JP2007243479A - 故障影響度判定方法及び装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な設定のLSPが混在するRSVP-TEネットワークにおいて、あるリンク・ノードが故障した際に影響を受けるLSPを抽出し、その影響度を判定する。
【解決手段】本発明は、トポロジ情報、LSP情報、故障箇所情報を取得し、故障によって影響を受けるLSP群と故障によって影響を受けないLSP群に分類し、LSP分類記憶手段に格納し、LSP分類記憶手段から故障によって影響を受けないLSP群を取得し、個々のLSPの影響度を全て影響なしと判定し、影響度を影響度記憶手段に格納する。また、LSP分類記憶手段から、故障によって影響を受けるLSP群をLSP分類記憶手段から取得し、取得したLSPのLSP情報と故障箇所情報を参照し、影響度と新利用経路と状態を判定し、影響度を影響度記憶手段に格納し、影響度記憶手段に格納されたLSP毎の影響度を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、故障影響度判定方法及び装置及びプログラムに係り、特に、RSVP-TE(Resource Reservation Signaling Protocol for Traffic Engineering)が動作するMPLS(Multi Protocol Label Switching)ネットワークにおいて、FRR(Fast Reroute)やBackup LSPなど、様々なプロテクション方式が設定されているLSP(Label Switching Path)が、故障時にどのような影響を受けるかを調べるための故障影響度判定方法及び装置及びプログラムに関する。
近年、MPLSネットワークを構築する上で、トラフィックエンジニアリングや高速迂回(FRR)を可能とするRSVP-TEが注目されている。RSVP-TEでは、シグナリングメッセージでExplicit Routeを指定することができ、その指定方法には、全ての通過ノードを指定するStrict指定と、指定されたノード間の経路はIGP(Interior Gateway Protocol)の最短経路に従うLoose指定がある。また、LSP毎に要求帯域を指定し、帯域を確保することができる。従って、上記で決定した経路上のリンクに要求帯域分の空きがない場合は、LSPを設定することができない(例えば、非特許文献1参照)。
故障時にLSPを迂回させるプロテクション方式は大きく分けて2つある。Local RepairとGlobal Repairである。Local Repairは、LSPの故障箇所を部分的に、かつ、高速に迂回する方式で、FRRとも呼ばれる。
図13に示すように、FRRには1本のLSPの全てのノード・リンクを保護するようにノードが自動でDetour LSPをCSPFアルゴリズムにより計算し設定するOne-to-one Backupと、特定のリンク・ノードを保護し、複数のトンネルを同時に迂回可能なFacility Backupがある。Facility Backupの迂回路は、Bypass LSPと呼ばれ、ノードがCFPFアルゴリズムにより自動で計算する方法と、LSPと同様、Explicit Routeを指定する方法がある(例えば、非特許文献2参照)。Detour LSPやBypass LSPにおいて、迂回路の始点となるLSP上のノードをPLR(Point of Local Repair)、迂回路の終点となるLSP上のノードをMP(Merge Point)と呼ぶ。
Global Repairは、LSPのIngress-Egressノード間で新たなLSPに切り替える方式で、予備のLSP(Backup LSP)を予め設定しておくことや、故障箇所がLoose指定区間にある場合、経路の再計算を行うことによって実現される。但し、経路の再計算で経路が発見されてもその経路に要求帯域分の空きが無ければ、迂回することはできない。
このように、様々な経路設定・迂回路設定が行われているRSVP-TEネットワークでは、他のLSPの予約帯域や個々のLSPのFRRやBackup LSP等の設定の組み合わせによって、リンク・ノード故障時の影響の受け方がLSPによって異なる。これまでは影響度を図るための明確な方式が無かったため、障害発生時の対処方法の優先付けが困難で、管理者による効率的な障害復旧処理ができなかった。また、RSVP-TEネットワークを構築する際、故障による影響をできるだけ小さくするようなLSP及びプロテクション方式を設計するための明確な指標が無かった。
RFC3209 RSVP-TE: Extensions to RSVP for LSP Tunnels RFC4090 Fast Reroute Extensions to RSVP-TE for LSP Tunnels
RSVP-TEネットワークにおいて、LSP毎に異なる経路設定や予約帯域設定がなされている場合や、LSP毎に異なるプロテクション方式が設定されている場合、リンク/ノード故障による影響の受け方がLSP毎に異なる。故障の際は、影響度の大きいLSPを優先的に普及させるなど、効率的な復旧を行う必要があるが、影響を受けるLSPやその影響度合いを自動的に取得する手段はなかった。
また、LSPの経路設計やプロテクションのための迂回経路の設計を行う際に、故障影響度をネットワーク全体で小さくすることが重要だが、故障影響度を明示的に示す指標がない。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、様々な設定のLSPが混在するRSVP-TEネットワークにおいて、あるリンク・ノードが故障した際に影響を受けるLSPを抽出し、その影響度を判定することが可能な故障影響度判定方法及び装置及びプログラムを提供することを目的とする。
また、影響度を数値的に表すことにより、ネットワーク設計の際のパラメータとして用いることが可能な故障影響度判定方法及び装置及びプログラムを提供することを目的とする。
図1は、本発明の原理を説明するための図である。
本発明(請求項1)は、RSVP-TEが動作するMPLSネットワークにLSP及び、該LSPにFRRやBackup LSPなどの代替経路が設定されている状況で、情報取得手段、LSP分類手段、影響なしLSP計算手段、影響ありLSP計算手段、影響度出力手段、及び複数の記憶手段を有する故障影響度判定装置における、あるリンクまたはノードで故障が発生したときのLSPの影響を判定する故障影響度判定方法であって、
情報取得手段が、ネットワークの各ノードの接続関係を表したトポロジ情報及び、該ネットワークに設定されているLSP群の個々の設定情報と利用経路と状態を表すLSP情報及び、影響度判定の対象とする故障の位置情報を表す故障箇所情報を取得する情報取得ステップ(ステップ1)と、
LSP分類手段が、情報取得ステップで取得したLSP情報を参照し、故障によって影響を受けるLSP群と故障によって影響を受けないLSP群に分類し、該LSP情報と共に分類毎にLSP分類記憶手段に格納するLSP分類ステップ(ステップ2)と、
影響なしLSP計算手段が、LSP分類記憶手段から、故障によって影響を受けないLSP群を取得し、個々のLSPの影響度を全て影響なしと判定し、該影響度を影響度記憶手段に格納する影響なしLSP計算ステップ(ステップ3)と、
影響ありLSP計算手段が、LSP分類記憶手段から、故障によって影響を受けるLSP群をLSP分類記憶手段から取得し、情報取得ステップで取得したLSPのLSP情報と故障箇所情報を参照し、影響度と新利用経路と状態を判定し、該影響度を影響度記憶手段に格納する処理を、全てのLSP分類記憶手段の故障によって影響を受けるLSPに対して行う影響ありLSP計算ステップ(ステップ4)と、
影響度出力手段が、影響度記憶手段に格納されたLSP毎の影響度を出力する影響度出力ステップ(ステップ5)と、を行う。
また、本発明(請求項2)は、情報取得ステップ(ステップ1)において得られたLSP情報中のLSPが全て正常状態の場合に、
影響ありLSP計算ステップ(ステップ4)において、
影響ありLSP計算手段は、故障時の代替経路への切り替え時間が短いほど影響度が小さく、また、故障時の代替経路が多く存在するLSPほど影響度が小さいこととする。
また、本発明(請求項3)は、情報取得ステップ(ステップ1)において得られたLSP情報中のLSPの中に、予約帯域オーバまたは経路なしのため失敗状態のLSPが存在する場合に、
影響ありLSP計算ステップ(ステップ4)において、
影響ありLSP計算手段は、故障の発生により予約帯域オーバにより失敗状態のLSP
が正常状態に変化する場合の影響度は、影響なしLSPの影響度よりも小さく、正常状態のLSPの影響度は、故障時の代替経路への切り替え時間が短いほど影響度が小さく、また、故障時の代替経路が多く存在するLSPほど影響度が小さいこととする。
図2は、本発明の原理構成図である。
本発明(請求項4)は、RSVP-TEが動作するMPLSネットワークにLSP及び、該LSPにFRRやBackup LSPなどの代替経路が設定されている状況で、あるリンクまたはノードで故障が発生したときのLSPの影響を判定する故障影響度判定装置であって、
ネットワークの各ノードの接続関係を表したトポロジ情報及び、該ネットワークに設定されているLSP群の個々の設定情報と利用経路と状態を表すLSP情報及び、影響度判定の対象とする故障の位置情報を表す故障箇所情報を取得する情報取得手段110と、
情報取得手段110で取得したLSP情報を参照し、故障によって影響を受けるLSP群と故障によって影響を受けないLSP群に分類し、該LSP情報と共に分類毎にLSP分類記憶手段160に格納するLSP分類手段120と、
LSP分類記憶手段160から故障によって影響を受けないLSP群を取得し、個々のLSPの影響度を全て影響なしと判定し、該影響度を影響度記憶手段190に格納する影響なしLSP計算手段130と、
LSP分類記憶手段160から故障によって影響を受けるLSP群を取得し、情報取得ステップで取得したLSPのLSP情報と故障箇所情報を参照し、影響度と新利用経路と状態を判定し、該影響度を影響度記憶手段190に格納する処理を、LSP分類記憶手段の全ての故障によって影響を受けるLSPに対して行う影響ありLSP計算手段140と、
影響度記憶手段190に格納されたLSP毎の影響度を出力する影響度出力手段150と、を有する。
また、本発明(請求項5)は、影響ありLSP計算手段140において、
情報取得手段において得られたLSP情報中のLSPが全て正常状態の場合に、
故障時の代替経路への切り替え時間が短いほど影響度が小さく、また、故障時の代替経路が多く存在するLSPほど影響度が小さいこととする。
また、本発明(請求項6)は、影響ありLSP計算手段140において、
情報取得手段110において得られたLSP情報中のLSPの中に、予約帯域オーバまたは経路なしのため失敗状態のLSPが存在する場合に、
故障の発生により予約帯域オーバにより失敗状態のLSPが正常状態に変化する場合の影響度は、影響なしLSPの影響度よりも小さく、正常状態のLSPの影響度は、故障時の代替経路への切り替え時間が短いほど影響度が小さく、また、故障時の代替経路が多く存在するLSPほど影響度が小さいこととする。
本発明(請求項7)は、コンピュータを、請求項4乃至6記載の故障影響判定装置として機能させる故障影響判定プログラムである。
上記のように本発明によれば、様々な経路・プロテクション設定がなされているLSPが混在するRSVP-TEネットワークにおいて、故障が発生したときのLSPの影響度合いを自動的に判定し、また、その影響度合いを数値化することが可能であるため、復旧の優先度などを容易に決定することが可能となる。
また、本発明では、ある一つのリンクまたはノードが故障した場合の影響度を出力するが、これをあるLSP上の全てのリンク・ノードを故障箇所として指定し、それぞれの計算で得られた影響度の平均または合計を取ることにより、LSP全体としての影響度を得ることが可能である。この値は、故障影響度の小さいネットワーク設計を行う際のパラメータとして用いることができる。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施の形態]
図3は、本発明の第1の実施の形態における故障影響度判定装置の構成を示す。
同図に示す故障影響度判定装置100は、情報取得部110、LSP分類部120、影響なしLSP計算部130、影響ありLSP計算部140、影響度出力部150、LSP分類記憶部160、計算済みLSP記憶部170、予約帯域記憶部180、影響度記憶部190から構成される。
情報取得部110は、外部からトポロジ情報、LSP情報、故障箇所情報、影響度計算パラメータを入力装置からの入力、または、記憶装置から読み出すことにより取得する。
LSP分類部120は、情報取得部110で取得したLSP情報と故障箇所情報を参照し、LSPを故障によって影響を受けるLSPと故障によって影響を受けないLSPとに分類し、LSP分類記憶部160に格納する。
影響なしLSP計算部130は、LSP分類記憶部160から故障によって影響を受けないLSPに分類されたLSPを取得し、Primary LSPを全て影響なしと判定し、影響度、利用経路及び予約帯域を影響度記憶部190に格納し、当該LSPを計算済みLSP記憶部170に格納し、リンク毎の予約帯域を計算して予約帯域記憶部180に格納する。
影響ありLSP計算部140は、LSP分類記憶部160から故障によって影響を受けるLSPに分類されたLSPを取得し、当該LSPの影響度を判定し、経路計算機能により新たに計算された利用経路、及び要求帯域を影響度記憶部190に格納し、当該LSPを計算済LSP記憶部170に格納する。また、利用経路と要求帯域を参照し、LSPが通過するリンクに予約帯域を加算し、リンク毎の予約帯域を予約帯域記憶部180に格納する。
影響度出力部150は、影響度記憶部190の影響度を出力する。
次に、上記の構成における動作を説明する。
図4は、本発明の第1の実施の形態における動作のフローチャートである。
ステップ101) まず、情報取得部110がネットワークの各ノードの接続関係を表したトポロジ情報を取得する。トポロジ情報には、各ノードの接続関係の他、各リンクのメトリック値及び帯域を含む。
ステップ102) 次に、情報取得部110において、ネットワークに設定されているLSP群の個々の設定情報と利用経路と状態を表すLSP情報を取得する。ここで、LSP.情報では、主経路として用いるPrimary LSPの他に、FRR経路として設定されるDetour LSP及びBypass LSP、また、Backup LSPも1つのLSPとして独立に扱う。LSP情報におけるLSPの設定情報は、ID番号、LSP種別、Ingress(PLR)ノード、Egress(MP)ノード、要求経路、要求帯域、プロテクション方式を含む。本実施の形態では、LSPの状態は、全てのLSPで正常であることとする。
ステップ103) 次に、情報取得部110において、影響度判定の対象とする故障ノードまたは、故障リンクを表す故障箇所情報を受け付ける。
ステップ104) 次に、情報取得部110において、影響度計算のためのパラメータ(影響度計算パラメータ)を取得する。当該影響度計算パラメータの詳細については後述する。
ステップ105) 次に、LSP分類部120が、情報取得部110において取得したLSP情報と故障箇所情報を参照し、LSPを故障によって影響を受けるLSPと故障によって影響を受けないLSPに分類する。具体的には、影響を受けるLSPは故障箇所を通過するLSP、影響を受けないLSPは故障箇所を通過しないLSPである。分類毎に個々のLSPごとのLSP情報をLSP分類情報記憶部160に保存する。
ステップ106) 影響なしLSP計算部130において、LSP分類情報記憶部160から故障によって影響を受けないLSPに分類されたLSPのうち、Primary LSPを全て影響なし(影響度=0)と判定し、影響度、利用経路、予約帯域を影響度記憶部190に保存する。Primary LSP以外のLSPは、利用経路と予約帯域を予約帯域記憶部180に保存する。
ステップ107) 影響なしLSP計算部130は、影響を受けないLSP群を計算済みLSP記憶部170に格納する。
ステップ108) 影響なしLSP計算部130は、影響を受けないLSPの個々のLSPの利用経路と要求帯域を参照し、LSPが通過するリンクに予約帯域を加算し、リンク毎の予約帯域を予約帯域記憶部180に保存する。ここで、最初にステップ101で取得したトポロジ情報の中に、全てのLSPの要求帯域を足し合わせた、リンク毎の予約帯域情報が含まれている場合は、影響を受けないLSPの要求帯域を加算するのではなく、影響を受けるLSPの個々の利用経路を参照し、当該利用経路のリンクから当該LSPの要求帯域を減算するという処理を行ってもよい。
ステップ109) 次に、影響ありLSP計算部140において、計算済みLSP記憶部170を参照して、LSP分類記録部160からまだ計算済みとなっていない影響を受けるLSPを1つ取り出し、当該LSPがPrimary LSPの場合は、影響度の判定を行う。また、当該LSPがPrimary LSP以外の場合は影響度の判定は行わない。判定した影響度と利用経路と要求帯域を影響度記憶部190に格納する。当該影響ありLSP計算部140の処理については後述する。
ステップ110) 影響度を判定したLSPを計算済みLSP記憶部170に格納する。
ステップ111) 利用経路と要求帯域を参照し、LSPが通過するリンクに予約帯域を加算し、リンク毎の予約帯域を予約帯域記憶部180に格納する。
影響を受けるLSPが全て計算済みLSP記憶部170に格納されるまで、ステップ109〜ステップ111の処理を繰り返す。
ステップ112) 影響度出力部150は、影響度記憶部190に格納されているLSP毎の影響度レベルを出力して処理を終了する。
次に、上記のステップ109の影響度の判定の動作を詳細に説明する。
影響度は、故障時の代替経路への切り替え時間が短いほど影響度が小さく、また、故障時の代替経路が多く存在するLSPほど影響度が小さいこととし、以下の8つのレベルのいずれかに判定される。
・レベル1:FRRによる迂回後、Backup LSPに迂回し、さらに、Loose指定区間再計算により経路発見;
・レベル2:FRRによる迂回後、Backup LSPに迂回;
・レベル3:FRR後、Loose指定区間再計算により経路発見;
・レベル4:FRR経路に迂回;
・レベル5:Backup LSPに迂回後、Loose指定区間再計算により経路発見;
・レベル6:Backup LSPに迂回;
・レベル7:Loose指定区間再計算により経路発見;
・レベル8:経路なし;
図5、図6は、本発明の第1の実施の形態における影響を受けるLSPの影響度判定動作のフローチャートである。
ステップ201) まず、影響ありLSP計算部140は、故障箇所を削除した状態のトポロジ上で、LSPの要求経路に従い、Ingress−Egress間の経路計算を行う。
ステップ202) Strict指定区間は、指定されたノードとそれらを接続するリンクが存在すれば経路があると判定する。Loose指定区間は指定されたノード間でIGP(Interior Gateway Protocol)による最短経路計算で経路が存在すれば経路があると判定する。経路がある場合にはステップ203に移行し、ない場合にはステップ207に移行する。
ステップ203) IngressからEgressまで経路がある場合は、通過するリンクに当該LSPの要求帯域を予約帯域記憶部180の予約帯域に加算し、当該予約帯域記憶部180を参照して、予約帯域オーバの箇所の有無を判定する。予約帯域オーバの箇所がない場合には、ステップ204に移行し、ある場合にはステップ207に移行する。
ステップ204) 予約オーバ箇所がない場合は、まず、故障前のLSPにおいて、指定した故障箇所にFRRが設定されていて、かつ、LSP分類記憶部160において当該BypassまたはDetour LSPが影響を受けないLSPに分類されているかいないかを判断する。分類されている場合は、ステップ205に移行し、分類されていない場合はステップ206に移行する。
ステップ205) 故障前のLSPにおいて、指定した箇所にFRRが設定されていて、かつ、LSP分類記憶部160において当該Bypass、または、Detour LSPが影響を受けないLSPに分類されている場合には、当該LSPにBackup LSPが設定されていて、かつ、当該Backup LSPが影響を受けないLSPに分類されているかいないかを判断する。
当該LSPにBackup LSPが設定されていて、かつ、当該Backup LSPが影響を受けないLSPに分類されている場合は(ステップ205、Yes)、影響度レベル“1”と判定する。
また、当該LSPにBackup LSPが設定されていないか、または、設定されているが、当該Backup LSPが影響を受けるLSPに分類されている場合は(ステップ205、No)、影響度レベルを“3”と判定する。
ステップ206) 故障前のLSPにおいて、指定した故障箇所にFRRが設定されていないか、または、設定されているが、LSP分類記憶部160において当該Bypassまたは、Detour LSPが影響を受けるLSPに分類されている場合は、当該LSPにBackup LSPが設定されていて、かつ、LSP分類記憶部160において当該Backup LSPが影響を受けないLSPに分類されているかいないかを判断する。
当該LSPにBackup LSPが設定されていて、かつ、当該Backup LSPが影響を受けないLSPに分類されている場合(ステップ206、Yes)は、影響度レベルを“5”と判定する。
また、当該LSPにBackup LSPが設定されていないか、または、設定されているが、LSP分類記憶部160において当該Backup LSPが影響を受けるLSPに分類されている場合は、影響度レベルを“7”と判定する。
ステップ207) IngressからEgnressまで経路がない場合、または、IngressからEgressまでの経路はあるが、予約帯域オーバ箇所がある場合(ステップ203、Yes)は、まず、故障前のLSPにおいて、指定した故障箇所にFRRが設定されていて、かつ、LSP分類記憶部160において当該Bypassまたは、Detour LSPが影響を受けないLSPに分類されているかいないかを判断する。
故障前のLSPにおいて、指定した故障箇所にFRRが設定されていて、かつ、LSP分類記憶部160において当該Bypassまたは、Detour LSPが影響を受けないLSPに分類されている場合は、(ステップ207、Yes)、ステップ208に移行し、そうでない場合は、ステップ209に移行する。
ステップ208) 当該LSPにBackup LSPが設定されていて、かつ、当該Backup LSPが影響を受けないLSPに分類されている場合(ステップ208、Yes)は、影響度レベルを“2”と判定する。
当該LSPにBackup LSPが設定されていないか、または、設定されているが当該Backup LSPが影響を受けるLSPに分類されている場合(ステップ208、No)は、影響度レベル“4”と判定する。
ステップ209) 故障前のLSPにおいて、指定した故障箇所にFRRが設定されていないか、または、設定されているが、LSP分類記憶部160において当該Bypass、または、Detour LSPが影響を受けるLSPに分類されている場合は、当該LSPにBackup LSPが設定されていて、かつ、当該Backup LSPが影響を受けないLSPに分類されているかいないかを判断する。当該LSPにBackup LSPが設定されていて、かつ、当該Backup LSPが影響を受けないLSPに分類されている場合(ステップ209、Yes)は、影響度レベルを“6”と判定する。
当該LSPにBackup LSPが設定されていないか、または、設定されているが、当該Backup LSPが影響を受けるLSPに分類されている場合は、影響度レベルを“8”と判定する。
上記のようにして、レベルを判定した後、影響度を具体的な数値で判定し、メモリ(図示せず)に格納する。本実施の形態では、影響度を実効通信時間Tで表す。Tの計算式は、レベルによって異なり、以下のようになる。
・レベル1:T=T+T+T+T
・レベル2:T=T+T+T
・レベル3:T=T+T+TP
・レベル4:T=T+T
・レベル5:T=T+TP+TP
・レベル6:T=T+TP
・レベル7:T=T+TP
・レベル8:T=T
ここで、T〜T、P〜Pはステップ104で取得した影響度パラメータであり、Tは、FRRによる迂回が行われるまでの時間で、数ms〜数10ms、TはBackupによる迂回が行われるまでの時間、Tは、Loose指定区間の再計算により経路が発見されて迂回が行われるまでの時間である。T及びTは、故障箇所やトンネルのホップ数等に依存する。Tは、オペレータが故障箇所を復旧させるまでの時間で、数時間のオーダである。また、Pは指定した箇所が故障する確率、P,P,Pは、指定して故障箇所以外に、トンネルに設定された迂回路上にも故障が同時に発生する確率である。例えば、レベル1の場合、Pは指定箇所とFRR迂回路上に故障が同時に発生する確率、Pは指定箇所とFRR迂回路上とBackupトンネル上に故障が同時発生する確率で、P>P>P>Pである。これらの値もネットワークのトポロジや迂回路のホップ数等に依存する。
また、上記のステップ108において、判定した影響度と利用経路と要求帯域を保存する処理において、Primary LSPの利用経路は、影響度レベルに従って、以下のように影響度記憶部190に保存する。
・レベル1:経路計算で得られた新しい経路;
・レベル2:故障前のLSPの利用経路から故障箇所を除いた経路;
・レベル3:経路計算で得られた新しい経路;
・レベル4:故障前のLSPの利用経路から故障箇所を除いた経路;
・レベル5:経路計算で得られた新しい経路;
・レベル6:経路なし;
・レベル7:経路計算で得られた新しい経路;
・レベル8:経路なし;
レベル=2及び、レベル=4の故障箇所を除いた経路とは、ノード故障の場合は、当該故障ノードと経路上のその故障ノードの両端のノードまでのリンクを取り除いた経路、リンク故障の場合は、経路上の当該リンクを取り除いた経路を意味する。Primary LSP以外のLSPの場合、故障箇所を削除した状態のトポロジ上で、LSPの要求経路に従い、Ingress−Egress間の経路計算を行う。経路ありの場合は、経路計算で得られた新しい経路を影響度記憶部190に保存し、経路なしの場合は、経路なしと保存する。
以下に、上記の動作の具体例を説明する。
以下の説明で利用するトポロジを図7に示し、LSP情報を図8に示す。
まず、情報取得部110が、トポロジ情報を取得する。各ノードの接続関係、各リンクのメトリック値、及び帯域は、図7に示すとおりである。次に、情報取得部110は、LSP情報を取得する。図8のLSP情報の例では、7本のLSPが設定されており、ID番号、LSP種別、Ingress(PLR)ノード、Egress(MP)ノード、要求経路、要求帯域、プロテクション方式、LSPの状態からなるLSP情報が示されている。
次に、情報取得部110は、故障箇所情報を取得する。本動作例における故障箇所として、ノードEとノードH間のリンクが入力されたものとする。
次に、情報取得部110は、影響度パラメータT〜T、P〜Pを取得する。なお、上記の情報取得部110は、外部の入力装置からの入力、または、記憶装置から読み出して各情報を取得するものとする。
LSP分類部120は、LSP情報の利用経路を参照し、影響を受けるLSP(故障箇所を通過するLSP)と、影響を受けないLSP(故障箇所を通過しないLSP)とに分類し、LSP分類記憶部160に格納する。本動作例では、
・影響を受けるLSP…(ID=)1,2,4
・影響を受けないLSP…(ID=)3,5,6,7
となる。
影響なしLSP計算部130は、影響を受けないPrimary LSPの影響度を全て影響なし(レベル0、影響度=0)と判定し、影響度と利用経路と要求帯域を影響度記憶部190に保存する。本動作例では、
・ID=3、影響度レベル=0,影響度=0,利用経路=G:H:i:j,要求帯域=10Mbps:
・ID=5,利用経路=H:D:A:E,要求帯域=20Mbps;
・ID=6,利用経路=M:N:O,要求帯域=10Mbps;
・ID=7,利用経路=D:A:B:F:I:J:O:N,要求帯域=10Mbps:
となる。
影響なしLSP計算部130は、影響を受けないLSPの個々のLSPの利用経路と要求帯域を参照し、LSPが通過するリンクに予約帯域を加算し、リンク毎の予約帯域を予約帯域記憶部180に保存する。本動作例では、トポロジ情報の中にリンク毎の予約帯域情報は含まれていないので、新たに予約帯域情報を作成し、予約帯域記憶部180に保存する。この段階での予約帯域情報を図9に示す。そして、影響なしLSP計算部130は、ID=3,5,6,7のLSPを計算済みLSP記憶部170に格納する。
次に、影響ありLSP計算部140は、影響を受けるLSPのうち、計算済みLSP記憶部170に格納されていないID=1のLSPをLSP分類記憶部160から取得する。
影響ありLSP計算部140は、当該LSPについて、図5及び図6のアルゴリズムを用いて影響度を判定する。経路計算によると、Strict指定されているノード間のリンクが故障しているため、“経路なし”となる。当該LSPにはFRR(Facility Backup)が設定されているが、LSP上の故障リンクE−>Hには、Bypass LSPが設定されていないため、FRRは設定なしということになる。当該LSPにはBackup LSPも設定されていないため、影響度レベル=8と判定される。影響度レベル8のTを算出し、影響度と利用経路と要求帯域、
・ID=1,影響度レベル=8,影響度T=T,利用経路なし、要求帯域=10Mbps
を影響度記憶部190に保存する。利用経路なしのため、予約帯域の加算も行わない。ID=1のLSPを計算済みLSP記憶部170に格納する
次に、影響ありLSP計算部140は、影響を受けるLSPのうち、計算済みLSP記憶部170に格納されていないID=2のLSPをLSP分類記憶部160から取得する。当該LSPについて、図5及び図6のアルゴリズムを用いて影響度を判定する。経路計算によると、Loose指定されているノード間のリンクが故障しているため、IGPの再計算により、D:H:L:M:Nという経路が計算され、経路ありとなる。図9の予約帯域記憶部180の予約帯域情報に新たな経路のリンクに要求帯域10Mbpsを加算して予約帯域オーバ箇所の有無を判定する。その結果、予約帯域オーバ箇所はなしと判定される。当該LSPにはFRRは設定されていない。Backup LSPは設定されており、ID=7のBackup LSPは影響を受けないLSPであるため、影響度レベル=5と判断される。影響度レベル5のTsを算出し、影響度と利用経路と要求帯域、
・ID=2,影響度レベル=5,影響度=T=T+T+T,利用経路D:H:L:M:N、要求帯域=10Mbps
を影響度記憶部190に保存する。予約帯域情報記憶部180の予約帯域情報の上記利用経路のリンクに要求帯域を加算する。ID=2のLSPを計算済みLSP記憶部170に格納する。
ID=4のLSPにつついても同様の動作を行う。
最後に、影響度出力部150は、影響度記憶部190から影響度レベルを読み出して、出力し、処理を終了する。出力情報は、
・ID=1,影響度レベル=8,影響度=T=T
・ID=2,影響度レベル=5,影響度=T=T+T+T
・ID=3,影響度レベル=0,影響度=T=0
・ID=4,影響度レベル=3,影響度=T=T+T+TP2
となる。
上記の第1の実施の形態によれば、正常状態のLSPが故障によりどのように影響を受けるかを、通信時間の観点から量的に判断することができる。また、指定箇所以外の故障が起こることを想定し、影響度の大小を細かいレベルに分割することが可能である。
[第2の実施の形態]
本実施の形態における故障影響度判定装置の構成は、第1の実施の形態における図3の構成と同様である。
図10、図11は、本発明の第2の実施の形態における動作のフローチャートである。
ステップ301) 情報取得部110は、ネットワークの各ノードの接続関係を表したトポロジ情報を取得する。トポロジ情報には、各ノードの接続関係の他、各リンクのメトリック値及び帯域を含む。
ステップ302) 情報取得部110は、ネットワークに設定されているLSP群を取得する。ここで、LSP情報では、主経路として用いるPrimary LSPの他に、FRR経路として設定されるDetour LSP及び、Bypass LSP、また、Backup LSPも1つのLSPとして独立に扱う。LSP情報におけるLSPの設定情報は、ID番号、LSP種別、Ingress(PLR)ノード、Egress(MP)ノード、要求経路、要求帯域、プロテクション方式を含む。本実施の形態では、LSPの状態には、「正常」、「経路なしで失敗」、「帯域オーバで失敗」の3種類が混在していることとする。
ステップ303) 情報取得部110は、影響度判定の対象とする故障ノード、または、故障リンクを表す故障箇所情報を受け付ける。
ステップ304) 次に、情報取得部110において、影響度計算のためのパラメータ情報(影響度計算パラメータ)を取得する。当該影響度計算パラメータの詳細は、前述の第1の実施の形態と同様である。なお、上記のステップ301〜304における情報取得部110は、入力装置からの入力、または、記憶装置から各情報を取得するものとする。
ステップ304) LSP分類部120は、LSP情報と故障箇所情報を参照し、LSPを故障によって影響を受けるLSPと故障によって影響を受けないLSPに分類する。具体的に、影響を受けるLSPは、「故障箇所を通過する正常状態のLSP」及び「帯域オーバで失敗状態のLSP全て」、影響を受けないLSPは「故障箇所を通過しない正常状態のLSP」及び、「経路なしで失敗状態のLSP全て」である。分類毎に、個々のLSP毎のLSP情報をLSP分類記憶部160に格納する。
ステップ306) 影響なしLSP計算部130は、LSP分類記憶部160から故障によって影響を受けないLSPを取得する。故障によって影響を受けないLSPに分類されたLSPのうち、Primary LSPを全て影響なし(影響度=0)と判定し、影響度と利用経路と予約帯域を影響度記憶部190に保存する。Primary LSP以外のLSPは、利用経路と予約帯域を影響度記憶部190に保存し、予約帯域を予約帯域記憶部180に格納する。
ステップ307) 影響なしLSP計算部130は、影響を受けないLSP群を計算済みLSP記憶部170に格納する。
ステップ308) 影響なしLSP計算部130は、影響を受けないLSPの個々のLSPの利用経路と要求帯域を参照し、予約帯域記憶部180のLSPが通過するリンクに予約帯域を加算し、リンク毎の予約帯域を予約帯域記憶部180に保存する。ここで、最初に取得したトポロジ情報の中に、全てのLSPの要求帯域を足し合わせた、リンク毎の予約帯域情報が含まれている場合は、影響を受けないLSPの要求帯域を加算するのではなく、影響を受けるLSPの個々の利用経路を参照し、当該利用経路のリンクから当該LSPの要求帯域を減算するという処理を行ってもよい。
ステップ309) 影響ありLSP計算部140は、影響を受けるLSP群のうち、故障箇所を通過する正常状態のLSPで、計算済みLSP記憶部170を参照して、まだ計算済みとなっていないLSPをLSP分類記憶部160から1つ取得し、当該LSPがPrimary LSPの場合は、影響度の判定を行う。影響度レベルと影響度の判定方法は、第1の実施の形態と同様である。
当該LSPがPrimary LSP以外のLSPの場合は、影響度の判定は行わず、次のステップに移行する。
判定した影響度と利用経路と要求帯域を影響度記憶部190に保存する。保存方法は、第1の実施の形態と同様である。
ステップ310) 影響ありLSP計算部140は、当該LSPを計算済みLSP記憶部170に格納する。
ステップ311) 影響ありLSP計算部140は、取得した利用経路と要求帯域を参照し、予約帯域記憶部180のLSPが通過するリンクに予約帯域を加算し、リンク毎の予約帯域を予約帯域記憶部180に格納する。
影響を受けるLSPのうち、故障箇所を通過する正常状態のLSPが、全て計算済みLSP記憶部170に格納されるまで、影響を受けるLSPの影響度レベルの判定(ステップ309)〜予約帯域計算・保存の処理(ステップ311)を繰り返し行う。
ステップ312) 影響ありLSP計算部140は、影響を受けるLSP群のうち、帯域オーバで失敗状態のLSPで、計算済みLSP記録手段を参照して、まだ計算済みとなっていないLSPを1つLSP分類記憶部160から取得し、当該LSPがPrimary LSPの場合は、影響度判定を行う。故障箇所を削除した状態のトポロジ上で、LSPの要求経路に従い、経路計算を行い、経路ありの場合は、通過するリンクに当該LSPの要求帯域を加算し、予約帯域オーバ箇所の有無を判定する。予約帯域オーバ箇所がない場合、
・影響度レベル=−1
・影響度T=T(T<0)
と判定することで、Tはステップ304で取得した影響度計算パラメータの一つである。予約帯域オーバ箇所がある場合、または、経路なしの場合は、
・影響度レベル=0
・影響度=0
と判定する。
当該LSPがPrimary LSP以外のLSPの場合、影響度の判定は行わず、次のステップに移行する。
判定した影響度と利用経路と要求帯域を影響度記憶部190に保存する。ここで、利用経路は、故障箇所を削除した状態のトポロジ上で、LSPの要求経路に従い、経路計算を行い、経路ありの場合は、経路計算で得られた新しい経路を保存し、経路なしの場合は、経路なしと影響度記憶部190に保存する。
ステップ313) 影響ありLSP計算部140は、当該LSPを計算済みLSP記憶部170に格納する。
ステップ314) 影響ありLSP計算部140は、利用経路と要求帯域を参照し、LSPが通過するリンクに予約帯域を加算し、リンク毎の予約帯域を予約帯域記憶部180に保存する。
影響を受けるLSPのうち、帯域オーバで失敗状態のLSPが、全て、計算済みLSP記憶部170に格納させるまで、影響を受けるLSPの影響度レベルの判定処理(ステップ312)〜予約帯域計算・保存の処理(ステップ314)を繰り返し行う。
ステップ315) 最後に、LSP毎の影響度レベルを出力して処理を終了する。
以下に、上記の動作の具体例を説明する。
以下において利用するトポロジを、図7に示し、LSP情報を図12に示す。
まず、情報取得部110トポロジ情報を取得する。各ノードの接続関係、各リンクのメトリック値及び帯域は図7の通りである。
次に、情報取得部110は、LSP情報を取得する。図12の例では7本のLSPが設定されており、ID番号、LSP種別、Ingress(PLR)ノード、Egress3MP)ノード、要求経路、要求帯域、プロテクション方式、LSPの状態は、図8の通りである。
次に、情報取得部110は、故障箇所情報を取得する。本動作例における故障箇所として、ノードEとノードH間のリンクが入力されたものとする。
次に、情報取得部110は、影響度計算パラメータT〜T、P〜Pを取得する。
LSP情報の利用経路を参照し、影響を受けるLSP(故障箇所を通過するLSP)と、影響を受けないLSP(故障箇所を通過しないLSP)とに分類する。本動作例では、
・影響を受けるLSP(故障箇所を通過する正常状態のLSP)…(ID=)1,2;
・影響を受けるLSP(帯域オーバで失敗状態のLSP)…(ID=)4;
・影響を受けないLSP(故障箇所を通過しない正常状態のLSP)…(ID=)3,5,6,7;
となる。
影響を受けないPrimary LSPの影響度を全て影響なし(レベル=0)と判定し、影響度と利用経路と要求帯域を影響度記憶部190に保存する。本動作例では、
・ID=3,影響度レベル=0,影響度=0,利用経路=G:H:I:J,要求帯域=10Mbps:
・ID=5,利用経路=H:D:A:E,要求帯域=20Mbps:
・ID=6,利用経路=M:N:O,要求帯域=10Mbps:
・ID=7,利用経路=D:A:B:F:I:J:O:N,要求帯域=10Mbps:
となる。
影響なしLSP計算部130が、LSP分類記憶部160に格納されている影響を受けないLSPの個々のLSPの利用経路と要求帯域を参照し、LSPが通過するリンクに予約帯域を加算し、リンク毎の予約帯域を予約帯域記憶部180に保存する。本動作例では、トポロジ情報の中にリンク毎の予約帯域情報は含まれていないので、予約帯域情報記憶部180内に、新たに予約帯域情報を作成する。この段階での予約帯域情報を図9に示す。ID=3,5,6,7のLSPを計算済みLSP記憶部170に格納する。
次に、影響ありLSP計算部140が、LSP分類記憶部160から影響を受けるLSPのうち、故障箇所を通過する正常状態のLSPで、計算済みLSP記憶部170に格納されていないID=1のLSPを取得する。
影響ありLSP計算部140が、当該LSPについて、図5、図6のアルゴリズムを用いて影響度を判定する。経路計算によると、Strict指定されているノード間のリンクが故障しているため、経路なしとなる。当該LSPにはFRR(Facility Backup)が設定されているが、LSP上の故障リンクE−>Hには、Bypass LSPが設定されていないため、FRRは設定なしということになる。当該LSPにはBackup LSPも設定されていないため、影響度レベル=8と判定される。影響度レベル8のTsを算出し、影響度と利用経路と要求帯域
・ID=1,影響度レベル=8,影響度=T=T,利用経路なし、要求帯域=50Mbps:
を影響度記憶部190に保存する。
次に、影響ありLSP計算部140は、LSP分類記憶部160から、影響を受けるLSPのうち、故障箇所を通過する正常状態のLSPで、計算済みLSP記憶部170に格納されていないID=2のLSPを取得する。当該LSPについて、図5、図6のアルゴリズムを用いて影響度を判定する。経路計算によると、Loose指定されているノード間のリンクが故障しているため、IGPの再計算により、D:H:L:M:Nという経路が計算され、経路ありとなる。図9の予約帯域情報に新たな経路のリンクに要求帯域10Mbpsを加算して、予約帯域オーバ箇所の有無を判定する。その結果、予約帯域オーバ箇所なしと判定される。当該LSPにはFRRは設定されていない。Backup LSPは設定されており、ID=7のBackup LSPは、影響を受けないLSPであるため、影響度レベル=5と判定される。影響度レベル5のTを算出し、影響度と利用経路と要求帯域
・ID=2,影響度レベル=5,影響度=T=T+T+T,利用経路=D:H:L:M:N,要求帯域=10Mbps:
を、影響度記憶部190に保存する。予約帯域情報の上記利用経路のリンクに要求帯域を加算し、予約帯域記憶部180に格納し、また、ID=2のLSPを計算済みLSP記憶部170に格納する。
次に、影響ありLSP計算部140は、LSP分類記憶部160の影響を受けるLSPのうち、帯域オーバで失敗状態のLSPで、計算済みLSP記憶部170に格納されていないID=4のLSPを取得する。経路計算で経路ありと判断され、また、ID=1のLSPが失敗したことにより、予約帯域の計算においても予約帯域オーバ箇所なしと判断されるため、影響度レベル=−1と判定される。影響度レベル−1のTを算出し、影響度と利用経路と要求帯域、
・ID=4,影響度レベル=−1、影響度=T=T,利用経路=K:L:M:O,要求帯域=60Mbps
を保存する。予約帯域情報の上記利用経路のリンクに要求帯域を加算し、予約帯域記憶部180に格納する。ID=4のLSPを計算済みLSP記憶部170に格納する。
最後に影響度レベルを出力して処理を終了する。出力情報は、
・ID=1,影響度レベル=8,影響度=T=T
・ID=2,影響度レベル=5,影響度=T=T+T+T
・ID=3,影響度レベル=0,影響度=T=0
・ID=4,影響度レベル=−1,影響度=T=T
となる。
上記の第2の実施の形態によれば、既に設定されているLSPの中で予約帯域オーバにより失敗状態のLSPが、故障によって正常なLSPが失敗状態になることよって、自動的に正常状態に遷移するという実際の、RSVP-TEネットワークの動作をシミュレートすることが可能であり、また、影響度が負の値をとることで、明示的に該当LSPを抽出することができる。
なお、上記の第1・第2の実施の形態の動作をプログラムとして構築し、故障影響度判定装置として利用されるコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
また、構築されたプログラムを、コンピュータ読み取り可能なディスク装置や、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納し、コンピュータにインストールして実行させる、または、配布することが可能である。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
本発明は、様々な経路・プロテクション設定がなされているLSPが混在するRSVP-TEネットワークにおいて、故障が発生したときのLSPの影響度合いを判定するための技術に適用可能である。
本発明の原理を説明するための図である。 本発明の原理構成図である。 本発明の第1の実施の形態における故障影響度判定装置の構成図である。 本発明の第1の実施の形態における動作のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における影響を受けるLSPの影響度判定動作のフローチャート(その1)である。 本発明の第1の実施の形態における影響を受けるLSPの影響度判定動作のフローチャート(その2)である。 本発明の第1及び第2の実施の形態における動作例で利用するトポロジを示す図である。 本発明の第1実施の形態における動作例で利用するLSP情報の例である。 本発明の第1及び第2の実施の形態の動作例における影響を受けないLSPの予約帯域を加算した時点での各リンクの予約帯域の例である。 本発明の第2の実施の形態における動作のフローチャート(その1)である。 本発明の第2の実施の形態における動作のフローチャート(その2)である。 本発明の第2の実施の形態における動作例で利用するLSP情報の例である。 FFRの分類である。
符号の説明
100 故障影響判定装置
110 情報取得手段、情報取得部
120 LSP分類手段、LSP分類部
130 影響なしLSP計算手段、影響なしLSP計算部
140 影響ありLSP計算手段、影響ありLSP計算部
150 影響度出力手段、影響度出力部
160 LSP分類記憶手段、LSP分類記録部
170 計算済みLSP記憶部
180 予約帯域記憶部
190 影響度記憶手段、影響度記憶部

Claims (7)

  1. RSVP-TE(Resource Reservation Signaling Protocol for Traffic Engineering)が動作するMPLS(Multi Protocol Label Switching)ネットワークにLSP(Label Switched Path)及び、該LSPにFRR(Fast Reroute)やBackup LSPなどの代替経路が設定されている状況で、情報取得手段、LSP分類手段、影響なしLSP計算手段、影響ありLSP計算手段、影響度出力手段、及び複数の記憶手段を有する故障影響度判定装置における、あるリンクまたはノードで故障が発生したときのLSPの影響を判定する故障影響度判定方法であって、
    前記情報取得手段が、ネットワークの各ノードの接続関係を表したトポロジ情報及び、該ネットワークに設定されているLSP群の個々の設定情報と利用経路と状態を表すLSP情報及び、影響度判定の対象とする故障の位置情報を表す故障箇所情報を取得する情報取得ステップと、
    前記LSP分類手段が、前記情報取得ステップで取得した前記LSP情報を参照し、故障によって影響を受けるLSP群と故障によって影響を受けないLSP群に分類し、該LSP情報と共に分類毎にLSP分類記憶手段に格納するLSP分類ステップと、
    影響なしLSP計算手段が、前記LSP分類記憶手段から、故障によって影響を受けないLSP群を取得し、個々のLSPの影響度を全て影響なしと判定し、該影響度を影響度記憶手段に格納する影響なしLSP計算ステップと、
    前記影響ありLSP計算手段が、前記LSP分類記憶手段から、故障によって影響を受けるLSP群を前記LSP分類記憶手段から取得し、前記情報取得ステップで取得したLSPのLSP情報と故障箇所情報を参照し、影響度と新利用経路と状態を判定し、該影響度を前記影響度記憶手段に格納する処理を、全ての前記LSP分類記憶手段の故障によって影響を受けるLSPに対して行う影響ありLSP計算ステップと、
    前記影響度出力手段が、前記影響度記憶手段に格納されたLSP毎の影響度を出力する影響度出力ステップと、
    を行うことを特徴とする故障影響度判定方法。
  2. 前記情報取得ステップにおいて得られた前記LSP情報中のLSPが全て正常状態の場合に、
    前記影響ありLSP計算ステップにおいて、
    前記影響ありLSP計算手段は、故障時の代替経路への切り替え時間が短いほど影響度が小さく、また、故障時の代替経路が多く存在するLSPほど影響度が小さいこととする、
    請求項1記載の故障影響判定方法。
  3. 前記情報取得ステップにおいて得られたLSP情報中のLSPの中に、予約帯域オーバまたは経路なしのため失敗状態のLSPが存在する場合に、
    前記影響ありLSP計算ステップにおいて、
    前記影響ありLSP計算手段は、故障の発生により予約帯域オーバにより失敗状態のLSP
    が正常状態に変化する場合の影響度は、影響なしLSPの影響度よりも小さく、正常状態のLSPの影響度は、故障時の代替経路への切り替え時間が短いほど影響度が小さく、また、故障時の代替経路が多く存在するLSPほど影響度が小さいこととする、
    請求項1記載の故障影響判定方法。
  4. RSVP-TE(Resource Reservation Signaling Protocol for Traffic Engineering)が動作するMPLS(Multi Protocol Label Switching)ネットワークにLSP(Label Switched Path)及び、該LSPにFRR(Fast Reroute)やBackup LSPなどの代替経路が設定されている状況で、あるリンクまたはノードで故障が発生したときのLSPの影響を判定する故障影響度判定装置であって、
    ネットワークの各ノードの接続関係を表したトポロジ情報及び、該ネットワークに設定されているLSP群の個々の設定情報と利用経路と状態を表すLSP情報及び、影響度判定の対象とする故障の位置情報を表す故障箇所情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段で取得した前記LSP情報を参照し、故障によって影響を受けるLSP群と故障によって影響を受けないLSP群に分類し、該LSP情報と共に分類毎にLSP分類記憶手段に格納するLSP分類手段と、
    前記LSP分類記憶手段から故障によって影響を受けないLSP群を取得し、個々のLSPの影響度を全て影響なしと判定し、該影響度を影響度記憶手段に格納する影響なしLSP計算手段と、
    前記LSP分類記憶手段から故障によって影響を受けるLSP群を前記LSP分類記憶手段から取得し、前記情報取得ステップで取得したLSPのLSP情報と故障箇所情報を参照し、影響度と新利用経路と状態を判定し、該影響度を前記影響度記憶手段に格納する処理を、前記LSP分類記憶手段の全ての故障によって影響を受けるLSPに対して行う影響ありLSP計算手段と、
    前記影響度記憶手段に格納されたLSP毎の影響度を出力する影響度出力手段と、
    を有することを特徴とする故障影響度判定装置。
  5. 前記影響ありLSP計算手段は、
    前記情報取得手段において得られた前記LSP情報中のLSPが全て正常状態の場合に、
    故障時の代替経路への切り替え時間が短いほど影響度が小さく、また、故障時の代替経路が多く存在するLSPほど影響度が小さいこととする、
    請求項4記載の故障影響判定装置。
  6. 前記影響ありLSP計算手段は、
    前記情報取得手段において得られたLSP情報中のLSPの中に、予約帯域オーバまたは経路なしのため失敗状態のLSPが存在する場合に、
    故障の発生により予約帯域オーバにより失敗状態のLSPが正常状態に変化する場合の影響度は、影響なしLSPの影響度よりも小さく、正常状態のLSPの影響度は、故障時の代替経路への切り替え時間が短いほど影響度が小さく、また、故障時の代替経路が多く存在するLSPほど影響度が小さいこととする、
    請求項4記載の故障影響判定装置。
  7. コンピュータを、
    請求項4乃至6記載の故障影響判定装置として機能させることを特徴とする故障影響判定プログラム。
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