JP2007240233A - シャシーダイナモメータ - Google Patents

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Isao Nakamura
功 中村
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Ono Sokki Co Ltd
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Ono Sokki Co Ltd
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Abstract

【課題】車両駆動輪の間で作用するローラの周面の接線方向の力を、より精度良く計測する。
【解決手段】ローラ7は、シャフト6に荷重メンバ8を介して支持されている。また、ローラ7は、フランジ型歪センサ9を介してシャフト6に連結しており、シャフト6の回転と共に、フランジ型歪センサ9、ローラ7は回転する。ここで、荷重メンバ8は、ローラ7の径方向(r方向)と回転軸(x方向)方向については、外力に応じて撓まない剛性を有し、ローラ7の回転方向(Φ方向)ついては、外力に応じて撓む可撓性を有している。そして、フランジ型歪センサ9は、フランジ91と、フランジ91に固定された1または複数の歪センサ92を有し、歪センサ92は、ローラ7と車両駆動輪との間で作用するローラ7の周面の接線方向の力によってフランジ91に生じる歪みを計測する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の各種特性の測定等を行うために用いられる、車両駆動輪に対して路面を模擬するローラを備えたシャシーダイナモメータに関するものである。
シャシーダイナモメータとしては、従来、図2に示す構成を備えたシャシーダイナモメータが知られている(たとえば、特許文献1)。
ここで、図2において、aはシャシーダイナモメータの正面図、bはシャシーダイナモメータの右側面図、cはシャシーダイナモメータの上面図を表している。また、図中dは、図aの断面線A-Aによる断面を模式的に表した図である。
図示するように、このシャシーダイナモメータは、ベース1に固定された支持台2を有し、この支持台2の上にダイナモメータ3が固定されている。そして、ダイナモメータ3によって回転トルクが与えられるシャフト6の両端側には、それぞれベアリング17を介して、ローラ18が支持されている。また、シャフト6の外側の底面とフランジ型歪センサ19の中央部はボルトで締結されており、ローラ18の外側の底面とフランジ型歪センサ19の周縁部もボルトで締結されている。そして、これにより、シャフト6とローラ18は、ローラ18がシャフト6と共に回転するよう、フランジ型歪センサ19を介して連結される。
そして、このフランジ型歪センサ19は、フランジ191と、フランジ191に固定された1または複数の歪センサ192を有し、フランジ191にはシャフト6及びローラ18にフランジ191をボルトで締結するためのボルト孔が設けられている。そして、歪センサ192は、フランジ191に生じた歪みに応じた値を出力する。
ここで、フランジ型歪センサ19を取り除いた状態において、シャフト6はベアリング17によってローラ18を回動可能に支持するようになっており、ローラ18の径方向や回転軸方向の力は、基本的には、フランジ型歪センサ19に加わらない。
したがって、ローラ18と車両駆動輪との間で作用する、ローラ18の周面の接線方向の力に応じてフランジ191の各所に各々生じる歪みを歪センサ192によって計測し、計測した各所の歪み量を、予め定めた換算式に従って処理することにより、ローラ18と車両駆動輪の間で作用する、ローラ18の周面の接線方向の力を算出することができる。
特開2005-10123号公報
図2に示したシャシーダイナモメータによれば、ベアリング17は、極めて微少にしか回動しないため、ローラ18より加わる荷重によって、ベアリング17の転動面にフレッチングが発生し易く、また、これによる滑り抵抗の増加が生じ易い。そして、このようなベアリング17の滑り抵抗の増加は、ローラと車両駆動輪の間で作用する当該ローラの周面の接線方向の力の計測誤差として表れることになる。
そこで、本発明は、ローラと車両駆動輪の間で作用する当該ローラの周面の接線方向の力を、より精度良く計測することのできるシャシーダイナモメータを提供することを課題とする
前記課題達成のために、本発明は、車両駆動輪に対して路面を模擬するローラと、シャフトと、前記シャフトを回転駆動するダイナモメータとを備えたシャシーダイナモメータを、前記ローラと前記シャフトとの間に配置され、前記ローラを前記シャフトに対して支持する支持部材と、前記シャフトと前記ローラとを連結する歪検出用部材と、前記歪検出用部材に固定された歪センサとを含めて構成すると共に、前記支持部材を、前記ローラの径方向と前記ローラの回転軸方向について外力に応じて撓まない剛性を有すると共に、前記ローラの回転方向について外力に応じて撓む可撓性を有するものとしたものである。
このようなシャシーダイナモメータでは、シャフトとローラとの間に生じるローラの径方向や回転軸方向の力は、これらの方向に剛性を有する支持部材によって受けとめられ歪検出用部材には加わらない。一方で、シャフトとローラとの間に生じるローラの回転方向の力は、当該回転方向に可撓性を有する歪検出用部材が撓んで歪検出用部材に加えられる。したがって、このようなシャシーダイナモメータによれば、歪センサによって、ローラと車両駆動輪との間で作用するローラの周面の接線方向の力によって歪検出用部材に生じる歪みを、ローラの支持にベアリングを用いた場合におけるベアリング転動面の滑り抵抗に起因する計測誤差を排して精度良く計測することができるようになる。
以上のように、本発明によれば、シャーシダイナモメータにおいて、ローラと車両駆動輪の間で作用する当該ローラの周面の接線方向の力を、より精度良く計測することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1a、b、cに本実施形態に係るシャシーダイナモメータの構成を示す。
ここで、図1において、aはシャシーダイナモメータの正面図、bはシャシーダイナモメータの右側面図、cはシャシーダイナモメータの上面図を表している。また、図中dは、図aの断面線A-Aによる断面を模式的に表した図である。
図示するように、このシャシーダイナモメータは、ベース1、ベース1に固定された支持台2、支持台2の上に固定されたダイナモメータ3を有している。また、ダイナモメータ3によって回転トルクが与えられるシャフト6と、シャフト6の両端にひとつずつ設けられたローラ7を有している。
ここで、図dの断面模式図に示すように、ローラ7は、シャフト6に荷重メンバ8を介して支持されている。また、シャフト6の外側の底面には、フランジ型歪センサ9の中央部がボルトで連結され、ローラ7の中央部の外側には、フランジ型歪センサ9の周縁部がボルトで連結されている。すなわち、ローラ7は、フランジ型歪センサ9を介してシャフト6に連結しており、シャフト6の回転と共に、フランジ型歪センサ9、ローラ7は回転する。
次に、このフランジ型歪センサ9は、フランジ91と、フランジ91に固定された1または複数の歪センサ92を有し、フランジ91にはシャフト6及びローラ7にフランジ91をボルトで締結するためのボルト孔が設けられている。そして、歪センサ92は、フランジ91に生じた歪みに応じた値を出力する。
そして、荷重メンバ8は、シャフト6とローラ7に配置された、シャフト6側がシャフト6に固定され、ローラ7側がローラ7に固定された部材である。また、この荷重メンバ8は、ローラ7の径方向(図dのr方向)とローラ7の回転軸(図dのx方向)方向については、外力に応じて撓まない剛性を有する。また、この荷重メンバ8は、ローラ7の回転方向(図bのΦ方向)ついては、外力に応じて撓む可撓性を有している。
したがって、シャフト6とローラ7との間で生じるローラ7の径方向や回転軸方向の力は、荷重メンバ8によって受けとめられフランジ型歪センサ9には加わらない。一方で、シャフト6とローラ7との間で生じるローラ7の回転方向の力は、当該回転方向に可撓性を有する荷重メンバ8が撓んでフランジ型歪センサ9に加えられる。
したがって、本実施形態によれば、歪センサ92によって、ローラ7と車両駆動輪との間で作用するローラ7の周面の接線方向の力によってフランジ91の各所に各々生じる歪みを、ローラ7の支持にベアリングを用いた場合におけるベアリング転動面の滑り抵抗に起因する計測誤差を排して精度良く計測することができる。そして、これにより計測した各所の歪み量を、予め定めた換算式に従って処理することにより、ローラ7の各々と車両駆動輪の間で作用する、ローラ7の周面の接線方向の力を精度良く算出することができるようになる。
ところで、以上のシャシーダイナモメータにおける荷重メンバ8としては、たとえば、図1eに示すように構成したものを用いるようにしてもよい。
図1において、e1は荷重メンバ8の正面図を、e2は荷重メンバ8の右側面図を表している。
図示するように、この例は、内輪部81と外輪部82とを、内輪部81の外周面と外輪部82の内周面の間に僅かな隙間が生じるように設けると共に、内輪部81の外周面と外輪部82の内周面を、8本の板バネ状のスポーク83で連結した形状を有する部材を荷重メンバ8として用いたものである。ここで、このような荷重メンバ8は、図1e3の右側面図に示すように配置して用いれば、当該荷重メンバ8は、ローラ7の回転方向Φについては図1fに示すように可撓性を示しつつ、ローラ7の回転軸方向xとローラ7の径方向rについては外力に応じて撓まない剛性を示す。なお、この荷重メンバ8の内輪側はシャフト6に、荷重メンバ8の外輪側はローラ7に、ボルト孔84を用いてボルトによって固定される。
本発明の実施形態に係るシャシーダイナモメータの構成を示す図である。 従来のシャシーダイナモメータの構造を示す図である。
符号の説明
1…ベース、2…支持台、3…ダイナモメータ、6…シャフト、7…ローラ、8…荷重メンバ、9…フランジ型歪センサ、91…フランジ、92…歪センサ。

Claims (1)

  1. 車両駆動輪に対して路面を模擬するローラと、シャフトと、前記シャフトを回転駆動するダイナモメータとを備えたシャシーダイナモメータであって、
    前記ローラと前記シャフトとの間に配置され、前記ローラを前記シャフトに対して支持する支持部材と、
    前記シャフトと前記ローラとを連結する歪検出用部材と、
    前記歪検出用部材に固定された歪センサとを有し、
    前記支持部材は、前記ローラの径方向と前記ローラの回転軸方向について外力に応じて撓まない剛性を有すると共に、前記ローラの回転方向について外力に応じて撓む可撓性を有することを特徴とするシャシーダイナモメータ。
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