JP2007240614A - 課金画像処理システム、課金画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理の内容に応じた細かい料金体系を容易に採用でき、画像処理の予想金額を高精度に算出可能な課金画像処理システム、課金画像処理方法及び画像処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像処理に対して課金を行う課金画像処理システムであって、画像処理を仮想的に行わせて、画像処理の予想金額を画像処理の内容に基づいて算出する予想金額算出手段S1〜S6と、予想金額以上の金額が預かり金額として課金装置に投入されているかを判定する預かり金額判定手段S7〜S8と、予想金額以上の金額が預かり金額として投入された課金装置からの返金を禁止する返金禁止手段S9と、画像処理を行う画像処理手段S10と、課金装置を制御して画像処理によって発生した料金を預かり金額から引き落とす課金手段S11〜S13と、課金装置からの返金を禁止した状態を解除する返金禁止解除手段S14とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図2

Description

本発明は、課金画像処理システム、課金画像処理方法及び画像処理装置に係り、特に画像処理に対して課金を行う課金画像処理システム、課金画像処理方法及び画像処理装置に関する。
例えばコンビニエンスストアやプリントショップ等でコピーサービスを利用しようとするユーザは、課金装置に紙幣や硬貨を投入するか、紙幣や硬貨の代用としてのプリペイドカードやICカード等をセットすることにより、画像処理装置としての複合機(以下、MFPという)によるコピーサービスを利用可能である。
特許文献1,2には、課金装置に紙幣や硬貨を投入するか、紙幣や硬貨の代用としてのプリペイドカードやICカード等をセットすることにより、MFPによるコピーサービスを利用可能な課金印刷システムの一例が記載されている。
特開平9−297510号公報 特開2003−196737号公報
従来の課金印刷システムでは、印刷サービスに先立ち、その印刷サービスに必要な料金を算出している。従来の課金印刷システムでは実際に印刷サービスを行う前に料金を算出するため、印刷サービスの内容に応じた細かい料金体系を採用したとしても算出される料金の精度が悪いという問題があった。このため、従来の課金印刷システムでは印刷サービスの内容に応じた細かい料金体系を採用しているものが少なかった。
また、従来の課金印刷システムでは、印刷サービスの内容に応じた細かい料金体系を採用したとしても算出される料金の精度を良くしようとすれば、特許文献2に記載されているように、印刷するファイル以外に印刷条件を示す印刷条件データを用意しておかなければならなかった。
なお、課金印刷システムでは印刷サービスを行った後で料金を算出して課金するようにした場合、印刷サービスの内容に応じた細かい料金体系を採用したとしても料金の精度が高くなるが、特にコンビニエンスストアなどに設置されているときに料金の回収の確実性が低下する。このように、課金印刷システムでは料金を確実に回収するため、印刷サービスに先立って料金を算出し、その料金が引き落とし可能な状態となった後で、印刷サービスを行う必要がある。
したがって、従来の課金印刷システムでは、印刷条件を示す印刷条件データ等を別途用意することなく、印刷サービスの内容に応じた細かい料金体系を採用することができないという問題があった。
更に、従来の課金印刷システムでは印刷サービスに先立って大雑把な料金を算出し、その料金が引き落とし可能な状態となった後で、印刷サービスを行って、最終的な料金を算出することも考えられるが、印刷サービスに先立って算出する料金の精度が低ければ、以下のような問題が生じる。即ち、印刷サービスに先立って算出された料金が低すぎれば回収の確実性は低下する。印刷サービスに先立って算出された料金が高すぎれば、ユーザは印刷サービスに先立って最終的な料金よりも多めの金額を預け入れておかなければならなかった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、画像処理の内容に応じた細かい料金体系を容易に採用でき、画像処理の予想金額を高精度に算出可能な課金画像処理システム、課金画像処理方法及び画像処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、ユーザからの要求に応じて行った画像処理に対して課金を行う課金画像処理システムであって、ユーザからの要求に応じて行う前記画像処理を仮想的に行わせて、前記画像処理の予想金額を前記画像処理の内容に基づいて算出する予想金額算出手段と、前記予想金額以上の金額が預かり金額として課金装置に投入されているかを判定する預かり金額判定手段と、前記予想金額以上の金額が預かり金額として投入された前記課金装置からの返金を禁止する返金禁止手段と、前記ユーザからの要求に応じた前記画像処理を行う画像処理手段と、前記課金装置を制御して前記画像処理によって発生した料金を前記預かり金額から引き落とす課金手段と、前記課金装置からの返金を禁止した状態を解除する返金禁止解除手段とを有することを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、画像処理の内容に応じた細かい料金体系を容易に採用でき、画像処理の予想金額を高精度に算出可能な課金画像処理システム、課金画像処理方法及び画像処理装置を提供可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。なお、本実施例では課金画像処理システムの一例として課金印刷システムを例に説明するが他の課金画像処理システムであってもよい。
図1は本発明による課金印刷システムの一実施例のシステム構成図である。図1の課金印刷システム1は、シリアル−パラレル変換BOX10と、課金装置12と、ICカードリーダ12と、USBメモリ13と、CDドライブ14と、DVDドライブ15と、MFP101とを有する構成である。
MFP101は、シリアル−パラレル変換BOX10を介して課金装置11に接続されている。なお、MFP101とシリアル−パラレル変換BOX10とは、パラレル接続されている。シリアル−パラレル変換BOX10と課金装置11とは、シリアル接続されている。また、MFP101はICカードリーダ12と接続されている。ICカードリーダ12は課金装置の一例である。
MFP101は、USBポートを介して、USBメモリ13,CDドライブ14及びDVDドライブ15と接続されている。CDドライブ14はCD−R又はCD−RWからファイルを読み出し、MFP101に送信する。DVDドライブ15は、DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,DVD+RAM,HD DVD又はBlu−ray Discからファイルを読み出し、MFP101に送信する。
課金装置11はユーザにより紙幣又は硬貨を投入されると、投入されている金額(デポジット金額)をシリアル−パラレル変換BOX10経由でMFP101に通知する。ICカードリーダ12は、ユーザにより紙幣又は硬貨の代用としてのICカードをセットされると、セットされているICカードに預け入れられている金額(デポジット金額)をMFP101に通知する。なお、図示されていないが、課金装置11又はICカードリーダ12はプリペイドカードをセットできるようにしてもよい。この場合、課金装置11又はICカードリーダ12はプリペイドカードがセットされると、セットされているプリペイドカードに預け入れられている金額(デポジット金額)をMFP101に通知する。
MFP101は、画像処理装置の一例であって、ユーザからの指示に基づいて画像形成に掛かる処理を行う。例えばMFP101は、USBメモリ13,CDドライブ14又はDVDドライブ15からファイルを受信し、そのファイルを印刷して、料金をデポジット金額から引き落とす。
次に、図1の課金印刷システム1の処理手順について図2を参照しつつ説明する。図2は課金印刷システムの処理手順を示す一例のフローチャートである。
ステップS1に進み、MFP101はUSBポートを介して接続されているUSBメモリ13等の記録媒体、又はUSBポートを介して接続されているCDドライブ14,DVDドライブ15にセットされたCD−R,DVD−R等の記録媒体を受け付ける。
ステップS2に進み、MFP101はステップS1で受け付けた記録媒体に印刷可能なファイルがあったか否かを判定する。印刷可能なファイルが無ければ、MFP101はステップS1に戻る。一方、印刷可能なファイルがあれば、MFP101はステップS3に進み、印刷可能なファイルのファイル一覧をオペレーションパネルに表示する。ユーザはオペレーションパネルに表示されたファイル一覧から印刷するファイルを選択できる。
ステップS4に進み、MFP101はユーザからの印刷要求を受け付ける。ステップS5に進み、MFP101は印刷するファイルがあるか否かを判定する。印刷するファイルが無ければ、MFP101はステップS3に戻る。印刷するファイルがあれば、MFP101はステップS6に進み、料金の予想金額を算出する。ステップS7に進み、MFP101は算出した予想金額よりも多いデポジット金額を例えばオペレーションパネルや課金装置11に表示してユーザに請求する。
ステップS8に進み、MFP101は予想金額以上のデポジット金額が例えば課金装置11に投入されたか否かを判定する。予想金額以上のデポジット金額が投入されていなければ、MFP101はステップS7に戻る。予想金額以上のデポジット金額が投入されていれば、MFP101はステップS9に進み、ユーザから預かったデポジット金額の返金を禁止するように課金装置11のロックを行う。
ステップS10に進み、MFP101はステップS4で印刷要求を受け付けたファイルの印刷を実行する。ステップS11に進み、MFP101は印刷枚数を取得する。ステップS12に進み、MFP101はステップS10の印刷の実行により発生した料金を印刷枚数および印刷の内容(カラー/モノクロ,用紙サイズ,紙種,両面印刷,ステープル又はパンチなど)に基づいて算出し、課金装置11を制御してデポジット金額から料金を引き落とす。
ステップS13に進み、MFP101はステップS4で受け付けた印刷要求に応じた印刷が終わったか否かを判定する。印刷が終わっていなければ、MFP101はステップS11に戻る。印刷が終わっていれば、MFP101はステップS14に進み、ステップS9で行った課金装置11のロックを解除したあと、ステップS1に戻る。
次に、MFP101の詳細について説明する。図3は、本発明によるMFPの一実施例の構成図である。図3のMFP101は、種々のハードウェア111と、種々のソフトウェア112と、起動部113とを含むように構成される。
MFP101のハードウェア111としては、撮像部121と、印刷部122と、その他のハードウェア123が存在する。撮像部121は読取原稿から画像(画像データ)を読み取るためのハードウェアである。印刷部122は、画像(画像データ)を印刷用紙に印刷するためのハードウェアである。
MFP101のソフトウェア112としては、種々のアプリケーション131と、種々のプラットフォーム132とが存在する。これらのプログラムはUNIX(登録商標)等のOS(オペレーティングシステム)によりプロセス単位で並列的に実行される。
アプリケーション131としては、コピー用のアプリケーションであるコピーアプリ141、プリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ142、スキャナ用のアプリケーションであるスキャナアプリ143、ファクシミリ用のアプリケーションであるファクシミリアプリ144、ネットワークファイル用のアプリケーションであるネットワークファイルアプリ145、Webクライアント用のアプリケーションであるWebブラウザ181、及びWebクライアント用のアプリケーションであるJWS(Java(登録商標) Web Start)182が存在する。
アプリケーション131は、専用のSDK(ソフトウェア開発キット)を使用して開発することができる。SDKを使用して開発したアプリケーション131をSDKアプリと呼ぶ。図3のMFP101には、SDKアプリ147、SDKアプリ147との仲介を行うSDKプラットフォーム148が存在する。
また、プラットフォーム132としては、種々のコントロールサービス151、システムリソースマネージャ(SRM)152、種々のハンドラ153が存在する。
コントロールサービス151としては、ネットワークコントロールサービス(NCS)161、ファクシミリコントロールサービス(FCS)162、デリバリコントロールサービス(DCS)163、エンジンコントロールサービス(ECS)164、メモリコントロールサービス(MCS)165、オペレーションパネルコントロールサービス(OCS)166、サーティフィケーションコントロールサービス(CCS)167、ユーザディレクトリコントロールサービス(UCS)168、システムコントロールサービス(SCS)169が存在する。ハンドラ153としては、ファクシミリコントロールユニットハンドラ(FCUH)171、イメージメモリハンドラ(IMH)172が存在する。
なお、プラットフォーム132は予め定義されている関数によりアプリケーション131からの処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインターフェース(API)133を有するように構成されている。FCUH171およびIMH172は予め定義されている関数によりハードウェア111に対する処理要求を送信可能とするエンジンI/F134を利用して、ハードウェア111に対する処理要求を行う。
NCS161のプロセスは、ネットワーク通信の仲介を行う。FCS162のプロセスは、ファクシミリのAPIを提供する。DCS163のプロセスは、蓄積文書の配信処理に関する制御を行う。ECS164のプロセスは、撮像部121や印刷部122に関する制御を行う。MCS165のプロセスは、メモリやハードディスクドライブに関する制御を行う。OCS166のプロセスは、オペレーションパネルに関する制御を行う。CCS167のプロセスは、認証処理や課金処理に関する制御を行う。UCS168のプロセスは、ユーザ情報の管理に関する制御を行う。SCS169のプロセスは、システムの管理に関する制御を行う。
起動部113は、MFP101の電源投入時に最初に実行される。これにより、MFP101はUNIX(登録商標)等のOSが起動され、アプリケーション131やプラットフォーム132が起動される。これらのプログラムは、ハードディスクドライブやメモリカードに蓄積されており、ハードディスクドライブやメモリカードから再生されて、メモリに起動されることになる。
図4は、本発明によるMFPの一実施例のハードウェア構成図である。MFP101のハードウェア111としては、コントローラ201と、オペレーションパネル202と、ファクシミリコントロールユニット(FCU)203と、撮像部121と、印刷部122とが存在する。
コントローラ201は、CPU211、ASIC212、NB221、SB222、MEM−P231、MEM−C232、HDD(ハードディスクドライブ)233、メモリカードスロット234、NIC(ネットワークインタフェースコントローラ)241、USBデバイス242、IEEE1394デバイス243、セントロニクスデバイス244により構成される。
CPU211は、種々の情報処理用のICである。ASIC212は、種々の画像処理用のICである。NB221は、コントローラ201のノースブリッジである。SB222は、コントローラ201のサウスブリッジである。MEM−P231はMFP101のシステムメモリである。MEM−C232はMFP101のローカルメモリである。
HDD233はMFP101のストレージである。メモリカードスロット234はメモリカード235をセットするためのスロットである。NIC241はMACアドレスによるネットワーク通信用のコントローラである。USBデバイス242はUSB規格の接続端子を提供するためのデバイスである。IEEE1394デバイス243はIEEE1394規格の接続端子を提供するためのデバイスである。セントロニクスデバイス244はセントロニクス仕様の接続端子を提供するためのデバイスである。
また、オペレーションパネル202はユーザがMFP101に入力を行うためのハードウェア(操作部)であると共に、ユーザがMFP101から出力を得るためのハードウェア(表示部)である。
本発明によるMFP101は図5に示すようなSDKアプリ147を利用する。図5は本発明によるMFPで利用するSDKアプリを示すソフトウェア構成図である。図5のソフトウェア構成図は、MFP101のSDKアプリ147とSDKプラットフォーム148とを表すものである。
図5のSDKアプリ147は、タッチパネルユーザインターフェース501、印刷実行モジュール502、課金装置制御モジュール503を含む構成である。SDKアプリ147はSDKプラットフォーム148の仲介により、プラットフォーム132を利用可能である。
次に、SDKアプリ147を構成するタッチパネルユーザインターフェース(タッチパネルUI)501、印刷実行モジュール502、課金装置制御モジュール503の処理手順について図6を参照しつつ説明する。
図6は、タッチパネルユーザインターフェース、印刷実行モジュール、課金装置制御モジュールの処理手順を示す一例のシーケンス図である。
ステップS21に進み、タッチパネルUI501はUSBポートを介して接続されているUSBメモリ13等の記録媒体、又はUSBポートを介して接続されているCDドライブ14,DVDドライブ15にセットされたCD−R,DVD−R等の記録媒体を受け付ける。
ステップS22に進み、タッチパネルUI501はステップS21で受け付けた記録媒体に印刷可能なファイルがあったか否かを判定する。印刷可能なファイルが無ければ、タッチパネルUI501はステップS21に戻る。一方、印刷可能なファイルがあれば、タッチパネルUI501はステップS23に進み、印刷可能なファイルのファイル一覧をオペレーションパネル202に表示する。
ステップS24に進み、ユーザ601はオペレーションパネル202に表示されたファイル一覧から印刷するファイルを選択する。ステップS25に進み、ユーザ601はオペレーションパネル202を操作して、選択したファイルの印刷実行を要求する。
ステップS26に進み、タッチパネルUI501はユーザ601からの印刷要求を受け付け、印刷するファイルがあるか否かを判定する。印刷するファイルが無ければ、タッチパネルUI501はステップS23に戻る。印刷するファイルがあれば、タッチパネルUI501は印刷実行モジュール502に予想枚数算出を要求する。
ステップS27に進み、印刷実行モジュール502は仮想印刷を行い、仮想印刷の解析結果をタッチパネルUI501に送信する。仮想印刷の解析結果を受信すると、タッチパネルUI501はステップS28に進み、仮想印刷の解析結果に基づいて、印刷により発生する料金の予想金額を算出する。なお、タッチパネルUI501が印刷実行モジュール502に予想枚数算出を要求してからタッチパネルUI501が料金の予想金額を算出するまでの処理の詳細は、後述する。
ステップS29に進み、タッチパネルUI501は、算出した予想金額よりも多いデポジット金額を例えばオペレーションパネル202や課金装置11に表示してユーザに請求する。ステップS30に進み、ユーザ601は例えば課金装置11に紙幣や硬貨を投入するか、ICカードリーダ12に紙幣や硬貨の代用としてのプリペイドカードやICカード等をセットすることにより、料金(デポジット金額)を投入する。
ステップS31に進み、タッチパネルUI501は予想金額以上のデポジット金額が例えば課金装置11に投入されたか否かを判定する。予想金額以上のデポジット金額が投入されていなければ料金が足りないと判断し、タッチパネルUI501はステップS29に戻る。
予想金額以上のデポジット金額が投入されていれば料金が足りると判断し、タッチパネルUI501はユーザにより投入されたデポジット金額の返金を禁止するように、課金装置制御モジュール503に要求する。
ステップS32に進み、課金装置制御モジュール503はユーザから預かったデポジット金額の返金を禁止するように課金装置11の返却レバーをロックする。なお、プリペイドカードやICカード等をICカードリーダ12にセットすることにより、料金(デポジット金額)を投入した場合は、ICカードリーダ12の返却レバーをロックする。
ステップS33に進み、印刷実行モジュール502はユーザから印刷要求を受け付けたファイルの印刷を実行する。ステップS34に進み、印刷実行モジュール502は印刷枚数を取得する。印刷実行モジュール502は取得した印刷枚数を課金装置制御モジュール503に送信する。
ステップS35に進み、課金装置制御モジュール503はステップS33の印刷の実行により発生した料金を印刷枚数および印刷の内容(カラー/モノクロ,用紙サイズ,紙種,両面印刷,ステープル又はパンチなど)に基づいて算出し、課金装置11又はICカードリーダ12を制御してデポジット金額から料金を引き落とす。
ステップS36に進み、印刷実行モジュール502はユーザからの印刷要求に応じた印刷が終わったか否かを判定する。印刷が終わっていなければ、印刷実行モジュール502はステップS34に戻る。印刷が終わっていれば、印刷実行モジュール502は課金装置制御モジュール503に印刷が終わった旨を通知する。
ステップS37に進み、課金装置制御モジュール503はステップS32で行った課金装置11の返却レバーのロックを解除する。ステップS38に進み、タッチパネルUI501は実際に引き落とした金額をオペレーションパネル202に表示したあと、ステップS21に戻る。
次に、タッチパネルUI501が印刷実行モジュール502に予想枚数算出を要求してからタッチパネルUI501が料金の予想金額を算出するまでの処理の詳細について図7を参照しつつ説明する。
図7は料金の予想金額を算出する処理の一例のシーケンス図である。ステップS51に進み、タッチパネルUI501は印刷実行モジュール502に、印刷するファイルを指定して予想枚数算出を要求する。ステップS52に進み、印刷実行モジュール502は印刷するファイルを仮想印刷によりRAWデータに変換する。RAWデータとは、プリンタが理解できるバイナリデータである。
ステップS53に進み、印刷実行モジュール502はRPCS解析ツール701にRAWデータの解析を要求する。RPCSとはプリンタ言語である。ステップS54に進み、RPCS解析ツール701はRAWデータの解析結果を印刷実行モジュール502に送信する。また、印刷実行モジュール502は受信した解析結果をタッチパネルUI501に送信する。なお、印刷実行モジュール502が送信する解析結果には、例えばページ数,カラー/モノクロの別(ページ毎),用紙サイズ(ページ毎),紙種(普通紙/再生紙/色紙/特殊紙),両面印刷,ステープル,パンチ等が含まれる。
ステップS56に進み、タッチパネルUI501は図8(a)〜図8(c)に示すような料金情報を取得する。図8は料金情報の一例の構成図である。図8(a)は用紙サイズ及びカラー/モノクロの別に基づく料金情報である。図8(b)は紙種に基づく料金情報である。図8(c)はステープル又はパンチに基づく料金情報である。
ステップS57に進み、タッチパネルUI501は受信した解析結果および図8の料金情報に基づいて料金の予想金額を算出する。図9は料金の予想金額を算出した例を示す説明図である。図9は解析結果が「A4のカラーページが6枚、モノクロページが4枚の文書を再生紙でステープル印刷」である場合の例である。
タッチパネルUI501は図8(a)の料金情報からA4のカラーページ1枚当たりの単価「30円」、A4のモノクロページ1枚当たりの単価「10円」を取得する。タッチパネルUI501は図8(b)の料金情報から再生紙1枚当たりの加算金「10円」を取得する。また、タッチパネルUI501は図8(c)の料金情報からステープルの1ジョブ当たりの加算金「10円」を取得する。
タッチパネルUI501は、A4のカラーページ1枚当たりの単価「30円」×6枚からA4カラー料金「180円」を算出する。また、タッチパネルUI501は、A4のモノクロページ1枚当たりの単価「10円」×4枚からA4モノクロ料金「40円」を算出する。また、タッチパネルUI501は、再生紙1枚当たりの加算金「10円」×10枚から再生紙の加算金「100円」を算出する。また、タッチパネルUI501はステープルの1ジョブ当たりの加算金「10円」を取得する。
したがって、タッチパネルUI501は受信した解析結果および図8の料金情報に基づいて料金の予想金額「330円」を算出できる。このように、本発明ではタッチパネルUI501、印刷実行モジュール502、課金装置制御モジュール503をMFP101に組み込むことにより、ページ数,カラー/モノクロの別(ページ毎),用紙サイズ(ページ毎),紙種(普通紙/再生紙/色紙/特殊紙),両面印刷,ステープル,パンチ等の仮想印刷による解析結果の精度を上げることができる。
また、本発明では図8のような料金情報を用意しておくことにより、印刷サービスの内容に応じた細かい料金体系を容易に採用できる。即ち、本発明では料金体系を容易にカスタマイズでき、障害対応や仕様変更などが容易である。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
本発明による課金印刷システムの一実施例のシステム構成図である。 課金印刷システムの処理手順を示す一例のフローチャートである。 本発明によるMFPの一実施例の構成図である。 本発明によるMFPの一実施例のハードウェア構成図である。 本発明によるMFPで利用するSDKアプリを示すソフトウェア構成図である。 タッチパネルユーザインターフェース、印刷実行モジュール、課金装置制御モジュールの処理手順を示す一例のシーケンス図である。 料金の予想金額を算出する処理の一例のシーケンス図である。 料金情報の一例の構成図である。 料金の予想金額を算出した例を示す説明図である。
符号の説明
1 課金印刷システム
10 シリアル−パラレル変換BOX
11 課金装置
12 ICカードリーダ
13 USBメモリ
14 CDドライブ
15 DVDドライブ
101 MFP
111 ハードウェア
112 ソフトウェア
113 起動部
147 SDKアプリ
148 SDKプラットフォーム
202 オペレーションパネル
501 タッチパネルUI
502 印刷実行モジュール
503 課金装置制御モジュール

Claims (5)

  1. ユーザからの要求に応じて行った画像処理に対して課金を行う課金画像処理システムであって、
    ユーザからの要求に応じて行う前記画像処理を仮想的に行わせて、前記画像処理の予想金額を前記画像処理の内容に基づいて算出する予想金額算出手段と、
    前記予想金額以上の金額が預かり金額として課金装置に投入されているかを判定する預かり金額判定手段と、
    前記予想金額以上の金額が預かり金額として投入された前記課金装置からの返金を禁止する返金禁止手段と、
    前記ユーザからの要求に応じた前記画像処理を行う画像処理手段と、
    前記課金装置を制御して前記画像処理によって発生した料金を前記預かり金額から引き落とす課金手段と、
    前記課金装置からの返金を禁止した状態を解除する返金禁止解除手段と
    を有することを特徴とする課金画像処理システム。
  2. 前記予想金額算出手段は、前記ユーザからの要求に応じて行う前記画像処理を仮想的に行わせて、前記画像処理の内容の解析結果を受信し、その解析結果に基づいて前記画像処理の予想金額を算出することを特徴とする請求項1記載の課金画像処理システム。
  3. 前記予想金額算出手段は、前記処理要求が印刷処理であるとき、前記画像処理の内容としてのページ数,カラー/モノクロ,用紙サイズ,紙種,両面印刷,ステープル及びパンチの何れか一つ以上の組み合わせに基づいて前記画像処理の予想金額を算出することを特徴とする請求項1記載の課金画像処理システム。
  4. ユーザからの要求に応じて行った画像処理に対して課金を行う課金画像処理システムの課金画像処理方法であって、
    ユーザからの要求に応じて行う前記画像処理を仮想的に行わせて、前記画像処理の予想金額を前記画像処理の内容に基づいて算出する予想金額算出ステップと、
    前記予想金額以上の金額が預かり金額として課金装置に投入されているかを判定する預かり金額判定ステップと、
    前記予想金額以上の金額が預かり金額として投入された前記課金装置からの返金を禁止する返金禁止ステップと、
    前記ユーザからの要求に応じた前記画像処理を行う画像処理ステップと、
    前記課金装置を制御して前記画像処理によって発生した料金を前記預かり金額から引き落とす課金ステップと、
    前記課金装置からの返金を禁止した状態を解除する返金禁止解除ステップと
    を有することを特徴とする課金画像処理方法。
  5. ユーザからの要求に応じて画像処理を行う画像処理装置であって、
    ユーザからの要求に応じて行う前記画像処理を仮想的に行わせて、前記画像処理の予想金額を前記画像処理の内容に基づいて算出する予想金額算出手段と、
    前記予想金額以上の金額が預かり金額として課金装置に投入されているかを判定する預かり金額判定手段と、
    前記予想金額以上の金額が預かり金額として投入された前記課金装置からの返金を禁止する返金禁止手段と、
    前記ユーザからの要求に応じた前記画像処理を行う画像処理手段と、
    前記課金装置を制御して前記画像処理によって発生した料金を前記預かり金額から引き落とす課金手段と、
    前記課金装置からの返金を禁止した状態を解除する返金禁止解除手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
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