JP2007251536A - 携帯型電子機器、充電制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】動作モード中でもバッテリの充電を継続できるようにした携帯型電子機器を提供する。
【解決手段】携帯型電子機器は、外部電源電圧である第1の電源の有無を判定する第1判定手段(71)と、外部機器との間のインターフェースを介して当該外部機器から送られてくる第2の電源の有無を判定する第2判定手段(69)と、自機器の動作及び非動作を判定する第3判定手段と、バッテリの充電用電源を切り替える切換手段(70)とを備え、前記切換手段は、前記第2判定手段の判定結果が第2の電源有のとき前記第3判定手段の判定結果にかかわらずバッテリの充電用電源を前記第2の電源とする。
【選択図】 図5
【解決手段】携帯型電子機器は、外部電源電圧である第1の電源の有無を判定する第1判定手段(71)と、外部機器との間のインターフェースを介して当該外部機器から送られてくる第2の電源の有無を判定する第2判定手段(69)と、自機器の動作及び非動作を判定する第3判定手段と、バッテリの充電用電源を切り替える切換手段(70)とを備え、前記切換手段は、前記第2判定手段の判定結果が第2の電源有のとき前記第3判定手段の判定結果にかかわらずバッテリの充電用電源を前記第2の電源とする。
【選択図】 図5
Description
本発明は、携帯使用されると共に、充電用または充電兼用載置台(以下、クレードルという)にセットした状態でも使用可能な、たとえば、デジタルカメラ、携帯テレビ、携帯型画像再生装置、画像再生機能付き携帯電話機、携帯情報端末、携帯型小型パーソナルコンピュータ等の携帯型電子機器に関し、詳細には、クレードルにセットした状態で使用中でも、バッテリの充電を継続できるように改良した携帯型電子機器、充電制御方法及びプログラムに関する。
一般的にデジタルカメラ等の携帯型電子機器は、充電型のバッテリ(二次電池)で動作する。バッテリの充電は大別して、ACアダプタからのケーブルを直接、携帯用電子機器に接続して行うものと、クレードルと呼ばれる充電用またはパーソナルコンピュータとのインターフェース兼用の載置台を介して行うものとがある。以下、後者の充電方式を採用する携帯型電子機器について説明する。
多くの携帯型電子機器は、携帯使用は勿論のこと、クレードルに載置した状態(以下、固定状態ということもある)でも使用することができるようになっている。たとえば、デジタルカメラの場合には、クレードルにセットしたままで画像の再生やパーソナルコンピュータへの画像の転送をできるようになっており、こうした携帯型電子機器の付属品(またはオプション品)には、ACアダプタとクレードルが含まれる。
ここで、ACアダプタとは、商用電源(我が国では単層交流の100V)から所定電流且つ所定電圧の外部電源電圧を作り出すための電子部品である。ほとんどの携帯型電子機器に付属するACアダプタは、小型軽量で、しかも、その携帯型電子機器に必要とされる最低限の電流供給能力(したがって、安価な)しか持たない。
その理由は、主にコスト面からの要求にある。すなわち、比較的安価に入手できる小出力タイプのACアダプタ(たとえば、出力電流550mAのもの)に比べて、大出力タイプのACアダプタ(たとえば、出力電流900mAのもの)は、容積と価格が数倍にも及び、コスト競争が熾烈な携帯型電子機器の分野においては、到底採用できないからである。
たとえば、下記の非特許文献1には、上記の小出力タイプに相当するACアダプタを付属した液晶デジタルカメラに関する使用上の注意事項が記載されている。それによれば、「スライドショー中は電池の充電ができません。充電する場合はスライドショーを終了してください。」と記されている。
この注意事項は、当該デジタルカメラに付属するACアダプタの出力電流では、スライドショー(撮影済み画像を順次に再生表示する動作モード)に必要な電流とバッテリの充電に必要な電流とをまかないきれないことを示しており、動作モード優先の仕様(動作モード実行中はバッテリ充電を停止する仕様)になっていることを示している。
「EXILIM EX−Z3 取扱説明書」カシオ計算機株式会社、71頁の左下注記参照
上記のように、非特許文献1に記載のものあっては、動作モード優先の仕様、すなわち、スライドショー等の動作モード実行中はバッテリの充電を行わない仕様になっているので、動作モードを終了しない限りバッテリの充電が再開されないから、結局、バッテリ充電の待ち時間が長くなって当該携帯型電子機器の利便性(携帯使用)を阻害するという問題点がある。
そこで、本発明は、動作モード中でもバッテリの充電を継続できるようにした携帯型電子機器、充電制御方法及びプログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、外部電源電圧である第1の電源の有無を判定する第1判定手段と、外部機器との間のインターフェースを介して当該外部機器から送られてくる第2の電源の有無を判定する第2判定手段と、自機器の動作及び非動作を判定する第3判定手段と、バッテリの充電用電源を切り替える切換手段とを備え、前記切換手段は、前記第2判定手段の判定結果が第2の電源有のとき前記第3判定手段の判定結果にかかわらずバッテリの充電用電源を前記第2の電源とすることを特徴とする携帯型電子機器である。
請求項2記載の発明は、前記切換手段は、前記第1判定手段の判定結果が第1の電源有で且つ前記第2判定手段の判定結果が第2の電源無のときに、前記第3判定手段の判定結果が非動作中であれば、バッテリの充電用電源を前記第1の電源とする一方、前記第3判定手段の判定結果が動作中であれば、前記第1の電源から自機器の動作に必要な電源を差し引いた残りの電源でバッテリの充電用電源を賄うことを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器である。
請求項3記載の発明は、前記切換手段は、前記第1判定手段の判定結果が第1の電源無で且つ前記第2判定手段の判定結果が第2の電源有のときに、前記第3判定手段の判定結果が非動作中であれば、バッテリの充電用電源を前記第2の電源とする一方、前記第3判定手段の判定結果が動作中であれば、前記第2の電源から自機器の動作に必要な電源を差し引いた残りの電源でバッテリの充電用電源を賄うことを特徴とする請求項1又は2いずれかに記載の携帯型電子機器である。
請求項4記載の発明は、前記切換手段は、前記第1判定手段の判定結果が第1の電源無で且つ前記第2判定手段の判定結果が第2の電源無のときに、自機器の動作に必要な電源をバッテリから供給することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の携帯型電子機器である。
請求項5記載の発明は、外部電源電圧である第1の電源の有無を判定する第1判定工程と、外部機器との間のインターフェースを介して当該外部機器から送られてくる第2の電源の有無を判定する第2判定工程と、自機器の動作及び非動作を判定する第3判定工程と、バッテリの充電用電源を切り替える切換工程とを含み、前記切換工程は、前記第2判定工程の判定結果が第2の電源有のときに、前記第3判定工程の判定結果にかかわらずバッテリの充電用電源を前記第2の電源とすることを特徴とする充電制御方法である。
請求項6記載の発明は、コンピュータに、外部電源電圧である第1の電源の有無を判定する第1判定手段と、外部機器との間のインターフェースを介して当該外部機器から送られてくる第2の電源の有無を判定する第2判定手段と、自機器の動作及び非動作を判定する第3判定手段と、前記第2判定手段の判定結果が第2の電源有のときに前記第3判定手段の判定結果にかかわらずバッテリの充電用電源を前記第2の電源とする切換手段とを実現させるためのプログラムである。
請求項2記載の発明は、前記切換手段は、前記第1判定手段の判定結果が第1の電源有で且つ前記第2判定手段の判定結果が第2の電源無のときに、前記第3判定手段の判定結果が非動作中であれば、バッテリの充電用電源を前記第1の電源とする一方、前記第3判定手段の判定結果が動作中であれば、前記第1の電源から自機器の動作に必要な電源を差し引いた残りの電源でバッテリの充電用電源を賄うことを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器である。
請求項3記載の発明は、前記切換手段は、前記第1判定手段の判定結果が第1の電源無で且つ前記第2判定手段の判定結果が第2の電源有のときに、前記第3判定手段の判定結果が非動作中であれば、バッテリの充電用電源を前記第2の電源とする一方、前記第3判定手段の判定結果が動作中であれば、前記第2の電源から自機器の動作に必要な電源を差し引いた残りの電源でバッテリの充電用電源を賄うことを特徴とする請求項1又は2いずれかに記載の携帯型電子機器である。
請求項4記載の発明は、前記切換手段は、前記第1判定手段の判定結果が第1の電源無で且つ前記第2判定手段の判定結果が第2の電源無のときに、自機器の動作に必要な電源をバッテリから供給することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の携帯型電子機器である。
請求項5記載の発明は、外部電源電圧である第1の電源の有無を判定する第1判定工程と、外部機器との間のインターフェースを介して当該外部機器から送られてくる第2の電源の有無を判定する第2判定工程と、自機器の動作及び非動作を判定する第3判定工程と、バッテリの充電用電源を切り替える切換工程とを含み、前記切換工程は、前記第2判定工程の判定結果が第2の電源有のときに、前記第3判定工程の判定結果にかかわらずバッテリの充電用電源を前記第2の電源とすることを特徴とする充電制御方法である。
請求項6記載の発明は、コンピュータに、外部電源電圧である第1の電源の有無を判定する第1判定手段と、外部機器との間のインターフェースを介して当該外部機器から送られてくる第2の電源の有無を判定する第2判定手段と、自機器の動作及び非動作を判定する第3判定手段と、前記第2判定手段の判定結果が第2の電源有のときに前記第3判定手段の判定結果にかかわらずバッテリの充電用電源を前記第2の電源とする切換手段とを実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、第1の電源と第2の電源の双方が供給されている場合に、自機器が動作していなければ、バッテリの充電を第2の電源で行い、自機器が動作していれば、自機器の動作に必要な電力を第1の電源で賄いつつ、バッテリの充電を第2の電源で行うことができる。又は、第1の電源が供給で且つ第2の電源が非供給の場合に、自機器が動作していなければ、バッテリの充電を第1の電源で行い、自機器が動作していれば、自機器の動作に必要な電力を第1の電源で賄いつつ、その残りの電力でバッテリの充電を行うことができる。又は、第1の電源が非供給で且つ第2の電源が供給の場合に、自機器が動作していなければ、バッテリの充電を第2の電源で行い、自機器が動作していれば、自機器の動作に必要な電力を第2の電源で賄いつつ、その残りの電力でバッテリの充電を行うことができる。したがって、第1の電源と第2の電源のいずれか一方が供給されていれば、自機器の動作と並行してバッテリの充電を支障なく行うことができ、当該携帯型電子機器の利便性(携帯使用)を阻害することがない。
以下、本発明の実施形態を、デジタルカメラへの適用を例にして、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明における様々な細部の特定ないし実例および数値や文字列その他の記号の例示は、本発明の思想を明瞭にするための、あくまでも参考であって、それらのすべてまたは一部によって本発明の思想が限定されないことは明らかである。また、周知の手法、周知の手順、周知のアーキテクチャおよび周知の回路構成等(以下「周知事項」)についてはその細部にわたる説明を避けるが、これも説明を簡潔にするためであって、これら周知事項のすべてまたは一部を意図的に排除するものではない。かかる周知事項は本発明の出願時点で当業者の知り得るところであるので、以下の説明に当然含まれている。
図1は、本実施形態のデジタルカメラ10の正面図及び背面図である。この図において、デジタルカメラ10は、携帯に適した形状(ここでは箱形)のカメラボディ11の前面に沈胴式のレンズ鏡筒12、ストロボ発光窓13及びファインダ前面窓14などを配置すると共に、カメラボディ11の上面に電源スイッチ15及びシャッターボタン16などを配置し、さらに、カメラボディ11の背面にファインダ後面窓17、撮影モード/再生モード切り換えスイッチ18、ズーム操作兼再生表示モード切替スイッチ19、MENUボタン20、上下左右方向移動ボタン21、SETボタン22、DISPボタン23及び液晶モニタ24(表示手段)などを配置し、加えて、カメラボディ11の底面にクレードル接続端子25と蓋26とを設けている。蓋26を開くことによってカメラボディ11の内部に実装されたバッテリ27や、カード型メモリやカード型ハードディスクなどの大容量の外部メモリ28を着脱できるようになっている。
図2は、デジタルカメラ10とクレードル29との接続状態図である。この図において、クレードル29には、デジタルカメラ10を載置(セットともいう)するための窪み30が形成されており、その窪み30の所定位置にはコネクタ31が設けられている。窪み30にデジタルカメラ10をセットすると、デジタルカメラ10の底面に設けられているクレードル接続端子25(図1参照)と、上記のコネクタ31とが接続されるようになっている。
また、クレードル29には、いくつかの操作ボタン(たとえば、PHOTOボタン32やUSB通信開始ボタン33)並びにいくつかの表示灯(たとえば、チャージランプ34やUSB通信ランプ35)が設けられており、クレードル29にデジタルカメラ10をセットした状態でPHOTOボタン32を押すと、デジタルカメラ10でスライドショーが行われるようになっている。また、クレードル29にデジタルカメラ10をセットした状態でUSB通信開始ボタン33を押すと、USBプロトコルを利用して、不図示のパーソナルコンピュータからデジタルカメラ10をアクセスできるようになっている。なお、チャージランプ34はデジタルカメラ10のバッテリ27が充電されている間、赤色に点灯し、また、USB通信ランプ35は、パーソナルコンピュータ37(図3参照)との間でUSB通信を行っている間、緑色に点灯する。
図3は、クレードル29とACアダプタ36及びパーソナルコンピュータ37との接続状態図である。クレードル29の背面には、DC入力端子38とUSB端子39が設けられている。壁面等のコンセント40に差し込まれたACアダプタ36から延びるケーブル41のジャック42を上記のDC入力端子38に差し込むことにより、そのACアダプタ36で作られた所定電流且つ所定電圧の外部電源電圧DCin(第1の電源)を、クレードル29のコネクタ31を介してデジタルカメラ10に供給できるようになっている。また、クレードル29のUSB端子39と、パーソナルコンピュータ37のUSBポート43との間を、USBケーブル44で接続することにより、上記の通り、クレードル29にセットされたデジタルカメラ10とパーソナルコンピュータ37との間でUSB通信を行うことができるようになっている。
USB(Universal Serial Bus)とは、パーソナルコンピュータと周辺機器を接続するための汎用インタフェースのことをいう。USB対応の周辺機器は、パーソナルコンピュータの電源を入れたままでも抜き差しが可能で、且つ、設定等を自動的に行えることが特徴である。マウスやキーボード等の低速機器向けのロースピードモード(転送速度1.5Mbps)とハードディスクなどの高速機器向けのフルスピードモード(12Mbps/USB2.0規格では480Mbps)とがある。また、USBでは、データを伝送するだけでなく、接続した機器に電力(USBバスパワーという)を供給することもできる。USBバスパワーのみで動作する機器のことをバスパワーデバイス、これとは別に独自の電源を持つ機器のことをセルフパワーデバイスと呼ぶ。バスパワーデバイスには、最大で500mAの電流を供給することができる。
ここで、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ37のUSBポート43もバスパワー対応である。すなわち、パーソナルコンピュータ37の電源がオンになっている間、そのUSBポート43からUSBケーブル44及びクレードル29を介してデジタルカメラ10に最大500mAのバスパワー(第2の電源)を供給できるようになっている。
図4は、デジタルカメラ10の内部ブロック図である。この図において、デジタルカメラ10は、機能別に、撮像系45、制御系46、画像記憶系47、表示系48、操作系49及び電源系50などに分類することができる。
これらの系毎に説明すると、撮像系45は、ボディ前面のレンズ鏡筒12に収められたズーム機能及びオートフォーカス機能付の撮影レンズ群51と、この撮影レンズ群51を通過した被写体像を二次元の画像信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などからなる電子撮像部52と、この電子撮像部52からの画像信号に対して所要の画像処理を施す画像処理部53と、画像処理後の画像信号を一時的に記臆する画像メモリ54とを備えるとともに、レンズ鏡筒12の不図示のフォーカス機構を駆動するフォーカス駆動部55と、同ズーム機構を駆動するズーム駆動部56と、ボディ前面のストロボ発光窓13に設けられたストロボ発光部57と、このストロボ発光部57を駆動するストロボ駆動部58と、これらの各部(電子撮像部52、画像処理部53、フォーカス駆動部55、ズーム駆動部56、ストロボ駆動部58)を制御するための撮影制御部59とを備える。
制御系46は、上記の各系を制御してデジタルカメラ10の動作を集中的にコントロールするCPU60と、このCPU60の動作に必要な各種制御プログラムやデータ等を不揮発的に記憶するプログラムメモリ61と、カメラボディ11の底面に設けられているクレードル接続端子25及びクレードル29を介して、外部機器(たとえば、図3のパーソナルコンピュータ37)との間でUSB規格のデータ入出力を行う外部インターフェース部62とを備える。
画像記憶系47は、メモリンターフェース部63と、このメモリンターフェース部63に着脱可能に接続される外部メモリ28とを備える。表示系48は、CPU60から適宜に出力される表示データを一時的に保持するビデオメモリ(VRAM64)を含む表示制御部65と、表示制御部65の出力信号を可視化して表示する液晶モニタ24とを備える。
操作系49は、カメラボディ11の各部に設けられた様々な操作ボタン類、すなわち、シャッターボタン16、撮影モード/再生モード切り換えスイッチ18、ズーム操作兼再生表示モード切替スイッチ19、MENUボタン20、上下左右方向移動ボタン21、SETボタン22、DISPボタン23を含む操作入力部66と、この操作入力部66からの操作信号をCPU60に入力するための入力回路67とを備える。
電源系50は、電源部68とバッテリ27とを備える。この電源系50は、デジタルカメラ10が携帯使用(クレードル29にセットされない状態で使用)されているときには、バッテリ27からの電力を用いて、このデジタルカメラ10の各部の動作に必要な内部電源電圧を電源部68で生成出力する。一方、このデジタルカメラ10が固定使用(クレードル29にセットされた状態で使用)されているときには、バッテリ27の電力またはACアダプタ36からの電力(Dcin)の一方を用いて、このデジタルカメラ10の各部の動作に必要な内部電源電圧を電源部68で生成出力する。ただし、クレードル29にACアダプタ36がつながっている場合は、バッテリ27の電力ではなく、ACアダプタ36からの電力(Dcin)を用いて、このデジタルカメラ10の各部の動作に必要な内部電源電圧を電源部68で生成出力する。つまり、バッテリ27の消耗を回避するために、AC電源の利用を優先するようになっている。
ここで、バッテリ27の充電について概説する。本実施形態の電源系50は、デジタルカメラ10をクレードル29にセットしている状態で且つデジタルカメラ10が非動作状態にある間、ACアダプタ36からの外部電源電圧DCinを用いてバッテリ27を充電する点で冒頭の従来技術と共通するが、たとえば、クレードル29にセットされたデジタルカメラ10でスライドショー等の任意の動作を実行している最中であっても、パーソナルコンピュータ37からクレードル29を介して規定電流量(最大500mA)のUSBバスパワーが供給されている限り、そのバスパワーを用いてバッテリ27の充電を継続できるようになっている点で従来技術と相違する。
図5は、電源部68の概念的な構成図である。この図において、電源部68は、バスパワー入力判定部69、充電切換部70、外部電源入力判定部71、内外電源切換部72及び内部電源電圧生成部73を含む。
バスパワー入力判定部69は、USBバスパワーの有無を判定し、その判定結果を示す信号(バスパワー入力判定信号H1)を充電切換部70に出力する。以下、説明の便宜上、このバスパワー入力判定信号H1は、USBバスパワー「有」のときにアクティブとなり、USBバスパワー「無」のときにインアクティブとなるものとする。ただし、このバスパワー入力判定部69は、USBバスパワー「有」を判定した場合には、さらに、そのバスパワー供給電流量の良否を判定し、その判定結果に基づいて、アクティブとインアクティブを最終決定する。たとえば、USB規格上の最大供給電流量(1単位を100mAとして5単位分の電流量)であれば「良」を判定し、そうでなければ「否」を判定する。そして、「良」の場合にバスパワー入力判定信号H1をアクティブにし、「否」の場合にバスパワー入力判定信号H1をインアクティブにする。
したがって、バスパワー入力判定信号H1は、USBバスパワー「無」のとき、または、USBバスパワーが「有」で且つそのバスパワー供給電流量が5単位に満たない場合にインアクティブとなり、USBバスパワーが「有」で且つそのバスパワー供給電流量が5単位の場合にアクティブとなる。なお、USBバスパワーの供給元は、先にも説明したとおり、パーソナルコンピュータ37である。すなわち、USBバスパワーは、パーソナルコンピュータ37のUSBポート43からUSBケーブル44、クレードル29及びクレードル接続端子25を経てデジタルカメラ10に伝えられ、電源部68のバスパワー入力判定部69に供給される。
充電切換部70は、バスパワー入力判定信号H1とCPU60からの動作モード信号とに基づいて、バッテリ27を充電する電圧源を切り替える。“動作モード信号”とは、デジタルカメラ10の動作状態を示す信号であり、たとえば、スライドショー等の画像の再生を行っているときにアクティブとなる信号である。
充電切換部70における切り替え対象の電圧源は、USBバスパワーと外部電源電圧DCinである。詳細には、充電切換部70は、バスパワー入力判定信号H1とCPU60からの動作モード信号が共にアクティブのとき、すなわち、デジタルカメラ10が動作中で、USBバスパワーが「有」、且つそのバスパワー供給電流量が5単位のときには、USBバスパワーを選択してバッテリ27に供給する一方、バスパワー入力判定信号H1がインアクティブまたはCPU60からの動作モード信号がインアクティブのとき、すなわち、デジタルカメラ10が非動作中、または、USBバスパワーが「有」で且つそのバスパワー供給電流量が5単位に満たないときには、外部電源電圧DCinを選択してバッテリ27に供給する。なお、外部電源電圧DCinの供給元は、先にも説明したとおり、ACアダプタ36である。すなわち、外部電源電圧DCinは、ACアダプタ36からケーブル41、クレードル29及びクレードル接続端子25を経てデジタルカメラ10に伝えられ、電源部68の充電切換部70に供給される。
外部電源入力判定部71は、外部電源電圧DCinの有無を判定し、その判定結果を示す信号(外部電源入力判定信号H2)を内外電源切換部72に出力する。以下、説明の便宜上、この外部電源入力判定信号H2は、外部電源電圧DCin「有」のときにアクティブとなり、外部電源電圧DCin「無」のときにインアクティブとなるものとする。ただし、外部電源電圧DCin「有」とは、外部電源電圧DCinの電流値や電圧値が所定の許容範囲(ACアダプタ36の出力電流及び電圧の許容範囲)に収まっている状態のことをいい、外部電源電圧DCin「無」とは、DCin=0VまたはDCinが同許容範囲に収まっていない状態のことをいう。
内外電源切換部72は、内部電源電圧生成用の電圧源を切り替えるためのものである。切り替え対象の電圧源は、外部電源電圧DCinとバッテリ27の出力電圧(以下、バッテリ電圧Vbatという)である。詳細には、内外電源切換部72は、外部電源入力判定信号H2がアクティブのとき、すなわち、外部電源電圧DCin「有」のときには、外部電源電圧DCinを選択して内部電源電圧生成部73に供給する一方、外部電源入力判定信号H2がインアクティブのとき、すなわち、外部電源電圧DCin「無」のときには、バッテリ電圧Vbatを選択して内部電源電圧生成部73に供給する。
内部電源電圧生成部73は、内外電源切換部72で選択された外部電源電圧DCinまたはバッテリ電圧Vbatから、デジタルカメラ10の各部(電子撮像部52、画像処理部53、フォーカス駆動部55、ズーム駆動部56、ストロボ駆動部58)の動作に必要な一乃至は複数種類の内部電源電圧を生成して出力する。
このような構成を有する電源部68は、以下の動作を行う。説明を簡単化するために、USBバスパワー電流をIa、外部電源電圧DCinの電流をIb、バッテリ27の出力電流をIcで表すことにする。図示のように、Iaは、充電切換部70からバッテリ27に至る単一ルートしか通らず、同様に、Icも、内外電源切換部72から内部電源電圧生成部73に至る単一ルートしか通らないが、Ibは、充電切換部70からバッテリ27に至る第1ルートと、内外電源切換部72から内部電源電圧生成部73に至る第2ルートの二つを通るので、以下、第1ルートを通るIbをIb1とし、第2ルートを通るIbをIb2として区別することにする。
さて、これらのIa、Ib(Ib1、Ib2)及びIcを用いて本実施形態の電源部の動作を説明すると、以下のとおりとなる。
(1) 外部電源入力判定信号H2がアクティブのとき、すなわち、外部電源電圧DCin「有」のときには、内外電源切換部72で外部電源電圧DCinが選択され、内部電源電圧生成部73に外部電源電圧DCinの電流(Ib2)が供給される。このため、内部電源電圧生成部73は、この外部電源電圧DCinからデジタルカメラ10の各部の動作に必要な一乃至は複数種類の内部電源電圧を生成する。
(2) 外部電源入力判定信号H2がインアクティブのとき、すなわち、外部電源電圧DCin「無」のときには、内外電源切換部72でバッテリ電圧Vbatが選択され、内部電源電圧生成部73にバッテリ27からの電流(Ic)が供給される。このため、内部電源電圧生成部73は、バッテリ電圧Vbatからデジタルカメラ10の各部の動作に必要な一乃至は複数種類の内部電源電圧を生成する。
(1) 外部電源入力判定信号H2がアクティブのとき、すなわち、外部電源電圧DCin「有」のときには、内外電源切換部72で外部電源電圧DCinが選択され、内部電源電圧生成部73に外部電源電圧DCinの電流(Ib2)が供給される。このため、内部電源電圧生成部73は、この外部電源電圧DCinからデジタルカメラ10の各部の動作に必要な一乃至は複数種類の内部電源電圧を生成する。
(2) 外部電源入力判定信号H2がインアクティブのとき、すなわち、外部電源電圧DCin「無」のときには、内外電源切換部72でバッテリ電圧Vbatが選択され、内部電源電圧生成部73にバッテリ27からの電流(Ic)が供給される。このため、内部電源電圧生成部73は、バッテリ電圧Vbatからデジタルカメラ10の各部の動作に必要な一乃至は複数種類の内部電源電圧を生成する。
(3) CPU60からの動作モード信号とバスパワー入力判定信号H1が共にアクティブのとき、すなわち、デジタルカメラ10が動作中で、USBバスパワーが「有」、且つそのバスパワー供給電流量が5単位のときには、充電切換部70でUSBバスパワーが選択され、バッテリ27にUSBバスパワー電流(Ia)が流れ込む。このため、バッテリ27は、DCinではなく、USBバスパワーによって充電される。
(4) CPU60からの動作モード信号がインアクティブまたはバスパワー入力判定信号H1がインアクティブのとき、すなわち、デジタルカメラ10が非動作中、または、USBバスパワーが「有」で且つそのバスパワー供給電流量が5単位に満たないとき、または、USBバスパワー「無」のときには、充電切換部70で外部電源電圧DCinが選択され、バッテリ27に外部電源電圧DCinの電流(Ib1)が流れ込む。このため、バッテリ27は、USBバスパワーではなく、外部電源電圧DCinによって充電される。
(4) CPU60からの動作モード信号がインアクティブまたはバスパワー入力判定信号H1がインアクティブのとき、すなわち、デジタルカメラ10が非動作中、または、USBバスパワーが「有」で且つそのバスパワー供給電流量が5単位に満たないとき、または、USBバスパワー「無」のときには、充電切換部70で外部電源電圧DCinが選択され、バッテリ27に外部電源電圧DCinの電流(Ib1)が流れ込む。このため、バッテリ27は、USBバスパワーではなく、外部電源電圧DCinによって充電される。
以上の(1)〜(4)を要約すると、次のとおりとなる。
図6は、クレードル載置時における電源部68の動作マトリクス図である。この図において、外部電源電圧DCinの取り得る状態は二つである。つまり、クレードル29を介してACアダプタ36から適正な外部電源電圧DCinがデジタルカメラ10に供給されている「有」の状態(No1、No2)と、非供給の「無」の状態(No3、No4)の二つである。
図6は、クレードル載置時における電源部68の動作マトリクス図である。この図において、外部電源電圧DCinの取り得る状態は二つである。つまり、クレードル29を介してACアダプタ36から適正な外部電源電圧DCinがデジタルカメラ10に供給されている「有」の状態(No1、No2)と、非供給の「無」の状態(No3、No4)の二つである。
USBバスパワーの取り得る状態も二つである。つまり、クレードル29を介してパーソナルコンピュータ37のUSBポート43から規定(5単位)のUSBバスパワーがデジタルカメラ10に供給されている「有」の状態(No1、No3)と、USBバスパワー「無」の状態(No2、No4)である。
なお、DCin有とは、規定電圧が確保出来ている状態をいい、DCin無とは、電圧が0乃至規定電圧に満たない状態をいう。また、USBバスパワー有とは、5単位の規定電圧が確保出来ている状態をいう、USBバスパワー無とは、電圧が0乃至規定電圧に満たない状態をいう。
クレードル載置時におけるデジタルカメラ10の内部電源電圧は、DCinまたはVbatのいずれかから生成される。すなわち、DCin「有」の状態の場合には、外部電源入力判定信号H2がアクティブになり、このアクティブに応答して内外電源切換部72でDCinが選択され、内部電源電圧生成部73に供給されるので、この場合の内部電源電圧は、DCinから生成されることになる。一方、DCin「無」の状態の場合には、外部電源入力判定信号H2がインアクティブになり、このインアクティブに応答して内外電源切換部72でVbatが選択され、内部電源電圧生成部73に供給されるので、この場合の内部電源電圧は、Vbatから生成されることになる。
このように、クレードル載置時におけるデジタルカメラ10の内部電源電圧は、DCinまたはVbatのいずれかから生成されるので、クレードルに載置したままのデジタルカメラ10で、たとえば、スライドショーなどを支障なく実行することができる。
次に、バッテリ27の充電について説明する。冒頭の従来技術においては、カメラが非動作中にDCinでバッテリを充電しており、カメラが動作すると充電を停止していた。これに対して、本実施形態では、図6からも明らかなように、カメラ非動作中はDCin又はUSBバスパワーでバッテリを充電しているものの、カメラが動作したときには、DCinからUSBバスパワーに切り替えて充電を継続できるようにしている。
かかる充電切換(DCin→USBバスパワー)の作用は、電源部68の充電切換部70において、既述のとおり、バスパワー入力判定信号H1とCPU60からの動作モード信号が共にアクティブのとき、すなわち、デジタルカメラ10が動作中で、USBバスパワーが「有」、且つそのバスパワー供給電流量が5単位のときには、USBバスパワーを選択してバッテリ27に供給する一方、バスパワー入力判定信号H1がインアクティブまたはCPU60からの動作モード信号がインアクティブのとき、すなわち、デジタルカメラ10が非動作中、または、USBバスパワーが「有」で且つそのバスパワー供給電流量が5単位に満たないときには、外部電源電圧DCinを選択してバッテリ27に供給するようにしているからである。
以上のとおりであるから、本実施形態のデジタルカメラ10においては、以下の特有の効果が得られる。
ACアダプタ36が接続されたクレードル29にデジタルカメラ10をセットすると、ACアダプタ36からの外部電源電圧DCinを用いてデジタルカメラ10のバッテリ27を充電できる。
また、この状態で、クレードル29とパーソナルコンピュータ37のUSBポート43との間をUSBケーブル44で接続し、クレードル29のPHOTOボタン32を操作すると、たとえば、デジタルカメラ10で撮影済み画像の自動順次再生(スライドショー)が開始される。
このとき、従来技術においては、ACアダプタ36からの外部電源電圧DCinをデジタルカメラ10の動作電源に回す必要から、バッテリ27の充電を停止していたが、本実施形態では、バッテリ27の充電用電源を外部電源電圧DCinからUSBバスパワーに切り替えてバッテリ27の充電を継続できるようにしている。
このため、本実施形態にあっては、クレードル載置状態で、たとえば、スライドショーを行っている最中であってもバッテリ27の充電を継続できるから、バッテリ27の充電時間を短縮することができ、携帯用電子機器としての利便性(すぐに持ち出して使用できる)を阻害しないという格別な効果が得られる。
なお、本発明は、以上の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において様々な変形例や発展例を包含することはもちろんであり、以下のようにしてもよい。
上記の実施形態では、USBバスパワーを利用しているが、USBに限らない。USBのような汎用インターフェースであって、且つ、所要の電力を供給できるインターフェースであってもよい。
また、デジタルカメラ以外の携帯型電子機器であってもよい。すなわち、クレードルのような充電用載置台または充電兼用載置台にセットして使用されると共に、その載置台を介してパーソナルコンピュータ等の外部機器に接続されるものであって、さらに、同外部機器との間で、上記のUSBまたはその他のバスパワー供給機能付き汎用インターフェースを使用したデータ通信等が可能な携帯型電子機器であってもよい。このような携帯型電子機器としては、たとえば、携帯テレビ、携帯型画像再生装置、画像再生機能付き携帯電話機、携帯情報端末、携帯型小型パーソナルコンピュータ等の携帯型電子機器などが考えられる。
クレードル載置中に実行されるデジタルカメラ10の動作は、上記のスライドショーのみならず、パーソナルコンピュータ37との間で行われる画像ファイル等のデータ転送またはその他の動作、たとえば、携帯型テレビであればテレビジョン放送受信動作、携帯電話機であれば待ち受け動作、携帯情報端末や携帯型小型パーソナルコンピュータであれば、任意ソフトウェアの実行動作であってもよい。
DCin 外部電源電圧(第1の電源)
10 デジタルカメラ(携帯型電子機器)
27 バッテリ
37 外部機器
60 CPU(第3判定手段)
68 電源部(第1判定手段、第2判定手段、切換手段)
69 バスパワー入力判定部(第2判定手段)
70 充電切換部(切換手段)
71 外部電源入力判定部(第1判定手段)
10 デジタルカメラ(携帯型電子機器)
27 バッテリ
37 外部機器
60 CPU(第3判定手段)
68 電源部(第1判定手段、第2判定手段、切換手段)
69 バスパワー入力判定部(第2判定手段)
70 充電切換部(切換手段)
71 外部電源入力判定部(第1判定手段)
Claims (6)
- 外部電源電圧である第1の電源の有無を判定する第1判定手段と、
外部機器との間のインターフェースを介して当該外部機器から送られてくる第2の電源の有無を判定する第2判定手段と、
自機器の動作及び非動作を判定する第3判定手段と、
バッテリの充電用電源を切り替える切換手段とを備え、
前記切換手段は、
前記第2判定手段の判定結果が第2の電源有のとき前記第3判定手段の判定結果にかかわらずバッテリの充電用電源を前記第2の電源とすることを特徴とする携帯型電子機器。 - 前記切換手段は、
前記第1判定手段の判定結果が第1の電源有で且つ前記第2判定手段の判定結果が第2の電源無のときに、前記第3判定手段の判定結果が非動作中であれば、バッテリの充電用電源を前記第1の電源とする一方、前記第3判定手段の判定結果が動作中であれば、前記第1の電源から自機器の動作に必要な電源を差し引いた残りの電源でバッテリの充電用電源を賄うことを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器。 - 前記切換手段は、
前記第1判定手段の判定結果が第1の電源無で且つ前記第2判定手段の判定結果が第2の電源有のときに、前記第3判定手段の判定結果が非動作中であれば、バッテリの充電用電源を前記第2の電源とする一方、前記第3判定手段の判定結果が動作中であれば、前記第2の電源から自機器の動作に必要な電源を差し引いた残りの電源でバッテリの充電用電源を賄うことを特徴とする請求項1又は2いずれかに記載の携帯型電子機器。 - 前記切換手段は、
前記第1判定手段の判定結果が第1の電源無で且つ前記第2判定手段の判定結果が第2の電源無のときに、自機器の動作に必要な電源をバッテリから供給することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の携帯型電子機器。 - 外部電源電圧である第1の電源の有無を判定する第1判定工程と、
外部機器との間のインターフェースを介して当該外部機器から送られてくる第2の電源の有無を判定する第2判定工程と、
自機器の動作及び非動作を判定する第3判定工程と、
バッテリの充電用電源を切り替える切換工程とを含み、
前記切換工程は、
前記第2判定工程の判定結果が第2の電源有のときに、前記第3判定工程の判定結果にかかわらずバッテリの充電用電源を前記第2の電源とすることを特徴とする充電制御方法。 - コンピュータに、外部電源電圧である第1の電源の有無を判定する第1判定手段と、外部機器との間のインターフェースを介して当該外部機器から送られてくる第2の電源の有無を判定する第2判定手段と、自機器の動作及び非動作を判定する第3判定手段と、前記第2判定手段の判定結果が第2の電源有のときに前記第3判定手段の判定結果にかかわらずバッテリの充電用電源を前記第2の電源とする切換手段とを実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006071298A JP2007251536A (ja) | 2006-03-15 | 2006-03-15 | 携帯型電子機器、充電制御方法及びプログラム |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012231613A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001275272A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 充電制御回路 |
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-
2006
- 2006-03-15 JP JP2006071298A patent/JP2007251536A/ja active Pending
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