JP2007250758A - 多数個取り配線基板およびその製造方法 - Google Patents

多数個取り配線基板およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のセラミック層からなるベース基板が平坦である多数個取り配線基板、および、かかる多数個取り配線基板を確実に得るための製造方法を提供する。
【解決手段】上層側のセラミック層c1と下層側のセラミック層c2とを積層してなり、表面2および裏面3を有し、平面視で複数の製品pが縦横に配置される製品領域Pおよびこの製品領域Pを囲む耳部mを有するベース基板1と、該ベース基板1における耳部mの側面4に切欠部6を有する上層側のセラミック層c1と、切欠部6内の上層側のセラミック層c1側に形成された切欠部導体7と、上層側のセラミック層c1と下層側のセラミック層c2との間に形成され、且つ切欠部導体7に電気的に接続された内部導体11,12と、下層側のセラミック層c2内に設けられ、且つ内部導体11およびベース基板1の裏面3に形成された外部導体10と電気的に接続されたビア導体14と、を含む、多数個取り配線基板K1。
【選択図】 図2

Description

本発明は、セラミックからなる多数個取り配線基板およびその製造方法に関する。
セラミックなどからなる複数の絶縁層を積層した母基板と、当該母基板の側面に設けた端子導体と、上記母基板中に搭載すべき電子部品の電極が接続される配線導体を有する多数の配線基板領域と、隣接する配線基板間にまたがり各配線導体を接続する外部導体とを有し、かかる外部導体の一部を露出させる凹部を設けた多数個取り配線基板が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記多数個取り配線基板においては、断面ほぼ半円形の端子導体に接触したメッキ用電極からの通電により、かかる端子導体に接続された共通導体を経て、各配線基板ごとの配線導体の表面に金属メッキ層が被覆される。
特開2003−17816号公報(第1〜5頁、図1,2)
ところで、前記多数個取り配線基板において、母基板の側面に形成される断面ほぼ半円形の端子導体は、複数の前記絶縁層となるグリーンシートごとの各側面を連続して切り欠き、かかる切欠き部の表面にメタライズ層を印刷し、焼成することで形成されている。あるいは、複数の上記グリーンシートごとの周辺に同心の貫通孔を形成し、これらの内面にメタライズ層を印刷した後、各貫通孔が連通し且つ各メタライズ層が連続するように複数のグリーンシートを積層し、上記貫通孔の中心軸に沿って内外に切断した後、焼成することで形成されている。
しかしながら、複数のグリーンシートごとの切欠き部の表面に印刷した各メタライズ層、あるいは、複数のグリーンシートごとの貫通孔の内面に印刷した各メタライズ層は、積層する際に複数のグリーンシートで対向する表面に同時に形成された水平片同士が重なり合う。このため、複数の絶縁層を積層した際に、母基板の周辺が盛り上がり、焼成後において、表面側がほぼ凹面状になるように沿った母基板となるおそれがある、という問題があった。
本発明は、背景技術において説明した問題点を解決し、複数のセラミック層からなるベース基板が平坦である多数個取り配線基板、および、かかる多数個取り配線基板を確実に得るための製造方法を提供する、ことを課題とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明は、前記課題を解決するため、多数個取り配線基板を形成するベース基板のうち、上層側のセラミック層にのみ切欠部導体またはスルーホール導体を形成する、ことに着想して成されたものである。
即ち、本発明による第1の多数個取り配線基板(請求項1)は、上層側のセラミック層と下層側のセラミック層とを含む複数のセラミック層を積層してなり、表面および裏面を有し、平面視で複数の製品が縦横に配置される製品領域およびかかる製品領域を囲む耳部を有するベース基板と、かかるベース基板の耳部におけるセラミック層の側面に切欠部を有する上層側のセラミック層と、前記切欠部内の上層側のセラミック層側に形成された切欠部導体と、上記上層側のセラミック層とその直下の下層側のセラミック層との間に形成され、且つ上記切欠部導体に電気的に接続された内部導体と、上記下層側のセラミック層内に設けられ、且つ上記内部導体およびベース基板の裏面に形成された外部導体と電気的に接続されたビア導体と、を含む、ことを特徴とする。
これによれば、前記ベース基板の周辺の耳部における上層・下層側のセラミック層間には、上層側のセラミック層の側面に形成された切欠部導体の下端部のみが進入し、かかる切欠部導体は、一部が重複する内部導体とビア導体とを介して、ベース基板の裏面に形成された外部導体と、電気的に接続されている。このため、上層・下層側のセラミック層の双方に、互いに連通する切欠部導体を形成して、これらを積層した従来の多数個取り配線基板に比べて、ベース基板の表面および裏面の平坦度が高くなる。特に、ベース基板の厚みが200μm以下の場合には、前記製品領域の周辺部に位置する個々の配線基板の平坦度も高くなる。このため、かかる配線基板の表面に形成されるパッドを介して、各種の電子部品を確実に搭載することが可能となる。しかも、従来の多数個取り配線基板のように、ベース基板の裏面に切欠部導体の下端部が突出せず、かかる裏面には製品領域内における外部導体のみが薄く突出するため、個々の配線基板に切断する際などに、ベース基板の耳部における裏面側に割れが生じる事態を防止することも可能となる。
尚、前記ベース基板を形成するセラミック層には、例えばアルミナを主成分とするセラミック、低温焼成の一種である例えばガラス−セラミックが含まれる。
また、製品領域内に縦横に配置される複数の製品は、平坦な表面および裏面を有するほぼ板形状の形態のほか、表面に開口するキャビティを有する形態も含まれる。複数の配線基板のうち、前記耳部に隣接する配線基板は、前記内部導体、ビア導体、および外部導体を共有している。
更に、前記切欠部導体および外部導体の表面には、NiメッキおよびAuメッキの少なくとも一方からなる金属メッキ層が被覆される。
一方、本発明による第2の多数個取り配線基板(請求項2)は、上層側のセラミック層と下層側のセラミック層とを含む複数のセラミック層を積層してなり、表面および裏面を有し、平面視で複数の製品が縦横に配置される製品領域およびかかる製品領域を囲む耳部を有するベース基板と、かかるベース基板の耳部におけるセラミック層を貫通するスルーホールを有する上層側のセラミック層と、前記スルーホール内の上層側のセラミック層側に形成されたスルーホール導体と、上記上層側のセラミック層とその直下の下層側のセラミック層との間に形成され、且つ上記スルーホール導体に電気的に接続された内部導体と、上記下層側のセラミック層内に設けられ、且つ上記内部導体およびベース基板の裏面に形成された外部導体と電気的に接続されたビア導体と、を含む、ことを特徴とする。
これによれば、前記ベース基板の周辺の耳部における上層側のセラミック層と下層側のセラミック層との間には、上層側のセラミック層の耳部に形成されたスルーホール導体の下端部のみが進入し、かかるスルーホール導体は、一部が重複する内部導体とビア導体とを介して、ベース基板の裏面に形成された外部導体と、電気的に接続されている。このため、上層・下層側のセラミック層の双方に、互いに連通するスルーホールおよびスルーホール導体を形成して、これらを積層した従来の多数個取り配線基板に比べて、ベース基板の表面および裏面の平坦度が高くなる。特に、ベース基板の厚みが200μm以下の場合には、前記製品領域の周辺部に位置する個々の配線基板の平坦度も高くなる。
これにより、前記製品領域の周辺部に位置する個々の配線基板の平坦度も高くなるので、かかる配線基板の表面に形成されるパッドを介して、各種の電子部品を確実に搭載することが可能となる。しかも、従来の多数個取り配線基板のように、ベース基板の裏面にスルーホール導体の下端部が突出せず、かかる裏面には製品領域内における多数の外部導体のみが薄く突出するため、個々の配線基板に切断する際などに、ベース基板の耳部における裏面側に割れが生じる事態を防止することも可能となる。
更に、本発明の多数個取り配線基板の製造方法(請求項3)は、下層側のグリーンシートとその直上に積層される上層側のグリーンシートとに対し、複数の製品領域を囲む耳部にスルーホールを同心で形成する工程と、上記上層側のグリーンシートのスルーホールの内壁に、スルーホール導体を形成する工程と、上記上層側のグリーンシートの裏面または下層側のグリーンシートの表面に内部導体を形成する工程と、上記下層側のグリーンシートにおける表面と裏面との間を貫通し、上記内部導体に接続するビア導体を形成する工程と、上記上層側のセラミック層および下層側のグリーンシートを、上記スルーホール導体と内部導体が電気的に接続されるように積層して、グリーンシート積層体を形成する工程と、を含む、ことを特徴とする。
これによれば、上層・下層側の各グリーンシートに、互いに連通するスルーホールを形成し、且つ上層側のグリーンシートのスルーホールにのみスルーホール導体が形成される。かかるスルーホール導体に接続する内部導体を、下層側のグリーンシートの表面、あるいは上層側のグリーンシートの裏面に形成した後、かかる上層側のグリーンシートと、上記スルーホール導体と導通する内部導体、ビア導体、および外部導体が形成された下層側のグリーンシートと、が積層される。このため、スルーホール付近における上層・下層側のグリーンシートの間には、上記スルーホール導体の下端部のみが進入するので、周辺の耳部側が平坦なグリーンシート積層体を形成することができる。かかるグリーンシート積層体を焼成することで、本発明における前記第2の多数個取り配線基板を確実に製造することが可能となる。
加えて、本発明には、前記グリーンシート積層体を形成する工程の後に、得られたグリーンシート積層体における前記スルーホール導体の軸心付近と交差する切断予定面に沿って、当該グリーンシート積層体の厚み方向に沿って切断する工程を有する、多数個取り配線基板の製造方法(請求項4)も含まれる。
これによれば、平坦な前記グリーンシート積層体のスルーホール導体の軸心付近と交差する切断予定面に沿って、かかるグリーンシート積層体の厚み方向に沿って切断するにより、前記第1の多数個取り配線基板を確実に製造することが可能となる。
付言すれば、本発明には、前記グリーンシート積層体を形成する工程の後に、得られたグリーンシート積層体を焼成する工程と、焼成後のベース基板における外部導体と、スルーホール導体または切欠部導体との表面にメッキ層を被覆する工程を有する、多数個取り配線基板の製造方法も含まれ得る。これによる場合、複数のセラミック層を積層してなり、複数の製品が配置された製品領域および耳部を平坦とした多数個取り配線基板を確実に提供することが可能となる。
以下において、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明における第1の多数個取り配線基板K1を示す平面図、図2は、図1中のX−X線の矢視に沿って拡大した垂直断面図、図3は、かかる第1の多数個取り配線基板K1の一部を示す斜視図である。
尚、以下において、多数個取り配線基板K1は、単に配線基板K1と記載する。
第1の配線基板K1は、図1,図2に示すように、全体がほぼ直方体を呈するベース基板1と、かかるベース基板1における一対の長辺の側面4に形成された切欠部6と、を備えている。
上記ベース基板1は、アルミナを主成分とし、厚みがそれぞれ約65μmの上層側のセラミック層c1と下層側のセラミック層c2とからなり、平面視が長方形(矩形)を呈する表面2および裏面3と、一対の長辺の側面4および一対の短辺の側面5と、を有している。
また、ベース基板1は、平面視において、複数の製品(配線基板)pが縦横に配置された全体が長方形の製品領域Pと、かかる製品領域Pの周囲を囲む四角枠形の耳部mと、を有している。尚、表面2および裏面3は、ベース基板1、製品領域P、製品p、および耳部mに共通して用いられる。
図1,図2に示すように、複数の製品pは、ベース基板1の表面2側に、縦×横合計6個で厚みが約5μmのパッド9を有すると共に、ベース基板1の裏面3側には、厚みが約5μmである複数のパッド(外部導体)10を有している。尚、表面2側のパッド9は、かかる表面2に搭載すべき電子部品との導通用として、裏面3側のパッド10は、マザーボードとの導通用として、追って活用される。
図1〜図3に示すように、ベース基板1の耳部mと対向する一対の側面4とにまがり、且つ上層・下層側のセラミック層c1,c2を厚み方向に沿って、断面がほぼ半円形を呈する複数の切欠部6が形成されている。このうち、上層側のセラミック層c1の切欠部6には、かかる切欠部6と相似形の断面ほぼ半円形で且つ約20μmの厚みを有する切欠部導体7が形成され、かかる切欠部導体7の上端からは、耳部mの表面2側に位置する半リング形の水平片8が延びている。また、切欠部導体7の下端からは、上層・下層側のセラミック層c1,c2間に進入し、内部導体11の一部と重複する半リング形の水平片8aが延びている。
尚、前記パッド9,10は、焼成されたWまたはMoなどからなり、それらの表面には、上記切欠部導体7をメッキ電極とする電解メッキにより、Niメッキ層およびAuメッキ層などからなる金属メッキ層(図示せず)が被覆されている。
図2に示すように、ベース基板1を形成する上層・下層側のセラミック層c1,c2には、それぞれの厚み方向に沿ってビア導体13,14が貫通し、これらは、表・裏面2,3側の前記パッド9,10の何れかと電気的に導通するように接続されている。また、上層・下層側のセラミック層c1,c2の間には、厚みが約5μmの内部導体11,12が形成されている。
このうち、耳部mと製品領域Pとにまたがる内部導体11は、前記切欠部導体7と、上記ビア導体13,14とに、それぞれ電気的に導通するように接続されている。この内部導体11で切欠部導体7との接続部は、その水平片8aの下側に偏寄している。また、製品領域P内の隣接する製品p,p間にまたがる内部導体12は、上下のビア導体13,14と電気的に導通するように接続されている。
尚、上記内部導体11,12およびビア導体13,14は、焼成されたWまたはMoなどからなる。
以上のような配線基板K1によれば、前記ベース基板1の周辺の耳部mにおける上層・下層側のセラミック層c1,c2間には、上層側のセラミック層c1の耳部mに形成された切欠部導体7の下端側の水平片8aのみが進入し、かかる切欠部導体7は、一部が重複する内部導体11とビア導体14とを介して、ベース基板1の裏面3に形成されたパッド(外部導体)10と、電気的に接続されている。このため、上層・下層側のセラミック層の双方に、連続する切欠部導体を形成して、これらを積層する従来の多数個取り配線基板に比べて、ベース基板1の表面2および裏面3の平坦度が高くなる。
特に、ベース基板1の厚みが200μm以下の配線基板K1においては、前記製品領域Pにおける周辺部に位置する個々の製品(配線基板)pの平坦度も高くなるため、かかる製品pの表面2に形成されるパッド9を介して、電子部品を確実に搭載することが可能となる。しかも、従来の多数個取り配線基板のように、ベース基板の裏面に切欠部導体の厚い下端部(水平片)が突出せず、かかる裏面3には製品領域P内における複数のパッド10のみが薄く突出するため、個々の製品pに切断する際などに、ベース基板1の耳部mにおける裏面3側に割れが生じる事態を防止することも可能となる。
図4は、本発明における第2の多数個取り配線基板K2を示す平面図、図5は、図4中のY−Y線の矢視に沿って拡大した垂直断面図、図6は、多数個取り配線基板K2の一部を透視的に示す部分断面図である。
尚、以下において、多数個取り配線基板K2は、単に配線基板K2と記載する。
第2の配線基板K2は、図4,図5に示すように、全体がほぼ直方体を呈するベース基板1aと、かかるベース基板1aの周辺に位置する耳部mにおいて、対向する一対の側面4付近に沿って形成された複数のスルーホール16およびスルーホール導体17と、を備えている。
図4,図5に示すように、ベース基板1aも、平面視において、複数の製品(配線基板)pが縦横に配置された全体が長方形の製品領域Pと、かかる製品領域Pの周囲を囲む四角枠形の耳部mと、を有している。複数の製品pも、ベース基板1aの表面2側に、前記同様に合計6個のパッド9を有すると共に、ベース基板1aの裏面3側には、前記同様のパッド(外部導体)10を有している。
尚、ベース基板1aは、前記ベース基板1を内側に含むものであり、その分だけ平面視の外形がベース基板1よりも大きくなっている。また、表面2および裏面3は、ベース基板1a、製品領域P、製品p、および耳部mに共通して用いられる。
図4〜図6に示すように、ベース基板1aの耳部mにおける一対の側面4に沿って、且つ上層・下層側のセラミック層c1,c2を厚み方向に沿って、断面ほぼ円形の複数のスルーホール16が貫通している。このうち、上層側のセラミック層c1のスルーホール16には、かかるスルーホール16と相似形の断面ほぼ円形で且つ約20μmの厚みを有するスルーホール導体17が形成されている。
かかるスルーホール導体17の上端からは、耳部mの表面2側に位置するリング形状の水平片18が延びている。また、スルーホール導体17の下端からは、上層・下層側のセラミック層c1,c2間に進入し、内部導体11の一部と重複するリング形状の水平片18aが延びている。かかる水平片18aの下側に重複する内部導体11の一部分は、ベース基板1aの裏面3側に偏寄している。
図5に示すように、ベース基板1aを形成する上層・下層側のセラミック層c1,c2には、前記同様のビア導体13,14が貫通し、これらは、表・裏面2,3側の前記パッド9,10の何れかと電気的に導通するように接続されている。また、上層・下層側のセラミック層c1,c2の間には、前記同様の内部導体11,12が形成されている。
このうち、耳部mと製品領域Pとにまたがる内部導体11は、前記スルーホール導体17と、上記ビア導体13,14とに、それぞれ電気的に導通するように接続されている。また、製品領域P内の隣接する製品p,p間にまたがる内部導体12は、上下のビア導体13,14と電気的に導通するように接続されている。
尚、前記パッド9,10も、焼成されたWまたはMoからなり、その表面には、前記スルーホール導体17をメッキ電極とする電解メッキにより、Niメッキ層およびAuメッキ層などからなる金属メッキ層(図示せず)が被覆されている。
以上のような配線基板K2によれば、ベース基板1aの周辺の耳部mにおける上層・下層側のセラミック層c1,c2間には、上層側のセラミック層c1に形成されたスルーホール導体17の下端の水平片18aのみが進入し、当該スルーホール導体17は、一部が重複する内部導体11とビア導体14とを介して、ベース基板1aの裏面3に形成された外部導体のパッド10と、電気的に接続されている。このため、上層・下層側のセラミック層の双方に、互いに連続するスルーホール導体を形成して、これらを積層した従来の多数個取り配線基板に比べて、ベース基板1aの表面2および裏面3の平坦度が高くなる。
特に、ベース基板1aの厚みが200μm以下の配線基板K2では、前記製品領域Pにおける周辺部に位置する個々の製品(配線基板)pの平坦度も高くなるため、かかる製品pの表面2に形成されたパッド9を介して、電子部品を確実に搭載することが可能となる。しかも、従来の多数個取り配線基板のように、ベース基板の裏面にスルーホール導体の厚い下端部(水平片)が突出せず、かかる裏面3には製品領域P内における複数のパッド10のみが薄く突出している。このため、個々の製品pに切断する際などに、ベース基板1aの耳部mにおける裏面3側に割れが生じる事態を防止することも可能となる。
前記配線基板K1,K2は、以下のような製造方法によって製造した。
予め、アルミナ粉末粒子、樹脂バインダ、可塑剤、および溶剤などからなる原料を混合して、セラミックスラリを製作した。かかるセラミックスラリにドクターブレード法を施して、2層のグリーンシートs1,s2を形成した。尚、かかるグリーンシートs1,s2は、多数個取り用である大版タイプである。
先ず、図7に示すように、上層・下層側のグリーンシートs1,s2には、周辺の耳部m、これに囲まれた縦横に複数の製品pを配置した製品領域P、各製品pを区画するように、図中の破線(仮想線)で示す切断予定面fを設定した。
次に、図8に示すように、上層・下層側のグリーンシートs1,s2における耳部mの表面2,3aと裏面2a,3との間に、それぞれスルーホール16を同心となるように、打ち抜き加工で形成した。また、グリーンシートs1,s2の製品領域P内に位置する製品pごとの表面2,3aと裏面2a,3との間に、それぞれ複数のビアホールhを、打ち抜き加工で形成した。尚、スルーホール16は、後述する内部導体11を形成した後で、形成するようにしても良い。
次いで、上層側のグリーンシートs1の表面2におけるスルーホール16の開口部付近に、円形のパターン孔を有するメタルマスク(図示せず)を配置し、且つ裏面2a側から当該スルーホール16中を負圧にするよう吸引した状態とした。かかる状態で、グリーンシートs1の表面2に配置した上記メタルマスク上にスキージ(図示せず)を摺動させて、WまたはMo粉末粒子を含む導電性ペーストを、スルーホール16の内面に吸引・印刷した。引き続いて、上層側のグリーンシートs1の裏面2aにも、上記同様にメタルマスクを配置し、且つ表面2側から吸引した状態で、上記導電性ペーストを上記同様にして吸引・印刷した。
その結果、図9に示すように、上層側のグリーンシートs1の各スルーホール16内には、ほぼ円筒形で厚みが約20μmのスルーホール導体17が形成できた。同時に、かかるスルーホール導体17の上・下端には、グリーンシートs1の表・裏面2,2aに延びたリング形状の水平片18が、それぞれ形成された。
更に、上層・下層側のグリーンシートs1,s2の製品領域P内における各製品pのビアホールhごとにも、前記同様にして導電性ペーストを吸引・印刷することで、図9に示すように、複数のビア導体13,14を形成した。
次いで、図10の上側に示すように、上層側のグリーンシートs1の製品領域P内に位置する製品pごとの表面2に、前記同様の導電性ペーストをスクリーン印刷により、各ビア導体13の上端と接続するように、厚みが約5μmである複数のパッド9を形成した。
また、図10の下側に示すように、下層側のグリーンシートs2の製品領域P内に位置する製品pごとの表面3aと裏面3とに、上記と同様にして、各ビア導体14の上・下端と接続するように、厚みが約5μmである複数の内部導体11,12とパッド(外部導体)10とを個別に印刷・形成した。尚、下層側のグリーンシートs2の場合、製品領域Pと耳部mとにまたがる内部導体11を先に表面3aに形成した後、前記打ち抜き加工により、スルーホール16を形成しても良い。
次に、図10中の矢印で示すように、上層・下層側のグリーンシートs1,s2を、それぞれスルーホール16が連通し、且つスルーホール導体17と内部導体11とが接触するように積層して圧着した。
その結果、図11に示すように、上層・下層側のグリーンシートs1,s2からなるグリーンシート積層体S1が形成された。かかるグリーンシート積層体S1において、各スルーホール導体17の下端側の前記水平片18は、上記圧着に伴う圧力により薄い水平片19になると共に、隣接する内部導体11の端部をリング形状で下向きに偏寄させ、かかる形態で互いに接続された。この結果、スルーホール導体17は、内部導体11およびビア導体14を介して、グリーンシート積層体Sの1裏面3のパッド10と電気的に接続された。
そして、上記グリーンシート積層体S1を、所定の温度帯で焼成することにより、前記図4〜図6で示した平坦な配線基板K2を製造することができた。
あるいは、図11中の細い破線で示すように、各スルーホール16およびスルーホール導体17の軸心付近と交差する切断予定線fに沿って、グリーンシート積層体S1の耳部mを内外に2分割するように、図示しないブレードをグリーンシート積層体S1の厚み方向に挿入して切断した。
その結果、図12に示すように、対向する側面4に開口する複数の切欠部6と、各切欠部6のほぼ上半分を覆う切欠部導体7とを備えたグリーンシート積層体S2が形成された。
そして、上記グリーンシート積層体S2を、所定の温度帯で焼成することにより、前記図1〜図3で示した平坦な配線基板K1を製造することができた。
図13は、前記配線基板K1の応用形態である多数個取り配線基板K3(以下、単に配線基板K3と記する)の一部を示す断面図である。
配線基板K3は、図13に示すように、前記同様の上層側のセラミック層c1と、それぞれ厚みが約60μmである下層側のセラミック層c2,c3とが一体に積層された前記同様のベース基板1bと、その耳部mの側面4に開口する前記同様の切欠部6と、かかる切欠部6のうち、上層側のセラミック層c1側に形成された前記同様の切欠部導体7と、を備えている。
図13に示すように、下層側のセラミック層c2,c3間には、前記同様のビア導体14と接続する内部導体20が形成され、最下層のセラミック層c3には、かかる内部導体20と接続し且つベース基板1bの裏面3に形成されたパッド(外部導体)10とも接続するビア導体21が形成されている。
以上のような配線基板K3も、前述した製造方法と同様にして製造できた。
また、かかる配線基板K3は、前記配線基板K1と同様な効果を奏した。
図14は、前記配線基板K2の応用形態である多数個取り配線基板K4(以下、単に配線基板K4と記する)の一部を示す断面図である。
配線基板K4は、図14に示すように、前記同様の上層側のセラミック層c1と、それぞれ厚みが約60μmである下層側のセラミック層c2,c3とが一体に積層された前記同様のベース基板1cと、その周辺の耳部mを貫通する前記同様のスルーホール16と、かかるスルーホール16のうち、上層側のセラミック層c1側に形成された前記同様のスルーホール導体17と、を備えている。
図14に示すように、下層側のセラミック層c2,c3間には、前記同様のビア導体14と接続する内部導体20が形成され、最下層のセラミック層c3には、かかる内部導体20と接続し且つベース基板1cの裏面3に形成されたパッド(外部導体)10とも接続するビア導体21が形成されている。
以上のような配線基板K4も、前述した製造方法と同様にして製造できた。
また、かかる配線基板K4は、前記配線基板K2と同様な効果を奏した。
本発明は、以上において説明した各形態に限定されるものではない。
前記セラミック層やグリーンシートには、前記アルミナに限らず、ムライト、窒化アルミニウム、あるいは低温焼成セラミックの一種であるガラス−セラミックを適用しても良い。
また、上層側のセラミック層や上層側のグリーンシートも、2層以上としても良い。
更に、ベース基板の製品領域内に縦横に配置される複数の製品(配線基板)は、その表面に開口するキャビティを有し、かかるキャビティの底面に前記同様のパッドが形成された形態としても良い。
本発明における第1の多数個取り配線基板を示す平面図。 図1中のX−X線の矢視に沿って拡大した垂直断面図。 上記多数個取り配線基板の一部を示す斜視図。 本発明における第2の多数個取り配線基板を示す平面図。 図4中のY−Y線の矢視に沿って拡大した垂直断面図。 上記多数個取り配線基板の一部を透視(斜視)的に示す部分断面図。 本発明の製造方法の一工程を示す概略図。 図7に続く製造工程を示す概略図。 図8に続く製造工程を示す概略図。 図9に続く製造工程を示す概略図。 図10に続く製造工程を示す概略図。 図11に続く製造工程を示す概略図。 第1の多数個取り配線基板の応用形態を示す部分断面図。 第2の多数個取り配線基板の応用形態を示す部分断面図。
符号の説明
1,1a〜1c…ベース基板
2…………………表面
3…………………裏面
6…………………切欠部
7…………………切欠部導体
10………………パッド(外部導体)
11………………内部導体
14………………ビア導体
16………………スルーホール
17………………スルーホール導体
K1〜K4………多数個取り配線基板
P…………………製品領域
p…………………配線基板(製品)
m…………………耳部
c1〜c3………セラミック層
s1〜s3………グリーンシート
S1,S2………グリーンシート積層体
f…………………切断予定面

Claims (4)

  1. 上層側のセラミック層と下層側のセラミック層とを含む複数のセラミック層を積層してなり、表面および裏面を有し、平面視で複数の製品が縦横に配置される製品領域およびかかる製品領域を囲む耳部を有するベース基板と、
    上記ベース基板の耳部におけるセラミック層の側面に切欠部を有する上層側のセラミック層と、
    上記切欠部内の上層側のセラミック層側に形成された切欠部導体と、
    上記上層側のセラミック層とその直下の下層側のセラミック層との間に形成され、且つ上記切欠部導体に電気的に接続された内部導体と、
    上記下層側のセラミック層内に設けられ、且つ上記内部導体およびベース基板の裏面に形成された外部導体と電気的に接続されたビア導体と、を含む、
    ことを特徴とする多数個取り配線基板。
  2. 上層側のセラミック層と下層側のセラミック層とを含む複数のセラミック層を積層してなり、表面および裏面を有し、平面視で複数の製品が縦横に配置される製品領域およびかかる製品領域を囲む耳部を有するベース基板と、
    上記ベース基板の耳部におけるセラミック層を貫通するスルーホールを有する上層側のセラミック層と、
    上記スルーホール内の上層側のセラミック層側に形成されたスルーホール導体と、
    上記上層側のセラミック層とその直下の下層側のセラミック層との間に形成され、且つ上記スルーホール導体に電気的に接続された内部導体と、
    上記下層側のセラミック層内に設けられ、且つ上記内部導体およびベース基板の裏面に形成された外部導体と電気的に接続されたビア導体と、を含む、
    ことを特徴とする多数個取り配線基板。
  3. 下層側のグリーンシートとその直上に積層される上層側のグリーンシートとに対し、複数の製品が縦横に配置される製品領域を囲む耳部にスルーホールを同心で形成する工程と、
    上記上層側のグリーンシートのスルーホールの内壁に、スルーホール導体を形成する工程と、
    上記上層側のグリーンシートの裏面または下層側のグリーンシートの表面に内部導体を形成する工程と、
    上記下層側のグリーンシートにおける表面と裏面との間を貫通し、上記内部導体に接続するビア導体を形成する工程と、
    上記上層側のセラミック層および下層側のグリーンシートを、上記スルーホール導体と内部導体が電気的に接続されるように積層して、グリーンシート積層体を形成する工程と、を含む、
    ことを特徴とする多数個取り配線基板の製造方法。
  4. 前記グリーンシート積層体を形成する工程の後に、得られたグリーンシート積層体における前記スルーホール導体の軸心付近と交差する切断予定面に沿って、当該グリーンシート積層体の厚み方向に沿って切断する工程を有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の多数個取り配線基板の製造方法。
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