JP2007247450A - 排気管集合部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気脈動やエンジン振動による異音の発生を防止することのできる排気管集合部構造を提供する。
【解決手段】一端に複数の排気管12、14、16、18が接合され、内管22と外管24を有する二重集合管20を備えた排気管集合部構造において、内管22と外管24との間に形成される空間27に設けられ、内管22をその外周面側から支持する支持部材28と、二重集合管20の排気管12、14、16、18が接合された一端の他端において外管24と接合され、内管22と外管24との間に形成される空間27の開口部29を塞ぐように形成された出口フランジ30とを備え、出口フランジ30は、二重集合管20の排気管12、14、16、18が接合された一端に向かう突出部30bを有し、この突出部30bは、内管22をその内周面側から支持することを特徴とするものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、排気管集合部構造に関し、特に自動車の排気マニホールド等を集合させる排気管集合部構造に関する。
従来の排気マニホールド集合部構造では、二重集合管の内管と外管との間に吸音断熱部材を設けることによって、排気流や排気圧による異音の発生を防止するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−3444号公報(図2、図4)
しかし、従来の排気マニホールド集合部構造では(例えば、特許文献1参照)、内管が外周側からのみ支持されているため、排気脈動やエンジン振動に起因する内管の振動を十分に抑制できず、異音が発生してしまうという問題点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、排気脈動やエンジン振動による異音の発生を防止することのできる排気管集合部構造を提供することを目的とする。
本発明に係る排気管集合部構造は、一端に複数の排気管が接合され、内管と外管を有する二重集合管を備えた排気管集合部構造において、前記内管と前記外管との間に形成される空間に設けられ、前記内管をその外周面側から支持する支持部材と、前記二重集合管の前記排気管が接合された一端の他端において前記外管と接合され、前記内管と前記外管との間に形成される空間の開口部を塞ぐように形成された出口フランジと、を備え、前記出口フランジは、前記二重集合管の前記排気管が接合された一端に向かう突出部を有し、この突出部は、前記内管をその内周面側から支持することを特徴とするものである。
本発明に係る排気管集合部構造は、内管と外管を有する二重集合管を備え、支持部材で内管の外周面側を支持し、出口フランジの突出部で内管の内周面側を支持するため、部品点数を増やすことなく排気脈動やエンジン振動に起因する内管の振動を十分に抑制することができ、内管の振動による異音の発生を防止することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明に係る排気管集合部構造の実施形態について説明する。
(実施形態1.)
図1は、本発明の実施形態1に係る排気管集合部構造の斜視図である。また図2は、図1のB−B断面に沿った断面図であり、図3は、図2の点線部Cの部分を拡大した拡大断面図である。
本発明に係る排気管集合部構造は、例えばエンジンのシリンダヘッド側壁10に接合された4本の排気マニホールド(排気管ブランチ部)12、14、16、18の下流側の端部と溶接等により接合され、排気マニホールド12、14、16、18を集合させる二重集合管20を有する。なお図1では、例として直列4気筒のエンジンから4本の排気マニホールドが出ているものを示しているが、例えばV型6気筒エンジンの6本の排気マニホールドを3本ずつ二重集合管に接合するようにしてもよい。
二重集合管20は、上流側の一端が排気マニホールド12、14、16、18と接合されており、例えば中心軸Pの周りに同心円状に配置された内管22と外管24を備えている(図2参照)。図1および図2に示す二重集合管20では、外管24を円筒状に形成し、内管22を断面が円形で下流側が上流側よりも先細になるような円錐筒形に形成しているが、例えば外管24も下流側が上流側よりも先細になるような円錐筒形に形成してもよい。また、内管22および外管24の断面の形状は円形に限定されず、楕円形等の形状にしてもよい。なお本実施形態では、内管22と外管24は、二重集合管20の排気マニホールド12、14、16、18が接合された一端(以下、先端部という)において溶接部25により接合されている。
二重集合管20の内管22は、例えば耐熱性があり熱膨張係数の大きいオーステナイト系の材料で形成することができ、二重集合管20の外管24は、例えばフェライト系の材料で形成することができる。特に内管22は、900℃前後の高温の排気に晒されるため、耐熱性がある材料で形成するのが望ましい。
内管22と外管24との間の空間27には、内管22をその外周面側から支持する支持部材28が設けられている。本発明では、支持部材28が外管24に固定され、内管22とは固定されずに摺動可能に接触しているものとするが、例えば支持部材28を内管22に固定して、外管24と摺動可能に接触させたり、支持部材28を外管24と内管22の両方に固定するようにしてもよい。支持部材28は、例えばステンレス鋼線をレース編みにした弾性のあるメッシュ部材からなる。
二重集合管20の排気マニホールド12、14、16、18が接合された一端の他端(以下、後端部という)には、内管22と外管24との間に形成される空間27の開口部29を塞ぐように出口フランジ30が設けられている。なお本実施形態では、出口フランジ30に設けられた環状凹部30cに外管24を差し込んで、溶接部31によって出口フランジ30と外管24を接合するようにしているが、接合の仕方はこれ以外の方法であってもよい。出口フランジ30は、二重集合管20の中心軸Pにほぼ垂直で、内管22の排気口に対応する開口部32を有する平板状の本体部30aと、二重集合管20の先端部に向かう筒状の突出部30bとを有する(図3参照)。なお本実施形態では、出口フランジ30の本体部30aを平板状としているが、その他の形状を用いてもよい。出口フランジ30の突出部30bは、内管22をその内周面側から支持しており、内管22と突出部30bは摺動可能に接触している。言い換えると、突出部30bと内管22は二重集合管20の後端部において摺動可能に嵌め合わされた状態となっている。なお、本実施形態では出口フランジ30の開口部32の周りの全周に突出部30bが設けられているものとするが、例えば突出部30bを開口部32の周りの一部に設けるようにしてもよい。
また図3に示すように、出口フランジ30の本体部30aと内管22の後端部の先端の間には、隙間34が設けられている。この隙間34を設けることによって、高温の排気により外管24に比べて内管22が大きく熱膨張したときにも本体部30aに突き当たらず、内管22が二重集合管20の中心軸Pに沿った拘束力を受けるのを防止することができ、二重集合管20の耐久性を向上させることが可能となる。
さらに、出口フランジ30の突出部30bの先端の内管22と接触する面にはテーパ状に形成されたテーパ部36が設けられている。このテーパ部36は、内管22と出口フランジ30の突出部30bを嵌め合わせるのを容易にするために設けられている。支持部材28はテーパ部36を除いた部分において、排気流れ方向に突出部30bと常にオーバーラップする位置に設けられている。支持部材28は、外管24に固定されているため、オーバーラップする関係は常に保たれる。
本実施形態に係る排気管集合部構造を作製するには、例えば、内管22と支持部材28の固定された外管28を排気マニホールド12、14、16、18と溶接等により接合し、内管22に出口フランジ30の突出部30bを嵌め合わせた後、外管24と出口フランジ30の本体部30aを溶接等により接合するようにすればよい。
本発明に係る排気管集合部構造は、内管22と外管24を有する二重集合管20を備え、支持部材28で内管22の外周面側を支持し、出口フランジ30の突出部30bで内管22の内周面側を支持するため、部品点数を増やすことなく排気脈動やエンジン振動に起因する内管22の振動を十分に抑制することができ、内管22の振動による異音の発生を防止することが可能となる。また支持部材28は、排気流れ方向に突出部30bと常にオーバーラップする位置に設けられているため、内管22に不必要な曲げ力を加えずに効果的に振動を抑制することができる。
また、支持部材28で内管22の外周面側を、出口フランジ30の突出部30bで内管22の内周面側を摺動可能に支持し、出口フランジ30の本体部30aと内管22の後端部の先端との間に隙間34を設けているため、高温の排気により内管22が外管24に比べて大きく熱膨張したときにも内管22が二重集合管20の中心軸Pに沿った拘束力を受けるのを防止することができ、二重集合管20の耐久性を向上させることが可能となる。特に、従来の排気マニホールド集合部構造では(例えば、特許文献1参照)、内管を先端部と後端部で固定していたため、内管と外管の熱膨張差により内管に歪みが発生し二重集合管の耐久性が低下するという問題点があったが、本発明ではそのような問題点が解決される。
さらに、突出部30bと内管22が二重集合管20の後端部において摺動可能に嵌め合わされるため、組み付け時における内管22の位置バラつきによる影響が低減される。
また、出口フランジ30の突出部30bの先端の内管22と接触する面にテーパ部36が設けられているため、内管22と出口フランジ30の突出部30bを嵌め合わせるのが容易となり、排気管集合部構造の作製時間を短縮することが可能となる。
(実施形態2.)
図4は、本発明の実施形態2に係る排気管集合部構造の拡大断面図である。なお図4は、図3に対応する部分の拡大断面図であり、その他の部分については実施形態1に係る排気管集合部構造と同様である。
図4に示すように実施形態2に係る排気管集合部構造は、内管22の先端部側が後端部側に比べて若干細くなっており、この部分の内径が突出部30bの内径とほぼ同じになるように設定されている。また内管22は後端部において、実施形態1に係る排気管集合部構造と同様に突出部30bと摺動可能に嵌め合わされている。このため、排気ガスが突出部30b等から受ける抵抗を低減することが可能となる。
また、突出部30bの先端と内管22の先端部側の内径の細くなった部分の間には、出口フランジ30の本体部30aと内管22の後端部の先端の間に設けられた隙間34に対応する隙間37が設けられている。これにより、突出部30bと内管22が互いに摺動するときに干渉しあうことがなく、スムーズな摺動が可能となる。なお、その他の効果については実施形態1に係る排気管集合部構造と同様である。
なお本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなし得る様々な変更、改良が含まれることは言うまでもない。例えば、二重集合管20に接合される排気マニホールドの本数、出口フランジ30の形状等は上述の通り、適宜変更することが可能である。
本発明の実施形態1に係る排気管集合部構造の斜視図である。 図1の排気管集合部構造のB−B断面に沿った断面図である。 図2の排気管集合部構造の点線部Cの部分を拡大した拡大断面図である。 本発明の実施形態2に係る排気管集合部構造の拡大断面図である。
符号の説明
10 シリンダヘッド側壁
12、14、16、18 排気マニホールド(排気管)
20 二重集合管
22 内管
24 外管
25、31 溶接部
27 (内管と外管との間の)空間
28 支持部材
30 出口フランジ
30a 本体部
30b 突出部
30c 環状凹部
32 (出口フランジの)開口部
34 隙間
36 テーパ部
37 隙間

Claims (7)

  1. 先端に複数の排気管が接合され、内管と外管を有する二重集合管を備えた排気管集合部構造において、
    前記内管と前記外管との間に形成される空間に設けられ、前記内管をその外周面側から支持する支持部材と、
    前記二重集合管の後端において前記外管と接合され、前記内管と前記外管との間に形成される空間の開口部を塞ぐように形成された出口フランジと、を備え、
    前記出口フランジは、前記二重集合管の先端に向かう突出部を有し、この突出部は、前記内管をその内周面側から支持することを特徴とする排気管集合部構造。
  2. 前記突出部は、前記内管を摺動可能に支持することを特徴とする請求項1に記載の排気管集合部構造。
  3. 前記突出部と前記内管は、前記二重集合管の後端において嵌め合わせられることを特徴とする請求項2に記載の排気管集合部構造。
  4. 前記出口フランジは、前記突出部を除く本体部を有し、この本体部と前記内管は、前記二重集合管の後端において隙間を有することを特徴とする請求項2または3に記載の排気管集合部構造。
  5. 前記突出部の先端の前記内管と接触する面がテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の排気管集合部構造。
  6. 前記支持部材は、前記外管に固定され、前記内管とは摺動可能に接触していることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の排気管集合部構造。
  7. 前記内管と前記外管は、前記先端において接合されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の排気管集合部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112513437A (zh) * 2018-05-15 2021-03-16 康明斯公司 双壁集成凸缘接头

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