JP2007248577A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設定項目の設定値の変更に要する操作手数が少ない表示装置を提供すること。
【解決手段】操作部12が備える上下ボタンに対する操作入力に応じて,当該表示装置Xの設定に関する設定項目の設定値を変更させる設定値変更度合いを演算し,前記操作部12が備える左右ボタンに対する操作入力が検知されるごとに,前記変更度合いに応じて前記設定項目の設定値を修正し,調整用画面Cのように,設定値変更度合いK14と設定値K13の両方を同時に1つの画面に表示し,前記操作部12が備えるエンターキーが押下されることによって,前記設定項目の設定値を,調整用画面Cに表示された設定値K13に変更する画像形成装置。
【選択図】図4

Description

本発明は,モニタなどの表示装置に関し,特に,該表示装置の明るさ,音量などといった設定値の変更に関するものである。
一般に,特許文献1に記載のテレビジョン受像機などの表示装置では,該表示装置に関する映像や音量などの複数の設定項目を表示するメニュー画面とそれに対応した操作部のボタンを操作することによって,前記映像や音量の調節などの各種設定値を変更することができる。
特開平8−163456号公報
前記従来の表示装置では,例えばリモコンに設けられた図2に示すような上ボタン12b−6,下ボタン12b−7で,図6に示すようなモニタ側のメニュー画面に表示された「明るさ」「映像」「黒レベル」といった複数の設定項目から特定の設定項目(例えば「明るさ」)の選択を行い,図2に示すような左ボタン12b−8,右ボタン12b−9で設定項目の設定値の変更ができるように操作部のボタンが割り当てられていた。この場合,前記左ボタン12b−8や前記右ボタン12b−9といったボタンの押下1回の操作に対して,既定の値(例えば1)ずつしか設定値を変更できない,すなわち,設定項目の設定値を変更させる度合いが予め定められており,変更することができなかった。
一方,ボタンが押されている時間に応じて設定値が変更され,ボタンを押してから所定時間が経過すると設定値を変更させる度合いが大きくなる所謂長押しの機能が備えられた表示装置がある。しかしながら,この長押しの機能を利用すると,希望する値ちょうどでボタンの押下をやめたつもりでも,押下をやめるタイミングが難しいため,希望する値からずれてしまうことが多々ある。そのため,長押しの機能を使わなかった場合と比べて,ボタンを押す回数は少なくても,結果的に,設定値を変更するための時間がかかることが多い。
ここで,例えば,メニュー画面が表示された後,映像設定の明るさ(−16から+16までの範囲で変更可能)の設定値を「0」から「12」に変更する場合どれぐらいの操作手数を要するか考えてみる。図6に示すように,メニュー画面が表示されたとき,左端に位置している「映像設定」にカーソルがあるので,「映像設定」の下位階層の設定項目「明るさ」「映像」「黒レベル」などが表示されている。下ボタンを1回押し,設定項目「明るさ」を選択する(操作手数1)。次に,明るさを「0」から「12」に変更するのであるが,1ずつしか移動できないので,右ボタンを12回押す(操作手数12)。操作手数は合計13である。このように,「明るさ」などの設定項目の設定値を大幅に変更する場合には,操作手数が多くなり,利用者にとって手間がかかるという問題があった。
本発明では,設定値を変更させる度合い及び設定値を変更する調整用画面を設け,1つの画面の中で設定値を変更させる度合いと設定値の両方を上下左右ボタンだけで変更することができるようにすることで,設定の変更に要する操作手数が少ない表示装置を提供することが可能になる。
上述のように従来の表示装置では,当該表示装置の設定に関する設定項目の設定値を,当該表示装置を操作する操作入力手段を通じた操作入力に応じて変更することができる。
しかしながら,前記設定値を大きく変更する場合には,操作手数が多くなり,利用者にとって手間がかかるという問題があった。
この問題を解決するためには,設定値を大きく変更する場合の操作手数を少なくしなければならない。
そのためには,設定値を変更させる度合いを変更可能とし,設定値変更度合いに応じて設定値を変更することが効果的である。
この点,本発明では,前記操作入力手段が備える所定の第1の操作部(例えば上下ボタン)に対する操作入力に応じて,前記設定項目の設定値を変更させる度合いを演算し表示する設定値変更度合い表示手段が設けられ,前記操作入力手段が備える所定の第2の操作部(例えば左右ボタン)に対する操作入力が検知されるごとに,前記設定値変更度合い表示手段により表示された前記変更度合いに応じて前記設定項目の設定値が修正される。
修正された設定値(仮設定値)は仮設定値表示手段により表示される。ここでは,表示された値が修正されただけであり,実際に設定値が変更されたわけではない。
また,設定値を変更する画面と別の画面で設定値変更度合いを変更すると,操作手数が増えるので,設定値を変更させる度合い及び設定値を1つの画面で同時に表示し,変更することが最も効果的である。
そのため,本発明では,前記設定値変更度合い表示手段により表示される設定値の変更度合いと,前記仮設定値表示手段により表示される修正された設定値の両方を同時に1つの画面に表示させる集中表示手段を設けるようにしている。
そして,設定値更新手段を設けることによって,設定値が,前記集中表示手段により表示された設定値(仮設定値)に変更される。
また,前記第1の操作部及び前記第2の操作部のうち,一方がカーソルを左右方向に移動させるための操作部であり,他方がカーソルを上下方向に移動させるための操作部であって,前記設定値変更度合い表示手段が,前記第1の操作部によるカーソル移動方向に対応する方向に伸びるバーグラフによって,前記変更度合いを表す情報を前記表示部に表示させ,前記仮設定値表示手段が,前記第2の操作部によるカーソル移動方向に対応する方向に伸びるバーグラフによって,前記仮設定値を表す情報を前記表示部に表示させることが好ましい。
このように,操作部によるカーソル移動方向に対応する方向に伸びるバーグラフで設定値の範囲を示し,カーソル移動により設定値変更度合い及び設定値の変更を表示することによって,設定値変更度合い及び設定値の変更状況が,利用者にとって視覚的にわかりやすい。
また,複数の前記設定項目を前記表示部に一覧表示させる設定項目一覧表示手段と,前記操作入力手段を通じた操作入力に応じて,前記設定項目一覧表示手段により前記表示部に一覧表示された複数の前記設定項目の中から1つの特定設定項目を選択する設定項目選択手段と,前記表示部が前記集中表示手段によって前記特定設定項目に関する情報のみが表示される状態となる特定項目設定画面へ移行させる特定項目設定画面移行制御手段と,を具備することが考えられる。
このように,前記設定項目選択手段により選択された特定項目に関する情報のみが表示され,予め定められた操作部のボタンのみで特定項目に関する設定値変更度合い及び設定値を変更することができるので,利用者にとって操作が簡単で,誤って他の設定項目に関する設定値変更度合いや設定値を変更してしまうおそれがなくなる。
さらに,前記設定項目一覧表示手段が,複数の前記設定項目を各々異なる番号とともに前記表示部に一覧表示させ,前記設定項目選択手段が,前記操作入力手段が備える番号入力部に対して操作された番号に対応する前記設定項目を前記特定設定項目として選択することが考えられる。
このように,番号入力部に対して操作された番号に対応する前記設定項目を前記特定設定項目として選択することができれば,番号入力部のボタンを押すだけで,すなわち操作手数1で特定項目設定画面を表示することができるので,上下ボタンで1つずつカーソルを移動させて設定項目を特定設定項目として選択する場合と比べて,特定項目設定画面を表示するまでの操作手数を減らすことができる。
本発明によれば,設定項目の設定値の変更に要する操作手数が少ない表示装置を提供することができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る表示装置Xのブロック図,図2は本発明の実施の形態に係る表示装置Xのリモコン12bを示す模式図,図3は本発明の実施の形態に係る表示装置XのメニューMを示す模式図,図4は本発明の実施の形態に係る表示装置Xの調整用画面Cを示す模式図,図5は本発明の実施の形態に係る表示装置Xの制御部10の設定値変更処理の手順についてその一例を説明するためのフローチャート,図6は従来の表示装置のメニュー画面を示す模式図である。
まず,図1のブロック図を用いて,本発明の実施の形態に係る表示装置Xの概略構成について説明する。
前記表示装置Xは,映像を表示する液晶モニタなどの表示部11と,操作入力手段の一例であるテンキー,上下キー,左右キーなどを備えた操作部12と,記憶部13と,リモートコントローラ12b(以下リモコン12bと略す)からの信号を受信する受光部14と,前記受光部14によって受信された信号を複号するデコーダ15と,当該表示装置Xが受信する信号を切り替える入力切替部16と,前記入力切替部16により切り替えられた映像について,後記の制御部10の指示により明るさなどの各種設定を行う映像処理部17と,前記映像処理部17により処理された映像に後記の制御部10により指示された映像を重ねて出力する映像出力部18と,前記入力切替部16により切り替えられた音声に後記の制御部10の指示により高低などの各種設定を行う音声処理部19と,前記音声処理部19により処理された音声を出力する音声アンプ20と,これらを統括的に制御する制御部10とを備えて構成されている。
前記操作部12には,前記表示装置X本体に備えられた本体操作部12aと,前記表示装置X本体を遠隔で操作するリモコン12bとが含まれている。
前記本体操作部12aには,前記表示装置Xの電源を入り切りする電源ボタンなどが備えられている。
前記リモコン12bには,図2に示すように,前記表示装置Xの電源を入り切りする電源ボタン12b−1と,メニューボタン12b−2と,入力切替ボタン12b−3と,番号を入力するためのボタンであるテンキー12b−4と,戻るボタンが押下される前に実行された処理を実行される前の状態にするボタンである戻るボタン12b−5と,前記表示部11に表示されたカーソルを上に移動させるボタンである上ボタン12b−6と,同様に下に移動させるボタンである下ボタン12b−7と,同様に左に移動させるボタンである左ボタン12b−8と,同様に右に移動させるボタンである右ボタン12b−9と,表示された情報を決定するためのボタンであるエンターキー12b−10とが備えられている。
前記メニューボタン12b−2は,前記表示装置Xの設定に関する明るさなどの設定項目が一覧表示されたメニューM(図3参照)を前記表示部11に表示するためのボタンである。
前記入力切替ボタン12b−3は,前記表示装置Xが受信した映像と前記表示装置Xに備えられた外部入力端子により入力された映像の表示の切替を行うためのボタンである。
前記記憶部13は,受信した映像を一時的に記憶するハードディスクやメモリなどである。また,前記記憶部13には,前記リモコン12bの前記メニューボタン12b−2が押下されることにより前記メニューMを前記表示部11に表示するプログラムなどが記憶されている。さらに,前記記憶部13には,前記リモコン12bの前記メニューボタン12b−2が押下されることにより表示される前記メニューMや後記の調整用画面Cといったコンテンツなどを含むソフトウエアや,前記表示装置Xの設定に関する設定項目の設定値などのデータも記憶されている。
さて,既に述べたとおり,前記表示装置Xの設定に関する設定項目(明るさ,音量など)の設定値を変更する際,特に,設定値を大きく変更する場合は操作手数が多くなり,利用者にとって手間がかかるという問題があった。
そのため,前記表示装置Xの設定に関する設定項目の設定値を変更する操作手数を減らすために,本実施形態では,次に述べるように,設定値を変更させる度合いを変更する機能を設け,設定値を変更させる度合いの設定と設定値を変更できるような画面を新たに設けるのである。
次に,図5のフローチャートを用いて,本発明の実施の形態に係る表示装置Xの制御部10により実行される設定値変更処理の手順についてその一例を説明する。
ここでは,例として,前記表示装置Xの設定に関する設定項目「明るさ」の設定値を「0」から「12」に変更する手順を説明する。
なお,図中のS10,S20…は処理手順(ステップ)番号を示し,処理はステップS10より開始される。
ステップS10は,前記制御部10により,前記リモコン12bに備えられているメニューボタン12b−2が押下されるのを待つための手順である。利用者によって,前記メニューボタン12b−2が押下されると,前記制御部10により,前記メニューボタン12b−2が押下されたと判定され(ステップS10のYes側),処理はステップS20に移行される。
ステップS20では,前記制御部10により,前記記憶部13に記憶されている前記メニューMが読み出される。前記映像出力部18は,前記映像処理部17によって前記入力切替部16により切り替えられた映像に,前記記憶部13に記憶されている設定値に基づいて各種設定を行い,その映像に,前記制御部10により読み出された前記メニューMを重ねて前記表示部11に表示する。前記表示部11には,図3(a)に示すように,前記メニューMが最前面に表示された画面が表示される。
前記メニューMは,図3(a)に示すように,「映像調整」「音声設定」「省エネ設定」などの上位階層K1及び,上位階層で選択された項目(ここでは,「映像調整」)の設定項目K2と,該設定項目K2それぞれに付された番号K10と,設定値K3と,設定値変更度合いK4と,前記設定項目K2の設定値K3の範囲の下限K5と,前記設定項目K2の設定値K3が設定範囲でどれぐらいに位置するかを視覚的に表現するための設定値表示用カーソルK6と,前記設定項目K2の設定値K3の範囲の上限K7とで構成される下位階層がある。前記設定項目K2は複数あり,前記メニューMでは,一覧表示されている。
前記記憶部13に記憶されたメニューMを前記記憶部13から読み出し,前記映像出力部18を制御して前記表示部11に複数の設定項目を一覧表示させる処理を制御部10に実行させるのが,設定項目一覧表示手段の一例である。
一例として,全ての設定値の初期値は「0」,設定値変更度合いの初期値は「1」とする。
前記メニューMが表示されると,次に,ステップS30では,前記制御部10が前記リモコン12bからの信号に基づいて,前記リモコン12bに備えられている戻るボタン12b−5以外のボタンが押下されたか否かを判定する。利用者によって,前記戻るボタン12b−5以外のボタンが押下されると,前記制御部10により,前記戻るボタン12b−5以外のボタンが押下されたと判定され(ステップS30のYes側),処理はステップS40に移行される。利用者によって,前記戻るボタン12b−5が押下されると,前記制御部10により,前記戻るボタン12b−5以外のボタンが押下されていないと判定され(ステップS30のNo側),前記メニューボタン12b−2押下前の状態まで戻り,処理は終了する。
ステップS40では,前記上位階層K1の変更に伴う処理が実行される。前記上位階層K1の項目は,利用者により前記リモコン12bの左ボタン12b−8や右ボタン12b−9が押下された場合に,前記制御部10が前記リモコン12bからの信号に応じて,上位階層K1の項目を囲むカーソルK8(図3(a)参照)を移動させることにより,選択することができる。これに伴って,前記カーソルK8で囲まれた(選択された)項目の詳細が,下位階層として表示される。前記カーソルK8で囲まれていない(選択されていない)項目の詳細は表示されない。
前記メニューボタン12b−2が押下された直後には,上位階層K1で最も左に位置する「映像調整」が選択された状態が表示される。
上述のようにして前記制御部10が前記リモコン12bからの信号に基づいて,前記上位階層K1の項目のカーソルK8が左右に移動され,前記カーソルK8で囲まれた項目(選択された項目)に応じて下位階層が表示され,処理はステップS50に移行される。このようにして,利用者は,前記メニューMの上位階層K1から,設定値K3を変更したい項目K2(ここでは,「映像調整」)を選択する。
ステップS50は,利用者が前記リモコン12bに備えられている上ボタン12b−6や下ボタン12b−7を押した場合の処理である。前記制御部10によっていずれかのボタンが押されたと判定されると(ステップS50のYes側),処理はステップS60に移行される。利用者によって,前記上ボタン12b−6及び下ボタン12b−7以外のボタンが押下されると,前記制御部10により(ステップS50のNo側),処理はステップS61に移行される。
ステップS60では,利用者により前記リモコン12bの下ボタン12b−7が1回押下されることにより,前記上位階層K1で選択されていた項目(ここでは「映像調整」)が選択決定され,下位階層の設定項目K2にカーソルK9が移動する(図3(b)参照)。そして,利用者による前記リモコン12bの前記上ボタン12b−6又は前記下ボタン12b−7の操作入力に応じて,前記カーソルK9が下位階層の設定項目K2において上又は下に移動する。このようにして,利用者は,前記上位階層K1で選択した項目について,下位階層の複数の詳細な設定項目K2から特定の設定項目(ここでは,「明るさ」)を選択する。
ステップS70では,前記制御部10が前記リモコン12bからの信号に基づいて,いずれかの設定項目K2が選択された状態(所定の設定項目K2に前記カーソルK9がある状態)で前記エンターキー12b−10が押下されたか否かを判定する。利用者によって,前記リモコン12bに備えられているエンターキー12b−10が押下されると,前記制御部10により,前記エンターキー12b−10が押下されたと判定され(ステップS70のYes側),処理はステップS80に移行される。利用者によって,前記エンターキー12b−10以外のボタンが押下されると,前記制御部10により,前記エンターキー12b−10が押下されていないと判定され(ステップS70のNo側),処理はステップS81に移行される。
ステップS61では,前記制御部10が前記リモコン12bからの信号に基づいて,前記リモコン12bに備えられているテンキー12b−4が押下されたか否かを判定する。利用者によって,前記テンキー12b−4が押下されると,前記制御部10により,前記テンキー12b−4が押下されたと判定され(ステップS61のYes側),処理はステップS80に移行される。
このようにして,利用者は,前記メニューMの上位階層K1から,前記設定値K3を変更したい項目(ここでは,「映像調整」)を選択し,さらに,下位階層の複数の詳細な設定項目K2に付された番号K10(図3(a)参照)から特定の設定項目に付された番号(ここでは,「1」)と同じ番号の前記テンキー12b−4を押下することにより,特定の設定項目を選択することができる。例えば,前記テンキー12b−4の「1」が押下されると「1」の番号が付された詳細な設定項目K2の「明るさ」が,前記テンキー12b−4の「2」が押下されると「2」の番号が付された詳細な設定項目K2の「映像」が,選択される。
利用者によって,前記テンキー12b−4以外のボタンが押下されると,前記制御部10により,前記テンキー12b−4が押下されていないと判定され(ステップS61のNo側),処理はステップS30に戻る。
ここで,前記上ボタン12b−6又は前記下ボタン12b−7又は前記テンキー12b−4を通じた操作入力に応じて,前記表示部11に表示された前記メニューMの複数の設定項目K2の中から1つの特定設定項目を選択する制御部10の処理を実行する手段が,設定項目選択手段の一例である。
ステップS80では,前記制御部10により,前記ステップS61で前記テンキー12b−4が押下されることにより選択決定された設定項目,或いは,前記ステップS70で前記エンターキー12b−10が押下されることにより選択決定された設定項目(ここでは「明るさ」)の調整用画面C(図4参照)が,前記記憶部13から読み出される。前記映像出力部18は,現在表示されている映像に前記制御部10により読み出された調整用画面Cを重ねて前記表示部11に表示する。前記調整用画面Cが表示されると,前記メニューMは操作不可能となり,前記調整用画面Cのみが操作可能となるよう制御されている。
前記調整用画面Cは,図4(a)に示すように,前記メニューMの上位階層K1で選択された項目K18(ここでは「映像調整」)と,前記メニューMの下位階層で選択された設定項目である特定設定項目K12(ここでは「明るさ」)と,設定値K13と,設定値変更度合いK14と,前記設定値変更度合いK14の範囲の下限K21と,前記設定値変更度合いK14が設定範囲でどれぐらいに位置するかを視覚的に表現するための設定値変更度合い表示用カーソルK22と,前記設定値変更度合いK14の範囲の上限K23と,前記設定値K13の範囲の下限K15と,前記設定値K13が設定範囲でどれぐらいに位置するかを視覚的に表現するための設定値表示用カーソルK16と,前記設定値K13の範囲の上限K17とで構成されている。
このように,前記制御部10により前記表示部11に表示される設定値変更度合いK14と修正された設定値K13の両方を同時に1つの画面に表示させる制御部10の処理を実行する手段が,集中表示手段の一例に相当する。
既に述べたとおり,前記調整用画面Cが表示されると,前記調整用画面Cだけが操作可能となり,前記特定設定項目に関する限られた情報のみが表示されるので,前記調整用画面C内の操作対象をさらに選択する必要がなく,前記リモコン12bに備えられた上ボタン12b−6又は下ボタン12b−7の押下は設定値変更度合いK14の変更に,前記左ボタン12b−8又は前記右ボタン12b−9の押下は設定値K13の変更にそれぞれ対応している。
このように,選択された特定設定項目K12に関する限られた情報のみが表示され,前記上ボタン12b−6,前記下ボタン12b−7,前記左ボタン12b−8,前記右ボタン12b−9,前記エンターボタン12b−10の限られたボタンだけで前記特定設定項目K12に関する設定値変更度合いK14及び設定値K13を変更することができるので,利用者にとって操作が簡単で,誤って他の設定項目に関する設定値変更度合いや設定値を変更してしまうおそれがなくなる。
また,1つの画面内で(画面を切りかえることなく)設定値変更度合いK14と設定値K13を一挙に変更することができるので,操作手数の減少になる。
ここで,前記リモコン12bに備えられた上ボタン12b−6又は下ボタン12b−7に対する操作入力に応じて,前記設定項目K12の設定値K13を変更させる変更度合いK14を演算し,前記映像出力部18を制御して前記表示部11に表示させる制御部10の処理を実行する手段が,設定値変更度合い表示手段の一例である。
また,前記リモコン12bに備えられた左ボタン12b−8又は右ボタン12b−9に対する操作入力が検知されるごとに,前記制御部10が前記映像出力部18を制御することにより前記表示部11に表示された設定値変更度合いK14に応じて前記設定項目K12の設定値K13を修正し,修正された設定値K13を,前記映像出力部18を制御して前記表示部11に表示させる制御部10の処理を実行する手段が,仮設定値表示手段の一例である。
前記エンターキー12b−10又は前記テンキー12b−4を制御することにより,前記映像出力部18を制御して前記表示部11に前記特定設定項目K12に関する情報である前記調整用画面Cを表示させる制御部10による処理を実行する手段が,特定項目設定画面移行制御手段の一例である。
ステップS90では,前記制御部10が前記リモコン12bからの信号に基づいて,前記上ボタン12b−6又は前記下ボタン12b−7が押下されたか否かを判定する。利用者によって,いずれかのボタンが押下されると,前記制御部10により,前記上ボタン12b−6又は前記下ボタン12b−7が押下されたと判定され(ステップS90のYes側),処理はステップS100に移行される。利用者によって,前記上ボタン12b−6及び前記下ボタン12b−7以外のボタンが押下されると,前記制御部10により,前記上ボタン12b−6及び前記下ボタン12b−7以外のボタンが押下されたと判定され(ステップS90のNo側),処理はステップS110に移行される。
ステップS100では,前記ステップS90で利用者により前記上ボタン12b−6又は前記下ボタン12b−7が押下されたことを受けて,図4(b)に示すように,前記調整用画面Cにおいて,前記設定値変更度合い表示用カーソルK22が上下方向にのびるバーグラフK24内を上又は下に移動して表示されるとともに,前記設定値変更度合いK14が,前記上ボタン12b−6又は前記下ボタン12b−7が押下された分だけ修正される。
ここでは,前記設定値変更度合い表示用カーソルK22が「4」の位置まで移動され,前記設定値変更度合いK14が,「1」から「4」に変更される。
ステップS110では,前記制御部10が前記リモコン12bからの信号に基づいて,前記左ボタン12b−8又は前記右ボタン12b−9が押下されたか否かを判定する。利用者によって,いずれかのボタンが押下されると,前記制御部10により,前記左ボタン12b−8又は前記右ボタン12b−9が押下されたと判定され(ステップS110のYes側),処理はステップS120に移行される。利用者によって,前記左ボタン12b−8及び前記右ボタン12b−9以外のボタンが押下されると,前記制御部10により,前記左ボタン12b−8及び前記右ボタン12b−9以外のボタンが押下されたと判定され(ステップS110のNo側),処理はステップS130に移行される。
ステップS120では,前記ステップS110で利用者により前記左ボタン12b−8又は前記右ボタン12b−9が押下されたことを受けて,図4(c)に示すように,前記調整用画面Cにおいて,前記設定値表示用カーソルK16が左右方向にのびるバーグラフK25内を前記K14に表示されている前記設定変更度合いに応じて飛び飛びに左又は右に移動して表示されるとともに,前記設定値K13が,前記左ボタン12b−8又は前記右ボタン12b−9が押下された分だけ修正される。
このように,前記操作部12による前記設定値表示用カーソルK16の移動方向に対応する方向に伸びるバーグラフK25で設定値K13の範囲が示され,前記設定値変更度合い表示用カーソルK22や前記設定値表示用カーソルK16の移動により設定値変更度合いK14及び設定値K13の変更が視覚的に表示されることによって,設定値変更度合いK14及び設定値K13の変更状況が,利用者にとって視覚的にわかりやすい。
なお,このステップS120で行なわれる前記設定値の「修正」とは,前記表示部11により表示される情報のみの変更であり,後記のステップS130でエンターキーが押下されたことを受けて初めてステップS140で確定される。詳細は後述する。
例えば,前記ステップS100において前記設定値変更度合いK14が「4」に変更された場合,前記左ボタン12b−8又は前記右ボタン12b−9が1回押下されるたびに,「4」ずつ飛び飛びに変更される。すなわち,前記右ボタン12b−9が1回押下されると,図4(c)に示すように,前記設定値表示用カーソルK16が「0」から「4」の位置まで移動され,前記設定値K13が,「0」から「4」に変更される。ここでは,前記右ボタン12b−9が更に2回押下され,図4(d)に示すように,前記設定値表示用カーソルK16が「12」の位置まで移動され,前記設定値K13が,「12」に変更される。
ステップS130では,前記制御部10が前記リモコン12bからの信号に基づいて,前記リモコン12bに備えられているエンターキー12b−10が押下されたか否かを判定する。利用者によって,前記エンターキー12b−10が押下されると,前記制御部10により,前記エンターキー12b−10が押下されたと判定され(ステップS130のYes側),処理はステップS140に移行される。利用者によって,前記エンターキー12b−10以外のボタンが押下されると,前記制御部10により,前記エンターキー12b−10が押下されていないと判定され(ステップS130のNo側),処理はステップS90に戻る。
続いてステップS140では,前記記憶部13に記憶されていた前記特定設定項目(ここでは「明るさ」)の設定値変更度合い(例えば「1」)が消去され,前記特定設定項目(ここでは「明るさ」)の前記ステップS100で修正された設定値変更度合い(例えば「4」)が記憶される。さらに,前記記憶部13に記憶されていた前記特定設定項目(ここでは「明るさ」)の設定値(例えば「0」)が消去され,前記特定設定項目(ここでは「明るさ」)の前記ステップS120で修正された設定値(例えば「12」)が設定値として記憶される。
このように,ステップS100やステップS120では,設定値変更度合いや設定値は表示部11により表示される情報のみ変更され,設定値は,ステップS130で前記エンターキー12b−10が押下されることによって更新,確定される(記憶部13に記憶される)。ここで前記記憶部13に新たに記憶された設定値は,次に前記映像処理部17により映像が処理される際に使用される。
そして,前記制御部10によって前記映像出力部18から出力され前記表示部11に表示されていた前記調整用画面Cの表示が停止され,処理はステップS20に戻る。
ここで,前記エンターキー12b−10を制御することにより,前記記憶部13に記憶された前記設定項目の設定値を,前記表示部11に表示された設定値変更度合いに応じて修正された設定値に変更する制御部10の処理を実行する手段が,設定値更新手段の一例である。
ここで,例えば,前記メニューMが前記表示部11に表示された後,「映像調整」の「明るさ」の設定値を「0」から「12」に変更する場合どれぐらいの操作手数を要するか考えてみる。
まず,利用者により前記メニューボタン12b−2が押下されると,上位階層で最も左に位置する「映像調整」が選択された状態であるメニューMが前記表示部11に表示される。上位階層の項目を選択する必要がないので,ステップS40では,操作手数は「0」である。
続いて,ステップS50,S60では,下位階層の設定項目「明るさ」を選択するために,前記下ボタン12b−7が1回押下されるので,操作手数は「1」である。
さらに,ステップS70,S80では,前記ステップS60で選択された項目を決定するために,前記エンターキー12b−10が1回押下されるので,合計操作手数は「2」になる。
続いて,ステップ90,S100では,設定値変更度合いを「1」から「4」に変更するために,前記上ボタン12b−6が3回押下されるので,操作手数「2」に「3」が加算されて,合計操作手数は「5」になる。
そして,ステップS110,S120では,設定値を「0」から「12」に変更するのであるが,設定値変更度合いが「4」に変更されているので,前記右ボタン12b−9を3回押下すれば設定値は「12」となる。従って,操作手数「5」に「3」が加算されて,合計操作手数は「8」となる。
次に,ステップS130,S140では,設定値変更度合い及び設定値を確定するために,前記エンターキー12b−10が1回押下されるので,合計操作手数は「9」である。ここで,前記メニューMが表示された状態に戻る。
つまり,本発明によれば,前記メニューMが前記表示部11に表示された後,「映像調整」の「明るさ」の設定値を「0」から「12」に変更する場合の操作手数は,「9」である。
従来の表示装置では既に説明したとおり,同じように設定値を変更する場合の操作手数は「13」であった。
従って,この一例からもわかるように,本発明のように,設定値を変更させる度合いを変更可能にすれば,設定値を大きく変更する場合,従来の表示装置のように1つずつカーソルを移動させて設定値を変更する場合と比べて,操作手数を減らすことができる。
一方,前記テンキー12b−4を利用して下位階層の設定項目を選択した場合の操作手数を考えてみる。
まず,利用者により前記メニューボタン12b−2が押下されると,上位階層で最も左に位置する「映像調整」が選択された状態であるメニューMが前記表示部11に表示される。上位階層の項目を選択する必要がないので,ステップS40では,操作手数は「0」である。
続いて,ステップS61では,下位階層の項目「明るさ」を選択するために,「明るさ」に付されている番号の前記テンキー12b−4が1回押下されるので,操作手数は「1」となる。
続いて,ステップ90,S100では,前記同様操作手数「3」が加算されて,合計操作手数は「4」になる。
そして,ステップS110,S120では,前記同様操作手数「3」が加算されて,合計操作手数は「7」となる。
次に,ステップS130,S140では,前記同様操作手数「1」が加算されて,合計操作手数は「8」である。ここで,前記メニューMが表示された状態に戻る。
つまり,前記テンキー12b−4を利用して,前記メニューMが前記表示部11に表示された後,「映像調整」の「明るさ」の設定値を「0」から「12」に変更する場合の操作手数は,「8」である。
このように,前記テンキー12b−4に対して操作された番号に対応する前記設定項目を前記特定設定項目として選択することができれば,前記テンキー12b−4を押すだけで,すなわち操作手数1で前記調整用画面Cを表示することができるので,前記上ボタン12b−6又は前記下ボタン12b−7で1つずつカーソルを移動させて設定項目を特定設定項目として選択する場合と比べて,前記調整用画面Cを表示するまでの操作手数を減らすことができる。
このようにして,従来の表示装置と比べて,設定項目の設定値の変更に要する操作手数が少ない表示装置を提供することができる。
一方,前記表示装置Xでは,前記設定項目の設定値は,前記調整用画面Cだけではなく,前記メニューMにおいても変更することができる。以下にその方法を記す。
ステップS81では,前記制御部10が前記リモコン12bからの信号に基づいて,前記リモコン12bに備えられている左ボタン12b−8又は右ボタン12b−9が押下されたか否かを判定する。利用者によって,いずれかのボタンが押下されると,前記制御部10により,前記左ボタン12b−8又は前記右ボタン12b−9が押下されたと判定され(ステップS81のYes側),処理はステップS82に移行される。利用者によって,前記左ボタン12b−8及び前記右ボタン12b−9以外のボタンが押下されると,前記制御部10により,前記左ボタン12b−8又は前記右ボタン12b−9が押下されていないと判定され(ステップS81のNo側),処理はステップS83に移行される。
ステップS82では,図3(c)に示すように,前記メニューMにおいて,前記設定値表示用カーソルK6が左又は右に移動するとともに,前記設定値K3が,前記左ボタン12b−8又は前記右ボタン12b−9が押下された分だけ修正される。
ステップS83では,前記制御部10が前記リモコン12bからの信号に基づいて,前記リモコン12bに備えられている上ボタン12b−6又は下ボタン12b−7が押下されたか否かを判定する。利用者によって,いずれかのボタンが押下されると,前記制御部10により,前記上ボタン12b−6又は前記下ボタン12b−7が押下されたと判定され(ステップS83のYes側),処理はステップS84に移行される。利用者によって,前記上ボタン12b−6及び前記下ボタン12b−7以外のボタンが押下されると,前記制御部10により,前記上ボタン12b−6又は前記下ボタン12b−7が押下されていないと判定され(ステップS83のNo側),処理はステップS85に移行される。
ステップS84では,利用者による前記リモコン12bの操作入力に応じて,前記メニューMの下位階層に位置していたカーソルK9(図3(c)参照)が,上又は下に移動される。
ステップS85では,前記制御部10により,前記メニューMにおいて,前記カーソルK9が下位階層にあるか否かが判定される。前記制御部10により,前記メニューMにおいて,前記カーソルK9が下位階層にあると判定されれば(ステップS85のYes側),処理はステップS86に移行される。前記制御部10により,前記メニューMにおいて,前記カーソルK9が下位階層にないと判定されれば(ステップS85のNo側),処理はステップS40に戻る。
ステップS86では,前記制御部10が前記リモコン12bからの信号に基づいて,前記リモコン12bに備えられている戻るボタン12b−5が押下されたか否かを判定する。利用者によって,前記戻るボタン12b−5が押下されると,前記制御部10により,前記戻るボタン12b−5が押下されたと判定され(ステップS86のYes側),処理は終了する。利用者によって,前記戻るボタン12b−5以外のボタンが押下されると,前記制御部10により,前記戻るボタン12b−5が押下されていないと判定され(ステップS86のNo側),処理はステップS81に戻る。
このように,図3(c)に示すように,前記メニューMにおいて,下位階層にカーソルK9が位置しているとき,前記上ボタン12b−6又は前記下ボタン12b−7の操作に応じて,いずれかの設定項目を囲んでいるカーソルK9が上又は下に移動され,前記左ボタン12b−8又は前記右ボタン12b−9の操作に応じて,前記左ボタン12b−8又は前記右ボタン12b−9が操作されたときに前記カーソルK9に囲まれている設定項目の設定値表示用カーソルK6が移動されるとともに,設定値K3が変更される。
設定値を少しだけ変更する例として,例えば,前記メニューMが前記表示部11に表示された後,「映像調整」の「明るさ」の設定値を「0」から「2」に変更する場合どれぐらいの操作手数を要するか考えてみる。
まず,利用者により前記メニューボタン12b−2が押下されると,上位階層で最も左に位置する「映像調整」が選択された状態であるメニューMが前記表示部11に表示される。上位階層の項目を選択する必要がないので,ステップS40では,操作手数は「0」である。
続いて,ステップS50,S60では,下位階層の項目「明るさ」を選択するために,前記下ボタン12b−7が1回押下されるので,操作手数は「1」である。
さらに,ステップS70,S80では,前記ステップS60で選択された項目を決定するために,前記エンターキー12b−10が1回押下されるので,合計操作手数は「2」になる。
続いて,ステップ90,S100では,設定値変更度合いを「1」から「2」に変更するために,前記上ボタン12b−6が1回押下されるので,操作手数「2」に「1」が加算されて,合計操作手数は「3」になる。
そして,ステップS110,S120では,設定値を「0」から「2」に変更するのであるが,設定値変更度合いが「2」に変更されているので,前記右ボタン12b−9を1回押下すれば設定値は「2」となる。従って,操作手数「3」に「1」が加算されて,合計操作手数は「4」となる。
次に,ステップS130,S140では,設定値変更度合い及び設定値を確定するために,前記エンターキー12b−10が1回押下されるので,合計操作手数は「5」である。ここで,前記メニューMが表示された状態に戻る。
一方,前記調整用画面Cを使わず前記メニューMにおいて設定値を変更する方法での操作手数は以下の通りである。
まず,利用者により前記メニューボタン12b−2が押下されると,上位階層で最も左に位置する「映像調整」が選択された状態であるメニューMが前記表示部11に表示される。上位階層の項目を選択する必要がないので,ステップS40では,操作手数は「0」である。
続いて,ステップS50,S60では,下位階層の項目「明るさ」を選択するために,前記下ボタン12b−7が1回押下されるので,操作手数は「1」である。
前記調整用画面Cを使用しないため設定値変更度合いを変更できないので,ステップS81,S82では,設定値を「0」から「2」に変更するために前記右ボタン12b−9が2回押下される。合計操作手数は,「1」に「2」が加算されて「3」である。
このように,設定値を少ししか変更しない場合は,前記調整用画面Cを使用して設定値変更度合いを変更する(上述の例では操作手数「5」)より,前記メニューMで設定値を変更したほう(上述の例では操作手数「3」)が操作手数は少なくてすむ。
このように,前記調整用画面Cを使用して設定値を変更することもできるし,前記調整用画面Cを使用せずに前記メニューMで設定値を変更することもできる。これにより,設定値の変更量にかかわらず,従来の表示装置よりも設定の変更に要する操作手数が少ない表示装置を提供することができる。従って,利用者による設定項目の設定値の変更の手間が軽減される。
なお,本実施の形態では,前記メニューボタン12b−2や前記上ボタン12b−6や前記エンターキーボタン12b−10などの前記メニューMや前記調整用画面Cの表示に関するボタンはすべて前記リモコン12bに備えられている。このように,前記メニューMや前記調整用画面Cの表示に関するボタンが前記リモコン12bにだけ備えられていてもよいが,前記表示装置X本体に設けられた本体操作部12aにだけ備えられた構成,或いは前記リモコン12bと前記本体操作部12a両方に備えられた構成でも構わない。
本発明の実施の形態に係る表示装置Xのブロック図。 本発明の実施の形態に係る表示装置Xのリモコン12bを示す模式図。 本発明の実施の形態に係る表示装置XのメニューMを示す模式図。 本発明の実施の形態に係る表示装置Xの調整用画面Cを示す模式図。 本発明の実施の形態に係る表示装置Xの制御部10の設定値変更処理の手順についてその一例を説明するためのフローチャート。 従来の表示装置のメニュー画面を示す模式図。
符号の説明
10…制御部
11…表示部
12…操作部
13…記憶部
14…受光部
15…デコーダ
16…入力切替部
17…映像処理部
18…映像出力部
19…音声処理部
20…音声アンプ

Claims (4)

  1. 当該表示装置の設定に関する設定項目の設定値を表示部に表示させつつ,当該表示装置を操作する操作入力手段を通じた操作入力に応じて前記設定項目の設定値を変更する機能を備えた表示装置であって,
    前記操作入力手段が備える所定の第1の操作部に対する操作入力に応じて,前記設定項目の設定値を変更させる度合いを演算し表示する設定値変更度合い表示手段と,
    前記操作入力手段が備える所定の第2の操作部に対する操作入力が検知されるごとに,前記設定値変更度合い表示手段により表示された前記変更度合いに応じて前記設定項目の設定値を修正し,修正された設定値を表示する仮設定値表示手段と,
    前記設定値変更度合い表示手段により表示される設定値の変更度合いと,前記仮設定値表示手段により表示される修正された設定値の両方を同時に1つの画面に表示させる集中表示手段と,
    前記設定項目の設定値を,前記集中表示手段により表示された設定値に変更する設定値更新手段と,
    を具備してなることを特徴とする表示装置。
  2. 前記第1の操作部及び前記第2の操作部のうち,一方がカーソルを左右方向に移動させるための操作部であり,他方がカーソルを上下方向に移動させるための操作部であって,
    前記設定値変更度合い表示手段が,前記第1の操作部によるカーソル移動方向に対応する方向に伸びるバーグラフによって,前記変更度合いを表す情報を前記表示部に表示させ,
    前記仮設定値表示手段が,前記第2の操作部によるカーソル移動方向に対応する方向に伸びるバーグラフによって,前記仮設定値を表す情報を前記表示部に表示させてなる請求項1に記載の表示装置。
  3. 複数の前記設定項目を前記表示部に一覧表示させる設定項目一覧表示手段と,
    前記操作入力手段を通じた操作入力に応じて,前記設定項目一覧表示手段により前記表示部に一覧表示された複数の前記設定項目の中から1つの特定設定項目を選択する設定項目選択手段と,
    前記表示部が前記集中表示手段によって前記特定設定項目に関する情報のみが表示される状態となる特定項目設定画面へ移行させる特定項目設定画面移行制御手段と,
    を具備してなる請求項1又は2のいずれかに記載の表示装置。
  4. 前記設定項目一覧表示手段が,複数の前記設定項目を各々異なる番号とともに前記表示部に一覧表示させ,
    前記設定項目選択手段が,前記操作入力手段が備える番号入力部に対して操作された番号に対応する前記設定項目を前記特定設定項目として選択してなる請求項3に記載の表示装置。
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