール部材23の内壁に固定することもできる。本実施例において、突出部236を含油軸受21に当接することにより、円筒状シール部材23と含油軸受21との間の製作精度を低減し、両者の公差を緩和し、製作がより容易となる。もちろん、突出部236は、軸受ホルダ32の内壁に当接させるべく、円筒状シール部材23の外壁に設けることもできる。また、突出部236は、円筒状シール部材23の内壁に当接させるために、含油軸受21の側壁213に設けることもできる。また、突出部236は、前記円筒状シール部材23の外壁に当接させるべく、軸受ホルダ32の内壁に設けることもできる。
[実施例2]
図8に示すように、本発明の実施例2における軸受構造7は、回転軸31とあわせて、軸受ホルダ32内に設けられる。軸受構造7は、含油軸受21と、シール部材71とを備える。なお、回転軸31、軸受ホルダ32及び含油軸受21は、その構成と機能が上述したのものと同様なので、その説明を省略する。
シール部材71は、含油軸受21の上面212を被覆するとともに、軸受ホルダ32の内壁と連結される。シール部材71の中心に、貫通孔711が設けられ、貫通孔711の直径は、軸受孔211の直径に実質的に等しいまたはそれより大きい。シール部材71が含油軸受21の上面212を被覆する際に、回転軸31は、貫通孔711と軸受孔211を挿通し、且つ、耐摩耗部材321に当接する。
また、含油軸受21から漏出した潤滑油を保存するために、貫通孔711の内壁に少なくとも一つの凹溝712(例えばリング状凹溝)が設けられる。
本実施例において、軸受構造7は、シール部材71によって含油軸受21の上面212を被覆することにより、閉塞空間を形成し、潤滑油が含油軸受21の上面212、そして、含油軸受21と軸受ホルダ32との間の隙間から漏出するのを防止することができる。大気圧力によって、潤滑油が回転軸31と含油軸受21との間の隙間から漏出するのを防止することができる。さらに、凹溝712に保存された潤滑油が、重力によって含油軸受21に適切に回流するため、油漏れを防止する効果を果たし、潤滑油を含油軸受21に有効に保持し、さらに、含油軸受21の使用寿命を延長することができる。
また、本実施例において、軸受構造7は、さらに、カバー73を備える。カバー73は、シール部材71の上面の少なくとも一部に当接するとともに、回転軸31の凹陷部311に近接し、シール部材71との間に、第2の収容空間731を形成し、第2の収容空間731によって、さらに油漏れを防止し、油漏れを防止する効果を強化する。
[実施例3]
図9及び図10は、本発明の実施例3におけるモータ8を示す断面図である。図9及び図10に示すように、モータ8は、ロータ81と、ステータ82と、軸受構造2とを具備する。なお、上述した軸受構造2、7は、モータ8に適用することができる。本実施例では、図3の軸受構造2をモータ8に適用する態様について説明する。
ロータ81は、回転軸811と蓋体812とを備える。図9及び図10に示すように、回転軸811は、蓋体812に嵌合される。なお、回転軸811と蓋体812は、一体に成形される。蓋体812の内側面には、リング状の磁石813が固設される。本実施例において、磁石813は、例えば永久磁石である。
図10に示す実施例は、ファンモータ9に係るものである。ファンモータ9は、図9に示すロータ81の蓋体812の外周部911に、インペラ912からなるファン91を備えたものである。
ステータ82は、軸受ホルダ821と、ステータ磁極822と、回路基板823と、を備える。ステータ磁極822は、コイルの巻回によって形成され、磁石813と対向して設置され、磁界作用によって、ロータ81とステータ82を相対的に運動させる。また、回路基板823は、軸受ホルダ821の外側に設けられ、その上にステータ82の磁界を検出及び制御するためのセンサが設けられる。軸受ホルダ821内には、さらに、耐摩耗部材824(例えば耐摩耗片)が設けられる。回転軸811は、軸受ホルダ821内に備えられる際に、耐摩耗部材824に当接する。
軸受構造2は、回転軸811とあわせて、軸受ホルダ821内に設けられる。軸受構造2は、軸受孔211を有する含油軸受21と、円筒状シール部材23と、を備える。なお、回転軸811は、軸受孔211に挿通される。
前記円筒状シール部材23は、含油軸受21の上面212と側壁213を被覆し、軸受ホルダ821の内壁と連結される。また、円筒状シール部材23の中心には、貫通孔231が設けられ、貫通孔231の直径が軸受孔211の直径に実質的に等しいまたはそれより大きくなる様構成されている。円筒状シール部材23が含油軸受21を被覆する際に、回転軸811が貫通孔231と軸受孔211を挿通し、且つ、耐摩耗部材824に当接する。
本実施例において、円筒状シール部材23が含油軸受21の上面212と側壁213を被覆することにより、閉塞空間を形成し、潤滑油が含油軸受21の上面212、そして、含油軸受21と前記軸受ホルダ821との間の隙間から漏出するのを防止し、油漏れを防止する効果を果たし、潤滑油を軸受構造2に有効に保持し、さらに、モータ8全体の使用寿命を延長することができる。
以上、本発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても、本発明に含まれる。
従来の含油軸受が、回転軸とあわせて使用される態様を示す断面図である。 図1の含油軸受の上面に隔板が設けられた態様を示す断面図である。 本発明の実施例1における軸受構造が、回転軸と軸受ホルダとあわせて使用される態様を示す断面図である。 図3の軸受構造における円筒状シール部材の別の実施態樣を示す断面図である。 図3の軸受構造における円筒状シール部材の別の実施態樣を示す断面図である。 図3の軸受構造における円筒状シール部材の貫通孔の内壁に凹溝が設けられた態様を示す断面図である。 図3の軸受構造にカバーが設けられた態様を示す断面図である。 図3の軸受構造の円筒状シール部材の内壁に、少なくとも一つの突出部が設けられた態様を示す断面図である。 本発明の実施例2における軸受構造が回転軸と軸受ホルダとあわせて使用する態様を示す断面図である。 本発明の実施例3におけるモータを示す断面図である。 本発明の実施例3におけるファンモータを示す断面図である。
符号の説明
10、21 含油軸受
101、211 軸受孔
102、212 上面
11、31、811 回転軸
12、32、821 軸受ホルダ
13 隔板
2、7 軸受構造
213 側壁
23 円筒状シール部材
231、711 貫通孔
232、251、731 第1または第2の収容空間
233 内壁
234 凹部
235、712 凹溝
236 突出部
25、73 カバー311 凹陷部
321、824 耐摩耗部材
71 シール部材
8 モータ
81 ロータ
812 蓋体
813 磁石
82 ステータ
822 ステータ磁極
823 回路基板

Claims (16)

  1. 軸受ホルダ内に設けられる軸受構造であって、
    回転軸が挿通される軸受孔を有する含油軸受と、
    前記含油軸受の上面と側壁の少なくとも一部とを被覆するとともに、前記軸受ホルダの内壁と連結され、前記回転軸が挿通される貫通孔を有する円筒状シール部材と、
    を備える、ことを特徴とする軸受構造。
  2. 前記貫通孔の内壁に、少なくとも一つの凹溝が設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の軸受構造。
  3. 前記円筒状シール部材と前記含油軸受の前記上面との間に、第1の収容空間が形成される、ことを特徴とする請求項1に記載の軸受構造。
  4. 前記円筒状シール部材の上に設けられ、前記円筒状シール部材とともに第2の収容空間を形成するカバーと、
    をさらに備える、ことを特徴とする請求項1に記載の軸受構造。
  5. 前記円筒状シール部材は、前記軸受ホルダの前記内壁または前記含油軸受の前記側壁に当接する少なくとも一つの突出部が設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の軸受構造。
  6. 前記含油軸受の前記側壁には、前記円筒状シール部材の内壁に当接する少なくとも一つの突出部が設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の軸受構造。
  7. 前記軸受ホルダの前記内壁には、前記円筒状シール部材の外壁に当接する少なくとも一つの突出部が設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の軸受構造。
  8. 軸受ホルダ内に設けられる軸受構造であって、
    回転軸が挿通される軸受孔を有する含油軸受と、
    前記含油軸受の上面を被覆するとともに、前記軸受ホルダの内壁と連結され、前記回転軸が挿通される貫通孔を有し、前記貫通孔の内壁に、少なくとも一つの凹溝が設けられるシール部材と、
    を備える、ことを特徴とする軸受構造。
  9. 前記シール部材の上面の少なくとも一部に当接し、前記シール部材とともに収容空間を形成するカバーと、
    をさらに備える、ことを特徴とする請求項8に記載の軸受構造。
  10. 回転軸を有するロータと、
    軸受ホルダを有するステータと、
    前記回転軸が挿通される軸受孔を有する含油軸受と、前記含油軸受の上面と側壁の少なくとも一部とを被覆するとともに、前記軸受ホルダの内壁と連結され、前記回転軸が挿通される貫通孔を有する円筒状シール部材とを備え、前記軸受ホルダ内に設けられる軸受構造と、
    を具備する、ことを特徴とするモータ。
  11. 前記貫通孔の内壁に、少なくとも一つの凹溝が設けられる、ことを特徴とする請求項10に記載のモータ。
  12. 前記円筒状シール部材と前記含油軸受の前記上面との間に、第1の収容空間が形成される、ことを特徴とする請求項10に記載のモータ。
  13. 前記円筒状シール部材、前記含油軸受、前記軸受ホルダからなるグループのうち何れか一つに設けられる、少なくとも一つの突出部と、
    をさらに具備する、ことを特徴とする請求項10に記載のモータ。
  14. 前記円筒状シール部材の上に設けられ、前記円筒状シール部材とともに第2の収容空間を形成するカバーと、
    をさらに備える、ことを特徴とする請求項10に記載のモータ。
  15. 回転軸を有するロータと、
    軸受ホルダを有するステータと、
    前記回転軸が挿通される軸受孔を有する含油軸受と、前記含油軸受の上面を被覆するとともに、前記軸受ホルダの内壁と連結され、前記回転軸が挿通される貫通孔を有し、前記貫通孔の内壁に、少なくとも一つの凹溝が設けられるシール部材と、を備え、前記軸受ホルダ内に設けられる軸受構造と、
    を具備する、ことを特徴とするモータ。
  16. 前記シール部材の上面の少なくとも一部に当接し、前記シール部材とともに第2の収容空間を形成するカバーと、
    をさらに備える、ことを特徴とする請求項15に記載のモータ。
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