JP2007246110A - ロールタイプ自動包装機の縦シールロール - Google Patents

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直樹 川見
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Abstract

【課題】縦シールロールにおけるヒートシール刃表面の凸凹加工の目合わせ調整が簡単に実施でき、この調整のための手間がかからないロールタイプ自動包装機の縦シールロールを提供する。
【解決手段】縦シール機構6には、ヒートシール刃22、23が一対の縦シールロール21、22の円筒外周面に配備されている。そして、正面視前方のヒートシール刃22の表面には滑り止めのための碁盤目凸凹加工24が行われており、正面視後方のヒートシール刃23の表面には横線凸凹加工25が行われている。このヒートシール刃22、23の目合わせは、ヒートシール刃表面の碁盤目凸凹加工24と横線凸凹加工25における横方向の溝合わせを行うだけで良い。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ロールタイプ自動包装機の縦ヒートシールロールに関し、特にこの縦シールロールのヒートシール刃表面加工に関するものである。
従来のロールタイプ自動包装機は、原反ロール状の包装フィルムを繰り出し機構によって上方に引き出し、最上位置にあるガイドロールによって垂直下方に方向転換させ、折り畳み機構によって幅方向に二つ折りにし、次いでこの二つ折り状態の包装フィルムを一対の縦シールロールに導いて縦シールを施す。この縦シールによって二つ折りされた包装フィルムは両端部が接合して円筒状になり、その後、この円筒状包装フィルムは一対の第一横シールロールに導かれて横シールが施されて袋状になり、充填機構によって包装袋の内容物が投入された後、再び第一横シールロールによって包装袋の投入口に対して横シールが施されて封止状態となる。
次に、第一横シールロールによって横シールされた部分に対して、一対の第二横シールロールを用いて再度横シールを施してシール強度を増やした後、この連包状態の包装袋は、第一及び第二のカッター装置に導かれ、横シール中央付近に対して切り離し加工若しくはミシン目加工が施されて個別包装袋となる。
図4は、従来の縦シールロール36の上面図である。図4に示すように、このような従来のロールタイプ自動包装機の縦シールロール36には、二つ折りされた包装フィルムを挟んで縦シールする所謂ヒートシール刃32、33がそれぞれの縦シールロール30、31の円筒外周面に配備されている。そして、このヒートシール刃32、33は、二つ折り状態の包装フィルム端部に対して確実に縦シールを施すと共に包装フィルムを垂直下方に送り出す役目を担っており、このため、ヒートシール刃表面には滑り止めのための碁盤目等の凸凹加工34、35が行われている。
そして、互いに噛み合う一対のヒートシール刃32、33における碁盤目等の凸凹加工34、35が正しく噛み合っていない場合は、お互いのヒートシール刃表面の凸部がぶつかり合って間に挟まっている包装フィルムに穴が開くと言う事象(ピンホール)が発生する。また、お互いのヒートシール刃表面の凹部がぶつかり合う部分では、間に挟まっている包装フィルムに対する押圧力が不足して正しいヒートシールがなされないと言う事象(シール漏れ)も発生する。
このため、この一対の縦シールロール36のヒートシール刃32、33は引用文献1に記載されているように、お互いのロールが正しく噛み合うために一方のヒートシール刃表面の凸部に対して他方のヒートシール刃表面の凹部が相対するように調整されることを前提に各種の工夫並びに設計が行われている。
従って、従来のロールタイプ自動包装機の縦シールロール36においては、ヒートシール刃表面の縦方向(縦シールロール軸方向)の溝合わせ(目合わせ)と、ヒートシール刃表面の横方向(縦シールロール回転方向)の溝合わせ(目合わせ)を行う二方向の調整が必要となる。
特開平11−236060号公報
上記のような縦シールロール36の目合わせ調整は、下記の手順のように実施している。
(1)互いに噛み合う一対の縦シールロール36における軸方向の取り付けを一旦弛めて、この二つのロールの円筒外周面に配備されているヒートシール刃表面の凸凹加工34、35における縦方向の溝合わせを行う。
(2)次に、互いに噛み合う一対の縦シールロール36における回転方向の取り付けを一旦弛めて、この二つのロールの円筒外周面に配備されているヒートシール刃表面の凸凹加工34、35における横方向の溝合わせを行う。
(3)上記溝合わせの後に、縦シールロール36の軸方向及び回転方向の取り付けを固定し、二方向にわたる目合わせ調整が正しく実施されたことを確認する。なお、確認の結果、目合わせ調整がずれた場合は再度(1)から(3)の手順を繰り返す。
このように、目合わせ調整の手間は思った以上に煩雑であり、しかもシールロールを加熱した際に発生する熱膨張や、シールロールの回転運動に伴う振動等により、目合わせ状態が変化し易く、調整のための手間がかかっていた。
本発明は、上記従来のロールタイプ自動包装機における縦シールロールの目合わせ調整の問題点に鑑み創作されたもので、縦シールロールにおけるヒートシール刃表面の凸凹加工の目合わせ調整が簡単に実施でき、この調整のための手間がかからないロールタイプ自動包装機の縦シールロールを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る縦シールロールは、互いに折り曲げられた包装フィルムを垂直下方に引き下ろしながら重ね合わされた包装フィルムの両端部に対してヒートシールを施す二本一対の自動包装機用縦シールロールであって、前記二本一対の縦シールロールの内、どちらか一方の縦シールロールのヒートシール刃表面を碁盤目加工とし、他方の縦シールロールのヒートシール刃表面を横線加工としていることを特徴としている。
また、本発明の請求項2に係る縦シールロールのヒートシール刃表面凸凹加工におけるお互いの目合わせは、ヒートシールロールの回転方向の噛み合い具合を調整する一方向目合わせだけで完了できることを特徴としている。
本発明の請求項1及び請求項2に係る縦シールロールによれば、ヒートシール刃表面の凸凹加工の目合わせ調整が簡単に実施でき、この調整のための手間がかからないロールタイプ自動包装機の縦シールロールを提供できる。
以上説明したように、本発明に係るロールタイプ自動包装機における縦シールロールによれば、ヒートシール刃表面の凸凹加工の目合わせ調整が簡単に実施でき、この調整のための手間がかからないロールタイプ自動包装機の縦シールロールを提供できるという優れた効果を奏し得る。
まず、図1及び図2を用いて、本発明にかかるロールタイプ自動包装機の全体構成について説明する。図1は、本発明にかかるロールタイプ自動包装機の正面図であり、図2は、本発明にかかるロールタイプ自動包装機の一部断面表示を含む側面図である。
図1及び図2に示すように、ロールタイプ自動包装機1(以下、自動包装機1と略す)の機台右側部にリールが設けられており、このリールには包装フィルムを巻回した原反ロール2が脱着交換可能に保持される。 また、包装フィルムは、透明又は半透明な材料から構成され、例えば、PET等のベースフィルム、このベースフィルムよりも融点の低いポリエチレン等のヒートシールフィルムから構成される。また、包装フィルムは、ベースフィルム、中間フィルム、ヒートシールフィルムの3層構造を有してもよい。
自動包装機1の機台上部には原反ロール2から包装フィルムFXを上方に引き出す繰り出し機構3と、一旦最上位置に引き上げられた包装フィルムFXを垂直下方に方向転換させるガイドロール4と、垂直下方に流れる包装フィルムFXを幅方向に二つ折りする折り畳み機構5が配設されている。そして、機台前面部には、折り畳み機構5によって二つ折りされた包装フィルムFYの両端部を挟み込んで縦シールを施す一対の縦シールロールで構成された縦シール機構6と、縦シールされた包装フィルムを横断する方向に挟み込んで最初に横シールを施す一対の横シールロールで構成された第一横シール機構7と、第一横シールロールによって横シールされた部分に対して、再度挟み込んでシール強度を増やすようにした一対の横シールロールで構成された第二横シール機構8が設けられている。
その後、上記シール機構により、連包状態の包装袋となった包装フィルムFZは、第一カッター装置9と第二カッター機構10に導かれ、横シール中央付近に対して切り離し加工若しくはミシン目加工が施されて個別包装袋となる。なお、符号11及び12は、自動包装機1を操作するための操作ボックスである。
図3は、本発明にかかる自動包装機1の縦シール機構6の上面図である。図3に示すように、縦シール機構6には、二つ折りされた包装フィルムを挟んで縦シールする所謂ヒートシール刃22、23が一対の縦シールロール20、21の円筒外周面に配備されている。そして、このヒートシール刃22、23は、二つ折り状態の包装フィルム端部に対して確実に縦シールを施すと共に包装フィルムを垂直下方に送り出す役目を担っており、このため、正面視前方のヒートシール刃22の表面には滑り止めのための碁盤目凸凹加工24が行われている。また、正面視後方のヒートシール刃23の表面には滑り止めのための横線凸凹加工25が行われており、この前方のヒートシール刃22と後方のヒートシール刃23は、お互いのロールが正しく噛み合うために一方のヒートシール刃表面の凸部に対して他方のヒートシール刃表面の凹部が相対するように調整されている。即ち、上記の縦シールロール6の目合わせ調整は、互いに噛み合う一対の縦シールロール6における回転方向の取り付けを一旦弛めて、この二つのロールの円筒外周面に配備されているヒートシール刃表面の碁盤目凸凹加工24と横線凸凹加工25における横方向の溝合わせを行うだけで良い。
このように、本発明における目合わせは一回の調整で完了可能となり、目合わせ調整のための手間を従来の半分以下にすることができる。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有するが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
例えば、図3において正面視前方のヒートシール刃22の表面を碁盤目凸凹加工とし、正面視後方のヒートシール刃23の表面を横線凸凹加工とした例で説明したが、この例に限定するものではなく、正面視前方のヒートシール刃22の表面を横線凸凹加工とし、正面視後方のヒートシール刃23の表面を碁盤目凸凹加工としたものでも本発明と同様な作用効果を発揮することができる。
本発明にかかる自動包装機1の正面図である。 本発明にかかる自動包装機1の一部断面表示を含む側面図である。 本発明にかかる自動包装機1の縦シール機構6の上面図である。 従来の縦シールロール36の上面図である。
符号の説明
1 ロールタイプ自動包装機
2 リール
3 折り返し機構
4 ガイドロール
5 折り畳み機構
6 縦シール機構
7 第一横シール機構
8 第二横シール機構
9 第一カッター装置
10 第二カッター機構
11、12 操作ボックス
20、21 縦シールロール
22、23 ヒートシール刃
24 碁盤目凸凹加工
25 横線凸凹加工
30、31 従来の縦シールロール
32、33 従来のヒートシール刃
34、35 従来の碁盤目等の凸凹加工
36 従来の縦シールロール

Claims (2)

  1. 互いに折り曲げられた包装フィルムを垂直下方に引き下ろしながら重ね合わされた包装フィルムの両端部に対してヒートシールを施す二本一対の自動包装機用縦シールロールであって、
    前記二本一対の縦シールロールの内、どちらか一方の縦シールロールのヒートシール刃表面を碁盤目加工とし、他方の縦シールロールのヒートシール刃表面を横線加工とすることを特徴とする自動包装機用縦シールロール。
  2. 前記縦シールロールのヒートシール刃表面凸凹加工におけるお互いの目合わせは、ヒートシールロールの回転方向の噛み合い具合を調整する一方向目合わせだけで完了できることを特徴とする請求項1記載の自動包装機用縦シールロール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200457702Y1 (ko) 2009-12-15 2011-12-30 주춘철 포장용 필름 봉합장치
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