JP2007240251A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】駐車場の駐車容易性に基づいた処理をおこなうこと。
【解決手段】情報処理装置100は、取得部101、評価部102、処理部103、によって構成される。取得部101は、車両を駐車する駐車場の面積情報および当該駐車場に駐車可能な車両の台数情報を取得する。評価部102は、取得部101によって取得された面積情報および台数情報に基づいて、駐車場の駐車容易性を評価する。評価部102は、たとえば、面積情報と台数情報とに基づいて、駐車場の前記車両1台あたりの駐車面積を算出し、当該車両1台あたりの駐車面積が大きいほど駐車容易性が高いと評価する。処理部103は、評価部102によって評価された評価結果に基づく処理を実行する。
【選択図】図1

Description

この発明は、駐車場の駐車容易性に基づく処理をおこなう情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述した情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび記録媒体に限られない。
従来、目的地点までの経路を案内するナビゲーション装置において、個々のユーザに寄り適切な案内をおこなうため、目的地点周辺の駐車場に関する情報を考慮して経路を探索するものがある。
このようなナビゲーション装置では、たとえば、施設を選択し、経路案内に必要なデータを格納した情報記憶手段から、選択した施設の駐車場或いは提携駐車場の有無情報を検索し、検索された有無情報から、駐車場或いは提携駐車場が有る場合には、該駐車場情報を表示し、駐車場或いは提携駐車場が無い場合には、前記選択された施設の周辺に存在する駐車場を検索して表示するようにしている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2005−227291号公報
しかしながら、上述した従来技術によれば、目的地点周辺の駐車場は検索できるものの、それぞれの駐車場の状況は知ることができないという問題点が一例として挙げられる。たとえば、検索された駐車場に到着したものの、駐車スペースや経路が狭いために駐車が困難な場合がある。
特に、運転初心者や高齢ドライバーなどにとっては、駐車場の選択にあたって、駐車スペースへの駐車容易性が重要となるが、従来技術では、このような情報を得ることができないという問題点が一例として挙げられる。また、熟練した運転者にとっても、初めて訪れる駐車場は、なるべく駐車が容易な駐車場であることが望ましい。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報処理装置は、車両を駐車する駐車場の面積情報および当該駐車場に駐車可能な車両の台数情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された面積情報および台数情報に基づいて、前記駐車場の駐車容易性を評価する評価手段と、前記評価手段によって評価された評価結果に基づく処理を実行する処理手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる情報処理方法は、車両を駐車する駐車場の面積情報および当該駐車場に駐車可能な車両の台数情報を取得する取得工程と、前記取得工程によって取得された面積情報および台数情報に基づいて、前記駐車場の駐車容易性を評価する評価工程と、前記評価工程によって評価された評価結果に基づく処理を実行する処理工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる情報処理プログラムは、請求項6に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる記録媒体は、請求項7に記載の情報処理プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能なことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
はじめに、実施の形態にかかる情報処理装置100の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。実施の形態にかかる情報処理装置100は、取得部101、評価部102、処理部103によって構成される。
取得部101は、車両を駐車する駐車場の面積情報および当該駐車場に駐車可能な車両の台数情報を取得する。面積情報は、たとえば、駐車場の総面積や複数階にわたる駐車場の各階の面積、1台あたりの駐車スペースの面積などの情報である。また、台数情報は、駐車可能な車両の台数の情報であるが、複数階にわたる駐車場の各階の駐車可能台数、車種ごとに駐車スペースが区別されている駐車場の車種ごとの駐車可能台数の情報を取得することとしてもよい。また、取得部101は、たとえば、駐車場の空き状況についての情報を合わせて取得することとしてもよい。
評価部102は、取得部101によって取得された面積情報および台数情報に基づいて、駐車場の駐車容易性を評価する。評価部102は、たとえば、面積情報と台数情報とに基づいて、駐車場の車両1台あたりの駐車面積を算出し、当該車両1台あたりの駐車面積が大きいほど駐車容易性が高いと評価する。
評価部102は、たとえば、駐車場の総面積を駐車可能台数で割った面積を車両1台あたりの駐車面積として算出する。また、たとえば、所定の割合の面積を通路などの共有スペース分として総面積から控除した上で、駐車可能台数で割った面積を車両1台あたりの駐車面積として算出する。
処理部103は、評価部102によって評価された評価結果に基づく処理を実行する。処理部103は、たとえば、評価部102によって評価された駐車場の評価結果を呈示する。また、指定された駐車場までの経路を探索して誘導する。
ここで、取得部101は、たとえば、所定のエリア内に位置する複数の駐車場(以下、「エリア内駐車場」という)の面積情報および台数情報を取得することとしてもよい。この場合、評価部102は、エリア内駐車場の駐車容易性をそれぞれ評価する。また、処理部103は、エリア内駐車場に対する駐車容易性の評価に基づいて、それぞれの駐車場を呈示する。
このとき、処理部103は、駐車容易性が高いと評価されたエリア内駐車場を優先して呈示することとしてもよい。優先して呈示するとは、たとえば、複数の駐車場をリスト化して表示する場合、リストの上部に該当する駐車場を表示したり、表示形式を他の駐車場と異ならせて表示することである。また、処理部103は、呈示したエリア内駐車場のうち1つまたは複数の駐車場を指定する指定入力を受け付け、指定入力に対応する駐車場までの経路を探索して誘導することとしてもよい。
つぎに、情報処理装置100による情報処理について説明する。図2は、情報処理装置による情報処理の手順を示すフローチャートである。以下の説明では、エリア内駐車場についての処理をおこなう際の処理について説明する。
図2のフローチャートにおいて、情報処理装置100は、まず、取得部101によって、所定のエリア内に位置する複数の駐車場(エリア内駐車場)の面積情報および台数情報を取得する(ステップS201)。つぎに、評価部102によって、エリア内駐車場の車両1台あたりの駐車面積をそれぞれ算出し(ステップS202)、エリア内駐車場の駐車容易性をそれぞれ評価する(ステップS203)。
評価部102によってそれぞれの駐車場が評価されると、処理部103によって、駐車容易性が高い順にエリア内駐車場を呈示する(ステップS204)。そして、1つまはた複数の駐車場が指定されるまで待機して(ステップS205:Noのループ)、駐車場が指定されると(ステップS205:Yes)、指定された駐車場までの経路を探索し(ステップS206)、指定された駐車場までの経路を誘導して(ステップS207)、本フローチャートによる処理を終了する。
以上説明したように、情報処理装置100によれば、駐車場の面積情報および台数情報に基づいて駐車容易性を評価する。これにより、取得が容易な情報に基づいて、駐車場の駐車容易性を評価することができる。たとえば、面積情報と台数情報とに基づいて、車両1台あたりの駐車面積を算出し、車両1台あたりの駐車面積が大きいほど駐車容易性が高いと評価する。これにより、初心者などにも車両の出し入れが容易な駐車場を駐車容易性が高いと評価することができる。
また、情報処理装置100によれば、駐車容易性の評価結果に基づいた処理を実行することができる。これにより、駐車容易性の程度によって、処理の内容を変更することができる。たとえば、所定のエリア内に位置する複数の駐車場の駐車容易性を評価した場合、駐車容易性が高いと評価された前記エリア内駐車場を優先して呈示する。これにより、駐車容易性の高い駐車場の判別を容易におこなうことができる。
また、情報処理装置100によれば、呈示した複数の駐車場のうち1つまたは複数の駐車場を指定する指定入力を受け付け、指定入力に対応する駐車場までの経路を探索して誘導する。これにより、駐車容易性の高い駐車場への誘導を簡素な処理でおこなうことができる。
(ナビゲーション装置300のハードウェア構成)
つぎに、上述した実施の形態にかかる情報処理装置100の実施例について説明する。以下の実施例においては、情報処理装置100を、目的地点までの経路を探索し、経路を誘導するナビゲーション装置300に適用した場合について説明する。
図3は、ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM(メモリ)303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、カメラ313と、ディスプレイ314と、通信I/F315と、GPSユニット316と、各種センサ317とを備えている。また、各構成部301〜317はバス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、通信プログラム、データベース作成プログラム、データ解析プログラムなどのプログラムを記録している。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御に従って磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ306は、CPU301の制御に従って光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御に従ってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク305、光ディスク307に記録される情報の他の一例として、経路探索・経路誘導などに用いる地図データが挙げられる。地図データは、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)を表す背景データと、道路の形状を表す道路形状データとを有しており、ディスプレイ314の表示画面において2次元または3次元に描画される。ナビゲーション装置300が経路誘導中の場合は、地図データと後述するGPSユニット316によって取得された自車の現在地点とが重ねて表示されることとなる。
ここで、背景データは、さらに、背景の形状をあらわす背景形状データと、背景の種類をあらわす背景種別データとを有する。背景形状データは、たとえば、地物の代表点・ポリライン・ポリゴン・地物の座標などを含んでいる。また、背景種別データは、たとえば、地物の名称や住所・電話番号をあらわすテキストデータ、建物・河川・地表面などの地物の種別データを含んでいる。
さらに、地図中の主要な施設(POI:Point of Interest)に関しては、営業時間、駐車場の有無などの情報を施設情報として有している。さらに、地物のうち、「ガソリンスタンド」や「コンビニエンスストア」など、所定の目的のために設けられている施設は、その種類によってジャンル分けされている。そして、地物の代表点および座標のデータと、施設情報・ジャンル情報とが関連付けられている。このとき施設が分類されるジャンルは、上記のガソリンスタンドやコンビニエンスストアの他、たとえば、駐車場、駅などがある。
このうち、駐車場に関する施設情報には、駐車場の総面積、駐車可能台数、1台あたりの駐車面積、営業時間、料金、形式(平面式か立体式かなど)、配置図などの情報が含まれている。また、たとえば、地図上に表示された駐車場をクリックするなどのトリガーによって、駐車場の運営者の駐車場管理サーバなどに接続し、リアルタイムの空き状況を確認できることとしてもよい。
また、道路形状データは、さらに交通条件データを有する。交通条件データには、たとえば、各ノードについて、信号機や横断歩道などの有無、高速道路の出入り口やジャンクションの有無、各リンクについての長さ(距離)、道幅、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路など)などの情報が含まれている。
地図データの更新は、後述する通信I/F315を介して地図データベースサーバに接続し、最新バージョンの地図への更新データをダウンロードすることによっておこなう。また、地図データの更新は、地図データを一括して更新するのみならず、所定のデータ単位ごとに分けておこなうことが可能である。
音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。また、スピーカ310からは音声が出力される。なお、マイク309から入力された音声は、音声データとして磁気ディスク305あるいは光ディスク307に記録可能である。
入力デバイス311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。さらに、入力デバイス311は、デジタルカメラや携帯電話端末などの他の情報処理端末を接続し、データの入出力をおこなうことができる。
映像I/F312は、映像入力用のカメラ313および映像出力用のディスプレイ314と接続される。映像I/F312は、具体的には、たとえば、ディスプレイ314全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ314を表示制御する制御ICなどによって構成される。
カメラ313は、車両内外の映像を撮像し、画像データとして出力する。カメラ313で撮像された画像は、画像データとして磁気ディスク305あるいは光ディスク307に記録可能である。ディスプレイ314には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ314は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
通信I/F315は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置300とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信I/F315は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。
GPSユニット316は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在地点(ナビゲーション装置300の現在地点)を示す情報を出力する。GPSユニット316の出力情報は、後述する各種センサ317の出力値とともに、CPU301による車両の現在地点の算出に際して利用される。現在地点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図データ上の1点を特定する情報である。
また、各種センサ317は、車速センサや加速度センサ、角速度センサなどの、車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力する。各種センサ317の出力値は、CPU301による現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定に用いられる。
また、実施の形態にかかる情報処理装置100の構成のうち、取得部101は磁気ディスクドライブ304および磁気ディスク305、光ディスクドライブ306および光ディスク307、通信I/F315によって、評価部102はCPU301によって、処理部103はCPU301、音声I/F308、スピーカ310、入力デバイス311、映像I/F312、ディスプレイ314などによって、それぞれの機能を実現する。
(ナビゲーション装置300による経路誘導処理)
つぎに、ナビゲーション装置300による経路誘導処理について説明する。ナビゲーション装置300は、ユーザによって目的地点が設定されると、目的地点周辺の駐車場を検索する。そして、検索された駐車場の駐車容易性を評価して、評価結果が高い順に駐車場を表示する。これにより、ユーザは駐車場を選択するにあたって、それぞれの駐車場の駐車容易性を選択のための指標として用いることができる。
図4は、ナビゲーション装置による経路誘導処理の手順を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、ナビゲーション装置300のCPU301は、まず、ユーザによって目的地点が設定されるまで待機する(ステップS401:Noのループ)。目的地点の入力は、入力デバイス311を介しておこなわれる。
目的地点が設定されると(ステップS401:Yes)、磁気ディスク305または光ディスク307に記録された地図データにアクセスし、目的地点周辺の駐車場を検索する(ステップS402)。駐車場を検索する範囲は、たとえば、「目的地点から徒歩3分以内」などと設定できるようにしてもよい。また、検索する駐車場の駐車料金の上限や、駐車場の形態(立体/平面、有人/無人の別)などを設定できるようにしてもよい。
つぎに、CPU301は、磁気ディスク305または光ディスク307に記録された地図データにアクセスし、検索した駐車場の面積情報および収容台数情報を取得する(ステップS403)。駐車場の面積は、総面積の他、車両1台あたりの駐車面積や、立体駐車場の各階の面積などであってもよい。また、収容台数は、駐車場全体の収容台数の他、車種別の収容台数や立体駐車場の各階の収容台数であってもよい。これらの情報がナビゲーション装置300に記録された地図データに含まれていない場合は、通信I/F315を介して地図データベースサーバにアクセスし、最新の地図データを受信してもよい。また、駐車場の運営者の駐車場データベースにアクセスし、面積情報や台数情報がないか検索してもよい。
CPU301は、ステップS403で取得した情報を用いて、車両1台あたりの駐車面積を算出する(ステップS404)。車両1台あたりの駐車面積は、たとえば、駐車場の総面積を収容台数で割ることによって算出する。また、たとえば、駐車場の総面積に、通路スペースなどを差し引くための係数(<1)を掛け合わせた面積を収容台数で割ってもよい。
なお、面積情報として車両1台あたりの駐車面積を取得した場合には、本ステップで算出する必要はないが、たとえば、車両1台あたりの駐車面積と収容台数とを掛け合わせて、駐車場全体の駐車面積を算出する。そして、駐車場全体の駐車面積を駐車場全体の総面積から差し引けば、通路などの面積を算出することができる。この情報を、後述するステップS405の駐車容易性の評価に用いてもよい。
つぎに、CPU301は、検索した駐車場の駐車容易性をそれぞれ評価する(ステップS405)。駐車容易性は、たとえば、車両1台あたりの駐車面積の大きさや、通路面積の広さなどによって評価する。また、評価にあたって重視する項目をユーザに設定させてもよい。たとえば、ユーザによっては、総面積が広い駐車場は、駐車位置が店舗の入り口から離れた場所なる可能性があるので避けたい場合がある。このようなユーザの要望をあらかじめ設定しておけば、より適切な駐車場をユーザに呈示することができる。
そして、検索した駐車場を評価が高い順にリスト化し(ステップS406)、ディスプレイ314に表示する(ステップS407)。ユーザは、ディスプレイ314に表示された駐車場のリストから利用する駐車場を選択する。CPU301は、駐車場が選択されるまで待機し(ステップS408:Noのループ)、駐車場が選択されると(ステップS408:Yes)、選択された駐車場までの経路を探索する(ステップS409)。なお、ステップS408で選択される駐車場は複数であってもよく、複数の駐車場が選択された場合には、それぞれの駐車場までの経路を探索する。この場合、ユーザは探索された経路を見て、どの駐車場に駐車するかを決めることとなる。
CPU301は、車両が走行を開始するまで待機し(ステップS410:Noのループ)、車両が走行を開始すると(ステップS410:Yes)、駐車場までの経路を誘導する(ステップS411)。車両が駐車場に到達するまでは(ステップS412:No)、ステップS411に戻り、以降の処理を繰り返す。そして、車両が駐車場に到達すると(ステップS412:Yes)、本フローチャートによる処理を終了する。
図5は、駐車場の検索結果の表示例を示す説明図である。図5において、ディスプレイ314には、目的地点周辺の駐車場の検索結果画面501が表示されている。検索結果画面501は、駐車場名称表示部511、占有面積表示部512、総面積表示部513、収容台数表示部514、所要時間表示部515、料金表示部516、駐車容易度表示部517によって構成される。
駐車場名称表示部511は、検索された駐車場の名称を表示する。駐車面積表示部512は、車両1台あたりの駐車面積を表示する。なお、車種によって駐車面積が異なる駐車場においては、ナビゲーション装置300が搭載された車両の車種の駐車面積を表示することとしてもよい。
総面積表示部513は、駐車場の総面積を表示する。収容台数表示部514は、駐車場の駐車可能台数を表示する。所要時間表示部515は、駐車場から目的地点(図4のステップS401で設定された地点)までの所要時間を表示する。料金表示部516は、駐車場の単位時間あたりの利用料金を表示する。
駐車容易度表示部517は、図4のステップS405で評価された駐車場の駐車容易性を点数化して表示する。ユーザはこれらの項目を見て、どの駐車場を利用するかを決定する。なお、検索結果として表示する駐車場の数を、あらかじめ設定しておいてもよい。
また、検索結果画面501には、詳細表示ボタン521、決定ボタン522、再検索ボタン523、キャンセルボタン524が表示される。いずれかの駐車場が選択された状態で詳細表示ボタン521が押下されると、選択されている駐車場の詳細情報を表示する。いずれかの駐車場が選択された状態で決定ボタン522が押下されると、選択されている駐車場を利用すると決定する。再検索ボタン523が押下されると、検索条件を変更して、再度目的地点周辺の駐車場を検索する。キャンセルボタン524が押下されると、駐車場の検索をキャンセルする。
このように、リスト化して検索結果を表示する他、たとえば、検索された駐車場を地図上に表示することとしてもよい。図6は、駐車場の検索結果の他の表示例を示す説明図である。
図6において、ディスプレイ314には、地図データMPが表示されている。地図データMPには、目的地点の位置を示す目的地点表示611、検索された駐車場を示す検索結果表示612(612a〜612e)が表示されている。検索結果表示612で示される駐車場は、駐車容易度によってフラグf1〜f5が表示されている。
ユーザは、このフラグf1〜f5によって、それぞれの駐車場の駐車容易性を知ることができる。なお、駐車容易性の表示については、たとえば、駐車容易性に基づいて表示色を変更したり、視覚効果(駐車容易性の高い駐車場を点滅させるなど)を変更することとしてもよい。
ユーザは、カーソル613を動かして利用する駐車場を選択する。また、図5と同様に、詳細表示ボタン621、決定ボタン622、再検索ボタン623、キャンセルボタン624を利用して操作をおこなってもよい。
このように地図データ上に検索結果を表示することによって、駐車場と目的地点との位置関係を把握し易くすることができる。たとえば、目的地点からの所要時間が短くても、一方通行の道路に囲まれた駐車場などは利用しにくい場合がある。検索された駐車場を地図データ上に表示することによって、駐車場への到達のしやすさやユーザの嗜好などを、駐車場の選択に反映させることができる。
以上説明したように、ナビゲーション装置300によれば、駐車場の面積情報および台数情報に基づいて駐車容易性を評価する。これにより、取得が容易な情報に基づいて、駐車場の駐車容易性を評価することができる。たとえば、面積情報と台数情報とに基づいて、車両1台あたりの駐車面積を算出し、車両1台あたりの駐車面積が大きいほど駐車容易性が高いと評価する。これにより、初心者などにも車両の出し入れが容易な駐車場を駐車容易性が高いと評価することができる。
また、ナビゲーション装置300によれば、目的地点周辺の駐車場を検索し、検索された駐車場を駐車容易性が高い順に表示する。これにより、駐車容易性の高い駐車場の判別を容易におこなうことができる。このとき、合わせて駐車場の詳細な情報(目的地点からの距離や料金など)を表示することによって、より適切に駐車場の選択をおこなうことができる。
さらに、ナビゲーション装置300によれば、目的地点周辺で検索された駐車場のうち、ユーザによって選択された駐車場までの経路を探索して誘導する。これにより、駐車容易性の高い駐車場への誘導を簡素な処理でおこなうことができる。
なお、本実施の形態で説明した情報処理方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
実施の形態にかかる情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 情報処理装置による情報処理の手順を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 ナビゲーション装置による経路誘導処理の手順を示すフローチャートである。 駐車場の検索結果の表示例を示す説明図である。 駐車場の検索結果の他の表示例を示す説明図である。
符号の説明
100 情報処理装置
101 取得部
102 評価部
103 処理部

Claims (8)

  1. 車両を駐車する駐車場の面積情報および当該駐車場に駐車可能な車両の台数情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された面積情報および台数情報に基づいて、前記駐車場の駐車容易性を評価する評価手段と、
    前記評価手段によって評価された評価結果に基づく処理を実行する処理手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記評価手段は、前記面積情報と前記台数情報とに基づいて、前記駐車場の前記車両1台あたりの駐車面積を算出し、当該車両1台あたりの駐車面積が大きいほど駐車容易性が高いと評価することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得手段は、所定のエリア内に位置する複数の駐車場(以下、「エリア内駐車場」という)の前記面積情報および前記台数情報を取得し、
    前記評価手段は、前記エリア内駐車場の駐車容易性をそれぞれ評価し、
    前記処理手段は、前記エリア内駐車場に対する駐車容易性の評価に基づいて、それぞれの駐車場を呈示することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記処理手段は、前記駐車容易性が高いと評価された前記エリア内駐車場を優先して呈示することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記処理手段は、呈示した前記エリア内駐車場のうち1つまたは複数の駐車場を指定する指定入力を受け付け、指定入力に対応する駐車場までの経路を探索して誘導することを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 車両を駐車する駐車場の面積情報および当該駐車場に駐車可能な車両の台数情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された面積情報および台数情報に基づいて、前記駐車場の駐車容易性を評価する評価工程と、
    前記評価工程によって評価された評価結果に基づく処理を実行する処理工程と、
    を含んだことを特徴とする情報処理方法。
  7. 請求項6に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  8. 請求項7に記載の情報処理プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。


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