JP2007240878A - 画像形成装置への現像液供給方法 - Google Patents

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幸司 村瀬
Hiroyuki Ueda
博之 上田
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Tomoyuki Oda
智之 小田
Junpei Hobo
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Nobuhiro Horiuchi
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Abstract

【課題】液体現像剤(現像液)を用いる画像形成装置において、現像液を良好に供給でき、かつ、循環させることのできる、画像形成装置への現像液供給方法を提供すること。
【解決手段】画像形成装置1は、静電潜像をトナー液L1およびキャリア液L2が混合された現像液L3によって現像する仕組みを有する。画像形成装置1では、現像液L3を画像形成装置1に供給するのに先立ち、キャリア液L2だけを画像形成装置1に与える。現像液L3が循環する循環路において、その内壁にキャリア液L2の被膜が形成されているので、画像形成装置の使用に伴う循環路の内壁のトナーの付着を防止する。
【選択図】図1

Description

この発明は、画像形成装置への現像液供給方法に関する。
画像形成装置において、液体現像剤を用いた現像装置が公知である(特許文献1参照)。
特許文献1では、濃縮トナー液を希釈液で薄め、トナー濃度が適正な濃度の液体現像剤を使用する。ここで使用される濃縮トナー液は粘りがあるので、濃縮トナー液を供給した後の経路(流路)に希釈液を通して、濃縮トナー液の経路中に濃縮トナー液が溜まらないようにしている。
特開平8−76604号公報
ところで、液体現像剤(現像液)を用いる画像形成装置で、現像液を循環させるものがある。
このようなタイプの画像形成装置では、循環路を循環される現像液が、使用に伴い、現像液中のトナーが循環路の内壁などに少しずつ付着し、現像液のスムーズな流れを妨げるようになるおそれがある。
特許文献1は、濃縮トナー液の経路に関するトナーの付着防止を図るものであるが、現像液の循環路全体について、トナーの付着を防止する技術ではない。
この発明は、このような背景のもとでなされたもので、液体現像剤(現像液)を用いる画像形成装置において、現像液を良好に供給でき、かつ、循環させることのできる、画像形成装置への現像液供給方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、静電潜像をトナー液およびキャリア液が混合された現像液によって現像する仕組みを有する画像形成装置への現像液供給方法であって、現像液を前記画像形成装置に供給するのに先立ち、キャリア液だけを前記画像形成装置に与えた後に、現像液を供給することを特徴とする、画像形成装置への現像液供給方法である。
この発明によれば、トナー液およびキャリア液が混合された混合液としての現像液を画像形成装置に供給するのに先立ち、キャリア液だけを先に与えることによって、たとえば、現像液の循環する循環路の内壁をキャリア液で覆うことができる。これにより、この循環路の内壁に形成されたキャリア液の被膜により、循環路の内壁は滑り易い状態になり、現像液に含まれるトナーが循環路の内壁に付きにくくなる。したがって、画像形成装置における現像液の循環路において、画像形成装置の使用に伴うトナーの付着を防止できる。
また、循環路の内壁を滑り易くするために、キャリア液を使用するので、循環路の内壁に被膜を形成するために特別な液剤を別途用意する必要がなく、結果として、画像形成装置の使い勝手をよくすることができる。
なお、請求項2に記載のように、キャリア液は、前記画像形成装置の設定時であって、初めて現像液を供給するのに先だって与えてもよい。これにより、画像形成装置の設定時のように循環路内に現像液がない状態で、循環路内にキャリア液を与えることができるので、循環路の内壁への被覆をより良好に行うことができる。
また、請求項3に記載のように、キャリア液は、前記画像形成装置をメンテナンスする時であって、メンテナンス後に現像液を供給するのに先だって与えてもよい。これにより、画像形成装置のメンテナンス時(たとえば、トナー液タンクやキャリア液タンクの交換,補充時)のように循環路内に現像液が少ない状態で、循環路内にキャリア液を与えることができるので、循環路の内壁への被覆を良好に行うことができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、画像形成装置に備えられる現像装置および現像液攪拌循環装置の一例を概略的に示す模式図である。この画像形成装置1は、静電潜像を液体の現像液L3によって現像する仕組みを有した液体現像式の画像形成装置である。
画像形成装置1は、感光体ドラム50、現像液L3が循環する循環路を含む現像液攪拌循環装置30および現像装置40を備えている。
現像液攪拌循環装置30は、攪拌用タンク31と、現像液供給経路Aと、現像液回収経路Bとを備えている。
攪拌用タンク31には、トナー液供給路12を介してトナー液タンク11が接続されており、また、キャリア液供給路22を介してキャリア液タンク21が接続されている。攪拌用タンク31には、チューブポンプP1によりトナー液タンク11のトナー液L1が送り込まれ、また、チューブポンプP2によりキャリア液タンク21のキャリア液L2が送り込まれる。トナー液L1とは、トナー(着色剤)を含んだ液体のことであり、キャリア液L2とは、トナーの濃度を所定の濃度にするための液体であり、トナー液L1に比べて粘度の低い液体である。また、チューブポンプPとは、ポンプの機能とバルブの機能とを兼ね備えるものであり、このチューブポンプPの代わりにポンプやバルブを併せて用いることもできる。
攪拌用タンク31では、トナー液L1およびキャリア液L2が攪拌翼32により混合され、現像装置40で使用される現像液L3が生成される。
また、攪拌用タンク31には、濃度測定路61を介して、濃度センサ62が接続されている。この濃度センサ62は、チューブポンプP6,P7により、攪拌用タンク31中の現像液L3が濃度測定路61に送り込まれることで、攪拌用タンク31で生成される現像液L3のトナー濃度を測定する。
さらに、攪拌用タンク31には液量センサ33が設けられており、この液量センサ33は、攪拌用タンク31内に蓄えられる現像液L3の量を検知する。
現像液供給経路Aは、攪拌用タンク31で生成される現像液L3を現像装置40へと供給する経路のことであり、リザーバタンク35と、供給装置37と、攪拌用タンク31とリザーバタンク35とを接続している現像液供給路34と、リザーバタンク35と供給装置37とを接続している現像液供給路36とを備えている。現像液供給路34,36の途中にはそれぞれ、チューブポンプP3,P4が接続されており、このチューブポンプP3,P4によって、現像液L3の現像装置40への送出が制御される。
現像液回収経路Bは、現像装置40で回収された回収現像液L4を攪拌用タンク31まで供給する経路のことであり、現像装置40と攪拌用タンク31とを接続している現像液回収路38を備えている。回収現像液L4とは、現像装置40で回収された現像液のことであり、チューブポンプP5により現像液回収経路Bを介して攪拌用タンク31に供給することができる。このようにして、攪拌用タンク31には、前述のトナー液L1およびキャリア液L2に加え、回収現像液L4が供給されており、これらの液体(L1,L2およびL4)が混合されることで、現像液L3が再生成される。
現像装置40は、現像液タンク41と、汲み上げローラ42と、塗布ローラ43と、現像ローラ44とを備えている。これらのローラ(42〜44)は、円筒形状を有しており、お互いが平行に配列されており、お互いが接する位置に配置されている。また、これらのローラ(42〜44)は、図示しない駆動装置により所定方向に回転運動を行っており、この回転運動により、現像液タンク41にある現像液L3が、汲み上げローラ42、塗布ローラ43、現像ローラ44へ順に塗布される。
感光体ドラム50は、現像ローラ44に近接する位置に配置されている。感光体ドラム50は、ローラ(42〜44)と同様に、円筒形状を有しており、現像装置40に対して平行に配列されている。また、感光体ドラム50は、図示しない駆動装置により所定方向に回転運動を行っている。
感光体ドラム50では、感光体ドラム50の回転運動に伴い、その表面が露光されて、静電潜像が形成される。次いで、感光体ドラム50と現像ローラ44との近接位置において、この静電潜像に現像ローラ44表面の現像液L3中のトナーが付与され、感光体ドラム50の表面にトナー像が形成される。そして、図示しない転写手段により、このトナー像が用紙(または、転写ベルト)に転写される。感光体ドラム50の表面上に付着したままのトナーは、ブレード状の感光体ドラムクリーナ50cにより、取り除かれる。
一方、現像ローラ44には、現像ローラ44の表面上に、現像ローラクリーナ44cが当接されている。この現像ローラクリーナ44cは、現像ローラ44の回転駆動に伴って、現像ローラ44の表面に残存している現像液を、前述の回収現像液L4として回収する。
ところで、トナー液L1に含まれるトナーが循環路(特に、現像液供給経路A)の内壁に付着する場合がある。この場合、現像液L3中のトナーが循環路の内壁に少しずつ付着することにより、現像液攪拌循環装置30の現像液L3のスムーズな流れを妨げる。
そこで、循環路に現像液L3を供給するのに先立ち、キャリア液L2だけを先に与えることで、循環路の内壁にキャリア液L2の被膜を形成することができる。このキャリア液L2の被膜により、循環路の内壁は滑り易くなり、現像液L3に含まれるトナーが循環路の内壁に付きにくくなる。したがって、画像形成装置1における現像液L3の循環路において、画像形成装置1の使用に伴うトナーの付着を防止できるので、現像液L3を良好に供給でき、かつ、循環させることができる。
また、循環路の内壁を滑り易くするために、キャリア液L2を使用するので、循環路の内壁に被膜を形成するために特別な液剤を別途用意する必要がなく、結果として、画像形成装置1の使い勝手をよくすることができる。
なお、上述の方法は、画像形成装置1の設定時に行ってもよい。これにより、装置の初期の設定時のように循環路内に現像液L3がない状態で、循環路内にキャリア液L2を与えることができるので、循環路の内壁への被覆をより良好に行うことができる。
また、上述の方法は、画像形成装置1のメンテナンス時に行ってもよい。これにより、装置におけるトナー液タンク11やキャリア液タンク21の交換,補充時などのメンテナンス時のように循環路内に現像液L3が少ない状態で、循環路内にキャリア液L2を与えることができるので、循環路の内壁への被覆を良好に行うことができる。
以上で、この発明の実施の形態を説明したが、この発明の実施は、前記の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
画像形成装置に備えられる現像装置および現像液攪拌循環装置の一例を概略的に示す模式図である。
符号の説明
1 画像形成装置
30 現像液攪拌循環装置(循環路)
40 現像装置(循環路)
1 トナー液
2 キャリア液
3 現像液

Claims (3)

  1. 静電潜像をトナー液およびキャリア液が混合された現像液によって現像する仕組みを有する画像形成装置への現像液供給方法であって、
    現像液を前記画像形成装置に供給するのに先立ち、キャリア液だけを前記画像形成装置に与えた後に、現像液を供給することを特徴とする、画像形成装置への現像液供給方法。
  2. キャリア液は、前記画像形成装置の設定時であって、初めて現像液を供給するのに先だって与えることを特徴とする、請求項1記載の画像形成装置への現像液供給方法
  3. キャリア液は、前記画像形成装置をメンテナンスする時であって、メンテナンス後に現像液を供給するのに先だって与えることを特徴とする、請求項1記載の画像形成装置への現像液供給方法


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