JP2007247821A - 油圧式動力伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エネルギー損失を抑制して高効率化を実施上有効に図り得る油圧式動力伝達装置を提供する。
【解決手段】油圧式動力伝達装置Aは、両方向に圧油を吐出可能な油圧ポンプ3と、この油圧ポンプに並列に接続された複数の油圧モータ6,7とを備える。複数の油圧モータのうちの少なくとも1つの油圧モータは可変容量形のものであり、複数の油圧モータの出力軸6a,7aは共通の部材9に動力伝達可能に接続されている。そして、可変容量形の1つの油圧モータ6を、容量を零にまで変更可能な電子制御式のものにし、この油圧モータの容量が零のとき油圧ポンプからこの油圧モータに対する圧油の供給を遮断する遮断弁15を備える。この遮断弁は、その遮断位置で油圧モータの出入口両側を連通する。
【選択図】図1

Description

本発明は、走行式クレーンなどの作業機械の走行駆動系やウインチ駆動系などに装備される油圧式動力伝達装置に関する。
従来、この種の油圧式動力伝達装置として、例えば特許文献1に開示されるように、エンジンにより駆動され両方向に圧油を吐出可能な油圧ポンプと、この油圧ポンプに並列に接続された複数の可変容量形の油圧モータと、この複数の油圧モータの出力軸とそれぞれ歯車などを介して動力伝達可能に接続された共通の回転軸とを備え、回転軸の回転速度を低速から高速に変更する場合上記複数の油圧モータの容量をいずれも最大値にした状態から1つの油圧モータの容量を低減し、それが最小値になったとき他の油圧モータの容量を低減するようにしたものは知られている。
ところで、油圧モータの容量が最小値になったときその油圧モータは実質的な仕事をしないにも拘わらず回転し続けるため、エネルギー損失の原因になるという問題がある。この問題を解決するために、上記例示の特許文献1には、油圧モータの出力軸と共通の回転軸との間にクラッチを設け、油圧モータの容量が最小値になったときクラッチを切り離すことが開示されている。
特開2001−200907号公報
しかし、上記クラッチは、単価が比較的に高くかつ重量物でもあるため、これにより装置のコストアップ及び重量増加を招く原因になる。また、クラッチの切り替え時、特に接続時にショックが発生するという欠点もある。
さらに、クラッチを切り離したときでも油圧モータが回転し続けることがある。すなわち、作業機械に装備される油圧式動力伝達装置の場合可変容量形の油圧モータとしては、従来、傾転角つまり容積が油圧で変更制御される油圧制御式のものが多く使用されているが、この油圧制御式の可変容量形油圧モータの場合、容量の最小値が零にならない構成になっているのが一般的である。このため、油圧制御式油圧モータの容量を最小値にしかつクラッチを切り離したときでも、容量最小値の油圧モータにも油圧ポンプからの圧油が容量最小値分流れ、油圧モータの出力軸が回転し続けることになり、その分エネルギー損失が生じることになる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、上記クラッチの代わりに、あるいはこれと併用して、1つの可変容量形油圧モータの容量が最小値になったときその油圧モータへの圧油の供給を遮断することにより、エネルギー損失を抑制して高効率化を実施上有効に図り得る油圧式動力伝達装置を提供せんとするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、油圧式動力伝達装置として、両方向に圧油を吐出可能な油圧ポンプと、この油圧ポンプに並列に接続された複数の油圧モータとを備え、上記複数の油圧モータのうちの少なくとも1つの油圧モータは可変容量形のものであり、複数の油圧モータの出力軸は共通の部材に動力伝達可能に接続されてなることを前提とする。そして、上記可変容量形の1つの油圧モータを、容量を零にまで変更可能な電子制御式のものにし、この油圧モータの容量が零のとき上記油圧ポンプからこの油圧モータに対する圧油の供給を遮断する遮断弁を備える。また、この遮断弁を、その遮断位置で油圧モータの出入口両側を連通する構成にする。
この構成では、共通の部材の回転速度を低速から高速に変更する過程で可変容量形の1つの油圧モータの容量が低減されて零になったときには、油圧ポンプからこの油圧モータに対する圧油の供給が遮断弁により遮断されるため、この油圧モータが共通の部材からの回転力により回転を継続しても圧力が低下した状態で行われることになり、この油圧モータの回転に伴うトルク損失ないしエネルギー損失が減少する。しかも、遮断弁の切り替えは、油圧モータの容量が零で遮断弁での流量も零のときに行われるため、フローフォースが作用することなく円滑に行われることになる。
その上、上記遮断弁が遮断位置に切り替えられているときこの遮断弁により圧油の供給が遮断されている油圧モータの出入口両側は遮断弁を通して連通されているため、油圧モータ内に作動油を確保して適正な潤滑を行うことができる。また、遮断弁が遮断位置に切り替えられているときにこの遮断弁により圧油の供給が遮断されている油圧モータが誤作動により容量が零から増加した場合などでも、この油圧モータの出入口両側と遮断弁との間のショートサーキット内で作動油が循環するため、高圧が発生したり、キャビテーションが発生したりすることはない。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の油圧式動力伝達装置において、1つの好ましい具体的な形態を提供するものである。すなわち、油圧ポンプに並列に接続された油圧モータは2つでかつ共に可変容量形のものであり、そのうちの一方の油圧モータは、容量を零にまで変更可能な電子制御式のものであり、他方の油圧モータは、容量を零にまで変更不能な油圧制御式のものである構成にする。この構成では、油圧ポンプに並列に接続された2つの可変容量形の油圧モータの容量を順に変更することにより、回転速度の広い範囲に亘って動力伝達を効率良く行うことができる。その上、電気系の故障により電子制御式の油圧モータが制御不能で容量が零になった場合でも他の油圧制御式の油圧モータは容量が零になることはないので、最低限の動力を共通の部材に伝達することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の油圧式動力伝達装置において、上記遮断弁を、その遮断位置で油圧モータの主として使用する回転方向の入口側のみ遮断し、出口側と油圧ポンプ側との連通を維持するように設ける構成にする。この構成では、遮断弁により油圧モータに対する圧油の供給を遮断している場合この遮断弁は油圧モータの主として使用する回転方向の入口側のみを遮断し、出口側と油圧ポンプ側との連通が維持されているため、油圧モータ内の作動油がリークしたときでも油圧モータ内に作動油が出口側から補充され、適正な潤滑状態が確保されることになる。しかも、この油圧モータの出口側の圧力は、油圧ポンプの吸い込み圧が負荷されるだけで低圧であるため、遮断弁によるエネルギー損失の低減効果を阻害することはない。また、遮断弁が遮断位置に切り替えられているときに油圧モータの誤作動により容量が零から増加した場合などでも油圧モータの出口側で高圧が発生したり、キャビテーションが発生したりすることはない。
請求項4に係る発明は、請求項1又は2記載の油圧式動力伝達装置において、上記油圧モータの主として使用する回転方向の出口側と油圧ポンプへの戻り管路との間に、遮断弁と並列にチェック弁を設ける構成にする。この構成では、請求項1に係る発明の場合と同じく遮断弁が遮断位置に切り替えられているときに油圧モータの誤作動により容量が零から増加した場合などにはこの油圧モータの出入口両側と遮断弁との間のショートサーキット内で作動油が循環するが、この作動油が内部リークしたときでも油圧ポンプへの戻り管路側からチェック弁を通して作動油の補充が行われるため、キャビテーションの発生が確実に防止される。
請求項5に係る発明は、請求項1又は2記載の油圧式動力伝達装置において、上記油圧モータの主として使用する回転方向の出口側と油圧ポンプへの戻り管路との間に、遮断弁と並列に背圧弁を設ける構成にする。この構成では、遮断弁が遮断位置に切り替えられているときこの遮断弁により圧油の供給が遮断されている油圧モータの出入口両側は遮断弁を通して連通され、油圧モータ内に作動油が確保されるだけでなく、この油圧モータの出口側圧力は、油圧ポンプの吸い込み圧から背圧弁の差圧値を差し引いた値に制御されるため、油圧モータに対しより適正な潤滑を行うことができる。また、遮断弁が遮断位置に切り替えられているときに油圧モータの誤作動により容量が零から増加した場合などにはこの油圧モータの出入口両側と遮断弁との間のショートサーキット内で作動油が循環するが、この作動油が内部リークしたときでも油圧ポンプへの戻り管路側から背圧弁を通して作動油の補充が行われるため、キャビテーションの発生が確実に防止される。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載の油圧式動力伝達装置において、上記電子制御式の可変容量形油圧モータの出力軸と共通の部材との間にクラッチを設ける構成にする。この構成では、電子制御式の可変容量形油圧モータの容量が低減されて零になったとき、この油圧モータに対する圧油の供給を遮断弁により遮断することと併せて、上記クラッチを切り離して油圧モータの出力軸の回転を停止させることにより、容量零の油圧モータによるエネルギー損失を全く無くすことができる。
以上のように、本発明の油圧式動力伝達装置によれば、可変容量形の1つの油圧モータの容量が低減されて零になったときにはこの油圧モータに対する圧油の供給が遮断弁により遮断されるため、この油圧モータが共通の部材からの回転力により回転を継続しても圧力が低下した状態で行われることになり、この油圧モータの回転に伴うエネルギー損失を低減することができ、高効率化を図ることができる。しかも、遮断弁の切り替え時にフローフォースが作用することはなく、切り替えを円滑に行うことができる上、遮断弁が遮断位置に切り替えられているときでも油圧モータの出入口両側は遮断弁を通して連通されているため、油圧モータ内に作動油を確保して適正な潤滑を行うことができる。また、遮断弁が遮断位置に切り替えられているときに油圧モータが誤作動により容量が零から増加した場合などでも、この油圧モータの出入口両側と遮断弁との間のショートサーキット内で作動油が循環するため、高圧が発生したり、キャビテーションが発生したりすることはなく、実施化を図る上で非常に有効なものである。
特に、請求項2に係る発明では、油圧ポンプに並列に接続された2つの可変容量形の油圧モータの容量を順に変更することにより、回転速度の広い範囲に亘って動力伝達を効率良く行うことができる上、電気系の故障により電子制御式の油圧モータが回転不能になった場合でも他の油圧制御式の油圧モータによって最低限の動力を伝達することができるので、故障対策上でも有効なものである。
請求項3に係る発明では、遮断弁により油圧モータに対する圧油の供給を遮断している場合この遮断弁は油圧モータの主として使用する回転方向の入口側のみを遮断し、出口側と油圧ポンプ側との連通が維持されているため、油圧モータ内の作動油がリークしたときでも油圧モータ内に作動油を出口側から補充して適正な潤滑状態を確保することができる。しかも、油圧モータの出口側の圧力は、油圧ポンプの吸い込み圧が負荷されるだけで低圧であるため、遮断弁によるエネルギー損失の低減効果を阻害することはなく、また、遮断弁が遮断位置に切り替えられているときに油圧モータの誤作動により容量が零状態から増加した場合などでも油圧モータの出口側で高圧が発生したり、キャビテーションが発生したりするのを確実に防止することができる。
請求項4に係る発明では、遮断弁が遮断位置に切り替えられているときに油圧モータの誤作動により容量が零から増加した場合などにこの油圧モータの出入口両側と遮断弁との間のショートサーキット内で循環する作動油が内部リークしたときでも油圧ポンプへの戻り管路側からチェック弁を通して作動油の補充が行われるため、キャビテーションの発生を確実に防止することができる。
請求項5に係る発明では、遮断弁が遮断位置に切り替えられているとき油圧モータの出入口両側が遮断弁を通して連通して油圧モータ内に作動油が確保されるだけでなく、この油圧モータの出口側圧力は、油圧ポンプの吸い込み圧から背圧弁の差圧値を差し引いた値に制御されるため、より適正な潤滑を行うことができる。また、遮断弁が遮断位置に切り替えられているときに油圧モータの誤作動により容量が零から増加した場合などにこの油圧モータの出入口両側と遮断弁との間のショートサーキット内で循環する作動油が内部リークしたときでも油圧ポンプへの戻り管路側から背圧弁を通して作動油の補充が行われるため、キャビテーションの発生を確実に防止することができる。
さらに、請求項6に係る発明では、電子制御式の可変容量形油圧モータの容量が低減されて零になったとき、この油圧モータに対する圧油の供給を遮断弁により遮断することと併せて、油圧モータの出力軸と共通の部材との間に設けたクラッチを切り離して油圧モータの出力軸の回転を停止させることにより、容量零の油圧モータによるエネルギー損失を全く無くすことができるので、高効率化を一層図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態である実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る油圧式動力伝達装置Aの全体構成を示し、この動力伝達装置Aは、作業機械の走行駆動系に装備されるものであって、エンジン1にパワーディバイダー2を介して駆動連結され両方向に圧油を吐出可能な可変容量形の油圧ポンプ3と、この油圧ポンプ3に主管路4,5を介して並列に接続された2つの油圧モータ6,7とを備えている。この両油圧モータ6,7の出力軸6a,7aは、歯車などからなるパワーコンバイン8を介して共通の部材である回転軸9に動力伝達可能に接続されており、この回転軸9は、差動装置10などを介して左右のハブ11,11及び車輪12,12を駆動するようになっている。
上記2つの油圧モータ6,7は共に可変容量形のものであって、そのうちの一方の油圧モータ6は、傾転角ないし容積が電流値で変更制御される電子制御式のもので、その容積は零にまで変更可能になっている。他方の油圧モータ7は、傾転角ないし容積が油圧で変更制御される油圧制御式のもので、その容積は零にまで変更できない構成になっている。
上記主管路4,5は、油圧モータ6,7側で各々2つずつ計4つに分岐され、4つの分岐管路4a,4b,5a,5bは、それぞれ対応する油圧モータ6,7の出入口に接続されている。この4つの分岐管路4a,4b,5a,5bのうち、電子制御式の油圧モータ6の出入口両側に接続された分岐管路4a,5aにはこの油圧モータ6の容積が零のとき上記油圧ポンプ3からこの油圧モータ6に対する圧油の供給を遮断する遮断弁15が設けられている。この遮断弁15は、図2に拡大詳示するように、電磁式の4ポート2位置切換弁からなり、遮断位置ロでは油圧モータ6側のAポートとBポートとが連通して油圧モータ6の出入口両側を連通するようになっている。
上記電子制御式の油圧モータ6の電子制御部6bは、コントローラ16により制御される。また、油圧制御式の油圧モータ7の油圧制御部7bの電気部(例えばパイロット弁の電磁部など)及び遮断弁15の電磁部なども同じくコントローラ16により制御される。このコントローラ16の制御は、例えば車輪12の回転速度ひいては作業機械の走行速度を低速から高速に変更する場合、図3に示すフローチャートに従って行われる。
すなわち、図3において、スタートした後、先ず、ステップS1で電子制御式の油圧モータ(以下、EPモータという)6及び油圧制御式の油圧モータ(以下、HAモータという)7の容量を共に最大に設定した後、ステップS2でHAモータ7の容量を最大に維持しつつEPモータ6の容量を低減する。続いて、ステップS3でEPモータ6の容量が零であるか否かを判定し、判定がNOのときにはステップS2に戻り、判定がYESのときにはステップS4へ移行する。
そして、ステップS4では遮断弁15を連通位置イから遮断位置ロに切り替える。しかる後、ステップS5でHAモータ7の容量を低減し、ステップS6でHAモータ7の容量を最小にして最高速度を実現し、制御を終了する。
ここで、走行速度の変化に対するHAモータ7の容量制御及びEPモータ6の容量制御は、それぞれ図4(a)及び(b)に示すものであり、この両モータ6,7の容量を合計した容量制御は、図4(c)に示すものになる。
従って、上記油圧式動力伝達装置Aにおいては、作業機械の走行速度を低速から高速に変更する過程でEPモータ6の容量が低減されて零になったときには、遮断弁15が連通位置イから遮断位置ロに切り替えられ、油圧ポンプ3からEPモータ6に対する圧油の供給が遮断されるため、このEPモータ6が回転軸9からの回転力により回転を継続しても圧力が低下した状態で回転することになる。この結果、EPモータ6の回転に伴うエネルギー損失を低減することができ、高効率化を図ることができる。しかも、遮断弁15の切り替えは、EPモータ6の容量が零で遮断弁15での流量も零のときに行われるため、フローフォースが作用することはなく円滑に行うことができる。
その上、上記遮断弁15が遮断位置ロに切り替えられているときでもEPモータ6の出入口両側は遮断弁15を通して連通されているため、EPモータ6内に作動油を確保して適正な潤滑を行うことができる。また、遮断弁15が遮断位置ロに切り替えられているときにEPモータ6が誤作動により容量が零から増加した場合、又はEPモータ6の容量が零でないときに遮断弁15が誤作動により遮断位置ロに切り替えられた場合でも、EPモータ6の出入口両側と遮断弁15との間のショートサーキット内で作動油が循環するため、高圧が発生したり、キャビテーションが発生したりすることはない。
さらに、本実施形態の場合、EPモータ6の容量が零になった後、HAモータ7の容量を低減するようにしているため、走行速度の広い範囲に亘って動力伝達を効率良く行うことができる。また、電気系の故障によりEPモータ6が制御不能で容量が零になった場合でもHAモータ7の容量が零になることはないので、最低限の動力を共通の回転軸9ないし車輪12に伝達することができ、故障対策上でも有効である。
(第2の実施形態)
図5は本発明の第2の実施形態に係る油圧式動力伝達装置Bの全体構成を示す。この動力伝達装置Bの基本構成は、第1の実施形態に係る動力伝達装置Aの場合と同じであり、同一部材には同一符号を付してその説明は省略する。
そして、第1の実施形態のものとの相違点は、EPモータ6の容量が零のとき油圧ポンプ3からこのEPモータ6に対する圧油の供給を遮断する遮断弁20の構造である。すなわち、この遮断弁20は、図6に拡大詳示するように、第1の実施形態における遮断弁15の場合と同じく、電磁式の4ポート2位置切換弁からなるが、遮断位置ロではEPモータ6側のAポートとBポートとが連通してEPモータ6の出入口両側を連通するとともに、EPモータ6の主として使用する前進回転方向の入口側のPポートとAポートとの間のみを遮断し、出口側のBポートとRポートとの間を連通させてEPモータ6の出口側と油圧ポンプ3側との連通を維持するように構成されている。
従って、上記油圧式動力伝達装置Bにおいては、その基本構成が第1の実施形態の場合のそれと同じであるため、同様な作用効果を奏するのは勿論のこと、以下のような効果をも奏する。
すなわち、上記遮断弁20によりEPモータ6に対する圧油の供給を遮断している場合この遮断弁20はEPモータ6の主として使用する前進回転方向の入口側のみを遮断し、出口側と油圧ポンプ3側との連通が維持されているため、EPモータ6内の作動油がリークしたときでもEPモータ6内に作動油が出口側から補充されることになり、適正な潤滑状態を確保することができる。しかも、このEPモータ6の出口側の圧力は、油圧ポンプ3の吸い込み圧が負荷されるだけで低圧であるため、遮断弁20によるエネルギー損失の低減効果を阻害することはない。また、遮断弁20が遮断位置ロに切り替えられているときにEPモータ6の誤作動により容量が零から増加した場合などでもEPモータ6の出口側で高圧が発生したり、キャビテーションが発生したりするのを第1の実施形態の場合よりも確実に防止することができる。
尚、本実施形態では、走行時のうち、前進時にのみ遮断弁20によるエネルギー損失の低減効果を発揮し、後退時にはその効果を発揮することはできないが、走行時間中に占める後退時間の割合からは殆ど問題ではない。
(第3の実施形態)
図7は本発明の第3の実施形態に係る油圧式動力伝達装置Cの全体構成を示す。この動力伝達装置Cの基本構成は、第1の実施形態に係る動力伝達装置Aの場合と同じであり、同一部材には同一符号を付してその説明は省略する。
そして、第1の実施形態のものとの相違点は、EPモータ6の主として使用する前進回転方向の出口側と油圧ポンプ3への戻り管路である主管路5の分岐管路5aとの間に、遮断弁15と並行でEPモータ6への流入を許容するチェック弁22が設けられていることのみである。
また、この相違点により、上記動力伝達装置Cにおいては、遮断弁15が遮断位置ロに切り替えられているときにEPモータ6が誤作動により容量が零から増加した場合などには、第1の実施形態の場合と同じくEPモータ6の出入口両側と遮断弁15との間のショートサーキット内で作動油が循環するが、この作動油が内部リークしたときでも主管路5の分岐管路5a側からチェック弁22を通して作動油の補充が行われるため、キャビテーションの発生を第1の実施形態の場合よりも確実に防止することができる。
(第4の実施形態)
図8は本発明の第4の実施形態に係る油圧式動力伝達装置Dの全体構成を示す。この動力伝達装置Dの基本構成は、第1の実施形態に係る動力伝達装置Aの場合と同じであり、同一部材には同一符号を付してその説明は省略する。
そして、第1の実施形態のものとの相違点は、EPモータ6の主として使用する前進回転方向の出口側と油圧ポンプ3への戻り管路である主管路5の分岐管路5aとの間に、遮断弁15と並行でEPモータ6への流入を許容する背圧弁24が設けられていることのみである。
また、この相違点により、上記動力伝達装置Dにおいては、遮断弁15が遮断位置ロに切り替えられているときEPモータ6の出入口両側は遮断弁15を通して連通され、EPモータ6内に作動油が確保されるだけでなく、このEPモータ6の出口側圧力は、油圧ポンプ3の吸い込み圧から背圧弁24の差圧値を差し引いた値に制御されるため、第1の実施形態の場合よりもEPモータ6に対し適正な潤滑を行うことができる。また、遮断弁15が遮断位置ロに切り替えられているときにEPモータ6の誤作動により容量が零から増加した場合などには、第1の実施形態の場合と同じくEPモータ6の出入口両側と遮断弁15との間のショートサーキット内で作動油が循環するが、この作動油が内部リークしたときでも主管路5の分岐管路5a側から背圧弁24を通して作動油の補充が行われるため、キャビテーションの発生を第1の実施形態の場合よりも確実に防止することができる。
(第5の実施形態)
図9は本発明の第5の実施形態に係る油圧式動力伝達装置Eの全体構成を示す。この動力伝達装置Eの基本構成は、第1の実施形態に係る動力伝達装置Aの場合と同じであり、同一部材には同一符号を付してその説明は省略する。
そして、第1の実施形態のものとの相違点は、EPモータ6の出力軸6aとパワーコンバイン8との間にクラッチ26が設けられていることのみである。
また、この相違点により、上記動力伝達装置Eにおいては、作業機械の走行速度を低速から高速に変更する過程でEPモータ6の容量が低減されて零になったとき、このEPモータ6に対する圧油の供給を遮断弁15により遮断することと併せて、上記クラッチ26を切り離してEPモータ6の出力軸6aの回転を停止させることにより、EPモータ6によるエネルギー損失を全く無くすことができるので、第1の実施形態の場合よりも高効率化を一層図ることができる。
尚、本発明は上記第1ないし第5の実施形態に限定されるものではなく、その他種々の形態を包含するものである。例えば上記各実施形態では、いずれも油圧ポンプ3に並列に接続された2つの可変容量形の油圧モータ6,7を備えた油圧式動力伝達装置A〜Eについて述べたが、本発明は、油圧モータの個数が2つの場合に限らず、3つ以上の場合でもよい。また、その場合、全ての油圧モータが可変容量形のものである必要はなく、少なくとも1つの油圧モータが可変容量形のものであればよい。
さらに、上記各実施形態の油圧式動力伝達装置A〜Eは、いずれも作業機械の走行駆動系に装備されるものについて述べたが、本発明は、走行式クレーンなどのウインチ駆動系に装備されるものにも同様に適用することができる。この場合、複数の油圧モータの出力軸が動力伝達可能に接続される共通の部材としては、ウインチの駆動軸に限らず、ウインチのドラムなどでもよい。また、ウインチ駆動系に装備される油圧式動力装置の場合、油圧モータの主として使用する回転方向としては巻上方向又は巻下方向のいずれもよい。
本発明の第1の実施形態に係る油圧式動力伝達装置の全体構成図である。 図1のX付近の拡大図である。 コントローラの制御内容を示すフローチャート図である。 モータの容量と走行速度と関係を示す特性図であり、(a)はHAモータの場合を示し、(b)はEPモータの場合を示し、(c)は両モータ合計の場合を示す。 第2の実施形態を示す図1相当図である。 図5のY付近の拡大図である。 第3の実施形態を示す図1相当図である。 第4の実施形態を示す図1相当図である。 第5の実施形態を示す図1相当図である。
符号の説明
A〜E 油圧式動力伝達装置
3 油圧ポンプ
4,5 主管路
6 油圧モータ(EPモータ)
7 油圧モータ(HAモータ)
6a,7a 出力軸
9 回転軸(共通の部材)
15,20 遮断弁
16 コントローラ
22 チェック弁
24 背圧弁
26 クラッチ

Claims (6)

  1. 両方向に圧油を吐出可能な油圧ポンプと、この油圧ポンプに並列に接続された複数の油圧モータとを備え、上記複数の油圧モータのうちの少なくとも1つの油圧モータは可変容量形のものであり、複数の油圧モータの出力軸は共通の部材に動力伝達可能に接続されてなる油圧式動力伝達装置において、
    上記可変容量形の1つの油圧モータは、容量を零にまで変更可能な電子制御式のものであり、この油圧モータの容量が零のとき上記油圧ポンプからこの油圧モータに対する圧油の供給を遮断する遮断弁を備えており、この遮断弁は、その遮断位置で油圧モータの出入口両側を連通する構成になっていることを特徴とする油圧式動力伝達装置。
  2. 油圧ポンプに並列に接続された油圧モータは2つでかつ共に可変容量形のものであり、そのうちの一方の油圧モータは、容量を零にまで変更可能な電子制御式のものであり、他方の油圧モータは、容量を零にまで変更不能な油圧制御式のものである請求項1記載の油圧式動力伝達装置。
  3. 上記遮断弁は、その遮断位置で油圧モータの主として使用する回転方向の入口側のみ遮断し、出口側と油圧ポンプ側との連通を維持するように設けられている請求項1又は2記載の油圧式動力伝達装置。
  4. 上記油圧モータの主として使用する回転方向の出口側と油圧ポンプへの戻り管路との間には遮断弁と並列にチェック弁が設けられている請求項1又は2記載の油圧式動力伝達装置。
  5. 上記油圧モータの主として使用する回転方向の出口側と油圧ポンプへの戻り管路との間には遮断弁と並列に背圧弁が設けられている請求項1又は2記載の油圧式動力伝達装置。
  6. 上記電子制御式の可変容量形油圧モータの出力軸と共通の部材との間にはクラッチが設けられている請求項1〜5のいずれか1つに記載の油圧式動力伝達装置。
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