JP2007213557A - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザにより誤ったプラグを挿入してしまうことを未然に防止する。
【解決手段】電子機器は、当該電子機器の動作モードを判別し、動作モードの判別結果に応じた通信回線のプラグの種類を通知する。
【選択図】図5

Description

本発明は、通信回線を介して他の装置との通信が可能な技術に関するものである。
キーボード、マウス、デジタルカメラ、プリンタ、外部ストレージ等の周辺機器とパソコンを結ぶデータ伝送路の規格として、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)規格がある。
従来のUSB通信においては、パソコンがホスト役となり、周辺機器と接続するという形態が想定されていた。この場合は必ずホスト役となるパソコンが必要で、周辺機器同士で通信できないという問題点があった。
そこでパソコンを介さずに周辺機器同士で通信を行えるUSBの追加規格としてOTG(USB On-The-Go)規格が規定されている。OTG規格では、デュアルロール機器が新しく登場した。デュアルロール機器は、ホスト役として動作することも周辺機器役として動作することも可能であり、周辺機器同士での通信を実現することができる。
OTG規格では以下のプラグ及びレセプタクルが定義されている。まず、従来のUSB規格のコネクタである標準Aプラグ、標準Aレセプタクル、標準Bプラグ、標準Bレセプタクル、Mini−Bプラグ、Mini−Bレセプタクルが定義されている。また、新規にMini−Aプラグ、Mini−Aレセプタクル、Mini−ABレセプタクルが定義されている。OTG規格に準拠したデュアルロール機器はMini−ABレセプタクルを備えている。Mini−ABレセプタクルにはMini−AプラグとMini−Bプラグの両方を挿入することが可能である。デュアルロール機器はこれらの挿入されたプラグの種類によって機器の動作状況を変えることが出来る。具体的には、デュアルロール機器にMini−Aプラグが挿入されたときには、デフォルトとしてホスト役として動作する。また、Mini−Bプラグが挿入されたときにはデフォルトとして周辺機器役として動作する。
このような特徴により、OTG規格に準拠した機器は、パソコンがなくとも通信を行うことができる。
また、デュアルロール機器同士の通信においては、それぞれの機器に挿入されたプラグの種別によって、最初にどちらがホスト役になり、どちらが周辺機器役になるかが決定される。但し、デュアルロール機器は、OTG規格によるHost Negotiation Protocol(以下、HNPと略する)によって、ホストと周辺機器の役割を変更することが出来る。
このHNPにより、特定のデュアルロール機器をホスト役として使用したい場合であっても、ユーザはプラグの種別を意識しなくてもよく、いずれかの種別のプラグを挿入すればよい。もしデュアルロール機器にMini−Aが挿入された場合には、そのデュアルロール機器はデフォルトでホスト役となる。この場合はそのままホスト役として動作するので問題ない。Mini−Bが挿入された場合には、そのデュアルロール機器はデフォルトで周辺機器役となる。この場合であっても、HNPにより通信相手とホスト役と周辺機器役を交換し、自分がホスト役になることができる。
特開2002−116853号公報
しかしながら、OTG規格によって新しいコネクタが定義され、ケーブルの種類等も増えたため、ユーザにとって機器同士の接続方法が分かり辛くなっている。図8〜図11はUSB OTG規格に準拠したデジタルカメラ1に対して接続されるプラグとケーブルの種別について示したものである。
図8は、デジタルカメラ1のMini−ABレセプタクル26にMini−Aプラグ50が挿入され、通信相手となる標準Bレセプタクル52を備えたプリンタ53に標準Bプラグ51が挿入されていることを示している。
図9は、デジタルカメラ1のMini−ABレセプタクル26にMini−Aプラグ50が挿入され、通信相手となるMini−Bレセプタクル55を備えたプリンタ56にMini−Bプラグ54が挿入されていることを示している。
図10は、デジタルカメラ1のMini−ABレセプタクル26にMini−Bプラグ54が挿入され、通信相手となる標準Aレセプタクル58を備えたパソコン59に標準Aプラグ57が挿入されていることを示している。
図11は、デジタルカメラ1のMini−ABレセプタクル26にMini−Bプラグ54が挿入され、通信相手となるMini−Aレセプタクル60を備えたパソコン61にMini−Aプラグ50が挿入されていることを示している。
デジタルカメラ1に対しては図8〜図11のような接続形態が想定される。デジタルカメラ1に対して挿入可能なプラグが2種類あり、使用されるケーブルも3種類あることから、挿入可能な組み合わせも多い。したがって、ユーザが誤ったプラグやケーブルを使用することが考えられる。
従来の技術の中には、専用のUSBケーブルを用いることで機器間の接続方法を明瞭にし、誤接続を防ぐ技術がある。しかし、この技術では規格で定められている一般的なケーブルを使用することができない。
デュアルロール機器と他の機器とを接続する場合において、デュアルロール機器の動作状況や他の機器の動作状況によっては、必ずホスト役または周辺機器役として動作しなければいけない場合がある。この場合には、Mini−ABレセプタクルに対して特定のプラグを挿入しなければならない場合が考えられる。
デュアルロール機器に周辺機器役としてだけ動作する機器を接続する場合には、デュアルロール機器にMini−Aプラグを挿入し、ホスト役として動作させる必要がある。例えば、デュアルロール機器でありMini−ABレセプタクルを装備したデジタルカメラと、Mini−Bレセプタクルのみを装備し、周辺機器役としてのみ動作する外部ストレージとが接続する場合を考える。この場合に使用するケーブルは片端がMini−Aプラグで他端がMini−Bプラグのケーブルである。
ここで、外部ストレージがデュアルロール機器ならば、HNPでホスト役と周辺機器役を交換することができる。従って、ホスト役として動作したいデジタルカメラ側のMini−ABレセプタクルにMini−Bが挿入されても、最初にデジタルカメラが周辺機器役となった後、HNPでホスト役となればよい。しかしながら、外部ストレージがデュアルロール機器でない場合は、ホスト役となり得るのはデュアルロール機器であるデジタルカメラだけである。したがって、デジタルカメラには確実にMini−Aプラグが挿入されなくてはならない。
この場合において、周辺機器役としてしか動作しない外部ストレージのコネクタは、Mini−Bプラグのみが挿入可能な形状となっている。ユーザは、外部ストレージにMini−Bプラグしか挿入することができない。従って、先に外部ストレージにケーブルのMini−Bプラグ側を挿入すれば、ケーブルのもう片端のMini−Aプラグをデジタルカメラに挿入することになるので、正しく接続できる。しかし、デジタルカメラのMini−ABレセプタクルには物理的にケーブルのどちらのプラグも挿入することができる。このため、先にデジタルカメラにプラグを挿入しようとする場合には、ユーザはMini−AプラグとMini−Bプラグのどちらのプラグを挿入したらよいのかが非常に紛らわしい。
例えば、デュアルロール機器のデジタルカメラのMini−ABレセプタクルにMini−Bプラグを先に挿入した場合を考える。この場合、外部ストレージ側のプラグはMini−Aプラグになってしまう。ユーザは、接続先の外部ストレージのコネクタ形状がMini−Bレセプタクルであることを見てはじめてケーブルの挿入方向の誤りに気づく。このような場合、ユーザはデジタルカメラからMini−Bプラグを外し、再度ケーブル接続をやり直す必要があるので手間が掛かる。
もしくは、ユーザはデジタルカメラにケーブルの片端が正しく挿入されているので、外部ストレージ側にMini−Aプラグを挿入できると誤解してしまうことがある。誤解したまま、無理やりMini−Aプラグを外部ストレージのMini−Bレセプタクルに挿入しようとすると、機器のコネクタ部の破損を招く恐れがある。
このように、ユーザにとってはデュアルロール機器のMini−ABレセプタクルには、物理的にMini−AプラグもMini−Bプラグも挿入できる。そのことにより、ユーザにとってはどちらのプラグを挿入してよいのか分かり辛く、誤った接続をしてしまう可能性が高い。
そこで、本発明の目的は、ユーザによる機器同士の誤接続を早期に防止し、ユーザの手間を省くことにある。
本発明の電子機器は、当該電子機器の動作モードを判別する判別手段と、前記判別手段により判別された動作モードに応じた前記通信回線のプラグの種類を通知する通知手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、電子機器の動作モードに応じたプラグの種類を通知するように構成したので、ユーザによる機器同士の誤接続を早期に防止することが可能となり、ユーザの手間が省ける。
図1は、本発明の実施形態における電子機器の一つであるデジタルカメラの構成を示す図である。200は、USB OTG(USB ON-The-Go)規格に準拠したデジタルカメラである。2は撮影レンズ、3は絞り機能を備えるシャッタ、4は光学像を電気信号に変換する撮像素子、5は撮像素子4のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
6は撮像素子4、A/D変換器5、D/A変換器7にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路8及びシステム制御回路9により制御される。
10は画像処理回路であり、A/D変換器5からのデータ或いはメモリ制御回路8からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
8はメモリ制御回路であり、A/D変換器5、タイミング発生回路6、画像処理回路10、画像表示メモリ11、D/A変換器7、メモリ12を制御する。
A/D変換器5のデータが画像処理回路10、メモリ制御回路8を介して、或いはA/D変換器5のデータが直接メモリ制御回路8を介して、画像表示メモリ11或いはメモリ12に書き込まれる。
11は画像表示メモリ、7はD/A変換器、13はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ11に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器7を介して画像表示部13により表示される。
画像表示部13を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。
12は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
14は絞り機能を備えるシャッタ3を制御する露光制御ユニットであり、フラッシュ17と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。
15は撮影レンズ2のフォーカシングを制御する測距制御ユニット、16は撮影レンズ2のズーミングを制御するズーム制御ユニットである。
17はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。9はデジタルカメラ200全体を制御するシステム制御回路、20はシステム制御回路9の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
18は電源制御ユニットで、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電源制御ユニット18は、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路9の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。19はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる電源ユニットである。
21はシステム制御回路9でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカ等の表示部である。表示部21は、デジタルカメラ200の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
22は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリである。23は、システム制御回路9の各種の動作指示を入力するための操作ユニットであり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
24はシャッタスイッチで、撮像素子4から読み出した信号をA/D変換器5、メモリ制御回路8を介してメモリ12に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路10やメモリ制御回路8での演算を用いた現像処理という一連の処理の動作開始を指示する。
25はUSB OTG規格に準拠したデュアルロール機器としての機能を備えたUSBインタフェースである。26はOTG規格で定められたMini−AプラグとMini−Bプラグの両方を挿入することが可能なMini−ABレセプタクルである。また、27はMini−ABレセプタクル26に対してプラグが挿入されたことを検出するプラグ挿入検出部である。
OTG準拠のデジタルカメラ200にはMini−ABレセプタクル26が装備されている。また、周辺機器役として動作する機器には標準BレセプタクルもしくはMini−Bレセプタクルが装備されている。
図2はMini−ABレセプタクルを備えたデジタルカメラ200で使用可能なプラグ種別をユーザに対して報知する動作について示すフローチャートである。
デジタルカメラ200の電源がONにされた後、USB動作モードの決定が行われる。システム制御回路9は、ステップA10においてデジタルカメラ200のUSB動作モードがホストモードであるか周辺機器モードであるかの判別を行う。ユーザがデジタルカメラ200をホスト役として動作させるアプリケーションを立ち上げたり、モードスイッチをホストモードに切り替えたりなどした場合に、デジタルカメラ200はホストモードに移行する。ステップA10は、本発明の判別手段の一処理例となる処理である。
図3はデジタルカメラ200上での動作モードの選択を示したものである。表示画面100(図1の表示装置21に対応)に選択できる動作モードの一覧101が表示されており、ユーザは方向キー105を用いて選択することができる。ユーザは動作モードを選択した後、OKボタン102を選択して決定ボタン104を押下することで所望の動作モードに移行させることができる。図3の表示画面100はホストモードが選択された状態を示す。この状態でOKボタン102が選択され決定ボタン104が押下されると、システム制御回路9はデジタルカメラ200をホストモードに移行させる。Cancelボタン103が選択され、決定ボタン104が押下されると、システム制御回路9は動作モードの選択を中止する。ユーザ操作によりがデジタルカメラ200の動作モードがホストモードに移行すると、処理はステップA11に進む。
デジタルカメラ200がホストモードに移行すると、システム制御回路9は、デジタルカメラ200がホスト役として動作するよう、Mini−ABレセプタクルにMini−Aプラグを挿入するよう促すガイド動作を行う(ステップA11)。そして、処理はステップA12に進む。ステップA11は、本発明の通知手段の一処理例となる処理である。
図4はユーザに対してMini−Aプラグの挿入を促すガイド動作について示したものである。106はMini−Aプラグを示すLEDで、107はMini−Bプラグを示すLEDである。OTG規格により、Mini−AプラグとMini−Bプラグは形状が定められている。本実施形態においては、それぞれのプラグ形状を模した図が表示されることで、ユーザはLEDがMini−AプラグもしくはMini−Bプラグを示しているということを容易に理解することができる。システム制御回路9がデジタルカメラ200でのモードがホストモードに移行したことを検知すると、Mini−Aプラグを示すLED106を点灯させ、ユーザに対してMini−Aプラグの挿入を促す表示を行う。ユーザはこの表示を見てプラグを挿入することで、デジタルカメラ200をホスト役として動作させたい場合に正しくMini−Aプラグを挿入することができる。もちろん、ガイド操作はLEDを点灯させることに限定されない。例えば、画像表示部13にMini−Aプラグの挿入を促す表示を行っても良い。また、音声などでMini−Aプラグの挿入を促してもよい。
ステップA11の処理のように、デジタルカメラ200がホストモードである場合、ユーザに対してMini−Aプラグの挿入を促して、片端がMini−Aプラグであるケーブルを使用させる。これにより、ユーザが誤ったケーブルを使用することを防ぐことができる。例えば、プリンタの中にはホスト役としても周辺機器役としても動作できるように標準AレセプタクルとMini−Bレセプタクルの両方を備えるものがある。このプリンタを周辺機器役として、デジタルカメラ200をホスト役として接続したい場合を考える。この場合は、片側がMini−Bプラグで他端がMini−Aプラグであるケーブルを用いるのが正しい。ユーザがプリンタにMini−Bプラグを、デジタルカメラ200にMini−Aプラグを挿入することで、デジタルカメラ200はホスト役として接続される。
しかし、上記のようなデジタルカメラとプリンタの組合わせの場合、片端が標準Aプラグで他端がMini−Bプラグであるケーブルを用いることが可能である。なぜなら、プリンタに標準Aプラグが、デジタルカメラ200にMini−Bプラグがそれぞれ物理的に挿入可能であるからである。この場合、ホスト役として動作させたいデジタルカメラ200にMini−Bプラグが接続されることになる。一方、接続相手であるプリンタは、デュアルロール機器でない限り、HNPにも応じられないのでホスト役として動作することができない。このような場合、動作可能な役割と挿入しているプラグの整合がとれないため、誤接続となる。
本実施形態では、デュアルロール機器をホスト役として動作させる場合にMini−Aプラグの挿入ガイドを行い、ユーザに注意を促す。この処理によって、上記のような誤接続を早期に防ぐことができる。
しかし、ガイド表示によってMini−Aプラグの挿入を促しても、ユーザが誤ってデジタルカメラ200のMini−ABレセプタクルにMini−Bプラグを挿入することもあり得る。なぜなら、挿入することが物理的に可能だからである。そこで、以下のフローでは、挿入されたプラグの判別と誤接続時のエラー表示動作について示す。
ステップA12はデジタルカメラ200がユーザによるプラグ挿入を待機するステップである。システム制御回路9は、デジタルカメラ200がプラグが挿入された、または予めプラグが挿入されていると判定した場合は、処理はステップA13に進む。ステップA13において、システム制御回路9は挿入されたプラグ種別の判別を行う。従来のUSB標準コネクタは4つの端子を持つのに対して、OTG準拠のコネクタは新たにID端子を加えた5つの端子を持っている。このID端子によって、デュアルロール機器は挿入されたプラグの種別を判断することができる。ステップA13は、本発明の検出手段の一処理例となる処理である。
Mini−AプラグはID端子がGNDにショートされており、Mini−BプラグではID端子は無接続状態になっている。デュアルロール機器は、プラグ挿入検出部27によりプラグの挿入を検出するとともに、Mini−ABレセプタクルにおいてID端子を監視する。Mini−Aプラグが挿入されると、信号の変化によりMini−Aプラグが挿入されたことを検出できる。また、プラグ挿入検出時にID端子での信号の変化がなければMini−Bプラグが挿入されたことを検出できる。プラグ挿入検出部27は、例えばプラグの挿入により切り替わるメカニカルスイッチによって、プラグの挿入を検出することができる。
以上のような方法により、ケーブルの片側のプラグだけがデジタルカメラ200のMini−ABレセプタクルに挿入された時点で、システム制御回路9はステップA13においてプラグ種別を判別することができる。
ステップA14において、システム制御回路9は挿入されたプラグがガイド表示通りか否か、ここではMini−Aプラグか否かを判定する。Mini−Aプラグだった場合、処理はステップA15に進み、この場合はデジタルカメラ200がデフォルトでホスト役として動作する。この場合に使用され得るケーブルは片端がMini−Aプラグであり他端が標準Bプラグ又はMini−Bプラグのものである。従って、ユーザはホスト役として動作するデジタルカメラ200にMini−Aプラグを挿入し、周辺機器役となる通信相手機器のレセプタクル形状に合わせて標準Bプラグ又はMini−Bプラグを挿入すれば、正しく接続され、通信を行うことができる。
挿入されたプラグがガイド表示通りでない、すなわちMini−Bプラグだった場合は、挿入するプラグが誤りであるため、ユーザに対するエラー通知を行う(ステップA16)。図5はユーザに対して誤ってMini−Bプラグが挿入されている事を通知する動作について示したものである。図5は、システム制御回路9がMini−Aプラグを示すLED106を点灯させ、ユーザに対してMini−Aプラグの挿入を促したものの、ユーザによりMini−ABレセプタクル26にMini−Bプラグ54が挿入された状態を示す。この場合、システム制御回路9は、Mini−Bプラグを示すLED107が点滅させる、又はMini−Aプラグを示すLED106とは異なる色で点灯させる。このように、本実施形態では、システム制御回路9はユーザに対し、ガイドで挿入を促されているプラグと異なるプラグが挿入されている、すなわちエラーであることを通知し、正しいプラグの挿入を促す。また、システム制御回路9は、表示画面100において挿入したプラグが間違っている旨の警告表示108を表示する。この表示により、挿入されたプラグが誤っていることをユーザに通知する。ステップA16は、本発明の通知手段の一処理例となる処理である。
このエラー通知により、ユーザはケーブルの片側を挿入した時点で誤りに気づくので、ケーブルの再接続の手間を短縮することができる。
例えば、片端がMini−Aプラグで他端がMini−Bプラグであるケーブルを使用して、ユーザがデジタルカメラ200とMini−Bレセプタクルを備えた機器とを接続させる場合を考える。デジタルカメラ200はMini−AプラグもMini−Bプラグも挿入可能である。従って、ユーザはデジタルカメラ200をホスト役として動作させたい場合でもMini−Bプラグを挿入してしまうことがあり得る。その場合ユーザは、周辺機器役として動作する機器にもう一端のプラグであるMini−Aプラグを挿入しようとし、Mini−Aレセプタクルを探す。そして、ユーザはMini−Aレセプタクルがないことに気付いた時点ではじめて誤りを認識し、接続をやり直す。この作業は手間がかかり、ユーザは煩雑さを感じる。
また、周辺機器役として動作させたい機器がMini−AレセプタクルとMini−Bレセプタクルとを備えている場合には、接続するプラグを逆転しても挿入できてしまう。しかしながら、ホストモードに設定されたデジタルカメラ200にMini−Bケーブルが挿入されている状態は、プラグと動作モードの整合が取れていない状態である。したがって、通信できなかったり、通信エラーが発生するおそれがある。この場合は接続が誤っているという事に気づくまでに時間がかかる上、誤接続による機器の破損の可能性もある。
そこで本実施形態におけるシステム制御回路9は、ケーブルの片側のプラグが挿入された時点でプラグの種別を判別し、挿入されたプラグの種別が誤っている場合にエラー通知を行う。この処理により、ユーザに再接続させる手間を短縮し、誤接続を未然に防ぐことができる。
ステップA16で誤接続の通知を行った後、システム制御回路9は、ステップA17においてデジタルカメラ200からプラグが抜かれるのを待つ。そして、誤ったケーブルが抜かれたことがプラグ挿入検出部27で検出されると、処理はステップA11に戻り、再びMini−Aプラグを挿入するガイドを表示してMini−Aプラグの挿入を促す。これらの処理を正しくプラグが接続されるまで繰り返す。
ここまで、デジタルカメラ200がホスト役として動作する場合について述べた。次に、Mini−ABレセプタクルを備えたデジタルカメラ200が周辺機器役として動作し、ホスト役として動作する他の機器と接続する場合の動作について説明する。
デジタルカメラ200にはMini−ABレセプタクルが装備されており、ホスト役として動作する機器には標準AレセプタクルもしくはMini−Aレセプタクルが装備されている。
以下、図2のフローチャートを用いてデジタルカメラ200が周辺機器役として動作する際のプラグ種別の表示動作について説明する。
デジタルカメラ200の電源がONにされた後、システム制御回路9は、ステップA10においてデジタルカメラ200のUSB動作モードがホストモードであるか周辺機器モードであるかの判別を行う。ユーザがデジタルカメラ200を周辺機器役として動作させるアプリケーションを立ち上げたり、モードスイッチを周辺機器モードに切り替えたりなどした場合に、デジタルカメラ200は周辺機器モードに移行する。
上述した操作方法で、図3においてユーザが動作モードの一覧101から周辺機器モードを選択して決定することで、デジタルカメラ200は周辺機器モードに移行する。ステップA10において、システム制御回路9は動作モードが周辺機器モードであると判定すると、処理はステップA18に進む。
デジタルカメラ200は周辺機器モードであるから、Mini−ABレセプタクルにMini−Bプラグを挿入しなければならない。そこでステップA18において、システム制御回路9は、デフォルトで周辺機器役として動作するよう、ユーザにMini−Bプラグの挿入を促すガイド動作を行う。
図6はユーザに対してMini−Bプラグの挿入を促すガイド動作について示したものである。システム制御回路9は、デジタルカメラ200が周辺機器モードに移行したことを検知すると、Mini−Bプラグを示すLED107を点灯させ、ユーザに対してMini−Bプラグの挿入を促す(ステップA18)。ユーザはこの表示を見てプラグを接続することで、デジタルカメラ200を周辺機器役として動作させたい場合に正しくMini−Bプラグを挿入することができる。もちろん、ガイド操作はLEDを点灯させることに限定されない。例えば、画像表示部13にMini−Bプラグの挿入を促す表示を行っても良い。また、音声などでMini−Bプラグの挿入を促してもよい。
ステップA18の処理のように、ユーザに対してMini−Bプラグの挿入を促して片端がMini−Bプラグであるケーブルを使用させることによって、誤ったケーブルを使用した誤接続を防ぐことができる。
例えば、プリンタの中には標準Aレセプタクルと標準Bレセプタクルの両方を備えるものがある。このプリンタをホスト役として、デジタルカメラ200を周辺機器役として接続したい場合を考える。この場合は片側が標準Aプラグで他端がMini−Bプラグであるケーブルを用いて、プリンタに標準Aプラグを、デジタルカメラ200にMini−Bプラグを挿入するのが正しい。
しかし、上記のようなデジタルカメラとプリンタの組合わせの場合、片側が標準Bプラグで他端がMini−Aプラグであるケーブルを用いることも可能である。なぜなら、プリンタに標準Bプラグを、デジタルカメラ200にMini−Aプラグを挿入することが物理的に可能だからである。この場合、物理的に接続はできているが、ホスト役として動作させたいプリンタ側に標準Bプラグが接続されてしまう。また、プリンタがデュアルロール機器でない限り、HNPをリクエストすることもできないのでホスト役として動作することができない。このような場合、動作可能な役割と挿入しているプラグの整合がとれないため、誤接続となる。
そこで、本実施形態におけるシステム制御回路9は、Mini−Bプラグの挿入ガイドを行うことで、誤ったケーブルの使用を未然に防ぐことができる。従って、使用されるケーブルの種類が限定され、ユーザの操作が明瞭になると共に、機器同士の誤接続を防ぐことができる。
しかし、ガイド表示によってMini−Bプラグの挿入を促しても、ユーザが誤ってデジタルカメラ200のMini−ABレセプタクルにMini−Aプラグを挿入することもあり得る。なぜなら、挿入することが物理的に可能だからである。そこで、以下のフローでは、挿入されたプラグの判別と誤接続時のエラー表示動作について示す。
ステップA19は、プラグ挿入検出部27によりデジタルカメラ200にプラグが挿入されるのを待つステップである。プラグが挿入された場合、処理はステップA20に進む。ステップA20において、挿入されたプラグの種別の判別を行う。
ステップA21において、システム制御回路9は挿入されたプラグがガイド表示通りか否か、ここではMini−Bプラグか否かを判定する。挿入されたプラグがガイド表示通りにMini−Bプラグだった場合、処理はステップA22に進み、デジタルカメラ200はデフォルトで周辺機器役として動作する。ここで、使用されるケーブルは片端がMini−Bプラグで他端が標準Aプラグ又はMini−Aプラグのものである。従って、ユーザは周辺機器役として動作するデジタルカメラ200にMini−Bプラグを挿入し、ホスト役となる通信相手機器のレセプタクル形状に合わせて標準Aプラグ又はMini−Aプラグを挿入すれば、正しく接続され、通信を行うことができる。
挿入されたプラグがガイド表示通りでない、すなわちMini−Aプラグだった場合は、システム制御回路9は、挿入するプラグが誤りであるため、ユーザに対するエラー通知を行う(ステップA23)。図7はユーザに対して誤ってMini−Aプラグが挿入されている事を通知する動作について示したものである。図7はMini−Bプラグを示すLED107を点灯させ、ユーザに対してMini−Bプラグの挿入を促したものの、ユーザによりMini−ABレセプタクル26にMini−Aプラグ50が挿入された状態を示す。この場合、システム制御回路9は、Mini−Aプラグを示すLED106を点滅させる、又はMini−Bプラグを示すLED107とは異なる色で点灯させる。このように、本実施形態では、システム制御回路9はユーザに対してガイドで挿入を促されているプラグと異なるプラグが挿入されている、すなわちエラーであることを通知し、正しいプラグの挿入を促す。本実施形態においては、表示画面100において挿入したプラグが間違っている旨の警告表示108を表示する。この表示により、挿入されたプラグが誤っていることをユーザに通知する。
このエラー通知により、ユーザはケーブルの片側を挿入した時点で誤りに気づくので、ケーブルの再接続の手間を短縮することができる。
例えば、片端がMini−Aプラグで他端がMini−Bプラグであるケーブルを使用して、ユーザがデジタルカメラ200とホスト役として動作させるため、Mini−Aレセプタクルのみを持つパソコンとを接続させる場合を考える。この場合、周辺機器役として動作させたいデジタルカメラ200にMini−Aプラグを挿入してしまうことがあり得る。この場合、ユーザは他端のMini−Bプラグをパソコン側に挿入しようとして、Mini−Bレセプタクルを探す。そして、ユーザはMini−Bレセプタクルがないことに気付いた時点ではじめて誤りを認識し、接続をやり直す。この作業は手間がかかり、ユーザは煩雑さを感じる。
そこで、本実施形態におけるシステム制御回路9は、ケーブルの片側のプラグが挿入された時点でプラグの種別を判別し、挿入されたプラグの種別が誤っている場合にエラー通知を行う。この処理により、ユーザに再接続させる手間を短縮することができる。
また、本実施形態によれば、システム制御回路9は、デジタルカメラ200を周辺機器役として動作させたい場合に、Mini−Bプラグ挿入を促すガイド表示を行う。さらにMini−Aプラグが誤って挿入された時点でエラー表示を行う。この処理により、機器間の誤接続を防ぐことができる。例えばユーザが、片端がMini−Aプラグで他端がMini-Bプラグのケーブルを使用して、周辺機器役として動作させたいデジタルカメラ200に誤ってMini−Aプラグを挿入し、他端のMini−BプラグをMini−Bレセプタクルを備えた機器に挿入してしまう場合がある。この場合、デジタルカメラ200が周辺機器役として動作しようとしているのに、周辺機器役にしかならない機器と接続していることになる。これでは周辺機器役同士が接続されることになり、正しい通信が行われない可能性がある。しかし、ユーザにとっては物理的にはケーブルが正しく接続されているように見えるので機能的に見て誤接続であることが分かり辛い。よって、本実施形態におけるシステム制御回路9は、ケーブルの片側のプラグが誤って挿入された時点でエラー表示を行うことにより、未然にケーブルの誤接続を防ぐことができる。
システム制御回路9は、ステップA23で誤接続の通知を行った後、ステップA24においてデジタルカメラ200からプラグが抜かれるのを待つ。そして、システム制御回路9は、誤ったケーブルが抜かれたことがプラグ挿入検出部27で検出されるとステップA18に戻り、再びMini−Bプラグを挿入するガイドを表示してMini−Bプラグの挿入を促す。これらの処理を正しくプラグが接続されるまで繰り返す。
以上のように、本実施形態では、ユーザに対して接続可能なプラグを明示的に表示することでプラグの誤接続を防ぐことができ、ユーザにとって明瞭な機器接続方法を提供することが可能である。
また、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム等のコンピュータが記憶媒体からプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに接続された機能拡張ユニット等に備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づきCPU等が実際の処理を行い、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施形態におけるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 デュアルロール機器がUSB接続により通信を行う際のプラグ種別表示動作について示したフローチャートである。 デジタルカメラの表示画面上からUSB動作モードを選択する動作について示した図である。 Mini−Aプラグの挿入をガイドする動作について示した図である。 ユーザに対してプラグの誤挿入を通知する動作について示した図である。 Mini−Bプラグの挿入をガイドする動作について示した図である。 ユーザに対してプラグの誤挿入を通知する動作について示した図である。 片端がMini−Aプラグで他端が標準Bプラグのケーブルを用いたデジタルカメラとプリンタの接続について示した図である。 片端がMini−Aプラグで他端がMini−Bプラグのケーブルを用いたデジタルカメラとプリンタの接続について示した図である。 片端がMini−Bプラグで他端が標準Aプラグのケーブルを用いたデジタルカメラとパソコンの接続について示した図である。 片端がMini−Bプラグで他端がMini−Aプラグのケーブルを用いたデジタルカメラとパソコンの接続について示した図である。
符号の説明
1、200:OTG対応デジタルカメラ
2:撮影レンズ
3:シャッタ
4:撮像素子
5:A/D変換機
6:タイミング発生回路
7:D/A変換機
8:メモリ制御回路
9:システム制御回路
10:画像処理回路
11:画像表示メモリ
12:メモリ
13:画像表示部
14:露光制御手段
15:測距制御手段
16:ズーム制御手段
17:フラッシュ
18:電源制御手段
19:電源
21:表示装置
22:不揮発性メモリ
23:操作部
24:シャッタスイッチ
25:USBインタフェース
26:Mini−ABレセプタクル
27:プラグ挿入検出部
50:Mini−Aプラグ
51:標準Bプラグ
52:標準Bレセプタクル
53:標準Bレセプタクルを備えたプリンタ
54:Mini−Bプラグ
55:Mini−Bレセプタクル
56:Mini−Bレセプタクルを備えたプリンタ
57:標準Aプラグ
58:標準Aレセプタクル
59:標準Aレセプタクルを備えたパソコン
60:Mini−Aレセプタクル
61:Mini−Aレセプタクルを備えたパソコン
100:表示画面
101:USB動作モード一覧
102:OKボタン
103:Cancelボタン
104:決定ボタン
105:方向キー
106:Mini−Aプラグを示すLED
107:Mini−Bプラグを示すLED
108:警告表示

Claims (7)

  1. 通信回線を介して他の装置との通信が可能な電子機器であって、
    当該電子機器の動作モードを判別する判別手段と、
    前記判別手段により判別された動作モードに応じた前記通信回線のプラグの種類を通知する通知手段とを有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記判別手段は、当該電子機器がホスト役としての動作モードであるか、周辺機器役としての動作モードであるかを判別することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 当該電子機器に挿入された前記通信回線のプラグの種類を検出する検出手段を更に有し、
    前記通知手段は、前記判別手段による動作モードの判別結果に応じた前記通信回線のプラグの種類と異なる種類のプラグが当該電子機器に挿入されたことが前記検出手段により検出された場合、当該電子機器に挿入されたプラグの種類が誤りであることを通知することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 当該電子機器は、前記通信回線を用いてUSB ON-The-Go(OTG)規格に準拠した通信を行う機器であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 通信回線を介して他の装置との通信が可能な電子機器の制御方法であって、
    当該電子機器の動作モードを判別するステップと、
    前記判別された動作モードに応じた前記通信回線のプラグの種類を通知するステップを含むことを特徴とする電子機器の制御方法。
  6. 請求項5に記載の電子機器の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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