JP2007248628A - クリーニングブレード、クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】長手方向両端部でのめくれを防止しながら、両端部での弾性体倒れも防止し、長期に渡り良好な画像を提供することができるクリーニングブレード、クリーニング装置、画像形成装置を提供する。
【解決手段】長手方向端部に切り欠き部4を有する支持部材3に弾性体2を接着したクリーニングブレード1において、切り欠き部4に対応する弾性体2の長手方向端部に、接着代が他の部分と等しくなる方向に突出する凸部5を形成した。
【選択図】図1
【解決手段】長手方向端部に切り欠き部4を有する支持部材3に弾性体2を接着したクリーニングブレード1において、切り欠き部4に対応する弾性体2の長手方向端部に、接着代が他の部分と等しくなる方向に突出する凸部5を形成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、クリーニングブレード、そのクリーニングブレードを有するクリーニング装置、そのクリーニング装置を搭載する画像形成装置に関するものである。
画像形成装置においては像担持体のように現像剤が付着残留する部品に対してクリーニングブレードを摺接させることによって現像剤を除去している。ドラム状感光体、或いはベルト状感光体から成る像担持体面に摺接するクリーニングブレードは、像担持体上の幅方向のほぼ全長に亘って配設されている。
図4は従来例に係るクリーニングブレードの正面図、図5は図4のA−A線断面図、図6は同、B−B線断面図である。クリーニングブレード11は、弾性体2が支持部材3に支持されることで構成されている。
図4は従来例に係るクリーニングブレードの正面図、図5は図4のA−A線断面図、図6は同、B−B線断面図である。クリーニングブレード11は、弾性体2が支持部材3に支持されることで構成されている。
従来のクリーニング装置においては、像担持体面の現像剤付着領域外でクリーニングブレード11(弾性体2)のめくれが発生し易いという不具合があり、めくれを防止するためクリーニングブレード11の支持部材3の長手方向両端部を切り欠き(切り欠き部4)、支持部材3から突出する弾性体2の突出長さを現像剤付着領域より両端部において長くし、その両端部における弾性体の腰を弱くする構成が提案されている。
支持部材3と弾性体2は、その間にある接着部材を加熱により溶融しながら、押圧し接着する。しかし、支持部材3の両端部に切り欠き部4があると、支持部材3と弾性体2との接着代が両端部において小さくなる。
支持部材3と弾性体2は、その間にある接着部材を加熱により溶融しながら、押圧し接着する。しかし、支持部材3の両端部に切り欠き部4があると、支持部材3と弾性体2との接着代が両端部において小さくなる。
通常、接着工程での押圧時には、弾性体2の支持部材3から突出した部分は、貼付け面側に反り返るように変形することが知られている。支持部材3の両端部に切り欠き部4のあるクリーニングブレードにおいては、接着代の差により現像剤付着領域とその両端部で圧力分布が変わり、また、図5、図6に示すように接着代に違いがあるため、弾性体2の変形状態が変わってしまう。
通常、支持部材3と弾性体2は平行に接着されることを理想としているが、長手方向において弾性体2の変形量に差が生じてしまい、現像剤付着領域の両端部で支持部材3に対して弾性体2が倒れてしまうという不具合が発生する。
通常、支持部材3と弾性体2は平行に接着されることを理想としているが、長手方向において弾性体2の変形量に差が生じてしまい、現像剤付着領域の両端部で支持部材3に対して弾性体2が倒れてしまうという不具合が発生する。
両端部における弾性体2の倒れが大きくなると、被クリーニング部材との隙間が生じることになり、クリーンニングブレード11で堰き止められた現像剤が噴出す不具合が発生する。そして現像剤の噴出しは転写紙の地汚れ等の原因となる。
本発明は、長手方向両端部でのめくれを防止しながら両端部での弾性体倒れも防止し、長期に渡り良好な画像を提供することができるクリーニングブレード、クリーニング装置、画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、長手方向両端部でのめくれを防止しながら両端部での弾性体倒れも防止し、長期に渡り良好な画像を提供することができるクリーニングブレード、クリーニング装置、画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、長手方向端部に切り欠き部を有する支持部材に弾性体を接着したクリーニングブレードにおいて、切り欠き部に対応する弾性体の長手方向端部に、接着代が他の部分と等しくなる方向に突出する凸部を形成したクリーニングブレードを最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は請求項1記載のクリーニングブレードにおいて、凸部と切り欠き部を同一面積としたクリーニングブレードを主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は請求項1記載のクリーニングブレードにおいて、凸部と切り欠き部を同一面積としたクリーニングブレードを主要な特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のクリーニングブレードにおいて、凸部と切り欠き部を同一形状、同一面積としたクリーニングブレードを主要な特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項記載のクリーニングブレードを有するクリーニング装置を最も主要な特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のクリーニング装置を搭載する画像形成装置を最も主要な特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項記載のクリーニングブレードを有するクリーニング装置を最も主要な特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のクリーニング装置を搭載する画像形成装置を最も主要な特徴とする。
本発明は、長手方向端部に切り欠き部を有する支持部材に弾性体を接着したクリーニングブレードにおいて、切り欠き部に対応する弾性体の長手方向端部に、接着代が他の部分と等しくなる方向に突出する凸部を形成したので、長手方向両端部でのめくれを防止しながら両端部での弾性体倒れも防止し、長期に渡り良好な画像を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るクリーニングブレードの正面図である。本発明のクリーニングブレード1は、感光体の現像剤付着領域外である支持部材3の長手方向両端部の切り欠き部4に対応する弾性体2の両端部に、図上、下方に向かう凸部5を形成している。このとき、支持部材3の切り欠き部4の切り欠き幅w1と、弾性体2の凸部5の突出幅w2をほぼ等しくする。
このため、支持部材3と弾性体2との接着代が長手方向全域に渡って等しくなり、接着工程で長手方向に渡って均一に押圧時に加圧でき、押圧による弾性体2の変形状態が長手方向において均一になる。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るクリーニングブレードの正面図である。本発明のクリーニングブレード1は、感光体の現像剤付着領域外である支持部材3の長手方向両端部の切り欠き部4に対応する弾性体2の両端部に、図上、下方に向かう凸部5を形成している。このとき、支持部材3の切り欠き部4の切り欠き幅w1と、弾性体2の凸部5の突出幅w2をほぼ等しくする。
このため、支持部材3と弾性体2との接着代が長手方向全域に渡って等しくなり、接着工程で長手方向に渡って均一に押圧時に加圧でき、押圧による弾性体2の変形状態が長手方向において均一になる。
図2は図1の要部拡大図である。切り欠き部4と凸部5は同一、同面積の形状Xとなっている。
図3は本発明の第2の実施の形態に係るクリーニングブレードの要部拡大図である。
切り欠き部4の形状Xと、凸部5の形状Yとは同面積である。
図3は本発明の第2の実施の形態に係るクリーニングブレードの要部拡大図である。
切り欠き部4の形状Xと、凸部5の形状Yとは同面積である。
亜鉛処理鋼板からなる厚さ1.6mmの支持部材3の両端部に段差2mmの切り欠き部4を設けた。弾性体2として、厚さ2mmのシート状ウレタン部材を、支持部材3の切り欠き部4と対応する位置に凸部5を持つようにトムソン型にて打ち抜き、支持部材3に接着させる。
本実施例における弾性体幅は、長手方向中央部の現像剤付着領域は幅17mm、両端部の現像剤付着領域外では幅19mmになるように設定している。接着工程ではホットメルト等の熱可塑性樹脂フィルムを支持部材3と弾性体2の間に置き、熱を与えながら押圧し、冷却後圧力を開放している。このとき、支持部材3の切り欠き部4と弾性体2の凸部5を同じ面積にしたため、接着代として長手方向に均一な幅5mmとなっている。
このように接着させたクリーニングブレード1で弾性体2の支持部材3から突出した部分のうち先端約3mmを、支持部材3の2つの基準穴(図示せず)からの距離が一定になるようカッターにて切断し、感光体と接触させる稜線を形成した。
本実施例における弾性体幅は、長手方向中央部の現像剤付着領域は幅17mm、両端部の現像剤付着領域外では幅19mmになるように設定している。接着工程ではホットメルト等の熱可塑性樹脂フィルムを支持部材3と弾性体2の間に置き、熱を与えながら押圧し、冷却後圧力を開放している。このとき、支持部材3の切り欠き部4と弾性体2の凸部5を同じ面積にしたため、接着代として長手方向に均一な幅5mmとなっている。
このように接着させたクリーニングブレード1で弾性体2の支持部材3から突出した部分のうち先端約3mmを、支持部材3の2つの基準穴(図示せず)からの距離が一定になるようカッターにて切断し、感光体と接触させる稜線を形成した。
本発明においては、長手方向端部に切り欠き部4を有する支持部材3に弾性体2を接着したクリーニングブレードにおいて、切り欠き部4に対応する弾性体の長手方向端部に、接着代が他の部分と等しくなる方向に突出する凸部5を形成したので、長手方向両端部でのブレードめくれを防止しながら両端部での弾性体倒れも防止し、長期に渡り良好な画像を提供することができる。
両端部における弾性体2の倒れが大きくなると、被クリーニング部材(像担持体等)との間に隙間が生じることになり、クリーニングブレードで堰き止められた現像剤が噴出す不具合が発生する。そして現像剤の噴出しは転写紙の地汚れ等の原因となる。しかし、本発明ではこのような不具合を解消できる。
なお、本発明のクリーニングブレードを備えたクリーニング装置は複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの電子写真式の画像形成装置に装備される像担持体(感光体、転写ベルト)、その他現像剤が付着する部品に対して適用することができる。
両端部における弾性体2の倒れが大きくなると、被クリーニング部材(像担持体等)との間に隙間が生じることになり、クリーニングブレードで堰き止められた現像剤が噴出す不具合が発生する。そして現像剤の噴出しは転写紙の地汚れ等の原因となる。しかし、本発明ではこのような不具合を解消できる。
なお、本発明のクリーニングブレードを備えたクリーニング装置は複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの電子写真式の画像形成装置に装備される像担持体(感光体、転写ベルト)、その他現像剤が付着する部品に対して適用することができる。
1 クリーニングブレード
2 弾性体
3 支持部材
4 切り欠き部
5 凸部
2 弾性体
3 支持部材
4 切り欠き部
5 凸部
Claims (5)
- 長手方向端部に切り欠き部を有する支持部材に弾性体を接着したクリーニングブレードにおいて、前記切り欠き部に対応する前記弾性体の長手方向端部に、接着代が他の部分と等しくなる方向に突出する凸部を形成したことを特徴とするクリーニングブレード。
- 請求項1記載のクリーニングブレードにおいて、前記凸部と切り欠き部を同一面積としたことを特徴とするクリーニングブレード。
- 請求項1記載のクリーニングブレードにおいて、前記凸部と切り欠き部を同一形状、同一面積としたことを特徴とするクリーニングブレード。
- 請求項1乃至3のいずれか1項記載のクリーニングブレードを有することを特徴とするクリーニング装置。
- 請求項4記載のクリーニング装置を搭載することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006069506A JP2007248628A (ja) | 2006-03-14 | 2006-03-14 | クリーニングブレード、クリーニング装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006069506A JP2007248628A (ja) | 2006-03-14 | 2006-03-14 | クリーニングブレード、クリーニング装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007248628A true JP2007248628A (ja) | 2007-09-27 |
Family
ID=38593030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006069506A Pending JP2007248628A (ja) | 2006-03-14 | 2006-03-14 | クリーニングブレード、クリーニング装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007248628A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012083506A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-04-26 | Ricoh Co Ltd | クリーニングブレード、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、ホルダ部材 |
US11397399B2 (en) | 2019-06-17 | 2022-07-26 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Cleaning member with ends of blade thereof bent toward image carrier |
-
2006
- 2006-03-14 JP JP2006069506A patent/JP2007248628A/ja active Pending
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