JP4463779B2 - パス収容計算装置及びパス収容計算方法及びプログラム - Google Patents

パス収容計算装置及びパス収容計算方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、パス収容計算装置及びパス収容計算方法及びプログラムに係り、特に、Traffic Engineering (TE) Label Switched Path (LSP)を設定可能なMulti Protocol Label Switching(MPLS)ネットワーク技術における、P2P(Point to Point) TE LSPのソース(Ingress)ノードと宛先(Egress)ノードを結ぶプライマリ(Primary)パスと迂回(Detour)パスを設定するためのパス収容計算装置及びパス収容計算方法及びプログラムに関する。
従来のTE LSPを設定可能なMPLSネットワーク技術において、P2P TE LSPの入口ノードと宛先ノードを結ぶプライマリ(Primary)パスと迂回(Detour)パスを設定するための技術としてOSPF-TE(Open Shortest Path First Traffic engineering)がある(例えば、非特許文献1〜5参照)。
図27から図35に従来のOSPF-TEの動作を示す。
従来のOSPF-TEは、それぞれの要求に応じて、AからBへのPrimary LSP、AからBへのDetour LSP、AからDへのPrimary LSP、AからDへのDetour LSP、IからBへのPrimary LSP、IからBへのDetour LSP、IからDへのPrimary LSP、IからDへのDetour LSP、と順にLSPを設定するものとする。
以下では、全てのリンクのTE予約可能帯域を100Mとし、以下では、AからB、AからD,IからB、IからDへそれぞれ順番に30MのPrimary/Detour LSPを設定するものとする。
図27では、AからBへのPrimary LSP設定手順を示している。OSPF-TEアルゴリズムの計算に従い、A−H−G−F−Bの経路が計算され、そのコストは3.5となる。
図28では、AからBへのDetour LSP設定手順を示している。まず有向グラフからA〜B間のプライマリパスの通る経路を除いたグラフを作成し、OSPF-TEアルゴリズムの計算に従い、A−I−E−C−Bの経路が計算される。
図29では、A〜DへのPrimary LSP設定手順を示す。OSPF-TEアルゴリズムの計算に従い、A−H−E−Eの経路が計算され、そのコストは3.5となる。
図30では、AからDへのDetour LSP設定手順を示す。まず、有向グラフからA〜D間のプライマリパスの通る経路を除いたグラフを作成し、OSPF-TEアルゴリズムの計算に従い、A−I−E−C−Dの経路が計算される。
図31では、IからBへのPrimary LSP設定手順を示す。OSPF-TEアルゴリズムの計算に従い、I−E−F−Bの経路が計算され、そのコストは3となる。
図32では、IからBへのDetour LSP設定手順を示す。まず、有向グラフからI〜B間のプライマリパスの通る経路を除いたグラフを作成し、OSPF-TEアルゴリズムの計算に従い、I−A−H−E−C−Bの経路が計算される。
図33では、IからDへのPrimary LSP設定手順を示す。OSPF-TEアルゴリズムの計算に従い、I−H−E−Dの経路が計算され、コストは5.5となる。
図34では、IからDへのDetour LSP設定手順を示す。まず、有向グラフからI〜D間のプライマリパスの通る経路を除いたグラフを作成し、OSPF-TEアルゴリズムの計算に従い、I−A−B−C−Dの経路が計算される。
R. Braden, et. al., "Resource ReSerVation Protocol (RSVP) Version 1 Functional Specification," RFC 2205, Sept. 1997 D. Awduche., L. Berger., D. Gan., T. Li., V. Srinivasan, g. Swallow, "RSVP-TE: Extensions to RSVP for LSP Tunnels", RFC3209, December 2001 Rosen, E., Viswanathan, A. and R. Callon, "Multiprotocol Label Switching Architecture", RFC 3031, January 2001 D. Katz, et al, "Traffic Engineering (TE) Extensions to OSPF Version2", RFC3630, September 2003 M. Takagi, K. Mochizuki, K. Takahashi, M. Shimizu, S. Yasukawa, "P2P and P2MP TE LSPs packing algorithms for MPLS networks", APSITT2005, IEICE, C-6-4, November 2005.
しかしながら、上記の手法では、ネットワークオペレータが任意の入口ノード群と宛先ノード群に対してPrimary LSPと同帯域のバックアップLSP(Primary/Detour Path)をフルメッシュで設計する際に、図35に示すように、従来のOSPF-TEによる経路計算の場合、迂回パスによってプライマリパスの通過すべき最短経路が確保できなくなることが懸念される。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、プライマリパスの最短経路を確保できるパス収容計算装置及びパス収容計算方法及びプログラムを提供することを目的とする。
図1は、本発明の原理を説明するための図である。
本発明(請求項1)は、MPLSパスを設定可能な装置と該MPLSパスの経路を設定するパス収容計算装置を有するネットワークにおいて、入口ノードと宛先ノードを結ぶプライマリパスと迂回パスを設定するためのパス収容計算方法であって、
パス収容計算装置において、
同時に経路を設定する入口ノードと宛先ノードの組み合わせが複数存在する場合に、接続関係情報やリンクコスト情報を格納したデータベースを参照して、該入口ノードから該宛先ノードまでの残余帯域を確保可能な最短経路で全ての組み合わせのプライマリパスを計算するプライマリパス計算ステップ(ステップ1)と、
プライマリパス計算ステップ(ステップ1)で計算されたプライマリパスを、MPLSパスを設定可能な装置に設定するプライマリパス設定ステップ(ステップ2)と、
プライマリパスの設定後に、プライマリパスの通過するリンクと完全に交わらない経路を対象として、データベースを参照して、入口ノードから宛先ノードまでの残余帯域を確保可能な最短経路で迂回パスを計算する迂回パス計算ステップ(ステップ3)と、
迂回パス計算ステップで計算された迂回パスを、MPLSパスを設定可能な装置に設定する迂回パス設定ステップ(ステップ4)と、を行う。
図2は、本発明の原理構成図である。
本発明(請求項)は、MPLSパスを設定可能な装置とネットワークを介して接続され、入口ノードと宛先ノードを結ぶプライマリパスと迂回パスを設定するためのパス収容計算装置であって、
接続関係情報やリンクコスト情報を格納したデータベース120と、
同時に経路を設定する入口ノードと宛先ノードの組み合わせが複数存在する場合に、データベース120を参照して、該入口ノードから該宛先ノードまでの残余帯域を確保可能な最短経路で全ての組み合わせのプライマリパスを計算するプライマリパス計算手段151と、
プライマリパス計算手段151で計算されたプライマリパスを、MPLSパスを設定可能な装置に設定するプライマリパス設定手段110−1と、
プライマリパスの設定後に、プライマリパスの通過するリンクと完全に交わらない経路を対象として、データベース120を参照して、入口ノードから宛先ノードまでの残余帯域を確保可能な最短経路で迂回パスを計算する迂回パス計算手段152と、
迂回パス計算手段152で計算された迂回パスを、MPLSパスを設定可能な装置に設定する迂回パス設定手段110−2と、を有する。
本発明(請求項)は、コンピュータを、請求項記載のパス収容計算装置として機能させるパス収容計算プログラムである。

上記のように本発明によれば、トポロジ情報からプライマリパスを最短になるように計算し、その後迂回パスを計算し、その結果をルータに設定することにより、迂回パスが存在しても、プライマリパスが最短経路になるように計算できるため、従来のOSPF-TEによる計算と比較して、プライマリパスの最短経路を確保することができる。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施の形態]
本実施の形態では、同時に設定する入口ノード、宛先ノードの組み合わせが複数存在する場合に、全ての組み合わせのプライマリパスから設定し、当該プライマリパスの設定後に、迂回パスを設定するものである。つまり、プライマリパスの最短経路を確保するために、同時に設定する入口ノード、宛先ノードの組み合わせが複数存在する場合は、全ての組み合わせのプライマリパスから設定し、その後に迂回パスを設定する。このとき、プライマリパス及び迂回パス共に、OSPF-TE計算により、入口ノードから宛先ノードまでの残余帯域を考慮した最短経路で設定する。また、迂回パスは該当するプライマリパスの通過するリンクに完全に交わらない経路で設定する。
図3は、本発明のパス収容計算システムの概念図を示し、図4は、本発明の第1の実施の形態におけるパス収容計算装置の構成を示す。
サーバ100は、データベース120、プライマリ・バックアップパスパッキング部130、順序制御部140、経路計算部150から構成され、プライマリパスと迂回パスをルータ(A〜O)に設定する。
データベース120は、オペレータ等から取得した要求パス情報(入口ノード・出口ノード)やトポロジ情報、及び、プライマリ・バックアップパスパキング部130から渡されたプライマリ情報及び迂回パス情報を格納する。
順序制御部140は、順序制御アルゴリズム141を有し、要求LSPが複数存在する場合に、順序制御アルゴリズム141を起動して、経路計算部150のプライマリパス計算処理と迂回パス計算処理の順序を制御する。
経路計算部150は、プライマリパスを計算するプライマリパス計算部151と、迂回パスを計算する迂回パス計算部152とを有し、プライマリ・バックアップパスパッキング部130からの制御により、プライマリパス計算部151の処理によりプライマリパスの設定完了後に迂回パス計算部152の処理が行われる。
プライマリ・バックアップパスパッキング部130は、複数の要求LSP情報が入力された場合には、順序制御部140の順序制御アルゴリズムの制御に従って経路計算部150に対して全ての組み合わせのプライマリパスの計算、その後に迂回パスの計算を実行させ、その結果をルータに一括設定する。
次に、上記のプライマリ・バックアップパスパッキング部130の処理について説明する。
以下では、連結グラフ(有向グラフ)G=(V,E)の全ての(i,j)に対して長さLijとし、長さLij>0の辺(i,j)の有向グラフG=(V,E)がデータベース120より与えられているとき、経路計算部150のプライマリパス計算部151、迂回パス計算部152を用いて、プライマリパス集合T(Vtk,Etk)、Tの迂回パス集合T'(V'tk,E’ tk)を決定する。
まず、プライマリ・バックアップパスパッキング部130は、データベース120から連結グラフ(有向グラフ)Gの辺(i,j)とそれらの長さLを取得し、順序制御部140の制御により、まず、プライマリパス計算部151を用いてプライマリパス集合Tを計算し、メモリ(図示せず)に格納する。プライマリパス計算部151では、OSPF-TEアルゴリズムが用いられる。解としてTが導出されたならば、メモリ(図示せず)に格納されたプライマリパス集合T(Vtk,Etk)をデータベース120に出力する。これをk=1〜nまで繰り返す。
次に、プライマリ・バックアップパスパッキング部130は、有向グラフGからプライマリパス集合Tを除いた有向グラフG’(V’,E’)を作成し、G’から迂回パス計算部152を用いて迂回パス集合T’を計算し、メモリ(図示せず)に格納する。迂回パス計算部152はOSPF-TEアルゴリズムを用いる。解としてT’が導出されたならば、プライマリ・バックアップパスパッキング部130は、メモリ(図示せず)に格納された迂回パス集合T’k(V’tk,E’tk)をデータベース120に出力する。これをk=1〜nまで繰り返す。
上記の処理が終了すると、データベース120に格納されていたプライマリパス・迂回パスをルータに設定する。
上記の処理を詳細に説明する。
図5は、本発明の第1の実施の形態における経路計算処理のフローチャートである。
ステップ100) プライマリ計算処理:プライマリ・バックアップパスパッキング部130は、プライマリパス計算部151を用いてプライマリパスの計算を行う。
ステップ101) プライマリパス計算部151は、データベース120のトポロジ情報、要求LSP情報、入口ノード情報、宛先ノード情報に基づいて、有向グラフGから残余帯域の余っていないリンクを削除する。当該リンクが削除された有向グラフをメモリ(図示せず)に格納する。
ステップ102) トポロジ情報に基づいて、メモリ(図示せず)に格納された有向グラフGについて、宛先ノードまでの最短経路を選択し、当該プライマリパスをメモリ(図示せず)に格納する。
ステップ103) kを1インクリメントする。
ステップ104) k>nであればメモリ(図示せず)に格納されているプライマリパスを出力し、ステップ200に移行し、そうでなければステップ101に移行する。
ステップ200) ステップ100のプライマリ計算処理が終了し、プライマリパスの設定が完了すると、プライマリ・バックアップパスパッキング部130は、迂回パス計算部152を用いて迂回パスの計算を行う。
ステップ201) 迂回パス計算部152は、データベース120のトポロジ情報、要求LSP情報、入口ノード情報、宛先ノード情報に基づいて、有向グラフGからステップ100で設定されたプライマリパスが通るリンクを削除し、当該プライマリが通るリンクが削除された有向グラフをメモリ(図示せず)に格納する。
ステップ202) データベース120のトポロジ情報を参照して、メモリ(図示せず)に格納された有向グラフGから残余帯域の余っていないリンクを削除し、削除後の有向グラフをメモリ(図示せず)に格納する。
ステップ203) ステップ202でメモリ(図示せず)に格納された有向グラフGについて、入口ノードノードから宛先ノードまでの最小プライマリ予約帯域について最小経路を計算し、迂回パスとしてメモリ(図示せず)に格納する。
ステップ204) kを1インクリメントする。
ステップ205) k>nであれば、メモリ(図示せず)に格納されている迂回パスを出力し、そうでなければステップ201に移行する。
上記の処理において、プライマリ・バックアップパスパッキング部130が、ステップ102、ステップ203でメモリ(図示せず)に格納されているプライマリパス・迂回パスが経路計算部150から出力されると、ルータに一括設定する。
以下に、本実施の形態の具体的な例を説明する。
図6は、評価ネットワークを示す。入口ノードをA,I、宛先ノードをB,D、全てのリンクのTE予約可能帯域を100Mとし、ここでは、AからB、AからD、IからB、IからDへそれぞれ順番に30MのPrimary/Detour LSPを設定するケースについて説明する。
ここで、
AからBへの最短経路はA−H−G−F−Bとなり、コストは3.5;
AからDへの最短経路はA−H−E−Dとなり、コストは3.5;
IからBへの最短経路はI−E−F−Bとなり、コストは3;
IからDへの最短経路はI−E−Dとなり、コストは3;
である。よって、以下に示す経路計算結果が上記と等しくなれば最短性が確保されたこととなる。
以下では、順序制御部140によるPrimary/Detour LSPの順番制御によって計算順序を変更することによって、Primary LSPの経路の最短性を確保しようとする。ここで提案する方式は、従来のOSPF-TEの計算順序を変更し、要求のあったLSPのPrimary LSPから計算し、その後、Detour LSPを計算する。よって、AからBへのPrimary LSP、AからDへのPrimary LSP、IからBへのPrimary LSP、IからDへのPrimary LSP、AからBへのDetour LSP、AからDへのDetour LSP、IからBへのDetour LSP、IからDへのDetour LSP、順にLSPを設定するものとする。
図7は、AからBへのPrimary LSP設定手順であり、プライマリパス計算部151(OSPF-TEアルゴリズム)の計算に従い、A−H−G−F−Bの経路が計算され、そのコストは3.5(=1+1/2+1+1)となる。
図8は、AからDへのPrimary LSP設定手順であり、プライマリパス計算部151(OSPF-TEアルゴリズム)の計算に従い、A−H−E−Dの経路が計算され、そのコストは3.5(=1+1/2+2)となる。
図9は、IからBへのPrimary LSP設定手順であり、プライマリパス計算部151(OSPF-TEアルゴリズム)の計算に従い、I−E−F−Bの経路が計算され、そのコストは3(=1+1+1)となる。
図11は、AからBへのDetour LSP設定手順であり、まず、有向グラフGからA〜B間のプライマリパスの通る経路を除いたグラフを作成し、迂回パス計算部152(OSPF-TEアルゴリズム)の計算に従い、A−I−E−C−Bの経路が計算され、そのコストは9(1+1+2+5)となる。
図12は、AからDへのDetour LSP設定手順であり、まず、有向グラフGからA〜D間のプライマリパスの通る経路を除いたグラフを作成し、迂回パス計算部152(OSPF-TEアルゴリズム)の計算に従い、A−I−H−G−F−E−C−Dの経路が計算され、そのコストは14.5(1+3+1/2+1+1+2+6)となる。
図13は、IからBへのDetour LSP設定手順であり、まず、有向グラフGからI〜B間のプライマリパスの通る経路を除いたグラフを作成し、迂回パス計算部152(OSPF-TEアルゴリズム)の計算に従い、I−A−H−E−C−Bの経路が計算され、そのコストは9.5(1+1+1/2+2+5)となる。
図14は、IからDへのDetour LSP設定手順であり、まず、有向グラフGからI〜D間のプライマリパスの通る経路を除いたグラフを作成し、迂回パス計算部152(OSPF-TEアルゴリズム)の計算に従い、I−H−G−F−B−C−Dの経路が計算され、そのコストは16.5(3+1/2+1+1+5+6)となる。
上記の例におけるコストを図15に示す。同図からわかるように、Primary LSPの最短性が確保される。
[第2の実施の形態]
本実施の形態では、プライマリパスはメインパスであるので、OSPF-TE計算により入口ノードから宛先ノードまでの残余帯域を考慮した最短経路で設定する。迂回パスは、入口ノードから宛先ノードまでの、総ホップ数が最小で、かつ、入口ノードから宛先ノードまでの残余帯域の候補が最大のリンクとなる経路を選択する。なおこの場合の経路の計算はダイクストラアルゴリズムを用いる。迂回パスは該当するプライマリパスの通過するリンクとは完全に交わらない経路で設定する。
本実施の形態におけるパス収容計算サーバの構成は、図16に示すように、図4の構成から順序制御部を除いた構成である。本実施の形態では、Primary LSPとDetour LSPの経路計算方法を変えることによって順番制御を行わず、Primary LSPの経路の最短性を求めるものである。図16に示すプライマリパス計算部151では、従来のOSPF-TEあるゴリズムを用い、迂回パス計算部152では、最小ホップ、最大最小残余帯域を考慮したダイクストラアルゴリズムによる計算を行う。
上記のプライマリ・バックアップパスパッキング部130の処理について説明する。
以下では、G=(V,E)の全ての(i,j)に対してLijとし、長さLij>0の辺(i,j)の連結グラフG=(V,E)が与えられているとき、経路計算部150のプライマリパス計算部151、迂回パス計算部152を用いて、プライマリパス集合T(Vtk,Etk)、Tの迂回パス集合T'(V'tk,E’ tk)を決定する。
まず、プライマリ・バックアップパスパッキング部130は、データベース120から連結グラフ(有向グラフ)Gの辺(i,j)とそれらの長さLを取得し、プライマリパス計算部151を用いてプライマリパス集合Tを計算し、メモリ(図示せず)に格納する。プライマリパス計算部151では、OSPF-TEアルゴリズムが用いられる。解としてTが導出されたならば、メモリ(図示せず)に格納されたプライマリパス集合T(Vtk,Etk)をルータに出力する。これをk=1〜nまで繰り返す。
次に、プライマリ・バックアップパスパッキング部130は、Gからプライマリパス集合Tを除いた有向グラフG’(V’,E’)を作成し、迂回パス計算部152を用いてG’から入口ノードから宛先ノードまでの最小ホップ数・最大最小残余帯域となるような最短経路T’を計算し、T’をメモリ(図示せず)に格納する。迂回パス計算部152では、ダイクストラアルゴリズムが用いられる。解としてT’が導出されたならば、プライマリ・バックアップパスパッキング部130は、迂回パス集合T’ (V'tk,E’ tk)を、ルータに出力する。これをk=1〜nまで繰り返す。
次に、上記の処理を詳細に説明する。
図17は、本発明の第2の実施の形態における経路計算処理のフローチャートである。
ステップ300) プライマリ・バックアップパスパッキング部130は、経路計算部150のプライマリパス計算部151を用いて、プライマリパスの計算を行う。
ステップ301) プライマリパス計算部151は、データベース120のトポロジ情報、要求LSP情報、入口ノード情報、宛先ノード情報に基づいて、有向グラフGから残余帯域の余っていないリンクを削除し、当該リンクが削除された有向グラフをメモリ(図示せず)に格納する。
ステップ302) メモリ(図示せず)に格納されている有向グラフについて入口ノードから宛先ノードまでの最短経路を選択し、出力する。
ステップ400) プライマリ・バックアップパスパッキング部130は、経路計算部150の迂回パス計算部152を用いて、迂回パスの計算を行う。
ステップ401) 迂回パス計算部152は、データベース120のトポロジ情報、要求LSP情報、入口ノード情報、宛先ノード情報に基づいて、有向グラフGから該当プライマリパスの通るリンクを削除し、当該リンクが削除された有向グラフGをメモリ(図示せず)に格納する。
ステップ402) メモリ(図示せず)に格納されている有向グラフGから残余帯域の余っていないリンクを削除し、当該リンクが削除された有向グラフをメモリ(図示せず)に格納する。
ステップ403) ステップ402でメモリ(図示せず)に格納された有向グラフについて、入口ノードから宛先ノードまでの最小ホップ・最大最小残余帯域を考慮した経路を選択し、出力する。
ステップ501) kを1インクリメントする。
ステップ502) k>nであれば、処理を終了し、そうでなければステップ301に移行する。
以下に、本実施の形態の具体的な例を説明する。
評価ネットワークについては図6と同様である。
図18は、AからBへのPrimary LSP設定手順であり、プライマリパス計算部151(OSPF-TEアルゴリズム)の計算に従い、A−H−G−F−Bの経路が計算され、そのコストは3.5(=1+1/2+1+1)となる。
図19は、AからBへのDetour LSP設定手順であり、まず、有向グラフからA〜B間のプライマリパスの通る経路を除いたグラフを作成し、迂回パス計算部152(ダイクストラ)の計算に従い、A−Bの経路が計算され、そのコストは10である。
図20は、AからDへのPrimary LSP設定手順であり、プライマリパス計算部151(OSPF-TEアルゴリズム)の計算に従い、A−H−E−Dの経路が計算され、そのコストは3.5(=1+1/2+2)となる。
図21は、AからDへのDetour LSP設定手順であり、まず、有向グラフからA〜D間のプライマリパスの通る経路を除いたグラフを作成し、迂回パス計算部152(ダイクストラ)の計算に従い、A−B−C−Dの経路が計算され、そのコストは21(=10+5+6)である。
図22は、IからBへのPrimary LSP設定手順であり、プライマリパス計算部151(OSPF-TEアルゴリズム)の計算に従い、I−E−F−Bの経路が計算され、そのコストは3(=1+1+1)である。
図23は、IからBへのDetour LSP設定手順であり、まず、有向グラフからI〜B間のプライマリパスの通る経路を除いたグラフを作成し、迂回パス計算部152(ダイクストラ)の計算に従い、I−A−Bの経路が計算され、そのコストは11(=1+10)である。
図24は、IからDへのPrimary LSP設定手順であり、プライマリ計算部151(OSPF-TEアルゴリズム)の計算に従い、I−E−Dの経路が計算され、そのコストは3(=1+2)である。
図25は、IからDへのDetour LSP設定手順であり、まず、有向グラフからI〜D間のプライマリパスの通る経路を除いたグラフを作成し、迂回パス計算部152(ダイクストラ)の計算に従い、I−H−E−C−Dの経路が計算され、そのコストは11.5(=3+1/2+2+6)である。
図26に上記で求められたコストの例を示す。同図からわかるように、それぞれの要求に応じてAからBへのPrimary LSP、AからBへのDetour LSP、AからDへのPrimary LSP、AからDへのDetour LSP、IからBへのPrimary LSP、IからBへのDetour LSP、IからDへのPrimary LSP、IからDへのDetour LSP、と順にLSPしてもPrimary LSPの最短性が確保される。
前述の従来の技術では、図35に示すように、
AからBへの最短経路はA−H−G−F−Bとなり、コストは3.5;
AからDへの最短経路はA−H−E−Dとなり、コストは3.5;
IからBへの最短経路はI−E−F−Bとなり、コストは3;
IからDへの最短経路はI−E−Dとなり、コストは5.5;
となり、迂回パスによってプライマリパスの通過すべき最短経路が確保できなくなることがあるのに対し、上記の第1の実施の形態の図15、第2の実施の形態の図26に示すようにPrimary LSPの最短性が確保される。
なお、本発明は、上記の第1の実施の形態及び第2の実施の形態のパス収容計算サーバの機能をプログラムとして構築し、パス収容計算サーバ(装置)として利用されるコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
また、構築されたプログラムをハードディスクや、フレキシブルディスク・CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納し、コンピュータにインストールする、または、配布することが可能である。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において種々変更・応用が可能である。
本発明は、TE LSPを設定可能なMPLSネットワーク技術における、P2P TE LSPのソース(Ingress)ノードと宛先(Egress)ノードを結ぶプライマリパスと迂回パスを設定する技術に適用可能である。また、重要度の高いトラフィックと低いトラフィックを振り分けるようなサービスにも適用可能である。
本発明の原理を説明するための図である。 本発明の原理構成図である。 本発明のパス収容計算システムの概念図である。 本発明の第1の実施の形態におけるパス収容計算装置の構成図である。 本発明の第1の実施の形態における経路計算処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における動作例を示す図(その1)である。 本発明の第1の実施の形態における動作例を示す図(その2)である。 本発明の第1の実施の形態における動作例を示す図(その3)である。 本発明の第1の実施の形態における動作例を示す図(その4)である。 本発明の第1の実施の形態における動作例を示す図(その5)である。 本発明の第1の実施の形態における動作例を示す図(その6)である。 本発明の第1の実施の形態における動作例を示す図(その7)である。 本発明の第1の実施の形態における動作例を示す図(その8)である。 本発明の第1の実施の形態における動作例を示す図(その9)である。 本発明の第1の実施の形態におけるコストを示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるパス収容計算サーバの構成図である。 本発明の第2の実施の形態における経路計算処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における動作例を示す図(その1)である。 本発明の第2の実施の形態における動作例を示す図(その2)である。 本発明の第2の実施の形態における動作例を示す図(その3)である。 本発明の第2の実施の形態における動作例を示す図(その4)である。 本発明の第2の実施の形態における動作例を示す図(その5)である。 本発明の第2の実施の形態における動作例を示す図(その6)である。 本発明の第2の実施の形態における動作例を示す図(その7)である。 本発明の第2の実施の形態における動作例を示す図(その8)である。 本発明の第2の実施の形態におけるコストを示す図である。 従来のOSPF-TEを説明するための図(その1)である。 従来のOSPF-TEを説明するための図(その2)である。 従来のOSPF-TEを説明するための図(その3)である。 従来のOSPF-TEを説明するための図(その4)である。 従来のOSPF-TEを説明するための図(その5)である。 従来のOSPF-TEを説明するための図(その6)である。 従来のOSPF-TEを説明するための図(その7)である。 従来のOSPF-TEを説明するための図(その8)である。 従来のコストの例である。
符号の説明
100 パス収容計算装置、パス収容計算サーバ
110−1 プライマリパス設定手段
110−2 迂回パス設定手段
120 データベース
130 ノード特定手段、プライマリ・バックアップパスパッキング部
140 順序制御部
141 順序制御アルゴリズム
150 経路計算部
151 プライマリパス計算手段、プライマリパス計算部
152 迂回パス計算手段、迂回パス計算部

Claims (3)

  1. MPLSパスを設定可能な装置と該MPLSパスの経路を設定するパス収容計算装置を有するネットワークにおいて、入口ノードと宛先ノードを結ぶプライマリパスと迂回パスを設定するためのパス収容計算方法であって、
    前記パス収容計算装置において、
    同時に経路を設定する入口ノードと宛先ノードの組み合わせが複数存在する場合に、接続関係情報やリンクコスト情報を格納したデータベースを参照して、該入口ノードから該宛先ノードまでの残余帯域を確保可能な最短経路で全ての組み合わせのプライマリパスを計算するプライマリパス計算ステップと、
    前記プライマリパス計算ステップで計算された前記プライマリパスを、前記MPLSパスを設定可能な装置に設定するプライマリパス設定ステップと、
    前記プライマリパスの設定後に、前記プライマリパスの通過するリンクと完全に交わらない経路を対象として、前記データベースを参照して、前記入口ノードから前記宛先ノードまでの残余帯域を確保可能な最短経路で迂回パスを計算する迂回パス計算ステップと、
    前記迂回パス計算ステップで計算された前記迂回パスを、前記MPLSパスを設定可能な装置に設定する迂回パス設定ステップと、
    を行うことを特徴とするパス収容計算方法。
  2. MPLSパスを設定可能な装置とネットワークを介して接続され、入口ノードと宛先ノードを結ぶプライマリパスと迂回パスを設定するためのパス収容計算装置であって、
    接続関係情報やリンクコスト情報を格納したデータベースと、
    同時に経路を設定する入口ノードと宛先ノードの組み合わせが複数存在する場合に、前記データベースを参照して、該入口ノードから該宛先ノードまでの残余帯域を確保可能な最短経路で全ての組み合わせのプライマリパスを計算するプライマリパス計算手段と、
    前記プライマリパス計算手段で計算された前記プライマリパスを、前記MPLSパスを設定可能な装置に設定するプライマリパス設定手段と、
    前記プライマリパスの設定後に、前記プライマリパスの通過するリンクと完全に交わらない経路を対象として、前記データベースを参照して、前記入口ノードから前記宛先ノードまでの残余帯域を確保可能な最短経路で迂回パスを計算する迂回パス計算手段と、
    前記迂回パス計算手段で計算された前記迂回パスを、前記MPLSパスを設定可能な装置に設定する迂回パス設定手段と、
    を有することを特徴とするパス収容計算装置。
  3. コンピュータを、
    請求項記載のパス収容計算装置として機能させることを特徴とするパス収容計算プログラム。
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