JP2007247754A - リーフスプリング用サイレンサ - Google Patents

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芳周 秋山
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Abstract

【課題】充分な耐久性と良好な組み付け性が確保されたゴム製のリーフスプリング用サイレンサを提供する。
【解決手段】リーフスプリングの隣り合う二つのリーフ間に配置される板状基部1と、板状基部1の一面から突出してリーフに設けられた取付孔に圧入保持される取付軸部2と、を備えたゴム成形体よりなる。板状基部1と取付軸部2の両方に跨がるようにして取付軸部2の根本部分に補強金具3が埋設されている。取付軸部2の外周面には、径方向外方へ突出して軸方向に延びる複数の山部2aと径方向内方へ凹んで軸方向に延びる複数の谷部2bが周方向において交互に配設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車のサスペンションに装備されるリーフスプリングに配設されて、そのリーフスプリングに発生する軋み音や打音等を防止するリーフスプリング用サイレンサに関する。
従来より、例えばバンやワゴン等の積載重量が比較的大きい自動車のサスペンションには、リーフスプリングが広く採用されている。このリーフスプリングは、一般に、複数のリーフ(板ばね)が重ね合わされた状態に組み付けられており、その中央部がアクスルに固定されるとともに、その両端部が車体に固定されて使用される。このリーフスプリングは、隣り合う二つのリーフを非接触状態に保つ必要があることから、中央部における各リーフ間にはインタリーフが介挿され、また、両端部における各リーフ間にはリーフの軋み音を防止するためにサイレンサが介挿される。ここで用いられるサイレンサは、例えば特許文献1〜3に開示されているように、各リーフ間に配置されるサイレンサ本体部が、摩擦抵抗が少なく耐摩耗性を有する樹脂や金属等で板状に形成され、サイレンサ本体部に設けられた係合突部をリーフ側に設けられた取付孔に係合させる等することによって取り付けられる。
ところで、上記従来のリーフスプリングは、自動車が走行中に路面から強い衝撃を受けると、両端部が一旦沈み込んだ(バウンド)後、反動で両端部が浮き上がる(リバウンド)ときに、各リーフ間の隙間幅がサイレンサ本体部の厚み幅よりも大きくなってしまうことがある。この場合には、その後、リーフスプリングの両端部が再度沈み込むときに、サイレンサ本体部とリーフが強く当接することにより打音(当たり音)が発生する。この打音は、通常、リーフが鉄系金属で形成されていることから、サイレンサ本体部が金属製の場合だけでなく樹脂製の場合であっても、かなり大きな金属音となって発生する。
そこで、上記のような打音の発生を防止するためには、サイレンサ本体部をゴム等の弾性体で形成すれば断然有利になることから、近年では、ゴム製のサイレンサも採用されている。ゴム製のサイレンサは、通常、ゴム材料を加硫成形することにより得られるゴム成形体よりなり、隣り合う二つのリーフ間に配置される板状基部と、その板状基部の一面から突出してリーフに設けられた取付孔に圧入保持される取付軸部とを有する。このゴム製のサイレンサは、リーフに設けられた取付孔に取付軸部が圧入保持された状態に取り付けられるため、自動車の走行中に、上記のように各リーフ間の隙間幅が板状基部の厚み幅よりも大きくなったときにも、取付孔から抜け落ちる恐れが少なく、脱落防止を図れる点でも有利となる。
しかし、上記のゴム製のサイレンサは、樹脂製のものや金属製のものに比べて、剛性が低いことから耐久性が悪いという点で不利である。特に、リバウンド後にサイレンサの板状基部とリーフが強く当接する際にはリーフがやや湾曲した状態になることから、板状基部に対してリーフが斜め方向に当接してしまい、板状基部には取付軸部に対して剪断方向に相対変位するような力が作用することとなる。そのため、取付軸部の根元部分に亀裂が発生してしまい、更にはその亀裂発生部位で破断してしまうという事態も生じる。
また、リーフの取付孔に圧入保持された取付軸部の抜け落ちをより確実に防止するためには、取付軸部により大きな抜け力を付与する方が好ましいが、大きな抜け力を付与するためには、取付軸部を取付孔に圧入する際の圧入力をその分大きくしなければならないため、サイレンサの組み付け作業が困難になる。
実開平6−8834号公報 特開2000−213580号公報 特開2000−55098号公報
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、充分な耐久性と良好な組み付け性が確保されたゴム製のリーフスプリング用サイレンサを提供することを解決すべき課題とするものである。
上記課題を解決する本発明のリーフスプリング用サイレンサは、複数のリーフが重ね合わされた状態に組み付けられてなるリーフスプリングの隣り合う二つのリーフ間に配置される板状基部と、該板状基部の一面から突出して前記リーフに設けられた取付孔に圧入保持される取付軸部と、を備えたゴム成形体よりなるサイレンサであって、前記板状基部と前記取付軸部の両方に跨がるようにして少なくとも前記取付軸部の根元部分に埋設された補強金具を有するとともに、前記取付軸部の外周面には、径方向外方へ突出して軸方向に延びる複数の山部と径方向内方へ凹んで軸方向に延びる複数の谷部が周方向において交互に配設されていることを特徴としている。
本発明のリーフスプリング用サイレンサは、板状基部の一面から突出する取付軸部をリーフに設けられた取付孔に圧入して、板状基部がリーフスプリングの隣り合う二つのリーフ間に位置するように取付けられる。このとき、取付軸部の外周面には、径方向外方へ突出して軸方向に延びる複数の山部と径方向内方へ凹んで軸方向に延びる複数の谷部が周方向において交互に配設されていることから、取付軸部の圧入に伴って、各山部の頂部が取付孔の周壁面に押圧されると、各山部の周方向両側にある谷部へ膨出するように弾性変形する。これにより、取付軸部の圧入時の応力(圧入力)が低減されるので、取付軸部を円滑に且つ容易に圧入することが可能となり、良好な組み付け性が確保される。また、このように圧入された取付軸部は、各山部の頂部のみが取付孔の壁面に強く圧接した状態になるので、取付孔に強固に保持され、容易に脱落することがない。
そして、本発明のサイレンサを装備した自動車が、走行中に路面から強い衝撃を受けてバウンドやリバウンドしたときに、板状基部とリーフが強く当接しても、本発明のサイレンサはゴム製であるため、樹脂製のものや金属製のものに比べて、大きな打音が発生しない。また、板状基部とリーフが強く当接する際にリーフが斜め方向に当接して、板状基部と取付軸部が剪断方向に相対変位するような力が作用した場合でも、本発明のサイレンサは、板状基部と取付軸部の両方に跨がるようにして少なくとも取付軸部の根元部分に埋設された補強金具を有するため、取付軸部の根元部分での亀裂の発生がより確実に防止され、これにより充分な耐久性が確保される。
本発明のサイレンサは、板状基部と、板状基部と一体に設けられた取付軸部と、板状基部及び取付軸部に埋設された補強金具と、を備えたゴム成形体により構成されている。板状基部及び取付軸部は、ゴム材料を加硫成形することにより一体に形成される。その加硫成形時に、補強金具を成形型内にセットして加硫成形を行うことにより、補強金具が埋設されたゴム成形体を容易に得ることができる。このゴム成形体は、通常用いられる一般的なゴム材料を用いて、従来より公知の成形方法で作製することができる。
板状基部は、この板状基部が配置されるリーフスプリングのリーフ形状や幅寸法等を考慮して、例えば円形や矩形等の任意の形状に形成することができる。また、板状基部の板厚は、この板状基部が配置される隣り合う二つのリーフ間の寸法等を考慮して任意に設定することができ、板厚が一定であっても、板厚が一端から他端に向かって徐々に変化するようにしてもよい。
取付軸部は、この取付軸部が圧入保持される、リーフに設けられた取付孔の大きさに合わせて大きさが適宜決定される。この場合、取付軸部は、リーフに設けられた取付孔への圧入前において、各山部の頂部が取付孔の周壁面よりも外側に突出し、各谷部の底部が取付孔の周壁面よりも内側に位置する大きさに形成されているのが好ましい。このようにされていれば、取付軸部を取付孔に圧入する際に、取付孔の周壁面に押圧される各山部の頂部がその周方向両側にある谷部へ膨出変形するスペース(逃げ場)が確実に確保されているため、取付軸部の圧入を円滑に且つ容易に行うことが可能となる。
また、取付軸部は、軸直角方向の断面積が取付孔の断面積と同じかそれよりも小さくされているのが好ましい。このようにされていれば、取付軸部を取付孔に圧入する際の圧入力をそれ程大きくならないように抑制することができるため、圧入作業をより円滑に且つ容易に行うことが可能となる。さらに、取付軸部の突出先端部には、テーパ形状に形成されたガイド部が設けられているのが好ましい。このようにされていれば、取付軸部を取付孔に圧入する際に、圧入を容易に開始することができるので、圧入作業を円滑に且つ容易に行うことが可能となる。
ゴム成形体に埋設される補強金具は、板状基部に埋め込まれる基板部と、基板部の一面から取付軸部の軸方向に突出して取付軸部に埋め込まれる軸状部とにより構成することができる。この場合、基板部は、厚さ方向に貫通する貫通孔を有し、軸状部は、内部に軸方向両端が開口した連通孔を有し該連通孔の一端が基板部の貫通孔と連通されているように構成されているのが好ましい。こようにされていれば、ゴム成形体を加硫成形により形成する際に、成形型内に注入されるゴム材料を、貫通孔及び連通孔を介して補強金具の裏側へ充分に行き渡らせることができるため、成形不良品の発生を確実に低減することが可能となる。
本発明のリーフスプリング用サイレンサは、板状基部と取付軸部の両方に跨がるようにして少なくとも取付軸部の根元部分に埋設された補強金具を有するため、充分な耐久性を確保することができる。また、取付軸部の外周面には、径方向外方へ突出して軸方向に延びる複数の山部と径方向内方へ凹んで軸方向に延びる複数の谷部が周方向において交互に配設されているため、良好な組み付け性を確保することができる。なお、本発明のリーフスプリング用サイレンサは、ゴム成形体よりなるため、樹脂製のものや金属製のものに比べて、打音の発生を極めて有利に防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態に係るリーフスプリング用サイレンサの断面図であって図2のI−I線矢視断面図であり、図2はそのサイレンサの底面図であり、図3はそのサイレンサの平面図であり、図4はそのサイレンサの図2の要部を拡大して示す拡大図である。
本実施形態のリーフスプリング用サイレンサは、ゴム材料を加硫成形することにより形成されたゴム成形体よりなるものであって、図1〜図3に示すように、板状基部1と、板状基部1の一面から突出して板状基部1と一体に形成された取付軸部2と、板状基部1と取付軸部2の両方に跨がるようにして取付軸部2の根本部分に埋設された補強金具3と、から構成されている。
板状基部1は、所定の厚みをもつ円形板状に形成されている。この板状基部1の表裏両面には、加硫成形時に成形型内にセットされる補強金具3を表裏両側から挟持して位置決めをするために成形型に設けられた位置決めピンと対応する形状のピン穴1a、…、1aが形成されている。
取付軸部2は、略円柱状に形成され、板状基部1の裏面中央部から板状基部1の中心軸に沿って突出するように設けられている。この取付軸部2の外周面には、図4に示すように、径方向外方へ突出して軸方向に延びる複数の山部2a、…、2aと、径方向内方へ凹んで軸方向に延びる複数の谷部2b、…、2bが周方向において交互に配設されている。各山部2a、…、2aは、この取付軸部2が圧入される取付孔S(リーフに設けられた円孔)の周壁面よりも外側に頂部が突出するように形成されている。また、各谷部2b、…、2bは、取付孔Sの周壁面よりも内側に底部が位置するように形成されている。また、この取付軸部2は、軸直角方向の断面積が取付孔Sの断面積と同じかそれよりも小さくなるようにされている。この取付軸部2の突出先端部には、テーパ形状に形成されたガイド部2cが設けられている。
補強金具3は、板状基部1に埋め込まれた基板部3aと、基板部3aの一面中央部から取付軸部2の軸方向に突出して取付軸部2に埋め込まれた軸状部3cとからなり、鉄系金属により一体に形成されている。基板部3aは、板状基部1よりも少し小さい円形で板状基部1の約1/4の厚みの板状に形成されており、その中央部には厚さ方向に貫通する貫通孔3bが設けられている。軸状部3cは、取付軸部2の約1/3の長さの円筒状に形成されている。この軸状部3cの内部には、軸方向両端が開口した連通孔3dが設けられており、連通孔3dの一端は貫通孔3bと連通されている。この補強金具3は、板状基部1と取付軸部2の両方に跨がるようにして、軸状部3cが取付軸部2の根元部分に位置するように埋設されている。
以上のように構成された本実施形態のリーフスプリング用サイレンサは、例えば図5に示すように、3枚のリーフ4a、4b、4cが隙間を介して重ね合わされた状態に組み付けられてなるリーフスプリングに配設される。この場合、隣り合う二つのリーフ(4a、4b)間に板状基部1が位置するようにしてサイレンサが配設されている。このサイレンサは、リーフ4bに設けられた取付孔Sに取付軸部2を圧入することにより取付けられている。また、隣り合う二つのリーフ(4b、4c)間には、リーフ4cに固定されたバウンドストッパ(図示せず)が取付けられている。
取付軸部2が取付孔Sに圧入される際には、取付軸部2の外周面に、複数の山部2a、…、2aと複数の谷部2b、…、2bが周方向において交互に配設されていることから、取付軸部2の圧入に伴って、各山部2a、…、2aの頂部が取付孔Sの周壁面に押圧されると、各山部2a、…、2aの周方向両側にある谷部2b、…、2bへ膨出するように弾性変形する。これにより、取付軸部2の圧入時の応力(圧入力)が低減されるので、取付軸部2を円滑に且つ容易に圧入することが可能となり、良好な組み付け性が確保される。また、このように圧入された取付軸部2は、各山部2a、…、2aの頂部のみが取付孔Sの壁面に強く圧接した状態になるので、取付孔Sに強固に保持され、容易に脱落することがない。
上記のようにして、本実施形態のサイレンサを装備した自動車が、走行中に路面から強い衝撃を受けてバウンドやリバウンドしたときに、板状基部1とリーフ4bが強く当接しても、本実施形態のサイレンサはゴム成形体よりなるため、樹脂製のものや金属製のものに比べて、大きな打音が発生しない。また、板状基部1とリーフ4bが強く当接する際にリーフ4bが斜め方向に当接して、板状基部1と取付軸部2が剪断方向に相対変位するような力が作用した場合でも、本実施形態のサイレンサは、板状基部1と取付軸部2の両方に跨がるようにして取付軸部2の根元部分に埋設された補強金具3を有するため、取付軸部2の根元部分での亀裂の発生がより確実に防止され、これにより充分な耐久性が確保される。
以上のように、本実施形態のサイレンサは、板状基部1と取付軸部2の両方に跨がるようにして取付軸部1の根元部分に埋設された補強金具3を有するため、充分な耐久性を確保することができる。特に、本実施形態の補強金具3は、基板部3aには貫通孔3bが設けられ、軸状部3cには貫通孔3bと連通する連通孔3dが設けられたているため、ゴム成形体を加硫成形により形成する際に、成形型内に注入されるゴム材料を、貫通孔3b及び連通孔3dを介して補強金具3の裏側へ充分に行き渡らせることができるので、成形不良品の発生を確実に低減することができる。
また、本実施形態のサイレンサは、取付軸部2の外周面に、径方向外方へ突出して軸方向に延びる複数の山部2a、…、2aと径方向内方へ凹んで軸方向に延びる複数の谷部2b、…、2bが周方向において交互に配設されているため、良好な組み付け性を確保することができる。この場合、取付軸部2は、各山部2a、…、2aの頂部が取付孔Sの周壁面よりも外側に突出し、各谷部2b、…、2bの底部が取付孔Sの周壁面よりも内側に位置する大きさに形成されていることから、取付軸部2を取付孔Sに圧入する際に、取付孔Sの周壁面に押圧される各山部2a、…、2aの逃げ場が確実に確保されているため、取付軸部2の圧入を円滑に且つ容易に行うことができる。
また、取付軸部2は、軸直角方向の断面積が取付孔Sの断面積と同じかそれよりも小さくなるようにされていることによっても、圧入作業をより円滑に且つ容易に行うことができる。さらに、取付軸部2の突出先端部には、テーパ形状に形成されたガイド部2cが設けられているため、取付軸部2の圧入を容易に開始することができ、圧入作業を円滑に且つ容易に行うことができる。
なお、本実施形態のサイレンサは、ゴム成形体よりなるため、樹脂製のものや金属製のものに比べて、打音の発生を極めて有利に防止することができる。
本発明の実施形態に係るリーフスプリング用サイレンサの断面図であって図2のI−I線矢視断面図である。 本発明の実施形態に係るリーフスプリング用サイレンサの底面図である。 本発明の実施形態に係るリーフスプリング用サイレンサの平面図である。 本発明の実施形態に係るリーフスプリング用サイレンサの図2の要部を拡大して示す拡大図である。 本発明の実施形態に係るサイレンサをリーフスプリングに配設した状態を示す説明図である。
符号の説明
1…板状基部 1a…ピン穴 2…取付軸部 2a…山部 2b…谷部 2c…ガイド部 3…補強金具 3a…基板部 3b…貫通孔 3c…軸状部 3d…連通孔 4a、4b、4c…リーフ S…取付孔

Claims (6)

  1. 複数のリーフが重ね合わされた状態に組み付けられてなるリーフスプリングの隣り合う二つのリーフ間に配置される板状基部と、該板状基部の一面から突出して前記リーフに設けられた取付孔に圧入保持される取付軸部と、を備えたゴム成形体よりなるサイレンサであって、
    前記板状基部と前記取付軸部の両方に跨がるようにして少なくとも前記取付軸部の根元部分に埋設された補強金具を有するとともに、
    前記取付軸部の外周面には、径方向外方へ突出して軸方向に延びる複数の山部と径方向内方へ凹んで軸方向に延びる複数の谷部が周方向において交互に配設されていることを特徴とするリーフスプリング用サイレンサ。
  2. 前記補強金具は、前記板状基部に埋め込まれる基板部と、該基板部の一面から前記取付軸部の軸方向に突出して前記取付軸部に埋め込まれる軸状部とからなる請求項1に記載のリーフスプリング用サイレンサ。
  3. 前記基板部は、厚さ方向に貫通する貫通孔を有し、前記軸状部は、内部に軸方向両端が開口した連通孔を有し、該連通孔の一端が前記貫通孔と連通されている請求項2に記載のリーフスプリング用サイレンサ。
  4. 前記取付軸部は、前記取付孔への圧入前において、各前記山部の頂部が前記取付孔の周壁面よりも外側に突出し、各前記谷部の底部が前記取付孔の周壁面よりも内側に位置する大きさに形成されている請求項1〜3の何れかに記載のリーフスプリング用サイレンサ。
  5. 前記取付軸部は、軸直角方向の断面積が前記取付孔の断面積と同じかそれよりも小さくされている請求項1〜4の何れかに記載のリーフスプリング用サイレンサ。
  6. 前記取付軸部の突出先端部には、テーパ形状に形成されたガイド部が設けられている請求項1〜5の何れかに記載のリーフスプリング用サイレンサ。
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