JP2005088911A - 包装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】包装材料の搬送方向に沿った第一熱シールを施す一対の熱ロール体の環状隆起部の突き当て面間の隙間の微調整を、容易かつ適切に行えるようにする。
【解決手段】一対の熱ロール体2、2はそれぞれ、その回転軸線zを巡るように備えられた環状隆起部20を有している。環状隆起部20は、突き当て面20aを前記ベタシール部分xaを形成させる面形状とした第一部分20bと、突き当て面20aを前記目付けシール部分xbを形成させる面形状とした第二部分20dとを備えていると共に、この第一部分20b及び第二部分20dのいずれか一方を、熱ロール体2を構成する軸本体21に対し取り外し可能に取り付けられているリング体22によって構成させるようにしてある。
【選択図】図4

Description

この発明は、一面に熱溶着可能なシーラント層を備えた薄手の包装材料を搬送させながらこの包装材料に、この包装材料の搬送方向に沿った第一熱シールを施した後、この包装材料の搬送方向に交叉する向きの第二熱シールをこの包装材料の搬送方向において所定の間隔を開けて施して、この包装材料から隣り合う第二熱シール間に被包装物を充填封入させた包装袋体を連続的に生成する包装装置の改良に関する。
熱溶着可能なシーラント層を備えた薄手の包装材料に対し、包装材料の搬送方向に沿った第一熱シールと、この包装材料の搬送方向に交叉する向きの第二熱シールとを施して、被包装物を充填封入させた包装袋体を連続的に生成させる包装装置が知られている。(三方シール包装、四方シール包装、ピロータイプ包装などの小袋包装を行う包装装置)
かかる包装装置においては、前記第一熱シールを、図8および図9に示されるような金属製の一対の熱ロール体100、100間に包装材料を送り込むことにより、この包装材料に施すようにしている。一対の熱ロール体100、100はそれぞれその回転軸線を巡る向きの環状隆起部200を一体に有しており、その環状隆起部200を他方の熱ロール体100の環状隆起部200に間に包装材料を挟んだ状態で突き当てさせるように回転され、このように突き当てられる環状隆起部200によって包装材料に前記第一熱シールが施される。
このように施される第一熱シールには、シール面を概ね平坦としたベタシール部分と、このベタシール部分に隣り合う目付けシール部分とを持ったものがある。
こうした第一熱シールを形成させようとする場合には、熱ロール体100の前記環状隆起部200の突き当て面に、平坦な面と、この平坦な面に隣り合う目付けシール部を形成させる面形状を持った面とを、形成させる必要が生じる。
図8および図9は、目付シール部分を碁盤の目状の形状とさせるように熱ロール体100の環状隆起部200の突き当て面を成形させた例を示しており、この例では、環状隆起部200が平坦周回面201と、細かな突起を規則的に備えた凹凸周回面202とを隣り合うように備えている。
しかるに、かかる一対の熱ロール体100、100の環状隆起部200の平坦周回面201間の隙間S1と、凹凸周回面間202の隙間S2とは、ほぼ等しくなっていることが好ましい場合もあれば、いずれかがやや広くなっていることが好ましい場合もあり、微妙な調整が必要とされている。すなわち、凹凸周回面202間では包装材料には屈曲と押圧が施され、平坦周回面201間では屈曲は施されないが、いずれの間においても包装材料に適切な第一熱シールが施されなければならないところ、そのために適切な隙間S1、S2の大きさは両周回面201、202間において一様ではなく、包装材料の性状や厚さやコシ、包装材料に対して加えられる圧力や温度などの諸条件によって異なる。特に、近年では、単位時間あたりの包装袋体の生成量を増やす観点から包装材料の搬送速度を速める要請が強く、第一熱シール付与にあたっての包装材料への熱伝達時間を長く確保できない場合も少なくないため、適切に第一熱シールを付与するため前記隙間S1、S2の微調整がよりシビアに求められてきている。
もちろん、こうした隙間S1、S2は、一方の熱ロール体100の回転軸線と他方の熱ロール体100の回転軸線との間の間隔を変えることによっても調整はできるが、こうした調整では、一対の熱ロール体100、100における環状隆起部200の平坦周回面201間の隙間S1の変化に対し、凹凸周回面202間の隙間S2の変化が一様にならないため、前記のような微調整の要請を満たすものとはならない。
このため、従来は、一対の熱ロール体100、100をひとまず成形した後、予定される包装材料に対して適切に第一熱シールを施し得るものとなっているかどうかの試験を行い、良好な結果が得られなければそれが得られるまで、熱ロール体100の環状隆起部200の外径を調整する切削などを繰り返さなければならなず、場合によっては最初から熱ロール体100を成形し直さざるを得ないこともあった。
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種の包装装置において、包装材料の搬送方向に沿った第一熱シールをこの包装材料に施す一対の熱ローラ体における環状隆起部の突き当て面間の隙間の微調整を、容易かつ適切に行えるようにする点にある。
前記問題点を解決するために、この発明では包装装置が以下の(1)〜(6)の構成を備えたものとした。
(1)一面に熱溶着可能なシーラント層を備えた薄手の包装材料を搬送させながらこの包装材料に、この包装材料の搬送方向に沿った第一熱シールを施した後、この包装材料の搬送方向に交叉する向きの第二熱シールをこの包装材料の搬送方向において所定の間隔を開けて施して、この包装材料から隣り合う第二熱シール間に被包装物を充填封入させた包装袋体を連続的に生成する包装装置であって、
(2)前記第一熱シールが、シール面を概ね平坦としたベタシール部分と、このベタシール部分に隣り合う目付けシール部分とを有するように、包装材料にこの第一熱シールを施すようになっており、
(3)しかも、この第一熱シールを、包装材料の搬送方向に交叉する向きに回転軸線を配した一対の熱ロール体の間に、この包装材料を通過させることによって施すようにしてあり、
(4)この一対の熱ロール体はそれぞれ、その回転軸線を巡るように備えられた環状隆起部を有しており、その環状隆起部を他方の熱ロール体の環状隆起部に包装材料を間に挟んで突き当てさせるように配されており、このように突き当てさせられる一対の熱ロール体の環状隆起部によって包装材料に前記第一熱シールが施されるようになっており、
(5)この環状隆起部は、
突き当て面を前記ベタシール部分を形成させる面形状とした第一部分と、
突き当て面を前記目付けシール部分を形成させる面形状とした第二部分とを備えていると共に、
(6)この第一部分及び第二部分のいずれか一方を、熱ロール体を構成する軸本体に対し取り外し可能に取り付けられているリング体によって構成させるようにしてある。
かかる構成によれば、一対の熱ローラ体の第二部分の突き当て面間の隙間との関係での第一部分の突き当て面間の隙間の微調整を、リング体を取り替えることによって容易になすことができる。
すなわち、第二部分をリング体によって構成させる場合にあっては、一対の熱ローラ体における第二部分の突き当て面間の隙間を変更することなく第一部分の突き当て面間の隙間を広げるのであれば、第二部分を構成するリング体を外径をやや大きくするリング体に取り替え、また、この第二部分の突き当て面間の隙間を変更することなく第一部分の突き当て面間の隙間を狭めるのであれば、第二部分を構成するリング体を外径をやや小さくするリング体に取り替える。
また、第一部分をリング体によって構成させる場合にあっては、一対の熱ローラ体における第二部分の突き当て面間の隙間を変更することなく第一部分の突き当て面間の隙間を広げるのであれば、第一部分を構成するリング体を外径をやや小さくするリング体に取り替え、また、この第二部分の突き当て面間の隙間を変更することなく第一部分の突き当て面間の隙間を狭めるのであれば、第一部分を構成するリング体を外径をやや大きくするリング体に取り替える。すなわち、この実施の形態にかかる包装装置にあっては、こうした隙間の微調整を第一部分を一体に備えた軸本体側、あるいは、第二部分を一体に備えた軸本体側にさらなる加工を施すことなく、容易かつ適切になすことができる。
この発明にかかる包装装置によれば、包装材料の搬送方向に沿った第一熱シールであってベタシール部と目付けシール部とを有する第一熱シールをこの包装材料に施す一対の熱ローラ体における環状隆起部の突き当て面間の隙間の微調整を、容易かつ適切に行なうことができる。包装装置の低廉供給に資すると共に、熱ローラ体のメンテナンスを容易とする特長を有している。
以下、図1ないし図7に基づいて、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、ここで図1は、包装装置の一例を示しており、また、図2は、図1に示される包装装置により生成された包装袋体Fの一例を示している。
また、図3ないし図5は、この包装装置を構成する第一熱シールxを施す熱ロール体2の環状隆起部20のうち目付けシール部分xbを施す第二部分20dを軸本体21に取り外し可能取り付けるリング体22によって構成させた例を示しており、特に、図3は、このリング体22と軸本体21を分離させた状態を示している。
また、図6および図7は、この包装装置を構成する第一熱シールxを施す熱ロール体2の環状隆起部20のうちベタシール部分xaを施す第一部分20bを軸本体21に取り外し可能取り付けるリング体23によって構成させた例を示しており、特に、図6は、このリング体23と軸本体21を分離させた状態を示している。
この実施の形態にかかる包装装置は、一面に熱溶着可能なシーラント層を備えた薄手の包装材料Hを搬送させながらこの包装材料Hに、この包装材料Hの搬送方向に沿った第一熱シールxを施した後、この包装材料Hの搬送方向に交叉する向きの第二熱シールyをこの包装材料Hの搬送方向において所定の間隔を開けて施して、この包装材料Hから隣り合う第二熱シールy、y間に被包装物Mを充填封入させた包装袋体Fを連続的に生成するものである。
(薄手の包装材料H)
薄手の包装材料Hとしては、一面に熱溶着可能なシーラント層を備えたシート状、フィルム状をなすものが予定される。
例えば、合成樹脂製のベースフィルムの一面にシーラント層を備えさせたもの、紙製のベースシートの一面にシーラント層を備えさせたもの、などが予定される。ベースシートやベースフィルムなどとシーラント層の間には、必要に応じて一層又は二層以上の中間層が備えさせられる。
かかる包装材料Hは、典型的には、原反ロールの状態で用意される。すなわち、かかる包装材料Hは、芯材(芯管、紙管などと称される。)の回りにこの包装材料Hを所定の長さ分巻き付けさせることにより、原反ロールとされ、その巻き終わり端側から順次引き出されて供給される。
(被包装物M)
被包装物Mとしては、粉状体、粒状体、流体、粘性流体などが予定される。
(包装装置)
包装装置による包装としては、三方シール包装、四方シール包装、ピロータイプ包装などが予定される。
図1は、これらのうちの、三方シール包装をなす包装装置の一例を示したものである。
図1に示される小袋包装装置は、
(1)熱溶着可能な薄手の包装材料Hを筒形に成形させ、かつ、縦向きに搬送させながら、
(2)この包装材料Hが筒形に成形された位置より先の位置において、この包装材料Hに対しこの包装材料Hの搬送方向Pに交叉する向きの第二熱シールyを所定のピッチ毎に施すと共に、
(3)先順位で施された第二熱シールyを充填底として次順位の第二熱シールyが施されるまでの間に、筒形に成形された包装材料Hの内方に位置される充填管1を介して被包装物Mを充填し、
(4)この充填後に施される次順位の第二熱シールyによって、被包装物Mの充填された包装袋体Fを連続的に生成するようになっている。
図1に示される例にあっては、前記包装材料Hをシーラント層の備えられた側が内側となるように二つ折りにした後、この包装材料Hの折った側と反対の側縁部Haに対して、この包装材料Hの長さ方向、つまり、この包装材料Hの搬送方向Pに沿った第一熱シールxを施すことにより、この包装材料Hを筒形に成形するようにしている。
かかる第一熱シールxは、包装材料Hの搬送方向に交叉する向きに回転軸線zを配した一対の熱ロール体2、2の間に、この包装材料Hを通過させることによって施されるようになっている。
また、この一対の熱ロール体2、2はそれぞれ、その回転軸線zを巡るように備えられた環状隆起部20を有しており、その環状隆起部20を他方の熱ロール体の環状隆起部20に包装材料Hを間に挟んで突き当てさせるように配されており、このように突き当てさせられる一対の熱ロール体2、2の環状隆起部20によって包装材料Hに前記第一熱シールxが施されるようになっている。
具体的には、図1に示されるように、かかる一対の熱ロール体2、2はそれぞれ、その一端部に環状隆起部20を有しており、自らの環状隆起部20の端面に他方の熱ロール体の環状隆起部20の端面を突き当てさせるように近接させた状態で、回転されるようになっている。そして、前記のようにこの一対の熱ロール体2、2間に受け入れられる二つ折りにされた包装材料Hの折った側と反対の側縁部Haをこのように近接される一対の熱ロール体2、2の環状隆起部20間において挟み込み、この包装材料Hの折った側と反対の側縁部Haに前記第一熱シールxを連続的に施しながら、この包装材料Hを下方に向けて送り出すようにしている。すなわち、図1に示される例にあっては、この一対の熱ロール体2、2の配設箇所より下方の位置において、包装材料Hが筒形に成形されるようになっている。かかる熱ロール体は、典型的には、内部に棒状ヒータが納められ、このヒータによって加熱される金属体によって構成される。
そして、図1に示される例にあっては、前記のように筒形に成形されて搬送される包装材料Hに対し、この包装材料Hの搬送方向Pにおいて、所定のピッチを開けて、この包装材料Hの搬送方向Pに交叉する向きの第二熱シールyを施すことにより、包装袋体Fを連続的に生成させるようにしてある。すなわち、先順位で施された第二熱シールyと次順位で施された第二熱シールyとの間に一つの被包装物Mの封入空間Faが形成される。
図1に示される例にあっては、このように第二熱シールyが施され、かつ、被包装物Mを封入空間Faに封入させた包装材料Hに対し、第二熱シールyの範囲内において、包装材料Hの搬送方向Pに交叉する向きのカッティングを施して、被包装物Mが充填されて連続的に生成された包装袋体Fを独立した包装袋体Fに切り分けるようにしている。図示の例では、可動刃と固定刃とからなるカッティング手段4によって、かかる切り分けをなすようにしている。こうした切り分けに替えて、前記第二熱シールyの範囲内において、包装材料Hの搬送方向Pに交叉する向きのミシン目を施すようにする場合もある。
また、図1に示される例では、第二熱シールyも、一対の熱ロール体3、3によってなすようにしてある。すなわち、図1に示される例にあっては、一対の熱ロール体3、3は、それぞれその外周部に、その回転軸線に沿った隆起部30を有していると共に、一対の熱ロール体3、3一方の隆起部30と他方の隆起部30とが、それぞれの熱ロール体3の回転により所定の周期で近接されるようになっている。そして、この一対の熱ロール体3、3間に上方から送り込まれる筒形に成形された包装材料Hを、このように近接される一対の熱ロール体3、3の隆起部30間において挟み付けて、前記第二熱シールyを施すようにしている。かかる熱ロール体3も、典型的には、内部に棒状ヒータが納められ、このヒータによって加熱される金属体によって構成される。
そして、図1に示される例にあっては、前記被包装物Mは、先順位で施された第二熱シールyを充填底として次順位の第二熱シールyが施されるまでの間に、筒形に成形された包装材料Hの内方に位置される充填管1を介して充填されるようになっている。
すなわち、充填管1は、下端を開放させており、この開放された下端から図示しないホッパーに蓄えられた被包装物Mが所定の量分づつ送り出されるようになっている。
(第一熱シールx)
また、かかる包装装置により施される前記第一熱シールxは、シール面を概ね平坦としたベタシール部分xaと、このベタシール部分xaに隣り合う目付けシール部分xbとを有するようになっている。(図2)
典型的には、かかるベタシール部分xaは、目付けシール部分xbよりも生成される包装袋体Fの内方に位置されるように形成される。
目付けシール部分xbの形状には、典型的には、碁盤目(ほぼ方形の細かな凹部と突部とを碁盤の目状に配列させてなるもの)、ラック目(包装材料Hの搬送方向に沿った線状突部によってなるもの、あるいは、包装材料Hの搬送方向に交叉する向きに延びる線状突部によってなるもの)、アヤ目(ほぼ方形の細かな凹部と突部とを千鳥状に配列させてなるもの)などがある。
(一対の熱ロール体2、2の環状隆起部20)
前記第一熱シールxを形成させる一対の熱ロール体2、2はそれぞれ、
軸本体21と、
この軸本体21の外周面から突き出し、かつ、この軸本体21の回転軸線を巡る環状隆起部20とを備えている。
熱ロール体2は、包装材料Hに対して、この環状隆起部20の突き出し端面、すなわち、他方の熱ロール体2の環状隆起部20に包装材料Hを挟んで突き当てられる突き当て面20aによってのみ接するようになっている。
また、かかる一対の熱ロール体2、2の環状隆起部20は、
突き当て面20aを前記ベタシール部分xaを形成させる面形状とした第一部分20bと、
突き当て面20aを前記目付けシール部分xbを形成させる面形状とした第二部分20dとを備えている。
第一部分20bの突き当て面20aは、熱ロール体2の回転軸線にほぼ平行をなす面であって、かつ、平坦な面となってる。
一方、第二部分20dの突き当て面20aは、凹凸を備えた面となってる。
そして、一対の熱ロール体2、2は、その第一部分20bの突き当て面20aを他方の熱ロール体2の第一部分20bの突き当て面20aに前記のように突き当てさせ、かつ、その第二部分20dの突き当て面20aを他方の熱ロール体2の第二部分20dの突き当て面20aに前記のように突き当てさせて、両熱ロール体2、2間に送り込まれる包装材料Hに、ベタシール部分xaと目付シール部分xbとからなる第一熱シールxを施しながら、この包装材料Hを両熱ロール体2、2間から送り出すように回転されるものとなっている。
そして、かかる包装装置にあっては、前記第一部分20b及び第二部分20dのいずれか一方を、熱ロール体2を構成する軸本体21に対し取り外し可能に取り付けられているリング体22、23によって構成させるようにしてある。
具体的には、図3〜図5に示される例にあっては、第一部分20bは軸本体21に一体に備えられている。これに対し、第二部分20dは、軸本体21をリング内方に入れ込ませるようにしてこの軸本体21に取り付けられるリング体22によって構成されるようになっている。すなわち、かかるリング体22の外周面が第二部分20dの突き当て面20aとなるようにしてある。この例にあっては、軸本体21の両端間に形成された太径部21aの外径とリング体22の内径とがほぼ等しくなるようにしてあると共に、この太径部21aの側方にこの太径部21aの外周面よりも突き当て面20aを外方に位置させるようにして第一部分20bが軸本体21と一体に形成されている。また、この例にあっては、リング体22の一方の端面22bとリング体22の外周面とが接し合う縁に沿って、このリング体22の外周面に、周回段上面22aが形成されていると共に、この周回段上面22aが第二部分20dの突き当て面20aとなるようにしてある。この例にあっては、リング体22の一方の端面22bを第一部分20bの一方側面20cに突き当てさせる位置において、リング体22の前記周回段上面22aの形成されていない周面部に開設されたねじ穴22cに止め付けねじ22dをねじ込み、この止め付けねじ22dを軸本体21の太径部21aの外周面に押しつけることにより、軸本体21にリング体22を取り外し可能に固着するようにしてある。
また、図6および図7に示される例にあっては、第二部分20dは軸本体21に一体に備えられている。これに対し、第一部分20bは、軸本体21をリング内方に入れ込ませるようにしてこの軸本体21に取り付けられるリング体23によって構成されるようになっている。すなわち、かかるリング体23の外周面が第一部分20bの突き当て面20aとなるようにしてある。この例にあっては、軸本体21の両端間に形成された太径部21aの外径とリング体23の内径とがほぼ等しくなるようにしてあると共に、この太径部21aの側方にこの太径部21aの外周面よりも突き当て面20aを外方に位置させるようにして第二部分20dが軸本体21と一体に形成されている。この例にあっては、リング体23の一方の端面23aを第二部分20dの一方側面20eに突き当てさせる位置において、軸本体21にリング体22を取り外し可能に固着するようにしてある。
これにより、この実施の形態にかかる包装装置にあっては、一対の熱ロール体2、2の第二部分20dの突き当て面20a間の隙間S2(一対の熱ロール体2、2の環状隆起部20が相互にもっとも近接した位置での突き当て面20a間の隙間)との関係での第一部分20bの突き当て面20a間の隙間S1の微調整を、リング体22を取り替えることによって容易になすことができる。
すなわち、第二部分20dをリング体22によって構成させる場合にあっては、一対の熱ロール体2、2における第二部分20dの突き当て面20a間の隙間S2を変更することなく第一部分20bの突き当て面20a間の隙間S1を広げるのであれば、第二部分20dを構成するリング体22を外径をやや大きくするリング体22に取り替え、また、この第二部分20dの突き当て面20a間の隙間S2を変更することなく第一部分20bの突き当て面20a間の隙間S1を狭めるのであれば、第二部分20dを構成するリング体22を外径をやや小さくするリング体22に取り替える。
また、第一部分20bをリング体22によって構成させる場合にあっては、一対の熱ロール体2、2における第二部分20dの突き当て面20a間の隙間S2を変更することなく第一部分20bの突き当て面20a間の隙間S1を広げるのであれば、第一部分20bを構成するリング体22を外径をやや小さくするリング体22に取り替え、また、この第二部分20dの突き当て面20a間の隙間S2を変更することなく第一部分20bの突き当て面20a間の隙間S1を狭めるのであれば、第一部分20bを構成するリング体22を外径をやや大きくするリング体22に取り替える。すなわち、この実施の形態にかかる包装装置にあっては、こうした隙間の微調整を第一部分20bを一体に備えた軸本体21側、あるいは、第二部分20dを一体に備えた軸本体21側にさらなる加工を施すことなく、容易かつ適切になすことができる。
なお、図示の例にあっては、第二部分20dの突き当て面20aによって包装材料Hに碁盤目状をなす目付けシール部分xbが施されるようになっている。
第二部分20dの突き当て面20aの面形状は、熱ロール体2の回転軸線方向に沿って隣り合うV字状横溝との間に等しい間隔をあけて形成された複数のV字状横溝と、熱ロール体2の回転方向に沿って隣り合うV字状縦溝との間に等しい間隔をあけて形成された複数のV字状縦溝とによって、細かな四角錐状をなす凸部を規則的に備えたものとなっている。そして、一対の熱ロール体2、2の一方の第二部分20dの突き当て面20aを構成するこの凸部20gのそれぞれを、一対の熱ロール体2、2の他方の第二部分20dの突き当て面20aを構成する隣り合う凸部20g、20g間の凹部20fに入り込ませるようにして、両熱ロール体2、2の第二部分20dの突き当て面20a同士が包装材料Hを間に挟んで突き当てられるようになっている。
図3〜図5に示される例にあっては、第一部分20bの突き当て面20aを通る水平線rが第二部分20dの突き当て面20aを構成する凸部20gの高さ寸法のほぼ中程を通る位置を一つの基準とすれば、(図 の(b))第二部分20dを構成するリング体22をこの基準状態のリング体22よりも外径をやや大きくするリング体22とすれば、一対の熱ロール体2、2の第一部分20bの突き当て面20a間の隙間寸法を広げることができ、(図 の(c))第二部分20dを構成するリング体22をこの基準状態のリング体22よりも外径をやや小さくするリング体22とすれば、一対の熱ロール体2、2の第一部分20bの突き当て面20a間の隙間寸法を狭めさせることができることとなる。(図 の(a))
包装装置の一例を示した斜視構成図 図1に示される包装装置によって生成された包装袋体Fの一つを示した斜視図 熱ロール体2を構成する軸本体21とリング体22とを分離させた状態を示した構成図 一対の熱ロール体2、2の配設状態を示した要部構成図 一対の熱ロール体2、2の環状隆起部20の突き当て面20a間の隙間S1、S2の様子を示した拡大断面構成図 熱ロール体2を構成する軸本体21とリング体23とを分離させた状態を示した構成図 一対の熱ロール体2、2の配設状態を示した要部構成図 従来例を示した側面構成図 図8におけるA部拡大構成図
符号の説明
H 包装材料
F 包装袋体
M 被包装物
x 第一熱シール
y 第二熱シール
2 熱ロール体
20 環状隆起部
20a 突き当て端面
20b 第一部分
20d 第二部分
21 軸本体
22、23 リング体

Claims (1)

  1. 一面に熱溶着可能なシーラント層を備えた薄手の包装材料を搬送させながらこの包装材料に、この包装材料の搬送方向に沿った第一熱シールを施した後、この包装材料の搬送方向に交叉する向きの第二熱シールをこの包装材料の搬送方向において所定の間隔を開けて施して、この包装材料から隣り合う第二熱シール間に被包装物を充填封入させた包装袋体を連続的に生成する包装装置であって、
    前記第一熱シールが、シール面を概ね平坦としたベタシール部分と、このベタシール部分に隣り合う目付けシール部分とを有するように、包装材料にこの第一熱シールを施すようになっており、
    しかも、この第一熱シールを、包装材料の搬送方向に交叉する向きに回転軸線を配した一対の熱ロール体の間に、この包装材料を通過させることによって施すようにしてあり、
    この一対の熱ロール体はそれぞれ、その回転軸線を巡るように備えられた環状隆起部を有しており、その環状隆起部を他方の熱ロール体の環状隆起部に包装材料を間に挟んで突き当てさせるように配されており、このように突き当てさせられる一対の熱ロール体の環状隆起部によって包装材料に前記第一熱シールが施されるようになっており、
    この環状隆起部は、
    突き当て面を前記ベタシール部分を形成させる面形状とした第一部分と、
    突き当て面を前記目付けシール部分を形成させる面形状とした第二部分とを備えていると共に、
    この第一部分及び第二部分のいずれか一方を、熱ロール体を構成する軸本体に対し取り外し可能に取り付けられているリング体によって構成させるようにしてあることを特徴とする包装装置。
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